JPH09271565A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH09271565A
JPH09271565A JP8082846A JP8284696A JPH09271565A JP H09271565 A JPH09271565 A JP H09271565A JP 8082846 A JP8082846 A JP 8082846A JP 8284696 A JP8284696 A JP 8284696A JP H09271565 A JPH09271565 A JP H09271565A
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game
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JP8082846A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、遊技盤に設置される画像表示装
置の有効利用が図れるとともに本体枠に設置された本体
枠関連電動装置の作動状態に関する本体枠関連情報を遊
技者に分かり易いように報知しうるようにした遊技機を
提供する。 【解決手段】 本体枠に遊技盤が設置されて構成された
遊技機である。そして、前記本体枠に配設された複数の
本体枠関連電動装置と、前記本体枠関連電動装置の制御
を行う本体枠関連制御装置と、前記遊技盤に取り付けら
れ遊技に関連した画像表示を行う画像表示装置と、前記
画像表示装置の表示制御を行う画像表示制御装置とを備
え、前記本体枠関連制御装置と前記画像表示制御装置と
を電気的に接続し、前記本体枠関連電動装置の作動状態
に関する本体枠関連情報を前記画像表示装置に対して表
示可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体枠と遊技盤
とからなり、本体枠に複数の本体枠関連電動装置及び本
体枠関連制御装置が配設され、遊技盤に画像表示を行う
画像表示装置及び画像表示制御装置が設置された遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ遊技機は、機枠と前
面枠とからなる本体枠と、遊技領域が形成された遊技盤
などとから構成されていた。
【0003】本体枠の裏面側には、遊技領域で入賞した
セーフ球(入賞球)を処理するセーフ球処理装置(入賞
球処理装置)、賞球或いは球貸し時に遊技球の排出動作
を行う排出装置、及びパチンコ遊技機内の遊技球を設備
側へ抜き取る場合に排出装置を駆動するとともにその抜
き取る遊技球の流れの流路を設備側へ切り換える球抜き
装置などの電気装置類が取り付けられ、それら電気装置
類には、センサーやソレノイド或いはモータなどの電気
機器類が取り付けられていた。
【0004】また、それら電気装置類や電気機器類など
を制御する制御装置としての排出制御装置がパチンコ遊
技機の背面側に取り付けられていた。
【0005】また、遊技球を遊技領域に発射するための
発射装置や、発射装置へ遊技球を1個づつ送る球送り装
置等と、それら装置を制御する発射制御装置が、本体枠
の裏面側に取り付けられ、パチンコ遊技機前面側の、発
射操作ボリュームやタッチスイッチや単発スイッチなど
からなるハンドルユニットの操作に基づき、遊技球の発
射を行っていた。
【0006】また、前記遊技領域内の各種電気的遊技装
置類の動作制御、遊技状態の切換制御、大当たり乱数の
生成制御などを行う役物制御回路が、本体枠の裏面側に
配設されていた。
【0007】最近のパチンコ遊技機では、遊技領域に複
数の図柄等を表示可能な画像表示装置として液晶表示装
置やCRT(陰極線管)表示装置などもを取り付けら
れ、例えば、画像表示装置において行われる図柄合わせ
ゲームにより遊技を行うものが一般に知られている。
【0008】上記のような画像表示装置における表示制
御は、遊技盤裏側の表示制御回路により、役物制御回路
からの表示指令信号に基づいて行われていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示装置に
おける表示内容は、遊技に関する表示のみであったが、
それだけの表示では、画像表示装置の機能を十分発揮す
るものではない。特に、画像表示装置は、遊技領域の中
央部に配置されていて、遊技中においても、遊技者に的
確に情報の伝達を可能にするため、もっとこの機能を活
用することが臨まれている。
【0010】従来、本体枠の情報としては、例えば、遊
技盤の上側部に配設された表示ランプが、例えば、賞球
や貸し球の排出時に所定時間点灯してその排出を報知し
たり、或いは、パチンコ遊技機裏面側上部の貯留タンク
内の遊技球の貯留量が所定量に減ったときに点灯してそ
の状態を報知していた。
【0011】しかし、上記のようなランプ表示のみの報
知では、報知の情報量が少なすぎたり、或いは、内容の
的確な報知ができないなどの問題点があった。
【0012】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、遊技盤に設置される画像表示装置の有効
利用が図れるとともに本体枠に設置された本体枠関連電
動装置の作動状態に関する本体枠関連情報を遊技者に分
かり易いように報知しうるようにした遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、本体枠に遊技盤が設置され
て構成された遊技機である。この遊技機は、前記本体枠
に配設された複数の本体枠関連電動装置と、前記本体枠
関連電動装置の制御を行う本体枠関連制御装置と、前記
遊技盤に取り付けられ遊技に関連した画像表示を行う画
像表示装置と、前記画像表示装置の表示制御を行う画像
表示制御装置とを備えている。そして、前記本体枠関連
制御装置と前記画像表示制御装置とを電気的に接続し、
前記本体枠関連電動装置の作動状態に関する本体枠関連
情報を前記画像表示装置に対して表示可能にしている。
【0014】この請求項1記載の発明によれば、遊技機
の本体枠関連電動装置の作動状態に関する本体枠関連情
報が、遊技盤に取り付けられて遊技に関連した画像表示
を行う画像表示装置に対して表示可能となって、遊技者
や遊技店の店員に分かり易いように報知しうるようにな
り、遊技者や店員にとって非常に便利なものとなる。ま
た、その本体枠関連情報の画像表示装置への表示によっ
て、画像表示装置の有効利用が図れる。
【0015】遊技機には、パチンコ遊技機、パチコン遊
技機、雀球遊技機およびアレンジボール遊技機などの弾
球遊技機、並びに、スロットマシーンなどが含まれる。
本体枠関連電動装置は、遊技盤に設置された遊技関連の
電気的遊技装置(例えば、画像表示装置、変動入賞装置
など)以外の電動装置(遊技球などの遊技媒体を処理す
る球の排出装置、球抜き装置、球の発射装置、入賞球処
理装置等の遊技媒体関連の処理装置なども含む。)であ
る。本体枠関連制御装置は、遊技以外の制御を行う制御
装置で、枠関連制御装置、排出制御装置などとも呼ばれ
る。画像表示制御装置は、画像表示装置の表示制御を行
う制御装置で、表示制御装置とも呼ばれる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記本体枠関連制御装置が前記本体枠関
連電動装置の動作状態を所定の情報伝達形態に変換して
送信する情報送信手段を備えている。そして、前記画像
表示制御手段が、前記情報送信手段からの送信情報を受
信する受信手段と、受信手段により受信された情報に基
づき本体枠関連情報に関する画像表示を行う外部画像表
示制御手段とを備えている。
【0017】この請求項2記載の遊技機によれば、特
に、本体枠関連制御装置の情報送信手段から所定の情報
伝達形態に変換して送られてくる本体枠関連電動装置の
作動状態情報が、画像表示制御手段の受信手段により受
信され、その受信された情報に基づいて、外部画像表示
制御手段により、本体枠関連情報に関する画像表示が行
われるので、より確実に、請求項1記載の発明の作用効
果を実現でき、また、多数の情報を効率良く伝達でき
る。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の遊技機において、前記画像表示制御手段により、前
記遊技に関連した画像表示と、前記本体枠関連情報に関
する画像表示とを同一画面上に表示可能にしたことを特
徴としている。
【0019】この請求項3記載の遊技機によれば、特
に、画像表示制御手段により、遊技に関連した表示と、
本体枠関連の情報とを同一画面上に表示可能としたこと
により、遊技者は遊技を継続しながら本体枠関連情報を
同時に視認することができ、情報伝達手段として非常に
効果的である。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の遊技機において、前記本体枠関連電動装置に、
遊技球の排出を行う排出関連装置が含まれ、前記外部画
像表示制御手段により、前記排出関連装置の排出関連動
作状態に関する画像表示が行われることを特徴としてい
る。
【0021】この請求項4記載の発明によれば、特に、
排出関連装置に関する情報を画像表示装置により表示可
能としたので、従来にない的確な排出関連の報知が行え
る。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の遊技機において、前記本体枠関連電動装
置に、遊技領域への遊技球の発射を行う発射関連装置が
含まれ、前記外部画像表示制御手段により、前記発射関
連装置の発射関連動作状態に関する画像表示が行われる
ことを特徴としている。
【0023】この請求項5記載の発明によれば、特に、
発射関連装置に関する情報を画像表示装置により表示可
能としたので、従来にない的確な発射関連の報知が行え
る。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の遊技機において、前記本体枠関連制御手
段に、前記本体枠関連電動装置におけるトラブルの監視
を行うトラブル監視手段が含まれ、前記外部画像表示制
御手段により、前記トラブル監視手段の監視下における
前記本体枠関連電動装置のトラブル状態に関する画像表
示が行われることを特徴としている。
【0025】この請求項6記載の発明によれば、特に、
本体枠関連電動装置のトラブルの監視を行い、トラブル
表示を画像表示装置に行って、本体枠関連電動装置のト
ラブルの発生を迅速に行えるので、本体枠関連電動装置
のトラブルの発生を迅速に発見できるようになるととも
に、その報知を分かり易く行える。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の遊技機において、前記外部画像表示制御
手段には、前記本体枠関連情報の表示内容を優先的に表
示する優先表示制御を行う優先表示制御手段が含まれて
いることを特徴としている。
【0027】この請求項7記載の発明によれば、特に、
外部画像表示制御手段の優先表示制御手段により、本体
枠関連情報の表示内容を優先的に表示する優先表示制御
が行われるので、より重要な本体枠関連情報が優先的に
表示される。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれかに記載の遊技機において、前記外部画像表示制御
手段により表示制御される前記本体枠関連情報の表示の
切換を行う表示切換手段を備えたことを特徴とする。
【0029】この請求項8記載の発明によれば、表示切
換え手段により、本体枠関連情報表示の表示切換えが行
えるので、遊技者や店員が必要に応じて表示の切換を行
うことができ、便利である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0031】図1は、この発明の実施の形態に係るパチ
ンコ遊技機の前面側斜視図、図2は遊技盤の部分正面図
である。
【0032】図1に示すように、このパチンコ遊技機1
00の前面側には、その本体枠101に前面遊技枠10
4が片開き形式に開閉操作可能に取り付けられている。
【0033】この前面遊技枠104の前側上半部には、
ガラス板102gを保持するガラス枠102が片開き形
式に開閉操作可能に取り付けられるとともに、ガラス板
102gの奧側には遊技領域を構成する遊技盤1が設置
されている。このガラス枠102には、パイロットラン
プ102a、ガラス枠ランプ102b,102c,10
2d、球無し状態を知らせる完了ランプ102e、及
び、賞球排出と貸し球排出とを知らせる排出LED10
2fなどが設置されている。
【0034】また、前面遊技枠104の前側下半部に
は、発射部に遊技球を供給する上受け皿105、遊技カ
ードの有価情報を球に交換する交換操作などを行うため
のカード操作部108、上受け皿(供給皿)105に収
容しきれない遊技球を収容する下受け皿107、前記遊
技領域に向けて遊技球の発射操作を行うための発射ハン
ドル104aなどが設置されている。
【0035】上受け皿105には、カード処理装置50
0のカード差し込み口501に挿入された遊技カードに
よる球(遊技球)貸し出しの操作を行うためのカード操
作部108が設けられる他、該カード操作部108には
遊技カードの有価情報残度を表示する残度表示器108
a、球貸しスイッチ108b、返却スイッチ108c、
有効表示器108d等が配設されている。カード処理装
置(台間球貸し機)500はパチンコ遊技機100に並
設されている。
【0036】また、前面遊技枠104の前面側には球の
排出や発射に関する情報(本体枠関連情報)の表示の切
換を行う表示要求スイッチ110が設けられている。
【0037】この実施の形態に係るパチンコ遊技機10
0はいわゆる第1種のもので、図2に示すように、遊技
盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域3には、画像
表示装置4、特別変動入賞装置5、普図始動ゲート6,
6、普通図柄(普図)の可変表示器7、一般入賞口8,
8,8…、特図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、風
車と呼ばれる回転式方向変換部材10,10,…、装飾
ランプ11,11,…、装飾LED(Light Emitting D
iode)12,12,…などが設置されている。遊技領域
3の最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト
穴13が設けられている。
【0038】画像表示装置4は、例えば液晶表示装置な
どによって構成され、変動表示遊技などの遊技関連の画
像が表示されるようになっている。また、この画像表示
装置4に球の排出発射に関連する情報(本体枠関連情
報)が合成表示されるようになっている。
【0039】画像表示装置4の上側には特図始動記憶表
示器4b,4b、…が配設されている。
【0040】普通図柄の可変表示器7は、例えば、7セ
グメント型のLEDなどによって構成され、その近傍に
普通始動記憶表示器7a,7a,…が配設されている。
【0041】普通変動入賞装置9は、左右一対の開閉部
材9a,9aを備えている。これら左右一対の開閉部材
9a,9aは、常時は遊技球1個分受け入れうる間隔を
開けた状態に閉じているが、普通図柄可変表示器7で行
われる普図変動表示遊技の結果如何によって、逆「ハ」
の字状に開いて(図中、2点鎖線で示す。)遊技球を受
け入れ易い状態に変化されるようになっている。
【0042】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aは常時は閉じているが、画像表示装置4
で行われる変動表示遊技の結果如何によって、開閉扉5
aの上端側が手前側に倒れる方向に回動されてサイクル
的に開放されるようになっている。
【0043】図3はパチンコ遊技機100の背面図(裏
面図)である。
【0044】パチンコ遊技機100の裏側には、その本
体枠101に、貯留タンク201、案内樋202、排出
関連装置としての排出ユニット203および球抜きユニ
ット204、発射関連装置としてのハンドルユニット1
04および球送り装置255、セーフユニット207、
ターミナル基盤205、本体枠関連制御手段としての排
出発射制御装置210、役物制御装置260、および、
中継基盤206等が配設されている。また、遊技盤1の
裏面側に表示制御装置280が配設されている。
【0045】貯留タンク201は賞球や貸し出し球とな
る予備球を貯留するためのもので、この貯留タンク20
1中には予備球の不足を検出する補給スイッチ252
(図4)が設けられている。
【0046】案内樋202は貯留タンク201中の予備
球を2列に整列させて排出ユニット203まで流下案内
するもので、この案内樋202中には予備球が所要数あ
るか否かを検出する半端センサ251(図4)が設けら
れている。
【0047】排出ユニット203は、内部に排出ソレノ
イド(SOL,)203c,203dおよび排出セ
ンサ(センサ,)203a,203bを備え、案内
樋202により流下案内される球を上受け皿105或い
は下受け皿107に排出させたり、或いは球抜きユニッ
ト204に球を送るようになっている。
【0048】球抜きユニット204は、排出ユニット2
03により排出された球をパチンコ遊技機100の裏側
へ抜き取らせるためのもので、その内部に、球抜きソレ
ノイド(SOL)204a、球抜き棒(図示省略)の差
し込みを検出する球抜きセンサー250(図4)が取り
付けられ、排出ユニット203に連続して配設されてい
る。
【0049】ターミナル基盤205には、遊技店の中央
管理装置などへの遊技機の外部情報(発射情報、球補給
情報、球貸し情報、賞球情報、打ち込み球情報など)を
出力するための外部情報端子、および、遊技機用電源
(例えば、AC24V)を取り込むための電源コード2
05aなどを有している。
【0050】表示制御装置280は内部に表示制御回路
280Aを備え、その背面側は背面カバー312で覆わ
れている。この表示制御装置280が画像表示装置4の
表示制御を行うようになっている。
【0051】排出発射制御装置210は内部に排出発射
制御回路210Aを備え、後述するように本体枠101
に配設された各種の電動装置(排出ユニット203、球
抜きユニット204、球送り装置255、ハンドルユニ
ット104など)やガラス枠102に配設された枠装飾
部材(完了ランプ102eや排出LED(ガラス枠LE
D)102f)の制御を行っている。
【0052】また、排出発射制御装置210の背面側に
は、ハンドルユニット104のボリューム104dの基
準強度を微調整する発射微調整ツマミ210a、ハンド
ルユニット104のタッチ部材104eの感度を調整す
るタッチ感度調整ツマミ210b、遊技球の排出制御処
理をリセットする排出リセットスイッチ(ボタン)21
0cが設けられている。
【0053】役物制御装置260は内部に役物制御回路
260Aを備え、遊技盤1に配設された役物装置(特別
変動入賞装置5、普通図柄可変表示器7、普通変動入賞
装置9など)やガラス枠102に配設された枠装飾部材
(パイロットランプ102aやガラス枠ランプ102b
〜102d)の制御を行っている。また、役物制御装置
260の背面側には確率設定装置311が取り付けら
れ、該確率設定装置311には確率設定スイッチ311
Aが設けられている。また、役物制御装置260の背面
側には本体枠101に配設された本体枠関連装置のトラ
ブルの種類を表示する表示器(OKモニタ)300(例
えば2桁の7セグメント型の表示器)が設けられてい
る。
【0054】中継基盤206には、第1〜6のコネクタ
206a〜206fが設けられ、球送り装置255、カ
ード処理装置500、カード操作部108、ガラス枠1
02に配設された装飾部材、および、役物制御装置26
0や排出発射制御装置210間などの配線の中継をして
いる。また、中継基盤206の背面にはスピーカーの音
量ツマミ206mが設けられている。
【0055】球送り装置255は、遊技球の発射部(図
示省略)近傍に設置され、該球送り装置255内部の球
送りマグネット(Mg)255a(図4)の作用によ
り、遊技球を1個ずつ上受け皿105の発射流路から発
射部まで送るようになっている。この球送りマグネット
255aは例えば電磁石からなっている。
【0056】ハンドルユニット104は、発射ハンドル
104a(図1)、球打ちレバー104b、該球打ちレ
バー104bを駆動させるロータリーソレノイド104
c(図4)、単発打ちを可能とさせる単発スイッチ10
4f(図4)、遊技者のタッチを条件として発射させる
ようにするタッチ部材104e(図4)、発射ハンドル
104aの操作により発射の強弱操作を可能とさせるボ
リューム104d(図4)等を備えている。
【0057】セーフユニット207は、遊技盤1の各入
賞部(一般入賞口8,普通変動入賞装置9,大入賞口5
bなど)に入賞した遊技球(入賞球)を一カ所に集める
ために遊技盤1裏側に設けられた集合樋(図示省略)の
集合端部に設置されている。
【0058】このセーフユニット207は、セーフソレ
ノイド207a(図4)とセーフセンサー207b(図
4)を備え、集められた入賞球を、1つずつ順に、セー
フセンサ207bの検出部で保持し、入賞検出スイッチ
(始動スイッチ、カウントスイッチなど)およびセーフ
センサー207bの信号に基づきにより該当賞球数を排
出発射制御回路210Aに送信し、所定時間経過後(役
物制御回路260Aからの賞球数情報の送信後)に、そ
の保持球をセーフソレノイド207aで解除して下方に
落として回収するようになっている。
【0059】また、図3に現れないが、下受け皿107
の奧には球が下受け皿107に溢れている状態を検出す
るオーバーフロースイッチ232(図4)が、遊技盤1
03のアウト口13の奥にはアウト球センサー259
(図4)が、それぞれ配設されている。
【0060】上述した本体枠101に配設された各種装
置のうち、球抜きセンサ250、半端センサー251、
補給スイッチ252、排出関連装置としての排出ユニッ
ト203および球抜きユニット204、セーフユニット
207、発射関連装置としてのハンドルユニット104
および球送り装置255、カード操作部108、アウト
球センサ259、並びに、オーバーフロースイッチ23
2等が、本体枠関連電動装置を構成している。
【0061】図4は、排出発射制御回路と該排出発射制
御回路に接続された各種電動装置や各種制御装置との配
線関係を示すブロック図である。
【0062】同図に示すように、排出発射制御回路21
0Aには、ターミナル基盤205、排出球抜きユニット
203,204、セーフユニット207、ハンドルユニ
ット104、オーバーフロースイッチ232、アウト球
センサー259、球送り装置255、カード処理装置5
00、役物制御回路260A、および、表示制御回路2
80Aが配線接続されている。
【0063】排出発射制御回路210Aは、本体枠関連
電動装置(球抜きセンサー250、半端センサー25
1、補給SW252、排出球抜きユニット203,20
4、セーフユニット207、ハンドルユニット104、
球送り装置255、完了ランプ102eなど)や枠装飾
部材(完了ランプ102eおよび排出LED102f)
の制御を行うとともに、画像表示装置4に本体枠関連情
報の合成表示を行わせるために表示制御回路280Aに
コマンド信号を送信するようになっている。また、ガラ
ス枠102が開けられたときなどに、ガラス枠SW10
2hからの検出信号が排出発射制御回路210Aに入力
されるようになっている。
【0064】また、排出発射制御回路210Aは、2つ
の電源回路211a,211bを備えており、第1の電
源回路211aにより球抜きセンサー250、半端セン
サー251、補給SW252、排出球抜きユニット20
3,204、セーフユニット207、ハンドルユニット
104のスイッチ系統(単発スイッチ104f、タッチ
プレート104e、ボリューム104d)、役物制御回
路260A、各種役物装置、表示制御回路280A、お
よび、画像表示装置4の電源供給が行われ、また、球の
発射を安定するために別系統の第2の電源回路211b
により球送り装置255およびハンドルユニット104
のロータリーソレノイド104cに電源が供給されてい
る。
【0065】ターミナル基盤205は、排出発射制御回
路210Aから送信される外部情報信号(球補給信号、
球貸し信号、賞球信号、打込み球信号、本体枠関連装置
のトラブル信号など)を外部情報端子205bを介して
遊技店の管理装置へ転送する他、球抜きセンサー25
0、半端センサー251および補給SW252からの入
力信号を中継して排出発射制御回路210Aへ出力す
る。また、ターミナル基盤205には電源コード205
aが設けられ、該電源コード205aにより遊技機外部
から電源を取り込んで排出発射制御回路210Aに送っ
ている。
【0066】カード処理装置500は、カード操作装置
108および排出発射制御回路210Aとの間で信号の
やり取りをして、カード操作装置108の操作により排
出発射制御回路210Aに貸出要求信号を送ったりす
る。
【0067】役物制御回路260Aは、役物中継基盤2
57を介して、遊技盤1上に配設された役物装置類(特
別変動入賞装置5、特図始動記憶表示器4b、普通図柄
可変表示器7、普図始動記憶表示器7a、普通変動入賞
装置9、装飾ランプ11,…、LED12,…など)の
制御を行うとともに、表示制御回路280Aに対して画
像表示装置4に遊技関連の表示を行わせるためのコマン
ド信号を送信する。また、役物制御回路260Aにはセ
ーフセンサー207bからセーフ球の検出信号が入力さ
れて、排出発射制御回路210Aに賞球数のデータ信号
と賞球排出の要求信号などが送られるようになってい
る。
【0068】また、この役物制御回路260Aは、ガラ
ス枠102に配設された枠装飾部材(パイロットランプ
102a、および、ガラス枠ランプ102b〜102
d)の制御も行うようになっている。
【0069】表示制御回路280Aは、役物制御回路2
60Aや排出発射制御回路210Aからのコマンド信号
に基づいて画像表示装置4に遊技関連の表示や本体枠関
連情報の合成表示を行わせるようになっている。
【0070】図5は、図4に示される遊技関連の制御を
行う役物制御回路260Aとその周辺の詳細なブロック
図である。
【0071】役物制御回路260Aは、内部にRAM2
61a、CPU261bおよびROM261cを備えた
役物用IC261、制御ROM262、分周回路26
3、電源回路264、I/Oバス270、出力ポート2
65、ドライバー266,269、ローパスフィルター
267、バッファーゲート268、サウンドジェネレー
ター272、アンプ273などから構成されている。
【0072】ドライバー266側には、中継基盤206
のコネクター206cを介して枠装飾部材102のラ
ンプ102a〜102d、スピーカー106a、106
bなどが接続されている。また、ドライバー266側に
は、特別変動入賞装置5、特図始動記憶表示器4b、普
通図柄表示装置7、普図始動記憶表示器7a、普通変動
入賞装置9、装飾ランプ11,…、装飾LED12,
…、および、遊技盤外部情報端子400が接続されてい
る。
【0073】ローパスフィルター267側には、特図始
動スイッチ9b、普図始動スイッチ6a、カウントスイ
ッチ5c、継続スイッチ5d、確率設定スイッチ31
1、セーフユニット207のセーフセンサー207bが
接続されている。
【0074】サウンドジェネレータ272には、アンプ
273を介して左右のスピーカー106a,106bが
接続されている。
【0075】役物用IC261はドライバー269aを
介して表示制御回路280Aと接続されており、また、
ドライバー269bを介して排出発射制御回路210A
と接続されている。
【0076】制御ROM262には、遊技関連の制御プ
ログラムや制御データなどが書き込まれている。
【0077】CPU261bは、制御部、演算部、各種
カウンタ、各種フラグなどを備え、RAM261aを作
業領域にして、制御ROM262中のプログラムに従い
制御処理を行うようになっている。ROM261cに
は、電源投入時に制御ROM262が正常か否かを判別
するセキュリティーチェック用のプログラムが書込まれ
ている。
【0078】遊技盤外部情報端子400は、遊技関連の
情報(大当り情報、変動表示遊技の変動開始情報など)
を店の管理装置に送るためのものである。
【0079】図6は、図4の排出発射制御回路とその周
辺の詳細なブロック図である。
【0080】排出発射制御回路210Aは、CPU21
5、ROM213およびRAM214がワンチップで作
られたワンチップマイクロコンピュータ212、2つの
電源回路211a,211b、ドライバー216a,…
とフィルター216bとを備えた入出力回路216(図
4)、情報送信手段としてのインターフェース(I/
F)217,217,‥、球抜きソレノイド(SOL)
監視回路220、強弱調整回路218、タッチ回路21
9、パワーONプロテクト回路221等から構成されて
いる。
【0081】ROM213には球の排出発射の制御プロ
グラムや制御データが書き込まれている。
【0082】CPU215は、制御部、演算部、各種カ
ウンタ、各種フラグなどを備え、RAM214を作業領
域にROM213中の制御プログラムに従って球の排出
発射の制御処理を行う。
【0083】インターフェース217,217,…は例
えばフォトカプラなどから構成される。このインターフ
ェース217,217,…には、カード処理装置50
0、表示制御回路280A、および、役物制御回路26
0Aが接続され、また、外部情報端子205bを介して
店の管理装置が接続されている。
【0084】フィルター216bには、オーバーフロー
スイッチ232、半端センサー251、球抜きセンサー
250、排出センサー203a,203b、アウト球セ
ンサー259、ガラス枠SW102hが接続されてい
る。
【0085】ドライバー216aには、ロータリーソレ
ノイド104c、外部情報端子205b(外部情報端子
205bのリレースイッチ)、球送りMG(マグネッ
ト)255a、排出ソレノイド203c,203d、セ
ーフソレノイド207a、球抜きソレノイド204a、
完了ランプ102eや排出LED(ガラス枠LED)1
02f(中継基盤206を介して)、および、OKモニ
タ300などが接続されている。
【0086】OKモニタ300は、各種トラブル(例え
ば本体枠関連装置のトラブル)に対応した記号を表示す
るためのもので、例えば2桁の7セグメント型の表示器
からなっている。このOKモニタ300により、排出発
射関連のトラブル表示をパチンコ遊技機100の裏面側
からも見られるようになっている。
【0087】強弱調整回路218は、ハンドルユニット
104のボリューム104dからのアナログ信号をデジ
タル信号に変換してワンチップマイクロコンピュータ2
12に送信する。また、強弱調整回路218は、ロータ
リーソレノイド104cの動作強弱を調整するために、
ワンチップマイクロコピュータ212からの制御信号に
従って強弱に応じた数のパルス信号をロータリーソレノ
イド104e側に出力する。
【0088】タッチ回路219はタッチSW104eか
らの信号をデジタル信号に変換してワンチップマイクロ
コンピュータ212に出力する。
【0089】パワーONプロテクト回路221は、カー
ド処理装置500とのデータの送受信に仲介するインタ
ーフェース217や、排出球抜きユニット203,20
4等へ信号出力を行うドライバー216aに対して、電
圧が不安定となる電源投入時に間違った信号が送信出力
されないように保護をかける回路である。
【0090】球抜きソレノイド監視回路220は、球抜
きソレノイド204aに制御信号が出力されているか否
かを監視して、出力あり無しの信号をワンチップマイク
ロコンピュータ212に出力する。
【0091】OKモニタ300には、ワンチップマイク
ロコンピューター212が枠関連装置の故障(トラブ
ル)の発生を検知した場合に、そのトラブルの種類を示
すトラブルNO.(或は記号)の表示信号がワンチップ
マイクロコンピューター212から出力され、トラブル
の種類を示すトラブルNO.の表示を行う。
【0092】図7は、図4に示される画像表示装置4の
表示制御を行う表示制御回路280Aの詳細なブロック
図である。
【0093】表示制御回路280Aは、外部画像表示制
御手段の役割を兼ねた表示用CPU282、制御ROM
282a、制御RAM282b、VDP(Video Digita
l Processor )283、ワークRAM284、キャラク
ターROM285、ビデオRAM286、ドライバー2
88、受信手段としてのインターフェース(I/F)2
90、入力回路291、サウンドジェネレータ292、
アンプ293などから構成される。
【0094】インターフェース290には排出発射制御
回路210Aが接続され、このインターフェース回路2
90を介して排出発射制御回路210Aからのデータ信
号(本体枠関連情報の合成表示に関与するコマンド信
号)を受信する。このコマンド信号は例えば8ビット信
号を1単位とした信号である。
【0095】入力回路291は、該表示要求スイッチ1
10からのスイッチ信号を入力して表示用CPU282
に送信する。
【0096】制御ROM282aには、役物制御回路2
60Aおよび排出発射制御回路210Aからの制御信号
に従って画像表示装置4の表示制御を行うための制御プ
ログラムや制御データが書き込まれている。
【0097】キャラクターROM285には、画像表示
装置4に表示される遊技関連の各種図柄、キャラクタ
ー、文字などの画像データ、並びに、画像表示装置4に
合成表示される本体枠関連情報のメッセージ表示用の画
像データ等が書き込まれている。
【0098】ビデオRAM286にはキャラクター用記
憶領域286aと背景用記憶領域286bが設けられ、
VDP283で編集されたキャラクターの画像信号がキ
ャラクター用記憶領域286aに、VDP283で編集
された背景の画像信号が背景用記憶領域286bに一時
的に貯留される。
【0099】表示用CPU282は、制御部、演算部、
各種カウンタ、各種フラグなどを備え、制御RAM28
2bを作業領域に制御ROM282a中の制御プログラ
ムに従って制御処理を行い、VDP283に指令を出
す。
【0100】VDP283は、表示用CPU282の指
令に従ってキャラクターROM285から該当する図
柄、キャラクター、文字、メッセージなどの画像データ
を読み出し、ワークRAM284を作業領域にそれらの
画像データを編集する。そして、編集した画像データを
ビデオRAM286に一時的に貯留しておき、画像表示
装置4から画像タイミング信号が入力されるのを待っ
て、その画像タイミング信号に合わせてビデオRAM2
86に貯留しておいた画像信号をRGB画像信号に載せ
て画像表示装置4に送信する。
【0101】この実施の形態のパチンコ遊技機は、上記
のように構成されていて、役物制御回路260Aや表示
制御回路280Aおよび排出発射制御回路210Aによ
り、例えば、次のような遊技動作および遊技内容の制御
が行われる。
【0102】例えば、カード処理装置500のカード差
込み口501に遊技カード(図示省略)を挿入して、カ
ード操作部108の球貸しスイッチ108bを操作する
と、カード処理装置(カードユニット)500の準備が
整ったことを知らせるレディー(READY)信号がカ
ード処理装置500から排出発射制御回路210Aに送
られるとともに、このレディー(READY)信号をタ
イミング信号として、球貸しスイッチ信号(貸し出し要
求信号)が排出発射制御回路210Aに入力される。
【0103】この貸し出し要求信号が入力されると、排
出発射制御回路210Aにより排出ソレノイド203
c,203dの作動信号が排出ユニット203に送られ
て、排出ユニット203により上受け皿105への球の
排出が行われる。この球の排出が行われる際には、排出
ユニット203の排出センサー203a,203bが排
出球を1個ずつ検出して、検出信号を排出発射制御回路
210Aに出力する。その検出信号により排出発射制御
回路210Aで排出球のカウントが行われて、所定個数
の球の排出が行われる。
【0104】上受け皿105に球が供給されると、その
球が球送り装置255の方向に流下する。この状態で、
タッチプレート104eに手を当てて発射ハンドル10
4を回動操作すると、タッチ信号と回動操作量に応じた
ボリューム信号が排出発射制御回路210Aに送られ
る。このタッチ信号とボリューム信号に基づいて、排出
発射制御回路210Aの指令により球送り装置255が
駆動して球を発射部に1個ずつ送るとともに、ボリュー
ム信号のボリュームに応じた所定数のパルス信号が排出
発射制御回路210Aから出力され、そのパルス数に応
じた駆動力でハンドルユニット104のロータリーソレ
ノイド104cが駆動する。そして、発射レバー104
bの回動により発射部上の球が1つずつ遊技領域3に発
射される。
【0105】遊技領域3に発射された球は、遊技領域3
中を流下して行きながら、一般入賞口8,8,…、普通
変動入賞装置9又は大入賞口5bに入賞したり、普図始
動ゲート6,6を通過したりする。各種入賞部8、9,
5bなどに入賞できなかったか、或いは普通始動ゲート
8,8を通過した球はアウト穴13に回収される。
【0106】球が各入賞部8、9、5b、…に入賞した
ときには、その入賞球は遊技盤1裏側の集合樋に案内さ
れてセーフユニット207に集合される。その集合され
た入賞球はセーフセンサー207bにより検出され、そ
の検出信号が役物制御回路260Aに送られる。集合し
た入賞球が複数の場合には、セーフユニット207で処
理されるまでの間、セーフセンサー207bに至る案内
流路の中で停留される。
【0107】入賞球の検出信号が役物制御回路260A
に送られると、役物制御回路260Aから賞球数の確認
信号と賞球排出の要求信号が排出発射制御回路210A
に送られて、排出発射制御回路210Aの指令により、
排出ユニット203が作動して上受け皿105への所定
個数の球の排出が上述のように行われる。
【0108】所定個数の排出が完了すると、排出発射制
御回路210Aから駆動信号が出力されて、セーフソレ
ノイド207aの駆動により入賞球を落下させる。そし
て、次の入賞球がセーフセンサー207bに検出され
て、上記と同様の処理が繰り返される。
【0109】一方、遊技領域3に発射された球が遊技領
域3中を流下する過程で、普通変動入賞装置9や大入賞
口5bに入賞したときには、普通変動入賞装置9内の特
図始動スイッチ9bや大入賞口5b内のカウントスイッ
チ5c又は継続スイッチ5dに検出されて、その検出信
号が役物中継基盤257を介して役物制御回路260A
に送られるとともに、該役物制御回路260A内で各入
賞部(普通変動入賞装置9,大入賞口5b)毎の入賞数
が記憶(入賞記憶)される。
【0110】そして、入賞球が前記集合樋に案内されて
セーフユニット207のセーフセンサー207bに検出
されると、その検出信号が役物制御回路210Aに送ら
れ、そして、役物制御回路260Aから排出発射制御回
路210Aへ各入賞記憶の賞球数の確認信号と賞球排出
の要求信号が送信されるとともに、その送信時に前記入
賞記憶がクリアされる。
【0111】と同時に、その送られてきた賞球数データ
に基づいて排出発射制御回路210Aにより排出ソレノ
イド203c,203dが駆動されて所要数の賞球排出
が上述のようになされる。そして、賞球排出完了でセー
フソレノイド207を作動させて、入賞球を落下させ
る。
【0112】遊技球が普通変動入賞装置9に入賞してそ
の入賞検出信号が役物制御回路260Aに送られたとき
には、役物制御回路260Aからの指令で、表示制御回
路280Aにより、画像表示装置4による変動表示遊技
(例えば、図柄合わせゲーム)が行われる。その変動表
示遊技の結果が大当りを発生させる停止表示態様(例え
ば、数字のゾロ目)であるときには、役物制御回路26
0Aからの指令により、特別変動入賞装置5がサイクル
的に開放される特別遊技が行われる。
【0113】また、遊技球が普図始動ゲート6,6を通
過したときには、その通過信号が役物制御回路260A
に送られて、役物制御回路260Aの指令で、普通可変
表示器7による普通変動表示遊技が行われる。その普通
変動表示遊技の結果が当りを発生させる停止表示態様
(例えば、「7」)であるときには、役物制御回路26
0Aの指令により、普通変動入賞装置9が所定の開放動
作を行う。
【0114】遊技中、遊技状態に応じて、役物制御回路
260Aからの駆動信号により、左右のスピーカー10
6a、106bから効果音や音声が発っせられたり、ガ
ラス枠ランプ102b〜102dやパイロットランプ1
02aが点灯又は点滅される。
【0115】また、遊技領域3に発射された球が遊技領
域3中を流下して、アウト穴13に回収されたときに
は、アウト穴センサー259に検出されて、その検出信
号が排出発射制御回路210Aに送られる。
【0116】アウト穴センサー259から検出信号が送
られたときには、セーフセンサー207bから送られて
くるセーフ信号(賞球排出要求信号)と合算してその合
算したものが打ち込み球信号としてターミナル基盤20
5を介して中央管理装置に送られる。また、上記の貸出
球の排出、賞球の排出などが行われるときには、球貸し
数や賞球数に基づいた信号(例えば排出球が10個で1
パルスの信号)が排出発射制御回路210Aからターミ
ナル基盤205の外部情報端子205bを介して店の中
央管理装置などに送られる。
【0117】排出ユニット203による遊技球の排出に
よって、遊技球が上受け皿105に溢れた場合には、内
部流路を通って遊技球が流下して、下受け皿107に貯
留される。更に、遊技球が下受け皿107に溢れた場合
には、下受け皿107の奥に設置されたオーバーフロー
スイッチ232に検出されて、オーバーフロー信号が排
出発射制御回路210Aに送られる。
【0118】そのオーバーフロー信号に基づいて、排出
発射制御回路210Aの指令により、排出ユニット20
3の排出ソレノイド203c,203dが停止されて球
の排出が止められるとともに、ハンドルユニット104
のロータリーソレノイド104cや球送り装置255の
球送りマグネット255aが停止されて球の発射ができ
ない状態となる。
【0119】その他、排出球の数が足りなかったときに
は、半端センサー251からの検出信号がターミナル基
盤205を介して排出発射制御回路210Aに送られ、
排出発射制御回路210Aにより、排出ユニット203
の排出ソレノイド1,2(203c,203d)による
球の排出が停止されたり、また、ガラス枠102が開か
れたときには、その開状態を検出するガラス枠スイッチ
102dからの検出信号が排出制御回路210Aに入力
され、排出制御回路210Aによりガラス枠ランプ10
2dが点灯されたり、また、球抜き操作がなされたとき
には、球抜きセンサー250からの検出信号がターミナ
ル基盤205を介して排出発射制御回路210Aに送ら
れ、排出発射制御回路210Aにより、排出ユニット2
03の排出ソレノイド1,2(203c,203d)と
球抜きユニット204の球抜きソレノイド204cが作
動されて球抜きが行われたりする。
【0120】上述した球の排出や発射に関する処理が行
われている際には、排出発射制御回路210Aから、球
の排出発射関連の情報が載ったコマンド信号が表示制御
回路280Aに送信されている。
【0121】そして、排出発射制御回路210Aが球の
排出発射関連の機構やその他の裏機構のトラブル(後
述)を検知した場合には、そのトラブルの情報がコマン
ド信号に載って表示制御回路280Aに送られる。この
コマンド信号に基づいて、表示用CPU282の指令に
より、VDP283でトラブルに応じたトラブル情報表
示(例えば、メッセージ表示)の画像データがキャラク
ターROM285より抽出され、役物制御回路260A
側の指令で行われている遊技関連の画像(例えば、変動
表示遊技の画像等)に合成された上で、その画像信号が
画像表示装置4に送られる。それにより、画像表示装置
4で遊技関連の画像に合成されて前記トラブルに応じた
トラブル情報の表示が行われる。
【0122】また、パチンコ遊技機100前面側に配設
された表示要求スイッチ110がオン操作されると、表
示要求SW信号が表示制御回路280Aに送られる。そ
の表示要求SW信号に基づいて、前記コマンド信号に含
まれるデータにより、球の排出や発射に関する処理動作
(賞球の排出動作、賞球数、球貸し動作、球抜き動作、
球発射動作、発射レベル(ボリューム)、止め打ち動
作)に関する情報表示(本体枠関連情報)が、遊技関連
の画像と合成されて画像表示装置4で行われる。ここ
で、止め打ちとは球を或る時間間隔おいて発射したり止
めたりする打ち方のことである。これらの本体枠関連情
報の合成表示の内容および制御については後で詳述す
る。
【0123】図8には、排出発射制御回路210Aによ
り行われる球の排出発射に関するメイン制御処理(排出
発射のゼネラルフロー)のフローチャートを示す。
【0124】この制御処理は、所定の周期(例えば、約
2ms)を持ったリセット信号に基づいてスタートから
エンドまでの1シーケンスずつの処理が行われる。
【0125】そのリセット信号により、この処理が開始
されると、ステップS1において先ずパワーON時(電
源の投入時)であるか否かを判定する。この判定の結
果、パワーON時であればステップS2でパワーON処
理をしてそのまま1シーケンスの処理を終了するが、パ
ワーON時でなければステップS3に移行する。
【0126】ステップS3では、フィルター216b側
より、オーバーフローSW232、半端センサー25
1、球抜きセンサー250、排出センサー203a,2
03b、および、アウト球センサー259の検出信号を
入力する処理をしてステップS4に移行する。
【0127】ステップS4では、インターフェース回路
217,217,…側より、役物制御回路260A、カ
ードユニット(カード処理装置500)、および、表示
制御回路280Aからのデータを受信する処理をしてス
テップS5に移行する。
【0128】ステップS5では、ステップS3,S4で
入力した検出信号および受信データに基づいて、球の排
出機構(即ち、排出ユニット203の排出ソレノイド2
03c,203d、球抜きユニット204の球抜きソレ
ノイド204a、セーフユニット207のセーフソレノ
イド207a)の制御内容や役物制御回路260A及び
カードユニットに送信するデータ内容を決める処理を行
ってステップS6に移行する。
【0129】ステップS6では、ステップS3,S4で
入力した検出信号および受信データに基づいて球の発射
機構(即ち、ハンドルユニット104のロータリーソレ
ノイド104c、球送り装置255の球送りマグネット
255a)の制御内容を決定する処理を行ってステップ
S7に移行する。
【0130】その後、順に、球の排出発射に関わる機構
やその他の裏機構のトラブル(後述)を監視する処理
(ステップS7)、止め打ちなどの不正を監視する処理
(ステップS8)をしてステップS9に移行する。
【0131】ステップS9では、画像表示装置4に表示
される排出発射関連の情報を示すコマンドデータの決定
を行う排出発射関連表示制御処理のサブルーチン処理
(後述)をしてステップS10に移行する。
【0132】その後、順に、音声制御処理(ステップS
10)、ターミナル基盤205の外部情報端子205b
側から店の管理装置へ外部情報を出力する処理(ステッ
プS11)をしてステップS12に移行する。
【0133】ステップS12では、ステップS5,S9
で決定されたデータ信号を役物制御回路260A、カー
ド処理装置500、および、表示制御回路280Aに送
信する処理をしてステップS13に移行する。
【0134】ステップS13では、ステップS5,S6
で決定された制御信号(作動信号)をドライバー216
a側より、排出ソレノイド203c,203d、球抜き
ソレノイド204a、セーフソレノイド207a、ロー
タリーソレノイド104c、および、球送りマグネット
255aに出力する処理をしてこのシーケンスの処理を
終了する。
【0135】そして、次のリセット信号が作成されるの
を待った上で、次のリセット信号により次のシーケンス
処理(ステップS1〜S13)が行われる。
【0136】図9には、図8の排出発射のゼネラルフロ
ーのステップS9で行われる排出発射関連表示制御処理
のサブルーチン処理のフローチャートを示す。
【0137】排出発射関連表示制御処理が開始される
と、先ず、ステップS20においてゼネラルフロー(図
8)のステップS7で行われるトラブル監視処理の結果
に基づいて、トラブル発生か否かを判定する。
【0138】その結果、トラブル発生でなければステッ
プS21において表示制御回路280Aに送るために表
示無しのトラブルデータをRAM214中にセットして
ステップS24に移行する。
【0139】一方、トラブル発生であれば、順に、各ト
ラブルに対応したトラブルデータ(表示情報データ)を
表示制御回路280Aに送るためにRAM214中にセ
ットする処理(ステップS22)、各トラブルに関連し
た関連データを管理装置に送信するためにRAM214
中にセットする処理(ステップS23)をしてステップ
S24に移行する。
【0140】ステップS24では、排出関連の動作(排
出ユニット203による賞球の排出動作、排出ユニット
203による球貸しの排出動作、又は、球抜きユニット
204による球抜き動作)が有るか否かを判定する。
【0141】その結果、その排出関連の動作がなければ
ステップS25において、表示制御回路280Aに送る
ための排出関連表示情報(賞球関連データ、球貸し中か
否かのデータ、球抜き中か否かのデータ)を表示無しの
データにしてRAM214中にセットする処理をしてス
テップS27に移行する。
【0142】一方、上記排出関連の動作があればステッ
プS26において、動作に応じた排出関連表示情報(賞
球関連データ、球貸し中か否かのデータ、球抜き中か否
かのデータ)を表示制御回路280Aに送るためにRA
M214中にセットする処理をしてステップS27に移
行する。
【0143】ステップS27では、球の発射動作(ロー
タリーソレノイド104cの動作、球送り装置255の
動作、アウト球センサー259のセンサー信号入力、セ
ーフセンサー207bのセンサー信号入力)が有るか否
かを判定する。
【0144】その結果、前記発射関連の動作がなければ
ステップS28において、表示制御回路280Aに送る
ための発射作動表示情報(発射作動中か否かのデータ)
を表示無しのデータにしてRAM214中にセットする
処理をしてステップS30に移行する。
【0145】一方、上記発射関連の動作がなければステ
ップS29において、表示制御回路280Aに送るため
の発射作動表示情報(発射作動中か否かのデータ)を表
示有りのデータにしてRAM214中にセットする処理
をしてステップS30に移行する。
【0146】ステップS30では、ハンドルユニット1
04の発射操作が有るか否かを判定し、有ればステップ
S31に移行するが、無ければステップS34にジャン
プする。
【0147】ステップS31では、ハンドルユニット1
04の発射操作の変更(ボリューム104dの回動量の
変更)後に所定時間が経過したか否かを判定する。
【0148】その結果、経過していなければステップS
32において、ロータリーソレノイド104cの作動の
ために出力されるパルス信号のパルス数に対応させて、
表示制御回路280Aに送るための発射レベル表示デー
タをRAM214中にセットする処理をしてステップS
34に移行する。
【0149】一方、経過した場合にはステップS33に
おいて、表示制御回路280Aに送るねための発射レベ
ル表示データをクリアする処理をしてステップS34に
移行する。
【0150】ステップS34では、ハンドルユニット1
04の発射操作パターンをゼネラルフロー(図8)の複
数回のシーケンスに亘って監視することにより止め打ち
発生か否かを判定する。
【0151】その結果、止め打ち発生であれば、順に、
表示制御回路280Aに送るための止め打ち禁止表示デ
ータをRAM214中にセットする処理(ステップS3
6)、管理装置に送信するための止め打ち発生データを
RAM214中にセットする処理(ステップS27)を
して、このサブルーチン処理を終了する。
【0152】一方、止め打ち発生でなければステップS
38において、表示制御回路280Aに送るための止め
打ち禁止表示データをクリアする処理をして、このサブ
ルーチン処理を終了しゼネラルフロー(図8)の次のス
テップへ移行する。
【0153】次に、排出発射のゼネラルフロー(図8)
のステップS12のデータ転送処理において、排出発射
制御回路210Aから表示制御回路280Aへ転送され
るコマンド信号についての説明を行う。
【0154】図10は、コマンド信号が排出発射制御回
路210Aから表示制御回路280Aへ転送される際の
各送信信号のタイミングを示したタイミングチャートで
ある。
【0155】同図に示すように、排出発射制御回路21
0Aから表示制御回路280Aへコマンド信号が転送さ
れる際には、先ず、1つのリセット信号が送信され、そ
のリセット信号に伴って3つのストローブ信号と3単位
のコマンド信号データ(DATA、DATA、DA
TA)が送信される。
【0156】リセット信号は、表示制御回路280Aの
表示用CPU282に入力されることにより、表示用C
PU282で行われている表示制御処理に割込んで、割
込処理としてコマンド信号の受信などの通信処理を行わ
せるためのものである。
【0157】ストローブ信号はコマンド信号の転送のタ
イミングをとる信号である。
【0158】図11は、コマンド信号中のデータ(DA
TA)の内容を示すデータ構成図表である。
【0159】データは8ビットのビットデータであ
り、その中の1ビットがリセット信号の役割を(データ
においては「1」で、リセット信号有り)、1ビット
がストローブ信号の役割をしている。そして、残りのビ
ットには、球の排出発射に関わる機構やその他の裏機構
のトラブルを示すトラブルデータ(5ビットデータ)
と、トラブル発生の合成表示をするか否かのデータ(1
ビットデータ)とが書き込まれている。
【0160】図12は、データ中のトラブルデータの
内容とそれに対応した表示内容およびトラブルの内容を
示した図表である。
【0161】この図表には、データ中のトラブルデー
タのデータ内容と、そのデータ内容に対応して画像表示
装置4に合成表示される表示内容(図表中””で囲んで
示す。)およびトラブルの内容とが示されている。
【0162】例えば、トラブルデータのデータ内容が
「00000」のときにはトラブルは無しでトラブル表
示も無しであり、また、トラブルデータのデータ内容が
「00001」のときには、トラブル内容はカードユニ
ットの故障又はインターフェース関連の故障で、表示内
容は”裏メカ動作不良発生です”であるなど、図表中に
示される通りである。
【0163】ちなみに、トラブルデータの各データ内容
は「トラブルデータ」の項の縦列に、各データ内容に対
応して画像表示装置4に合成表示される表示内容および
トラブルの内容は、各データ内容の項の横に示されてい
る。
【0164】なお、トラブルの内容やトラブルに応じて
合成表示される表示内容は上記のものに限られたもので
ない。
【0165】図13は、コマンド信号中のデータ(DA
TA)の内容を示すデータ構成図表である。
【0166】データは8ビットのビットデータであ
り、その中の1ビットがリセット信号(データにおい
ては「0」で、リセット信号無し)の役割を、1ビット
がストローブ信号の役割をしている。そして、残りのビ
ットには、賞球の合成表示に関与する賞球関連データ
(4ビットデータ)、球貸し中の合成表示を行うか否か
のデータ(1ビットデータ)、および、球抜き中の合成
表示を行うか否かのデータ(1ビットデータ)が書き込
まれている。
【0167】このデータ中の賞球関連データについて
は、例えば、そのデータ内容が「0000」のときには
賞球関連の合成表示は無しに、データ内容が「000
1」のときには”5個賞球です”の合成表示が、データ
内容が「0010」のときには”6個賞球です”の合成
表示が、データ内容が「0011」のときには”7個賞
球です”の合成表示が、データ内容が「0100」のと
きには”10個賞球です”の合成表示が、データ内容が
「0101」のときには”11個賞球です”の合成表示
が、データ内容が「0110」のときには”12個賞球
です”の合成表示が、データ内容が「0111」のとき
には”13個賞球です”の合成表示が、データ内容が
「1000」のときには”14個賞球です”の合成表示
が、データ内容が「1001」のときには”15個賞球
です”の合成表示が、それぞれ行われるようになってい
る。
【0168】なお、賞球関連の合成表示は上記のものに
限られず、配色の変更や装飾表示で行っても良い。
【0169】図14は、コマンド信号中のデータ(DA
TA)の内容を示すデータ構成図表である。
【0170】データは8ビットのビットデータであ
り、その中の1ビットがリセット信号(データにおい
ては「0」で、リセット信号無し)の役割を、1ビット
がストローブ信号の役割をしている。そして、残りのビ
ットには、球発射レベルの合成表示に関与する発射レベ
ル表示データ(3ビットデータ)、止め打ち禁止の合成
表示を行うか否かのデータ(1ビットデータ)、およ
び、発射作動中の合成表示を行うか否かのデータ(1ビ
ットデータ)が書き込まれている。
【0171】このデータ中の発射レベル表示データに
は、ロータリーソレノイド104cに出力されるパルス
信号のパルス数に従って例えば強から弱の間を6段階に
分けられた発射レベルl0〜l5に対応させて、例えば
「000」〜「101」(2進数表記)までのビットデ
ータが書き込まれる。
【0172】なお、発射レベルの振り分けは段階数や振
り分けパルス数において適宜変更可能である。
【0173】このようなコマンド信号が排出発射制御回
路210Aから表示制御回路280Aに転送されて、表
示制御回路280Aの制御により、排出発射関連の合成
表示が画像表示装置4で行われる。
【0174】図15には、表示制御回路280Aによっ
て行われる画像表示装置4の表示制御のメイン処理手順
(表示制御のゼネラルフロー)のフローチャートを示
す。
【0175】遊技機の電源が投入されて、この表示制御
処理が開始されると、先ず、ステップR1〜R3で、順
に、表示制御回路280AのRAMの初期化、I/Oレ
ジスタの設定、システム内部のレジスタの設定をしてか
ら、ステップR4に移行する。
【0176】ステップR4では表示用CPU41のVシ
ンク(SYNC)フラグがオンか否かを判定し、オンで
なければ再びステップR4を繰り返すが、オンであれ
ば、順に、画像表示装置4で行われる変動表示遊技に関
する画像データをVDP283で編集させるモード別分
岐処理(ステップR5)と図柄回転処理(ステップR
6)を行ってステップR7に移行する。
【0177】ステップR7では、表示要求スイッチ11
0からの表示要求スイッチ信号が有るか否かを判定し、
有ればステップR8で排出発射関連情報処理をしてステ
ップR9に移行するが、なければそのままステップR9
に移行する。
【0178】この排出発射関連情報処理は、排出発射制
御回路210Aから転送されるコマンド信号中のデータ
(排出関連のデータ)とデータ(発射関連のデー
タ)に基づいて、排出関連および発射関連の作動状態の
表示内容を決定する処理である。
【0179】ステップR9では排出発射トラブル関連情
報処理を行ってステップR10に移行する。
【0180】この排出発射トラブル関連情報処理は、排
出発射制御回路210Aから転送されるコマンド信号中
のデータ(排出発射機構のトラブル関連のデータ)に
基づいて、排出発射機構のトラブル発生のメッセージ表
示の表示内容を決定する処理である。
【0181】ステップR10では、ステップR8,R9
で決定した表示内容のうち優先順位の高いものを選ん
で、VDP283にその表示内容の画像データをステッ
プR5,R6で編集した変動表示遊技の画像データに合
成させる処理をしてステップR11に移行する。
【0182】ここで、排出関連および発射関連の作動状
態の表示内容、および、トラブル発生のメッセージ表示
の表示内容には、制御ROM282a中にそれぞれに対
応した優先順位が書き込まれている。例えば、トラブル
発生の表示は最優先、止め打ち禁止の表示は優先などと
なっている。これら優先順位は適宜設定可能である。
【0183】つまり、これらステップR7〜R10によ
り変動表示遊技などの行われている画像表示装置4に排
出関連および発射関連の作動状態の表示、および、トラ
ブル発生のメッセージ表示の合成がVDP283で行わ
れる。更に、ステップR10により、排出関連および発
射関連の作動状態の表示、および、トラブル発生のメッ
セージ表示の内、優先順位の高いものが優先的に合成表
示されるようになっている。
【0184】その後、ステップR11で図柄データソー
ト処理をおこなったステップR4に戻る。
【0185】図16には、表示制御回路280Aに入力
された割り込み信号に基づいて図15の表示制御のゼネ
ラルフロー中に行われる割り込み処理のフローチャート
を示す。
【0186】この割り込み処理は、表示制御のゼネラル
フロー(図19)が行われているときに入った割り込み
信号(排出発射制御回路210Aからのリセット信号、
役物用IC21からのリセット信号、画像表示装置4か
らの画像タイミング信号など)に基づいて行われる。
【0187】この割り込み処理が開始されると、ステッ
プR20,R21で順に割り込み禁止の処理とレジスタ
の退避処理をしてからステップR22に移行する。
【0188】ステップR22では役物用IC21から又
は排出発射制御回路210Aからのリセット信号による
通信割り込みか否かを判定して、通信割り込みでなけれ
ばステップR26に移行するが、通信割り込みであれば
ステップR23に移行する。
【0189】その結果、ステップR23に移行したとき
には、該ステップR23で役物制御回路280からの割
込か否かを判定し、そうであればステップR24で役物
用IC21から送信される役物コマンド信号をストロー
ブ信号のタイミングに合わせて受信するなどの役物制御
回路260Aとの通信処理をしてステップR30にジャ
ンプするが、そうでなければ(排出発射制御回路210
Aからの割込であれば)、ステップR25で排出発射制
御回路210Aからのコマンド信号をストローブ信号の
タイミングに合わせて受信するなどの排出発射制御回路
210Aとの通信処理をしてステップR30にジャンプ
する。
【0190】一方、ステップR26に移行したときに
は、該ステップR26で画像表示装置4からの画像タイ
ミング信号によるVシンク(SYNC)割り込みか否か
を判定し、そうでなければステップR30にジャンプす
るが、そうであればステップR27に移行する。
【0191】ステップR27では表示制御のゼネラルフ
ロー(図15)のステップR5,R6,R10で編集し
た画像データをRGB信号に載せてVDP42から画像
表示装置4へ転送させる処理をしてステップR28に移
行する。この転送により画像表示装置4で画像表示が行
われる。
【0192】ステップR28では、表示用CPU41中
のVシンク(SYNC)の割り込みフラグを立てる処理
をしてステップR29に移行する。
【0193】ステップR29では、排出発射制御回路2
10Aからのコマンド信号に基づいて、排出発射信号処
理(パチンコ遊技機の遊技領域3を覆うガラス板102
gの枠102が開いているか否か、球補給の要求、球受
け皿107が詰まっているか否かなどの情報信号処理)
をしてステップR30に移行する。
【0194】ステップR30に移行すると、順に、レジ
スタ復帰の処理(ステップR30)、割り込みを許可す
る処理(ステップR31)を行って図15の表示制御の
ゼネラルフローの元の処理に戻る。
【0195】しかして、表示制御回路280Aから転送
される画像データに基づいて、画像表示装置4に可変表
示遊技等の遊技関連の表示が行われるとともに、それら
の表示に合成されて、排出関連および発射関連の作動状
態の表示(表示要求スイッチ110の操作による。)、
および、トラブル発生のメッセージ表示などが行われ
る。
【0196】図17,図18には、画像表示装置4で行
われる本体枠関連情報の合成表示の一例を示す。これら
の図中、図17(A)は合成表示が行われてないときの
画像図の一例、図17(B)は賞球排出情報および発射
操作情報が合成表示されている画像図の一例、図17
(C)は球貸し情報および止め打ち関連情報が合成表示
されている画像図の一例、図18はトラブル発生時にト
ラブル情報が合成表示されている画像図の一例である。
【0197】例えば、図17(A)に示すように、通常
状態(トラブルの無い状態)で表示要求スイッチ110
がオフになっているときには、例えば変動表示遊技など
の遊技関連の画像が画像表示装置4に表示されている。
【0198】また、図17(B)に示すように、表示要
求スイッチ110がオン操作されたときには、遊技関連
の表示で使用されてないスペース(図示例では変動表示
遊技の表示の下側)などに、排出発射関連の作動状態に
応じた球排出関連の表示や球発射関連の表示が行われ
る。図示例では、15個の賞球が排出されているとき
で、且つ、球の発射操作開始(又は操作変更)後所定時
間内の場合で、賞球と賞球数を報知する例えば「15個
賞球中」のメッセージ表示、球発射操作が行われている
ことを示す例えば「発射中」のメッセージ表示、およ
び、発射レベルを示す例えば5段階に分けられた帯状の
レベル表示等が行われている。
【0199】この発射レベル表示は、発射レベルの変更
時(ハンドルユニット104のボリューム104dの回
動量の変更時)に表示され、変更を終了してから所定時
間経過後に表示は消される。
【0200】また、図17(C)に示すように、データ
表示要求スイッチがオン操作されている場合で、貸し球
の排出、および、止め打ちが行われているときには、遊
技関連の表示の下側のスペース部分に、球貸しが行われ
ていることを示す例えば「玉貸し中」のメッセージ表
示、および、止め打ちの禁止を示す例えば「止め打ちは
やめて下さい」のメッセージ表示がなされる。
【0201】この止め打ちの禁止を示す表示は、球の発
射や排出を示す表示よりも優先的に表示される。
【0202】なお、この止め打ち禁止の表示は、表示要
求スイッチ110のオン操作の有無に関係無く表示され
るようにしても良い。
【0203】また、図18に示すように、排出発射機構
にトラブルが発生したときには、表示要求スイッチ11
0のオン操作の有無に関係無く、遊技関連の表示の下側
のスペース部分に、そのトラブルに応じたメッセージ表
示(図12の図表中に示されている。)がなされる。図
示例では、カードユニット500の故障又はインターフ
ェース217関連の故障の場合で、「裏メカ動作不良発
生です」の表示が行われている。
【0204】このトラブルに応じたメッセージ表示は、
「係員をお呼び下さい」のメッセージ表示など対処を示
す表示と交互に表示される。
【0205】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機100によれば、パチンコ遊技機100の本体枠
関連電動装置(排出球抜きユニット203,204、ハ
ンドルユニット104、球送り装置255セーフユニッ
ト207、オーバーフロースイッチ232、アウト球セ
ンサー259など)の作動状態に関する本体枠関連情報
が、遊技関連の画像表示を行う画像表示装置4に対して
表示可能となって、遊技者や遊技店の店員に分かり易い
ように報知しうるようになり、遊技者や店員にとって非
常に便利なものとなる。また、その本体枠関連情報の画
像表示装置への表示によって、画像表示装置4の有効利
用が図れる。
【0206】また、特に、本体枠関連電動装置の作動状
態を示す8ビットを単位としたコマンド信号が、排出発
射制御回路(本体枠関連制御装置)210からインター
フェース(情報送信手段)217を介して送信されると
ともに、表示用CPU(外部画像表示制御手段)282
にインターフェース(受信手段)290を介して受信さ
れ、その送信された情報に基づいて、外部画像表示制御
手段の役割を兼ねた表示用CPU282およびVDP2
83がキャラクターROM285内の本体枠関連情報に
関するメッセージ表示画像データを合成するので、より
確実に本体枠関連情報に関する画像表示が行える。
【0207】また、特に、表示制御回路280Aによ
り、遊技関連の表示(例えば変動表示遊技の表示)と、
本体枠関連の情報とを同一画面上に表示可能としたこと
により、遊技者は遊技を継続しながら本体枠関連情報を
同時に視認することができ、情報伝達手段として非常に
効果的である。
【0208】また、特に、排出ユニット203や球抜き
ユニット204などの排出関連装置に関する情報を画像
表示装置4により表示可能としたので、従来にない的確
な球の排出関連の報知が行える。
【0209】また、特に、ハンドルユニット207や球
送り装置255などの発射関連装置に関する情報を画像
表示装置により表示可能としたので、従来にない的確な
発射関連の報知が行える。
【0210】また、特に、本体枠関連電動装置のトラブ
ルの監視を行い、トラブル表示を画像表示装置に行っ
て、本体枠関連電動装置のトラブルの発生を迅速に行え
るので、本体枠関連電動装置のトラブルの発生を迅速に
発見できるようになるとともに、その報知を分かり易く
行うことが出来る。
【0211】また、特に、表示制御のゼネラルフロー
(図15)のステップR10で行われる優先表示処理な
どにより、本体枠関連情報の表示内容を優先的に表示す
る優先表示制御が行われるので、より重要な本体枠関連
情報が優先的に表示されて便利である。
【0212】また、表示要求スイッチ110により、本
体枠関連情報表示の表示切換えが行えるので、遊技者や
店員が必要に応じて表示の切換を行うことができ、便利
である。
【0213】なお、遊技機は、パチンコ遊技機の他、ス
ロットマシーン、パチコン遊技機、雀球遊技機なども含
まれる。本体枠関連電動装置は、排出球抜きユニット2
03,204、ハンドルユニット104、球送り装置2
55、セーフユニット207、オーバーフロースイッチ
232、アウト球センサー259などに限られず、遊技
機の本体枠に配設された電動装置であれば適宜変更可能
である。本体枠関連制御装置は、排出発射制御装置21
0のように本体枠関連電動装置をまとめて制御する1つ
の制御装置に限られず、本体枠関連電動装置を個々に制
御するものであっても良いし、また、複数の制御装置で
あっても良い。画像表示装置は、変動表示遊技を行う画
像表示装置4に限られず、遊技盤に取付けられ遊技関連
の表示を行うものであれば全て含まれる。
【0214】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遊技機の
本体枠関連電動装置の作動状態に関する本体枠関連情報
が、遊技盤に取り付けられて遊技に関連した画像表示を
行う画像表示装置に対して表示可能となって、遊技者や
遊技店の店員に分かり易いように報知しうるようにな
り、遊技者や店員にとって非常に便利なものとなる。ま
た、その本体枠関連情報の画像表示装置への表示によっ
て、画像表示装置の有効利用が図れる。
【0215】請求項2記載の遊技機によれば、特に、本
体枠関連制御装置の情報送信手段から所定の情報伝達形
態に変換して送られてくる本体枠関連電動装置の作動状
態情報が、画像表示制御手段の受信手段により受信さ
れ、その受信された情報に基づいて、外部画像表示制御
手段により、本体枠関連情報に関する画像表示が行われ
るので、より確実に、請求項1記載の発明の作用効果を
実現でき、また、多数の情報を効率よく伝達できる。
【0216】請求項3記載の遊技機によれば、特に、画
像表示制御手段により、遊技に関連した表示と、本体枠
関連の情報とを同一画面上に表示可能としたことによ
り、遊技者は遊技を継続しながら本体枠関連情報を同時
に視認することができ、情報伝達手段として非常に効果
的である。
【0217】請求項4記載の発明によれば、特に、排出
関連装置に関する情報を画像表示装置により表示可能と
したので、従来にない的確な発射関連の報知が行える。
【0218】請求項5記載の発明によれば、特に、発射
関連装置に関する情報を画像表示装置により表示可能と
したので、従来にない的確な発射関連の報知が行える。
【0219】請求項6記載の発明によれば、特に、本体
枠関連電動装置のトラブルの監視を行い、トラブル表示
を画像表示装置に行って、本体枠関連電動装置のトラブ
ルの発生を迅速に行えるので、本体枠関連電動装置のト
ラブルの発生を迅速に発見できるようになるとともに、
その報知を分かり易く行える。
【0220】請求項7記載の発明によれば、特に、外部
画像表示制御手段の優先表示制御手段により、本体枠関
連情報の表示内容を優先的に表示する優先表示制御が行
われるので、より重要な本体枠関連情報が優先的に表示
される。
【0221】請求項8記載の発明によれば、表示切換え
手段により、本体枠関連情報表示の表示切換えが行える
ので、遊技者や店員が必要に応じて表示の切換を行うこ
とができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の
前面側斜視図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の遊技盤の正面図であ
る。
【図3】図1のパチンコ遊技機の背面図(裏面図)であ
る。
【図4】排出発射制御回路と該排出発射制御回路に接続
された各種電動装置や各種制御装置との配線関係を示す
ブロック図である。
【図5】図4に示される遊技関連の制御を行う役物制御
回路とその周辺の詳細なブロック図である。
【図6】図4の排出発射制御回路とその周辺の詳細なブ
ロック図である。
【図7】図4に示される画像表示装置の表示制御を行う
表示制御回路の詳細なブロック図である。
【図8】排出発射制御回路により行われる球の排出発射
に関するメイン制御処理(排出発射のゼネラルフロー)
のフローチャートである。
【図9】図8の排出発射のゼネラルフローのステップS
9で行われる排出発射関連表示制御処理のサブルーチン
処理のフローチャートである。
【図10】排出発射制御回路210Aから表示制御回路
280Aへコマンド信号が転送される際の各送信信号の
タイミングを示したタイミングチャートである。
【図11】図10のデータ(DATA)の内容を示し
たデータ構成図表である。
【図12】図11のトラブルデータの内容とそれに対応
した表示内容およびトラブルの内容を示した図表であ
る。
【図13】図10のデータ(DATA)の内容を示し
たデータ構成図表である。
【図14】図10のデータ(DATA)の内容を示し
たデータ構成図表である。
【図15】表示制御回路によって行われる画像表示装置
の表示制御のメイン処理手順(表示制御のゼネラルフロ
ー)のフローチャートである。
【図16】表示制御回路に入力された割り込み信号に基
づいて図15の表示制御のゼネラルフロー中に行われる
割り込み処理のフローチャートである。
【図17】画像表示装置で行われる本体枠関連情報の合
成表示の一例として、(A)は合成表示が行われてない
ときの画像図の一例、(B)は賞球排出情報および発射
操作情報が合成表示されている画像図の一例、(C)は
球貸し情報および止め打ち関連情報が合成表示されてい
る画像図の一例である。
【図18】画像表示装置4で行われる本体枠関連情報の
合成表示の一例として、トラブル発生に伴ってトラブル
情報が合成表示されている画像図の一例である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 画像表示装置 100 パチンコ遊技機 101 本体枠 104 ハンドルユニット(本体枠関連電動装置、発
射関連装置) 110 表示要求スイッチ(表示切換手段) 203 排出ユニット(本体枠関連電動装置、排出関
連装置) 204 球抜きユニット(本体枠関連電動装置、排出
関連装置) 210 排出発射制御回路(本体枠関連制御装置) 212 ワンチップマイクロコンピュータ(トラブル
監視手段) 217 インターフェース(本体枠関連制御装置の情
報送信手段) 255 球送り装置(本体枠関連電動装置、発射関連
装置) 280 表示制御回路(画像表示制御手段) 282 表示用CPU(外部画像表示制御手段、優先
表示制御手段) 290 インターフェース(画像表示制御手段の受信
手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠に遊技盤が設置されて構成された
    遊技機において、 前記本体枠に配設された複数の本体枠関連電動装置と、 前記本体枠関連電動装置の制御を行う本体枠関連制御装
    置と、 前記遊技盤に取り付けられ遊技に関連した画像表示を行
    う画像表示装置と、 前記画像表示装置の表示制御を行う画像表示制御装置
    と、 を備え、 前記本体枠関連制御装置と前記画像表示制御装置とを電
    気的に接続し、 前記本体枠関連電動装置の作動状態に関する本体枠関連
    情報を前記画像表示装置に対して表示可能にしたことを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記本体枠関連制御装置は前記本体枠関
    連電動装置の動作状態を所定の情報伝達形態に変換して
    送信する情報送信手段を備え、 前記画像表示制御手段は、前記情報送信手段からの送信
    情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された
    情報に基づき本体枠関連情報に関する画像表示を行う外
    部画像表示制御手段とを備えていることを特徴とする請
    求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記画像表示制御手段により、前記遊技
    に関連した画像表示と、前記本体枠関連情報に関する画
    像表示とを同一画面上に表示可能にしたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記本体枠関連電動装置には、遊技球の
    排出を行う排出関連装置が含まれ、 前記外部画像表示制御手段により、前記排出関連装置の
    排出関連動作状態に関する画像表示が行われることを特
    徴とする請求項1、2又は3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記本体枠関連電動装置には、遊技領域
    への遊技球の発射を行う発射関連装置が含まれ、 前記外部画像表示制御手段により、前記発射関連装置の
    発射関連動作状態に関する画像表示が行われることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記本体枠関連制御手段には、前記本体
    枠関連電動装置におけるトラブルの監視を行うトラブル
    監視手段が含まれ、 前記外部画像表示制御手段により、前記トラブル監視手
    段の監視下における前記本体枠関連電動装置のトラブル
    状態に関する画像表示が行われることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記外部画像表示制御手段には、前記本
    体枠関連情報の表示内容を優先的に表示する優先表示制
    御を行う優先表示制御手段が含まれていることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記外部画像表示制御手段により表示制
    御される前記本体枠関連情報の表示の切換を行う表示切
    換手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載の遊技機。
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