JP3866047B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤の画面上に特定の図柄が表示されたとき遊技者に有利なゲームを提供する弾球遊技機に係わり、詳しくは画面上に映像を表示する制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の遊技機としては、所謂フィーバー機、権利物又はアレンジ等と呼ばれる種々のゲーム内容の遊技機が普及している。前記フィーバー機は、可変表示装置の表示状態が変動表示後に特定の図柄を静止表示すると、例えば、3桁表示部のうち2桁の表示部を同一図柄とする所謂リーチ表示を行い、その後残りの表示部に他の表示部と同一の図柄の組合せ、具体的には「7、7、7」等の特定の3桁同一の組合せを表示すると、所謂大当り状態としてアタッカーと呼ばれる大入賞口を開放するように構成されている。大入賞口は、所定個数の遊技球が入賞するか所定時間が経過することにより一旦閉鎖されるが、上記開放中において大入賞口内に形成された特定領域を遊技球が通過していれば再び開放し、この開放及び閉鎖の動作を最大16回繰り返すように構成されている。この大当り状態においては、大量の遊技球を大入賞口に入賞させることができる。通常は、大入賞口の1回の開放により10個の遊技球を大入賞口内に入賞させることができ、これが16回繰り返されるので160個の遊技球を入賞させることができる。入賞した遊技球1個に対し15個の遊技球が賞球として払い出されるよう構成されているものが一般的である。従って、大当り状態が発生すると、最大2400(=10×16×15)個の遊技球が賞球として払い出される。
【0003】
前記可変表示装置に3桁同一の特定の図柄を表示する制御は次のようにして行われるのが一般的である。
パチンコ機の制御は、大別して遊技盤面上の遊技の制御を司る主制御基盤と、遊技盤面上の画面に映像を表示する画像制御基盤(図柄表示装置)と、遊技者に賞球を払い出す等の制御を行う枠制御基盤と、発射ハンドルの制御を行う発射制御基盤と、等から構成されている。
主制御基盤では所定時間(通常2ms〜2.5ms)の割り込み処理が実行されており、大当りの当否決定に用いられる当否決定乱数、大当りの図柄決定に用いられる大当り図柄乱数、外れ図柄の決定に用いられる外れ図柄乱数の更新処理等の各種制御はこの割り込み時間内に終了するよう構成されている。当否決定乱数更新処理は、割り込み処理の中で1回だけその値を+1し、ある範囲内、例えば0〜224の225個の数値を繰り返し作成する。外れ図柄は、左外れ図柄、中外れ図柄及び右外れ図柄より構成され、各々例えば0〜14の15個の数値を繰り返し作成している。左外れ図柄は、割り込み処理の中で+1され、中外れ図柄は左外れ図柄が14から0に更新されるときに+1され、同様に右外れ図柄は中外れ図柄が14から0に更新されるときに+1され、更にこれらの外れ図柄は、割り込み処理の残余時間内で所定時間が経過するまで前記同様の更新処理を実行してその値を変化させる。これら各種乱数は、遊技盤面上に発射された遊技球が特定の入賞口(入球口)に入球したときにその値を抽選される。遊技球がほぼ同一のタイミングで(通常1分間に100個)発射されていても、発射された遊技球は盤面上の障害釘等で流下速度や流下方向に変化を与えられ遊技球が特定入賞口に入球するタイミングは不規則となり、前記各種乱数は文字通り乱数として作用する。
【0004】
遊技球が特定入賞口に入球したときに当否決定乱数、大当り図柄乱数、外れ図柄乱数が選択されその値に応じたデータが画像制御基盤に送信される。画像制御基盤では、この主制御基盤より受信したデータに基づき遊技者に当否の判定結果を報知するための特別図柄を画面上に所定時間(通常5.0ms〜29.9ms)変動表示させた後に静止表示する制御を行う。即ち、遊技球が特定入賞口に入球する毎に画像制御基盤では特別図柄が変動しその当否結果が表示される。しかし、大当りになる確率は一般的に1/200〜1/360の範囲内であって画面上には大当り表示がされるのは稀である。このため、遊技者に大当りになるか外れになるかをハラハラドキドキさせるために大当り表示をすると見せかけて外れ表示を行ったり、逆に外れ表示をすると見せかけて大当り表示をする等のトリック表示を実行して遊技者に退屈感を与えないような制御も実行されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記トリック表示にも限界があり、大当りするように見せられても結局外れとなればトリック表示の信頼度も疑われることになる。これを解決するために大当りの発生確率を高くすることも考えられるが、パチンコホールの経営上好ましいことではない。
本発明の弾球遊技機は、この課題を解決することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
遊技盤面上に発射された遊技球の挙動に起因して乱数を選択し、
この選択された乱数が所定の値であることに起因して遊技者に有利な特別遊技を実行する、CPU、ROM、RAMを備えた主制御基盤と、
前記乱数の選択結果に基づいた特別図柄を変動表示するためのデータを前記主制御基盤から受信し、この受信したデータに従った特別図柄を画面上に表示する、CPU、ROM、RAMを備えた映像制御基盤と、
を少なくとも備えた弾球遊技機において、
前記主制御基盤から前記映像制御基盤への通信は一方向のみとされ、前記映像制御基盤から前記主制御基盤へは通信できない構成とされ、
前記映像制御基盤側で、
前記受信した特別図柄を変動表示するためのデータから前記特別図柄の静止表示図柄が大当り図柄に該当するかどうか判断し、前記静止表示図柄が大当り図柄でないとの判断に基づき映像制御基盤側の外れ回数のカウンタを+1し、該+1されたカウンタの値が予め定められた数値以上か否か判断し、予め定められた数値以上との判断が為されると前記特別図柄の背景を変更することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の弾球遊技機の具体例について説明する。
図1は本発明の遊技機としてのパチンコ機10の概略正面図である。このパチンコ機10は、いわゆるフィーバー機として構成されており、パチンコ機10に備えられた遊技盤11の中央部には特別図柄表示装置としての液晶表示盤12が組み付けられている。この液晶表示盤12は、第1種始動口としての普通電動役物13に遊技球が入賞すると表示される図柄を所定時間(5秒〜25秒)変動表示させるためのものである。普通電動役物13の他に遊技盤11上には、天入賞口14、左通過口15及び右通過口16、左入賞口17及び右入賞口18、左下入賞口19及び右下入賞口20、アタッカーとしての大入賞口21、その他風車及び遊技釘等を配設している。各入賞口に入賞した場合に遊技者に払い出される賞球個数は、天入賞口14が6個、左入賞口17、右入賞口18、左下入賞口19及び右下入賞口20が10個、大入賞口21が15個となるよう構成されている。通過口15及び16は、図示しない普通図柄表示装置に普通図柄を変動表示させるものであり、一定の確率(本実施例では、1/10)で普通図柄として当たり図柄、例えば「7」等が表示されると普通電動役物13を約5秒間拡大開放する。
【0008】
また、大入賞口21は、特別図柄表示装置12に一定の確率(本実施例では、1/220)で大当り図柄、例えば「777」等が表示されると、約30秒又は遊技球が10個入賞するまで開放される。
このとき、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が通過すると一旦閉鎖させられた後再び開放し、初回を含めて最大16回開放動作を繰り返す。従って、大当り状態が発生すると、遊技者には、最大2400個(10×15×16)の遊技球が賞球として払い出される。
パチンコ機10には、そのほか公知の上皿22、下皿23、発射ハンドル24及び大当りランプ25等が設けられ、従来のフィーバー機と同様の構成とされている。
【0009】
パチンコ機10の裏側には、図2に示すように裏面左側に、遊技の制御を司る遊技制御基盤30、発射ハンドル24や賞球払出等の遊技機枠に係る制御を行う枠制御基盤31、遊技盤11と遊技制御基盤30との電気的中継を行う端子基盤32、裏面右側に賞球の払出を行う賞球払出部33、これら遊技制御基盤30、枠制御基盤31、賞球払出部33等に電源の供給を行う電源ターミナル基盤34等が備えられている。賞球払出部33は、遊技盤11上の各入賞口14〜21のいずれかに遊技球の入賞があった場合に、裏面上部の球タンクの遊技球を上皿22に払い出すためのものである。尚、上皿22が遊技球で一杯になったとき、溢れ球を下皿23に誘導する機構、いわゆる球抜き動作により遊技球を機外に排出する機構等は従来のものと同様の構造である。
【0010】
また、図3に示すように、遊技盤11の裏面には、遊技球集合盤40が備えられている。この遊技球集合板40は、誘導樋41〜44から形成されている。誘導樋41は天入賞口14、右入賞口18及び右下入賞口20に入賞した遊技球を入賞球検知スイッチ45に、誘導樋42は左入賞口17及び左下入賞口19に入賞した遊技球を入賞球検知スイッチ46に、誘導樋43は普通電動役物13に入賞した遊技球を入賞球検知スイッチ47に、それぞれ誘導するためのものである。また、大入賞口21に入賞した遊技球は、カウント検知スイッチ48又はカウント検知及び特定領域検知スイッチ49に誘導される。カウント検知及び特定領域検知スイッチ49は、大入賞口内の特定領域を通過する遊技球を検出するためのものでもある。各検知スイッチ45〜49を通過する遊技球は、誘導樋44により公知のアウトロ50のアウト球誘導樋51に誘導された後、機外に排出される。本具体例では、検知スイッチ45〜49は近接スイッチが用いられている。
【0011】
次に図4を用いてパチンコ機10の制御回路について説明することにする。
パチンコ機10の制御回路は、前述した遊技制御基盤30、枠制御基盤31、端子基盤32、電源ターミナル基盤34及び特別図柄表示装置12を制御するための特別図柄制御基盤54、更には前述した各検知スイッチ45〜49、遊技者が発射ハンドル24に触れていることを検出するタッチスイッチ55、遊技球の発射を一時的に停止する発射停止スイッチ56、前述の遊技盤11上の通過口15又は16を遊技球が通過したことを検出する左右普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ57、遊技球の発射強度を調整するボリュームスイッチ58、各種ランプLED60、音量スイッチ61、普通電動役物13及び大入賞口21の開放動作を行うための各種ソレノイド62、公知のサウンドジェネレータ63、前述した賞球払出部33に備えられた賞球払出装置64及び発射装置制御基盤65等からなる。
【0012】
遊技制御基盤30には、パチンコ機10の制御回路の中枢となる主制御用のCPU70が備えられている。このCPU70には、CPU70の動作プログラム等を記憶しているROM71およびCPU70のワークエリア等となるRAM72が接続されており、CPU70は、ROM71に格納されているプログラムにしたがって、パチンコ機10の各部を制御することができる。
CPU70には、入出力ポート(I/O)73が接続されている。この入出力ポート73には、入力系として直接に前述の入賞球検知スイッチ45〜47、端子基盤32を介してカウント検知スイッチ48、カウント検知及び特定領域検知スイッチ49、タッチスイッチ55、発射停止スイッチ56、左右普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ57及びボリュームスイッチ58等が接続され、また、出力系として枠制御基盤31を介して各種ランプLED60、音量スイッチ61、各種ソレノイド62、サウンドジェネレータ63、賞球払出装置64及び発射装置制御基盤65等が接続されている。
遊技制御基盤54には、更に前述の特別図柄制御基盤54が接続され、電源ターミナル基盤34から電源を供給されるよう構成されている。
【0013】
特別図柄制御基盤54は、図5に示すように、遊技制御基盤30と同様にCPU80を中心として、このCPU80、RAM81、ROM82及び入出力I/O83をバスにより相互に接続した論理演算回路として構成され、この他ビデオ信号を出力するVDP84、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A85、液晶表示盤用出力I/O86等から構成され、更にRAM81に非常用の電源を供給するバッテリ87等から構成されている。液晶表示盤用出力I/O86には前述の液晶表示体である特別図柄表示装置12が接続されている。入出力I/O83には遊技制御基盤30が接続されている。
RAM81はCPU80のワークエリア等となり、ROM82にはCPU80の動作プログラムや画像データ等が格納されている。
【0014】
枠制御基盤31は、図6に示すように、ROM及びRAMを内蔵した1チップマイコン90及び入出力I/O91を中心に、この他1チップマイコン90のRAMに非常用の電源を供給するバッテリ92等から構成されている。入出力I/O91には、遊技制御基盤30の他、各種ランプLED60、音量スイッチ61、各種ソレノイド62、サウンドジェネレータ63、賞球払出装置64及び発射装置制御基板65が接続されている。
本具体例では、遊技制御基盤30から枠制御基盤31及び特別図柄制御基盤54への通信は一方向のみとされ、枠制御基盤31又は特別図柄制御基盤54から遊技制御基盤30へは通信できない構成とされている。
【0015】
上記構成を有する本具体例のパチンコ機10は、遊技制御基盤30を中心として遊技者が発射する遊技球が第1種始動口である普通電動役物13に入賞すれば特別図柄制御基盤54が特別図柄表示装置12に所定時間図柄を変動表示した後、遊技球が普通電動役物13に入賞したときのタイミングに従って選択された乱数の値に応じた図柄を静止表示する。このとき、静止表示された図柄が特定の図柄、例えば「777」等の特定図柄であれば公知の「大当り」として大入賞口21を所定回数開放する処理を実行する。
【0016】
前記特別図柄制御基盤54に特別図柄を変動表示する処理は次のようにして実行される。
遊技制御基盤30のCPU70は、遊技球が第1種始動口13に入球したときに選択される当否決定乱数RDの値に従って大当りか否か(条件装置が作動するか否か)を決定し、この決定に基づき特別図柄制御基盤54に所定のデータを送信する。具体的には、条件装置未作動を示すフラグ、左、中及び右特別図柄を示すデータ、各特別図柄の表示位置を示すデータ等を10バイト〜12バイトのデータとして2ms毎の定期的に送信する。大当りのときには、大入賞口21内の特定領域を通過か否かのフラグ、大入賞口21の開放回数データ、大当り図柄としての左、中及び右特別図柄を示すデータ、各特別図柄の表示位置を示すデータ等を10バイト〜12バイトのデータとして2ms毎の定期的に送信する。
【0017】
特別図柄制御基盤54のCPU80は、遊技制御基盤30から送信される前記データに基づき図7に示すタイミングチャートに従って画面上に左、中及び右特別図柄を変動表示する処理を実行する。図中に示すポイントP1〜P19は、各特別図柄の変動スピード等の変更ポイントを示す。本具体例においては、遊技制御基盤30から定期的に常時データを送信するよう構成しているので、特別図柄制御基盤54がノイズ等の原因でデータを一時的に受信することが不可能な場合であっても画像が一時的に乱れるだけの不具合で済むという効果を奏しているが、図中のポイントP1〜P19の変更点に対応した時間にデータを送信する所謂インテリジェント方式を採用しても良い。尚、図7に示すタイミングチャートは、特別図柄の1変動パターンであって、所謂リーチ時や所謂保留記憶時又は大当り時には異なる変動パターンとすることは言うまでもないことである。この変動パターンは、遊技球が第1種始動口13に1個入球したときに特別図柄が変動表示される一例を示したものに他ならない。
【0018】
次に図8及び図9に示すフローチャートに従って特別図柄制御基盤54が画面上に表示する背景及びキャラクタ表示の処理について説明する。
図8に示す「外れ回数カウントルーチン」は、図7に示す表示終了タイミングP17〜P19時に実行されるものであり、先ず静止表示された特別図柄が大当りであるか否かが判断され(ステップS100)、大当り表示でないとの肯定判断が為されると外れ回数カウンタCTの値が+1され(ステップS110)、大当りとの否定判断が為されると外れ回数カウンタCTの値は零クリアされる(ステップS120)。尚、カウンタCTの値は、電源投入時には零クリアされる。
【0019】
前記処理が実行されると、続いて図9に示す「背景変更ルーチン」が実行される。ここでは、カウンタCTの値が100未満か、100以上200未満か、200以上300未満か、300以上400未満か、あるいは400以上かが判断される(ステップS200〜S240)。
【0020】
カウンタCTの値が100未満の場合は、各特別図柄の背景表示として春の風景が表示される(ステップS250)。
カウンタCTの値が100以上200未満の場合は、各特別図柄の背景表示として夏の風景が表示される(ステップS260)。
カウンタCTの値が200以上300未満の場合は、各特別図柄の背景表示として秋の風景が表示される(ステップS270)。
カウンタCTの値が300以上400未満の場合は、各特別図柄の背景表示として冬の風景が表示される(ステップS280)。
カウンタCTの値が400以上の場合は、各特別図柄の背景表示としてパラダイスの風景が表示される(ステップS290)。
ステップS250〜S290の処理の後は、リターンに抜ける。
【0021】
本具体例によれば、大当りの外れ回数に従って特別図柄の背景が変更されるので、遊技者の視覚に変化を与え大当りが来ないことの退屈感が緩和されるという極めて優れた効果を奏する。
また、一般に外れ回数が多くなるほど次に大当りがくるという期待感が大きくなり、この外れ回数の度合いを遊技者は背景により知ることができ一層遊技を興趣あるものにすることができるという優れた効果も有している。
更に、外れ回数を特別図柄制御基盤54側でカウントする構成としているので、遊技制御基盤30側の処理の負担を軽減することができるという極めて優れた効果も有している。
【0022】
本具体例では、カウンタCTの値が400以上の場合にはパラダイスの背景としたが、カウンタCTの値を零クリアして背景を春→夏→秋→冬→春と繰り返し表示する構成としても良い。
また、カウンタCTの値を遊技球が所定時間(具体的には、5分間程度)以上発射されなければ遊技者がその台から離れたものとみなして零クリアする構成としても良い。
更に、カウンタCTの値の判断回数をもっと多くし、背景として日本全国又は世界各国の名所を表示しても良く、又は漫画的なキャラクタを背景としても良く、あるいは有名人の顔を背景として表示する構成としても良く、さらには判断回数の増加に伴い物語を展開しても良い。
【0023】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、主制御基盤側の処理を増加することなく、また主制御基盤側の送信データを変更することなく映像制御基盤側で特別遊技の外れ回数に従った画像を画面上に表示するとともに、遊技者が見る画像に変化を与えることができ、遊技の興趣を一層高めることができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本具体例のパチンコ機10の正面図である。
【図2】 本具体例のパチンコ機10の裏面図である。
【図3】 本具体例の遊技盤11の裏面図である。
【図4】 本具体例のパチンコ機10の電気回路を示すブロック図である。
【図5】 本具体例の特別図柄制御基盤54の構成を示すブロック図である。
【図6】 本具体例の枠制御基盤31の構成を示すブロック図である。
【図7】 本具体例の特別図柄変動パターンの一例を示すタイミングチャートである。
【図8】 本具体例の特別図柄制御基盤54側で実行される「外れ回数カウントルーチン」の処理を示すフローチャートである。
【図9】 本具体例の「背景変更ルーチン」の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・・・・パチンコ機
11・・・・・・遊技盤
12・・・・・・特別図柄表示装置
13・・・・・・普通電動役物(第1種始動口)
14・・・・・・天入賞口
17・・・・・・左入賞口
18・・・・・・右入賞口
19・・・・・・左下入賞口
20・・・・・・右下入賞口
21・・・・・・大入賞口
30・・・・・・遊技制御基盤
31・・・・・・枠制御基盤
32・・・・・・端子基盤
33・・・・・・賞球払出部
34・・・・・・電源タ−ミナル基盤
40・・・・・・遊技球集合盤
Claims (1)
- 遊技盤面上に発射された遊技球の挙動に起因して乱数を選択し、
この選択された乱数が所定の値であることに起因して遊技者に有利な特別遊技を実行する、CPU、ROM、RAMを備えた主制御基盤と、
前記乱数の選択結果に基づいた特別図柄を変動表示するためのデータを前記主制御基盤から受信し、この受信したデータに従った特別図柄を画面上に表示する、CPU、ROM、RAMを備えた映像制御基盤と、
を少なくとも備えた弾球遊技機において、
前記主制御基盤から前記映像制御基盤への通信は一方向のみとされ、前記映像制御基盤から前記主制御基盤へは通信できない構成とされ、
前記映像制御基盤側で、
前記受信した特別図柄を変動表示するためのデータから前記特別図柄の静止表示図柄が大当り図柄に該当するかどうか判断し、前記静止表示図柄が大当り図柄でないとの判断に基づき映像制御基盤側の外れ回数のカウンタを+1し、該+1されたカウンタの値が予め定められた数値以上か否か判断し、予め定められた数値以上との判断が為されると前記特別図柄の背景を変更することを特徴とする弾球遊技機。
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