JP2001246083A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001246083A
JP2001246083A JP2001040533A JP2001040533A JP2001246083A JP 2001246083 A JP2001246083 A JP 2001246083A JP 2001040533 A JP2001040533 A JP 2001040533A JP 2001040533 A JP2001040533 A JP 2001040533A JP 2001246083 A JP2001246083 A JP 2001246083A
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big hit
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JP2001040533A
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Takeshi Ezaki
毅 江崎
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Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主基盤側の処理を煩雑化させることなく、特
別遊技終了後からの外れ回数に従って画像表示に変化を
与える。 【解決手段】 カウンタCTの値が100未満の場合
は、各特別図柄の背景表示として春の風景が表示される
(ステップS250)。カウンタCTの値が100以上
200未満の場合は、各特別図柄の背景表示として夏の
風景が表示される(ステップS260)。カウンタCT
の値が200以上300未満の場合は、各特別図柄の背
景表示として秋の風景が表示される(ステップS27
0)。カウンタCTの値が300以上400未満の場合
は、各特別図柄の背景表示として冬の風景が表示される
(ステップS280)。カウンタCTの値が400以上
の場合は、各特別図柄の背景表示としてパラダイスの風
景が表示される(ステップS290)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤の画面上に
特定の図柄が表示されたとき遊技者に有利なゲームを提
供する弾球遊技機に係わり、詳しくは画面上に映像を表
示する制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技機としては、所謂フィーバー
機、権利物又はアレンジ等と呼ばれる種々のゲーム内容
の遊技機が普及している。前記フィーバー機は、可変表
示装置の表示状態が変動表示後に特定の図柄を静止表示
すると、例えば、3桁表示部のうち2桁の表示部を同一
図柄とする所謂リーチ表示を行い、その後残りの表示部
に他の表示部と同一の図柄の組合せ、具体的には「7、
7、7」等の特定の3桁同一の組合せを表示すると、所
謂大当り状態としてアタッカーと呼ばれる大入賞口を開
放するように構成されている。大入賞口は、所定個数の
遊技球が入賞するか所定時間が経過することにより一旦
閉鎖されるが、上記開放中において大入賞口内に形成さ
れた特定領域を遊技球が通過していれば再び開放し、こ
の開放及び閉鎖の動作を最大16回繰り返すように構成
されている。この大当り状態においては、大量の遊技球
を大入賞口に入賞させることができる。通常は、大入賞
口の1回の開放により10個の遊技球を大入賞口内に入
賞させることができ、これが16回繰り返されるので1
60個の遊技球を入賞させることができる。入賞した遊
技球1個に対し15個の遊技球が賞球として払い出され
るよう構成されているものが一般的である。従って、大
当り状態が発生すると、最大2400(=10×16×
15)個の遊技球が賞球として払い出される。
【0003】前記可変表示装置に3桁同一の特定の図柄
を表示する制御は次のようにして行われるのが一般的で
ある。パチンコ機の制御は、大別して遊技盤面上の遊技
の制御を司る主制御基盤と、遊技盤面上の画面に映像を
表示する画像制御基盤(図柄表示装置)と、遊技者に賞
球を払い出す等の制御を行う枠制御基盤と、発射ハンド
ルの制御を行う発射制御基盤と、等から構成されてい
る。主制御基盤では所定時間(通常2ms〜2.5m
s)の割り込み処理が実行されており、大当りの当否決
定に用いられる当否決定乱数、大当りの図柄決定に用い
られる大当り図柄乱数、外れ図柄の決定に用いられる外
れ図柄乱数の更新処理等の各種制御はこの割り込み時間
内に終了するよう構成されている。当否決定乱数更新処
理は、割り込み処理の中で1回だけその値を+1し、あ
る範囲内、例えば0〜224の225個の数値を繰り返
し作成する。外れ図柄は、左外れ図柄、中外れ図柄及び
右外れ図柄より構成され、各々例えば0〜14の15個
の数値を繰り返し作成している。左外れ図柄は、割り込
み処理の中で+1され、中外れ図柄は左外れ図柄が14
から0に更新されるときに+1され、同様に右外れ図柄
は中外れ図柄が14から0に更新されるときに+1さ
れ、更にこれらの外れ図柄は、割り込み処理の残余時間
内で所定時間が経過するまで前記同様の更新処理を実行
してその値を変化させる。これら各種乱数は、遊技盤面
上に発射された遊技球が特定の入賞口(入球口)に入球
したときにその値を抽選される。遊技球がほぼ同一のタ
イミングで(通常1分間に100個)発射されていて
も、発射された遊技球は盤面上の障害釘等で流下速度や
流下方向に変化を与えられ遊技球が特定入賞口に入球す
るタイミングは不規則となり、前記各種乱数は文字通り
乱数として作用する。
【0004】遊技球が特定入賞口に入球したときに当否
決定乱数、大当り図柄乱数、外れ図柄乱数が選択されそ
の値に応じたデータが画像制御基盤に送信される。画像
制御基盤では、この主制御基盤より受信したデータに基
づき遊技者に当否の判定結果を報知するための特別図柄
を画面上に所定時間(通常5.0ms〜29.9ms)
変動表示させた後に静止表示する制御を行う。即ち、遊
技球が特定入賞口に入球する毎に画像制御基盤では特別
図柄が変動しその当否結果が表示される。しかし、大当
りになる確率は一般的に1/200〜1/360の範囲
内であって画面上には大当り表示がされるのは稀であ
る。このため、遊技者に大当りになるか外れになるかを
ハラハラドキドキさせるために大当り表示をすると見せ
かけて外れ表示を行ったり、逆に外れ表示をすると見せ
かけて大当り表示をする等のトリック表示を実行して遊
技者に退屈感を与えないような制御も実行されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
リック表示にも限界があり、大当りするように見せられ
ても結局外れとなればトリック表示の信頼度も疑われる
ことになる。これを解決するために大当りの発生確率を
高くすることも考えられるが、パチンコホールの経営上
好ましいことではない。本発明の弾球遊技機は、この課
題を解決することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技盤面上に発射された遊技球の挙動に起因して乱
数を選択し、この選択された乱数が所定の値であること
に起因して遊技者に有利な大当り遊技を実行する主制御
基盤と、前記乱数の選択結果に基づいたデータを前記主
制御基盤から受信し、この受信したデータに従った図柄
を画面上に表示する映像制御基盤と、を少なくとも備え
た弾球遊技機において、前記映像制御基盤に、前記大当
り遊技が終了したときからの外れ回数を、前記データを
受信する毎に前記大当り遊技の当否を判断することによ
り計数する計数手段と、該計数結果に基づいた画像を前
記図柄の背景として表示する背景表示手段と、を備えて
構成されたことを特徴とする。請求項2に記載の発明
は、請求項1において、前記映像制御基盤の計数手段
は、前記大当り遊技が終了したときからの外れ回数を、
前記データを受信し該受信したデータに従った図柄を表
示する毎に前記大当り遊技の当否を判断することにより
計数することを特徴とする。請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2において、前記背景表示手段は、前記計
数結果に基づき前記大当り遊技終了後からの外れ回数の
増加に伴い物語を展開することを特徴とする。
【0007】ここで、計数手段とは、主基盤から送信さ
れるデータに基づき特別遊技終了後からの外れ回数を計
数する手段であれば良く、映像制御基盤に備えられてい
る。背景表示手段とは、前記計数結果に基づいた画像を
前記図柄の背景として表示する手段であれば良く、計数
結果に基づき特別遊技終了後からの外れ回数の度合いが
増加する毎に背景を物語的に変更しても良く、ただ単に
背景を切り替えていく構成でも良い。
【0008】この弾球遊技機によれば、特別遊技終了後
からの外れ回数を映像制御基盤の計数手段が計数し、こ
の計数結果に従って特別遊技報知用の図柄の背景が変更
される。これにより、主基盤側の処理を増加することな
く、また主基盤側の送信データを変更することなく映像
制御基盤側で特別遊技の外れ回数に従った画像を画面上
に表示することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の弾球遊技機の
具体例について説明する。図1は本発明の遊技機として
のパチンコ機10の概略正面図である。このパチンコ機
10は、いわゆるフィーバー機として構成されており、
パチンコ機10に備えられた遊技盤11の中央部には特
別図柄表示装置としての液晶表示盤12が組み付けられ
ている。この液晶表示盤12は、第1種始動口としての
普通電動役物13に遊技球が入賞すると表示される図柄
を所定時間(5秒〜25秒)変動表示させるためのもの
である。普通電動役物13の他に遊技盤11上には、天
入賞口14、左通過口15及び右通過口16、左入賞口
17及び右入賞口18、左下入賞口19及び右下入賞口
20、アタッカーとしての大入賞口21、その他風車及
び遊技釘等を配設している。各入賞口に入賞した場合に
遊技者に払い出される賞球個数は、天入賞口14が6
個、左入賞口17、右入賞口18、左下入賞口19及び
右下入賞口20が10個、大入賞口21が15個となる
よう構成されている。通過口15及び16は、図示しな
い普通図柄表示装置に普通図柄を変動表示させるもので
あり、一定の確率(本実施例では、1/10)で普通図
柄として当たり図柄、例えば「7」等が表示されると普
通電動役物13を約5秒間拡大開放する。
【0010】また、大入賞口21は、特別図柄表示装置
12に一定の確率(本実施例では、1/220)で大当
り図柄、例えば「777」等が表示されると、約30秒
又は遊技球が10個入賞するまで開放される。このと
き、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が通過す
ると一旦閉鎖させられた後再び開放し、初回を含めて最
大16回開放動作を繰り返す。従って、大当り状態が発
生すると、遊技者には、最大2400個(10×15×
16)の遊技球が賞球として払い出される。パチンコ機
10には、そのほか公知の上皿22、下皿23、発射ハ
ンドル24及び大当りランプ25等が設けられ、従来の
フィーバー機と同様の構成とされている。
【0011】パチンコ機10の裏側には、図2に示すよ
うに裏面左側に、遊技の制御を司る遊技制御基盤30、
発射ハンドル24や賞球払出等の遊技機枠に係る制御を
行う枠制御基盤31、遊技盤11と遊技制御基盤30と
の電気的中継を行う端子基盤32、裏面右側に賞球の払
出を行う賞球払出部33、これら遊技制御基盤30、枠
制御基盤31、賞球払出部33等に電源の供給を行う電
源ターミナル基盤34等が備えられている。賞球払出部
33は、遊技盤11上の各入賞口14〜21のいずれか
に遊技球の入賞があった場合に、裏面上部の球タンクの
遊技球を上皿22に払い出すためのものである。尚、上
皿22が遊技球で一杯になったとき、溢れ球を下皿23
に誘導する機構、いわゆる球抜き動作により遊技球を機
外に排出する機構等は従来のものと同様の構造である。
【0012】また、図3に示すように、遊技盤11の裏
面には、遊技球集合盤40が備えられている。この遊技
球集合板40は、誘導樋41〜44から形成されてい
る。誘導樋41は天入賞口14、右入賞口18及び右下
入賞口20に入賞した遊技球を入賞球検知スイッチ45
に、誘導樋42は左入賞口17及び左下入賞口19に入
賞した遊技球を入賞球検知スイッチ46に、誘導樋43
は普通電動役物13に入賞した遊技球を入賞球検知スイ
ッチ47に、それぞれ誘導するためのものである。ま
た、大入賞口21に入賞した遊技球は、カウント検知ス
イッチ48又はカウント検知及び特定領域検知スイッチ
49に誘導される。カウント検知及び特定領域検知スイ
ッチ49は、大入賞口内の特定領域を通過する遊技球を
検出するためのものでもある。各検知スイッチ45〜4
9を通過する遊技球は、誘導樋44により公知のアウト
ロ50のアウト球誘導樋51に誘導された後、機外に排
出される。本具体例では、検知スイッチ45〜49は近
接スイッチが用いられている。
【0013】次に図4を用いてパチンコ機10の制御回
路について説明することにする。パチンコ機10の制御
回路は、前述した遊技制御基盤30、枠制御基盤31、
端子基盤32、電源ターミナル基盤34及び特別図柄表
示装置12を制御するための特別図柄制御基盤54、更
には前述した各検知スイッチ45〜49、遊技者が発射
ハンドル24に触れていることを検出するタッチスイッ
チ55、遊技球の発射を一時的に停止する発射停止スイ
ッチ56、前述の遊技盤11上の通過口15又は16を
遊技球が通過したことを検出する左右普通図柄作動ゲー
ト通過検知スイッチ57、遊技球の発射強度を調整する
ボリュームスイッチ58、各種ランプLED60、音量
スイッチ61、普通電動役物13及び大入賞口21の開
放動作を行うための各種ソレノイド62、公知のサウン
ドジェネレータ63、前述した賞球払出部33に備えら
れた賞球払出装置64及び発射装置制御基盤65等から
なる。
【0014】遊技制御基盤30には、パチンコ機10の
制御回路の中枢となる主制御用のCPU70が備えられ
ている。このCPU70には、CPU70の動作プログ
ラム等を記憶しているROM71およびCPU70のワ
ークエリア等となるRAM72が接続されており、CP
U70は、ROM71に格納されているプログラムにし
たがって、パチンコ機10の各部を制御することができ
る。CPU70には、入出力ポート(I/O)73が接
続されている。この入出力ポート73には、入力系とし
て直接に前述の入賞球検知スイッチ45〜47、端子基
盤32を介してカウント検知スイッチ48、カウント検
知及び特定領域検知スイッチ49、タッチスイッチ5
5、発射停止スイッチ56、左右普通図柄作動ゲート通
過検知スイッチ57及びボリュームスイッチ58等が接
続され、また、出力系として枠制御基盤31を介して各
種ランプLED60、音量スイッチ61、各種ソレノイ
ド62、サウンドジェネレータ63、賞球払出装置64
及び発射装置制御基盤65等が接続されている。遊技制
御基盤54には、更に前述の特別図柄制御基盤54が接
続され、電源ターミナル基盤34から電源を供給される
よう構成されている。
【0015】特別図柄制御基盤54は、図5に示すよう
に、遊技制御基盤30と同様にCPU80を中心とし
て、このCPU80、RAM81、ROM82及び入出
力I/O83をバスにより相互に接続した論理演算回路
として構成され、この他ビデオ信号を出力するVDP8
4、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A8
5、液晶表示盤用出力I/O86等から構成され、更に
RAM81に非常用の電源を供給するバッテリ87等か
ら構成されている。液晶表示盤用出力I/O86には前
述の液晶表示体である特別図柄表示装置12が接続され
ている。入出力I/O83には遊技制御基盤30が接続
されている。RAM81はCPU80のワークエリア等
となり、ROM82にはCPU80の動作プログラムや
画像データ等が格納されている。
【0016】枠制御基盤31は、図6に示すように、R
OM及びRAMを内蔵した1チップマイコン90及び入
出力I/O91を中心に、この他1チップマイコン90
のRAMに非常用の電源を供給するバッテリ92等から
構成されている。入出力I/O91には、遊技制御基盤
30の他、各種ランプLED60、音量スイッチ61、
各種ソレノイド62、サウンドジェネレータ63、賞球
払出装置64及び発射装置制御基板65が接続されてい
る。本具体例では、遊技制御基盤30から枠制御基盤3
1及び特別図柄制御基盤54への通信は一方向のみとさ
れ、枠制御基盤31又は特別図柄制御基盤54から遊技
制御基盤30へは通信できない構成とされている。
【0017】上記構成を有する本具体例のパチンコ機1
0は、遊技制御基盤30を中心として遊技者が発射する
遊技球が第1種始動口である普通電動役物13に入賞す
れば特別図柄制御基盤54が特別図柄表示装置12に所
定時間図柄を変動表示した後、遊技球が普通電動役物1
3に入賞したときのタイミングに従って選択された乱数
の値に応じた図柄を静止表示する。このとき、静止表示
された図柄が特定の図柄、例えば「777」等の特定図
柄であれば公知の「大当り」として大入賞口21を所定
回数開放する処理を実行する。
【0018】前記特別図柄制御基盤54に特別図柄を変
動表示する処理は次のようにして実行される。遊技制御
基盤30のCPU70は、遊技球が第1種始動口13に
入球したときに選択される当否決定乱数RDの値に従っ
て大当りか否か(条件装置が作動するか否か)を決定
し、この決定に基づき特別図柄制御基盤54に所定のデ
ータを送信する。具体的には、条件装置未作動を示すフ
ラグ、左、中及び右特別図柄を示すデータ、各特別図柄
の表示位置を示すデータ等を10バイト〜12バイトの
データとして2ms毎の定期的に送信する。大当りのと
きには、大入賞口21内の特定領域を通過か否かのフラ
グ、大入賞口21の開放回数データ、大当り図柄として
の左、中及び右特別図柄を示すデータ、各特別図柄の表
示位置を示すデータ等を10バイト〜12バイトのデー
タとして2ms毎の定期的に送信する。
【0019】特別図柄制御基盤54のCPU80は、遊
技制御基盤30から送信される前記データに基づき図7
に示すタイミングチャートに従って画面上に左、中及び
右特別図柄を変動表示する処理を実行する。図中に示す
ポイントP1〜P19は、各特別図柄の変動スピード等
の変更ポイントを示す。本具体例においては、遊技制御
基盤30から定期的に常時データを送信するよう構成し
ているので、特別図柄制御基盤54がノイズ等の原因で
データを一時的に受信することが不可能な場合であって
も画像が一時的に乱れるだけの不具合で済むという効果
を奏しているが、図中のポイントP1〜P19の変更点
に対応した時間にデータを送信する所謂インテリジェン
ト方式を採用しても良い。尚、図7に示すタイミングチ
ャートは、特別図柄の1変動パターンであって、所謂リ
ーチ時や所謂保留記憶時又は大当り時には異なる変動パ
ターンとすることは言うまでもないことである。この変
動パターンは、遊技球が第1種始動口13に1個入球し
たときに特別図柄が変動表示される一例を示したものに
他ならない。
【0020】次に図8及び図9に示すフローチャートに
従って特別図柄制御基盤54が画面上に表示する背景及
びキャラクタ表示の処理について説明する。図8に示す
「外れ回数カウントルーチン」は、図7に示す表示終了
タイミングP17〜P19時に実行されるものであり、
先ず静止表示された特別図柄が大当りであるか否かが判
断され(ステップS100)、大当り表示でないとの肯
定判断が為されると外れ回数カウンタCTの値が+1さ
れ(ステップS110)、大当りとの否定判断が為され
ると外れ回数カウンタCTの値は零クリアされる(ステ
ップS120)。尚、カウンタCTの値は、電源投入時
には零クリアされる。
【0021】前記処理が実行されると、続いて図9に示
す「背景変更ルーチン」が実行される。ここでは、カウ
ンタCTの値が100未満か、100以上200未満
か、200以上300未満か、300以上400未満
か、あるいは400以上かが判断される(ステップS2
00〜S240)。
【0022】カウンタCTの値が100未満の場合は、
各特別図柄の背景表示として春の風景が表示される(ス
テップS250)。カウンタCTの値が100以上20
0未満の場合は、各特別図柄の背景表示として夏の風景
が表示される(ステップS260)。カウンタCTの値
が200以上300未満の場合は、各特別図柄の背景表
示として秋の風景が表示される(ステップS270)。
カウンタCTの値が300以上400未満の場合は、各
特別図柄の背景表示として冬の風景が表示される(ステ
ップS280)。カウンタCTの値が400以上の場合
は、各特別図柄の背景表示としてパラダイスの風景が表
示される(ステップS290)。ステップS250〜S
290の処理の後は、リターンに抜ける。
【0023】本具体例によれば、大当りの外れ回数に従
って特別図柄の背景が変更されるので、遊技者の視覚に
変化を与え大当りが来ないことの退屈感が緩和されると
いう極めて優れた効果を奏する。また、一般に外れ回数
が多くなるほど次に大当りがくるという期待感が大きく
なり、この外れ回数の度合いを遊技者は背景により知る
ことができ一層遊技を興趣あるものにすることができる
という優れた効果も有している。更に、外れ回数を特別
図柄制御基盤54側でカウントする構成としているの
で、遊技制御基盤30側の処理の負担を軽減することが
できるという極めて優れた効果も有している。
【0024】本具体例では、カウンタCTの値が400
以上の場合にはパラダイスの背景としたが、カウンタC
Tの値を零クリアして背景を春→夏→秋→冬→春と繰り
返し表示する構成としても良い。また、カウンタCTの
値を遊技球が所定時間(具体的には、5分間程度)以上
発射されなければ遊技者がその台から離れたものとみな
して零クリアする構成としても良い。更に、カウンタC
Tの値の判断回数をもっと多くし、背景として日本全国
又は世界各国の名所を表示しても良く、又は漫画的なキ
ャラクタを背景としても良く、あるいは有名人の顔を背
景として表示する構成としても良く、さらには判断回数
の増加に伴い物語を展開しても良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1乃至3に記載の本発明によれ
ば、特別遊技終了後からの外れ回数を映像制御基盤の計
数手段が計数し、この計数結果に従って特別遊技報知用
の図柄の背景が変更される。これにより、主基盤側の処
理を増加することなく、また主基盤側の送信データを変
更することなく映像制御基盤側で特別遊技の外れ回数に
従った画像を画面上に表示するとともに、遊技者が見る
画像に変化を与えることができ、遊技の興趣を一層高め
ることができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本具体例のパチンコ機10の正面図である。
【図2】 本具体例のパチンコ機10の裏面図である。
【図3】 本具体例の遊技盤11の裏面図である。
【図4】 本具体例のパチンコ機10の電気回路を示す
ブロック図である。
【図5】 本具体例の特別図柄制御基盤54の構成を示
すブロック図である。
【図6】 本具体例の枠制御基盤31の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】 本具体例の特別図柄変動パターンの一例を示
すタイミングチャートである。
【図8】 本具体例の特別図柄制御基盤54側で実行さ
れる「外れ回数カウントルーチン」の処理を示すフロー
チャートである。
【図9】 本具体例の「背景変更ルーチン」の処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・・・・パチンコ機 11・・・・・・遊技盤 12・・・・・・特別図柄表示装置 13・・・・・・普通電動役物(第1種始動口) 14・・・・・・天入賞口 17・・・・・・左入賞口 18・・・・・・右入賞口 19・・・・・・左下入賞口 20・・・・・・右下入賞口 21・・・・・・大入賞口 30・・・・・・遊技制御基盤 31・・・・・・枠制御基盤 32・・・・・・端子基盤 33・・・・・・賞球払出部 34・・・・・・電源タ−ミナル基盤 40・・・・・・遊技球集合盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に発射された遊技球の挙動に起
    因して乱数を選択し、この選択された乱数が所定の値で
    あることに起因して遊技者に有利な大当り遊技を実行す
    る主制御基盤と、 前記乱数の選択結果に基づいたデータを前記主制御基盤
    から受信し、この受信したデータに従った図柄を画面上
    に表示する映像制御基盤と、 を少なくとも備えた弾球遊技機において、 前記映像制御基盤に、 前記大当り遊技が終了したときからの外れ回数を、前記
    データを受信する毎に前記大当り遊技の当否を判断する
    ことにより計数する計数手段と、 該計数結果に基づいた画像を前記図柄の背景として表示
    する背景表示手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記映像制御基盤の計数手段は、 前記大当り遊技が終了したときからの外れ回数を、前記
    データを受信し該受信したデータに従った図柄を表示す
    る毎に前記大当り遊技の当否を判断することにより計数
    することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】前記背景表示手段は、 前記計数結果に基づき前記大当り遊技終了後からの外れ
    回数の増加に伴い物語を展開することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
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