JP2001198304A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
いる感じを遊技者へ与える。 【解決手段】上限値設定処理は、遊技状態情報を受信し
た場合に、遊技状態が遊技者に有利かどうかを判定し、
この判定で遊技者に有利な状態の場合(大当たり中
等)、賞球をまとめて払い出すための所定の個数単位の
上限個数を最大に設定する一方、他の状態(通常時等)
の場合、前記所定の個数単位の上限個数を最小に設定す
るようにした。
Description
アレンジボール遊技機等、遊技で発生した遊技価値を遊
技者に供給するようにした遊技機に関する。
ける遊技の進行を制御する遊技制御装置と、球排出装置
を駆動制御して遊技球を排出させる排出制御装置とを備
えている。そして、排出制御装置は、遊技制御装置から
送信された賞球数情報に基づいて球排出装置を駆動制御
し、遊技価値としての賞球を遊技者に供給する。
技性を高めるために、遊技盤面の遊技領域に設けられた
入賞口によって賞球数を異ならせている。例えば、始動
入賞口への入賞に対しては賞球数を7個とし、他の入賞
口への入賞に対しては賞球数を13個としている。この
ように、賞球数を複数種類に設定したため、遊技制御装
置は、入賞口への遊技球の入賞数を記憶する。例えば、
賞球数が2種類の場合には、一方の賞球数に対応する入
賞口への入賞数を入賞球記憶として記憶する。そして、
入賞した遊技球(入賞球)を、この入賞球を1個宛検出
するセーフユニットに集合させる。このセーフユニット
内には停留機構が設けられており、この停留機構により
入賞球は一時的に停留され、この停留状態における入賞
球がセーフセンサによって1個ずつ検出される。
からの入賞球信号(セーフ信号)に基づいて入賞球記憶
を参照し、入賞球記憶が有る場合は、対応する賞球数情
報(例えば、7個賞球のデータ)を排出制御装置に送信
する。また、入賞球記憶を参照した際に、入賞球記憶が
無かった場合、つまり、入賞球記憶が「0」であった場
合には、設定された賞球数情報(例えば、13個賞球の
データ)を送信する。一方、排出制御装置は、遊技制御
装置から送信された賞球数情報に基づいて球排出装置を
作動させ、賞球を遊技者に供給させる。また、セーフユ
ニットの停留機構を駆動させて当該賞球排出に関わった
入賞球を遊技機外に排出させる。
球排出処理を行うと、例えば、獲得球数の多いパチンコ
遊技機の大当たり中等の遊技者に有利な状態では、セー
フユニットから上流側に多数の入賞球が滞留し、入賞球
による球詰まりが発生する虞がある。そして、球詰まり
が発生すると、賞球排出が出来なくなってしまう。これ
は、賞球排出を行う毎にセーフセンサからの検出信号を
参照する構成に起因しており、短時間に多くの遊技球が
入賞すると、入賞球の排出が追いつかなくなり、入賞球
が過剰に貯まってしまうからである。また、大当り遊技
が終了しても、その大当り遊技の間に入賞した分の賞球
が排出され続けたりする事態も発生する。
な遊技状態、例えば、大当たり中等の連続して賞球が排
出されたときと比べて、先の賞球排出動作から次の賞球
排出動作までの時間が長くなりがちである。このため、
賞球が出にくい状況を遊技者に印象づけ易く、遊技の楽
しさが失われ、退屈さを助長させるおそれがある。
れたもので、賞球の払い出しが連続する状況の場合、短
時間に円滑に賞球の排出を行う一方、賞球の払い出しが
連続して起きにくい状況の場合、恰も多くの賞球の払い
出しがされている如くの印象を遊技者に与えることが可
能な遊技機を提供することを目的とする。
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、遊技において発生した遊技価値を賞球数情報と
して収集し、収集された賞球数情報に基づいて賞球を所
定の個数単位に区分けして遊技者へ供給する遊技機であ
って、遊技者にとって有利な遊技状態の遊技状態情報が
ある場合に、前記所定の個数単位を増加させる一方、通
常の遊技状態の場合に、前記所定の個数単位を減少させ
ることを特徴とする遊技機である。
る遊技の進行を制御し、遊技において発生した遊技価値
を遊技者に供給するための遊技価値情報を送信する遊技
制御装置と、該遊技制御装置から送信された遊技価値情
報に基づいて遊技者に遊技価値を供給する排出制御装置
とを具備する遊技機において、前記遊技制御装置は、前
記遊技価値情報としての賞球数情報と遊技状態情報とを
前記排出制御装置へ送信する送信処理手段を備える一
方、前記排出制御装置は、前記遊技制御装置から受信し
た賞球数情報を所定の条件で加算して得られた加算球数
を排出すべき排出球数データとする排出球数加算処理手
段と、該排出球数加算処理手段により得られた前記排出
球数データについて所定の個数単位に区分して前記所定
の個数単位ずつ順次排出処理する排出処理手段と、前記
遊技制御装置から受信した遊技状態情報に応じて前記所
定の個数単位の上限個数を設定変更可能とする上限値設
定処理手段とを備えることを特徴とする遊技機である。
る遊技の進行を制御し、遊技において発生した遊技価値
を遊技者に供給するための遊技価値情報を送信する遊技
制御装置と、該遊技制御装置から送信された遊技価値情
報に基づいて遊技者に遊技価値を供給する排出制御装置
とを具備する遊技機において、前記遊技制御装置は、前
記遊技価値情報としての賞球数情報を所定の条件で加算
して得られた加算球数を排出すべき排出球数データとす
る排出球数加算処理手段と、該排出球数加算処理手段に
より得られた前記排出球数データについて所定の個数単
位に区分して前記所定の個数単位ずつ順次排出球数送信
データを生成する排出球数送信データ生成処理手段と、
遊技状態情報に応じて前記所定の個数単位の上限個数を
設定変更可能とする上限値設定処理手段と、前記排出球
数送信データ生成処理手段により生成された排出球数送
信データを前記排出制御装置へ送信する排出球数送信デ
ータ送信手段とを備える一方、前記排出制御装置は、前
記遊技制御装置から受信した排出球数送信データに基づ
いて前記所定の個数単位ずつ排出する排出処理手段を備
えることを特徴とする遊技機である。
処理手段は、前記遊技状態情報として大当たり中モー
ド、確率変動中モード、時短中モード等の遊技者に有利
な場合には前記所定の個数単位の上限個数を所定の最大
個数に設定する一方、賞球の払い出しが連続して発生し
ていない通常時の場合には前記所定の個数単位の上限個
数を所定の最小個数に設定することを特徴とする請求項
2または請求項3記載の遊技機である。
ータが前記所定の個数単位未満の場合、当該排出球数デ
ータに対応する個数の賞球を所定時間経過後に排出する
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の遊技機
である。
置と前記排出制御装置の少なくとも一方に、電源供給が
断たれた場合に記憶内容を保持可能とするバックアップ
電源を備えることを特徴とする請求項2または請求項3
記載の遊技機である。
に基づいて説明する。図1は代表的な遊技機であるパチ
ンコ機1とカードユニット2の正面図、図2は遊技盤1
4の正面図、図3はパチンコ機1とカードユニット2の
背面図である。
コ遊技機であり、カードユニット2のカード挿入口3に
挿入された遊技カード(プリペイドカード)の残高範囲
内で遊技球を借り、この遊技球を発射することにより遊
技を行なうものである。
する額縁状の前面枠6を図3に示す機枠5に開閉可能に
取り付け、この前面枠6の開口部を前方から塞ぐよう
に、ガラス装飾枠7と、供給皿4を備えた開閉パネル9
とをそれぞれ開閉可能に取り付け、さらに、開閉パネル
9の下方に下皿10、灰皿11、発射操作部12を設け
てある。
取り付けた遊技盤収納フレーム内(図示しない)に遊技
盤14を装着し、遊技盤14の表面に形成した遊技領域
15がガラス装飾枠7の透明ガラスを通して見えるよう
に構成してある。また、供給皿4には、球貸し操作部1
6を設けてある。
区画部材によりほぼ円形の遊技領域15を形成している
が、この遊技領域15の構成は任意の構成をとり得る。
例えば図2に示すように、遊技領域15には、中央に特
別図柄表示装置8a、その下方に始動入賞口とも呼ばれ
る特別図柄始動口8b、その下方左右に通過式の普図ゲ
ート8c、その下方に大入賞口として機能する変動入賞
装置とも呼ばれるアタッカー63、他の部分に一般入賞
口8dなどの役物を配設してある。
ての入賞口、すなわち、特別図柄始動口8b、アタッカ
ー63及び一般入賞口8dについては、各入賞口毎に入
賞センサ(入賞球検出手段)を配設してある。そして、
これらの入賞口に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球
(入賞球)が入賞センサに検出される。
に示すように、特別図柄始動口8bに対応して配設され
た特図始動センサ46、アタッカー63に対応して配設
されたカウントセンサ48及び継続センサ49、一般入
賞口8dに対応して配設された一般入賞センサ50があ
る。そして、これらの特図始動センサ46、カウントセ
ンサ48及び一般入賞センサ50は、入賞球を1個宛検
出可能なセンサによって構成する。本実施の形態では、
近接センサ(近接スイッチ)によって構成してある。ま
た、普図ゲート8cには、遊技球の通過を検出する普図
始動ゲートセンサ47を設ける。
連動して、図4に示す遊技制御装置20は、賞球数情報
(賞球データ)及び後述する遊技状態情報等の送信デー
タ51を排出制御装置24に対して送信するようになっ
ている。なお、この賞球数情報は、パチンコ遊技で発生
した遊技価値を遊技者に供給するための遊技価値情報の
一種である。また、遊技状態情報は、大当たり中モー
ド,確率変動中モード,時短中モード、あるいは、通常
時のいずれかの状態を示す状態情報である。
ームの背面に、図3に示すように開口部を有する裏機構
盤17を開閉可能に取り付け、この裏機構盤17に各種
の制御装置や電源供給装置(電源供給ユニット)19を
取り付ける。本実施の形態では、制御装置を機能別に分
けてそれぞれ別個のケース(基板ボックス)に制御回路
を収納してユニット化し、遊技制御回路を備えた遊技制
御装置20、表示制御回路を備えた表示制御装置21、
装飾制御回路を備えた装飾制御装置22、音制御回路を
備えた音制御装置23、排出制御回路を備えた排出制御
装置24、及び、発射制御回路を備えた発射制御装置2
5を構成する。そして、カードユニット2と排出制御装
置24とを中継基板26を介して電気的に接続してい
る。
的制御を行う制御装置であり、そのうち遊技球の賞球制
御に関する部分では、遊技盤14の各入賞口毎に設けら
れた入賞センサにより遊技球の入賞が検出されると、予
め設定された賞球数を示す賞球数情報(遊技価値情報)
を排出制御装置24へ送信する。
ら出力される指令などに従って特別図柄表示装置8aを
制御し、この特別図柄表示装置8aの前面表示部に所定
の画像を表示させるものである。
ら送信された装飾データに基づき、パチンコ機1の前面
に配設された装飾用ランプ類(発光装飾部材)の作動
(点灯または消灯)を制御するものである。
送信された音データに基づいて効果音を生成する等、効
果音に関する制御を行い、遊技状態に応じた各種効果音
をパチンコ機1の前面等に配設されたスピーカ(図示せ
ず)から適宜出力させる。
球排出ユニット32が備えるストッパソレノイド41や
球排出モータ40(図4参照)等、遊技球の排出に必要
な各種電気部品の制御を行うものである。すなわち、排
出制御装置24は遊技制御装置20から送信された賞球
数情報及び遊技状態情報等の送信データ51等に基づい
て球排出モータ40とストッパソレノイド41への通電
を制御し、所定個数の遊技球を排出させる制御を行う。
上部に球貯留タンク27を設けるとともに、該球貯留タ
ンク27から球を2列(2条)に整列しながら導出する
球導出樋29を設け、球導出樋29の傾斜下端が位置す
る裏機構盤17の一側に、球導出樋29からの遊技球が
流下方向を下方に変更する屈曲流路部材30を設け、こ
の屈曲流路部材30に半端球センサ(半端球検出スイッ
チ)31を設ける。さらに、屈曲流路部材30の下方
に、球排出装置として機能する球排出ユニット32を取
り付け、この球排出ユニット32の下方に、流路の切替
装置として機能する流路切替ユニット33を取り付け、
流路切替ユニット33の下方に、遊技球を供給皿4に案
内する球排出樋(案内樋、図示せず)を形成してある。
なお、半端球センサ31は、1回の球排出に必要とされ
る最大数の球があるか否かを検出するためのセンサであ
る。
樋29からの遊技球を所定数ずつ排出(流下)させる筒
状のユニットであり、賞球と貸し球の両方を排出する。
この球排出ユニット32では、図4に示す排出制御装置
24からの信号によって球排出モータ40とストッパー
ソレノイド41とが制御され、パルスモータである球排
出モータ40の回転駆動が複数の歯車機構を経て2つの
スプロケット(図示せず)に伝達されて、これらのスプ
ロケットの回転量に比例した個数の球が排出される。
44からの貸球検出信号を排出制御装置24へ出力する
一方、賞球検出センサ42からの賞球検出信号を中継基
板52を介して排出制御装置24へ出力し、排出制御装
置24からの流路切替信号によって流路切替ソレノイド
43を切り換えるように構成されている。
ット32の後部で案内樋である賞球用流路と貸球用流路
(両流路共図示せず)とに分岐され、これらの両流路は
下部で合流するように形成される。そして、流路切替ソ
レノイド43によって作動する切替弁(図示せず)を分
岐部分に設けて遊技球が流下する流路を切り替える。例
えば、流路切替ソレノイド43の励磁状態では、球排出
ユニット32から流下してきた遊技球を貸球用流路に案
内するように流路を切り替え、流路切替ソレノイド43
の消磁状態では、球排出ユニット32から流下してきた
遊技球を賞球用流路に案内するように流路を切り替え
る。
切替ユニット33等は、遊技制御装置20や排出制御装
置24により制御される。
に、半端球検出スイッチ(半端センサ)31、特図始動
センサ46、普図始動ゲートセンサ47、カウントセン
サ48、継続センサ49、一般入賞センサ50、オーバ
ーフロースイッチ45、賞球検出器センサ42などの各
種検出装置からの検出信号が入力される。なお、賞球検
出器センサ42等からの検出信号は、中継基板34を介
して分岐され、排出制御装置24へも入力される。
た検出信号に基づいて、ROM57に格納された遊技プ
ログラムにより、インターフェース66を介して遊技の
統括的な制御を行う。
は、表示制御装置21及び音制御装置23を制御すると
共に、装飾制御装置22、排出制御装置24にそれぞれ
装飾制御指令、賞球数情報及び後述する遊技状態情報で
ある送信データ51を出力する。この制御指令に基づい
て、装飾制御装置22は、特図記憶LED52、普図記
憶LED53、装飾LED54と、完了LED55、賞
球LED56等の発光を制御し、また、排出制御装置2
4は、球排出ユニット32からの球排出および流路切替
ユニット33の流路切替を制御する。また、遊技制御装
置20は、大入賞口ソレノイド(アタッカーソレノイ
ド)60、普通電動役物ソレノイド61等に制御信号を
送信し、これらのソレノイドへの通電を制御することに
より、大入賞口であるアタッカー63の開閉や、特別図
柄始動口8bに設けた所謂チューリップの開閉を制御す
る。さらに、普通図柄表示器62の表示も制御する。ま
た、遊技制御装置20は、試験用出力部64と遊技盤用
外部出力端子65へ試験信号等を出力可能としている。
定処理及び賞球排出処理について図5及び図6を参照し
て説明する。なお、これらの処理は、排出制御装置24
の制御部24´(CPU、RAM、ROM)によってな
される処理である。
て説明する。この上限値設定処理では、排出制御装置2
4の制御部24´は上限値設定処理手段として機能す
る。この処理では、まず、ステップS1にて、遊技制御
装置20から送信された遊技状態情報を受信する。この
遊技状態情報は、大当たり中モード、確率変動中モー
ド、時短中モード、通常時等の何れかの遊技状態を示す
情報であり、送信処理手段として機能する遊技制御装置
20の制御部20´(CPU59、RAM58、ROM
57)は、上記の遊技状態が変化する毎に遊技状態情報
を排出制御装置24に対して送信する。続いて、ステッ
プS2では、遊技状態が遊技者に有利なものか、つま
り、大当たり中モード、確率変動中モード、時短中モー
ド等のいずれかの遊技状態に該当するか否かの判定がさ
れる。これらのいずれかの状態に該当する場合には、ス
テップS3によって上限値が最大に設定される。例え
ば、貸球の単位排出数である25個に設定される。ここ
で、最大の上限値を貸し球の単位排出数にしたのは、制
御の簡素化を図るためである。即ち、賞球の上限値と貸
し球の単位排出数とを同じ数に揃えると、球排出ユニッ
ト32から排出される球数の種類を少なくすることがで
き、制御の簡素化が図れる。
利な遊技状態以外の状態と判定された場合、すなわち通
常時等と判定された場合には、ステップS4の処理で上
限値が最小に設定される。例えば、賞球個数の最小値で
ある5個に設定される。そして、最小の上限値を貸し球
の賞球個数の最小値にしたのも、制御の簡素化を図るた
めである。即ち、球排出ユニット32から排出される球
数の種類を少なくすることで、制御の簡素化を図ってい
る。
明する。この賞球排出処理では、まず、ステップS10
にて排出球数データが「0」か否かを判定する。ここ
で、排出球数データが「0」であった場合、即ち、未排
出の賞球(排出すべき賞球)がない状態では、ステップ
S11にて排出監視用のタイマー(排出監視タイマー)
を0から始動させる。一方、排出球数データが「0」以
外の場合、即ち、未排出の賞球が存在している状態で
は、ステップS11をスキップする。ここで、上記の排
出監視タイマーは、排出球数データが「0」の状態で計
時を開始し(S11)、未排出の賞球が存在しているこ
とを条件に計時を継続する(S10でN)。従って、こ
の排出監視タイマーは、実質的に未排出の賞球が存在し
ている期間、言い換えれば、一連の賞球排出動作が開始
されてからの経過時間を計っている。
御装置20からの賞球数データ(賞球数情報)を受信し
たか否かを判定する。ここで、排出制御装置24には、
賞球受信メモリを例えばRAMに設けてあり、送信処理
手段としての遊技制御装置20(制御部20´)から送
信された賞球数データをこの賞球受信メモリに一時記憶
している。そして、このステップS12では、賞球受信
メモリの記憶状態に基づき、賞球数データを受信してい
るか否かを監視する。ここで、賞球数データを受信して
いる場合には、ステップS13に移行し、受信している
賞球数データを排出球数データに加算する。従って、こ
れらのステップS12及びS13の処理で、排出制御装
置24の制御部24´は、排出球数加算処理手段として
機能し、賞球数データと排出球数データの加算値である
加算球数を、排出すべき新たな排出球数データとしてR
AMの賞球データメモリに記憶する。なお、この加算処
理に伴い、加算済みの賞球数データは賞球受信メモリか
ら消去される。
記憶された排出球数データが、上限値以上か否かの判定
がなされる。具体的には、図5の上限値設定処理によっ
て設定されて排出制御装置24のRAMに記憶された上
限値が取り込まれ、また、賞球データメモリから排出球
数データが取り込まれ、上限値と排出球数データとが比
較される。そして、排出球数データが上限値以上の場合
には、YesとなってステップS17へ移行する。一
方、排出球数データが上限値未満であった場合にはステ
ップS15へ移行する。
マーの計時値を参照し、この排出監視タイマーの計時値
が所定値以上(例えば、2〜3秒以上)であるか否かを
判断する。言い換えれば、一連の賞球排出動作の開始か
ら所定時間が経過したか否かを判断する。ここで、所定
時間が経過していなければ賞球排出処理を終了し(RE
T)、一方、所定時間以上が経過している場合にはステ
ップS16で排出監視タイマーをクリアし(初期値に戻
し)、その後、ステップS17へ移行する。
の球排出処理で排出制御装置24の制御部24´は、排
出処理手段として機能し、賞球の排出処理を行う。即
ち、ステップS14からこの球排出処理に移行してきた
場合には、制御部24´は、上限値設定処理で設定され
た上限値を単位個数とし、球排出ユニット32を制御し
てこの上限値分の賞球を排出させる。ここで、大当たり
中など遊技者にとって有利な状態では、上限値が最大の
25個に設定されているので、1度に25個の賞球が排
出される。一方、それ以外の状態、例えば通常時には、
上限値が最小の5個に設定されているので、1度に5個
の賞球が排出される。
の球排出処理に移行してきた場合には、排出球数データ
は上限値未満となっている。この場合、球排出処理で
は、この上限値未満の排出球数データで規定される個数
の賞球を排出させる。
たならば、ステップS18に移行し、排出球数データか
ら排出球数(上限値等)を減算し、この減算後の数値を
新たな排出球数データとする。そして、新たな排出球数
データを得たならば、賞球排出処理を終了する(RE
T)。
当たり中モード、確率変動中モード、時短中モード等の
遊技者に有利な状態では、賞球排出における個数単位の
上限個数が最大個数である25個に設定され(S3)、
この最大個数である25個を単位として、すなわち、1
度の球排出動作で25個ずつ、賞球の排出が行われる
(S17)。これにより、多くの賞球を比較的短時間で
排出することができ、打球の入賞が比較的容易な大当た
り中等では滞りがちな賞球排出を円滑に行わせることが
できる。さらに、大当たり遊技が終了したにも拘わら
ず、その大当り遊技の間に入賞した分の賞球が排出され
続けたりする事態も防止することができる。即ち、大当
たり遊技の終了後、この大当り遊技の間に入賞した分の
賞球排出を速やかに終了させることができる。
態、例えば、通常時にあっては、上限個数が最小個数で
ある5個に設定され(S4)、この最小個数である5個
を単位として賞球の排出が行われる(S17)。これに
より、賞球排出の実行回数が増え、賞球排出が行われて
いる一連の期間を延長することができる。例えば、15
個の賞球を排出する場合を考えると、15個の賞球を1
度に排出するよりも、5個ずつ3回に分けて排出した方
が賞球排出の実行期間を延ばすことができる。そして、
5個ずつ3回に分けて排出すると、遊技者は、1回目の
単位賞球の排出開始から3回目の単位賞球の排出終了ま
でを一連の賞球排出期間として認識しがちであり、この
ため、通常時のように比較的入賞しにくい状況、すなわ
ち賞球の出にくい状況であっても、遊技者に対して従来
よりも比較的長い時間に亘って賞球の払い出しがされて
いる感じを与えることができる。従って、遊技者は、あ
たかも多くの賞球がされた印象を受け、遊技を楽しみつ
つ、少しでも退屈感の助長をなくすことができる。
明する。この実施形態と先に説明した第1実施形態との
相違は、主に、遊技制御装置側で賞球数の加算処理と、
単位個数の上限値の設定処理とを行い、単位個数毎の排
出球数送信データを排出制御装置に送信している点、及
び、排出制御装置は、受信した排出球数送信データに基
づいて単位個数の賞球排出動作を行っている点である。
なお、本実施形態において、前面枠や遊技盤等の部材
は、上記の第1実施形態と同じ構成であるので、説明は
省略する。
は、半端センサ31、特図始動センサ46、普図始動ゲ
ートセンサ47、カウントセンサ48、継続センサ4
9、一般入賞センサ50、オーバーフロースイッチ4
5、賞球検出器センサ42などの各種検出装置からの検
出信号が入力される。
ピュータ70のCPU74は、上記した検出信号に基づ
いて、ROM75に格納された遊技プログラムにより、
遊技の統括的な制御を行う。
は、インターフェース76を介して表示制御装置21、
装飾制御装置22、音制御装置23を制御し、排出制御
装置24に排出球数送信データ51Aを出力する。この
制御指令に基づいて、装飾制御装置22は、図示しない
特別図柄記憶表示器、普通図柄記憶表示器、賞球排出L
ED、装飾LED等の発光を制御し、また、排出制御装
置24Aは、球排出ユニット32からの球排出および流
路切替ユニット33の流路切替を制御する。また、遊技
制御装置20Aは、大入賞口ソレノイド60、普通電動
役物ソレノイド61等に制御信号を送信し、これらのソ
レノイドへの通電を制御することにより、大入賞口であ
るアタッカー63の開閉や、特別図柄始動口8bに設け
た所謂チューリップの開閉を制御する。さらに、普通図
柄表示器62の表示も制御する。
信データを送信するまでは賞球排出数をはじめとする賞
球データを遊技制御装置20Aの遊技用マイクロコンピ
ュータ70中のRAM71に記憶する他に、バックアッ
プ用記憶手段としてのRAM72に記憶するようになっ
ている。したがって、賞球排出が終了する前に、落雷等
による停電が発生した場合には停電検出回路73、ロジ
ック電源回路77、電源供給ユニット19のコンデンサ
78等のバックアップ機構が作用して記憶内容を保持
し、復帰した後に、RAM72に記憶しておいた賞球デ
ータに基づいて賞球を排出することができ、遊技者に不
利益を与えることがない。なお、バックアップ用のRA
M72には、賞球データの他に各種遊技に関するデータ
を書き換え可能に記憶しているので、賞球排出数に限ら
ず遊技者の利益を保護することができる。
及び賞球データ送信処理について図8及び図9を参照し
て説明する。
て説明する。この上限値設定処理では、遊技制御装置2
0Aの遊技用マイクロコンピュータ70は、上限値設定
処理手段として機能する。この処理では、まず、ステッ
プS21にて遊技状態が判断される。ここでは、判断時
点における遊技状態が、遊技者に有利な遊技状態である
のか、それ以外の遊技状態であるのかが判断される。こ
こで、遊技者にとって有利な遊技状態とは第1実施形態
と同様であり、例えば、大当たり中モード、確率変動中
モード、時短中モードであり、それ以外の遊技状態と
は、例えば通常時である。そして、遊技者に有利な遊技
状態と判断した場合には、ステップS22で上限値が最
大に設定されて遊技制御装置20AのRAM71へ記憶
される。例えば、貸球の最小単位である25個を、上限
値として設定する。
状態か遊技者に有利でないと判定された場合、例えば、
通常時の場合には、ステップS22で上限値が最小に設
定されて遊技制御装置20AのRAM71へ記憶され
る。例えば、賞球個数の最小である5個に設定される。
いて説明する。この賞球データ送信処理では、まず、ス
テップS31で、送信排出球数データが「0」か否かを
判定する。ここで、送信排出球数データが「0」であっ
た場合、即ち、未送信のデータがない状態では、ステッ
プS32にて送信監視用のタイマー(送信監視タイマ
ー)を0から始動させる。一方、送信排出球数データが
「0」以外の場合、即ち、未送信のデータが存在してい
る状態では、ステップS32をスキップする。ここで、
上記の送信監視タイマーは、送信排出球数データが
「0」の状態で計時を開始し(S32)、未送信のデー
タが存在していることを条件に計時を継続する(S31
でN)。従って、この送信監視タイマーは、実質的に未
送信のデータが存在している期間を計っている。
入賞口への入賞を監視する。この入賞の監視は、RAM
71に設けた賞球収集メモリ(一次記憶領域)を使用し
て行われる。この賞球収集メモリには、何れかの入賞セ
ンサからの検出信号が受信される毎に、対応する賞球数
データが記憶される。従って、この入賞監視処理では、
賞球収集メモリ内における賞球数データの記憶状態に基
づき、賞球数データが記憶されていた場合には入賞有り
(Y)と判定し、賞球数データが記憶されていなかった
場合には入賞無し(N)と判定する。そして、入賞有り
と判定された場合には、ステップS34に移行し、入賞
があった入賞口に対応する賞球数データを排出球数デー
タに加算する。つまり、賞球収集メモリに記憶されてい
る賞球数データを送信排出球数データに加算する。従っ
て、これらのステップS33及びS34の処理で、遊技
用マイクロコンピュータ70は、排出球数加算処理手段
として機能し、打球の入賞に伴う賞球数データを加算し
て得られた加算球数を、排出すべき新たな送信排出球数
データとしてRAM71(送信排出球数データ記憶手
段)に記憶する。なお、この加算処理に伴い、加算済み
の賞球数データは賞球収集メモリから消去される。
れた送信排出球数データが、上限値以上か否かの判定が
される。具体的には、図8の上限値設定処理によって設
定された上限値と、送信排出球数データとが比較され
る。この判定で送信排出球数データが上限値以上であっ
た場合には、YesとなってステップS38へ移行す
る。一方、送信排出球数データが上限値未満であった場
合にはステップS36に移行する。
マーの計時値を参照し、この送信監視タイマーの計時値
が所定値以上(例えば、2〜3秒以上)であるか否かを
判断する。ここで、所定時間が経過していなければ賞球
データ送信処理をステップS31から繰り返し実行し
(RET)、一方、所定時間以上経過している場合には
ステップS37で送信監視タイマーをクリアし(初期値
に戻し)、ステップS38へ移行する。
信処理を行う。この送信排出球数データ送信処理で遊技
用マイクロコンピュータ70は、まず、排出球数送信デ
ータ生成手段として機能し、排出球数送信データを生成
する。具体的には、ステップS35から移行してきた場
合には、設定された上限値の排出球数送信データを、デ
ータ送信用のバッファにセットする。ここで、大当たり
中など遊技者にとって有利な状態では、上限値が最大の
25個に設定されているので25個の送信データがセッ
トされる。一方、それ以外の状態、例えば通常時には、
上限値が最小の5個に設定されているので、5個の送信
データがセットされる。
の送信処理に移行してきた場合には、送信排出球数デー
タは上限値未満となっている。この場合、この送信処理
では、この上限値未満の送信排出球数データを送信デー
タとしてセットする。
技用マイクロコンピュータ70は、排出球数送信データ
送信手段として機能し、セットされた排出球数送信デー
タを排出制御装置24Aへ送信する。そして、この排出
球数送信データが排出制御装置24Aによって受信され
ると、排出制御装置24A(排出処理手段)は球排出ユ
ニット32を駆動制御して排出球数送信データで規定さ
れる単位個数の賞球を排出する。例えば、遊技者にとっ
て有利な遊技状態の下では、最大単位である25個の賞
球が排出され、それ以外の遊技状態の下では、最小単位
である5個の賞球が排出される。また、上限値未満の送
信データを受信した場合、その個数分の賞球が排出され
る。
らば、ステップS39に移行し、送信排出球数データか
ら排出球数を減算し、この減算後の数値を新たな送信排
出球数データとする。そして、新たな排出球数データを
得たならば、賞球データ送信処理を終了する(RE
T)。
実施形態でも遊技者に有利な状態では、賞球排出におけ
る個数単位が最大個数である25個に設定され(S2
2)、この最大個数である25個を単位として賞球の排
出が行われる(S38)。これにより、多くの賞球を比
較的短時間で排出することができ、打球の入賞が比較的
容易な大当たり中等では滞りがちな賞球排出を円滑に行
わせることができる。
態、例えば、通常時にあっては、上限個数が最小個数で
ある5個に設定され(S23)、この最小個数である5
個を単位として賞球の排出が行われる(S38)。これ
により、賞球排出の実行回数が増える。このため、通常
時のように比較的入賞しにくい状況、すなわち賞球の出
にくい状況であっても、遊技者に対し、従来よりも比較
的長い時間に亘って賞球の払い出しがされている感じを
与えることができる。従って、遊技者は、あたかも多く
の賞球がされた印象を受け、遊技を楽しみつつ、少しで
も退屈感の助長をなくすことができる。
次のように実施できる。
装置と排出制御装置とを別に設けて構成しているが、こ
れに限らず両制御装置が一体化されているものであって
も本発明を適用できる。第二に、上限値設定処理におけ
る遊技状態情報として遊技者に有利な状態と他の状態と
の2段階としたが、さらに、遊技状態情報を任意の多段
階として任意の遊技状態情報に上限値を増減することも
できる。第三に、電源断時における電源バックアップ機
構を、排出制御装置に付加してもよく、遊技制御装置と
排出制御装置の両方に付加してもよい。第四に、代表的
な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明した
が、本発明は、遊技球を使用して遊技を行う遊技機であ
れば適用することができる。例えば、雀球遊技機やアレ
ンジボール遊技機にも適用することができる。
点で例示であって制限的なものではないと考えるべきで
ある。本発明の範囲は、前記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
を奏する。本発明の請求項1の発明によれば、遊技者に
とって有利な遊技状態の遊技状態情報の場合に、所定の
個数単位を増加させる一方、通常の遊技状態を示す遊技
状態情報の場合に、賞球を遊技者へ供給する所定の個数
単位を減少させるので、遊技者にとって有利な遊技状態
の場合、遊技者への賞球を迅速且つ円滑に供給でき、通
常の遊技状態の場合、賞球排出を比較的長い時間亘って
行なわせることができる。従って、連続して賞球が供給
され難い通常時でも、賞球の出にくい状況を遊技者に印
象づけ難く、遊技の楽しさが失われたり、退屈さを助長
するのを緩和することができる。
は、遊技価値情報としての賞球数情報と遊技状態情報と
を収集して排出制御装置へ送信する送信処理手段を備え
る一方、排出制御装置は、遊技制御装置から受信した賞
球数情報を所定の条件で加算して得られた加算球数を排
出すべき排出球数データとする排出球数加算処理手段
と、該手段により得られた排出球数データについて所定
の個数単位に区分して所定の個数単位ずつ順次排出処理
する排出処理手段と、遊技制御装置から受信した遊技状
態情報に応じて所定の個数単位の上限個数を設定変更可
能とする上限値設定処理手段とを備えるので、遊技者に
とって有利な遊技状態の場合、遊技者への賞球を迅速に
円滑に供給でき、通常の遊技状態の場合、賞球排出を比
較的長い時間亘って行なわせることができる。従って、
連続して賞球が供給され難い通常時であっても、球の出
にくい状況を遊技者に印象づけ難く、遊技の楽しさが失
われたり、退屈さを助長するのを緩和することができ
る。また、遊技制御装置側では、賞球数情報と遊技状態
情報とを送信する処理のみ行うので、遊技制御装置側の
処理負担の軽減を図ることができる。
は、遊技価値情報としての賞球数情報と遊技状態情報と
を収集して賞球数情報を所定の条件で加算して得られた
加算球数を排出すべき排出球数データとする排出球数加
算処理手段と、該手段により得られた排出球数データに
ついて所定の個数単位に区分して所定の個数単位ずつ順
次排出球数送信データを生成する排出球数送信データ生
成処理手段と、遊技状態情報に応じて所定の個数単位の
上限個数を設定変更可能とする上限値設定処理手段と、
排出球数送信データ生成処理手段により生成された排出
球数送信データを排出制御装置へ送信する排出球数送信
データ送信手段とを備える一方、排出制御装置は、遊技
制御装置から受信した排出球数送信データに基づいて所
定の個数単位ずつ排出する排出処理手段を備えるので、
遊技者にとって有利な遊技状態の場合、遊技者への賞球
を迅速に円滑に供給でき、通常の遊技状態の場合、賞球
排出を比較的長い時間亘って行なわせることができる。
従って、連続して賞球が供給され難い通常時であって
も、球の出にくい状況を遊技者に印象づけ難く、遊技の
楽しさが失われたり、退屈さを助長するのを緩和するこ
とができる。また、排出制御装置は、排出処理のみに専
念でき処理負担の軽減が図れる。
手段は、遊技状態情報として大当たり中モード、確率変
動中モード、時短中モード等の遊技者に有利な場合に所
定の個数単位の上限個数を所定の最大個数と設定する一
方、賞球の払い出しが連続して発生していない通常状態
の場合に所定の個数単位の上限個数を所定の最小個数と
設定するので、遊技者に有利な遊技状態の場合、所定の
最大個数が極めて短時間に効率良く排出できる。
理手段により得られた排出球数データが所定の個数単位
未満の場合、排出球数データに対応する個数を所定時間
経過後に排出するので、賞球の滞留状態を解消できる。
排出制御装置は、電源供給が断たれた場合に記憶内容を
保持可能とするバックアップ電源を備えるので、万一の
停電時のトラブルを避け、遊技者と遊技店の信頼関係を
確実なものにすることができる。
る。
制御系統を示す概略ブロック図である。
設定処理のフローチャートである。
出処理のフローチャートである。
る制御系統を示す概略ブロック図である。
設定処理のフローチャートである。
ータ送信処理のフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技において発生した遊技価値を賞球数
情報として収集し、収集された賞球数情報に基づいて賞
球を所定の個数単位に区分けして遊技者へ供給する遊技
機であって、 遊技者にとって有利な遊技状態の遊技状態情報がある場
合に、前記所定の個数単位を増加させる一方、通常の遊
技状態の場合に、前記所定の個数単位を減少させること
を特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技盤面における遊技の進行を制御し、
遊技において発生した遊技価値を遊技者に供給するため
の遊技価値情報を送信する遊技制御装置と、該遊技制御
装置から送信された遊技価値情報に基づいて遊技者に遊
技価値を供給する排出制御装置とを具備する遊技機にお
いて、 前記遊技制御装置は、前記遊技価値情報としての賞球数
情報と遊技状態情報とを前記排出制御装置へ送信する送
信処理手段を備える一方、 前記排出制御装置は、前記遊技制御装置から受信した賞
球数情報を所定の条件で加算して得られた加算球数を排
出すべき排出球数データとする排出球数加算処理手段
と、該排出球数加算処理手段により得られた前記排出球
数データについて所定の個数単位に区分して前記所定の
個数単位ずつ順次排出処理する排出処理手段と、前記遊
技制御装置から受信した遊技状態情報に応じて前記所定
の個数単位の上限個数を設定変更可能とする上限値設定
処理手段とを備えることを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】 遊技盤面における遊技の進行を制御し、
遊技において発生した遊技価値を遊技者に供給するため
の遊技価値情報を送信する遊技制御装置と、該遊技制御
装置から送信された遊技価値情報に基づいて遊技者に遊
技価値を供給する排出制御装置とを具備する遊技機にお
いて、 前記遊技制御装置は、前記遊技価値情報としての賞球数
情報を所定の条件で加算して得られた加算球数を排出す
べき排出球数データとする排出球数加算処理手段と、該
排出球数加算処理手段により得られた前記排出球数デー
タについて所定の個数単位に区分して前記所定の個数単
位ずつ順次排出球数送信データを生成する排出球数送信
データ生成処理手段と、遊技状態情報に応じて前記所定
の個数単位の上限個数を設定変更可能とする上限値設定
処理手段と、前記排出球数送信データ生成処理手段によ
り生成された排出球数送信データを前記排出制御装置へ
送信する排出球数送信データ送信手段とを備える一方、 前記排出制御装置は、前記遊技制御装置から受信した排
出球数送信データに基づいて前記所定の個数単位ずつ排
出する排出処理手段を備えることを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】 前記上限値設定処理手段は、前記遊技状
態情報として大当たり中モード、確率変動中モード、時
短中モード等の遊技者に有利な場合には前記所定の個数
単位の上限個数を所定の最大個数に設定する一方、賞球
の払い出しが連続して発生していない通常時の場合には
前記所定の個数単位の上限個数を所定の最小個数に設定
することを特徴とする請求項2または請求項3記載の遊
技機。 - 【請求項5】 前記排出球数データが前記所定の個数単
位未満の場合、当該排出球数データに対応する個数の賞
球を所定時間経過後に排出することを特徴とする請求項
2または請求項3記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記遊技制御装置と前記排出制御装置の
少なくとも一方に、電源供給が断たれた場合に記憶内容
を保持可能とするバックアップ電源を備えることを特徴
とする請求項2または請求項3記載の遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013013520A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013066659A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Taiyo Elec Co Ltd | 遊技機 |
JP2019103931A (ja) * | 2019-04-08 | 2019-06-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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- 2000-01-17 JP JP2000008384A patent/JP4265716B2/ja not_active Expired - Fee Related
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