JPH0926905A - ファイル更新管理方式 - Google Patents
ファイル更新管理方式Info
- Publication number
- JPH0926905A JPH0926905A JP7177244A JP17724495A JPH0926905A JP H0926905 A JPH0926905 A JP H0926905A JP 7177244 A JP7177244 A JP 7177244A JP 17724495 A JP17724495 A JP 17724495A JP H0926905 A JPH0926905 A JP H0926905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- time
- updating
- history information
- update
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者がファイルの保存管理を意識すること
なく、更新されたファイルの内容を、過去の任意時点の
内容に容易に復元する。 【構成】 オペレーティングシステム2に差分格納手段
7を持たせ、ファイルの更新内容を差分履歴情報9とし
て蓄積する。使用者が復元指示手段6を介して任意時点
のファイルの復元を指示すると、復元手段8はファイル
5と差分履歴情報9から要求された日時のファイルを復
元する。
なく、更新されたファイルの内容を、過去の任意時点の
内容に容易に復元する。 【構成】 オペレーティングシステム2に差分格納手段
7を持たせ、ファイルの更新内容を差分履歴情報9とし
て蓄積する。使用者が復元指示手段6を介して任意時点
のファイルの復元を指示すると、復元手段8はファイル
5と差分履歴情報9から要求された日時のファイルを復
元する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルの内容を
更新する際の履歴の管理方式に関し、特に更新情報を蓄
積する方式のファイル更新管理方式に関する。
更新する際の履歴の管理方式に関し、特に更新情報を蓄
積する方式のファイル更新管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパソコンやワープロにおけるオペ
レーティングシステムには、図3に示すように、ファイ
ル更新手段のみを持ち、更新内容に関する履歴を保存し
ていないのが一般的である。従って、ファイルは最新の
内容で上書きされ、更新する以前の内容は失われた。
レーティングシステムには、図3に示すように、ファイ
ル更新手段のみを持ち、更新内容に関する履歴を保存し
ていないのが一般的である。従って、ファイルは最新の
内容で上書きされ、更新する以前の内容は失われた。
【0003】ファイルによっては、更新を繰り返しなが
ら使い続けるものがある。一例として、ワープロの文書
ファイルを考える。例えば、ワープロで名簿を作った場
合、被記載者の異動や転居のたびに、作成済みの文書フ
ァイルを更新するのが一般的である。しかし、従来の方
式では、更新以前の内容が失われてしまうため、保存し
ておく必要がある場合には、使用者が保存のタイミング
を判断し文書ファイルのコピーを取っておく必要があっ
た。
ら使い続けるものがある。一例として、ワープロの文書
ファイルを考える。例えば、ワープロで名簿を作った場
合、被記載者の異動や転居のたびに、作成済みの文書フ
ァイルを更新するのが一般的である。しかし、従来の方
式では、更新以前の内容が失われてしまうため、保存し
ておく必要がある場合には、使用者が保存のタイミング
を判断し文書ファイルのコピーを取っておく必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の更新管理方
式では、使用者が保存すべきタイミングを判断する必要
があり、文書ファイルのコピーを取った時点にしか戻る
ことはできない。また、更新後に保存の必要性が判明し
た場合には対処できない。
式では、使用者が保存すべきタイミングを判断する必要
があり、文書ファイルのコピーを取った時点にしか戻る
ことはできない。また、更新後に保存の必要性が判明し
た場合には対処できない。
【0005】さらに、文書ファイルの保存も使用者自身
が行うため、人手による管理が必要であった。
が行うため、人手による管理が必要であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル更新管
理方式では、ファイルおよび該ファイル更新時の更新種
別、更新内容、更新日時、更新位置などから成る差分情
報の履歴である差分履歴情報を格納する補助記憶装置
と、該補助記憶装置を制御して前記ファイルの内容を書
き換えるファイル更新手段と、前記ファイルを復元する
日時を指示する復元指示手段と、前記ファイルの更新時
に前記差分情報を生成し前記差分履歴情報に格納する差
分格納手段と、前記復元指示手段から復元日時を指示さ
れると前記ファイルと前記差分履歴情報を参照して該復
元日時のファイルを復元する復元手段を備え、任意時点
のファイルを容易に復元可能なことを特徴とする。
理方式では、ファイルおよび該ファイル更新時の更新種
別、更新内容、更新日時、更新位置などから成る差分情
報の履歴である差分履歴情報を格納する補助記憶装置
と、該補助記憶装置を制御して前記ファイルの内容を書
き換えるファイル更新手段と、前記ファイルを復元する
日時を指示する復元指示手段と、前記ファイルの更新時
に前記差分情報を生成し前記差分履歴情報に格納する差
分格納手段と、前記復元指示手段から復元日時を指示さ
れると前記ファイルと前記差分履歴情報を参照して該復
元日時のファイルを復元する復元手段を備え、任意時点
のファイルを容易に復元可能なことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の構成図である。
図1の実施例は図3に示したアプリケーションプログラ
ム1,オペレーティングシステム2,ファイル更新手段
3,補助記憶装置4,ファイル5からなる従来のファイ
ル管理方式の他に、復元指示手段6,差分格納手段7,
復元手段8を加え、差分履歴情報9を持つ構成となって
いる。
図1の実施例は図3に示したアプリケーションプログラ
ム1,オペレーティングシステム2,ファイル更新手段
3,補助記憶装置4,ファイル5からなる従来のファイ
ル管理方式の他に、復元指示手段6,差分格納手段7,
復元手段8を加え、差分履歴情報9を持つ構成となって
いる。
【0009】以上の構成において、ファイル更新手段3
は、補助記憶装置4を制御してファイル5の内容を書き
換える機能を持っている。復元指示手段6は、使用者か
らファイルを復元する指示と復元すべき日時を受け取
り、オペレーティングシステム2に指示を伝える機能を
持つ。差分格納手段7は、ファイル更新時における更新
種別、更新内容、更新日時、更新位置などから成る差分
情報を補助記憶装置4の差分履歴情報9に格納する。ま
た、復元手段8は、復元すべき日時を指示されると、フ
ァイル5と差分履歴情報9を参照して、該当日時のファ
イルを復元する機能を有している。
は、補助記憶装置4を制御してファイル5の内容を書き
換える機能を持っている。復元指示手段6は、使用者か
らファイルを復元する指示と復元すべき日時を受け取
り、オペレーティングシステム2に指示を伝える機能を
持つ。差分格納手段7は、ファイル更新時における更新
種別、更新内容、更新日時、更新位置などから成る差分
情報を補助記憶装置4の差分履歴情報9に格納する。ま
た、復元手段8は、復元すべき日時を指示されると、フ
ァイル5と差分履歴情報9を参照して、該当日時のファ
イルを復元する機能を有している。
【0010】図2に差分履歴情報9の構造を示す。図中
において、更新種別とは、更新の要求がデータの削除か
追加かを示す。なお、内容の置き換えは、既存の内容の
削除と新しい内容の追加という2種類の差分として扱
う。更新日時とは更新を行った時点の日時であり、更新
位置とは更新を行ったデータがファイル5の中に占める
位置を示すアドレスであり、更新内容とは実際に削除ま
たは追加されたデータである。従って、ファイル5の更
新のたびに差分履歴情報9に更新の内容を追加すれば、
差分履歴情報9の参照により、任意時点でファイル5に
対して行った更新の内容が一意に決定できる。
において、更新種別とは、更新の要求がデータの削除か
追加かを示す。なお、内容の置き換えは、既存の内容の
削除と新しい内容の追加という2種類の差分として扱
う。更新日時とは更新を行った時点の日時であり、更新
位置とは更新を行ったデータがファイル5の中に占める
位置を示すアドレスであり、更新内容とは実際に削除ま
たは追加されたデータである。従って、ファイル5の更
新のたびに差分履歴情報9に更新の内容を追加すれば、
差分履歴情報9の参照により、任意時点でファイル5に
対して行った更新の内容が一意に決定できる。
【0011】続いて、図1の実施例の動作について説明
する。アプリケーションプログラム1がファイル5の内
容を更新する際、オペレーティングシステム2は差分格
納手段7により差分情報を生成して差分履歴情報9に格
納した後に、ファイル更新手段3によりファイル5を更
新する。過去のある時点におけるファイル5の内容が必
要になった場合、使用者は復元指示手段6により該当時
点を示す日時を指定する。復元指示手段6は、ファイル
の復元をオペレーティングシステム2に要求し、要求は
復元手段8に伝えられる。復元手段8は、差分履歴情報
9を参照し、最新の更新内容から過去へ向かって、削除
されたデータがあれば追加し追加されたデータがあれば
削除するという動作を、要求された日時に達するまで繰
り返す。以上の動作により、任意時点のファイルを復元
することができる。
する。アプリケーションプログラム1がファイル5の内
容を更新する際、オペレーティングシステム2は差分格
納手段7により差分情報を生成して差分履歴情報9に格
納した後に、ファイル更新手段3によりファイル5を更
新する。過去のある時点におけるファイル5の内容が必
要になった場合、使用者は復元指示手段6により該当時
点を示す日時を指定する。復元指示手段6は、ファイル
の復元をオペレーティングシステム2に要求し、要求は
復元手段8に伝えられる。復元手段8は、差分履歴情報
9を参照し、最新の更新内容から過去へ向かって、削除
されたデータがあれば追加し追加されたデータがあれば
削除するという動作を、要求された日時に達するまで繰
り返す。以上の動作により、任意時点のファイルを復元
することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、使用者が
ファイルの保存を意識することなく使用でき、任意時点
のファイルを容易に復元できるという効果がある。
ファイルの保存を意識することなく使用でき、任意時点
のファイルを容易に復元できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】差分履歴情報の構造を示す図である。
【図3】従来のファイル管理方式の構成図である。
【符号の説明】 1 アプリケーションプログラム 2 オペレーティングシステム 3 ファイル更新手段 4 補助記憶装置 5 ファイル 6 復元指示手段 7 差分格納手段 8 復元手段 9 差分履歴情報
Claims (1)
- 【請求項1】 ファイルおよび該ファイル更新時の更新
種別、更新内容、更新日時、更新位置などから成る差分
情報の履歴である差分履歴情報を格納する補助記憶装置
と、該補助記憶装置を制御して前記ファイルの内容を書
き換えるファイル更新手段と、前記ファイルを復元する
日時を指示する復元指示手段と、前記ファイルの更新時
に前記差分情報を生成し前記差分履歴情報に格納する差
分格納手段と、前記復元指示手段から復元日時を指示さ
れると前記ファイルと前記差分履歴情報を参照して該復
元日時のファイルを復元する復元手段を備え、任意時点
のファイルを容易に復元可能なことを特徴とするファイ
ル更新管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177244A JPH0926905A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ファイル更新管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177244A JPH0926905A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ファイル更新管理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926905A true JPH0926905A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16027679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7177244A Pending JPH0926905A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ファイル更新管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926905A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124972A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Fujitsu Ltd | 業務用電子マニュアル提供装置及びプログラム記憶媒体 |
JP2006059263A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Obic Co Ltd | 固定資産管理システム |
JP2006202085A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Gijutsu Kaihatsu Consultant:Kk | データサムネイル化方法、データサムネイル化装置およびプログラム |
JP2007507811A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | ヴェリタス・オペレーティング・コーポレーション | データ・ストレージ内の時相データを維持するためのシステムおよび方法 |
JP2007299289A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Canon Inc | 情報処理装置ならびに情報処理方法 |
JP2010157830A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び印刷制御方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273961A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Nec Corp | 複数バ−ジヨン管理システム |
JPH0683596A (ja) * | 1992-04-22 | 1994-03-25 | Nec Corp | プログラムのバージョン管理方式 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177244A patent/JPH0926905A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63273961A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Nec Corp | 複数バ−ジヨン管理システム |
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JPH1124972A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Fujitsu Ltd | 業務用電子マニュアル提供装置及びプログラム記憶媒体 |
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US8996992B2 (en) | 2006-05-01 | 2015-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and information processing apparatus |
JP2010157830A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置及び印刷制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971021 |