JPH0478939A - 文書更新方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の文書更新方式、特にワードプロセッサにより作
成された文書を転送先からの要求に従って更新する場合
の文書更新方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の文書更新方式では、転送先において転送
された文書の更新を行ない、転送元の文書も更新してお
くためには、転送先または転送元で更新前の文書と更新
後の文書とを作業者が比較して更新情報を作成し、この
更新情報に従って元の文書の更新を行なう方法をとって
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の文書更新方式は、更新前と更新後との文
書を人手によって比較し、更新情報を作成しているため
に多くの工数を要するという欠点がある。更に更新情報
を元に旧文書の内容を人手により修正する作業を要する
ので変更もれや、誤りが生じやすいという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の文書更新方式は、ワードプロセッサにより作成
した文書ファイルを転送先からの要求に従って更新する
文書更新方式において、転送元は更新情報の生成を指定
するフラグを付加した文書ファイルを転送する転送手段
と、この転送した文書ファイルと返送されてきた更新情
報とから更新済の文書ファイルを生成し前記フラグを削
除する文書ファイル更新手段とを有し、転送先は転送さ
れてきた文書ファイルと更新した文書ファイルとから前
記更新情報を生成する更新情報生成手段と、前記更新情
報を文書ファイルの転送元へ返送すると共に転送されて
きた文書ファイルの前記フラグを削除する返送手段とを
有することにより構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。

第１図の実施例において、情報処理装置１は文書を作成
するワードプロセッサの機能を有する。

遠隔地の情報処理装置２は情報処理装置１と同様に文書
を作成する機能を有する。通信回線３は情報処理袋Ｗ１
と遠隔地の情報処理装置２とを接続する回線である。文
書ファイル１１は情報処理装置１の内部に存在する文書
ファイルである。更新情報作成指定フラグ１２は文書フ
ァイル１１の内部に存在し、更新情報の作成指定の有無
を示すフラグである。更新情報ファイル１３は文書ファ
イル１１を情報処理装置２で更新した際に生成され、転
送された更新情報を格納するファイルである。更新情報
作成指定手段１４は情報処理装置１に設けられ、更新情
報作成指定フラグ１２を書替える手段である。文書ファ
イル更新手段１５は更新情報ファイル１３に格納されて
いる更新情報を参照して、文書ファイル１１の内容を更
新する手段である。文書ファイル２１は遠隔地の情報処
理装置２の内部に存在する文書ファイルである。

更新情報作成指定フラグ２２は文書ファイル２１の内部
に存在し、更新情報の作成指定の有無を示すフラグであ
る。更新情報ファイル２３は、文書ファイル２１を更新
した際に生成された更新情報を格納したファイルである
。文書更新手段２４は遠隔地の情報処理装置２の内部に
存在して、文書ファイル２１を更新する手段である。更
新情報生成手段２５は情報処理装置２に存在し、文書更
新手段２４によって文書ファイル２１の内容を更新した
場合の更新情報を生成する。更新情報格納手段２６は更
新情報生成手段２５によって生成される文書ファイル２
１の更新情報を更新情報ファイル２３に格納する。

以上の構成において、文書ファイルを遠隔地の担当者に
送付し、遠隔地において文書ファイルの更新を行い、そ
の更新情報を遠隔地から入手して手もとの文書ファイル
を更新する動作を説明する。

情報処理装置１の内部の文書ファイル１１に対して、更
新情報作成指定手段１４を用いて、更新情報作成指定フ
ラグ１２を更新情報作成有に指定する０文書ファイル１
１を通信回線３を介して遠隔地の情報処理装置２に転送
し、文書ファイル２１とする。更新情報作成指定フラグ
１２は文書ファイル１１を文書ファイル２１に転送する
際に、更新情報作成指定フラグ２２に転送される。

遠隔地の担当者は情報処理装置２の内部に存在する文書
ファイル２１を文書更新手段２４を用いて更新する。文
書ファイル２１が更新されるときに更新情報生成手段２
５は更新情報作成指定フラグ２２を参照し、更新情報作
成有となっているので文書ファイル２１の更新情報を生
成する。更新情報格納手段２６は更新情報生成手段２５
で生成された更新情報を更新情報ファイル２３に格納す
ると共に更新情報生成指定フラグ２２を作成指定無しに
替える。更新情報ファイル２３は通信回線３を介して情
報処理装置ｆ１に転送され更新情報ファイル１３に格納
される。文書ファイル１１は更新されていない文書ファ
イルであり、文書ファイル更新手段８は更新情報ファイ
ル１３の更新情報を用いて文書ファイル１１を更新し、
更新情報作成指定フラグ１２を作成指定無しに替える。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、遠隔地において文書の更
新時に、人手を用いずに更新情報を生成し、作成元に更
新情報を転送することにより、人手による工数を削減し
、更新時の間違いを最小限におさえることができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。 １．２・・・情報処理装置、３・・・通信回線、１１２
１・・・文書ファイル、１２．２２・・・更新情報作成
指定フラグ、１３．２３・・・更新情報ファイル、１４
・・・更新情報作成指定手段、１５・・・文書ファイル
更新手段、２４・・・文書更新手段、２５・・・更新情
報生成手段、２６・・・更新情報格納手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ワードプロセッサにより作成した文書ファイルを転送先
   からの要求に従って更新する文書更新方式において、転
   送元は更新情報の生成を指定するフラグを付加した文書
   ファイルを転送する転送手段と、この転送した文書ファ
   イルと返送されてきた更新情報とから更新済の文書ファ
   イルを生成し前記フラグを削除する文書ファイル更新手
   段とを有し、転送先は転送されてきた文書ファイルと更
   新した文書ファイルとから前記更新情報を生成する更新
   情報生成手段と、前記更新情報を文書ファイルの転送元
   へ返送すると共に転送されてきた文書ファイルの前記フ
   ラグを削除する返送手段とを有することを特徴とする文
   書更新方式。