JP2000112985A - レコード更新検索装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

レコード更新検索装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2000112985A
JP2000112985A JP10291312A JP29131298A JP2000112985A JP 2000112985 A JP2000112985 A JP 2000112985A JP 10291312 A JP10291312 A JP 10291312A JP 29131298 A JP29131298 A JP 29131298A JP 2000112985 A JP2000112985 A JP 2000112985A
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JP10291312A
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Tomoyuki Nihei
朋之 仁瓶
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レコードを更新した後、その検索が指示され
た際に、更新前の既存レコードと更新後の新たなレコー
ドとを確認する。 【解決手段】 登録者用のクライアント側ではセンター
側のサーバから更新対象として呼び出されたレコード内
容と入力された変更データとに基づいて更新後の新たな
レコードを生成する。そして、更新前のレコードと更新
後のレコードとをリンクさせてサーバ側へ送信し、商品
情報データベースSDBに登録する。その後、クライア
ント側からのレコード検索が指示された際に、更新前の
レコードと更新後のレコードを検索し、要求元へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レコード更新お
よびレコード検索を行うレコード更新検索装置およびそ
のプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品情報等を管理するファイル管
理システムやデータベースシステムにおいては、任意の
レコードが更新対象として指定されると、その指定レコ
ード内の任意のフィールドデータを更新後のデータに書
き改めたり、指定レコード全体を削除するようにしてい
る。その後、レコード検索が指示されると、検索対象と
して指定されたレコードが更新されている場合には、更
新後のレコードを読み出して表示するようにしている。
ところで、店舗等における取り扱い商品は、流動的であ
り、特に食品、日用雑貨関係は、商品が新規追加された
り、同一商品であってもメーカの事情等に応じて更改
(リニューアル)されたり、季節物商品の終売、販売中
止など、改廃が頻繁に行われることがあるが、このよう
な場合には、商品コード、商品名、メーカ名……等を示
す商品情報(商品レコード)もそれに応じて改廃(更
新)される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商品レ
コードを検索する場合、リニューアル商品については、
更改後の商品レコードが検索され、また廃止商品につい
ては該当レコードが削除されているため検索不能となる
ため、商品情報の利用者にとっては、どの商品がどのよ
うに更改されたか廃止されたかを確認することができな
いという欠点があった。第1の発明の課題は、レコード
を更新した後、その検索が指示された際に、更新前の既
存レコードと更新後の新たなレコードとを確認できるよ
うにすることである。第2の発明の課題は、レコードを
更新した後、その検索が指示された際に、レコード廃止
などの更新状態を表示画面上で確認できるようにするこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、任意のレコードが更
新対象として指定された際に、この指定レコードの内容
と入力された更新用のデータとに基づいて更新後の新た
なレコードを生成するレコード生成手段と、このレコー
ド生成手段によって生成された更新後の新たなレコード
を、前記更新対象として指定された更新前の既存レコー
ドに対応付けて記憶するレコード記憶手段と、レコード
の更新が行われた後においてそのレコードの検索が指示
された場合に、前記更新前のレコードと共に、それに対
応する前記更新後のレコードをそれぞれ検索して読み出
すレコード検索手段とを具備するものである。なお、前
記更新対象として指定された更新前のレコードに、それ
に対応する前記更新後のレコードが存在することを示す
情報を付加するようにしてもよい。また、前記検索手段
によって読み出された更新前のレコードと更新後のレコ
ードとを関連付けてそれぞれ表示出力させるようにして
もよい。この場合、前記更新前のレコードと更新後のレ
コードとを関連付けて表示出力させる際に、更新前レコ
ードの画像の上に更新後レコードの画像を表示位置をず
らして表示画面上に重ね合せ表示するようにしてもよ
い。請求項1記載の発明においては、任意のレコードが
更新対象として指定された際に、この指定レコードの内
容と入力された更新用のデータとに基づいて更新後の新
たなレコードを生成し、生成された更新後のレコードを
更新前のレコードに対応付けて記憶させておく。そし
て、レコード更新が行われた後においてそのレコードの
検索が指示された場合には、更新前のレコードとそれに
対応する更新後のレコードをそれぞれ検索して読み出
す。したがって、レコードを更新した後、その検索が指
示された際に、更新前の既存レコードと更新後の新たな
レコードとを確認することができる。
【0005】請求項5記載の発明は、任意のレコードが
更新対象として指定された際に、この指定レコードに更
新状態を示す情報を付加する手段と、この付加手段によ
って更新状態を示す情報が付加されたレコードが検索対
象として指示された場合に、このレコードを読み出して
更新状態を識別表示する表示制御手段とを具備するもの
である。なお、前記更新状態を示す情報は、レコードの
廃止を示す情報であり、レコードの廃止が指示された場
合でも当該レコードを記憶保持しておくようにしてもよ
い。また、前記更新状態を示す情報が付加されたレコー
ドの検索指示に応答して、前記情報が付加されているレ
コードを順次読み出すようにしてもよい。請求項5記載
の発明においては、任意のレコードが更新対象として指
定された際に、この指定レコードに更新状態を示す情報
(例えば、廃止商品が指定された際にその商品レコード
に廃止を示す廃止フラグ)を付加しておき、この情報が
付加されているレコードが検索対象として指示された場
合に、このレコードを読み出して更新状態を識別可能に
表示する。したがって、レコードを更新した後、その検
索が指示された際に、レコード廃止などの更新状態を表
示画面上で確認することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は広域通信ネットワ
ークシステムを示し、広域規模で展開されている小売業
のチェーンストア等とそのセンター間で、共有資源であ
る商品情報を利用するクライアント・サーバシステムで
ある。ここで、各利用者側にはクライアントコンピュー
タCTCが設置され、またセンター側にはサーバコンピ
ュータSRCが設置されている。サーバコンピュータS
RCは各クライアントによって共有利用されるセンター
側の商品情報データベースSDBを管理運用するデータ
ベースサーバである。商品情報データベースSDBは全
商品分の商品情報が商品毎に1レコード分のデータとし
て蓄積されるものでセンター側で一元管理されている。
この商品情報データベースSDB内には各商品レコード
と共に、それにリンクされている画像ファイルを有して
いる。ここで、画像ファイルは商品の外観全体を撮影し
た商品の撮影画像が格納されているファイルである。ま
た、クライアントである各利用者A、B、C……は、遠
隔地からセンター側の商品情報データベースSDBをア
クセスしてそのレコードを任意に読み出して利用するこ
とができるが、その際、自己のクライアントコンピュー
タCTCからレコード検索条件を入力すると、サーバコ
ンピュータSRCはその条件に合致するレコードを商品
情報データベースSDBから検索して要求元のクライア
ントコンピュータCTCへ送信し、クライアントコンピ
ュータCTCはこれを受信して表示画面上に表示出力さ
せる。ここで、レコード保存を指示すると、サーバ側か
ら送信されて来たレコードは、自己の商品情報データベ
ース(ローカルデータベース)LDBに登録保存され
る。更に、利用者A、B、C……のうち特定利用者C
は、商品情報データベースSDBに対して商品レコード
の更新が許可されている更新登録者としての権限を有
し、この登録者Cは画像入力装置であるデジタルカメラ
DCAを用いて商品の外観全体を撮影した商品画像を入
力したり、商品の属性を示す商品文字情報を入力する
と、それに応じてサーバ側の商品情報データベースSD
Bの内容が更新される。
【0007】図2(A)は商品情報データベースSDB
のレコード構造を示したもので、1商品に対応するレコ
ードは、その商品の属性を示す商品コード、商品名、登
録日、メーカ名、サイズ等の他、リニュアル番号、廃止
フラグ、画像リンク番号の各項目から成る。ここで、
「リニュアル番号」はレコードが更新される毎にインク
リメントされる一連No.で、更新前にあってはその値は
「0」となっている。図2(B)はレコード更新の状態
を例示したもので、商品コード「001」で示される商
品レコードにおいて、その1部のデータが変更された場
合、例えば、画像リンク番号で示される商品画像が変更
された場合には、更新前のレコードをそのまま保持する
と共に更新後の新規レコードが生成されて商品情報デー
タベースSDBに追加登録される。その際、更新前の元
レコードにおいてそのリニュアル番号は「0」から
「1」に変更される。これによって当該レコードには更
新後のレコードが存在することが示される。つまり、元
レコードのリニュアル番号は、1回でもそのレコードの
更新が行われた場合には「0」から「1」に変更される
もので、そのレコードを更新した更新後のレコードが存
在することを示すフラグとして機能する。また更新後の
新規レコードにおいて、そのリニュアル番号として
「2」がセットされ、以下、レコード更新毎に生成され
る新規レコードのリニュアル番号は「3」、「4」……
となる。また、「廃止フラグ」はレコードの廃止を示す
もので、通常、廃止フラグは“0”となっており、有効
レコードであることを示しているが、商品廃止が指示さ
れた場合には図2(C)に示すように当該レコードの廃
止フラグに“1”がセットされ、これによって当該レコ
ードの無効が示される。「画像リンク番号」は1画像1
ファイル形式で格納されている商品画像の呼び出しを指
示するリンク情報である。
【0008】図3はサーバコンピュータSRCの全体構
成を示したブロック図である。CPU1は各種プログラ
ムにしたがってこのサーバコンピュータSRCの全体動
作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置2はオ
ペレーティングシステムや各種アプリケーションプログ
ラム、商品情報データベースSDB等が予め格納されて
いる記憶媒体3やその駆動系を有している。この記憶媒
体3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可
能なものであり、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶
媒体、半導体メモリによって構成されている。また、記
憶媒体3内のプログラムやデータは、必要に応じてCP
U1の制御により、RAM4にロードされる。更に、C
PU1は通信インターフェイス部5を介して他の機器側
から送信されて来たプログラム、データを受信して記憶
媒体3に格納したり、他の機器側に設けられている記憶
媒体に格納されているプログラム、データを通信インタ
ーフェイス部5を介して使用することもできる。
【0009】図4は各クライアントコンピュータCTC
の全体構成を示したブロック図である。このクライアン
トコンピュータCTCはCPU11を中核とするもの
で、CPU11は記憶装置12内の各種プログラムにし
たがってこのクライアントコンピュータCTCの全体動
作を制御する。記憶装置12は記憶媒体13を有し、サ
ーバコンピュータSRC側の記憶装置2、記憶媒体3と
基本的に同様であるため、その説明は省略する。この記
憶媒体13内のプログラムやデータは必要に応じてRA
M14内にロードされる。CPU11にはその入力出装
置としての入力装置15、表示装置16、印刷装置1
7、通信インターフェイス部18が接続されており、入
出力プログラムにしたがってCPU11はそれらの入出
力動作を制御する。入力装置15はレコード検索条件等
の文字列データを入力したり、各種のコマンドを入力す
るキーボード、マウス等のポインティングデバイスを有
している。ここで、登録者用のクライアントコンピュー
タCTCにおいて、入力装置15には画像入力装置であ
るデジタルカメラDCAが取り付け取り外し可能となっ
ており、デジタルカメラDCAによって撮影された商品
画像は入力装置15を介して取り込まれる。なお、表示
装置16は多色表示を行う液晶表示装置やCRT表示装
置あるいはプラズマ表示装置等であり、また印刷装置1
7はフルカラープリンタ装置で、熱転写やインクジェッ
トなどのノンインパクトプリンタあるいはドットインパ
クトプリンタである。
【0010】次に、このクライアント・サーバシステム
の動作を図5および図6に示すフローチャートにしたが
って説明する。ここで、これらのフローチャートに記述
されている各機能を実現するためのプログラムは、CP
U1(11)が読み取り可能なプログラムコードの形態
で記憶媒体3(13)に記憶されており、その内容にし
たがった動作が行われる。図5はクライアントコンピュ
ータCTC側での動作を示したフローチャート、図6は
サーバコンピュータSRC側での動作を示したフローチ
ャートである。ここで、クライアントコンピュータCT
C側において、レコード検索あるいはレコード更新を指
示する検索/更新キーが押下された際に図5に示すフロ
ーチャートにしたがった動作が実行開始される。先ず、
図7(A)に示すような検索画面が表示される(ステッ
プA1)。ここで、レコード検索には条件を入力する方
法、商品コードを直接入力する方法があり、これに応じ
て検索画面上には、メーカ名、商品分類等の条件項目毎
に条件入力域が表示される他、商品コード入力域が表示
される。この検索画面上に検索条件あるいは商品コード
が入力されると(ステップA2)、入力された検索条件
あるいは商品コードをセンター側へ送信したのち応答待
ちとなる(ステップA3)。ここで、サーバコンピュー
タSRCはクライアントからのアクセス要求があると、
図6のフローチャートを実行開始する。先ず、クライア
ントからのアクセスがレコードの検索要求であれば(ス
テップB1)、その検索条件あるいは商品コードに基づ
いて商品情報データベースSDBを検索し(ステップB
2)、それに合致する全てのレコードを抽出して要求元
のクライアント側へ送信する(ステップB3)。この場
合、更新前の元レコードの他、更新後の新規レコードあ
るいは商品廃止が指定されたレコードであっても検索条
件に合致するレコードであればその全てが抽出される。
また、サーバは抽出レコード内の画像リンク番号に基づ
いて商品情報データベースSDB内の画像ファイルを読
み出し、この画像ファイルをそれに対応するレコードと
共に要求元へ送信する。
【0011】これによって要求元のクライアント側で
は、センターから検索結果(レコード、画像ファイル)
がダウンロードされると、それをRAM14内に一時記
憶しておく(ステップA4)。そして、RAM14から
検索結果レコードを読み出すと共に、各レコードから商
品コード、商品名等の一部のデータを抽出して一覧表示
させる(ステップA5)。図9は検索条件の入力に伴う
検索結果の一覧画面を示している。ここで、任意のレコ
ードをマウス操作等によって選択すると(ステップA
6)、選択レコード内のフラグ状態を判別し(ステップ
A7)、それに応じた処理に移行する。すなわち、レコ
ード内のリニュアル番号、廃止フラグを参照し、そのい
ずれも「0」であればフラグ無しと判断し、リニュアル
番号フラグが“0”でなければ、そのレコードには更新
前の元レコードあるいは更新後の新規レコードが存在し
ていると判断し、更に廃止フラグが“1”であれば、商
品廃止されたレコードであると判断する。ここで、レコ
ード更新が行われていなければレコード内のリニュアル
番号、廃止フラグは通常「0」がセットされているの
で、フラグ無しと判断されてステップA8に進み、通常
詳細画面による商品情報表示が行われる。図7(B)は
この通常詳細画面を示し、その左側領域には商品画像が
表示され、これによって商品の全体像を確認することが
でき、また右側領域には、1レコード分の文字情報とし
て商品コード、商品分類、メーカ名、商品名、ブランド
名、価格、商品特性、発売日、有効期限が表示され、こ
れによって商品情報の詳細を確認することができる。
【0012】一方、選択レコード内のリニュアル番号が
“0”でなければ、ステップA9に進み、選択レコード
内の商品コードと同一の商品コードを持った全てのレコ
ードをRAM14から抽出する。そして、リニュアル詳
細画面による商品情報表示が行われる(ステップA1
0)。この場合、図8(A)はリニュアル詳細画面を示
し、ステップA9によって抽出された更新前後のレコー
ドのうち更新後のレコードの商品画像とその商品情報の
詳細が表示される他、この商品画像の下側に表示位置を
ずらして更新前のレコードの商品画像が重ね合せて表示
される。ここで、商品画像の重ね合せ表示は、最新レコ
ード(最も大きいリニュアル番号を持ったレコード)の
商品画像が前面に位置するように、リニュアル番号の若
い順に重ね合せられ、これによって同一商品コードを持
った更新前後のレコード数を視覚的に確認することがで
きる。このようなリニュアル詳細画面には図8(A)に
示すようなレコード切り替えキー(タッチキー)が設け
られており、この切り替えキーをタッチすると、詳細画
面の切り替えが行われる(ステップA11)。すなわ
ち、切り替え操作毎にフォア/バックの切り替えがサイ
クリックに行われる結果、重ね合せ表示されている後方
の商品画像は前面に切り替えられ、これに応じて詳細表
示の内容も切り替えられる。他方、ステップA7におい
て選択レコード内の廃止フラグが“1”であることが判
別された場合には、ステップA12に進み、廃止詳細画
面による商品情報表示が行われる。この場合、図7
(B)に示す詳細画面に「廃止」のタイトルが表示され
た画面内容となる。
【0013】このような詳細画面が表示されている状態
において、レコード保存あるいはレコード変更の処理メ
ニューが表示され(ステップA13)、このメニュー画
面から任意のメニュー項目を選択すると(ステップA1
4)、選択メニューに対応する処理に移る。すなわち、
レコード保存が指示されると、詳細画面上のレコードは
自己の商品情報データベース(ローカルデータベース)
LDBに登録保存される(ステップA15)。そして、
ステップA22に進み、終了指示がなければステップA
5に戻り、再び検索結果レコードの一覧表示が行われ
る。この結果、レコードを選択しながらその保存を指示
する毎に選択レコードを逐次自己のローカルデータベー
スに保存することができる。
【0014】また、登録者としての権限が与えられてい
るクライアントにおいて、レコード変更を示すメニュー
項目が選択された場合には、登録画面が表示される(ス
テップA16)。図8(B)はこの場合の登録画面を示
し、この登録画面は図7(B)に示した詳細画面にタッ
チキーとしてのリニュアルボタン、廃止ボタンを追加し
た構成となっている。そして、この登録画面上の商品文
字情報や商品画像を変更するデータ変更処理、画像変更
処理が行われる(ステップA17)。ここで、商品文字
情報を変更する場合には通常と同様に変更位置の指定、
文字削除、追加、差し替えによって行われる。また商品
画像を変更する場合(商品画像の撮り直しを行う場合)
にはデジタルカメラDCAによって撮影した新たな画像
を入力することによって行われる。このような変更処理
は、ステップA18でリニュアルボタン、廃止ボタンの
いずれかの操作が検出されるまで実行可能となる。い
ま、ボタン操作が行われると、その種類を判別し(ステ
ップA19)、廃止ボタンであれば、更新前の元レコー
ドに廃止フラグ“1”をセットし(ステップA20)、
これを修正レコードとしてセンター側へ送信する(ステ
ップA21)。そして、ステップA22に進み、終了指
示が無ければステップA5に戻る。一方、リニュアルボ
タンが操作された場合には、元レコードのリニュアル番
号が“0”かを調べ(ステップA23)、“0”であれ
ば元レコードのリニュアル番号として“1”をセットす
る(ステップA24)。そして、元レコードの内容と今
回の変更内容とに基づいて新規レコードを生成すると共
に(ステップA25)、その新規レコードに更新された
リニュアル番号をセットする(ステップA26)。例え
ば、商品画像が変更された場合には、図2(B)に示す
ように、元レコード内のデータのうち、登録日、リニュ
アル番号、画像リンク番号を除くその全てを新規レコー
ドにコピーすると共に、新規レコードの登録日には現在
のシステム日付を書き込み、リニュアル番号には更新番
号(この場合、「2」)を書き込み、画像リンク番号に
は変更された新たな画像番号を書き込むことによって新
規レコードが生成される。そして、リニュアル番号とし
て“1”がセットされた元レコードを修正レコードとし
て新規レコードと共にセンター側へ送信する(ステップ
A27)。以下、ステップA22に進み、終了指示が有
るまでステップA5に戻り、上述の動作が繰り返され
る。このようにして登録者用のクライアント側から修正
レコードが送信されて来る毎に、センター側においては
図6のステップB4でレコード送信有りが検出される。
なお、検索条件でもなく、レコード送信でもなければ、
その他の通常処理の実行に移るが(ステップB6)、い
ま、クライアント側から修正レコードが送信されて来た
場合には、その送信レコードを商品情報データベースS
DBに登録する(ステップB5)。その際、廃止変更や
リニュアル変更に伴う修正レコードを登録する場合に
は、商品情報データベースSDB内の対応する元レコー
ドを修正レコードに書き替えるが、新規レコードについ
ては商品情報データベースSDB内に追加登録する。ま
た、登録者側で商品画像の撮り直しが行われ、変更レコ
ードと共に商品画像も送信されて来た場合には、その商
品画像を商品情報データベースSDB内に画像ファイル
として追加登録する。
【0015】以上のようにこのクライアントサーバシス
テムにおいて、登録者用のクライアント側ではセンター
側のサーバから更新対象として呼び出されたレコード内
容と入力された変更データとに基づいて更新後の新たな
レコードを生成する。その際、更新前のレコードと更新
後のレコードとをリニュアル番号によってリンクさせて
サーバ側へ送信し、商品情報データベースSDBに登録
する。このようなレコード更新が行われた後において、
そのレコードの検索がクライアント側から指示される
と、センター側では商品情報データベースSDBを検索
し、更新前のレコードと更新後のレコードとをそれぞれ
読み出して要求元のクライアント側に送信するので、ク
ライアント側では更新前後のレコード内容を確認するこ
とができる。また、更新前のレコードと更新後のレコー
ドとはリニュアル番号によってリンクされ、商品情報デ
ータベースSDBに登録されているので、クライアント
側からの検索要求時に、更新前後のレコードを効率良く
検索することが可能となる。更に、クライアント側にお
いて検索結果を表示出力する際に、更新前の商品画像の
上に更新後の商品画像を表示位置をずらして重ね合せ表
示するようにしたから、その重ね合せ枚数によって更新
後のレコード数を視覚的に確認できると共に、そのフォ
ア/バック切り替えによって所望のレコード内容の確認
も可能となる。また商品廃止に伴う更新が行われた後
に、その廃止レコードの検索が指示された場合には、ク
ライアント側でその検索画面が表示されるが、その際、
更新状態を示す「廃止」の文字列が画面上に識別表示さ
れるので、画面表示されているレコードは廃止レコード
であることを容易に確認することができる。
【0016】なお、上述した一実施形態においては、デ
ータベースとして商品情報を例示したが、人事情報や会
計情報等であってもよい。また、広域通信システムを例
示したが、ローカルエリアネットワークシステムであっ
てもよい。この場合、商品画像共通システムだけではな
く、グループウェア等の一般的なデータ共通システムで
あってもよい。更にスタンドアローンとしての情報処理
装置であってもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、レコードを更新した
後、その検索が指示された際に、更新前の既存レコード
と更新後の新たなレコードとを確認することができ、ま
た、他の発明によれば、レコードを更新した後、その検
索が指示された際に、レコード廃止などの更新状態を表
示画面上で確認することができるので、食品、日用雑貨
品関係のように商品の改廃が頻繁に行われても、その改
廃に伴う情報提供によってクライアント側ではそれを容
易に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアントサーバシステムを示したシステム
構成図。
【図2】(A)はサーバ側の商品情報データベースSD
Bにおけるレコード構造を示した図、(B)はリニュア
ル指定前における元レコードの内容をリニュアル指定後
に生成された新規レコードの内容を示した図、(C)は
商品廃止されたレコード内容を示した図。
【図3】サーバコンピュータSRCの全体構成を示した
ブロック図。
【図4】クライアントコンピュータCTCの全体構成を
示したブロック図。
【図5】クライアントコンピュータCTCにおいて検索
/更新キーが押下された際の動作を示したフローチャー
ト。
【図6】サーバコンピュータSRCの動作を示したフロ
ーチャート。
【図7】(A)は検索画面を示した図、(B)は通常の
詳細画面を示した図。
【図8】(A)はリニュアル詳細画面を示した図、
(B)は登録画面を示した図。
【図9】検索結果の一覧画面を示した図。
【符号の説明】
1、11 CPU 2、12 記憶装置 3、13 記憶媒体 4、14 RAM 5、18 通信インターフェイス部 15 入力装置 16 表示装置 17 印刷装置 SRC サーバコンピュータ CTC クライアントコンピュータ SDB、LDB 商品情報データベース DCA デジタルカメラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意のレコードが更新対象として指定され
    た際に、この指定レコードの内容と入力された更新用の
    データとに基づいて更新後の新たなレコードを生成する
    レコード生成手段と、 このレコード生成手段によって生成された更新後の新た
    なレコードを、前記更新対象として指定された更新前の
    既存レコードに対応付けて記憶するレコード記憶手段
    と、 レコードの更新が行われた後においてそのレコードの検
    索が指示された場合に、前記更新前のレコードと共に、
    それに対応する前記更新後のレコードをそれぞれ検索し
    て読み出すレコード検索手段とを具備したことを特徴と
    するレコード更新検索装置。
  2. 【請求項2】前記更新対象として指定された更新前のレ
    コードに、それに対応する前記更新後のレコードが存在
    することを示す情報を付加するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のレコード更新検索装置。
  3. 【請求項3】前記検索手段によって読み出された更新前
    のレコードと更新後のレコードとを関連付けてそれぞれ
    表示出力させることを特徴とする請求項1記載のレコー
    ド更新検索装置。
  4. 【請求項4】前記更新前のレコードと更新後のレコード
    とを関連付けて表示出力させる際に、更新前レコードの
    画像の上に更新後レコードの画像を表示位置をずらして
    表示画面上に重ね合せ表示するようにしたことを特徴と
    する請求項3記載のレコード更新検索装置。
  5. 【請求項5】任意のレコードが更新対象として指定され
    た際に、この指定レコードに更新状態を示す情報を付加
    する手段と、 この付加手段によって更新状態を示す情報が付加された
    レコードが検索対象として指示された場合に、このレコ
    ードを読み出して更新状態を識別表示する表示制御手段
    とを具備したことを特徴とするレコード更新検索装置。
  6. 【請求項6】前記更新状態を示す情報は、レコードの廃
    止を示す情報であり、レコードの廃止が指示された場合
    でも当該レコードを記憶保持しておくようにしたことを
    特徴とする請求項5記載のレコード更新検索装置。
  7. 【請求項7】前記更新状態を示す情報が付加されたレコ
    ードの検索指示に応答して、前記情報が付加されている
    レコードを順次読み出すようにしたことを特徴とする請
    求項5記載のレコード更新検索装置。
  8. 【請求項8】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 任意のレコードが更新対象として指定された際に、この
    指定レコードの内容と入力された更新用のデータとに基
    づいて更新後の新たなレコードを生成する機能と、 生成された更新後の新たなレコードを、前記更新対象と
    して指定された更新前の既存レコードに対応付けて記憶
    させる機能と、 レコードの更新が行われた後においてそのレコードの検
    索が指示された場合に、前記更新前のレコードと共に、
    それに対応する前記更新後のレコードをそれぞれ検索し
    て読み出す機能を実現するためのプログラムコードを有
    する記録媒体。
  9. 【請求項9】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 任意のレコードが更新対象として指定された際に、この
    指定レコードに更新状態を示す情報を付加する機能と、 更新状態を示す情報が付加されたレコードが検索対象と
    して指示された場合に、このレコードを読み出して更新
    状態を識別表示する機能を実現するためのプログラムコ
    ードを有する記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242535A (ja) * 2007-03-24 2008-10-09 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo コード管理サーバ、及びコード管理方法
JP2009048271A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Ricoh Co Ltd 商品データベースシステム及び商品データベースプログラム

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