JPH10269092A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH10269092A JPH10269092A JP9069325A JP6932597A JPH10269092A JP H10269092 A JPH10269092 A JP H10269092A JP 9069325 A JP9069325 A JP 9069325A JP 6932597 A JP6932597 A JP 6932597A JP H10269092 A JPH10269092 A JP H10269092A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- information
- processing
- cancel
- cancellation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 驚愕音声に反応して自動的に処理をキャンセ
ルすることができる情報処理装置を提供することであ
る。 【解決手段】 処理実行前に処理をキャンセルするのに
必要なキャンセル情報を作成して(S403)、そのキ
ャンセル情報を記憶しておく(S404)。そして、前
記処理を実行したとき(S405)、その実行を誤って
行ったことに気づいて、作業者が驚愕音声を発声した場
合、その作業者の驚愕音声を認識し(S406,40
7、408)、前記キャンセル情報を利用して、キャン
セルを実行することにより(S409)、作業者が本当
は実行したくなかった処理を自動的に処理前の状態に復
旧することができる。
ルすることができる情報処理装置を提供することであ
る。 【解決手段】 処理実行前に処理をキャンセルするのに
必要なキャンセル情報を作成して(S403)、そのキ
ャンセル情報を記憶しておく(S404)。そして、前
記処理を実行したとき(S405)、その実行を誤って
行ったことに気づいて、作業者が驚愕音声を発声した場
合、その作業者の驚愕音声を認識し(S406,40
7、408)、前記キャンセル情報を利用して、キャン
セルを実行することにより(S409)、作業者が本当
は実行したくなかった処理を自動的に処理前の状態に復
旧することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ端末
等の情報処理装置に関するものである。
等の情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ端末等の操作におい
て、取り返しのつかない重要処理、即ち、データの削除
等(以下、重要処理と称す)を実行する際には、システ
ム、またはアプリケーションソフトプログラムによって
作業者に処理実行確認を促すようになっているのが一般
的であるが、作業者は入力操作の継続の惰性により、実
行すべきでない場合でもうっかり実行命令を入力してし
まうことが非常に多く、その直後に、ほとんどの場合、
驚愕音声を発声して、あわてて復旧手段を探していた。
て、取り返しのつかない重要処理、即ち、データの削除
等(以下、重要処理と称す)を実行する際には、システ
ム、またはアプリケーションソフトプログラムによって
作業者に処理実行確認を促すようになっているのが一般
的であるが、作業者は入力操作の継続の惰性により、実
行すべきでない場合でもうっかり実行命令を入力してし
まうことが非常に多く、その直後に、ほとんどの場合、
驚愕音声を発声して、あわてて復旧手段を探していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法においては復旧手段を探して復旧処理を行なう
という操作が必要であり、作業者の疲労と負担を増して
いた。
来の方法においては復旧手段を探して復旧処理を行なう
という操作が必要であり、作業者の疲労と負担を増して
いた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、重要処理を実行してはいけない
場合に実行命令を入力してしまった直後に作業者が発す
る驚愕音声を認識して、処理のキャンセルを自動的に実
行することができる情報処理装置を提供することを目的
としている。
になされたものであり、重要処理を実行してはいけない
場合に実行命令を入力してしまった直後に作業者が発す
る驚愕音声を認識して、処理のキャンセルを自動的に実
行することができる情報処理装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の情報処理装置は、コンピ
ュータ端末等を対象として、特に、処理実行時に、その
処理をキャンセルするための情報を作成するキャンセル
情報作成手段と、前記キャンセル情報作成手段によって
作成されたキャンセル情報を記憶するキャンセル情報記
憶手段と、前記キャンセル情報記憶手段に記憶されてい
るキャンセル情報を用いて先に実行した処理をキャンセ
ルするキャンセル実行手段と、作業者が驚愕時に発声す
る驚愕音声を認識する音声認識手段と、前記音声認識手
段によって前記驚愕音声が認識されたとき、前記キャン
セル実行手段を制御して処理実行前の処理状態に復旧さ
せる復旧手段とを備えたものである。
に、本発明の請求項1に記載の情報処理装置は、コンピ
ュータ端末等を対象として、特に、処理実行時に、その
処理をキャンセルするための情報を作成するキャンセル
情報作成手段と、前記キャンセル情報作成手段によって
作成されたキャンセル情報を記憶するキャンセル情報記
憶手段と、前記キャンセル情報記憶手段に記憶されてい
るキャンセル情報を用いて先に実行した処理をキャンセ
ルするキャンセル実行手段と、作業者が驚愕時に発声す
る驚愕音声を認識する音声認識手段と、前記音声認識手
段によって前記驚愕音声が認識されたとき、前記キャン
セル実行手段を制御して処理実行前の処理状態に復旧さ
せる復旧手段とを備えたものである。
【0006】以上の構成を有する請求項1に記載の情報
処理装置によれば、前記キャンセル情報作成手段は、作
業者の確認を求めるような重要処理時に、処理をキャン
セルするための情報を作成する。前記キャンセル情報記
憶手段は、前記キャンセル情報作成手段によって作成さ
れたキャンセル情報を記憶する。前記キャンセル実行手
段は、前記キャンセル情報記憶手段によって記憶されて
いるキャンセル情報を用いて先に実行した処理をキャン
セルする。前記音声認識手段は、作業者が驚愕時に発声
する驚愕音声を認識する。そして、前記復旧手段は、前
記音声認識手段によって驚愕音声が認識されたとき、前
記キャンセル実行手段を制御して処理実行前の処理状態
に復旧させる。このように、処理実行後の驚愕音声に反
応して自動的に処理をキャンセルし、実行前の処理状態
に復旧させることができる。
処理装置によれば、前記キャンセル情報作成手段は、作
業者の確認を求めるような重要処理時に、処理をキャン
セルするための情報を作成する。前記キャンセル情報記
憶手段は、前記キャンセル情報作成手段によって作成さ
れたキャンセル情報を記憶する。前記キャンセル実行手
段は、前記キャンセル情報記憶手段によって記憶されて
いるキャンセル情報を用いて先に実行した処理をキャン
セルする。前記音声認識手段は、作業者が驚愕時に発声
する驚愕音声を認識する。そして、前記復旧手段は、前
記音声認識手段によって驚愕音声が認識されたとき、前
記キャンセル実行手段を制御して処理実行前の処理状態
に復旧させる。このように、処理実行後の驚愕音声に反
応して自動的に処理をキャンセルし、実行前の処理状態
に復旧させることができる。
【0007】また、請求項2に記載の情報処理装置は、
特定の作業者の音声パターンを登録する音声登録手段
と、前記音声認識手段の代わりに、前記音声登録手段に
よって登録されている音声パターンと一致する音声を認
識する一致音声認識手段とを備えている。
特定の作業者の音声パターンを登録する音声登録手段
と、前記音声認識手段の代わりに、前記音声登録手段に
よって登録されている音声パターンと一致する音声を認
識する一致音声認識手段とを備えている。
【0008】従って、以上の構成を有する請求項2に記
載の情報処理装置は、前記音声登録手段が、特定の作業
者の音声パターンを登録する。そして、前記一致音声認
識手段は、前記音声認識手段の代わりに前記音声登録手
段によって登録されている音声パターンと一致する音声
を認識する。このため、作業環境周辺の状況に拘わら
ず、作業者の驚愕音声にのみ反応し、自動的に処理をキ
ャンセルして実行前の処理状態に復旧させることができ
る。
載の情報処理装置は、前記音声登録手段が、特定の作業
者の音声パターンを登録する。そして、前記一致音声認
識手段は、前記音声認識手段の代わりに前記音声登録手
段によって登録されている音声パターンと一致する音声
を認識する。このため、作業環境周辺の状況に拘わら
ず、作業者の驚愕音声にのみ反応し、自動的に処理をキ
ャンセルして実行前の処理状態に復旧させることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の情報処理装置を
具体化した実施の形態について図面を参照して説明す
る。
具体化した実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は、本実施の形態における情報処理装
置のブロック図を示している。
置のブロック図を示している。
【0011】図1に示すように、情報処理装置において
は、装置全体の制御を行うCPU1には、入力装置の動
作プログラムや音声認識プログラムを記憶させたROM
2と、キャンセル情報や登録音声等を記憶するためのR
AM3と、処理実行指示をCPU1に対して行なう等の
操作を指示するマウス4、及びキーボード5と、音声を
入力するためのマイクロフォン6と、キャンセル情報や
登録音声等を記憶するための読みだし、書き込み可能な
ハードディスク7と、操作指示や処理結果等を表示する
ためのディスプレイ8とが接続されている。
は、装置全体の制御を行うCPU1には、入力装置の動
作プログラムや音声認識プログラムを記憶させたROM
2と、キャンセル情報や登録音声等を記憶するためのR
AM3と、処理実行指示をCPU1に対して行なう等の
操作を指示するマウス4、及びキーボード5と、音声を
入力するためのマイクロフォン6と、キャンセル情報や
登録音声等を記憶するための読みだし、書き込み可能な
ハードディスク7と、操作指示や処理結果等を表示する
ためのディスプレイ8とが接続されている。
【0012】尚、前記RAM3及びハードディスク7
は、本発明のキャンセル情報記憶手段、音声登録手段の
一部を構成するものである。また、前記マイクロフォン
6は、本発明の音声認識手段と一致音声認識手段の一部
を構成するものである。
は、本発明のキャンセル情報記憶手段、音声登録手段の
一部を構成するものである。また、前記マイクロフォン
6は、本発明の音声認識手段と一致音声認識手段の一部
を構成するものである。
【0013】前記ROM2は、音声認識プログラム、例
えば、マイクロフォンを介して入力された音声データを
デジタルデータとして処理して登録したり、特定パター
ンに一致する音声を認識するためのプログラム等を記憶
する音声認識プログラム領域と、入力プログラム、例え
ば、処理実行前にキャンセル情報を作成記憶したり、前
記音声認識プログラムによって特定音声が認識されたら
キャンセル情報を基にキャンセルを実行したりするため
のプログラム等を記憶する入力プログラム領域とを持
つ。
えば、マイクロフォンを介して入力された音声データを
デジタルデータとして処理して登録したり、特定パター
ンに一致する音声を認識するためのプログラム等を記憶
する音声認識プログラム領域と、入力プログラム、例え
ば、処理実行前にキャンセル情報を作成記憶したり、前
記音声認識プログラムによって特定音声が認識されたら
キャンセル情報を基にキャンセルを実行したりするため
のプログラム等を記憶する入力プログラム領域とを持
つ。
【0014】前記ハードディスク7は、実行しようとす
る処理を後でキャンセルするための情報を記憶するため
のキャンセル情報記憶領域7Cと、作業者がマイクロフ
ォン6等から入力した音声のパターンの登録情報を記憶
するための登録音声記憶領域7Dからなる。
る処理を後でキャンセルするための情報を記憶するため
のキャンセル情報記憶領域7Cと、作業者がマイクロフ
ォン6等から入力した音声のパターンの登録情報を記憶
するための登録音声記憶領域7Dからなる。
【0015】前記RAM3は、ROM2から転送された
前記入力プログラムを記憶するための入力プログラム領
域3Aと、ROM2から転送された前記音声認識プログ
ラムを記憶するための音声認識プログラム領域3Bと、
前記キャンセル情報を記憶するためのキャンセル情報記
憶領域3Cと、ハードディスク7から転送された前記登
録音声情報を記憶するための登録音声記憶領域3Dとか
らなる。
前記入力プログラムを記憶するための入力プログラム領
域3Aと、ROM2から転送された前記音声認識プログ
ラムを記憶するための音声認識プログラム領域3Bと、
前記キャンセル情報を記憶するためのキャンセル情報記
憶領域3Cと、ハードディスク7から転送された前記登
録音声情報を記憶するための登録音声記憶領域3Dとか
らなる。
【0016】前記キャンセル情報記憶領域3C及び7C
には、処理をキャンセルするのに必要な情報が記憶され
ており、図2に示す形式の処理コード及び変更データか
ら構成される。前記処理コードは、データ削除の場合は
DEL、データ変更の場合はCNG、データ追加の場合
はADDというコードが用いられる。一方、前記変更デ
ータにおいては、データ削除の場合は、削除部分を示す
削除対象インデックス、及び削除分のデータ、また、デ
ータ変更の場合は、変更部分を示す変更対象インデック
ス、及び変更部分の変更前の状態のデータ、さらに、デ
ータ追加の場合は、追加部分を示す追加対象インデック
スから構成される。
には、処理をキャンセルするのに必要な情報が記憶され
ており、図2に示す形式の処理コード及び変更データか
ら構成される。前記処理コードは、データ削除の場合は
DEL、データ変更の場合はCNG、データ追加の場合
はADDというコードが用いられる。一方、前記変更デ
ータにおいては、データ削除の場合は、削除部分を示す
削除対象インデックス、及び削除分のデータ、また、デ
ータ変更の場合は、変更部分を示す変更対象インデック
ス、及び変更部分の変更前の状態のデータ、さらに、デ
ータ追加の場合は、追加部分を示す追加対象インデック
スから構成される。
【0017】前記登録音声記憶領域3D及び7Dには、
利用者コード及び音声パターンのデータが記憶されてお
り、図3に示した例のように、各利用者独自のコード
と、各々について驚愕時に発声する驚嘆音声パターンの
データから構成される。
利用者コード及び音声パターンのデータが記憶されてお
り、図3に示した例のように、各利用者独自のコード
と、各々について驚愕時に発声する驚嘆音声パターンの
データから構成される。
【0018】次に、以上のように構成された本実施の形
態の入力装置の動作について、ファイルを上書きコピー
する場合と、テキストデータの一部を削除する場合とを
例とし、各々図2、図3に示すデータ及び図4に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
態の入力装置の動作について、ファイルを上書きコピー
する場合と、テキストデータの一部を削除する場合とを
例とし、各々図2、図3に示すデータ及び図4に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0019】作業者は、予め、自分の驚愕時に発声する
驚嘆音声データをいくつかマイクロフォンを介して取り
込み、音声認識プログラムによりデジタルデータとして
登録しておき、作業開始時には、自分の利用者コードを
入力するものとする。
驚嘆音声データをいくつかマイクロフォンを介して取り
込み、音声認識プログラムによりデジタルデータとして
登録しておき、作業開始時には、自分の利用者コードを
入力するものとする。
【0020】先ず、ファイルを上書きコピーする場合に
ついて説明する。既にファイルAが存在する状態で、フ
ァイルBをファイルAという名前のファイルにコピーす
る命令を発した場合、これは元のファイルAの内容が失
われる処理であるから、本当に実行してもよいか否か確
認を促すメッセージをディスプレイに表示する(ステッ
プ401、図4においてステップは全てSで示す)。こ
こで、うっかり実行の入力をしてしまうと、その実行が
確認されたことになり(ステップ402、YES)、処
理コードとしてCNG、変更対象インデックスとして、
対象がファイルであること、及びファイルAのディレク
トリ名を含むファイル名、変更前データとして、現在の
ファイルAの内容からなるキャンセル情報を作成し(ス
テップ403)、このキャンセル情報を記憶する(ステ
ップ404)。この処理は、本発明のキャンセル情報作
成手段として機能する。
ついて説明する。既にファイルAが存在する状態で、フ
ァイルBをファイルAという名前のファイルにコピーす
る命令を発した場合、これは元のファイルAの内容が失
われる処理であるから、本当に実行してもよいか否か確
認を促すメッセージをディスプレイに表示する(ステッ
プ401、図4においてステップは全てSで示す)。こ
こで、うっかり実行の入力をしてしまうと、その実行が
確認されたことになり(ステップ402、YES)、処
理コードとしてCNG、変更対象インデックスとして、
対象がファイルであること、及びファイルAのディレク
トリ名を含むファイル名、変更前データとして、現在の
ファイルAの内容からなるキャンセル情報を作成し(ス
テップ403)、このキャンセル情報を記憶する(ステ
ップ404)。この処理は、本発明のキャンセル情報作
成手段として機能する。
【0021】その後、上書きコピー処理を実行する(ス
テップ405)。ここで、作業者は、元のファイルAは
残しておきたかったにも拘わらず、上書きコピーを実行
してしまったので、驚きあわててすぐに、「あっ!」、
と驚愕音声を発声する。ここで、次の処理命令がなく
(ステップ406、N0)、前記実行後15秒前に(ス
テップ407、N0)、マイクロフォンを介して入力さ
れたその驚愕音声が、音声認識プログラムによって登録
音声情報の利用者コードMICHIYOの音声パターン
データ中に一致するデータがあることが認識されると
(ステップ408、YES)、キャンセル情報を参照
し、ファイルAの内容を変更したことがわかるので、フ
ァイルAの内容をキャンセル情報中に含まれている元の
ファイル内容に置き換える(ステップ409)。以上の
処理により、ファイルAの内容は上書きコピー前の状態
に復元される。
テップ405)。ここで、作業者は、元のファイルAは
残しておきたかったにも拘わらず、上書きコピーを実行
してしまったので、驚きあわててすぐに、「あっ!」、
と驚愕音声を発声する。ここで、次の処理命令がなく
(ステップ406、N0)、前記実行後15秒前に(ス
テップ407、N0)、マイクロフォンを介して入力さ
れたその驚愕音声が、音声認識プログラムによって登録
音声情報の利用者コードMICHIYOの音声パターン
データ中に一致するデータがあることが認識されると
(ステップ408、YES)、キャンセル情報を参照
し、ファイルAの内容を変更したことがわかるので、フ
ァイルAの内容をキャンセル情報中に含まれている元の
ファイル内容に置き換える(ステップ409)。以上の
処理により、ファイルAの内容は上書きコピー前の状態
に復元される。
【0022】なお、ステップ406、407、408
は、本発明の一致音声認識手段として機能する。また、
ステツプ409は、本発明のキャンセル実行手段として
機能する。さらに、ファイルを上書きコピー実行確認後
にすぐに登録音声と一致する音声が認識されたことに反
応してキャンセル実行を行なった部分が、本発明の復旧
手段として機能する。
は、本発明の一致音声認識手段として機能する。また、
ステツプ409は、本発明のキャンセル実行手段として
機能する。さらに、ファイルを上書きコピー実行確認後
にすぐに登録音声と一致する音声が認識されたことに反
応してキャンセル実行を行なった部分が、本発明の復旧
手段として機能する。
【0023】次に、テキストデータの一部を削除する場
合について説明する。テキストファイルCの9行目から
10行分のデータを削除する命令を発した場合、本当に
削除してもよいか否か確認を促すメッセージをディスプ
レイに表示する(ステップ401)。ここでうっかり実
行の入力をしてしまうと、その実行が確認されたことに
なり(ステップ402、YES)、処理コードとしてD
EL、削除対象インデックスとして、対象がテキストデ
ータであること、及びファイルCのディレクトリ名を含
むファイル名とファイル先頭から削除開始位置までのデ
ータバイト数、削除データとして、削除対象データの複
製からなるキャンセル情報を作成し(ステップ40
3)、このキャンセル情報を記憶する(ステップ40
4)。この処理は、本発明のキャンセル情報作成手段と
して機能する。
合について説明する。テキストファイルCの9行目から
10行分のデータを削除する命令を発した場合、本当に
削除してもよいか否か確認を促すメッセージをディスプ
レイに表示する(ステップ401)。ここでうっかり実
行の入力をしてしまうと、その実行が確認されたことに
なり(ステップ402、YES)、処理コードとしてD
EL、削除対象インデックスとして、対象がテキストデ
ータであること、及びファイルCのディレクトリ名を含
むファイル名とファイル先頭から削除開始位置までのデ
ータバイト数、削除データとして、削除対象データの複
製からなるキャンセル情報を作成し(ステップ40
3)、このキャンセル情報を記憶する(ステップ40
4)。この処理は、本発明のキャンセル情報作成手段と
して機能する。
【0024】その後、データ削除処理を実行する(ステ
ップ405)。ここで、作業者は、削除する部分を間違
えたにも拘わらず、削除を実行してしまったので、驚き
あわててすぐに、「あっ!」、と驚愕音声を発声する。
ここで、次の処理命令がなく(ステップ406、N
0)、前記実行後15秒前に(ステップ407、N
0)、マイクロフォンを介して入力されたその驚愕音声
が、音声認識プログラムによって登録音声情報の利用者
コードMICHIYOの音声パターンデータ中に一致す
るデータであることが認識されると(ステップ408、
YES)。キャンセル情報を参照し、ファイルCの9行
目からデータを削除したしたことがわかるので、キャン
セル情報中に含まれている削除内容のデータをそこから
追加する(ステップ409)。以上の処理により、ファ
イルCの削除部分は削除前の状態に復元される。
ップ405)。ここで、作業者は、削除する部分を間違
えたにも拘わらず、削除を実行してしまったので、驚き
あわててすぐに、「あっ!」、と驚愕音声を発声する。
ここで、次の処理命令がなく(ステップ406、N
0)、前記実行後15秒前に(ステップ407、N
0)、マイクロフォンを介して入力されたその驚愕音声
が、音声認識プログラムによって登録音声情報の利用者
コードMICHIYOの音声パターンデータ中に一致す
るデータであることが認識されると(ステップ408、
YES)。キャンセル情報を参照し、ファイルCの9行
目からデータを削除したしたことがわかるので、キャン
セル情報中に含まれている削除内容のデータをそこから
追加する(ステップ409)。以上の処理により、ファ
イルCの削除部分は削除前の状態に復元される。
【0025】なお、ステップ406、407、408
は、本発明の一致音声認識手段として機能する。また、
ステツプ409は、本発明のキャンセル実行手段として
機能する。さらに、削除実行確認後に、すぐに登録音声
と一致する音声が認識されたことに反応してキャンセル
実行を行なった部分が、本発明の復旧手段として機能す
る。
は、本発明の一致音声認識手段として機能する。また、
ステツプ409は、本発明のキャンセル実行手段として
機能する。さらに、削除実行確認後に、すぐに登録音声
と一致する音声が認識されたことに反応してキャンセル
実行を行なった部分が、本発明の復旧手段として機能す
る。
【0026】以上は、本発明の請求項2に関連する実施
の形態であるが、以下に請求項1に関連する実施の形態
を示す。図1のブロック図において、ROMから読み込
まれるRAM3の音声認識プログラムは、人間が驚愕時
に発声する驚愕音声を認識するものであり、RAM3の
登録音声記憶領域3Dとハードディスク7の登録音声記
憶領域7Dとを除いたものが、本実施の形態の構成であ
る。図4のフローチャートの「特定パターンの音声が認
識されたか否かをチェックする部分(ステップ40
8)」が、「驚愕時の驚愕音声が認識されたか否かをチ
ェックする部分」に置き変えられると、本実施の形態の
動作を示すフローチャートとなる。
の形態であるが、以下に請求項1に関連する実施の形態
を示す。図1のブロック図において、ROMから読み込
まれるRAM3の音声認識プログラムは、人間が驚愕時
に発声する驚愕音声を認識するものであり、RAM3の
登録音声記憶領域3Dとハードディスク7の登録音声記
憶領域7Dとを除いたものが、本実施の形態の構成であ
る。図4のフローチャートの「特定パターンの音声が認
識されたか否かをチェックする部分(ステップ40
8)」が、「驚愕時の驚愕音声が認識されたか否かをチ
ェックする部分」に置き変えられると、本実施の形態の
動作を示すフローチャートとなる。
【0027】前記テキストデータの一部を削除する場合
を例とすると、テキストファイルCの9行目から10行
分のデータを削除する命令を発した後、本当に削除して
もよいか否かの確認で作業者がうっかりYESと答える
実行の入力をしたため、キャンセル情報を作成し、その
キャンセル情報を記憶した後、データ削除処理を行な
う。ここで、作業者は間違えて処理を実行してしまった
ために、「あっ」等の驚愕音声を発声する。ここまでの
処理は前記実施の形態と同様である。続いて、マイクロ
フォンを介して入力されたその驚愕音声は、音声認識プ
ログラムによって人間が驚愕時に発声する音声であるこ
とを認識する。これは本発明の音声認識手段として機能
する。以下、キャンセル情報を参照して、前記実施の形
態と同様にキャンセル処理を実行する。以上の処理によ
り、ファイルCの削除部分は削除前の状態に復元され
る。
を例とすると、テキストファイルCの9行目から10行
分のデータを削除する命令を発した後、本当に削除して
もよいか否かの確認で作業者がうっかりYESと答える
実行の入力をしたため、キャンセル情報を作成し、その
キャンセル情報を記憶した後、データ削除処理を行な
う。ここで、作業者は間違えて処理を実行してしまった
ために、「あっ」等の驚愕音声を発声する。ここまでの
処理は前記実施の形態と同様である。続いて、マイクロ
フォンを介して入力されたその驚愕音声は、音声認識プ
ログラムによって人間が驚愕時に発声する音声であるこ
とを認識する。これは本発明の音声認識手段として機能
する。以下、キャンセル情報を参照して、前記実施の形
態と同様にキャンセル処理を実行する。以上の処理によ
り、ファイルCの削除部分は削除前の状態に復元され
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の情報処理装置によれば、確認を
促されたにも拘わらず、うっかり実行してしまった重要
処理を、作業者が驚愕のために発声した驚愕音声に反応
して、自動的に処理をキャンセルすることができるた
め、間違って実行した処理の復旧作業に手間や時間を費
やす必要がない。
発明の請求項1に記載の情報処理装置によれば、確認を
促されたにも拘わらず、うっかり実行してしまった重要
処理を、作業者が驚愕のために発声した驚愕音声に反応
して、自動的に処理をキャンセルすることができるた
め、間違って実行した処理の復旧作業に手間や時間を費
やす必要がない。
【0029】また、請求項2に記載の情報処理装置によ
れば、予め作業者の音声を登録しておくことにより、作
業者の驚愕音声にのみ反応してキャンセル処理を実行す
るため、作業環境によって周囲で発生する音声に影響を
受けて誤動作するようなことがない。
れば、予め作業者の音声を登録しておくことにより、作
業者の驚愕音声にのみ反応してキャンセル処理を実行す
るため、作業環境によって周囲で発生する音声に影響を
受けて誤動作するようなことがない。
【図1】本発明の実施の形態における入力装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】キャンセル情報の内容を示す図である。
【図3】登録音声情報の一例を示す図である。
【図4】情報処理動作を示すフローチャートである。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 6 マイクロフォン 7 ハードディスク
Claims (2)
- 【請求項1】 コンピュータ端末等の情報処理装置にお
いて、 処理実行時に、その処理をキャンセルするための情報を
作成するキャンセル情報作成手段と、 前記キャンセル情報作成手段によって作成されたキャン
セル情報を記憶するキャンセル情報記憶手段と、 前記キャンセル情報記憶手段に記憶されているキャンセ
ル情報を用いて先に実行した処理をキャンセルするキャ
ンセル実行手段と、 作業者が驚愕時に発声する驚愕音声を認識する音声認識
手段と、 前記音声認識手段によって前記驚愕音声が認識されたと
き、前記キャンセル実行手段を制御して処理実行前の処
理状態に復旧させる復旧手段とを備えたことを特徴とす
る情報処理装置。 - 【請求項2】 特定の作業者の音声パターンを登録する
音声登録手段と、前記音声認識手段の代わりに、前記音
声登録手段によって登録されている音声パターンと一致
する音声を認識する一致音声認識手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9069325A JPH10269092A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9069325A JPH10269092A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269092A true JPH10269092A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13399297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9069325A Pending JPH10269092A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269092A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017102522A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9069325A patent/JPH10269092A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017102522A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6240530B1 (en) | Virus extermination method, information processing apparatus and computer-readable recording medium with virus extermination program recorded thereon | |
JP2008293252A (ja) | 操作システム及び操作システムの制御方法 | |
JPH10269092A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH05233404A (ja) | ファイル制御方式 | |
JP2001014200A (ja) | データベース同期方法及び該方法を実施するプログラムを記録した記録媒体 | |
JP3064944B2 (ja) | コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法 | |
JP7185866B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム | |
JP3300156B2 (ja) | Cadシステムの障害時における復旧方法 | |
JP2937662B2 (ja) | 手書き入力機能付き文書処理装置 | |
JPH03216743A (ja) | データベースの並列退避方式 | |
JPH06314194A (ja) | パッチ方式 | |
JPS6228846A (ja) | デバツグ処理方式 | |
JP3052514B2 (ja) | デリバリ生成方式 | |
JPS60179850A (ja) | 保守プログラム起動制御方式 | |
JPH05120067A (ja) | プログラムパツチ方式 | |
JP2568708B2 (ja) | ダブルリンクキュー更新方法 | |
JP2002189716A (ja) | 文書編集装置 | |
JP2924932B2 (ja) | 木構造編集方式 | |
JPH06282461A (ja) | トレース装置 | |
JP3079825B2 (ja) | 電子計算機装置 | |
JP2000020388A (ja) | マルチメディアデータ処理装置 | |
JPH05181661A (ja) | 利用者別汎用メニューシステム | |
JPH05120104A (ja) | フアイル管理装置 | |
JPH0498528A (ja) | 言語処理系プログラムの入力方式 | |
JPS63239555A (ja) | 文書作成機における罫線管理方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060124 |