JP3064944B2 - コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法 - Google Patents

コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法

Info

Publication number
JP3064944B2
JP3064944B2 JP9048292A JP4829297A JP3064944B2 JP 3064944 B2 JP3064944 B2 JP 3064944B2 JP 9048292 A JP9048292 A JP 9048292A JP 4829297 A JP4829297 A JP 4829297A JP 3064944 B2 JP3064944 B2 JP 3064944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
update difference
data
history
update
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9048292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10240596A (ja
Inventor
浩一 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9048292A priority Critical patent/JP3064944B2/ja
Publication of JPH10240596A publication Critical patent/JPH10240596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3064944B2 publication Critical patent/JP3064944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムの障害発生時に入力中であったデータを、障害発生
後に回復するコンピュータシステムのデータ回復方式、
データ回復方法およびデータ回復プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−172543号公報には、利
用者プログラムからのデータ入力中にコンピュータシス
テムに障害が発生した場合、コンピュータシステムの再
起動後に障害発生時に入力中であったデータを回復する
従来のデータ回復方式が開示されている。この従来のデ
ータ回復方式は、トランザクション処理の開始および終
了を指示する指示手段と、前記トランザクション処理の
要求に応じたデータ処理を実行するデータ処理手段とを
有する電子計算機において、前記データ処理手段の処理
対象となるデータの更新前情報、およびそのデータにつ
いての更新後と更新前における差分情報を更新記録とし
て記憶する手段と、前記データ処理手段によって更新さ
れた最終の更新後データを保持する手段と、前記指示手
段によってトランザクション処理の終了が指示された
際、前記更新記録と前記最終更新後データとの一致/不
一致に応じて前記最終更新後データの正当性を検証する
手段とを具備し、前記データ間の不一致が検出された
際、前記更新前情報によってデータの回復処理を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のデータ回復方式においては、データの更新の過程が
示されないため、回復後のデータが更新前のデータか更
新後のデータなのかが判別できないという問題点があ
る。そのため、データ回復後にいずれのデータから入力
を再開すれば良いのか判断することが困難であるという
問題点がある。
【0004】本発明の目的は、コンピュータシステムの
障害発生後に、障害発生時に利用者プログラムにより入
力中であったデータを回復することができるようにする
とともに、該利用者プログラムによるデータ入力処理の
再開点を利用者が把握することができるようにすること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、コンピュータシステ
ムの障害発生後に、障害発生時にデータ入力中であった
利用者プログラムによるデータ入力処理の過程を再現し
ながら、該入力中のデータを回復することができるよう
にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のコンピュ
ータシステムのデータ回復方式は、被更新対象のデータ
である基本データと該基本データに対する更新情報であ
る複数の更新差分履歴とを格納するファイル装置と、前
記基本データと前記複数の更新差分履歴の前記ファイル
装置における格納位置情報を保持するファイル更新差分
履歴ポイント管理領域と、前記基本データに対する更新
要求を受け付けるファイル入出力要求受付手段と、前記
ファイル入出力要求受付手段が受け付けた前記基本デー
タに対する更新要求に対応する前記更新差分履歴を作成
し、前記ファイル装置に追加するファイル更新差分作成
手段と、前記ファイル更新差分作成手段が作成した前記
更新差分履歴の前記ファイル装置における格納位置情報
を、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に追加
するファイル更新差分履歴ポイント管理手段とを備えた
コンピュータシステムのデータ回復方式であって、前記
ファイル入出力要求受付手段は、新しい基本データの作
成要求を受け付けた場合、前記ファイル装置に格納され
ている前記基本データと前記複数の更新差分履歴とに基
づいて前記新しい基本データを作成して該ファイル装置
に追加するファイル確定手段と、最新データの取得要求
を受け付けた場合、前記ファイル装置に格納されている
前記基本データと前記複数の更新差分履歴とに基づいて
前記最新データを作成して返却するファイル履歴ポイン
トデータ作成手段とを備え、前記ファイル更新差分履歴
ポイント管理手段は、前記ファイル確定手段が作成した
前記新しい基本データの前記ファイル装置における格納
位置情報を、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領
域に追加するとともに、前記ファイル更新差分履歴ポイ
ント管理領域に前記新しい基本データの前記ファイル装
置における格納位置情報を追加した後、それ以前に該フ
ァイル更新差分履歴ポイント管理領域に格納された前記
基本データと前記複数の更新差分履歴とに係る格納位置
情報を該ファイル更新差分履歴ポイント管理領域から削
除し、さらに、前記ファイル履歴ポイントデータ作成手
段が前記最新データを作成した後に、該最新データに反
映した複数の更新差分履歴の内の最新の更新差分履歴の
格納位置情報を管理対象とするように前記ファイル更新
差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報を更新し、
前記ファイル確定手段は、前記ファイル更新差分履歴ポ
イント管理手段が削除した格納位置情報に係る前記基本
データと前記複数の更新差分履歴とを前記ファイル装置
から削除し、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領
域は、さらに、その時点でいずれの格納位置情報が管理
対象であるかを示す現在管理情報を含むことを特徴とす
る。
【0007】本発明の第2のコンピュータシステムのデ
ータ回復方式は、第1のコンピュータシステムのデータ
回復方式において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成手段が、前記入出力要求受付手段が前記ファイル更新
差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報に係る格納
位置情報が指す更新差分履歴による更新状態を1つ前の
更新状態に戻すための更新差分データの取得要求を受け
付けた場合、前記ファイル装置から該現在管理情報に係
る格納位置情報が指す更新差分履歴を取り出し、該更新
差分履歴に基づいて該更新差分データを作成して返却
し、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理手段が、前
記ファイル履歴ポイントデータ作成手段が前記更新差分
データを作成した後に、該更新差分データに係る更新差
分履歴の1つ前の更新差分履歴の格納位置情報を管理対
象とするように前記ファイル更新差分履歴ポイント管理
領域内の現在管理情報を更新することを特徴とする。
【0008】本発明の第3のコンピュータシステムのデ
ータ回復方式は、第2のコンピュータシステムのデータ
回復方式において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成手段が、前記入出力要求受付手段が前記ファイル更新
差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報に係る格納
位置情報が指す更新差分履歴による更新状態を1つ後の
更新状態にするための更新差分データの取得要求を受け
付けた場合、前記ファイル装置から該現在管理情報に係
る更新差分履歴の1つ後の更新差分履歴を取り出し、該
更新差分履歴に基づいて該更新差分データを作成して返
却し、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理手段が、
前記ファイル履歴ポイントデータ作成手段が前記更新差
分データを作成した後に、該更新差分データに係る更新
差分履歴の格納位置情報を管理対象とするように前記フ
ァイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報
を更新することを特徴とする
【0009】本発明の第4のコンピュータシステムのデ
ータ回復方式は、第3のコンピュータシステムのデータ
回復方式において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成手段が、前記入出力要求受付手段が前記基本データの
取得要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該基
本データを取り出して返却し、前記ファイル更新差分履
歴ポイント管理手段が、前記ファイル履歴ポイントデー
タ作成手段が前記基本データを返却した後に、該基本デ
ータの格納位置情報を管理対象とするように前記ファイ
ル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報を更
新することを特徴とする
【0010】本発明の第1のコンピュータシステムのデ
ータ回復方法は、ファイル装置に格納されている被更新
対象のデータである基本データに対する更新要求を受け
付けるファイル入出力要求受付ステップと、前記ファイ
ル入出力要求受付ステップにおいて受け付けた前記基本
データに対する更新要求に対応する更新情報として更新
差分履歴を作成し、前記ファイル装置に追加するファイ
ル更新差分作成ステップと、前記ファイル更新差分作成
ステップにおいて作成した前記更新差分履歴の前記ファ
イル装置における格納位置情報をファイル更新差分履歴
ポイント管理領域に追加するファイル更新差分履歴ポイ
ント管理ステップとを含むコンピュータシステムのデー
タ回復方法であって、前記ファイル入出力要求受付ステ
ップは、新しい基本データの作成要求を受け付けた場
合、前記ファイル装置に格納されている前記基本データ
と前記複数の更新差分履歴とに基づいて前記新しい基本
データを作成して該ファイル装置に追加するファイル確
定ステップと、最新データの取得要求を受け付けた場
合、前記ファイル装置に格納されている前記基本データ
と前記複数の更新差分履歴とに基づいて前記最新データ
を作成して返却するファイル履歴ポイントデータ作成ス
テップとを含み、前記ファイル更新差分履歴ポイント管
理ステップは、前記ファイル確定ステップにおいて作成
した前記新しい基本データの前記ファイル装置における
格納位置情報を前記ファイル更新差分履歴ポイント管理
領域に追加するとともに、前記ファイル更新差分履歴ポ
イント管理領域に前記新しい基本データの前記ファイル
装置における格納位置情報を追加した後、それ以前に該
ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に格納された前
記基本データと前記複数の更新差分履歴とに係る格納位
置情報を該ファイル更新差分履歴ポイント管理領域から
削除し、さらに、前記ファイル履歴ポイントデータ作成
ステップにおいて前記最新データを作成した後に、該最
新データに反映した複数の更新差分履歴の内の最新の更
新差分履歴の格納位置情報を、前記ファイル更新差分履
歴ポイント管理領域内のその時点の管理対象である現在
管理情報とし、前記ファイル確定ステップは、さらに、
前記ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップにおい
て削除した格納位置情報に係る前記基本データと前記複
数の更新差分履歴とを前記ファイル装置から削除するこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の第2のコンピュータシステムのデ
ータ回復方法は、第1のコンピュータシステムのデータ
回復方法において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成ステップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前
記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理
情報に係る格納位置情報が指す更新差分履歴による更新
状態を1つ前の更新状態に戻すための更新差分データの
取得要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該現
在管理情報に係る格納位置情報が指す更新差分履歴を取
り出し、該更新差分履歴に基づいて該更新差分データを
作成して返却し、前記ファイル更新差分履歴ポイント管
理ステップが、前記ファイル履歴ポイントデータ作成ス
テップにおいて前記更新差分データを作成した後に、該
更新差分データに係る更新差分履歴の1つ前の更新差分
履歴の格納位置情報を管理対象とするように前記ファイ
ル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報を更
新することを特徴とする
【0012】本発明の第3のコンピュータシステムのデ
ータ回復方法は、第2のコンピュータシステムのデータ
回復方法において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成ステップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前
記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理
情報に係る格納位置情報が指す更新差分履歴による更新
状態を1つ後の更新状態にするための更新差分データの
取得要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該現
在管理情報に係る更新差分履歴の1つ後の更新差分履歴
を取り出し、該更新差分履歴に基づいて該更新差分デー
タを作成して返却し、前記ファイル更新差分履歴ポイン
ト管理ステップが、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成ステップにおいて前記更新差分データを作成した後
に、該更新差分データに係る更新差分履歴の格納位置情
報を管理対象とするように前記ファイル更新差分履歴ポ
イント管理領域内の現在管理情報を更新することを特徴
とする
【0013】本発明の第4のコンピュータシステムのデ
ータ回復方法は、第3のコンピュータシステムのデータ
回復方法において、前記ファイル履歴ポイントデータ作
成ステップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前
記基本データの取得要求を受け付けた場合、前記ファイ
ル装置から該基本データを取り出して返却し、前記ファ
イル更新差分履歴ポイント管理ステップが、前記ファイ
ル履歴ポイントデータ作成ステップにおいて前記基本デ
ータを返却した後に、該基本データの格納位置情報を管
理対象とするように前記ファイル更新差分履歴ポイント
管理領域内の現在管理情報を更新することを特徴とす
る。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、プログラム制御により動作するコンピュータシ
ステムと、該コンピュータシステムにおいて実行される
利用者プログラム1と、ファイル装置8とから構成され
ている。
【0032】コンピュータシステムは、ファイル入出力
要求受付手段11と、ファイル更新差分履歴ポイント管
理手段12と、ファイル更新差分作成手段13と、ファ
イル確定手段14と、ファイル更新履歴データ参照手段
15と、ファイル履歴ポイントデータ作成手段16とを
含む。
【0033】ファイル入出力要求受付手段11は、利用
者プログラム1から発行された、ファイル出力要求2
と、ファイル確定要求3と、最新データ取得要求4と、
前履歴データ取得要求5と、次履歴データ取得要求6
と、基本データ取得要求7とを受け付けて、ファイル更
新差分履歴ポイント管理手段12に通知する。
【0034】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知された
入出力要求を解析してファイル更新差分履歴ポイントの
更新を行い、該入出力要求に応じて、ファイル更新差分
作成手段13、ファイル確定手段14、およびファイル
更新履歴データ参照手段15に指示を通知する。
【0035】ファイル更新差分作成手段13は、ファイ
ル更新差分履歴ポイント管理手段12から通知された指
示に従って、前回作成した更新差分履歴データに対する
更新差分履歴データを作成して、ファイル装置8に出力
する。
【0036】ファイル確定手段14は、ファイル更新差
分履歴ポイント管理手段12から通知された指示に従っ
て、ファイル装置8に格納されている基本データと更新
差分履歴から新たな基本データを作成してファイル装置
8に出力する。
【0037】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12から通知さ
れた指示に従って、ファイル装置8に格納されている基
本データと更新差分履歴のうち必要なデータを読み込ん
で、作成するデータについての指示と共にファイル履歴
ポイントデータ作成手段16に渡す。
【0038】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
は、ファイル更新履歴データ参照手段15に渡されたデ
ータと指示を基に、利用者プログラム1から要求された
データを作成して利用者プログラム1へ渡す。
【0039】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
【0040】図3を参照すると、利用者プログラム1か
らの入出力要求が発生したときに、ファイル更新差分履
歴ポイント管理手段12が管理するファイル更新差分履
歴ポイント管理領域21は、更新差分履歴24を現在の
管理対象としており、更新差分履歴26が現時点での最
新の更新差分履歴として管理されているものとする。
【0041】まず、ファイル入出力要求受付手段11
は、利用者プログラム1からの入出力要求を受け付け
る。
【0042】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた入出力要求が利用者によるファイルへのデータの
書き込み要求または利用者プログラム1によるデータの
自動保存要求の場合、これをファイル出力要求2と判断
して(ステップA1)、ファイル更新差分履歴ポイント
管理手段12に通知する。
【0043】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21にファイ
ル更新差分履歴ポイントの追加を行い(ステップB
1)、現在の管理の対象としている更新差分履歴を更新
差分履歴24から更新差分履歴25に変更して、更新差
分履歴25を作成するようにファイル更新差分作成手段
13に指示する。
【0044】ファイル更新差分作成手段13は、ファイ
ル更新差分履歴ポイント管理手段12の指示に基づいて
ファイル更新差分を作成して(ステップC1)、ファイ
ル装置8に書き込みを行う。
【0045】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた要求が基本データと現時点までの更新差分履歴に
よる新たな基本データの作成要求の場合、これをファイ
ル確定要求3と判断して(ステップA2)、ファイル更
新差分履歴ポイント管理手段12に通知する。
【0046】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の基本
データ22および更新差分履歴23の管理領域を削除
し、更新差分履歴24を新たな基本データとするように
ファイル更新差分履歴ポイント管理領域21の更新を行
い(ステップB2)、基本データ22および更新差分履
歴23および更新差分履歴24から新たに基本データを
作成するようにファイル確定手段14に指示する。
【0047】ファイル確定手段14は、ファイル更新差
分履歴ポイント管理手段12の指示に基づいて基本ファ
イルを作成して(ステップC2)、ファイル装置8に書
き込みを行う。
【0048】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた要求が最後に更新された後のデータの取得要求の
場合、これを最新データ取得要求4と判断して(ステッ
プA3)、ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12
に通知する。
【0049】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の現在
の管理の対象としている更新差分履歴を更新差分履歴2
4から更新差分履歴26に変更し(ステップB3)、基
本データ22および更新差分履歴23および更新差分履
歴24および更新差分履歴25および更新差分履歴26
をファイル装置8から取得するようにファイル更新履歴
データ参照手段15に指示する。
【0050】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12の指示に基
づいてファイル装置8から基本データ22および更新差
分履歴23および更新差分履歴24および更新差分履歴
25および更新差分履歴26を取得して、ファイル履歴
ポイントデータ作成手段16に渡す。
【0051】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
は、ファイル更新履歴データ参照手段15から渡された
データを基に最新のデータを作成して(ステップC3)
利用者プログラムに渡す。
【0052】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた要求が現時点のデータに変更する前のデータの取
得要求の場合、これを前履歴データ取得要求5と判断し
て(ステップA4)、ファイル更新差分履歴ポイント管
理手段12に通知する。
【0053】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の現在
の管理の対象としている更新差分履歴を更新差分履歴2
4から更新差分履歴23へと1つ前に変更し(ステップ
B4)、更新差分履歴24をファイル装置8から取得す
るようにファイル更新履歴データ参照手段15に指示す
る。
【0054】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12の指示に基
づいてファイル装置8から更新差分履歴24を取得し
て、ファイル履歴ポイントデータ作成手段16にデータ
を渡す。
【0055】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
では、ファイル更新履歴データ参照手段15から渡され
た更新差分履歴24に記述されている更新情報を基に、
現時点のデータに適用して1つ前のデータに変更するた
めの更新差分データを作成して(ステップC4)、利用
者プログラムに渡す。
【0056】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた要求が現時点のデータを変更した後のデータの取
得要求の場合、これを次履歴データ取得要求6と判断し
て(ステップA5)、ファイル更新差分履歴ポイント管
理手段12に通知する。
【0057】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の現在
の管理の対象としている更新差分履歴を更新差分履歴2
4から更新差分履歴25へと1つ後に変更し(ステップ
B5)、更新差分履歴25をファイル装置8から取得す
るようにファイル更新履歴データ参照手段15に指示す
る。
【0058】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12の指示に基
づいてファイル装置8から更新差分履歴25を取得し
て、ファイル履歴ポイントデータ作成手段16にデータ
を渡す。
【0059】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
では、ファイル更新履歴データ参照手段15から渡され
た更新差分履歴25に記述されている更新情報を基に、
現時点のデータに適用して1つ後のデータに変更するた
めの更新差分データを作成して(ステップC5)利用者
プログラムに渡す。
【0060】ファイル入出力要求受付手段11は、受け
付けた要求が基本データを変更する前のデータの取得要
求の場合、これを基本データ取得要求7と判断して(ス
テップA6)、ファイル更新差分履歴ポイント管理手段
12に通知する。
【0061】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル入出力要求受付手段11から通知を受け
てファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の現在
の管理の対象としている更新差分履歴を更新差分履歴2
4から基本データ22へと変更し(ステップB6)、基
本データ22をファイル装置8から取得するようにファ
イル更新履歴データ参照手段15に指示する。
【0062】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12の指示に基
づいてファイル装置8から基本データ22を取得して
(ステップC6)、ファイル履歴ポイントデータ作成手
段16にデータを渡す。
【0063】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
では、ファイル更新履歴データ参照手段15から渡され
た基本データ22を利用者プログラムに渡す。
【0064】以上により、本発明の第1の実施の形態の
動作が完了する。
【0065】本発明の第1の実施の形態によれば、利用
者プログラムによるデータの更新情報を逐次ファイル装
置に差分の形式で格納し、利用者プログラムに対して差
分の形式でデータを渡すことにより、利用者プログラム
上でデータの更新の履歴を再現できるため、利用者プロ
グラムでデータを入力中にコンピュータシステムに障害
が発生した場合、該コンピュータシステムの再起動後に
データ入力の過程を再現できるため、利用者プログラム
によるデータ入力作業の再開点を利用者が把握すること
ができる効果を有している。
【0066】
【実施例】次に、本発明の実施の形態の一実施例の動作
について図4を参照して詳細に説明する。
【0067】例えば、文書作成プログラムが図4の左に
示す文書を作成しており、“あいうえお”が基本データ
31としてファイル装置に格納されているとする。ま
た、この文書作成プログラムでは図4の左に示す文書を
1行単位で自動保存を行うものとする。
【0068】利用者が“かき”を書いたときに、文書作
成プログラムがファイル出力要求2を要求すると、ファ
イル入出力要求受付手段11は、ファイル更新差分履歴
ポイント管理手段12に文書作成プログラムからの要求
を通知する。
【0069】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、データ変更の差分である“かき”に関する更新差
分履歴を管理する領域をファイル更新差分履歴ポイント
管理領域21に追加し、ファイル更新差分作成手段13
に“かき”に関する更新差分履歴を作成するように指示
する。
【0070】ファイル更新差分履歴作成手段13は、
“かき”が“あいうえお”の次の位置に追加されるとい
う情報と共に更新差分履歴32を作成してファイル装置
8に出力する。ファイル更新差分履歴作成手段13は、
同様の手順で更新差分履歴33および更新差分履歴34
を作成する。
【0071】更新差分履歴34を作成後、利用者によっ
て“たち”を入力している途中でコンピュータシステム
に異常が発生し、その後コンピュータシステムが再起動
を行った後に文書作成プログラムで作成途中の文書の続
きを作成するものとする。
【0072】文書作成プログラムが起動後に最新データ
取得要求4を要求すると、ファイル入出力要求受付手段
11は、ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12に
文書作成プログラムからの要求を通知する。
【0073】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の
対象となる更新差分履歴を更新差分履歴34に変更し、
ファイル更新履歴データ参照手段15に基本データ31
および更新差分履歴32および更新差分履歴33および
更新差分履歴34を取得するように指示する。
【0074】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12に指示され
たデータを取得し、ファイル履歴ポイントデータ作成手
段16に渡す。
【0075】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
は、ファイル更新履歴データ参照手段15に渡された基
本データ31および更新差分履歴32および更新差分履
歴33および更新差分履歴34から最新のデータを作成
して、文書作成プログラムに渡す。
【0076】このとき、利用者は“さしすせそ”までが
最新の文書に含まれており、入力途中であった“たち”
から入力を行えばよいことを正しく認識できる場合は、
継続して続きの文書を“たち”から入力を行うが、どこ
までが最新の文書に含まれており何から入力すればよい
かを正しく認識できない場合、前履歴データ取得要求5
を要求する。
【0077】ファイル入出力要求受付手段11は、ファ
イル更新差分履歴ポイント管理手段12に文書作成プロ
グラムからの要求を通知する。
【0078】ファイル更新差分履歴ポイント管理手段1
2は、ファイル更新差分履歴ポイント管理領域21内の
対象となる更新差分履歴を更新差分履歴33に変更し、
ファイル更新履歴データ参照手段15に更新差分履歴3
4を取得するように指示する。
【0079】ファイル更新履歴データ参照手段15は、
ファイル更新差分履歴ポイント管理手段12に指示され
たデータを取得し、ファイル履歴ポイントデータ作成手
段16に渡す。
【0080】ファイル履歴ポイントデータ作成手段16
は、ファイル更新履歴データ参照手段15に渡された更
新差分履歴34を基に、現在の文書の最後の“さしすせ
そ”を削除する更新差分データを作成して文書作成プロ
グラムに渡す。
【0081】文書作成プログラムは、ファイル履歴ポイ
ントデータ作成手段16から渡された更新差分データに
よって文書の最後の“さしすせそ”を削除して表示す
る。
【0082】利用者はこの前履歴取得要求5を繰り返し
て文書作成の過程を把握し、文書作成を継続する。
【0083】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0084】図1を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、第1の実施の形態に加えて、コンピュータシス
テムに上述した処理を実行させるためのプログラムを記
録する記録媒体17を備える。
【0085】該プログラムは、記録媒体17からコンピ
ュータシステムに読み込まれ、該コンピュータシステム
の動作を制御する。コンピュータシステムは、該プログ
ラムの制御により、第1の実施の形態におけるコンピュ
ータシステムによる処理、すなわちファイル入出力要求
受付手段11、ファイル更新差分履歴ポイント管理手段
12、ファイル更新差分作成手段13、ファイル確定手
段14、ファイル更新履歴データ参照手段15、および
ファイル履歴ポイントデータ作成手段16と同一の処理
を実行する。
【0086】以上により、第2の実施の形態の処理が完
了する。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンピ
ュータシステムの障害発生後に、障害発生時にデータ入
力中であった利用者プログラムによるデータ入力処理の
過程を再現しながら、該入力中のデータを回復すること
ができる効果に加え、該利用者プログラムによるデータ
入力処理の再開点を利用者が把握することができる効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
ファイル入出力要求受付手段11、ファイル更新差分履
歴ポイント管理手段12、ファイル更新差分作成手段1
3、ファイル確定手段14、ファイル更新履歴データ参
照手段15およびファイル履歴ポイントデータ作成手段
16の処理を示す流れ図である。
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
ファイル更新差分履歴ポイント管理領域21の内容を示
す図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 利用者プログラム 8 ファイル装置 11 ファイル入出力要求受付手段 12 ファイル更新差分履歴ポイント管理手段 13 ファイル更新差分作成手段 14 ファイル確定手段 15 ファイル更新履歴データ参照手段 16 ファイル履歴ポイントデータ作成手段 17 記憶媒体 21 ファイル更新差分履歴ポイント管理領域 22 基本データ 23〜26 更新差分履歴 31 基本データ 32〜34 更新差分履歴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−147542(JP,A) 特開 平4−52755(JP,A) 特開 平4−172543(JP,A) 特開 平4−324540(JP,A) 特開 平5−274197(JP,A) 特開 平6−187206(JP,A) 特開 平9−26905(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被更新対象のデータである基本データと
    該基本データに対する更新情報である複数の更新差分履
    歴とを格納するファイル装置と、 前記基本データと前記複数の更新差分履歴の前記ファイ
    ル装置における格納位置情報を保持するファイル更新差
    分履歴ポイント管理領域と、 前記基本データに対する更新要求を受け付けるファイル
    入出力要求受付手段と、 前記ファイル入出力要求受付手段が受け付けた前記基本
    データに対する更新要求に対応する前記更新差分履歴を
    作成し、前記ファイル装置に追加するファイル更新差分
    作成手段と、 前記ファイル更新差分作成手段が作成した前記更新差分
    履歴の前記ファイル装置における格納位置情報を、前記
    ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に追加するファ
    イル更新差分履歴ポイント管理手段とを備えたコンピュ
    ータシステムのデータ回復方式であって、 前記ファイル入出力要求受付手段は、新しい基本データ
    の作成要求を受け付けた場合、前記ファイル装置に格納
    されている前記基本データと前記複数の更新差分履歴と
    に基づいて前記新しい基本データを作成して該ファイル
    装置に追加するファイル確定手段と、最新データの取得
    要求を受け付けた場合、前記ファイル装置に格納されて
    いる前記基本データと前記複数の更新差分履歴とに基づ
    いて前記最新データを作成して返却するファイル履歴ポ
    イントデータ作成手段とを備え、前記ファイル更新差分
    履歴ポイント管理手段は、前記ファイル確定手段が作成
    した前記新しい基本データの前記ファイル装置における
    格納位置情報を、前記ファイル更新差分履歴ポイント管
    理領域に追加するとともに、前記ファイル更新差分履歴
    ポイント管理領域に前記新しい基本データの前記ファイ
    ル装置における格納位置情報を追加した後、それ以前に
    該ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に格納された
    前記基本データと前記複数の更新差分履歴とに係る格納
    位置情報を該ファイル更新差分履歴ポイント管理領域か
    ら削除し、さらに、前記ファイル履歴ポイントデータ作
    成手段が前記最新データを作成した後に、該最新データ
    に反映した複数の更新差分履歴の内の最新の更新差分履
    歴の格納位置情報を管理対象とするように前記ファイル
    更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報を更新
    し、 前記ファイル確定手段は、前記ファイル更新差分履歴ポ
    イント管理手段が削除した格納位置情報に係る前記基本
    データと前記複数の更新差分履歴とを前記ファイル装置
    から削除し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域は、さら
    に、その時点でいずれの格納位置情報が管理対象である
    かを示す現在管理情報を含むことを特徴とする。
  2. 【請求項2】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成手
    段が、前記入出力要求受付手段が前記ファイル更新差分
    履歴ポイント管理領域内の現在管理情報に係る格納位置
    情報が指す更新差分履歴による更新状態を1つ前の更新
    状態に戻すための更新差分データの取得要求を受け付け
    た場合、前記ファイル装置から該現在管理情報に係る格
    納位置情報が指す更新差分履歴を取り出し、該更新差分
    履歴に基づいて該更新差分データを作成して返却し、前
    記ファイル更新差分履歴ポイント管理手段が、前記ファ
    イル履歴ポイントデータ作成手段が前記更新差分データ
    を作成した後に、該更新差分データに係る更新差分履歴
    の1つ前の更新差分履歴の格納位置情報を管理対象とす
    るように前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域内
    の現在管理情報を更新することを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータシステムのデータ回復方式。
  3. 【請求項3】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成手
    段が、前記入出力要求受付手段が前記ファイル更新差分
    履歴ポイント管理領域内の現在管理情報に係る格納位置
    情報が指す更新差分履歴による更新状態を1つ後の更新
    状態にするための更新差分データの取得要求を受け付け
    た場合、前記ファイル装置から該現在管理情報に係る更
    新差分履歴の1つ後の更新差分履歴を取り出し、該更新
    差分履歴に基づいて該更新差分データを作成して返却
    し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理手段が、前記フ
    ァイル履歴ポイントデータ作成手段が前記更新差分デー
    タを作成した後に、該更新差分データに係る更新差分履
    歴の格納位置情報を管理対象とするように前記ファイル
    更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報を更新
    することを特徴とする請求項2記載のコンピュータシス
    テムのデータ回復方式。
  4. 【請求項4】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成手
    段が、前記入出力要求受付手段が前記基本データの取得
    要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該基本デ
    ータを取り出して返却し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理手段が、前記フ
    ァイル履歴ポイントデータ作成手段が前記基本データを
    返却した後に、該基本データの格納位置情報を管理対象
    とするように前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領
    域内の現在管理情報を更新することを特徴とする請求項
    3記載のコンピュータシステムのデータ回復方式。
  5. 【請求項5】 ファイル装置に格納されている被更新対
    象のデータである基本データに対する更新要求を受け付
    けるファイル入出力要求受付ステップと、 前記ファイル入出力要求受付ステップにおいて受け付け
    た前記基本データに対する更新要求に対応する更新情報
    として更新差分履歴を作成し、前記ファイル装置に追加
    するファイル更新差分作成ステップと、 前記ファイル更新差分作成ステップにおいて作成した前
    記更新差分履歴の前記ファイル装置における格納位置情
    報をファイル更新差分履歴ポイント管理領域に追加する
    ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップとを含むコ
    ンピュータシステムのデータ回復方法であって、 前記ファイル入出力要求受付ステップは、新しい基本デ
    ータの作成要求を受け付けた場合、前記ファイル装置に
    格納されている前記基本データと前記複数の更新差分履
    歴とに基づいて前記新しい基本データを作成して該ファ
    イル装置に追加するファイル確定ステップと、最新デー
    タの取得要求を受け付けた場合、前記ファイル装置に格
    納されている前記基本データと前記複数の更新差分履歴
    とに基づいて前記最新データを作成して返却するファイ
    ル履歴ポイントデータ作成ステップとを含み、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップは、前
    記ファイル確定ステップにおいて作成した前記新しい基
    本データの前記ファイル装置における格納位置情報を前
    記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に追加すると
    ともに、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域に
    前記新しい基本データの前記ファイル装置における格納
    位置情報を追加した後、それ以前に該ファイル更新差分
    履歴ポイント管理領域に格納された前記基本データと前
    記複数の更新差分履歴とに係る格納位置情報を該ファイ
    ル更新差分履歴ポイント管理領域から削除し、さらに、
    前記ファイル履歴ポイントデータ作成ステップにおいて
    前記最新データを作成した後に、該最新データに反映し
    た複数の更新差分履歴の内の最新の更新差分履歴の格納
    位置情報を、前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領
    域内のその時点の管理対象である現在管理情報とし、 前記ファイル確定ステップは、さらに、前記ファイル更
    新差分履歴ポイント管理ステップにおいて削除した格納
    位置情報に係る前記基本データと前記複数の更新差分履
    歴とを前記ファイル装置から削除することを特徴とす
    る。
  6. 【請求項6】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成ス
    テップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前記フ
    ァイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報
    に係る格納位置情報が指す更新差分履歴による更新状態
    を1つ前の更新状態に戻すための更新差分データの取得
    要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該現在管
    理情報に係る格納位置情報が指す更新差分履歴を取り出
    し、該更新差分履歴に基づいて該更新差分データを作成
    して返却し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップが、前
    記ファイル履歴ポイントデータ作成ステップにおいて前
    記更新差分データを作成した後に、該更新差分データに
    係る更新差分履歴の1つ前の更新差分履歴の格納位置情
    報を管理対象とするように前記ファイル更新差分履歴ポ
    イント管理領域内の現在管理情報を更新することを特徴
    とする請求項5記載のコンピュータシステムのデータ回
    復方法。
  7. 【請求項7】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成ス
    テップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前記フ
    ァイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在管理情報
    に係る格納位置情報が指す更新差分履歴による更新状態
    を1つ後の更新状態にするための更新差分データの取得
    要求を受け付けた場合、前記ファイル装置から該現在管
    理情報に係る更新差分履歴の1つ後の更新差分履歴を取
    り出し、該更新差分履歴に基づいて該更新差分データを
    作成して返却し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップが、前
    記ファイル履歴ポイントデータ作成ステップにおいて前
    記更新差分データを作成した後に、該更新差分データに
    係る更新差分履歴の格納位置情報を管理対象とするよう
    に前記ファイル更新差分履歴ポイント管理領域内の現在
    管理情報を更新することを特徴とする請求項6記載のコ
    ンピュータシステムのデータ回復方法。
  8. 【請求項8】 前記ファイル履歴ポイントデータ作成ス
    テップが、前記入出力要求受付ステップにおいて前記基
    本データの取得要求を受け付けた場合、前記ファイル装
    置から該基本データを取り出して返却し、 前記ファイル更新差分履歴ポイント管理ステップが、前
    記ファイル履歴ポイントデータ作成ステップにおいて前
    記基本データを返却した後に、該基本データの格納位置
    情報を管理対象とするように前記ファイル更新差分履歴
    ポイント管理領域内の現在管理情報を更新することを特
    徴とする請求項7記載のコンピュータシステムのデータ
    回復方法。
JP9048292A 1997-03-03 1997-03-03 コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法 Expired - Fee Related JP3064944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9048292A JP3064944B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9048292A JP3064944B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10240596A JPH10240596A (ja) 1998-09-11
JP3064944B2 true JP3064944B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=12799373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9048292A Expired - Fee Related JP3064944B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3064944B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4565860B2 (ja) * 2004-02-27 2010-10-20 日立コンピュータ機器株式会社 データバックアップシステム
CN100399746C (zh) * 2004-09-23 2008-07-02 华为技术有限公司 日志记录子系统及其方法
JP4846832B2 (ja) * 2009-08-07 2011-12-28 株式会社日立製作所 Webページの表示方法、計算機システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10240596A (ja) 1998-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100418062C (zh) 复制控制器及其方法
JP3490256B2 (ja) エージェント方式
US7290100B2 (en) Computer system for managing data transfer between storage sub-systems
JP2008033527A (ja) ストレージ装置、ディスク装置及びデータ復元方法
JP3064944B2 (ja) コンピュータシステムのデータ回復方式およびデータ回復方法
JP2000181634A (ja) ミラーリング装置
JP2002318717A (ja) データベースシステム
JP2003280963A (ja) 文書管理システム、復旧方法、復旧を実行させるためのプログラム、該プログラムを記録した記録媒体
JP2006040065A (ja) データ記憶装置およびデータ記憶方法
JPH07334397A (ja) 削除ファイル管理方式
JP2870308B2 (ja) データベースマネージメントシステム
JPH11212845A (ja) バックアップデータ管理装置、バックアップデータ管理方法、及び記録媒体
JP3300156B2 (ja) Cadシステムの障害時における復旧方法
JP2002024055A (ja) コンピュータシステムおよびアプリケーションプログラムの動作再現方法
JP3166690B2 (ja) データ転送システム、データ転送方法およびデータ転送用プログラムを記録した記録媒体
JP3228273B2 (ja) データ入力システム及び方法
JP2001195283A (ja) データ処理装置とデータ処理方法
JPS63279346A (ja) ファイル更新処理方式
JPH06222915A (ja) インストール方式
JPH10275107A (ja) データ登録方式及び方法
JP2647044B2 (ja) 履歴管理方式
JPH05158775A (ja) ファイル回復機能を持つデータ処理装置
JP2002278817A (ja) データベースシステム
JPH09269911A (ja) 情報処理方法及び装置
JPS6191730A (ja) ソフトウエア障害に対する自動復旧処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000411

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees