JP4846832B2 - Webページの表示方法、計算機システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、Webサイトの操作性向上方法に関する。さらに詳しくは、Webサイト内の同期通信を用いたページ間遷移を非同期通信で代替実行することで、Webページの操作性を向上させる方法、装置、システム、及びプログラムに関する。
従来、WebページはHTML(HyperText Markup Language)を用いて記述されたページを単位として開発されてきた。これは、HTMLではハイパーリンクを用いたページ間の関連付けを行うことが可能であり、このリンク定義を用いてページからページへと遷移することができるため、ページを単位としたコンテンツの開発(ページ遷移型Webサイトと呼ぶ)が理解しやすく、利用しやすい方法として受け入れられたためである。
近年、JavaScript(登録商標)などを用いたDHTML(Dynamic HTML)技術の発展により、Webサーバとの非同期通信や部分的なコンテンツを動的に更新を行うことで、操作性の高いコンテンツを提供するWebサイト(動的Webサイトと呼ぶ)の普及が進んでいる。動的Webサイトの特徴として、従来のページ遷移型Webサイトと異なり、ページを遷移することなく、単一のページ内で様々なコンテンツを表示することが挙げられる。
従来のページ遷移型Webサイトと動的Webサイトの相違点として、ユーザの操作継続性が挙げられる。ユーザの操作継続性とは、ユーザがWebサイトを利用する際に、その操作を阻害されることなく、快適に操作を続けることが可能かということを表す。ページ遷移型Webサイトでは、通常、ブラウザがサーバからコンテンツを取得するための通信処理はユーザの入力操作と同期的に実行される。このため、ブラウザが通信処理を実行している間、ユーザはブラウザに対し操作をすることができず、不要な待ち時間が発生してしまう。また、ページ遷移型Webサイトでは、ページを単位としてサイトが構成されているため、ページ内の極一部のコンテンツだけを変更する場合においても、ページ全体の情報をサーバから取得し、画面全体を再描画する必要があり、通信や描画のコストが高い。このような部分的な更新しか行われない場合でも長時間待たされることはユーザのメンタルモデルと合わないため、ユーザには待ち時間が長く感じられる。これらのことが、Webサイトに対してユーザが感じる不満の要因となっている。
一方、動的Webサイトでは、ブラウザとサーバ間の通信はユーザ操作とは非同期的に実行されるため、コンテンツをサーバから取得する間もユーザは操作を継続することができる。従って、動的Webサイトではユーザの操作継続性を高めることでユーザの不満を解消することができ、Webサイトに対するユーザの満足度向上に寄与している。
操作継続性の高い動的Webサイトが普及するにつれて、従来のページ遷移型Webサイトに対する不満が増加してきている。すなわち、動的Webサイトの操作継続性に慣れたユーザがページ遷移型Webサイトを訪問した場合、その操作継続性の低さから従来よりもサイトの動作が遅く感じられてしまう。このように、ページ遷移型Webサイトの操作継続性は相対的に低下するため、従来よりもWebサイトや、ひいてはWebサイトを提供している企業などの評判の悪化に繋がっているケースが存在する。
このような状況において、動的Webサイトの構築を簡易化するために様々なフレームワークやライブラリの開発が行われてきている。これらの多くは無料で利用でき、改変も可能であることなどから、広く利用されるようになってきている。しかし、これらのフレームワークやライブラリは、動的Webサイトを新規に開発する場合を対象としているため、既存のページ遷移型Webサイトを動的Webサイトに改修する場合には、Webサイトを全て作り直す必要がある。このため、大量に存在する既存のページ遷移型Webサイトを動的Webサイトに改修する場合には、その全てを作り直すことは現実的に難しく、これらのフレームワークやライブラリを用いても、動的Webサイトへ改修することはできない。また、このようなフレームワークやライブラリを用いたとしても、動的Webサイトの構築には幅広い知識と経験が必要とされるため、新たにWebサイトを作成する場合にも、容易には構築することができず、その構築に多くの費用や時間が必要となっている。
単一ページ内で様々なコンテンツを表示し、各コンテンツを部分的に更新するWebページを容易に構築する方法として、HTMLのフレームを用いる方法がある。例えば、特許文献1では、HTMLのフレームを用いてページの分割を行い、CGI(Common Gateway Interface)を利用して各フレームが互いに独立に更新を行うことで、各フレームに表示される情報を最新の状態に保つことを可能にしている。しかし、この方法は各フレームが既存のページと対応付けられているため、既存ページの一部分が更新される場合にも、フレーム内の全ての情報が再描画されるため、従来のページ遷移型Webサイトと同等程度に操作継続性が低く、ユーザの不満を解消するためには十分な技術とは言えない。
特開平10−105514号公報
従来の動的Webサイト構築手順では、既存のページ遷移型Webサイトが存在する場合、その多くを作り直す必要があったため、動的Webサイトの構築には多くの費用と時間が必要であった。Webサイトはインターネット上に膨大に存在しており、これらの全てを作り直すことは、現実的に不可能である。さらに、新しくWebサイトを構築する場合においても、動的Webサイトの構築難易度の高さから、その構築には長い開発期間と多くの費用が必要であった。
本発明は、このように動的Webサイトの構築には多くの時間や費用が必要とされるという課題を解決する。
本発明は、上記課題を解決するために、ページ遷移型Webサイトと協調して動作する汎用スクリプトを用いて、Webサイト内の同期通信を用いたページ間遷移を非同期通信で代替実行し、非同期通信の結果取得したページと、現在表示しているページの差分のみを部分的に更新するための方法を備えることとした。
本発明によれば、汎用スクリプトを用いることで既存のページ遷移型Webサイトをそのまま変更することなく、動的Webサイトへ移行することが可能となるため、動的Webサイトの構築にかかる膨大な費用や開発期間を削減することが可能となる。また、ページ遷移型Webサイトの構築に習熟した開発者が新規に動的Webサイトの構築に取り組む場合、本発明の汎用スクリプトを用いることで、従来のページ遷移型Webサイトを構築するだけで動的Webサイトを実現できるため、開発者の負荷を軽減する効果も得られる。
本発明の第1の実施形態を示し、計算機資源システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、クライアント端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ブラウザ内の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、処理の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態を示し、クライアント端末で行われる処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、HTML文書1の記述の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、HTML文書2の記述の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、HTML解析処理を文書1に適用した結果の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、HTML解析処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、HTML解析処理のフローチャートで、再帰処理のサブルーチンである。 本発明の第1の実施形態を示し、イベント記憶テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施形態を示し、差分抽出処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、差分抽出処理のフローチャートで、再帰処理のサブルーチンである。 本発明の第2の実施形態を示し、計算機システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態を示し、計算機システムの全体構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に関わる計算機システムとその利用環境の概要を示すブロック図である。
クライアント端末100はサーバ装置200とネットワーク1000を介して接続されており、クライアント端末100上で動作するブラウザ110は、ユーザ400の要求に応じて、HTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエストをサーバ装置200に送信し、サーバ装置200から文書データが含まれたHTTPレスポンスを受信することにより、サーバ装置200が管理する文書を取得し、クライアント端末100上に表示することができる。
ここでブラウザ110はインターネット上のWebコンテンツを表示するための一般的なアプリケーションであるため詳細な説明は省略するが、ここでは今後の説明のため、特にHTML制御部112、及びJavaScript実行部111の存在を明記している。
以降の説明では、HTML制御部112は、サーバ装置200から受信したHTTPレスポンスに含まれるHTML、およびCSS(Cascading Style Sheet)を解析し、クライアント端末100上に表示する機能を有し、JavaScript実行部111は、サーバ装置200から受信したHTTPレスポンスに含まれるJavaScriptを解析し、実行する機能を有するものとする。
サーバ装置200は、ブラウザ110などから発行されるHTTPリクエストを常に待ち受けており、HTTPリクエストを受信すると、HTTPリクエストで指定された文書データをHTTPレスポンスとして応答するWebサーバ210を有する。また、本実施形態においては、Webサーバ210は文書編集機能を有する。文書編集機能とは、HTTPレスポンスを送信する前に、該レスポンスに含める文書情報を改変する機能を示す。このような機能は一般的なWebサーバに搭載されている機能であるため、その詳細な実現方式は省略する。本実施形態では、文書編集機能を用いて、Webサーバ210が応答する文書情報に対し、汎用スクリプト300を挿入する処理を行う。汎用スクリプト300の構成は後記する。
図2は、本実施形態で使用するクライアント端末100の詳細な構成を示している。クライアント端末100は、CPU900とネットワークインタフェース910、グラフィックインタフェース920、ユーザ入力インタフェース930、主記憶装置940、二次記憶装置950、及びこれらを接続するシステムバス960から構成されている。
ネットワークインタフェース910は、CPU900の指示に従って、ネットワーク1000を介して接続されている他の計算機などと通信を行う。ユーザ入力インタフェース930は、マウスやキーボードなどの入力装置からユーザの入力を受け付ける機能を持つ。グラフィックインタフェース920は、ディスプレイなどの画像表示装置921に表示する画像の処理を行う。主記憶装置940上には、ブラウザ110、OS(Operating System)970が格納され、CPU900の指示によって実行される。二次記憶装置950は、CPU900からの指示に従い、データの入出力を行う。主記憶装置940はメモリ等の揮発性記憶装置であり、二次記憶装置950はハードディスクなどの磁気記憶装置や、CD、DVDドライブなどの光学記憶装置などの不揮発性記憶装置であるが、これらに限定されるものではない。
サーバ装置200のハードウェア構成は図2同様であるが、主記憶装置上に格納されCPU900によって実行されるプログラムがWebサーバプログラム(Webサーバ210)である点が異なる。また、Webサーバ210が管理する文書データ221〜223は、主記憶装置940上に格納されてもよく、または、二次記憶装置950に格納されていてもよい。
図3は、クライアント端末100のブラウザ110の詳細な構成を示すブロック図である。
HTML解析部310は、汎用Script300が付加されたHTMLコンテンツが描画された際、HTMLコンテンツの内容を解析し、ページ遷移を伴うリンク情報の抽出を行い、ページの遷移先をイベント記憶部320に変更する処理を行う。なお、ページ遷移とは、前記従来例でも述べたように、ハイパーリンクを用いたWebページ間の関連付けであり、ハイパーリンクの定義(リンク情報)を用いて現在のWebページから他のWebページへと遷移することを指す。
イベント記憶部320は、ユーザ400がブラウザ110に対して行った操作内容と、操作内容に対する結果を関連付けてイベント記憶テーブル700に記憶する。イベント記憶テーブル700の詳細な構成は後記する。
通信処理部330は、ユーザ400がページ遷移を伴うリンクをクリックした際、該リンクの遷移先コンテンツの取得を行う。なお、コンテンツの取得時に実行する通信処理は非同期通信処理を利用する。
差分抽出部340は、通信処理部330が取得したコンテンツと、現在画面に表示されているコンテンツの差分を抽出し、その結果抽出された差分のコンテンツのみを、DOM(Document Object Model)を操作することで反映する。
上記各処理部300〜340はプログラムとして主記憶装置940にロードされてCPU900で実行される。これら各処理部300〜340は記憶媒体としての二次記憶装置950に格納される。
以降の説明においては、CPU900の指示に従って実行される上述の各プログラムを処理の主体として説明する。
図4は、本実施形態のクライアント端末100のブラウザ110とサーバ装置200のWebサーバ210で行われる処理の実施手順を示すシーケンス図である。
本実施形態では、はじめにユーザ400がブラウザ110に対して、あるWebページ(ここでは文書1(221))の表示を要求する操作を行い、ブラウザ110は当該操作をユーザ入力インターフェースから受け付ける(S1)。
要求を受けたブラウザ110は、Webサーバ210へ文書1(221)を取得するためのリクエストを送信する(S2)。
要求を受け付けたWebサーバ210は、文書1を特定する。次に、Webサーバ210、は文書編集部211を用いて文書1に対し後述の汎用Script300を挿入する処理を実行する(S3)。最後に、Webサーバ210は、汎用Script300が挿入された文書1を生成して、レスポンスデータとしてブラウザ110に送信する(S4)。
Webサーバ210からの応答(Webページ)を受けたブラウザ110は、文書1の内容を解析し、解析結果をクライアント端末100のグラフィックインターフェース920に描画する(S5)ことで、ユーザ400の要求に応える。上記レスポンスデータの描画と同時(あるいは描画処理の後)に、ブラウザ110はJavaScript実行部111を用いて、文書1に同梱された汎用Script300の処理を開始する。
汎用Script300は、クライアント端末100のグラフィックインターフェース920に文書情報が描画されると同時に、JavaScript実行部111がHTML解析部310を呼び出すようにプログラムされている。HTML解析部310は、ブラウザ110に読み込まれた時点で動作(処理を開始)し、文書1に含まれるリンク情報をイベント記憶部320に上書きする処理を行う(S6)。汎用Script300はさらに、HTML解析部310の処理終了後は、ユーザ400の操作に基づいてブラウザ110が何かしらのイベントを発行するまで待機するようにプログラムされている。HTML解析部310が実行する処理の具体的な内容は後記する。
続いて、ユーザ400が文書1の内容を確認後、文書1に含まれる文書2へのリンクをクリックしたとする(S7)。この時、従来例であればブラウザ110はWebサーバ210に文書2の取得について直接要求を行っていたが、上述の通り、HTML解析部310により遷移先が上書きされているため、ブラウザ110はJavaScript実行部111に格納されているイベント記憶部320の呼び出しを行う。
イベント記憶部320では、ユーザ400が文書2へのリンクをクリックしたことをイベント記憶テーブル700に記憶し(S8)、通信処理部330の呼び出しを行う。イベント記憶テーブル700の詳細な構成は後記する。
通信処理部330は、リンクに定義された文書2を取得するために、文書2の取得をWebサーバ210に要求する(S9)。なお、通信処理部330が発行するHTTPリクエストは非同期通信を利用しているため、通信処理部330が動作している間、ユーザ400が待たされることはない。
通信処理部330からのHTTPリクエストを受け付けたWebサーバ210は、文書2をHTTPレスポンスとして応答する(S10)。
応答を受信した通信処理部330は、文書2を受信結果としてイベント記憶部320へ通知する。イベント記憶部320は先に記憶したリンクのクリックイベントと関連付けて、文書2を記憶した後、差分抽出部340の呼び出しを行う(S11)。
差分抽出部340では、現在ユーザ400に表示されているHTML文書(文書1)と文書2の差分抽出を行う(S12)。さらに差分抽出部340は、差分抽出を行った結果、差分とみなされた部分コンテンツのみを、HTML制御部112が管理するDOM(Document Object Model)を操作することなどにより表示内容に反映する(S13)。
なお、イベント記憶部320がユーザのクリックイベントをイベント記憶テーブル700にイベントを記憶するステップ(S8)と、イベント記憶部320が受信結果をクリックイベントと関連付けてイベント記憶テーブル700に記憶するステップ(S11)を実施することは必須ではなく、省略してもよい。
差分抽出部340が実行する差分抽出処理は後述するが、本発明における差分抽出処理の特徴は、差分抽出処理において抽出された差分が入力要素の入力情報であった場合、該差分を差分とはみなさない点である。これは、従来のページ遷移型Webサイトでは、ユーザ操作と通信処理が同期的に実行されていたのに対し、本発明の方式では、ユーザ操作と通信処理が非同期的に実行される。このため、通信処理中にユーザが入力操作を行った場合、この入力操作結果情報は通信結果として得られるコンテンツには含まれないため、差分として抽出される。仮に単純に差分抽出を行った結果を反映した場合、この入力操作結果情報が消失してしまい、ユーザの不満を増長させてしまう可能性がある。このような状況を防止するために、差分抽出結果から入力要素に対する差分を除去することが望ましい。
なお、ユーザ操作の消失を防ぐための方法としては、このような特殊な差分抽出結果の取捨選択を行う方法ではなく、後述するイベント記憶部320の記録内容からユーザ操作を復元してもよい。具体的には、イベント記憶部320は、ユーザの操作履歴情報を時系列で記録する処理を行う。このため、後述するイベント記憶テーブルを参照することで、通信が開始されて以降、ユーザがどのような操作を行い、操作に対する結果がどのようなものであったかを参照することができる。これを利用すると、単純な差分抽出結果を画面に反映し、一度ユーザ操作を消失させてから、イベント記憶部320が記録しているイベントデータ情報を再度画面に反映させることで、ユーザ操作を再現することができるため、このような方法を用いてもよい。
図5は、上記図4の手順において、ブラウザ110内で実行される処理のフローチャートによる表現例である。
本実施形態では、はじめにブラウザ110は、ユーザ400からあるWebページ(ここでは文書1)の表示の要求を受け付けるステップ501を実行する。
要求を受けたブラウザ110は、Webサーバ210から文書1を取得するステップ502を実行する。
Webサーバ210からの応答を受けたブラウザ110は、ブラウザ110はJavaScript実行部111を用いて、文書1に同梱された汎用Script300の処理(HTML解析処理)を開始するステップ503を実行する。HTML解析処理の具体的な内容は後記する。
続いて、ブラウザ110は、ユーザがブラウザを閉じるか、もしくは異なるサイトに移動するまで、以下の処理を繰り返す。
はじめに、ブラウザ110は、ユーザ400がマウスクリックや、キーボード入力などの操作を行うまで待機し、ユーザ400が操作を行ったら、当該イベントを検知し、イベント記憶部320に通知する(ステップ505)。
イベント記憶部320は、ユーザ400が行った操作内容をイベント記憶テーブル700に記憶するステップ505を実行する。イベント記憶テーブル700の構成は後記する。
次に、イベント記憶部320は、ユーザ400が行った操作が、通信を伴う操作であるかどうかを判断するステップ506を実行する。通信を伴う操作の場合は、ステップ507へ進む。なお、ユーザ操作が通信を伴う操作であるかどうかは、ユーザ400の操作に基づいてブラウザ110が発行したイベントの種別、及びユーザ400が操作したHTML要素の種別により判別することができる。
ユーザ400が行った操作が通信を伴わない操作である場合、イベント記憶部320は、前記ステップ505で記憶したイベントと関連付けて、ユーザ操作を記録するステップ510を実行し、次のユーザ操作が行われるまで待機する。
ユーザ400が行った操作が通信を伴う操作である場合、通信処理部330は非同期通信を用いてサーバ装置200から文書情報を取得するステップ507を実行する。
サーバ装置200から文書情報を取得したら、通信処理部330は受信した情報をイベント記憶部320へ通知し、イベント記憶部320は該情報を、ステップ505で記憶したイベントと関連付けて記憶するステップ508を実行する。
最後に、差分抽出部340は、通信処理部330が受信した文書情報と現在ブラウザ110が表示している文書情報の差分抽出処理、及び差分更新処理を行うステップ509を実行し、次のユーザ操作が行われるまで待機する。差分抽出部340が実行する処理の詳細は後述する。
なお、前述の通り、イベント記憶部320が実行するステップ(505、508、510)は必須ではなく、省略してもよい。
図6は、Webサーバ210のHTML文書である文書1のソースと画面の例を示している。
文書1には、文書2、文書3へのリンク(図中のaタグで示される要素)と、フォーム要素が含まれている。フォーム要素には、ユーザの操作に基づいてブラウザ110が入力可能なテキストフィールドと、サーバ装置200にリクエストを発行するためのボタンが含まれている。
図7は、Webサーバ210のHTML文書である文書2の例を示している。
文書2の構成は文書1とほぼ同じであるが、文書1に含まれていた文書2へのリンクが、文書1へのリンクになっている点が異なる。このように、従来のページ遷移型Webサイトには、ほとんど差異のないコンテンツが多数格納されるケースが多く存在する。
図8は、汎用Script300に含まれるHTML解析部310が文書1の解析を行った結果のHTML文書の例である。図6との違いは、文書2へのリンクを表す「a」タグにおいて、その遷移先を定義しているhref属性の値が、図6ではサーバ装置200上の文書2を示す「文書2」という値になっていたのに対し、図8では「javascript:%200void」に変更され、さらに「onclick」属性が付与されている点である。この定義により、文書2へのリンクをユーザ400がクリックした場合、ブラウザ110は直接文書2を取得するのではなく、汎用Script300に含まれるイベント記憶部320を呼び出すための処理「recordEvent」を実行する。
同様に、ユーザ400がフォームの送信を行った場合や、テキストフィールドの内容を更新した場合に、当該イベントがイベント記憶部320に通知されるように、フォーム要素にはonsubmit属性、テキストフィールドにはonchange属性が付与されている。
図9A、図9Bは、HTML解析部310が実行するHTML文書の解析処理フローの例を示している。以下、図6及び図8を例として、HTML解析処理の詳細を示す。
HTML解析部310は、図9Aにおいて、はじめに現在表示されているHTMLコンテンツのルート要素を取得するステップ601を実行する。ここでルート要素とは、HTMLコンテンツを構成するタグの最上位に存在するタグを表し、例えば図6では、htmlタグがこれに対応する。
次に、HTML解析部310は、ルート要素を引数として再帰処理を適用するステップ602を実行し、処理を終了する。
図9Bを用いて、HTML解析部310が実行するステップ602の再帰処理について説明する。
HTML解析部310は、はじめに、与えられた要素の全ての子要素を列挙するステップ603を実行する。ここで、与えられた要素の全ての子要素とは、与えられた要素の直下に存在する要素全体の集合を表し、例えば図6のhtmlタグに対応する子要素としては、headタグ、bodyタグが対応する。
HTML解析部310は、ステップ603で列挙された各要素Childに対し、以下の処理を適用する。
HTML解析部310は、はじめに、Childが入力要素であるかを調査するステップ604を実行する。Childが入力要素でない場合、ステップ606に進む。
Childが入力要素である場合、HTML解析部310は、ユーザがChildに対して入力操作を行った際に、それをイベント記憶部320が検知できるように、Child要素にイベントを設定するステップ605を実行する。
ここで、入力要素とはテキスト入力フィールドやラジオボタン、チェックボックスなど、ユーザが操作可能な要素を表す。Child要素が入力要素である場合には、Childにonclickイベント、もしくはonchangeイベントなど、ユーザの操作に基づいてブラウザが発行するイベントに対して、イベントが発行された際に実行する処理を設定することで、該イベント発生時の処理としてイベント記憶部320が呼び出されるようにする。具体的には、図8においてid属性がqueryである要素のように、onchange属性の値として「recordEvent(this)」を設定する。イベントを設定したら、ステップ608へ進む。
HTML解析部310は、Childが入力要素でない場合には、Childがリンク要素であるかどうかを判定するステップ606を実行する。Childが入力要素でない場合、ステップ608に進む。
Childがリンク要素である場合、HTML解析部310は、Childのリンク先をイベント記憶部320に上書きするステップ607を実行する。ここで、リンク要素とは、図6、図8の「a」タグや、formタグなど、他の文書へ遷移するためのリンクを表す要素を指す。具体的な処理例としては、図8に示すように、「a」タグのhref属性を「javascript%200void」に変更し、さらにonclick属性を追加し、その値を「recordEvent(this, リンク先文書, HTTPメソッド名)」とすることで、当該リンクがクリックされた場合に、イベント記憶部320が呼び出されるように設定する。form要素の場合も同様に、action属性、及びsubmit属性を上書きすることで、フォーム送信時にイベント記憶部320が呼び出されるように設定する。
続いてHTML解析部310は、Childが子要素を持つかどうかを調査するステップ608を実行する。Childが子要素を持つ場合には、Childに対して再帰処理を実行するステップ609を実行する。Childが子要素を持たない場合には、Childrenに含まれる次の要素に対して、同様の処理を繰り返す。また、ChildがChildrenに含まれる最後の子要素である場合には、再帰処理を終了する。
以上の処理により、サーバ装置200から受信したHTMLに含まれる全ての入力要素、及びリンク要素の抽出、及び抽出した要素に対してイベントが発行された際に実行される処理の上書きを行うことができるため、ユーザ400が何かしらの操作を行うたびに、操作の内容がイベント記憶部320に通知される。
図10は、ブラウザ110が保持するイベント記憶テーブル700の構成を示している。イベント記憶テーブル700は、汎用Script300に含まれるイベント記憶部320が記憶するデータを記憶するためのテーブルである。なお、図10ではテーブルの形式を利用しているが、データベースに限定されるものではなく、JavaScriptの変数や、Cookieなどの領域に記録されてもよく、特に制限を設けるものではない。
イベント記憶テーブル700は、ユーザの操作に基づいてブラウザ110が発行したイベントの名称を記録するカラム701と、イベントの発行元要素のid属性を表すカラム702と、イベントが発行された結果を格納するためのカラム703から構成される。なお、カラム702に格納される情報はHTML要素を識別可能な情報であればよく、id属性に限定されるものではない。
イベント記憶部320は、ユーザ400が入力要素、もしくはリンク要素に対して操作を行った際、当該操作を契機に実行される。イベント記憶部320は、イベント名とイベント発行元のHTML要素、及び当該イベントにより実行された結果を記録する。
具体的には、リンク要素をユーザ400がクリックした場合は、クリックしたリンク先であるHTML文書が記録される。それ以外のユーザ入力要素(テキストフィールドなど)が変更された場合には、変更された結果の値が記録される。図10では、まずユーザ400がidが文書2である要素をクリックし、クリックの結果、文書2が取得され、続いてユーザ400がidがqueryである要素に「key word」と入力し、続いてユーザ400がidが文書1である要素をクリックし、その結果文書1が取得され、更にユーザ400はidがsubmitである要素をクリックしたことで、「key word」に関連するページの検索結果が取得されたことが記録されている。
図11A、図11Bは、汎用Script300に含まれる差分抽出部340が実行するHTML文書の差分抽出処理、及び抽出した差分の反映処理の一例を示すフローチャートである。
差分抽出部340は、図11Aにおいて、はじめに現在表示されている文書のルート要素を変数「oElm」、通信処理部330が受信した変更後に表示すべき文書のルート要素を変数「nElm」に設定するステップ801を実行する。例えば、図6に示した文書1から図7に示した文書2へ遷移した場合、変数「oElm」には文書1のhtmlタグ、変数「nElm」には文書2のhtmlタグが設定される。
差分抽出部340は、上記で設定した変数「oElm」、及び変数「nElm」を引数として再帰処理を適用するステップ802を実行し、処理を終了する。再帰処理は、図11Bで示すように、変数「nElm」を構成する要素の探索を行い、変数「oElm」との差分抽出を行い、検出した差分を画像表示装置921の画面に反映するための処理である。
以下では、差分抽出部340が実行する再帰処理について、図11Bを参照しながら説明する。
差分抽出部340は、はじめに、変数「oElm」の全ての子要素をoChildrenに登録するステップ803を実行する。例えば、変数「oElm」が文書1のhtmlタグである場合には、oChildrenには文書1のheadタグ、及びbodyタグが登録される。
差分抽出部340は、変数「nElm」の全ての子要素(nChild)に対して、以下の処理を適用する。これは、例えば、変数「nElm」が文書2のhtmlタグである場合には、文書2のheadタグ、及びbodyタグをnChildとして、それぞれに対して以下の処理を適用することとなる。
差分抽出部340は、はじめに、matchedにfalseを設定するステップ804を実行する。
次に、差分抽出部340は、matchedがfalseである間、oChildrenに含まれる要素(oChildとする)に対して、以下の処理を繰り返す。
差分抽出部340は、nChildがoChildと一致するかどうかを判定するステップ805を実行し、一致しない場合は次のoChildを選択し、本ステップを繰り返す。一致した場合は、次のステップ806に進む。ここで、nChildとoChildが一致するとは、例えばHTMLのid属性の値が一致することで、識別することができる。その他、HTMLの要素が一致しているかどうかは、要素の属性値やHTMLの子要素の構成などから判断することができ、これを詳細化することで、より精度の高い差分抽出を実現することができるが、この詳細は本発明の本質とは関わりがなく、従来の差分抽出技術を利用することが可能なため、ここでは説明を省略する。
差分抽出部340は、次に、oChildがユーザが編集可能な要素であり、かつ、通信中に変更されたかどうかを判断するステップ806を実行する。oChildが変更されている場合、ステップ809に進み、変数「oChild」をoChildrenから削除した後、ステップ811においてmatched変数をtrueに設定することで、ループ2を終了する。
差分抽出部340は、oChildがユーザが編集可能な要素でない場合、oChildに子要素が存在するかどうかを判定するステップ807を実行する。
差分抽出部340は、oChildに子要素が存在する場合、oChild、及びnChildを引数として、再帰処理の呼び出しを行う(ステップ808)。
差分抽出部340は、oChildに子要素が存在しない場合には、変数「oChild」をoChildrenから削除するステップ809を実行し、ステップ810においてmatched変数をtrueに設定することで、ループ2を終了する。
差分抽出部340は、ループ2の終了後、matched変数がfalseであるかどうかを調べるステップ811を実行する。matched変数がfalseの場合、nChildは現在表示中の画面には含まれていない新たな要素であると判断できる。この場合、まずnChildを引数として図9に示したHTML解析処理503の再帰処理を実行するステップ812を実行する。これにより、差分として抽出された要素に対してユーザ400がイベントを発行した場合にも、イベント記憶部320に通知されるようになる。 続いて、差分抽出部340は、変数「oElm」の子要素としてnChildを追加するステップ813を実行する。matchedがtrueの場合には、ステップ814へ進む。
差分抽出部340は、最後に、oChildrenに残っている要素を、変数「oElm」から削除するステップ814を実行する。これは、oChildrenに残っている要素は現在表示されている文書には含まれているが、変更後の文書には含まれていない要素のため、変数「oElm」から削除する必要があるためである。
上述の手順により、本発明によれば、既存ページが持つリンク要素を上書きし、非同期通信を用いて取得したリンク先コンテンツと現在表示されているコンテンツの差分情報のみを画面に反映することで、既存のページ遷移型Webサイトをそのまま利用しながらも、動的Webサイトと同等程度に操作継続性の高いWebサイトを構築することができるため、動的Webサイトの構築にかかる費用や時間を削減することができる。
また、本発明を用いてページ遷移型Webサイトを動的Webサイトに移行することで、Webサイトのユーザにとっては、Webサイト閲覧時の不要な待ち時間が削減されるなど操作継続性が改善されるため、Webサイト閲覧時の快適性が向上する効果が得られる。
<第2実施形態>
次に、第二の実施形態について、図面を用いて説明を行う。
図12は、第二の実施形態における機能構成の概略図である。本実施形態では、第一の実施形態において汎用Script300に包含されていた差分抽出部340を、Webサーバ210に配備している。
本実施形態を用いれば、Webサーバ210がブラウザ110にコンテンツを送信する前に、前回送信した文書と今回送信する文書の差分抽出を行うことで、通信量を削減することが可能となる。差分抽出部340の処理内容は、前記第1実施形態における差分抽出部340の処理と同等である。
Webサーバ210はブラウザ110から文書取得要求を受け付けると、該当する文書に汎用Script300を挿入する処理と、前回ブラウザ110に応答した文書情報と、今回ブラウザ110から要求された文書情報の差分(部分コンテンツ)を抽出し、差分情報のみをブラウザ110に送信する。差分情報を受信したブラウザ110においては、JavaScript実行部111において汎用Script300が実行され、差分情報のみがブラウザ110の表示に反映される。
<第3実施形態>
続いて、第三の実施形態について、図面を用いて説明を行う。
図13は、第三の実施形態における機能構成の概略図である。本実施形態では、第二の実施形態においてWebサーバ210に配備されていた文書編集部211、及び差分抽出部340が、ブラウザ110とWebサーバ210の仲介を行うプロキシサーバ装置1100上で稼働するWebプロキシサーバ1110に配備されている。
プロキシサーバ装置1100は、クライアント端末100と同様の構成を持つ汎用計算機であり、また、Webプロキシサーバ1110は汎用のWebプロキシプログラムで実現可能なため、ここでは詳細な説明は省略する。
Webプロキシサーバ1110はブラウザ110から文書取得要求を受け付けると、受け付けた要求をそのままWebサーバ210に転送する。要求を受け付けたWebサーバ210は、該当文書情報をWebプロキシサーバ1110に応答する。文書情報を取得したWebプロキシサーバ1110は、文書に汎用Script300を挿入する処理と、前回ブラウザ110に応答した文書情報と、今回Webサーバ210から受信した文書情報の差分を抽出し、差分情報のみをブラウザ110に送信する。差分情報を受信したブラウザ110においては、JavaScript実行部111において汎用Script300が実行され、差分情報のみがブラウザ110の表示に反映される。この処理は、第二の実施形態における差分反映処理と同様である。
以上のように、本発明はWebサーバとブラウザを実行するクライアント端末を備えた計算機システムや、ブラウザ、Webサーバあるいはプロキシサーバのプログラムに適用することができる。
100 クライアント端末
110 ブラウザ
111 JavaScript実行部
112 HTML制御部
200 サーバ装置
210 Webサーバ
211 文書編集部
300 汎用Script
310 HTML解析部
320 イベント記憶部
330 通信処理部
340 差分抽出部
900 CPU
910 ネットワークインタフェース
920 グラフィックインタフェース
921 画像表示装置
930 ユーザ入力インタフェース
940 主記憶装置
950 二次記憶装置
960 システムバス
970 OS
1000 ネットワーク
1100 プロキシサーバ装置
1110 Webプロキシサーバ

Claims (18)

  1. 演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサに接続された記憶部と、前記プロセッサに接続された表示装置と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、サーバとの間でWebページの授受を行う通信処理部と、を有する計算機が前記Webページをサーバに要求し、前記計算機は前記サーバから受信したWebページを解析して前記表示装置に出力するWebページの表示方法であって、
    前記通信処理部で受信した前記Webページに含まれる情報を解析し、ページ遷移を発生するイベント情報を抽出するステップと、
    前記抽出したイベント情報に対応する前記イベントが発行されたときに、当該イベント情報の処理を前記通信処理部で行うように前記イベント情報を上書きするステップと、
    前記入力部で受け付けた前記操作に対応する前記イベントを発行するステップと、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、同期通信を用いたページ遷移を非同期通信で代替し、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信するステップと、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの差分を抽出するステップと、
    前記抽出した差分のみを前記表示装置に出力するステップと、
    を含むことを特徴とするWebページの表示方法。
  2. 請求項1に記載のWebページの表示方法であって、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が受信したWebページの差分を抽出するステップは、
    前記抽出された差分のうち、ユーザからの操作を受け付け可能な要素の差分情報を判別し、前記受け付けたユーザからの操作以外の差分情報のみを前記表示装置に反映することを特徴とするWebページの表示方法。
  3. 請求項1に記載のWebページの表示方法であって、
    前記発行したイベントを前記記憶部に設定したイベント記憶部に記憶するステップと、
    前記抽出した遷移先のWebページを前記イベント記憶部に変更するステップと、
    前記入力部で受け付けた前記操作に対応して発行された前記イベントを前記イベント記憶部に記憶するステップと、
    前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの情報を、前記記憶したユーザの操作に基づいて発行されたイベントとを対応付けて前記イベント記憶部に記憶するステップと、をさらに含むことを特徴とするWebページの表示方法。
  4. 請求項3に記載のWebページの表示方法であって、
    前記抽出した差分のみを前記表示装置に出力するステップは、
    前記差分のみを前記表示装置に出力した後に、前記イベント記憶部が記憶したイベントを用いて、前記ページ遷移のイベントが発生してから、前記通信処理部が前記サーバからWebページを受信するまでの間に発行したイベントを再現するステップを含むことを特徴とするWebページの表示方法。
  5. 請求項1に記載のWebページの表示方法であって、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信するステップは、
    前記サーバが、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を抽出し、前記抽出された差分を前記計算機に送信するステップと、
    前記通信処理部が、前記遷移先のWebページとして前記差分を受信するステップと、を含み、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの差分を抽出するステップは、
    前記サーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とするWebページの表示方法。
  6. 請求項1に記載のWebページの表示方法であって、
    前記計算機とサーバとの間で通信を中継するプロキシサーバを有し、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信するステップは、
    前記プロキシサーバが、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を抽出し、前記抽出された差分を前記計算機に送信するステップと、
    前記通信処理部が、前記遷移先のWebページとして前記差分を受信するステップと、を含み、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの差分を抽出するステップは、
    前記プロキシサーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とするWebページの表示方法。
  7. 演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサに接続された記憶部と、前記プロセッサに接続された表示装置と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、サーバからWebページを受信する通信処理部と、を有する計算機がWebページをサーバに要求し、前記計算機が前記サーバから受信したWebページを解析して前記表示装置に出力する計算機システムであって、
    前記計算機は、
    前記Webページに含まれる情報を解析して、当該情報を変更するHTML解析部と、
    前記Webページの差分を抽出する差分抽出部と、を有し、
    前記HTML解析部は、
    前記サーバからWebページを受信した際にページ遷移を発生するイベント情報と、遷移先のWebページを抽出し、前記抽出したイベントが発生した時の処理を前記通信処理部で行うようにイベント情報を上書きし、前記入力部で受け付けた前記操作に対応する前記イベントを発行し、
    前記通信処理部は、
    前記イベントが発行されたときに、同期通信を用いたページ遷移を非同期通信で代替し、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信し、
    前記差分抽出部は、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信した遷移先のWebページの差分を抽出して前記表示装置に出力することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項7に記載の計算機システムであって、
    前記差分抽出部は、
    前記抽出された差分のうち、ユーザからの操作を受け付け可能な要素の差分情報を判別し、前記受け付けたユーザからの操作以外の差分情報のみを前記表示装置に反映することを特徴とする計算機システム。
  9. 請求項7に記載の計算機システムであって、
    前記発行したイベントを記憶するイベント記憶部をさらに有し、
    前記抽出した遷移先のWebページを前記イベント記憶部に変更し、前記入力部で受け付けた前記操作に対応して発行された前記イベントを前記イベント記憶部に記憶し、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの情報を、前記記憶したユーザの操作に基づいて発行されたイベントとを対応付けて前記イベント記憶部に記憶することを特徴とする計算機システム。
  10. 請求項9に記載の計算機システムであって、
    前記差分抽出部は、
    前記差分のみを前記表示装置に出力した後に、前記イベント記憶部が記憶したイベントを用いて、前記ページ遷移のイベントが発生してから、前記通信処理部が前記サーバからWebページを受信するまでの間に発行したイベントを再現することを特徴とする計算機システム。
  11. 請求項7に記載の計算機システムであって、
    前記サーバは、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を抽出し、前記抽出された差分を前記計算機に送信し、
    前記通信処理部は、前記遷移先のWebページとして前記差分を受信し、
    前記差分抽出部は、
    前記サーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とする計算機システム。
  12. 請求項7に記載の計算機システムであって、
    前記計算機とサーバとの間で通信を中継するプロキシサーバを有し、
    前記プロキシサーバが、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を抽出し、前記抽出された差分を前記計算機に送信し、
    前記通信処理部が、前記遷移先のWebページとして前記差分を受信し、
    前記差分抽出部は、
    前記プロキシサーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とする計算機システム。
  13. 演算処理を行うプロセッサと、前記プロセッサに接続された記憶部と、前記プロセッサに接続された表示装置と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、サーバとの間でWebページの授受を行う通信処理部と、を有する計算機で前記Webページをサーバに要求し、前記サーバから受信したWebページを解析して前記表示装置に出力するプログラムであって、
    前記で受信した前記Webページに含まれる情報を解析し、ページ遷移を発生するイベント情報を抽出する手順と、
    前記抽出したイベント情報に対応する前記イベントが発行されたときに、当該イベント情報の処理を前記通信処理部で行うように前記イベント情報を上書きする手順と、
    前記入力部で受け付けた前記操作に対応する前記イベントを発行する手順と、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、同期通信を用いたページ遷移を非同期通信で代替し、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信する手順と、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの差分を抽出する手順と、
    前記抽出した差分のみを前記表示装置に出力する手順と、
    を前記計算機に実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が受信したWebページの差分を抽出する手順は、
    前記抽出された差分のうち、ユーザからの操作を受け付け可能な要素の差分情報を判別し、前記受け付けたユーザからの操作以外の差分情報のみを前記表示装置に反映することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記発行したイベントを前記記憶部に設定したイベント記憶部に記憶する手順と、
    前記抽出した遷移先のWebページを前記イベント記憶部に変更する手順と、
    前記入力部で受け付けた前記操作に対応して発行された前記イベントを前記イベント記憶部に記憶する手順と、
    前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの情報を、前記記憶したユーザの操作に基づいて発行されたイベントとを対応付けて前記イベント記憶部に記憶する手順と、をさらに含むことを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記抽出した差分のみを前記表示装置に出力する手順は、
    前記差分のみを前記表示装置に出力した後に、前記イベント記憶部が記憶したイベントを用いて、前記ページ遷移のイベントが発生してから、前記通信処理部が前記サーバからWebページを受信するまでの間に発行したイベントを再現する手順を含むことを特徴とするプログラム。
  17. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信する手順は、
    前記通信処理部が、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を前記サーバから受信し、前記遷移先のWebページとして前記差分を受信する手順を含み、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部で前記サーバから受信したWebページの差分を抽出する手順は、
    前記サーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記イベントが発行されたときに、前記通信処理部が、他の処理部の処理と非同期で前記サーバと通信を行って、前記遷移先のWebページを前記サーバから受信する手順は、
    前記サーバと計算機の間に配置したプロキシサーバから、前回応答したWebページと現在要求されているWebページの差分を前記遷移先のWebページとして前記差分を受信する手順を含み、
    前記イベントの発行時に前記表示装置に出力していたWebページと、前記通信処理部が前記サーバから受信したWebページの差分を抽出する手順は、
    前記プロキシサーバから受信した差分を前記Webページと遷移先のWebページの差分とすることを特徴とするプログラム。
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