JP2007323336A - 広告配信システムおよび広告配信サーバならびに端末装置および広告配信方法 - Google Patents

Abstract

【課題】携帯端末の利用者（ユーザ）に適した広告情報を効率良く提供することができる広告配信システムを提供する。
【解決手段】広告配信システム１０は端末装置２０と広告配信サーバ３０とを備えて構成される。端末装置２０は、文書入力手段を備え、文書入力手段は、入力中の文書の文字列を広告配信サーバ３０に送信し、広告配信サーバ３０は、広告情報データを蓄積する広告情報データベース３０１と、文書解析手段３２と、を備え、文書解析手段３２は、端末装置２０から送信された文字列と広告情報データベース３０１に登録された広告情報データとを比較して、文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を端末装置２０に配信し、端末装置２０は、広告配信サーバ３０から配信された広告文書を表示手段２２に表示する。
【選択図】図１

Description

本発明は、ネットワークを介した広告配信システムに係り、特に、ユーザが入力した文書の単語を基にして広告情報を配信することのできる広告配信システムおよび広告配信サーバならびに端末装置および広告配信方法に関するものである。

近年の通信技術、情報処理技術の発達により、企業や家庭に設置されたコンピュータからインターネット網を介して様々なデータ通信サービスを行うサーバやウェブサイトにアクセスして所望の公開情報を入手し、あるいは所望のサービスを受けることができるようになってきている。また、インターネットはビジネスのツールとしても様々に利用され、企業、商店、飲食店、自治体などがそれぞれにホームページからユーザに対するメッセージの発信に利用している他、インターネットを利用して銀行業務や通信販売業務などを行う企業も出現している。

そして近年では、このデータ通信サービスはコンピュータ装置のように企業内や家庭に固定的に設置された端末だけでなく、人が持ち歩ける携帯端末にもその範囲が拡大されてきている。携帯電話を対象としたデータ通信サービスはその代表的なものであり、携帯電話から無線通信網を経由して種々の情報配信コンピュータシステムに接続して所望の情報（コンテンツ）の配信を受け、携帯電話上で参照したり、携帯電話にダウンロードしたりして保存させる情報通信サービスが様々な分野で利用されている。

さらに、このようにデータ通信サービスの対象が固定的に設置されたコンピュータ装置から、人が携帯して移動する携帯端末へと変化してくるにつれて、移動する端末装置という特性を利用したサービスのあり方が模索されるようになってきている。携帯端末のユーザからみれば、自分が何時、どこにいても所望のサーバやウェブサイトに接続して希望するサービスを受けることができる利便性があり、サービスの提供者からみると、移動するユーザを引きつける、あるいは、特定のエリアにいるユーザに特定の情報サービスを行うなどによってユーザへのアピール性が増すなどの利点が得られる。

例えば、レストラン、テーマパーク、観光地ではその場所にいる人の携帯端末に、その場所でしか得られない情報（コンテンツ）を提供することでユーザを引きつけ、他との差別化を図ることも可能になる。このような例は、広告の分野で提案されている。

例えば、下記の特許文献１（特開平９−９１２１５号公報）には、ユーザが利用するコンピュータを用いて実現される文書閲覧クライアントの表示画面を利用して広告文書を表示する文書閲覧システムが開示されている。

この特許文献１に開示された文書閲覧システムでは、文書閲覧クライアントからネットワークを介してネットワーク上の文書管理サーバへアクセスするための仲介を行なう仲介サーバを置いて、当該仲介サーバに、各文書閲覧クライアントに対して広告文書を提供するための広告文書管理機能を持たせ、文書閲覧クライアントが文書管理サーバへの通信を行なっていない期間を利用して、仲介サーバの提供する広告文書を文書閲覧クライアントに転送する構成を採用している。

すなわち、この文書閲覧システムは、当該クライアントと文書管理サーバとの間で通信している期間を利用して、仲介サーバから転送されている広告文書を当該クライアント側で表示させることにより、利用者が文書の閲覧に要した回線使用料などの少なくとも一部を企業からの広告費用で賄うことができるようにしたものである。

また、この文書閲覧システムにおいては、文書転送中は使用していなかった文書閲覧クライアントの表示画面を利用して広告文書を表示できるので、広告文書表示のための余計な時間を必要とせずに、従来システムと同様の利便性を維持しながら、広告文書提示の機能が実現できるようになっている。

また、特定のエリア内に位置する移動体端末装置に対して当該エリアに関連した広告を配信するシステムも知られている。このような広告配信システムは、例えば、下記の特許文献２（特開２００３−９９６７０号公報）に開示されている。この特許文献２に開示された広告配信システムは、コンテンツ受信表示装置を備える移動体と、該移動体へのデジタルコンテンツの掲載を行う広告主と、インターネットに接続され、前記コンテンツを蓄積管理し、無線通信網を介して前記移動体への配信を行うコンテンツ配信サイトとからなる。

そしてコンテンツ受信表示装置は、位置情報検出サービスを利用して現在位置情報を出力する位置検出手段などを有し、サイトは、広告主によるコンテンツについての配信対象エリア・期間・時間帯を含む配信条件の設定を管理する手段などを有し、コンテンツ受信表示装置は、サイトに対し、位置情報および移動体情報等を所定タイミングで送信し、サイトは、位置情報等を受信し、該位置情報等と、配信条件および現在時刻情報等とを基準に配信コンテンツの選択を行って配信して表示させるようにしたものである。

特開平９−９１２１５号公報（図１） 特開２００３−９９６７０号公報（図１）

ところで、一般的に端末装置からインターネット等のネットワークを介して種々の情報配信サーバ等のウェブページにアクセスして所望のページ情報を表示する場合、ウェブブラウザを使ったウェブアプリケーションが用いられる。このアプリケーションでは、データをサーバに通知して処理結果を得るためにはウェブページ全体を再読み込みしなおさなければならない。

図８は、このような従来のウェブブラウザを用いたクライアント・サーバシステムの構成を示す概念図、図９は、図８のシステムにおけるクライアントとサーバ間の通信手順の概念を示すシーケンス図である。

図８に示すように端末装置１２０にはウェブブラウザ（ＷＥＢブラウザ）１２１がインストールされており、ユーザインタフェース１２２はウェブブラウザ１２１によりウェブページを表示する表示手段と、キーボードやマウスなどの入力手段により構成され、ユーザはユーザサインタフェース１２２により所望のサーバを指定してサーバ１３０上に設けられたウェブページをダウンロードする。そして表示手段に表示されたウェブページの表示画像を入力手段により操作して、所望の要求をサーバに送り、サーバからその処理結果を受信する。

すなわち、端末装置１２０はダウンロードしたウェブページを表示手段に表示し、表示された選択項目を指定したり、検索条件を入力したりしてサーバ１３０に対してＨＴＴＰリクエストを送信する。サーバ１３０は、端末装置１２０から送信されたＨＴＴＰリクエストに基づく処理を行い、ＨＴＴＰレスポンスを端末装置１２０に返す。ＨＴＴＰレスポンスではＨＴＴＰリクエストに応じてサーバ１３０が処理した結果が端末装置１２０に送られる。サーバ１３０はプロセッサを中心に構成されるコントローラ１３１を備え、端末装置１２０から要求された処理を実行する。

図９は、このような端末装置１２０とサーバ１３０との間の通信手順の概念を示している。図９において横軸は時間ｔを示し、Ａは端末装置１２０の処理、Ｂはサーバ１３０の処理を示している。端末装置１２０でウェブブラウザ１２１を用いてユーザアクション（ユーザ操作）が行われ、サーバ１３０にＨＴＴＰリクエストが送信される。サーバ１３０は、ＨＴＴＰリクエストに従ってサーバ処理（サーバプロセス）を行い、要求された処理を完了すると、ＨＴＴＰレスポンスを端末装置１２０に返す。このアプリケーションでは、端末装置１２０がデータをサーバ１３０に通知して処理結果を得るためにはウェブページ全体を再読み込みしなおさなければならず、待ち時間Ｗｔが生じる。

上記特許文献１に開示された従来の広告文書表示方法においては、文書閲覧クライアントが文書管理サーバと通信していない空き時間を利用して広告主が登録している広告を文書閲覧クライアントに送信するようにしたものである。そして送信される広告はユーザが取得を希望するか否かとは無関係に送信されるため、ユーザが本当に欲しい広告情報が表示されていないことが多々ある。所望の情報を取得したいという要望を持つユーザに対しては不所望の広告も送信されてしまうという問題点があり、必ずしも利便性の良いものではなかった。

同様に、上記特許文献２に開示された広告配信システムにおいても、端末装置が広告配信エリアに入ると、自動的にコンテンツ配信サイトから広告主が準備した広告が端末装置に配信されるものであり、所望の情報を取得したいという希望を持つユーザに対しては不所望の広告も送信されてしまうという問題点があった。

近年インターネット技術の発達に伴い、Ａｊａｘ（エイジャックス：Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ＋ＸＭＬ）と呼ばれるウェブブラウザに実装されているＪａｖａｓｃｒｉｐｔのＨＴＴＰ（Ｈｙｐｅｒｔｅｘｔ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）通信機能を使って、ウェブページの再読み込み（リロード）を伴わずにサーバとＸＭＬ（ｅＸｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）形式のデータのやり取りを行なって処理を進めていく対話型ウェブアプリケーションの実装形態がある。このようなＸＭＬ非同期通信手段を用いるとウェブブラウザ上で既存の枠組みにとらわれないインターフェースを実現することができる。

従来、ウェブブラウザを使ったウェブアプリケーションでは、データをサーバに通知して処理結果を得るためにはページ全体を再読込しなおさなければならず、ネイティブアプリケーションのような操作性を得ることは難しかった。Ａｊａｘ（エイジャックス）では、指定したＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）からＸＭＬドキュメントを読み込む機能を使い、ユーザの操作や画面描画などと並行してサーバと非同期に通信を行なうことで、サーバの存在を感じさせず、シームレスなウェブアプリケーションを実現することができる。

図１０は、ＸＭＬ非同期通信手段として前述のエイジャックスエンジンを実装したクライアント・サーバシステムの構成を示す概念図であり、図１１は、図１０のクライアント・サーバシステムにおけるクライアントとサーバ間の通信手順の概念を示すシーケンス図である。

図１０に示すように端末装置１４０にはウェブブラウザ（ＷＥＢブラウザ）１４１がインストールされており、ユーザインタフェース１４２はウェブブラウザ１２１によりウェブページを表示する表示手段と、キーボードやマウスなどの入力手段により構成され、ユーザはユーザインタフェース１２２により所望のサーバを指定してサーバ１５０上に設けられたウェブページをダウンロードする。そして表示手段に表示されたウェブページの表示画像を入力手段により操作して、所望の要求をサーバに送り、サーバからその処理結果を受信する。また、端末装置１４０はＸＭＬ非同期通信手段としてエイジャックスエンジン１４３を実装している。

端末装置１４０はダウンロードしたウェブページを表示手段に表示し、表示された選択項目を指定したり、検索条件を入力したりしてサーバ１５０に対してＨＴＴＰリクエストを送信する。サーバ１５０は、端末装置１４０から送信されたＨＴＴＰリクエストに基づく処理を行い、ＨＴＴＰレスポンスを端末装置１４０に返す。ＨＴＴＰレスポンスではＨＴＴＰリクエストに応じてサーバ１５０が処理した結果が端末装置１４０に送られる。サーバ１５０はプロセッサを中心に構成されるコントローラ１５１を備え、端末装置１４０から要求された処理を実行する。

図１１は、このような端末装置１４０とサーバ１５０との間の通信手順の概念を示している。図１１において横軸は時間ｔを示し、Ａは端末装置１４０の処理、Ｂはサーバ１５０の処理を示している。端末装置１４０でウェブブラウザ１４１を用いてユーザアクション（ユーザ操作）が行われ、サーバ１５０にＨＴＴＰリクエストが送信される。サーバ１５０は、ＨＴＴＰリクエストに従ってサーバ処理（サーバプロセス）を行い、要求された処理を完了すると、ＨＴＴＰレスポンスを端末装置１４０に返す。

端末装置１４０はサーバ１５０からＨＴＴレスポンスを受信するまでの間、図１１のＸｔに示す時間に、エイジャックスエンジン１４３を用いてウェブページのリロードを伴わずにサーバとＸＭＬ（ｅＸｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）形式のデータのやり取りを行なって処理を進めていくことができる。すなわち、端末装置１４０は非同期でサーバ１５０と通信することができる。

このようにエイジャックスエンジンを搭載したアプリケーションでは、端末装置１４０側でユーザのアクションを受けつつ、バックグラウンドでサーバ１５０側との通信を行うことができる。これが非同期通信と呼ばれる技術であり、これにより従来のウェブブラウザと異なり端末装置１４０の待ち時間を必要としない処理が可能となっている。

また、ＪａｖａＳｃｒｉｐｔのＨＴＴＰ通信機能自体は同期通信にも非同期通信にも対応しており、受信するデータ形式もＸＭＬとプレーンテキストの両方を選べるため、プレーンテキストを同期通信する従来型のウェブアプリケーションを、ページ遷移を伴わずに実現するといったことも可能となっている。

本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、端末装置を使用するユーザによって入力された文書に使用されている単語を基にして当該ユーザに対して広告情報を配信するようになせば、上記の問題点を解消し得ることを想到し本発明を完成するに至ったものである。この際、端末装置とサーバ間の通信に前述したＸＭＬ非同期通信を用いると好適である。

すなわち、本発明は、上記の問題点を解消することを課題とし、携帯端末の利用者（ユーザ）に所望する広告情報、ユーザが興味を示すと思われる広告情報を効率良く提供することができる広告配信システムおよび広告配信サーバならびに端末装置および広告配信方法を提供することを目的とするものである。

前記課題を解決するために、本願の請求項１にかかる発明は、
端末装置と広告配信サーバとを備え、インターネット上で広告情報を配信する広告配信システムであって、
端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信し、
前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信し、
前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された広告文書を表示手段に表示することを特徴とする。

本願の請求項２にかかる発明は、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記端末装置は、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信し、前記広告配信サーバは、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信することを特徴とする。

本願の請求項３にかかる発明は、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された前記広告文書を、文書入力中の表示画面上に表示することを特徴とする。

本願の請求項４にかかる発明は、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記広告文書は、当該広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を含むことを特徴とする。

また、本願の請求項５にかかる発明は、
文書入力手段と、広告配信サーバから配信された広告文書を表示する表示手段と、を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信する端末装置と、ネットワークを介して接続される広告配信サーバであって、
前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信することを特徴とする。

本願の請求項６にかかる発明は請求項５にかかる広告配信サーバにおいて、前記広告配信サーバは、前記端末装置から前記文字列を非同期通信によって受信し、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信することを特徴とする。

本願の請求項７にかかる発明は、請求項５にかかる広告配信サーバにおいて、前記広告配信サーバは、前記広告文書を文書入力中の表示画面上に表示する端末装置に配信することを特徴とする。

本願の請求項８にかかる発明は、請求項５にかかる広告配信サーバにおいて、前記広告配信サーバは、前記広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を前記広告文書に含んで配信することを特徴とする。

また、本願の請求項９にかかる発明は、
広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を端末装置に配信する広告配信サーバとネットワークを介して接続される端末装置であって、
前記端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信することを特徴とする。

本願の請求項１０にかかる発明は、請求項９にかかる端末装置において、前記端末装置は、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信し、前記広告配信サーバから前記広告文書を非同期通信によって受信することを特徴とする。

本願の請求項１１にかかる発明は、請求項９にかかる端末装置において、前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された前記広告文書を、文書入力中の表示画面上に表示することを特徴とする。

本願の請求項１２にかかる発明は、請求項９にかかる端末装置において、前記広告文書は、当該広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を含み、前記端末装置は前記リンク情報を含む前記広告文書を表示手段に表示することを特徴とする。

また、本願の請求項１３にかかる発明は、
端末装置と広告配信サーバとを備え、インターネット上で広告情報を配信する広告配信システムにおける広告配信方法であって、
前記端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信するステップと、前記広告配信サーバから配信された広告文書を表示手段に表示するステップと、を有し、
前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段が前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出するステップと、該当する広告文書を前記端末装置に配信するステップと、を有することを特徴とする。

また、本願の請求項１４にかかる発明は、請求項１３にかかる広告配信方法において、前記入力中の文書から任意の文字列を抽出して前記広告配信サーバに送信するステップは、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信する処理を含み、前記広告文書を前記端末装置に配信するステップは、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信する処理を含むことを特徴とする。

また、本願の請求項１５にかかる発明は、請求項１３にかかる広告配信方法において、前記広告文書を表示手段に表示するステップは、前記広告文書を文書入力中の表示画面上に表示する処理を含むことを特徴とする。

また、本願の請求項１６にかかる発明は、請求項１３にかかる広告配信方法において、前記広告文書を前記端末装置に配信するステップは、前記広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を当該広告文書に付加する処理を含むことを特徴とする。

本発明の広告配信システム、広告配信サーバ、端末装置、広告配信方法は、上記のような構成を備えることにより、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項１にかかる発明においては、端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信し、前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信し、前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された広告文書を表示手段に表示する。

このような構成によれば、端末装置を使用するユーザによって入力された文書に使用された単語に対応する広告情報データを広告情報として当該端末装置に配信することができるから、ユーザが所望する条件を満たす広告情報、あるいは、ユーザが関心を持つと思われる広告情報を提供することができるようになる。

請求項２にかかる発明においては、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記端末装置は、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信し、前記広告配信サーバは、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信する。

従って、端末装置を使用するユーザの入力操作と並行して広告情報の配信処理を実行することができるため、ユーザが所望する条件を満たす広告情報、あるいは、ユーザが関心を持つと思われる広告情報をリアルタイムに提供することができるようになる。

請求項３にかかる発明においては、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された前記広告文書を、文書入力中の表示画面上に表示する。

従って、入力中の文書に関連した広告情報を、ユーザにとって視認し易い形態で提供することができるようになる。

請求項４にかかる発明においては、請求項１にかかる広告配信システムにおいて、前記広告文書は、当該広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を含む。

従って、ユーザは広告文書に含まれる地図情報へのリンク情報を操作することによって、容易に当該広告に関連する地図情報を入手することができるようになる。例えば、広告文書を提供している店舗などの所在地、案内図を容易に入手することができるようになる。

また、請求項５ないし請求項８にかかる発明においては、それぞれ請求項１ないし請求項４にかかる広告配信システムを構成する広告配信サーバを提供することができ、請求項９ないし請求項１２にかかる発明においては、それぞれ請求項１ないし請求項４にかかる広告配信システムを構成する端末装置を提供することができるようになる。

また、請求項１３ないし請求項１６にかかる発明においては、それぞれ請求項１ないし請求項４にかかる広告配信システムにおける広告配信方法を提供することができるようになる。

以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための広告配信システムを例示するものであって、本発明をこの広告配信システムに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の広告配信システムにも等しく適用し得るものである。

図１は、本発明の実施例１にかかる広告配信システム１０の構成を示すシステム構成図である。図２は実施例１における端末装置２０および広告配信サーバ３０の構成を示すブロック図である。本発明の実施例１にかかる広告配信システム１０は、インターネット１２を介して接続される端末装置２０と各種広告情報を提供する広告配信サーバ３０とから構成されている。端末装置２０はユーザ端末であり、例えば、携帯電話、ＰＤＡなどの移動端末を用いることができる。端末装置２０の利用者は広告配信サーバ３０の利用登録を行い、広告配信サーバ３０を介してブログや利用者相互間の文書交換サービスの提供を受けることができる。

端末装置２０は、図２に示すように、エイジャックス（Ａｊａｘ：Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ ａｎｄ ＸＭＬ）エンジン２６を備えており、インターネット等の通信回線で広告配信サーバ３０とデータのやりとりを行う。エイジャックス技術は、指定したＵＲＬからＸＭＬ文書を読み込む機能を使い、ユーザの操作や画面表示などと並行してサーバと非同期通信を行うものであり、サーバの存在を感じさせないシームレスなＷｅｂアプリケーションを実現することができる。

また、広告配信サーバ３０は、広告情報データを蓄積する広告情報データベース３０１と端末装置２０を使用するユーザによって入力された文書を解析する文書解析手段３２を備えている。

本発明において、端末装置２０は、入力手段２１、文書作成プログラム２５を文書入力手段として備え、ユーザはこの文書入力手段により文書を作成する。また、この文書入力手段はユーザによって入力された文書の入力文字列をエイジャックス技術のＸＭＬ非同期通信を用いてインターネット１２を通して逐次広告配信サーバ３０へ送信し、広告配信サーバ３０は、端末装置２０からインターネット１２を通して送信された入力文書の文字列を文書解析手段３２により解析して文字列（例えば、単語：キーワード）を抽出する。文字列（単語）の抽出にあたっては、広告情報データベース３０１に蓄積されている広告情報の題名や内容に使用されている単語を辞書とし、この辞書の単語からユーザが使用した文字列を検索する。

広告配信サーバ３０は、単語比較手段３３により、文書解析手段３２によって抽出された単語と広告情報データベース３０１に登録された広告情報データに使用されている単語とを比較し、当該単語に対応する広告情報データを広告文書として端末装置２０に配信する。例えば、「渋谷」と「ラーメン」という単語を抽出した場合、「渋谷」という単語が含まれる広告情報データを広告情報データベース３０１から検索する。また、「ラーメン」という単語が含まれる広告情報データや、「渋谷」および「ラーメン」という単語が含まれる広告情報データを広告情報データベース３０１から検索する。

そして、例えば、検索条件の単語を最も多く含む数が多い上位３位までの広告情報データを広告メールとしてユーザに配信する。さらに単語検索において、概念検索を適用すれば、例えば、「渋谷」と「ラーメン」という条件で単語を検索した場合、「渋谷」という単語の部分で渋谷の街に関係する内容の広告情報データを広告情報データベース３０１から検索する。また、「ラーメン」という単語の部分でラーメンに関係する内容、例えば、ラーメン屋の広告情報データやカップラーメンの広告情報データを広告情報データベース３０１から検索する。そして、例えば、検索条件の単語と関連性が高い上位３位までの広告情報データを広告文書としてユーザに配信する。

このように、ある単語が持つ概念（類似性）を他の同様の概念（類似性）を持つ単語にまで拡大して推測して検索を行う検索手法を概念検索という。概念検索の技術としては、例えば、特開２００４−７０６３６号公報、特開２００４−２２７３６２号公報に開示されており、これらに開示された技術を適用することができる。例えば、沖縄の方言である「でいご」という単語と「沖縄」という単語が同じ概念の単語として扱われ、「ウージの森」という単語が沖縄の「サトウキビ畑」という単語と同じ概念として扱われる。このように概念検索の単語辞書を利用すれば、より広範囲の一致語を検索することができるようになる。

このようにして広告配信サーバ３０は、広告主から提供される広告情報データを広告情報データベース３０１に蓄積しておき、端末装置２０から文書入力手段により入力された文書を受信し、受信した文書を解析して使用された単語を抽出しておく。
ユーザへの広告文書配信に際して、広告配信サーバ３０は、ユーザによって文書作成プログラム上で使用された単語に対応する広告情報データを広告文書として当該端末装置２０に配信する。ここで、配信される広告文書は、端末装置２０から入力された単語をもとに、検索された単語の頻出度が高いものから順に所定数選択される。

広告情報データベース３０１には、広告情報の他に、広告主のリンク情報、すなわちインターネット１２上にある広告主のＷＷＷサイト（図示せず）の位置情報（ＵＲＬ）が組にされて蓄積してあるから、端末装置２０に配信する広告文書にリンク情報を埋め込んだ形式で配信する。

このような広告文書を配信すれば、端末装置２０のユーザは、広告情報データを表示手段に表示し、その中から所望のリンク情報を指定すれば、リンク情報に従って広告主のＷＷＷサイトにリンクして所望の広告について詳細な広告情報を閲覧あるいはダウンロードすることができる。詳細な広告情報に店舗の案内図があれば、ユーザは案内図を参照して該当する店舗の位置を即座に知ることができる。

なお、広告情報データは、端末装置２０がエイジャックスエンジン２６を備えているので、ＸＭＬ文書形式で広告情報データベース３０１に保存しておくとよい。

次に広告配信サーバ３０および端末装置２０の構成を説明する。
図２に示すように、広告配信サーバ３０は、広告文書として広告情報データを端末装置２０に送信する広告配信手段３１と、広告情報データを蓄積する広告情報データベース３０１とを有している。

更に、広告配信サーバ３０は、端末装置２０を使用するユーザによって入力された文書を解析する文書解析手段３２と、文書解析手段３２によって解析された文書から抽出された単語をユーザ情報と関連付けて登録するユーザ情報登録データベース３０２と、文書解析手段３２によって抽出された単語と広告情報データベース３０１に登録された広告情報データとを比較する単語比較手段３３を備えている。

単語比較手段３３は端末装置２０から入力された文書から抽出された単語をもとに、広告情報データベース３０１に登録されている広告情報データの中から、抽出された単語の頻出度が高かった単語を含む広告情報データから順に所定数選択するように構成することができる。

一方、端末装置２０は、キー、ボタン等からなる入力手段２１、液晶表示モジュール等からなる表示手段２２、インターネットを介してデータを通信するモデム等からなる通信手段２３、広告配信サーバ３０やその他のサーバから受信したデータを保存する保存手段２４、挨拶文やビジネス文書、メール文書などの文書を作成するための文書作成プログラム２５を有している。

ユーザは入力手段２１により文書作成プログラム２５に対してメール文書等の書き込みを行う。エイジャックスエンジン２６は文書作成プログラム２５によって入力、作成された文書（文字列）を、ＸＭＬ非同期通信を用いて広告配信サーバ３０に送信する。

広告配信サーバ３０は、このようにして端末装置２０から送信された文書を文書解析手段３２によって解析して単語を抽出し、この単語をユーザ情報登録データベース３０２に登録するとともに、抽出された単語をもとに広告情報データベース３０１に登録されている広告情報データの中から単語比較手段３３により単語を比較し、頻出度が高かった単語を含む広告情報データを広告文書として端末装置２０に配信する。

端末装置２０は、広告配信サーバ３０から広告文書を受信すると、保存手段２４に一時記憶し、表示手段２２に表示する。表示された広告文書を見て、ユーザが詳細情報を入手する場合、表示された広告情報から所望のリンク情報を選んでクリックする。

先に説明したように広告メールには広告主のリンク情報（インターネット１２上にある広告主ＷＷＷサイトの位置情報（ＵＲＬ））が埋め込まれた形式で配信されており、選択された広告主ＷＷＷサイトにリンクして詳細な広告情報を閲覧あるいはダウンロードすることができる。

図３は、以上説明した実施例１の広告配信サービスにおける端末装置２０と広告配信サーバ３０との間で行われる非同期通信の動作手順を示すフローチャートである。なお、図３に示す動作手順は、端末装置２０と広告配信サーバ３０にそれぞれ記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。

端末装置２０は、ステップＳ３１の処理において、入力手段２１を用いてユーザによって文書作成プログラム２５上に特定の文字列が入力されると、ステップＳ３２の処理において、前記入力された文字列がエイジャックスエンジン２６により広告配信サーバ３０に非同期通信によって送信される。

次に広告配信サーバ３０は、ステップＳ３３の処理において、非同期通信によって受信した文字列を文書解析手段３２によって解析し、文字列に含まれている単語を抽出し、ステップＳ３４の処理において、単語比較手段３３により抽出された単語と広告情報データベース３０１に登録された広告情報データとを比較し、抽出された単語と一致する単語を含んだ該当する広告情報データがあるかどうかを判定する。

ステップＳ３４の判定処理において、該当する広告情報データがあれば、ステップＳ３５の処理に進み、当該単語に対応する広告情報データを広告文書として端末装置２０に非同期通信によって配信する処理を行って処理を終了する。一方、ステップＳ３４の判定処理において、該当する広告情報データがなければ、ステップＳ３３の処理に進み、非同期通信によって受信した文字列を解析する処理を繰り返す。

そして端末装置２０は、ステップＳ３６の処理において、非同期通信によって受信した広告文書を保存手段２４に一時記憶し、表示手段２２に表示する。
以上の説明は、単語比較手段３３により文書解析手段３２で抽出された単語と広告情報データベース３０１に登録された広告情報データとを比較する際に、同一の単語が含まれるかどうかによって同一性を判定したものであるが、前述したように、同一概念の単語が含まれるかどうかによって同一性を判定することもできる。

次に広告文書の表示方法を端末装置２０の表示画面を用いて具体的に説明する。
図４ないし図６は、端末装置２０の表示画面を示す図である。
図４に示すように、４１は起動された文書作成プログラムの表示入力画面であり、ツールバー領域４２と文書入力領域４３を備えている。

そして、図５に示すように、図４に示す表示画面の状態からユーザにより「○○○」という単語が入力されると、入力された「○○○」の情報は端末装置２０からＡｊａｘ技術の非同期通信を用いて広告配信サーバ３０に送信される。そして広告配信サーバ３０の文書解析手段３２により「○○○」の文字列が抽出され、抽出された「○○○」の情報をもとに広告情報データベース３０１から「○○○」を含んでいる広告または「○○○」に関連する広告情報データが取り出され、取り出された広告情報データは広告配信手段３１によって端末装置２０に非同期通信を用いて配信される。

図６に示すように、広告配信サーバ３０から配信された「○○○」を含んでいる広告または「○○○」に関連する広告情報は、半透明の広告ウィンドウ６１として画面内の任意の位置にポップアップされる。
ここで、ポップアップされる位置は任意であってもよいし、設定等でユーザの指定する位置にすることもできる。

また、文書入力の妨げにならないように広告ウィンドウ６１を半透明にしたが、必ずしも透過ウィンドウである必要はない。
なお、広告情報データベース３０１に「○○○」を含んでいる広告または「○○○」に関連する広告情報データが存在しない場合は広告配信が行われない。

上記の実施例１においてはシステムを広告配信サーバ３０単独で構成した例を説明したが、本発明のシステムは実施例１における広告配信サーバ３０の機能を複数のサーバに分散した構成のシステムとすることができる。図７は、広告配信サーバ３０がコンテンツウェブサーバ４０とデータベースサーバ５０と連携して動作するようにしたシステム構成図である。

本発明の実施例２にかかる広告配信システム１０は、図７に示すように単語比較手段３３、文書解析手段３２を備えたコンテンツウェブサーバ４０と、ユーザ情報登録データベース３０２を備えたデータベースサーバ５０から構成されている。コンテンツウェブサーバ４０は情報解析機能、情報検索機能などを備えており、端末装置２０から送信された文書を解析して単語（キーワード）を抽出し、ＤＢサーバ５０のユーザ情報登録データベース３０２に蓄積する構成としたものである。

なお、図７において実施例１にかかる広告配信システムを構成する要素と同一の要素には、図２と同一の参照符号を付しており、説明の重複を避けるためそれらの詳細な説明は省略する。また、図７における広告配信サーバ３０の機能は実施例１の広告配信サーバと同様である。

従って、本明細書において、広告配信サーバという用語は、単一の物理的構成を有するサーバのみでなく、機能の一部が物理的に分離されたサーバに備えられ、複数のサーバにより本発明の機能、動作が達成される構成を含み、このような複数のサーバ群を全体として広告配信サーバということとする。

なお、エイジャックス技術においては、データを一つのデータベースに格納するよりも分散して格納させた方がデータ処理を高速化することが可能なため、広告情報データベースを複数のサーバに分散しておくことが望ましい。
また、上記の実施例では、端末装置２０と広告配信サーバ３０との間の非同期通信にエイジャックス技術を用いたが、これに限るものではなく、その他の非同期通信技術を用いてもよい。

また、上記各実施例の説明において、端末装置２０は、文書入力手段により入力中の文書の文字列を逐次広告配信サーバに送信する例を説明したが、端末装置において入力文書から適宜の辞書を用いて所望の文字列を抽出して広告配信サーバ３０に送信するように構成してもよい。

以上、詳細に説明したように本発明によれば、端末装置を使用するユーザによって入力された文書に含まれる単語をもとに広告情報データベースに登録された広告情報データを検索するので、ユーザに無関係な広告メールを配信するということは避けられる。
また、ユーザからの単なるリクエストではなく、広告情報データの内容から直接あるいは概念的に一致する単語をユーザがオンタイムに入力するので、膨大な広告情報データからユーザに適した情報を提供することが可能である。
広告配信システム１０をこのように構成することによって、端末装置２０のユーザは、所望する条件を満たす広告情報をリアルタイムに閲覧またはダウンロードすることができるようになる。

本発明によれば、ユーザの購買意欲を高め、かつ不要な情報が掲載されていない広告効果の高い広告メールを配信することができ、ユーザの多様な要望に適したサービスを提供するシステムとして有用である。
また、将来的には文書作成プログラムにエンタテイメント性を持たせることができるようになり付加価値のあるプログラムとして有用である。

本発明の実施例１にかかる広告配信システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施例１の広告配信システムにおける端末装置、広告配信サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例１の広告配信サービスにおける端末装置２０と広告配信サーバ３０との間で行われる非同期通信の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例１の広告配信システムにおける端末装置２０の表示画面を示す図である。 本発明の実施例１の広告配信システムにおける端末装置２０の表示画面を示す図である。 本発明の実施例１の広告配信システムにおける端末装置２０の表示画面を示す図である。 本発明の実施例２にかかる広告配信システムにおける端末装置、広告配信サーバの構成を示すブロック図である。 従来のウェブブラウザを用いたクライアント・サーバシステムの構成を示す概念図である。 図８のシステムにおけるクライアントとサーバ間の通信手順の概念を示すシーケンス図である。 ＸＭＬ非同期通信手段としてエイジャックスエンジンを実装したクライアント・サーバシステムの構成を示す概念図である。 図１０のクライアント・サーバシステムにおけるクライアントとサーバ間の通信手順の概念を示すシーケンス図である。

符号の説明

１０・・・・広告配信システム
１２・・・・インターネット
２０・・・・端末装置
２１・・・・入力手段
２２・・・・表示手段
２３・・・・通信手段
２４・・・・保存手段
２５・・・・文書作成プログラム
２６・・・・エイジャックスエンジン
３０・・・・広告配信サーバ
３１・・・・広告配信手段
３２・・・・文書解析手段
３３・・・・単語比較手段
３０１・・・広告情報データベース
３０２・・・ユーザ情報登録データベース
４０・・・・コンテンツウェブサーバ
４１・・・・表示入力画面
４２・・・・ツールバー領域
４３・・・・文書入力領域
５０・・・・ＤＢサーバ
６１・・・・広告ウィンドウ

Claims (16)

1. 端末装置と広告配信サーバとを備え、インターネット上で広告情報を配信する広告配信システムであって、
   端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信し、
   前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信し、
   前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された広告文書を表示手段に表示することを特徴とする広告配信システム。
2. 前記端末装置は、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信し、前記広告配信サーバは、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信することを特徴とする請求項１に記載の広告配信システム。
3. 前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された前記広告文書を、文書入力中の表示画面上に表示することを特徴とする請求項１に記載の広告配信システム。
4. 前記広告文書は、当該広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を含むことを特徴とする請求項１に記載の広告配信システム。
5. 文書入力手段と、広告配信サーバから配信された広告文書を表示する表示手段と、を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信する端末装置と、ネットワークを介して接続される広告配信サーバであって、
   前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信することを特徴とする広告配信サーバ。
6. 前記広告配信サーバは、前記端末装置から前記文字列を非同期通信によって受信し、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信することを特徴とする請求項５に記載の広告配信サーバ。
7. 前記広告配信サーバは、前記広告文書を文書入力中の表示画面上に表示する端末装置に配信することを特徴とする請求項５に記載の広告配信サーバ。
8. 前記広告配信サーバは、前記広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を前記広告文書に含んで配信することを特徴とする請求項５に記載の広告配信サーバ。
9. 広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段は、端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出して該当する広告文書を前記端末装置に配信する広告配信サーバとネットワークを介して接続される端末装置であって、
   前記端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信することを特徴とする端末装置。
10. 前記端末装置は、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信し、前記広告配信サーバから前記広告文書を非同期通信によって受信することを特徴とする請求項９に記載の端末装置。
11. 前記端末装置は、前記広告配信サーバから配信された前記広告文書を、文書入力中の表示画面上に表示することを特徴とする請求項９に記載の端末装置。
12. 前記広告文書は、当該広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を含み、前記端末装置は前記リンク情報を含む前記広告文書を表示手段に表示することを特徴とする請求項９に記載の端末装置。
13. 端末装置と広告配信サーバとを備え、インターネット上で広告情報を配信する広告配信システムにおける広告配信方法であって、
    前記端末装置は、文書入力手段を備え、前記文書入力手段は、入力中の文書の文字列を前記広告配信サーバに送信するステップと、前記広告配信サーバから配信された広告文書を表示手段に表示するステップと、を有し、
    前記広告配信サーバは、広告情報データを蓄積する広告情報データベースと、文書解析手段と、を備え、前記文書解析手段が前記端末装置から送信された文字列と前記広告情報データベースに登録された広告情報データとを比較して、前記文字列に関連する広告情報データを抽出するステップと、該当する広告文書を前記端末装置に配信するステップと、を有することを特徴とする広告配信方法。
14. 前記入力中の文書から任意の文字列を抽出して前記広告配信サーバに送信するステップは、前記文字列を非同期通信によって前記広告配信サーバへ送信する処理を含み、前記広告文書を前記端末装置に配信するステップは、前記広告文書を非同期通信によって前記端末装置へ配信する処理を含むことを特徴とする請求項１３に記載の広告配信方法。
15. 前記広告文書を表示手段に表示するステップは、前記広告文書を文書入力中の表示画面上に表示する処理を含むことを特徴とする請求項１３に記載の広告配信方法。
16. 前記広告文書を前記端末装置に配信するステップは、前記広告文書に関連する地図情報へのリンク情報を当該広告文書に付加する処理を含むことを特徴とする請求項１３に記載の広告配信方法。
    

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