JPH05158775A - ファイル回復機能を持つデータ処理装置 - Google Patents

ファイル回復機能を持つデータ処理装置

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JPH05158775A
JPH05158775A JP3324901A JP32490191A JPH05158775A JP H05158775 A JPH05158775 A JP H05158775A JP 3324901 A JP3324901 A JP 3324901A JP 32490191 A JP32490191 A JP 32490191A JP H05158775 A JPH05158775 A JP H05158775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
command
backup
error
management stack
Prior art date
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Pending
Application number
JP3324901A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuari Shirata
光有 白田
Tomosada Hayashi
智定 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルを対象とするコマンドの実行でファ
イル破壊や誤ったファイルの作成が検出されると自動的
に破壊される以前の状態にファイルを復元する。 【構成】 コマンドが入力されると、ファイルの更新を
伴うコマンド対応にコマンドの操作対象ファイルとファ
イルの回復ルールとを定義した操作定義テーブルを参照
して、そのコマンドの書き込みファイルを示すパラメー
タ位置を求めて書き込みファイル名を取得し、そのコマ
ンドの事前処理ルールが操作定義テーブル3に登録され
ている場合は、その処理を実行し、それが登録されてい
なければ、バックアップファイルを取り、対応するコマ
ンドのコマンド履歴番号と対象ファイルのファイル名お
よびバックアップファイルのファイル名をファイル管理
スタック6に登録する。その後、コマンドを実行し、そ
の実行の結果、エラーが検出された場合は、ファイル回
復処理を行う。つまりファイル管理スタック6の先頭よ
り1エントリのデータを取り出し、そのバックアップフ
ァイルを対象ファイルにコピーしてバックアップファイ
ルを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク装置内
のファイルを操作するデータ処理装置において、オペレ
ータ(操作員)の操作ミスやコマンドプログラムのバグ
(欠陥)等により操作対象のファイルが破壊された場合
に、破壊される以前の状態にファイルを復元することを
可能にするファイル回復機能を持つデータ処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ処理装置では、プログラ
ムの開発や各種データの操作など磁気ディスク装置上の
ファイルを対象に処理が行われる。ファイルに対する操
作は各種のコマンドを支持することで実行されるが、コ
マンドの実行に際しては、種々のエラーの発生が伴う。
エラーには、オペレータの操作ミス、環境の設定ミス、
コマンド処理プログラムのバグ、ハードウェア障害等が
ある。これらのエラーに伴い、磁気ディスク装置上のフ
ァイルの破壊が発生することがある。そのため、エラー
や誤操作等で重要なファイルが失われた場合にそなえ
て、これらのファイルを何等かの方法で復元する手段を
用意しておく必要がある。このための手段として、従来
以下に示すような方法があった。
【0003】 定期的に磁気ディスク装置内のファイ
ルを磁気テープ装置などの外部媒体にバックアップして
おき、復元が必要になった場合に、外部媒体より磁気デ
ィスク装置にロードする。 磁気ディスク装置を2重化し、両方のディスクに対
して同じ読み込み/書き込み装置を行う。
【0004】 磁気ディスク装置内の別の箇所に操作
対象のファイルを一時的に退避しておき、復元が必要に
なった場合に退避ファイルから複写して復元する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
上記〜のような方法では次の問題があった。 では、ファイルのバックアップや復元に時間がかゝ
る。また、ファイルが破壊された場合、常に前回バック
アップされた時点まで戻らなければならないため、途中
で行われた操作が全て無効になってしまう。
【0006】では、ハードウェア障害等の物理的なエ
ラーに対しては良いが、誤操作のような人為的なエラー
には対処できない。 では、ファイルの退避や復元時に誤操作が発生する可
能性がある。また、退避/復元の操作をオペレータが常
に意識する必要があるため操作性が悪い。 この発明の目的は、磁気ディスク装置内のファイルを操
作するデータ処理装置において、オペレータの操作ミス
やコマンドプログラムのバグ等により操作対象のファイ
ルが破壊された場合でも、自動バックアップ機能を用い
て破壊される以前の状態にファイルを復元することを可
能にするファイル回復機能を持つデータ処理装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明はコンソール装置などから入力されたコマ
ンドにより目的とするプログラムを起動するデータ処理
装置において、ファイルの更新を伴うコマンド対応にコ
マンドの操作対象ファイルとファイルの回復ルールとを
定義した操作定義テーブルと、コマンドの実行履歴を保
持するコマンド履歴テーブルと、対象ファイルに対する
バックアップファイルを管理するファイル管理スタック
とを設け、ファイル更新を伴うコマンドの実行の際に、
その対象ファイルに対するバックアップファイルを作
り、エラー発生時に操作定義テーブルと、コマンド履歴
テーブルと、ファイル管理スタックとを参照して、コマ
ンド履歴中のある時点のファイル状態にまでファイルを
復元する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面によ
り詳細に説明する。図1に、この発明のファイル回復機
能を持つデータ処理装置を示す。この発明の主要な機能
を実行するコマンドプロセッサ1,コマンドの構文誤り
をチェックするために各コマンドごとにコマンド構文を
定義したコマンドシンタックス定義テーブル2,ファイ
ルの更新を伴うコマンド対応にコマンドの操作対象ファ
イルとファイルの回復ルールとを定義した操作定義テー
ブル3,操作定義テーブル3から参照されるファイルの
退避/回復に関しコマンドの実行前後に行われるべき特
殊な操作を記述したファイル操作ルール4,過去に実行
されたコマンド文字列を保持するコマンド履歴テーブル
5,コマンドの操作対象ファイルとそのバックアップフ
ァイルとの対応を管理するファイル管理スタック6,コ
マンドの実行を行うコマンドプログラム7,コマンドを
入力するためのコンソール装置8,操作対象のファイル
9,ファイル9に対するバックアップファイル10より
なる。
【0009】初めに、この発明で特に設けた操作定義テ
ーブル3,コマンド履歴テーブル5およびファイル管理
スタック6の内容を説明する。操作定義テーブル3は、
図2Aに示すようにファイルへの書き込み、つまり更新
を伴うコマンドの対応にコマンド名、書き込みファイル
のパラメータ位置およびコマンドの実行前後に行う処理
を定義したファイル操作ルール4へのポインタ(操作ル
ールNo)を格納したテーブルである。
【0010】ファイル操作ルール4は、条件文や判断文
を持つ通常のコマンド言語により記述されたルールで以
下の3種のルールよりなる。 (a) 事前処理ルール コマンドの実行前に行うファイルの退避操作などを記述
したルール (b) チェックルール コマンド実行後に行うファイルの操作結果を確認するた
めの処理を記述したルール (c) 回復ルール コマンドの実行結果にエラーがあった場合に、ファイル
の回復のために行う処理を記述したルール これらのルールは、各コマンドに対し必ずしも全て定義
する必要はなく、未定義の場合は単純なファイルの退避
/回復処理はデフォルトで行われる。そのため、ファイ
ル操作ルール4は、ファイルの退避/回復において特殊
な操作が必要な場合、およびコマンド実行後のファイル
状態の正当性の確認を特別に行いたい場合に定義すれば
よい。
【0011】コマンド履歴テーブル5は、図2Bに示す
ように実行されたコマンドに順番に番号を付与してその
番号とコマンド文字列を保持するテーブルである。テー
ブルのエントリが満杯になった場合は、最も古いものか
ら順に上書きされていく。テーブル上の最新の位置は別
途ポインタに保持されている。ファイル管理スタック6
は、図2Cに示すようにコマンド履歴テーブル5に登録
されるコマンドのうちファイルへの書き込みを伴うコマ
ンドに対応して書き込み対象となったファイル名とその
バックアップ用ファイルのファイル名をコマンド履歴番
号とともにFILO(Fast In Last Out)式のスタック
として保持するものである。1つのコマンドに対し複数
のファイルをバックアップした場合は複数のスタック上
のエントリを使用する。
【0012】以下、コマンドが入力された後のコマンド
プロセッサ1による処理手順を図3を参照しながら説明
する。 コマンドシンタックスチェック コンソール装置8より入力されたコマンド文字列は、コ
マンドプロセッサ1に渡される。コマンドプロセッサ1
はコマンドシンタックス定義2を参照し、入力されたコ
マンドの構文上の正当性をチェックする。誤りがある場
合はエラーメッセージを出力して処理を中止する。
【0013】コマンドが正しい場合、コマンドをコマン
ド履歴テーブル5に登録する。 操作対象ファイルの取得 操作定義テーブル3を参照し、そのテーブルに登録され
ているコマンドである場合、そのテーブルよりそのコマ
ンドの書き込みファイルを示すパラメータ位置を求め、
投入されたコマンド文字列と対照させて書き込みファイ
ル名を取得する。
【0014】テーブルに未登録のコマンドの場合、つま
りファイルを対象としない場合はファイルの更新、新規
ファイルの作成はないため、のコマンドの実行処理へ
進む。 ファイルの存在チェック 操作対象ファイルが既に存在するファイルか否かをファ
イル管理スタックにより調べる。ファイルが存在しない
場合は、のファイル管理スタックの更新処理へ進む。
【0015】 事前処理 操作定義テーブル3に該当コマンドの事前処理ルールが
登録されている場合、事前処理を実行する。 ファイルのバックアップ 操作対象ファイルが既に存在するファイルであり、かつ
事前処理ルールが登録されていない場合、そのファイル
のバックアップを取る。
【0016】バックアップファイルの名称は、$backu
p.xxx(xxx はコマンド履歴番号)など、バックアップ
ファイルを一義的に識別できる名称を付与する。 ファイル管理スタックの更新 対応するコマンドのコマンド履歴番号と対象ファイルの
ファイル名およびバックアップファイルのファイル名を
ファイル管理スタック6に登録する。操作対象ファイル
が新規ファイルであった場合は、バックアップファイル
のファイル名は空文字列とする。
【0017】 コマンド実行 コマンド名に対応したコマンドプログラムを起動し、パ
ラメータを引き渡す。 実行結果のチェック コマンド実行の結果、コマンドプログラムがエラーリタ
ーンした場合、または当該コマンドにチェックルールが
登録されておりチェック処理を行った結果エラーが検出
された場合、ファイルの回復処理を行う。
【0018】このとき、エラーの発生と回復処理の起動
をオペレータにメッセージで通知する。 ファイルの回復 そのコマンドにファイル回復ルールが登録されている場
合は、回復ルールを実行する。登録されていない場合
は、デフォルトの回復処理として以下の処理を実行す
る。
【0019】ファイル管理スタック6の先頭より1エン
トリのデータを取り出しバックアップファイルが空文字
列なら、つまりそのファイルが新規に作ったものであっ
た場合は、その対象ファイルのファイルを削除する。ま
た、空文字列でなければバックアップファイルを対象フ
ァイルにコピーしバックアップファイルを削除する。
【0020】上記のファイル回復処理は、コマンドの実
行結果に何等かのエラーがあった場合に自動的に行われ
る処理であるが、オペレータが操作誤りを発見し、過去
のある状態に戻りたい場合の操作は次のようになる。 (a) コマンド履歴の参照 コマンド履歴を参照するコマンドを投入する。このコマ
ンドはコマンドプロセッサ1が解釈し、コマンド履歴を
テーブル5に格納されているコマンドの一覧を履歴番号
とともに表示する。
【0021】(b) リカバリ処理 コマンド履歴を参照し、戻りたい状態のコマンド履歴番
号をパラメータとしてファイル回復コマンドを投入す
る。このコマンドが投入されると、コマンドプロセッサ
1はファイル管理スタックより順次バックアップファイ
ルを取り出し、対象ファイルに戻す処理を行う。この処
理は指定された履歴番号になるまで行われる。
【0022】なお、バックアップファイルを保管する場
所については、同一磁気ディスク装置上である必要はな
く、システムに接続されている他の磁気ディスク装置や
光磁気ディスク装置、半導体ファイル装置などの別種類
の装置であってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、オペレータの操作ミスやコマンドプログラ
ムのバグ等により操作対象の磁気ディスク装置上のファ
イルが破壊された場合にもファイルを復元することが可
能であり、次の効果が得られる。
【0024】(1) 誤操作等によりディスク内のファイル
を消去してしまった場合でも、過去の操作に遡ってファ
イルを復元することができる。 (2)コマンド実行時あるいはチェックルールによりエラ
ーが検出された場合、自動的にコマンド実行前のファイ
ル状態に戻ることができる。 (3) 新たなコマンドが追加された場合にも、そのコマン
ドに対する事前処理ルール、チェックルール、回復ルー
ルを登録することでそのコマンドに対する柔軟なファイ
ル回復制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファイル回復機能を持つデータ処理
装置を用いた全体の機能ブロック図。
【図2】Aは操作定義テーブル3の内容を示す図、Bは
コマンド履歴テーブル5を示す図,Cはファイル管理ス
タック6を示す図である。
【図3】この発明の実施例の処理手順を示すフローチャ
ート図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンドを入力して磁気ディスク装置内
    のファイルを操作することにより目的とするプログラム
    を起動するデータ処理装置において、 ファイルの更新を伴うコマンド対応にコマンドの操作対
    象ファイルとファイルの回復ルールとを定義した操作定
    義テーブルと、 コマンドの実行履歴を保持するコマンド履歴テーブル
    と、 対象ファイルに対するバックアップファイルを管理する
    ファイル管理スタックと、 ファイル更新を伴うコマンドの実行時にその対象ファイ
    ルに対するバックアップファイルを作る手段と、 エラーの発生時に上記操作定義テーブル、上記コマンド
    履歴テーブルおよび上記ファイル管理スタックを参照し
    てファイル状態を復元する手段と、 を設けたことを特徴とするファイル回復機能を持つデー
    タ処理装置。
JP3324901A 1991-12-10 1991-12-10 ファイル回復機能を持つデータ処理装置 Pending JPH05158775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324901A JPH05158775A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ファイル回復機能を持つデータ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3324901A JPH05158775A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ファイル回復機能を持つデータ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05158775A true JPH05158775A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18170896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3324901A Pending JPH05158775A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ファイル回復機能を持つデータ処理装置

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JP (1) JPH05158775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782332B2 (en) 2004-04-30 2010-08-24 Olympus Corporation Image displaying device

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