JP2937662B2 - 手書き入力機能付き文書処理装置 - Google Patents
手書き入力機能付き文書処理装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサや
文書作成が可能なコンピュータなどの文書処理装置に関
し、特に、手書き入力が可能な手書き入力機能付き文書
処理装置に関する。
文書作成が可能なコンピュータなどの文書処理装置に関
し、特に、手書き入力が可能な手書き入力機能付き文書
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文書処理装置としては、
表示部とタブレット入力部とを一体化したペン入力式の
情報処理機器が知られている。また、タブレット入力部
を用いて編集記号を入力し、その記号に基づいて文書を
編集するものとして、特開昭61−226869号公報
や、特開平3−25577号公報に記載のものが知られ
ている。
表示部とタブレット入力部とを一体化したペン入力式の
情報処理機器が知られている。また、タブレット入力部
を用いて編集記号を入力し、その記号に基づいて文書を
編集するものとして、特開昭61−226869号公報
や、特開平3−25577号公報に記載のものが知られ
ている。
【0003】このような従来のペン入力式の情報処理機
器の機能ブロック図を図22に示す。図22において、
31は各種のアプリケーションを記憶したアプリケーシ
ョン記憶部、32はアプリケーション記憶部31に記憶
されたアプリケーションに基づいてデータ処理を行うシ
ステム管理部、33はキーボードからのキー入力を受け
るキードライバ、34はタブレットからのペン入力を受
けるペンドライバ、35はペンドライバ34からタブレ
ットペンの軌跡データを受け、その軌跡データをシステ
ム管理部32の指示に基づいて制御するペン入力管理
部、36はペン入力管理部35から出力されるペンの軌
跡イメージを受けるとともにシステム管理部32からの
制御を受け、表示を制御するディスプレイドライバ、3
7はペン入力管理部35からペンの軌跡データを受け、
これをあらかじめ記憶した各種の文字および記号のパタ
ーンと比較することにより、ペンの軌跡がどのような文
字または記号であるのかを認識する手書き文字認識エン
ジンである。
器の機能ブロック図を図22に示す。図22において、
31は各種のアプリケーションを記憶したアプリケーシ
ョン記憶部、32はアプリケーション記憶部31に記憶
されたアプリケーションに基づいてデータ処理を行うシ
ステム管理部、33はキーボードからのキー入力を受け
るキードライバ、34はタブレットからのペン入力を受
けるペンドライバ、35はペンドライバ34からタブレ
ットペンの軌跡データを受け、その軌跡データをシステ
ム管理部32の指示に基づいて制御するペン入力管理
部、36はペン入力管理部35から出力されるペンの軌
跡イメージを受けるとともにシステム管理部32からの
制御を受け、表示を制御するディスプレイドライバ、3
7はペン入力管理部35からペンの軌跡データを受け、
これをあらかじめ記憶した各種の文字および記号のパタ
ーンと比較することにより、ペンの軌跡がどのような文
字または記号であるのかを認識する手書き文字認識エン
ジンである。
【0004】このような従来のペン入力式の情報処理機
器においては、図23に示すような編集記号をタブレッ
トペンで入力することで、文書の編集を行うようにして
いる。
器においては、図23に示すような編集記号をタブレッ
トペンで入力することで、文書の編集を行うようにして
いる。
【0005】すなわち、編集記号としては、例えば、 “改行” ……上から下がり左へ行く手書き信号。 “スペース”……上から下がり右へ行く手書き信号であ
って、スペースの量はその右への長さできまる。 “一字抹消”……下から丸を書きながら上へ向かう手書
き信号。 “TAB” ……下から上がり右へ行く手書き信号。 “領域” ……左から右へ行く手書き信号であって、
領域の量はその右への長さできまる。なお、領域の使い
方は“一字抹消”と重複して用いることにより、領域抹
消と定義することができる。 のように定め、このような編集記号をタブレットペンで
入力することにより、各種の編集を行う。
って、スペースの量はその右への長さできまる。 “一字抹消”……下から丸を書きながら上へ向かう手書
き信号。 “TAB” ……下から上がり右へ行く手書き信号。 “領域” ……左から右へ行く手書き信号であって、
領域の量はその右への長さできまる。なお、領域の使い
方は“一字抹消”と重複して用いることにより、領域抹
消と定義することができる。 のように定め、このような編集記号をタブレットペンで
入力することにより、各種の編集を行う。
【0006】図24はこのような編集記号の処理例を示
す説明図であり、例えば、編集記号の“改行”をタブレ
ットペンで、図24(a)に示すように入力すると、図
24(b)に示すように編集され、編集記号の“スペー
ス”をタブレットペンで、図24(c)に示すように入
力すると、図24(d)に示すように編集され、編集記
号の“一字抹消”をタブレットペンで、図24(e)に
示すように入力すると、図24(f)に示すように編集
される。
す説明図であり、例えば、編集記号の“改行”をタブレ
ットペンで、図24(a)に示すように入力すると、図
24(b)に示すように編集され、編集記号の“スペー
ス”をタブレットペンで、図24(c)に示すように入
力すると、図24(d)に示すように編集され、編集記
号の“一字抹消”をタブレットペンで、図24(e)に
示すように入力すると、図24(f)に示すように編集
される。
【0007】タブレットペンを用いた手書き記号による
編集操作は、従来、このようにして行われていた。
編集操作は、従来、このようにして行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の編集記号の活用は、既存のキー入力がペンにかわった
だけで、ペン入力らしさが表れていない。つまり、この
ような編集記号による処理方法は、通常のキー入力によ
る編集処理と何ら変わらず、逐次処理されるため、文書
校正時に前後関係が見にくく、扱いにくいという問題が
あった。
の編集記号の活用は、既存のキー入力がペンにかわった
だけで、ペン入力らしさが表れていない。つまり、この
ような編集記号による処理方法は、通常のキー入力によ
る編集処理と何ら変わらず、逐次処理されるため、文書
校正時に前後関係が見にくく、扱いにくいという問題が
あった。
【0009】また、編集記号が誤ってペン入力された
り、誤って認識された場合、その認識結果で編集記号が
逐次処理されると、表示画面上での動きが早く、編集内
容の理解に時間がかかる結果となる。
り、誤って認識された場合、その認識結果で編集記号が
逐次処理されると、表示画面上での動きが早く、編集内
容の理解に時間がかかる結果となる。
【0010】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、編集記号を一時的に記憶する手段を設
け、編集の経過を確認しやすい手法にて把握しながら行
えるようにし、それによって、途中での編集変更が容易
に行え、編集記号の指示ミスや、編集記号の誤認識によ
る操作の誤りを低減させるようにした、手書き入力機能
付き文書処理装置を提供するものである。
されたもので、編集記号を一時的に記憶する手段を設
け、編集の経過を確認しやすい手法にて把握しながら行
えるようにし、それによって、途中での編集変更が容易
に行え、編集記号の指示ミスや、編集記号の誤認識によ
る操作の誤りを低減させるようにした、手書き入力機能
付き文書処理装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本願の請求項1の
発明の構成を示すブロック図であり、この図に示すよう
に、請求項1の発明は、各種の文書を記憶する文書記憶
手段101と、文書記憶手段101に記憶された文書を
画面表示する表示手段102と、表示手段102に表示
された文書に対し、編集位置を指定して、手書きの編集
記号を入力する手書き入力手段103と、あらかじめ記
憶した編集記号のパターンを参照することにより、手書
き入力手段103から入力された手書きの編集記号を認
識する認識手段104と、手書き入力手段103から入
力された複数の手書き編集記号の位置情報および認識手
段104によって認識された編集記号を記憶する編集記
号記憶手段105と、編集記号記憶手段105に記憶さ
れた位置情報と編集記号に基づき文書記憶手段101に
記憶された文書を逐次編集する編集手段106と、編集
記号記憶手段105に記憶された位置情報に基づき、手
書き入力手段103から入力された手書きの編集記号を
表示手段102に表示された文書と重畳する態様で表示
するとともに編集手段106による編集位置以降の文書
配列の変更に追随して移動させる表示制御手段107を
備えてなる手書き入力機能付き文書処理装置である。
発明の構成を示すブロック図であり、この図に示すよう
に、請求項1の発明は、各種の文書を記憶する文書記憶
手段101と、文書記憶手段101に記憶された文書を
画面表示する表示手段102と、表示手段102に表示
された文書に対し、編集位置を指定して、手書きの編集
記号を入力する手書き入力手段103と、あらかじめ記
憶した編集記号のパターンを参照することにより、手書
き入力手段103から入力された手書きの編集記号を認
識する認識手段104と、手書き入力手段103から入
力された複数の手書き編集記号の位置情報および認識手
段104によって認識された編集記号を記憶する編集記
号記憶手段105と、編集記号記憶手段105に記憶さ
れた位置情報と編集記号に基づき文書記憶手段101に
記憶された文書を逐次編集する編集手段106と、編集
記号記憶手段105に記憶された位置情報に基づき、手
書き入力手段103から入力された手書きの編集記号を
表示手段102に表示された文書と重畳する態様で表示
するとともに編集手段106による編集位置以降の文書
配列の変更に追随して移動させる表示制御手段107を
備えてなる手書き入力機能付き文書処理装置である。
【0012】図2は本願の請求項5の発明の構成を示す
ブロック図であり、この図に示すように、請求項5の発
明は、各種の文書を記憶する文書記憶手段201と、文
書記憶手段201に記憶された文書を画面表示する表示
手段202と、表示手段202に表示された文書を画面
スクロールすることを指示するスクロール指示手段20
3と、表示手段202に表示された文書に対し、編集位
置を指定して、手書きの編集記号を入力する手書き入力
手段204と、あらかじめ記憶した編集記号のパターン
を参照することにより、手書き入力手段204から入力
された手書きの編集記号を認識する認識手段205と、
手書き入力手段204から入力された手書き編集記号の
位置情報および認識手段205によって認識された編集
記号を記憶する編集記号記憶手段206と、編集記号記
憶手段206に記憶された位置情報と編集記号に基づき
文書記憶手段201に記憶された文書を編集する編集手
段207と、編集記号記憶手段206に記憶された位置
情報に基づき、手書き入力手段204から入力された手
書きの編集記号を表示手段202に表示された文書と重
畳する態様で表示するとともにスクロール指示手段20
3に応答して文書と同時にスクロールさせる表示制御手
段208を備えてなる手書き入力機能付き文書処理装置
である。
ブロック図であり、この図に示すように、請求項5の発
明は、各種の文書を記憶する文書記憶手段201と、文
書記憶手段201に記憶された文書を画面表示する表示
手段202と、表示手段202に表示された文書を画面
スクロールすることを指示するスクロール指示手段20
3と、表示手段202に表示された文書に対し、編集位
置を指定して、手書きの編集記号を入力する手書き入力
手段204と、あらかじめ記憶した編集記号のパターン
を参照することにより、手書き入力手段204から入力
された手書きの編集記号を認識する認識手段205と、
手書き入力手段204から入力された手書き編集記号の
位置情報および認識手段205によって認識された編集
記号を記憶する編集記号記憶手段206と、編集記号記
憶手段206に記憶された位置情報と編集記号に基づき
文書記憶手段201に記憶された文書を編集する編集手
段207と、編集記号記憶手段206に記憶された位置
情報に基づき、手書き入力手段204から入力された手
書きの編集記号を表示手段202に表示された文書と重
畳する態様で表示するとともにスクロール指示手段20
3に応答して文書と同時にスクロールさせる表示制御手
段208を備えてなる手書き入力機能付き文書処理装置
である。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、入力された手書きの
編集記号は、文書と重畳する態様で表示されるととも
に、編集の際には編集位置以降の文書配列の変更に追随
して移動される。したがって、複数の手書き編集記号が
表示されている状態で、1つの手書き編集記号に対する
編集を実行した場合、文書配列の変更に追随して他の手
書き編集記号が移動するので、文書の編集箇所を容易に
確認することができる。
編集記号は、文書と重畳する態様で表示されるととも
に、編集の際には編集位置以降の文書配列の変更に追随
して移動される。したがって、複数の手書き編集記号が
表示されている状態で、1つの手書き編集記号に対する
編集を実行した場合、文書配列の変更に追随して他の手
書き編集記号が移動するので、文書の編集箇所を容易に
確認することができる。
【0014】また、請求項5の発明によれば、入力され
た手書きの編集記号は、文書と重畳する態様で表示され
るとともに、文書のスクロールと同時にスクロールされ
るので、入力履歴の確認が容易となる。
た手書きの編集記号は、文書と重畳する態様で表示され
るとともに、文書のスクロールと同時にスクロールされ
るので、入力履歴の確認が容易となる。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
【0016】図3は本発明をタブレット入力機能付き日
本語ワードプロセッサに適用した一実施例の構成を示す
ブロック図である。この図において、1はCPUであ
り、ROM2に書き込まれている制御プログラムにより
各種のデータ処理を行う。
本語ワードプロセッサに適用した一実施例の構成を示す
ブロック図である。この図において、1はCPUであ
り、ROM2に書き込まれている制御プログラムにより
各種のデータ処理を行う。
【0017】3はRAM、4は仮名文字キーや仮名漢字
変換キー、あるいはファンクションキー等を備えたキー
ボード、5はCRTディスプレイ装置やLC(液晶)デ
ィスプレイ装置からなる表示部、6は表示部5と一体と
なったタブレット、7はタブレット6に入力指示を行う
タブレットペン、8はタブレットペン7を制御するタブ
レット制御部、9は音声信号を出力する音声信号発生
部、10は音声信号発生部9からの出力信号を受け、音
声を発する発音部である。
変換キー、あるいはファンクションキー等を備えたキー
ボード、5はCRTディスプレイ装置やLC(液晶)デ
ィスプレイ装置からなる表示部、6は表示部5と一体と
なったタブレット、7はタブレット6に入力指示を行う
タブレットペン、8はタブレットペン7を制御するタブ
レット制御部、9は音声信号を出力する音声信号発生
部、10は音声信号発生部9からの出力信号を受け、音
声を発する発音部である。
【0018】図4は本発明の実施例における機能ブロッ
ク図である。この図において、11は本発明のアプリケ
ーションを記憶したアプリケーション記憶部、12はア
プリケーション記憶部11に記憶されたアプリケーショ
ンに基づいてデータ処理を行うシステム管理部、13は
キーボード4からのキー入力を受けるキードライバ、1
4はタブレット6からのペン入力を受けるペンドライ
バ、15はペンドライバ14からタブレットペン7の軌
跡データを受け、その軌跡データをシステム管理部12
の指示に基づいて制御するペン入力管理部、16はペン
入力管理部15から出力されるペン入力イメージを受け
るとともにシステム管理部12からの制御を受け、表示
部5を制御するディスプレイドライバである。
ク図である。この図において、11は本発明のアプリケ
ーションを記憶したアプリケーション記憶部、12はア
プリケーション記憶部11に記憶されたアプリケーショ
ンに基づいてデータ処理を行うシステム管理部、13は
キーボード4からのキー入力を受けるキードライバ、1
4はタブレット6からのペン入力を受けるペンドライ
バ、15はペンドライバ14からタブレットペン7の軌
跡データを受け、その軌跡データをシステム管理部12
の指示に基づいて制御するペン入力管理部、16はペン
入力管理部15から出力されるペン入力イメージを受け
るとともにシステム管理部12からの制御を受け、表示
部5を制御するディスプレイドライバである。
【0019】17はペン入力管理部15からペンの軌跡
データを受け、これをあらかじめ記憶した各種の文字お
よび記号のパターンと比較することにより、ペンの軌跡
がどのような文字または記号であるのかを認識する手書
き文字認識エンジン、18は手書き文字認識エンジン1
7から認識結果を受け、これが編集記号であった場合に
その編集記号を複数の編集記号分累積して記憶するとと
もに、各編集記号に対応する編集位置を記憶し、さらに
その格納データをペン入力管理部15に出力する編集記
号格納メモリである。
データを受け、これをあらかじめ記憶した各種の文字お
よび記号のパターンと比較することにより、ペンの軌跡
がどのような文字または記号であるのかを認識する手書
き文字認識エンジン、18は手書き文字認識エンジン1
7から認識結果を受け、これが編集記号であった場合に
その編集記号を複数の編集記号分累積して記憶するとと
もに、各編集記号に対応する編集位置を記憶し、さらに
その格納データをペン入力管理部15に出力する編集記
号格納メモリである。
【0020】19は編集記号格納メモリ18に格納され
た編集記号の処理条件を記憶する条件フラグ領域、20
はシステム管理部12からの指示を受け音声を発生する
発音部であり、図3に示した発音部10に相当する。
た編集記号の処理条件を記憶する条件フラグ領域、20
はシステム管理部12からの指示を受け音声を発生する
発音部であり、図3に示した発音部10に相当する。
【0021】この機能ブロック図からわかるように、本
発明は、本発明の実現手段である編集記号格納メモリ1
8と、この編集記号格納メモリ18に蓄積されたデータ
の操作定義手段である条件フラグ領域19を有し、必要
に応じ発音部20を持った構成となっている。
発明は、本発明の実現手段である編集記号格納メモリ1
8と、この編集記号格納メモリ18に蓄積されたデータ
の操作定義手段である条件フラグ領域19を有し、必要
に応じ発音部20を持った構成となっている。
【0022】ハードウェアの構成としては、編集記号格
納メモリ18と条件フラグ領域19は、図3のRAM3
の中に構成されている。また、従来のタブレット入力機
能付き日本語ワードプロセッサ(図示しない)に、必要
に応じ音声信号発生部9とそれにつながる発音部10が
付加された構成となっている。
納メモリ18と条件フラグ領域19は、図3のRAM3
の中に構成されている。また、従来のタブレット入力機
能付き日本語ワードプロセッサ(図示しない)に、必要
に応じ音声信号発生部9とそれにつながる発音部10が
付加された構成となっている。
【0023】図5は編集記号格納メモリ18の記憶内容
を示す説明図であり、編集記号格納メモリ18の内容は
この図に示すように確保する。そして、条件フラグ領域
19に記憶された操作定義項目として、 編集方法(間接編集、直接編集) 処理方法(一括処理、個別処理) 認識確認(要、否) 再確認手段(表示、音声) 処理順(表示順、記号順、入力順) を設定する。
を示す説明図であり、編集記号格納メモリ18の内容は
この図に示すように確保する。そして、条件フラグ領域
19に記憶された操作定義項目として、 編集方法(間接編集、直接編集) 処理方法(一括処理、個別処理) 認識確認(要、否) 再確認手段(表示、音声) 処理順(表示順、記号順、入力順) を設定する。
【0024】また、認識確認の必要な場合には、認識レ
ベルを個々の編集記号によって、動作、停止、他に依
存、のように決めることができる。さらに、記号の処理
順については、連番の入力、または他に依存、の定義を
することができる。
ベルを個々の編集記号によって、動作、停止、他に依
存、のように決めることができる。さらに、記号の処理
順については、連番の入力、または他に依存、の定義を
することができる。
【0025】そして、これらのフラグの記憶は、条件フ
ラグ領域19中に、図6に示すように行う。この様に、
編集記号を編集記号格納メモリ18に蓄え、各々の操作
条件を条件フラグ領域19中に定義することにより、各
種の編集処理を行う。
ラグ領域19中に、図6に示すように行う。この様に、
編集記号を編集記号格納メモリ18に蓄え、各々の操作
条件を条件フラグ領域19中に定義することにより、各
種の編集処理を行う。
【0026】本装置のタブレット入力機能と表示の動作
を図4に基づいて説明すると、まず、タブレット入力さ
れるイメージをペン入力管理部15で管理し、その軌跡
情報を表示部5へ表示する。そして、そのデータを手書
き文字認識エンジン17で認識し、それが編集記号であ
れば編集記号格納メモリ18に格納する。
を図4に基づいて説明すると、まず、タブレット入力さ
れるイメージをペン入力管理部15で管理し、その軌跡
情報を表示部5へ表示する。そして、そのデータを手書
き文字認識エンジン17で認識し、それが編集記号であ
れば編集記号格納メモリ18に格納する。
【0027】編集記号格納メモリ18は、認識結果の編
集記号名とその編集範囲、編集画面と重ね合わせるため
のペン入力イメージ、およびその編集記号入力順を記憶
する。
集記号名とその編集範囲、編集画面と重ね合わせるため
のペン入力イメージ、およびその編集記号入力順を記憶
する。
【0028】手書き文字の認識後は、ペン入力イメージ
の表示は編集記号格納メモリ18に格納されているイメ
ージで置き換えて表示する。この格納イメージは、同じ
位置に表示されている限りは同じイメージのために変化
はないが、もとの編集データをスクロールなどして移動
する場合に、編集記号格納メモリ18からの置き換えデ
ータで表示することにより、未処理のペン入力イメージ
を同時にスクロールすることができる。
の表示は編集記号格納メモリ18に格納されているイメ
ージで置き換えて表示する。この格納イメージは、同じ
位置に表示されている限りは同じイメージのために変化
はないが、もとの編集データをスクロールなどして移動
する場合に、編集記号格納メモリ18からの置き換えデ
ータで表示することにより、未処理のペン入力イメージ
を同時にスクロールすることができる。
【0029】条件フラグは、ペン入力される編集記号の
処理方法を示すもので、もしその条件において再確認を
音声で行う場合には、発音部20を通して行う。
処理方法を示すもので、もしその条件において再確認を
音声で行う場合には、発音部20を通して行う。
【0030】システム管理部12は、このペン入力にお
けるペン入力を認識して編集記号格納メモリ18に格納
し、表示部5に対する管理や、ペン入力関係以外の条件
フラグ管理を含めた編集処理全体の管理を行うものであ
り、個々に用意されるアプリケーション(文書作成、グ
ラフ作成、図形作成、表作成など)によって求められて
いる管理を行う。
けるペン入力を認識して編集記号格納メモリ18に格納
し、表示部5に対する管理や、ペン入力関係以外の条件
フラグ管理を含めた編集処理全体の管理を行うものであ
り、個々に用意されるアプリケーション(文書作成、グ
ラフ作成、図形作成、表作成など)によって求められて
いる管理を行う。
【0031】以下、各処理についての説明を行う。 1.初期条件の設定 初期条件の設定は、キーボード4またはタブレットペン
7から予め取り決めた個々の方法(記していない)で指
示を行う。
7から予め取り決めた個々の方法(記していない)で指
示を行う。
【0032】それによって、図7に示すような編集記号
設定メニューの図面を表示部5に表示し、キーボード4
に設けられたカーソルキーによって図8のフローチャー
トに示すような操作が行われる。そして、同じくキーボ
ード4に設けられた解除、実行キーによってその指定を
確定するかどうかが決められ、確定する場合には、図7
の内容を表示部5で指定された内容に入れ替える。
設定メニューの図面を表示部5に表示し、キーボード4
に設けられたカーソルキーによって図8のフローチャー
トに示すような操作が行われる。そして、同じくキーボ
ード4に設けられた解除、実行キーによってその指定を
確定するかどうかが決められ、確定する場合には、図7
の内容を表示部5で指定された内容に入れ替える。
【0033】すなわち、図8の処理においては、図7の
編集記号設定メニューを表示して(ステップ8a)、解
除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ8b)、
その後、カーソルで、編集モード(ステップ8c)、処
理モード(ステップ8d)、認識確認(ステップ8
e)、再確認手段(ステップ8f)、処理順(ステップ
8g)、認識レベル設定(ステップ8h)、記号順設定
(ステップ8i)、の設定をそれぞれ行い、実行キーが
押されたときには(ステップ8j)、各フラグの登録を
行う(ステップ8k)。
編集記号設定メニューを表示して(ステップ8a)、解
除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ8b)、
その後、カーソルで、編集モード(ステップ8c)、処
理モード(ステップ8d)、認識確認(ステップ8
e)、再確認手段(ステップ8f)、処理順(ステップ
8g)、認識レベル設定(ステップ8h)、記号順設定
(ステップ8i)、の設定をそれぞれ行い、実行キーが
押されたときには(ステップ8j)、各フラグの登録を
行う(ステップ8k)。
【0034】認識レベルの設定は、図7に示した編集記
号設定メニューの画面において、認識レベル設定の領域
にペン入力での指定、またはそれに対応するキーを押す
ことにより、図9に示すような画面を表示部5に表示
し、図11のフローチャートに示すような操作が行われ
る。
号設定メニューの画面において、認識レベル設定の領域
にペン入力での指定、またはそれに対応するキーを押す
ことにより、図9に示すような画面を表示部5に表示
し、図11のフローチャートに示すような操作が行われ
る。
【0035】すなわち、図11の処理においては、図9
の認識レベル設定メニューを表示して(ステップ11
a)、解除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ
11b)、その後、カーソルで、改行(ステップ11
c)、スペース(ステップ11d)、一字抹消(ステッ
プ11e)、TAB(ステップ11f)について、それ
ぞれ動作または停止の設定を行うとともに、領域につい
ては、他に依存か否かの設定を行う(ステップ11
g)。そして、実行キーが押されたときには(ステップ
11h)、各フラグの登録を行う(ステップ11i)。
の認識レベル設定メニューを表示して(ステップ11
a)、解除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ
11b)、その後、カーソルで、改行(ステップ11
c)、スペース(ステップ11d)、一字抹消(ステッ
プ11e)、TAB(ステップ11f)について、それ
ぞれ動作または停止の設定を行うとともに、領域につい
ては、他に依存か否かの設定を行う(ステップ11
g)。そして、実行キーが押されたときには(ステップ
11h)、各フラグの登録を行う(ステップ11i)。
【0036】記号順の指定は、図7に示した編集記号設
定メニューの画面において、記号順設定の領域にペン入
力での指定、またはそれに対応するキーを押すことによ
り、図10に示すような画面を表示部5に表示し、図1
2のフローチャートに示すような操作が行われる。
定メニューの画面において、記号順設定の領域にペン入
力での指定、またはそれに対応するキーを押すことによ
り、図10に示すような画面を表示部5に表示し、図1
2のフローチャートに示すような操作が行われる。
【0037】すなわち、図12の処理においては、図1
0の記号順設定メニューを表示して(ステップ12
a)、解除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ
12b)、その後、改行(ステップ12c)、スペース
(ステップ12d)、一字抹消(ステップ12e)、T
AB(ステップ12f)について、それぞれ処理順の設
定を行うとともに、領域については、他に依存か否かの
設定を行う(ステップ12g)。そして、解除キーが押
されなければ(ステップ12h)、番号チェックを行い
(ステップ12i)、正しければ各フラグの登録を行う
(ステップ12j)。
0の記号順設定メニューを表示して(ステップ12
a)、解除キーまたは実行キーの判定を行い(ステップ
12b)、その後、改行(ステップ12c)、スペース
(ステップ12d)、一字抹消(ステップ12e)、T
AB(ステップ12f)について、それぞれ処理順の設
定を行うとともに、領域については、他に依存か否かの
設定を行う(ステップ12g)。そして、解除キーが押
されなければ(ステップ12h)、番号チェックを行い
(ステップ12i)、正しければ各フラグの登録を行う
(ステップ12j)。
【0038】2.直接編集モードと間接編集モードの設
定 直接編集モードとは、従来のパーソナルコンピュータの
OSで行われている逐次処理の方法であり、間接編集モ
ードとは、我々が机上で校正記号を記入のうえ、後から
処理するごとく、編集記号を一旦記憶し、後でまとめて
処理するモードである。
定 直接編集モードとは、従来のパーソナルコンピュータの
OSで行われている逐次処理の方法であり、間接編集モ
ードとは、我々が机上で校正記号を記入のうえ、後から
処理するごとく、編集記号を一旦記憶し、後でまとめて
処理するモードである。
【0039】つまり、直接編集モードでは、図24で示
したように、個々の編集記号をペンで入力すれば逐字に
認識のうえ校正が行われる。一方、間接編集モードで
は、図13(a)に示すように、個々の編集記号をペン
で入力すれば、それらの編集記号はとりあえず編集記号
格納メモリ18に格納され、後ほど個々の編集記号によ
る校正処理が行われる。
したように、個々の編集記号をペンで入力すれば逐字に
認識のうえ校正が行われる。一方、間接編集モードで
は、図13(a)に示すように、個々の編集記号をペン
で入力すれば、それらの編集記号はとりあえず編集記号
格納メモリ18に格納され、後ほど個々の編集記号によ
る校正処理が行われる。
【0040】このモードの選択は、図7で示した編集記
号設定メニューの画面において、編集モードを“間接編
集”にするか“直接編集”にするかで決めることがで
き、図6で示した条件フラグ領域19中の編集モードフ
ラグを、間接編集の時は“0”に、直接編集の時は
“1”に設定する。
号設定メニューの画面において、編集モードを“間接編
集”にするか“直接編集”にするかで決めることがで
き、図6で示した条件フラグ領域19中の編集モードフ
ラグを、間接編集の時は“0”に、直接編集の時は
“1”に設定する。
【0041】3.一括処理モードと個別処理モードの設
定 この一括処理モードと個別処理モードは、先の間接編集
モード中のモードであって、一時的に蓄えた編集記号を
一括して処理するか、個別に処理するかを決めるモード
である。
定 この一括処理モードと個別処理モードは、先の間接編集
モード中のモードであって、一時的に蓄えた編集記号を
一括して処理するか、個別に処理するかを決めるモード
である。
【0042】つまり、図13において説明すれば、図1
3(a)での入力済みの要望に対して、一括処理モード
の場合には、途中で止めずに、13(b),13
(c),13(d)と連続して処理を行い、個別処理モ
ードの場合には、処理の都度止めて表示確認をしながら
処理を行う。
3(a)での入力済みの要望に対して、一括処理モード
の場合には、途中で止めずに、13(b),13
(c),13(d)と連続して処理を行い、個別処理モ
ードの場合には、処理の都度止めて表示確認をしながら
処理を行う。
【0043】このモードの選択は、図7で示した編集記
号設定メニューの画面において、処理モードを“一括処
理”にするか“個別処理”にするかで決めることがで
き、図6で示した条件フラグ領域19中の処理モードフ
ラグを、一括処理の時は“0”に、個別処理の時は
“1”に設定する。
号設定メニューの画面において、処理モードを“一括処
理”にするか“個別処理”にするかで決めることがで
き、図6で示した条件フラグ領域19中の処理モードフ
ラグを、一括処理の時は“0”に、個別処理の時は
“1”に設定する。
【0044】4.認識確認と認識レベルの設定 一括処理モードであっても、編集記号によっては一時停
止して、処理の確認をしたい場合があり、このために、
一括処理モード時に部分的に個別処理を行いたい場合に
指定するモードであって、処理モードが一括処理モード
の場合に適用される。
止して、処理の確認をしたい場合があり、このために、
一括処理モード時に部分的に個別処理を行いたい場合に
指定するモードであって、処理モードが一括処理モード
の場合に適用される。
【0045】この設定方法は、図7で示した編集記号設
定メニューの画面において、認識確認を“要”にする
か、“否”にするかで決めることができ、図6で示した
条件フラグ領域19中の認識確認フラグを、“要”の時
は“0”に、“否”の時は“1”に設定する。
定メニューの画面において、認識確認を“要”にする
か、“否”にするかで決めることができ、図6で示した
条件フラグ領域19中の認識確認フラグを、“要”の時
は“0”に、“否”の時は“1”に設定する。
【0046】ここで、“要”に設定した場合には、図9
に示した認識レベル設定メニューで設定した、個々の編
集記号における“動作”、“停止”、もしくは“他に依
存”の設定が有効となり、図6で示した条件フラグ領域
19中の、改行レベル、スペースレベル、一字抹消レベ
ル、TABレベル、領域レベルの各フラグの内容で管
理、実行が行われる。
に示した認識レベル設定メニューで設定した、個々の編
集記号における“動作”、“停止”、もしくは“他に依
存”の設定が有効となり、図6で示した条件フラグ領域
19中の、改行レベル、スペースレベル、一字抹消レベ
ル、TABレベル、領域レベルの各フラグの内容で管
理、実行が行われる。
【0047】この認識レベルのフラグは、編集記号が領
域指定のような複合命令の場合には、自動的に“他に依
存”にセットされ、その中に複合されている編集記号で
編集の内容が決定される。
域指定のような複合命令の場合には、自動的に“他に依
存”にセットされ、その中に複合されている編集記号で
編集の内容が決定される。
【0048】5.再確認手段の設定(表示または音声の
設定) 手書き編集記号が誤って認識される場合に対して、編集
を実行する前に編集記号を確認する必要がある。このよ
うな場合の編集記号の再確認方法の設定であって、入力
されている編集記号が認識上は何になっているかを、個
別処理モード、もしくは一括処理モード中における認識
確認“要”の時に、操作者に教える手段の設定である。
この再確認手段としては、表示と音声とのいずれかを選
択して設定することができる。
設定) 手書き編集記号が誤って認識される場合に対して、編集
を実行する前に編集記号を確認する必要がある。このよ
うな場合の編集記号の再確認方法の設定であって、入力
されている編集記号が認識上は何になっているかを、個
別処理モード、もしくは一括処理モード中における認識
確認“要”の時に、操作者に教える手段の設定である。
この再確認手段としては、表示と音声とのいずれかを選
択して設定することができる。
【0049】図14は再確認手段の表現例を示す説明図
であり、図13(a)に示した編集記号の登録の後、改
行の編集記号を実行する場合の例を示したものである。
これらの図の内、図14(a)は表示による再確認の例
であり、改行マークの編集記号を点滅させるか、その改
行マークが位置している領域を反転させるかしたうえ、
“次は改行信号を処理します”というメッセージを表示
画面の下段に表示する。
であり、図13(a)に示した編集記号の登録の後、改
行の編集記号を実行する場合の例を示したものである。
これらの図の内、図14(a)は表示による再確認の例
であり、改行マークの編集記号を点滅させるか、その改
行マークが位置している領域を反転させるかしたうえ、
“次は改行信号を処理します”というメッセージを表示
画面の下段に表示する。
【0050】図14(b)は音声による再確認の例であ
る。音声の場合は、対象の編集記号がどれかを説明する
には音声では無理なので、該当記号を点滅、もしくは反
転で表示し、“次は改行信号を処理します”のメッセー
ジ表示に代わるものとしては、図3のROM2、または
RAM3の中に音声情報を持つか、音声信号発生部9の
中に音声情報を持つかして、その音声情報を選択のう
え、音声信号発生部9にてDA変換を行い、発音部10
へ音声情報を送り出すことで“次は改行信号を処理しま
す”という音声を出力する。
る。音声の場合は、対象の編集記号がどれかを説明する
には音声では無理なので、該当記号を点滅、もしくは反
転で表示し、“次は改行信号を処理します”のメッセー
ジ表示に代わるものとしては、図3のROM2、または
RAM3の中に音声情報を持つか、音声信号発生部9の
中に音声情報を持つかして、その音声情報を選択のう
え、音声信号発生部9にてDA変換を行い、発音部10
へ音声情報を送り出すことで“次は改行信号を処理しま
す”という音声を出力する。
【0051】6.処理順の設定(表示順、記号順、入力
順) 編集記号の処理順としては、表示順と記号順と入力順が
ある。表示順に設定されている場合には、校正情報の上
から下に向かっての流れ順に編集処理を行い、記号順に
設定されている場合には、図10の記号順設定メニュー
の画面で設定した順に編集処理を行い、入力順に設定さ
れている場合には、ペンから入力される編集記号を図5
に示した登録番号で管理しているので、その順序に従っ
て編集処理を行う。
順) 編集記号の処理順としては、表示順と記号順と入力順が
ある。表示順に設定されている場合には、校正情報の上
から下に向かっての流れ順に編集処理を行い、記号順に
設定されている場合には、図10の記号順設定メニュー
の画面で設定した順に編集処理を行い、入力順に設定さ
れている場合には、ペンから入力される編集記号を図5
に示した登録番号で管理しているので、その順序に従っ
て編集処理を行う。
【0052】すなわち、入力順に設定されている場合に
は、タブレットペン7を用いて改行、スペース、一字抹
消の順に編集記号を入力したのであれば、編集記号格納
メモリ18にはその登録番号が登録されているので、図
13を用いて説明すれば、図13の(b),(c),
(d)で示したような順序で処理を行う。
は、タブレットペン7を用いて改行、スペース、一字抹
消の順に編集記号を入力したのであれば、編集記号格納
メモリ18にはその登録番号が登録されているので、図
13を用いて説明すれば、図13の(b),(c),
(d)で示したような順序で処理を行う。
【0053】記号順に設定されている場合には、図6で
示した条件フラグ領域19中の編集記号の順位が、それ
ぞれ一字抹消順=1,スペース順=2,改行順=3,T
AB順=4,領域順=0と設定されていれば、図15を
用いて説明すれば、図15(a)で示した入力順に関係
なく、図15の(b),(c),(d)に示すような順
序で処理を行う。
示した条件フラグ領域19中の編集記号の順位が、それ
ぞれ一字抹消順=1,スペース順=2,改行順=3,T
AB順=4,領域順=0と設定されていれば、図15を
用いて説明すれば、図15(a)で示した入力順に関係
なく、図15の(b),(c),(d)に示すような順
序で処理を行う。
【0054】表示順に設定されている場合には、図16
を用いて説明すれば、図16(a)で示した入力順に関
係なく、図16の(b),(c),(d)に示すよう
な、表示の先頭から見て早く現れる編集記号の順序で処
理を行う。
を用いて説明すれば、図16(a)で示した入力順に関
係なく、図16の(b),(c),(d)に示すよう
な、表示の先頭から見て早く現れる編集記号の順序で処
理を行う。
【0055】つまり、図13では改行→スペース→一字
抹消という入力順の処理方法を、図15では一字抹消→
スペース→改行という記号順の処理方法を、図16では
一字抹消→改行→スペースという表示順の処理方法を、
それぞれ示しており、この様に目的に応じて処理順を決
めることができる。
抹消という入力順の処理方法を、図15では一字抹消→
スペース→改行という記号順の処理方法を、図16では
一字抹消→改行→スペースという表示順の処理方法を、
それぞれ示しており、この様に目的に応じて処理順を決
めることができる。
【0056】入力順の良いところは、指定した順序で文
書を編集できるため、編集の経過が理解しやすいことで
あり、表示順の良いところは、校正データが大きくなっ
た場合、先頭から順次編集し直すため、部分的に理解し
やすいことであり、記号順の良いところは、ダイナミッ
クに変わるものを最後にして、一字抹消などの削除部分
を削除した後に追加の処理をすることができるので、表
示全体を見やすくして編集できることである。これら
は、各々のデータの状況に合わせて自由に設定すること
ができる。
書を編集できるため、編集の経過が理解しやすいことで
あり、表示順の良いところは、校正データが大きくなっ
た場合、先頭から順次編集し直すため、部分的に理解し
やすいことであり、記号順の良いところは、ダイナミッ
クに変わるものを最後にして、一字抹消などの削除部分
を削除した後に追加の処理をすることができるので、表
示全体を見やすくして編集できることである。これら
は、各々のデータの状況に合わせて自由に設定すること
ができる。
【0057】7.編集記号の移動について 図13,図15および図16で示した編集記号の経過の
ように、後で処理される編集記号の表示場所は、タブレ
ットペン7によって最初に入力された座標位置からずれ
ることがある。
ように、後で処理される編集記号の表示場所は、タブレ
ットペン7によって最初に入力された座標位置からずれ
ることがある。
【0058】今、図13(a)と図13(b)の表示例
について説明すると、図13(a)の編集記号の座標
は、図17に示すように、Xn,Ynとして決定し、図
5に示した編集記号格納メモリ18の編集範囲の項目
に、この座標を先頭位置として登録する。
について説明すると、図13(a)の編集記号の座標
は、図17に示すように、Xn,Ynとして決定し、図
5に示した編集記号格納メモリ18の編集範囲の項目
に、この座標を先頭位置として登録する。
【0059】例えば、改行の編集記号であれば、図13
(a)の改行記号は図17のX7,Y1に位置するた
め、編集範囲の先頭位置としては、図5の編集範囲の項
目に示した様に登録する。この後、スペース、一字抹消
も同じように登録する。
(a)の改行記号は図17のX7,Y1に位置するた
め、編集範囲の先頭位置としては、図5の編集範囲の項
目に示した様に登録する。この後、スペース、一字抹消
も同じように登録する。
【0060】そして、改行が実行されると、一字抹消の
位置は変化しないが、スペースの位置は変化する。した
がって、この場合、スペースの編集記号は未処理である
ため、図13(b)に示すように移動させる。
位置は変化しないが、スペースの位置は変化する。した
がって、この場合、スペースの編集記号は未処理である
ため、図13(b)に示すように移動させる。
【0061】この方法としては、スペース記号の新たな
座標を図17のXn,Ynから読み取り、X2,Y3と
なることから、図5の編集範囲におけるスペースの先頭
位置の登録をX8,Y1からX2,Y3に書き換える。
これにより、このデータを基にスペースの編集記号の表
示場所を移動することができる。
座標を図17のXn,Ynから読み取り、X2,Y3と
なることから、図5の編集範囲におけるスペースの先頭
位置の登録をX8,Y1からX2,Y3に書き換える。
これにより、このデータを基にスペースの編集記号の表
示場所を移動することができる。
【0062】8.複合命令について 複合命令とは、それ自身では単独に機能しない命令であ
って、領域指定などが対象となる。
って、領域指定などが対象となる。
【0063】編集記号が多くなると、領域指定記号と抹
消記号とで領域抹消機能としたり、領域指定記号と移動
記号とで領域移動機能としたりなど、色々新たな編集機
能を作ることができる。この場合、その編集機能をいつ
実行するのかを決めるにあたり、領域指定記号など、そ
れ自身では機能しない記号は他に依存させ、それに伴う
抹消記号、移動記号などで決められる処理順で処理する
よう処理の順序を管理する。したがって、その必要性か
ら、図6で示した条件フラグ領域19中の領域レベル、
領域順については、“他に依存=0”として管理し、運
用する。
消記号とで領域抹消機能としたり、領域指定記号と移動
記号とで領域移動機能としたりなど、色々新たな編集機
能を作ることができる。この場合、その編集機能をいつ
実行するのかを決めるにあたり、領域指定記号など、そ
れ自身では機能しない記号は他に依存させ、それに伴う
抹消記号、移動記号などで決められる処理順で処理する
よう処理の順序を管理する。したがって、その必要性か
ら、図6で示した条件フラグ領域19中の領域レベル、
領域順については、“他に依存=0”として管理し、運
用する。
【0064】9.認識確認前後の停止処理について 一括処理モードの中で認識確認が“要”に設定され、編
集記号の一部(認識レベル設定が“停止”のもの)につ
いて認識確認が要求されている場合、図18のフローチ
ャートに示すような処理を行う。
集記号の一部(認識レベル設定が“停止”のもの)につ
いて認識確認が要求されている場合、図18のフローチ
ャートに示すような処理を行う。
【0065】すなわち、図18の処理においては、一括
処理モードで、かつ認識確認が“要”であれば、処理対
象となる各編集記号についての処理を行う前に、処理を
停止して(ステップ18a)、編集記号の認識確認画面
を表示し(ステップ18b)、実行キーが押されれば
(ステップ18c)、個別編集を実行し(ステップ18
d)、再度停止する(ステップ18e)。その後、もう
一度実行キーが押されれば(ステップ18f)、ステッ
プ18aに戻って、次の編集記号の位置で処理を停止す
る。なお、ステップ18aにおいて、認識確認を行わな
い場合には、編集記号の認識確認画面を表示せず、直ち
に個別編集を実行する(ステップ18g)。
処理モードで、かつ認識確認が“要”であれば、処理対
象となる各編集記号についての処理を行う前に、処理を
停止して(ステップ18a)、編集記号の認識確認画面
を表示し(ステップ18b)、実行キーが押されれば
(ステップ18c)、個別編集を実行し(ステップ18
d)、再度停止する(ステップ18e)。その後、もう
一度実行キーが押されれば(ステップ18f)、ステッ
プ18aに戻って、次の編集記号の位置で処理を停止す
る。なお、ステップ18aにおいて、認識確認を行わな
い場合には、編集記号の認識確認画面を表示せず、直ち
に個別編集を実行する(ステップ18g)。
【0066】上記処理において、認識確認の必要な編集
記号が連続して現れる場合には、ステップ18eで停止
の後、実行キーの押し下げにより、ステップ18bで再
び認識確認画面が現れる。この場合、ステップ18eの
画面表示内容とステップ18bの画面表示内容とは基本
的には同じであり、次の編集記号の指示が強調表現され
ているか否かの差である。
記号が連続して現れる場合には、ステップ18eで停止
の後、実行キーの押し下げにより、ステップ18bで再
び認識確認画面が現れる。この場合、ステップ18eの
画面表示内容とステップ18bの画面表示内容とは基本
的には同じであり、次の編集記号の指示が強調表現され
ているか否かの差である。
【0067】このため、図19に示すように、図18の
フローチャートのステップ18dとステップ18eとの
間にステップ18hを挿入し、このステップ18hで次
の編集記号の停止を事前に確認することにより、ステッ
プ18eの停止をすることなく、ステップ18aに戻る
ようにし、ステップ18fの実行キーの操作を省くよう
にしている。
フローチャートのステップ18dとステップ18eとの
間にステップ18hを挿入し、このステップ18hで次
の編集記号の停止を事前に確認することにより、ステッ
プ18eの停止をすることなく、ステップ18aに戻る
ようにし、ステップ18fの実行キーの操作を省くよう
にしている。
【0068】10.全体の処理について 今まで述べた機能について、全体の処理として説明した
ものが図20に示すフローチャートである。
ものが図20に示すフローチャートである。
【0069】図20のフローチャートにおいては、ま
ず、タブレット6にペン入力が行われて(ステップ20
a)、手書きイメージとその位置の指定が行われるので
あるが、ペン入力の入力領域が表示画面中のガイダンス
などの機能指定領域であれば(ステップ20b)、各機
能の処理を行う(ここでは特に説明しない)。
ず、タブレット6にペン入力が行われて(ステップ20
a)、手書きイメージとその位置の指定が行われるので
あるが、ペン入力の入力領域が表示画面中のガイダンス
などの機能指定領域であれば(ステップ20b)、各機
能の処理を行う(ここでは特に説明しない)。
【0070】また、認識領域であれば、文字認識か、記
号認識かを判定し(ステップ20c)、文字認識の場合
は、その処理を行う(ここでは特に説明しない)。記号
認識の場合は、編集モードとして、直接編集モードか間
接編集モードかを判断し(ステップ20d)、直接編集
モードの場合には、従来の個別記号編集処理(1)(ス
テップ20e)を行う。
号認識かを判定し(ステップ20c)、文字認識の場合
は、その処理を行う(ここでは特に説明しない)。記号
認識の場合は、編集モードとして、直接編集モードか間
接編集モードかを判断し(ステップ20d)、直接編集
モードの場合には、従来の個別記号編集処理(1)(ス
テップ20e)を行う。
【0071】この個別記号編集処理(1)においては、
実行前後に必要に応じて停止し、表示または音声で認識
確認を行いながら処理を行う。
実行前後に必要に応じて停止し、表示または音声で認識
確認を行いながら処理を行う。
【0072】ステップ20dにおいて、間接編集モード
の場合には、次に処理モードの判断を行い(ステップ2
0f)、ここで一括処理モードの場合には、認識確認が
“要”であるのか“否”であるのかの判定を行い(ステ
ップ20g)、この認識確認が“否”の時にはステップ
20hへ進み、“要”の時にはステップ20iへ進む。
の場合には、次に処理モードの判断を行い(ステップ2
0f)、ここで一括処理モードの場合には、認識確認が
“要”であるのか“否”であるのかの判定を行い(ステ
ップ20g)、この認識確認が“否”の時にはステップ
20hへ進み、“要”の時にはステップ20iへ進む。
【0073】ステップ20iにおいては、認識レベルが
“動作”と設定されているのか“停止”と設定されてい
るのかを調べ、“停止”と設定されているときには、ス
テップ20jに進んで、個別編集記号処理(1)を行
い、“動作”と設定されているときには、ステップ20
hに進んで、個別編集記号処理(2)を行う。
“動作”と設定されているのか“停止”と設定されてい
るのかを調べ、“停止”と設定されているときには、ス
テップ20jに進んで、個別編集記号処理(1)を行
い、“動作”と設定されているときには、ステップ20
hに進んで、個別編集記号処理(2)を行う。
【0074】このステップ20iの認識レベルにおい
て、“他に依存”と設定されている場合には、それに見
合う記号に併せて動作を行う。ステップ20fの判定に
おいて、個別処理モードのときには、認識レベルの“停
止”の時と同じく、個別編集記号処理(1)を行う。
て、“他に依存”と設定されている場合には、それに見
合う記号に併せて動作を行う。ステップ20fの判定に
おいて、個別処理モードのときには、認識レベルの“停
止”の時と同じく、個別編集記号処理(1)を行う。
【0075】ステップ20jの個別編集記号処理(1)
は、ステップ20eの個別編集記号処理(1)と同等の
内容であり、一つの編集記号、または領域指定と複合さ
れた複合編集記号について、実行前後に必要に応じ停止
し、表示または音声で認識確認を行いながら処理を行
う。
は、ステップ20eの個別編集記号処理(1)と同等の
内容であり、一つの編集記号、または領域指定と複合さ
れた複合編集記号について、実行前後に必要に応じ停止
し、表示または音声で認識確認を行いながら処理を行
う。
【0076】ステップ20hの個別記号編集処理(2)
は、編集記号格納メモリ18に格納している編集記号に
ついて、処理および表示の停止をすることなく、一括し
て処理を行う。
は、編集記号格納メモリ18に格納している編集記号に
ついて、処理および表示の停止をすることなく、一括し
て処理を行う。
【0077】そして、個別編集記号処理(1)または個
別編集記号処理(2)の後、それが最終処理か否かの確
認を行い(ステップ20k)、最終処理でない場合には
ステップ20fから再度次の編集記号の条件を確認し、
最終処理である場合には処理を終了する。なお、編集記
号の処理順は、図7の編集記号設定メニューの画面で設
定された順序で行われる。
別編集記号処理(2)の後、それが最終処理か否かの確
認を行い(ステップ20k)、最終処理でない場合には
ステップ20fから再度次の編集記号の条件を確認し、
最終処理である場合には処理を終了する。なお、編集記
号の処理順は、図7の編集記号設定メニューの画面で設
定された順序で行われる。
【0078】図21は以上に述べた処理の全体を示すブ
ロック説明図であり、この図に示すような形態で全体の
編集処理が行われる。このようにして、編集記号を複数
分累積して記憶する編集記号格納メモリ18を設け、ペ
ン入力される編集記号を確認した後、認識結果の編集記
号名と編集範囲およびその入力イメージをデータとして
編集記号格納メモリ18に蓄え、編集の経過を確認しや
すい手法にて把握しながら編集を行うことにより、途中
での編集変更が容易となり、編集記号の指示ミスや編集
記号の誤認識による操作誤りを低減させることが可能と
なる。
ロック説明図であり、この図に示すような形態で全体の
編集処理が行われる。このようにして、編集記号を複数
分累積して記憶する編集記号格納メモリ18を設け、ペ
ン入力される編集記号を確認した後、認識結果の編集記
号名と編集範囲およびその入力イメージをデータとして
編集記号格納メモリ18に蓄え、編集の経過を確認しや
すい手法にて把握しながら編集を行うことにより、途中
での編集変更が容易となり、編集記号の指示ミスや編集
記号の誤認識による操作誤りを低減させることが可能と
なる。
【0079】また、編集記号格納メモリ18に蓄えた蓄
積データの操作定義手段を持つことにより、多様な操作
性を実現させることが可能となる。
積データの操作定義手段を持つことにより、多様な操作
性を実現させることが可能となる。
【0080】
【発明の効果】この発明によれば、入力された手書きの
編集記号を文書と重畳する態様で表示するとともに、編
集の際にはその手書きの編集記号が編集位置以降の文書
配列の変更に追随して移動するようにしたので、文書の
編集箇所を容易に確認することができる。また、文書の
スクロールと同時に手書きの編集記号がスクロールされ
るようにしたので、入力履歴の確認が容易となる。
編集記号を文書と重畳する態様で表示するとともに、編
集の際にはその手書きの編集記号が編集位置以降の文書
配列の変更に追随して移動するようにしたので、文書の
編集箇所を容易に確認することができる。また、文書の
スクロールと同時に手書きの編集記号がスクロールされ
るようにしたので、入力履歴の確認が容易となる。
【図1】本願の請求項1の発明の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本願の請求項2の発明の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】本発明をタブレット入力機能付き日本語ワード
プロセッサに適用した一実施例の構成を示すブロック図
である。
プロセッサに適用した一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の実施例における機能ブロック図であ
る。
る。
【図5】編集記号格納メモリの記憶内容を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】条件フラグ領域の記憶内容を示す説明図であ
る。
る。
【図7】編集記号設定メニューの画面を示す説明図であ
る。
る。
【図8】編集記号設定の処理内容を示すフローチャート
である。
である。
【図9】認識レベル設定メニューの画面を示す説明図で
ある。
ある。
【図10】記号順設定メニューの画面を示す説明図であ
る。
る。
【図11】認識レベル設定の処理内容を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図12】記号順設定の処理内容を示す説明図である。
【図13】一括処理モードにおける入力順の処理例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】再確認手段の表現例を示す説明図である。
【図15】一括処理モードにおける記号順の処理例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図16】一括処理モードにおける表示順の処理例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図17】入力された編集記号の座標値を示す説明図で
ある。
ある。
【図18】一括処理モードにおいて認識確認が要求され
ている場合の処理内容を示すフローチャートである。
ている場合の処理内容を示すフローチャートである。
【図19】図18のフローチャートにおいて、編集記号
の停止判定処理を挿入した場合の処理内容を示すフロー
チャートである。
の停止判定処理を挿入した場合の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図20】実施例の全体の処理内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図21】実施例の処理の全体を示すブロック説明図で
ある。
ある。
【図22】従来のペン入力式の情報処理機器の機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図23】手書き入力による編集記号の例を示す説明図
である。
である。
【図24】手書き入力による編集記号の処理例を示す説
明図である。
明図である。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 キーボード 5 表示部 6 タブレット 7 タブレットペン 8 タブレット制御部 9 音声信号発生部 10,20 発音部 11 アプリケーション記憶部 12 システム管理部 13 キードライバ 14 ペンドライバ 15 ペン入力管理部 16 ディスプレイドライバ 17 手書き文字認識エンジン 18 編集記号格納メモリ 19 条件フラグ領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−135533(JP,A) 特開 平3−25577(JP,A) 特開 平5−258041(JP,A) 特開 平5−298304(JP,A) 特開 平6−289983(JP,A) 特開 平1−200468(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21
Claims (5)
- 【請求項1】 各種の文書を記憶する文書記憶手段と、 文書記憶手段に記憶された文書を画面表示する表示手段
と、 表示手段に表示された文書に対し、編集位置を指定し
て、手書きの編集記号を入力する手書き入力手段と、 あらかじめ記憶した編集記号のパターンを参照すること
により、手書き入力手段から入力された手書きの編集記
号を認識する認識手段と、手書き入力手段から入力された複数の手書き編集記号の
位置情報および 認識手段によって認識された編集記号を
記憶する編集記号記憶手段と、 編集記号記憶手段に記憶された位置情報と編集記号に基
づき文書記憶手段に記憶された文書を逐次編集する編集
手段と、 編集記号記憶手段に記憶された位置情報に基づき、手書
き入力手段から入力された手書きの編集記号を表示手段
に表示された文書と重畳する態様で表示するとともに編
集手段による編集位置以降の文書配列の変更に追随して
移動させる表示制御手段 を備えてなる手書き入力機能付
き文書処理装置。 - 【請求項2】 前記編集手段は、複数の編集記号に対応
する編集を、文頭から文末の順に実行することを特徴と
する請求項1記載の手書き入力機能付き文書処理装置。 - 【請求項3】 前記編集手段は、複数の編集記号に対応
する編集を、あらかじめ定められた編集種別毎の優先順
に実行することを特徴とする請求項1記載の手書き入力
機能付き文書処理装置。 - 【請求項4】 前記編集手段は、複数の編集記号に対応
する編集を、編集記号の入力順に実行することを特徴と
する請求項1記載の手書き入力機能付き文書処理装置。 - 【請求項5】 各種の文書を記憶する文書記憶手段と、 文書記憶手段に記憶された文書を画面表示する表示手段
と、 表示手段に表示された文書を画面スクロールすることを
指示するスクロール指示手段と、 表示手段に表示された文書に対し、編集位置を指定し
て、手書きの編集記号を 入力する手書き入力手段と、 あらかじめ記憶した編集記号のパターンを参照すること
により、手書き入力手段から入力された手書きの編集記
号を認識する認識手段と、 手書き入力手段から入力された手書き編集記号の位置情
報および認識手段によって認識された編集記号を記憶す
る編集記号記憶手段と、 編集記号記憶手段に記憶された位置情報と編集記号に基
づき文書記憶手段に記憶された文書を編集する編集手段
と、 編集記号記憶手段に記憶された位置情報に基づき、手書
き入力手段から入力された手書きの編集記号を表示手段
に表示された文書と重畳する態様で表示するとともにス
クロール指示手段に応答して文書と同時にスクロールさ
せる表示制御手段を備えてなる 手書き入力機能付き文書
処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309068A JP2937662B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 手書き入力機能付き文書処理装置 |
US08/151,864 US5448475A (en) | 1992-11-18 | 1993-11-15 | Word processing apparatus with handwriting input function |
DE69326595T DE69326595T2 (de) | 1992-11-18 | 1993-11-18 | Textverarbeitungsgerät mit einer Handschrifteingabefunktion |
EP93118588A EP0598402B1 (en) | 1992-11-18 | 1993-11-18 | Word processing apparatus with handwriting input function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309068A JP2937662B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 手書き入力機能付き文書処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06162001A JPH06162001A (ja) | 1994-06-10 |
JP2937662B2 true JP2937662B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17988501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309068A Expired - Lifetime JP2937662B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 手書き入力機能付き文書処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937662B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6317762B1 (en) | 1995-11-22 | 2001-11-13 | Fujitsu Limited | Document creating apparatus creates free format document from handwritten data converting into normalized size |
JP5606950B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2014-10-15 | シャープ株式会社 | 電子機器、手書き処理方法、および手書き処理プログラム |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4309068A patent/JP2937662B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06162001A (ja) | 1994-06-10 |
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