JPH11110119A - スケジュール入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
スケジュール入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを記録した媒体Info
- Publication number
- JPH11110119A JPH11110119A JP26445597A JP26445597A JPH11110119A JP H11110119 A JPH11110119 A JP H11110119A JP 26445597 A JP26445597 A JP 26445597A JP 26445597 A JP26445597 A JP 26445597A JP H11110119 A JPH11110119 A JP H11110119A
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- time
- input
- data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開始時点、終了時点および用件を手書き入力
の手法で容易にかつ確実に入力する。 【解決手段】 表示部2の表示面およびタブレット3の
入力面には互いに対応する時間軸が設定される。該時間
軸に沿って入力された図形の軌跡データが軌跡座標抽出
部10で取得され、ジェスチャコマンド/日付・時刻判
定部12は最も近似の基本ストロークデータをジェスチ
ャコマンドテーブル8の中から検索し、軌跡データが含
まれる日付または時刻を日付判定用テーブル9aまたは
時刻判定用テーブル9bから検索する。まず、開始時点
T1を示す基本ストロークデータが検索され、図形の入
力位置に設定された時間データが開始時点T1に確定さ
れる。次に、用件を示す基本ストロークデータが検索さ
れ、用件が確定される。最後に、入力をやめた位置に設
定された時間データが終了時点T2に確定される。
の手法で容易にかつ確実に入力する。 【解決手段】 表示部2の表示面およびタブレット3の
入力面には互いに対応する時間軸が設定される。該時間
軸に沿って入力された図形の軌跡データが軌跡座標抽出
部10で取得され、ジェスチャコマンド/日付・時刻判
定部12は最も近似の基本ストロークデータをジェスチ
ャコマンドテーブル8の中から検索し、軌跡データが含
まれる日付または時刻を日付判定用テーブル9aまたは
時刻判定用テーブル9bから検索する。まず、開始時点
T1を示す基本ストロークデータが検索され、図形の入
力位置に設定された時間データが開始時点T1に確定さ
れる。次に、用件を示す基本ストロークデータが検索さ
れ、用件が確定される。最後に、入力をやめた位置に設
定された時間データが終了時点T2に確定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジュール管理
装置に用いられ、手書き入力機能を備えたスケジュール
入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを
記録した媒体に関する。
装置に用いられ、手書き入力機能を備えたスケジュール
入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを
記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術であるスケジュール入力装置の
例が、たとえば特開平7−93419号公報に開示され
ている。該公報に開示された技術では、範囲指定された
文書データ中のスケジュールデータの各項目、たとえば
日付、時間、用件および場所などの項目に対応する文字
列を切出してスケジュールデータとして登録している。
前記文書データや範囲指定のための入力手段は、キーボ
ードで実現される。
例が、たとえば特開平7−93419号公報に開示され
ている。該公報に開示された技術では、範囲指定された
文書データ中のスケジュールデータの各項目、たとえば
日付、時間、用件および場所などの項目に対応する文字
列を切出してスケジュールデータとして登録している。
前記文書データや範囲指定のための入力手段は、キーボ
ードで実現される。
【0003】また、キーボードに代わる手書き入力手段
を備えた従来技術であるスケジュール入力装置の例が、
たとえば特開昭60−263257号公報、特開平1−
175069号公報、特開平1−175070号公報お
よび特開平7−84520号公報に開示されている。こ
れらの公報に開示された技術では、手書き入力が可能な
入力装置の入力面に時間軸を有するバーチャートやカレ
ンダを設定し、該時間軸に沿って時刻や日付を指定する
ことによって、スケジュールの開始の時刻や日付および
終了の時刻や日付を入力している。
を備えた従来技術であるスケジュール入力装置の例が、
たとえば特開昭60−263257号公報、特開平1−
175069号公報、特開平1−175070号公報お
よび特開平7−84520号公報に開示されている。こ
れらの公報に開示された技術では、手書き入力が可能な
入力装置の入力面に時間軸を有するバーチャートやカレ
ンダを設定し、該時間軸に沿って時刻や日付を指定する
ことによって、スケジュールの開始の時刻や日付および
終了の時刻や日付を入力している。
【0004】さらに、手書き入力手段を備えた従来技術
である他のスケジュール入力装置の例が、たとえば特開
平8−249287号公報に開示されている。該公報に
開示された技術では、入力面にカレンダを設定し、スケ
ジュールが登録された日付を指定することによって、ス
ケジュールデータを読出し、指定された日付を隠さない
ように重畳して表示している。
である他のスケジュール入力装置の例が、たとえば特開
平8−249287号公報に開示されている。該公報に
開示された技術では、入力面にカレンダを設定し、スケ
ジュールが登録された日付を指定することによって、ス
ケジュールデータを読出し、指定された日付を隠さない
ように重畳して表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】手書き入力機能を備え
たスケジュール入力装置では、予め設定されたバーチャ
ートやカレンダの所望の位置を指定するだけで時刻や日
付を入力できるので、キーボードを用いて数値を入力す
る手法と比べて入力操作が簡単である。しかし、従来の
装置は、時刻や日付と同様の手法で用件を入力すること
はできない。たとえば、「会議」や「電話」などの用件
は手書き入力手段とは別に設けられたキーボードから入
力される。したがって、用件の入力操作が煩雑となる。
特に、度々用いられる用件の場合、同じ入力操作を繰返
し実施しなければならず煩雑である。
たスケジュール入力装置では、予め設定されたバーチャ
ートやカレンダの所望の位置を指定するだけで時刻や日
付を入力できるので、キーボードを用いて数値を入力す
る手法と比べて入力操作が簡単である。しかし、従来の
装置は、時刻や日付と同様の手法で用件を入力すること
はできない。たとえば、「会議」や「電話」などの用件
は手書き入力手段とは別に設けられたキーボードから入
力される。したがって、用件の入力操作が煩雑となる。
特に、度々用いられる用件の場合、同じ入力操作を繰返
し実施しなければならず煩雑である。
【0006】また、従来のスケジュール入力装置では、
たとえばオペレータはまず入力面の開始時刻に対応した
位置をタッチする。これによってタッチした位置に設定
された時刻が開始時刻として入力される。次に、オペレ
ータは入力面をタッチしたまま終了時刻まで移動した
後、入力面から離反する。これによって離反した位置に
設定された時刻が終了時刻として入力される。さらに、
開始時刻から終了時刻までの間の用件がキーボードを用
いて入力される。その後、入力された開始時刻、終了時
刻および用件を確認し、間違っていなければこれらのデ
ータを確定している。このように開始時刻および終了時
刻は入力面をタッチし離反するという一連の操作によっ
て入力されるので、開始時刻と終了時刻とをともに入力
してからしか各時刻を確認できない。また、入力時刻が
間違っていた場合、一連の入力操作を再度実施するか、
またはキーボードを用いて入力し直す必要があり、修正
のための入力操作が煩雑である。
たとえばオペレータはまず入力面の開始時刻に対応した
位置をタッチする。これによってタッチした位置に設定
された時刻が開始時刻として入力される。次に、オペレ
ータは入力面をタッチしたまま終了時刻まで移動した
後、入力面から離反する。これによって離反した位置に
設定された時刻が終了時刻として入力される。さらに、
開始時刻から終了時刻までの間の用件がキーボードを用
いて入力される。その後、入力された開始時刻、終了時
刻および用件を確認し、間違っていなければこれらのデ
ータを確定している。このように開始時刻および終了時
刻は入力面をタッチし離反するという一連の操作によっ
て入力されるので、開始時刻と終了時刻とをともに入力
してからしか各時刻を確認できない。また、入力時刻が
間違っていた場合、一連の入力操作を再度実施するか、
またはキーボードを用いて入力し直す必要があり、修正
のための入力操作が煩雑である。
【0007】本発明の目的は、用件を開始時点や終了時
点などと同様の手書き入力の手法で容易にかつ確実に入
力できるスケジュール入力装置およびスケジュール入力
装置制御プログラムを記録した媒体を提供することであ
る。また、入力しながらデータを確認できるスケジュー
ル入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラム
を記録した媒体を提供することである。
点などと同様の手書き入力の手法で容易にかつ確実に入
力できるスケジュール入力装置およびスケジュール入力
装置制御プログラムを記録した媒体を提供することであ
る。また、入力しながらデータを確認できるスケジュー
ル入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラム
を記録した媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、開始時点T1
から終了時点T2までの期間に対して設定された用件を
管理する装置に用いられるスケジュール入力装置におい
て、表示手段と、前記表示手段の表示面に重畳して配置
される透光性を有する入力面を備え、図形が手書き入力
される入力手段と、前記表示面および入力面に互いに対
応する時間軸をそれぞれ設定する設定手段と、開始時点
T1および用件を設定するために、複数の図形の基本ス
トロークデータを記憶する記憶手段と、前記入力手段に
手書き入力された図形の軌跡データを取得する取得手段
と、取得された軌跡データに最も近似の基本ストローク
データを前記記憶手段から検索する検索手段と、まず、
検索された基本ストロークデータに基づいて、取得され
た軌跡データを含む時間軸上の時間データを開始時点T
1と確定し、次に、検索された基本ストロークデータに
基づいて、用件を確定し、最後に、入力手段への手書き
入力をやめたときの時間軸上の時間データを終了時点T
2と確定する確定手段とを含むことを特徴とするスケジ
ュール入力装置である。
から終了時点T2までの期間に対して設定された用件を
管理する装置に用いられるスケジュール入力装置におい
て、表示手段と、前記表示手段の表示面に重畳して配置
される透光性を有する入力面を備え、図形が手書き入力
される入力手段と、前記表示面および入力面に互いに対
応する時間軸をそれぞれ設定する設定手段と、開始時点
T1および用件を設定するために、複数の図形の基本ス
トロークデータを記憶する記憶手段と、前記入力手段に
手書き入力された図形の軌跡データを取得する取得手段
と、取得された軌跡データに最も近似の基本ストローク
データを前記記憶手段から検索する検索手段と、まず、
検索された基本ストロークデータに基づいて、取得され
た軌跡データを含む時間軸上の時間データを開始時点T
1と確定し、次に、検索された基本ストロークデータに
基づいて、用件を確定し、最後に、入力手段への手書き
入力をやめたときの時間軸上の時間データを終了時点T
2と確定する確定手段とを含むことを特徴とするスケジ
ュール入力装置である。
【0009】本発明に従えば、開始時点T1、終了時点
T2および用件の入力時において、表示面および入力面
に設定された時間軸は互いに対応しており、表示面に表
示することによって目視可能である。該時間軸に沿って
入力された図形の軌跡データが取得され、最も近似の基
本ストロークデータが記憶手段の中から検索される。ま
ず、開始時点T1を示す基本ストロークデータが検索さ
れ、図形の入力位置に設定された時間データが開始時点
T1に確定される。次に、用件を示す基本ストロークデ
ータが検索されて用件が確定される。最後に、入力手段
への手書き入力をやめた位置に設定された時間データが
終了時点T2に確定される。
T2および用件の入力時において、表示面および入力面
に設定された時間軸は互いに対応しており、表示面に表
示することによって目視可能である。該時間軸に沿って
入力された図形の軌跡データが取得され、最も近似の基
本ストロークデータが記憶手段の中から検索される。ま
ず、開始時点T1を示す基本ストロークデータが検索さ
れ、図形の入力位置に設定された時間データが開始時点
T1に確定される。次に、用件を示す基本ストロークデ
ータが検索されて用件が確定される。最後に、入力手段
への手書き入力をやめた位置に設定された時間データが
終了時点T2に確定される。
【0010】したがって、開始時点T1および終了時点
T2と同様に手書き入力によって用件を容易に入力する
ことができる。特に、度々用いられる要件の場合、入力
操作が格段に容易となる。また、各データが確定される
までは時間データや用件を入力し直すことができる。こ
のため、一度の入力操作で時点T1,T2および用件を
確実に入力できる。
T2と同様に手書き入力によって用件を容易に入力する
ことができる。特に、度々用いられる要件の場合、入力
操作が格段に容易となる。また、各データが確定される
までは時間データや用件を入力し直すことができる。こ
のため、一度の入力操作で時点T1,T2および用件を
確実に入力できる。
【0011】また本発明は、前記表示手段の表示面に
は、開始時点T1のための手書き入力位置に対する時間
軸上の時間データが表示される第1表示領域が移動可能
に設定されることを特徴とする。
は、開始時点T1のための手書き入力位置に対する時間
軸上の時間データが表示される第1表示領域が移動可能
に設定されることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、表示面に移動可能に設定
された第1表示領域には、開始時点T1のための手書き
入力位置に対する時間軸上の時間データが表示される。
時間軸に沿って入力位置が移動すると第1表示領域も移
動し、また表示される時間データも可変する。
された第1表示領域には、開始時点T1のための手書き
入力位置に対する時間軸上の時間データが表示される。
時間軸に沿って入力位置が移動すると第1表示領域も移
動し、また表示される時間データも可変する。
【0013】したがって、入力しながら開始時点T1を
確認し、所望の時刻や日付となったときに開始時点T1
を指定する図形を入力することによって、開始時点T1
を確実に入力することができる。
確認し、所望の時刻や日付となったときに開始時点T1
を指定する図形を入力することによって、開始時点T1
を確実に入力することができる。
【0014】また本発明は、開始時点T1を確定するた
めの基本ストロークデータは、設定された時間軸方向に
対して直交する方向に折返したV字形状を示すデータで
あることを特徴とする。
めの基本ストロークデータは、設定された時間軸方向に
対して直交する方向に折返したV字形状を示すデータで
あることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、入力しながら開始時点T
1を確認し、所望の時刻や日付となったときに上述のよ
うなV字形状の図形を入力することによって開始時点T
1を確実に入力することができる。
1を確認し、所望の時刻や日付となったときに上述のよ
うなV字形状の図形を入力することによって開始時点T
1を確実に入力することができる。
【0016】また本発明は、前記第1表示領域は、開始
時点T1の確定後、表示位置および表示内容が固定さ
れ、前記表示手段の表示面には、第1表示領域の位置お
よび内容の固定後、さらに、終了時点T2のための手書
き入力位置に対する時間軸上の時間データが表示される
第2表示領域が移動可能に設定されることを特徴とす
る。
時点T1の確定後、表示位置および表示内容が固定さ
れ、前記表示手段の表示面には、第1表示領域の位置お
よび内容の固定後、さらに、終了時点T2のための手書
き入力位置に対する時間軸上の時間データが表示される
第2表示領域が移動可能に設定されることを特徴とす
る。
【0017】本発明に従えば、開始時点T1が確定され
ると、第1表示領域の表示位置が時間軸上の開始時点T
1近傍に固定され、かつ当該第1表示領域には開始時点
T1の時間データが固定的に表示される。このような第
1表示領域によって確定した開始時点T1の時刻や日付
を認識することができる。さらに、表示面に移動可能に
第2表示領域が設定される。第2表示領域には、終了時
点T2のための手書き入力位置に対する時間軸上の時間
データが表示される。時間軸に沿って入力位置が移動す
ると第2表示領域も移動し、また表示される時間データ
も可変する。
ると、第1表示領域の表示位置が時間軸上の開始時点T
1近傍に固定され、かつ当該第1表示領域には開始時点
T1の時間データが固定的に表示される。このような第
1表示領域によって確定した開始時点T1の時刻や日付
を認識することができる。さらに、表示面に移動可能に
第2表示領域が設定される。第2表示領域には、終了時
点T2のための手書き入力位置に対する時間軸上の時間
データが表示される。時間軸に沿って入力位置が移動す
ると第2表示領域も移動し、また表示される時間データ
も可変する。
【0018】したがって、開始時点T1と同様に、入力
しながら終了時点T2を確認し、所望の時刻や日付とな
ったときに手書き入力をやめることによって、終了時点
T2を確実に入力することができる。
しながら終了時点T2を確認し、所望の時刻や日付とな
ったときに手書き入力をやめることによって、終了時点
T2を確実に入力することができる。
【0019】また本発明は、前記第2表示領域は、終了
時点T2の確定後、表示位置および表示内容が固定され
ることを特徴とする。
時点T2の確定後、表示位置および表示内容が固定され
ることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、終了時点T2が確定され
ると、第2表示領域の表示位置が時間軸上の終了時点T
2近傍に固定され、かつ当該第2表示領域には終了時点
T2の時間データが固定的に表示される。このような第
2表示領域によって確定した終了時点T2の時刻や日付
を認識することができる。
ると、第2表示領域の表示位置が時間軸上の終了時点T
2近傍に固定され、かつ当該第2表示領域には終了時点
T2の時間データが固定的に表示される。このような第
2表示領域によって確定した終了時点T2の時刻や日付
を認識することができる。
【0021】また本発明は、前記表示手段の表示面に
は、確定された用件が表示される第3表示領域が設定さ
れることを特徴とする。
は、確定された用件が表示される第3表示領域が設定さ
れることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、設定された第3表示領域
には、確定された用件が表示される。このような第3表
示領域によって確定した用件を認識することができる。
には、確定された用件が表示される。このような第3表
示領域によって確定した用件を認識することができる。
【0023】また本発明は、前記第3表示領域は、前記
開始時点T1から終了時点T2までの期間で日付が異な
るとき、各日毎に設定されることを特徴とする。
開始時点T1から終了時点T2までの期間で日付が異な
るとき、各日毎に設定されることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、開始時点T1から終了時
点T2までの期間で日付が異なるときには、各日毎に用
件が表示されるので、各日の用件を確実に認識すること
ができる。
点T2までの期間で日付が異なるときには、各日毎に用
件が表示されるので、各日の用件を確実に認識すること
ができる。
【0025】また本発明は、前記第3表示領域は、前記
開始時点T1から終了時点T2までの期間が同一日であ
るとき、時間軸上の時点T1,T2のほぼ真ん中近傍に
設定されることを特徴とする。
開始時点T1から終了時点T2までの期間が同一日であ
るとき、時間軸上の時点T1,T2のほぼ真ん中近傍に
設定されることを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、開始時点T1から終了時
点T2までの期間で日付が同一であるときには、時間軸
上の開始時点T1と終了時点T2とのほぼ真ん中近傍に
用件が表示されるので、該期間の用件を確実に認識する
ことができる。
点T2までの期間で日付が同一であるときには、時間軸
上の開始時点T1と終了時点T2とのほぼ真ん中近傍に
用件が表示されるので、該期間の用件を確実に認識する
ことができる。
【0027】また本発明は、前記表示手段の表示面に
は、設定された第3表示領域近傍に、確定された用件に
関連する補足データが表示される第4表示領域が設定さ
れることを特徴とする。
は、設定された第3表示領域近傍に、確定された用件に
関連する補足データが表示される第4表示領域が設定さ
れることを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、表示された用件の近傍
に、該用件に関連する補足データが表示される。したが
って、用件の補足内容をも認識することができる。
に、該用件に関連する補足データが表示される。したが
って、用件の補足内容をも認識することができる。
【0029】また本発明は、開始時点T1から終了時点
T2までの期間に対して設定された用件を管理する装置
に用いられるスケジュール入力装置の動作をコンピュー
タによって制御するためのプログラムを記録した媒体で
あって、該制御プログラムは、コンピュータによって、
表示手段の表示面と、図形が入力される入力手段の入力
面であって、表示面に重畳して配置される透光性を有す
る入力面とに互いに対応する時間軸をそれぞれ設定さ
せ、前記入力手段から手書き入力された図形の軌跡デー
タを取得させ、取得した軌跡データに最も近似の基本ス
トロークデータを複数の図形の基本ストロークデータを
記憶した記憶手段から検索させ、まず、検索された基本
ストロークデータに基づいて、取得された軌跡データを
含む時間軸上の時間データを開始時点T1と確定させ、
次に、検索された基本ストロークデータに基づいて、用
件を確定させ、最後に、入力手段への手書き入力をやめ
たときの時間軸上の時間データを終了時点T2と確定さ
せることを特徴とするスケジュール入力装置制御プログ
ラムを記録した媒体である。
T2までの期間に対して設定された用件を管理する装置
に用いられるスケジュール入力装置の動作をコンピュー
タによって制御するためのプログラムを記録した媒体で
あって、該制御プログラムは、コンピュータによって、
表示手段の表示面と、図形が入力される入力手段の入力
面であって、表示面に重畳して配置される透光性を有す
る入力面とに互いに対応する時間軸をそれぞれ設定さ
せ、前記入力手段から手書き入力された図形の軌跡デー
タを取得させ、取得した軌跡データに最も近似の基本ス
トロークデータを複数の図形の基本ストロークデータを
記憶した記憶手段から検索させ、まず、検索された基本
ストロークデータに基づいて、取得された軌跡データを
含む時間軸上の時間データを開始時点T1と確定させ、
次に、検索された基本ストロークデータに基づいて、用
件を確定させ、最後に、入力手段への手書き入力をやめ
たときの時間軸上の時間データを終了時点T2と確定さ
せることを特徴とするスケジュール入力装置制御プログ
ラムを記録した媒体である。
【0030】本発明に従えば、このような記録媒体を用
いてコンピュータを制御することによって、該コンピュ
ータによってスケジュール入力装置を制御して上述した
ように動作させることができる。
いてコンピュータを制御することによって、該コンピュ
ータによってスケジュール入力装置を制御して上述した
ように動作させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
るスケジュール入力装置1の電気的構成を示すブロック
図である。スケジュール入力装置1は、開始時点T1か
ら終了時点T2までの期間に対して設定された用件を管
理する装置に用いられ、時点T1,T2および用件のス
ケジュールデータを入力する装置である。
るスケジュール入力装置1の電気的構成を示すブロック
図である。スケジュール入力装置1は、開始時点T1か
ら終了時点T2までの期間に対して設定された用件を管
理する装置に用いられ、時点T1,T2および用件のス
ケジュールデータを入力する装置である。
【0032】液晶表示装置などで実現される表示部2の
互いに直交するXY座標が設定された表示面には、コー
ドデータによる文字や図形、ストロークデータによる文
字や図形およびカレンダやバーチャートなど、各種デー
タが表示される。表示面には、タブレット3の透光性を
有し、互いに直交するXY座標が設定された入力面が重
畳して配置される。入力面は透光性を有するので、該入
力面を介して表示面に表示されたデータが目視可能であ
る。タブレット3は、たとえば抵抗膜式、電磁誘導式ま
たは静電誘導式のものが用いられ、その入力面に入力ペ
ン4を用いて文字や図形が手書き入力可能であり、入力
ペン4で指示された座標点を表すアナログ座標信号を出
力する。スケジュールデータを入力するために、表示面
および入力面には互いに対応する時間軸がそれぞれ設定
される。表示面に該時間軸を表示することによって、入
力面を介して目視可能とされる。
互いに直交するXY座標が設定された表示面には、コー
ドデータによる文字や図形、ストロークデータによる文
字や図形およびカレンダやバーチャートなど、各種デー
タが表示される。表示面には、タブレット3の透光性を
有し、互いに直交するXY座標が設定された入力面が重
畳して配置される。入力面は透光性を有するので、該入
力面を介して表示面に表示されたデータが目視可能であ
る。タブレット3は、たとえば抵抗膜式、電磁誘導式ま
たは静電誘導式のものが用いられ、その入力面に入力ペ
ン4を用いて文字や図形が手書き入力可能であり、入力
ペン4で指示された座標点を表すアナログ座標信号を出
力する。スケジュールデータを入力するために、表示面
および入力面には互いに対応する時間軸がそれぞれ設定
される。表示面に該時間軸を表示することによって、入
力面を介して目視可能とされる。
【0033】スケジュールデータの入力に関し、スケジ
ュール編集部5、スケジュールメモリ6、ビットマップ
メモリ7、ジェスチャコマンドテーブル8、日付判定用
テーブル9a、時刻判定用テーブル9b、軌跡座標抽出
部10、軌跡描画部11およびジェスチャコマンド/日
付・時間判定部12が設けられる。
ュール編集部5、スケジュールメモリ6、ビットマップ
メモリ7、ジェスチャコマンドテーブル8、日付判定用
テーブル9a、時刻判定用テーブル9b、軌跡座標抽出
部10、軌跡描画部11およびジェスチャコマンド/日
付・時間判定部12が設けられる。
【0034】ジェスチャコマンドテーブル8には、図2
に示されるように、複数の図形の基本ストロークデータ
24とそれぞれに対するジェスチャコマンド25とが予
め設定されている。たとえば、第1番目に示した比較的
なだらかなV字形状の基本ストロークデータ24に対し
て「会議」というジェスチャコマンド25が設定され、
第2番目に示した一点鎖線形状の基本ストロークデータ
24に対して「打合せ」というジェスチャコマンド25
が設定され、第3番目に示した山型形状の基本ストロー
クデータ24に対して「電話」というジェスチャコマン
ド25が設定され、第4番目に示した波型形状の基本ス
トロークデータ24に対して「出張」というジェスチャ
コマンド25が設定され、第5番目に示した比較的急峻
な折返しのV字形状の基本ストロークデータ24に対し
て「開始時刻確定」というジェスチャコマンド25が設
定されている。
に示されるように、複数の図形の基本ストロークデータ
24とそれぞれに対するジェスチャコマンド25とが予
め設定されている。たとえば、第1番目に示した比較的
なだらかなV字形状の基本ストロークデータ24に対し
て「会議」というジェスチャコマンド25が設定され、
第2番目に示した一点鎖線形状の基本ストロークデータ
24に対して「打合せ」というジェスチャコマンド25
が設定され、第3番目に示した山型形状の基本ストロー
クデータ24に対して「電話」というジェスチャコマン
ド25が設定され、第4番目に示した波型形状の基本ス
トロークデータ24に対して「出張」というジェスチャ
コマンド25が設定され、第5番目に示した比較的急峻
な折返しのV字形状の基本ストロークデータ24に対し
て「開始時刻確定」というジェスチャコマンド25が設
定されている。
【0035】日付判定用テーブル9aには、図3(A)
に示されるように、複数の日付26とそれに対応する座
標、たとえばY座標27とが予め設定されている。Y座
標27は表示面および入力面にそれぞれ設定される時間
軸上の値である。時間判定用テーブル9bには、図3
(B)に示されるように、複数の時刻28とそれに対応
する座標、たとえばX座標29とが予め設定されてい
る。X座標29は表示面および入力面にそれぞれ設定さ
れる時間軸上の値である。
に示されるように、複数の日付26とそれに対応する座
標、たとえばY座標27とが予め設定されている。Y座
標27は表示面および入力面にそれぞれ設定される時間
軸上の値である。時間判定用テーブル9bには、図3
(B)に示されるように、複数の時刻28とそれに対応
する座標、たとえばX座標29とが予め設定されてい
る。X座標29は表示面および入力面にそれぞれ設定さ
れる時間軸上の値である。
【0036】軌跡座標抽出部10にはタブレット3から
のアナログ座標信号が与えられ、該信号を入力図形の軌
跡として線画で描画するための軌跡データに変換して、
軌跡描画部11に与える。軌跡描画部11は、与えられ
た軌跡データをビットマップメモリ7のデータに展開す
る。ビットマップメモリ7は展開された軌跡データを一
時的に保持して、表示部2に与える。したがって、表示
部2には手書き入力された図形の軌跡が線画として表示
される。同様にして、手書き入力された文字も表示可能
である。
のアナログ座標信号が与えられ、該信号を入力図形の軌
跡として線画で描画するための軌跡データに変換して、
軌跡描画部11に与える。軌跡描画部11は、与えられ
た軌跡データをビットマップメモリ7のデータに展開す
る。ビットマップメモリ7は展開された軌跡データを一
時的に保持して、表示部2に与える。したがって、表示
部2には手書き入力された図形の軌跡が線画として表示
される。同様にして、手書き入力された文字も表示可能
である。
【0037】軌跡座標抽出部10からの軌跡データは、
ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12にも与えら
れる。ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12はジ
ェスチャコマンドの判定をするために、与えられた軌跡
データと最も近似の基本ストロークデータ24をジェス
チャコマンドテーブル8から検索する。そして、検索さ
れた基本ストロークデータ24に対応するジェスチャコ
マンド25を取得し、スケジュール編集部5に与える。
また、日付を判定するために、軌跡データ中の座標に一
致する座標27を日付判定用テーブル9aから検索す
る。そして、検索された座標27に対応する日付26を
取得し、スケジュール編集部5に与える。または、日付
に代わって時刻を判定するために、軌跡データ中の座標
に一致する座標29を時刻判定用テーブル9bから検索
する。そして、検索された座標29に対応する時刻28
を取得し、スケジュール編集部5に与える。
ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12にも与えら
れる。ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12はジ
ェスチャコマンドの判定をするために、与えられた軌跡
データと最も近似の基本ストロークデータ24をジェス
チャコマンドテーブル8から検索する。そして、検索さ
れた基本ストロークデータ24に対応するジェスチャコ
マンド25を取得し、スケジュール編集部5に与える。
また、日付を判定するために、軌跡データ中の座標に一
致する座標27を日付判定用テーブル9aから検索す
る。そして、検索された座標27に対応する日付26を
取得し、スケジュール編集部5に与える。または、日付
に代わって時刻を判定するために、軌跡データ中の座標
に一致する座標29を時刻判定用テーブル9bから検索
する。そして、検索された座標29に対応する時刻28
を取得し、スケジュール編集部5に与える。
【0038】スケジュール編集部5は、与えられたジェ
スチャコマンド25と日付26または時刻28とを、互
いに対応する1件のスケジュールデータとして確定し、
スケジュールメモリ6に与える。スケジュールメモリ6
は、与えられたスケジュールデータを日付21、開始/
終了時刻22および内容・補足内容23の項目にそれぞ
れ区分して記憶する。具体的には、ジェスチャコマンド
25で指定される用件などが内容・補足内容23とさ
れ、日付26が日付21とされ、時刻28が開始/終了
時刻22とされて記憶される。このようにして登録され
たスケジュールデータは、ビットマップメモリ7に与え
られ、表示部2に表示可能に構成される。
スチャコマンド25と日付26または時刻28とを、互
いに対応する1件のスケジュールデータとして確定し、
スケジュールメモリ6に与える。スケジュールメモリ6
は、与えられたスケジュールデータを日付21、開始/
終了時刻22および内容・補足内容23の項目にそれぞ
れ区分して記憶する。具体的には、ジェスチャコマンド
25で指定される用件などが内容・補足内容23とさ
れ、日付26が日付21とされ、時刻28が開始/終了
時刻22とされて記憶される。このようにして登録され
たスケジュールデータは、ビットマップメモリ7に与え
られ、表示部2に表示可能に構成される。
【0039】また、スケジュール編集部5にはキーボー
ド13から入力されたコマンドが与えられる。これによ
ってスケジュール入力装置1は、タブレット3からのみ
ならずキーボード13からもスケジュールデータを入力
することが可能である。また、キーボード13からの入
力に基づいて登録されたスケジュールデータの編集も可
能である。外部記憶部14は、たとえばフロッピディス
ク(FD)やコンパクトディスク(CD)−ROMなど
で実現され、登録されたスケジュールデータなどが記憶
される。また、スケジュール入力装置1は、通信部15
を介して、たとえばLAN(ローカルエリアネットワー
ク)などの通信端末と接続される。
ド13から入力されたコマンドが与えられる。これによ
ってスケジュール入力装置1は、タブレット3からのみ
ならずキーボード13からもスケジュールデータを入力
することが可能である。また、キーボード13からの入
力に基づいて登録されたスケジュールデータの編集も可
能である。外部記憶部14は、たとえばフロッピディス
ク(FD)やコンパクトディスク(CD)−ROMなど
で実現され、登録されたスケジュールデータなどが記憶
される。また、スケジュール入力装置1は、通信部15
を介して、たとえばLAN(ローカルエリアネットワー
ク)などの通信端末と接続される。
【0040】記録媒体17は、たとえばFDやCD−R
OMなどで実現され、スケジュール入力装置1のソース
プログラム、中間プログラムおよび実行形式プログラム
などの動作プログラムが記憶される。記録媒体17に記
憶されたプログラムを所定の読出し装置を用いて読出
し、RAM(ランダムアクセスメモリ)16に記憶す
る。たとえばCPU(中央演算処理装置)で実現される
スケジュール編集部5は、RAM16からプログラムを
読出して、装置全体の動作を制御する。記録媒体17に
記憶されたプログラムを通信部15を介して入力し、R
AM16に記憶するようにしても構わない。
OMなどで実現され、スケジュール入力装置1のソース
プログラム、中間プログラムおよび実行形式プログラム
などの動作プログラムが記憶される。記録媒体17に記
憶されたプログラムを所定の読出し装置を用いて読出
し、RAM(ランダムアクセスメモリ)16に記憶す
る。たとえばCPU(中央演算処理装置)で実現される
スケジュール編集部5は、RAM16からプログラムを
読出して、装置全体の動作を制御する。記録媒体17に
記憶されたプログラムを通信部15を介して入力し、R
AM16に記憶するようにしても構わない。
【0041】図4は、スケジュールデータの手書き入力
動作を説明するためのフローチャートである。図5およ
び図6は、スケジュールデータの手書き入力時の操作を
段階的に示す図である。スケジュールデータの手書き入
力時において、まず、図5(A)に示されるような表示
面31が表示される。表示面31の上には入力面32が
重畳されている。表示面31には、表示面31および入
力面32に互いに対応付けて設定された時間軸33に基
づくバーチャートが表示される。図示される時間軸33
は、1日の時刻を示すものである。
動作を説明するためのフローチャートである。図5およ
び図6は、スケジュールデータの手書き入力時の操作を
段階的に示す図である。スケジュールデータの手書き入
力時において、まず、図5(A)に示されるような表示
面31が表示される。表示面31の上には入力面32が
重畳されている。表示面31には、表示面31および入
力面32に互いに対応付けて設定された時間軸33に基
づくバーチャートが表示される。図示される時間軸33
は、1日の時刻を示すものである。
【0042】ステップa1では、入力面32に対して入
力ペン4で指示したときにタブレット3から出力される
座標データが取出される。ステップa2で座標データが
あるときにはステップa3に進み、手書き入力図形の軌
跡を示す線画の描画処理を実施する。すなわち、軌跡座
標抽出部10がタブレット3からのアナログ座標信号を
軌跡データに変換し、軌跡描画部11が該軌跡データを
展開してビットマップメモリ7を介して表示部2に与え
る。これによって、図5(B)〜図5(D)、図6
(A)および図6(B)に示されるような線画36が描
画される。また、開始時刻T1aが確定済みでないと
き、スケジュール編集部5は記録媒体17に記憶された
動作プログラムに従って、表示面31に第1表示領域3
4を設定する。第1表示領域34は移動可能に設定さ
れ、該領域34にはスケジュールの開始時刻T1aのた
めの手書き入力位置に対する時間軸33上の時刻が表示
される。次にステップa4では、開始時刻T1aが確定
済みかどうかを判断する。確定済みのときにはステップ
a10に進み、未確定のときにはステップa5に進む。
力ペン4で指示したときにタブレット3から出力される
座標データが取出される。ステップa2で座標データが
あるときにはステップa3に進み、手書き入力図形の軌
跡を示す線画の描画処理を実施する。すなわち、軌跡座
標抽出部10がタブレット3からのアナログ座標信号を
軌跡データに変換し、軌跡描画部11が該軌跡データを
展開してビットマップメモリ7を介して表示部2に与え
る。これによって、図5(B)〜図5(D)、図6
(A)および図6(B)に示されるような線画36が描
画される。また、開始時刻T1aが確定済みでないと
き、スケジュール編集部5は記録媒体17に記憶された
動作プログラムに従って、表示面31に第1表示領域3
4を設定する。第1表示領域34は移動可能に設定さ
れ、該領域34にはスケジュールの開始時刻T1aのた
めの手書き入力位置に対する時間軸33上の時刻が表示
される。次にステップa4では、開始時刻T1aが確定
済みかどうかを判断する。確定済みのときにはステップ
a10に進み、未確定のときにはステップa5に進む。
【0043】ステップa5では、手書き入力された図形
の軌跡データが軌跡座標抽出部10によって取得され
る。次にステップa6では、ジェスチャコマンド/日付
・時刻判定部12がジェスチャコマンドを判定するため
に、軌跡座標抽出部10からの軌跡データをジェスチャ
コマンドテーブル8の基本ストロークデータ24から検
索し、最も近似の基本ストロークデータ24があるかど
うかを判断する。すなわち、手書き入力された図形の軌
跡データが開始時刻確定のジェスチャコマンド25と認
識できたかどうかを判断する。認識できたときにはステ
ップa9に進み、認識できないときにはステップa7に
進む。
の軌跡データが軌跡座標抽出部10によって取得され
る。次にステップa6では、ジェスチャコマンド/日付
・時刻判定部12がジェスチャコマンドを判定するため
に、軌跡座標抽出部10からの軌跡データをジェスチャ
コマンドテーブル8の基本ストロークデータ24から検
索し、最も近似の基本ストロークデータ24があるかど
うかを判断する。すなわち、手書き入力された図形の軌
跡データが開始時刻確定のジェスチャコマンド25と認
識できたかどうかを判断する。認識できたときにはステ
ップa9に進み、認識できないときにはステップa7に
進む。
【0044】ステップa7では、ジェスチャコマンド/
日付・時刻判定部12が時刻を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テー
ブル9bから検索する。そして、検索された座標29に
対応する時刻28を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップa8に進み、第1表示領域34
に表示していた時刻を消去し、取得した時刻28を第1
表示領域34に表示する。また、第1表示領域34を時
間軸上の取得した時刻28の近傍に移動する。これによ
って、たとえば9時10分を指定したときには図5
(B)のように、第1表示領域34には9時10分と表
示され、該領域34は時間軸33の9時10分近傍に配
置されるのに対して、9時10分から9時30分まで時
間軸33に平行に入力面32にタッチしたまま指示位置
を移動し、9時30分を指定したときには図5(C)の
ように、第1表示領域34には9時30分と表示され、
該領域34は時間軸33の9時30分近傍に移動する。
移動の間、第1表示領域34は連続的に移動し、また表
示される時刻も連続的に変化する。ステップa8の動作
が終了すると、ステップa2に戻る。
日付・時刻判定部12が時刻を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テー
ブル9bから検索する。そして、検索された座標29に
対応する時刻28を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップa8に進み、第1表示領域34
に表示していた時刻を消去し、取得した時刻28を第1
表示領域34に表示する。また、第1表示領域34を時
間軸上の取得した時刻28の近傍に移動する。これによ
って、たとえば9時10分を指定したときには図5
(B)のように、第1表示領域34には9時10分と表
示され、該領域34は時間軸33の9時10分近傍に配
置されるのに対して、9時10分から9時30分まで時
間軸33に平行に入力面32にタッチしたまま指示位置
を移動し、9時30分を指定したときには図5(C)の
ように、第1表示領域34には9時30分と表示され、
該領域34は時間軸33の9時30分近傍に移動する。
移動の間、第1表示領域34は連続的に移動し、また表
示される時刻も連続的に変化する。ステップa8の動作
が終了すると、ステップa2に戻る。
【0045】手書き入力された図形が図5(D)のよう
に開始時刻確定のジェスチャコマンド25を表す図形で
あると認識できたときのステップa9では、ジェスチャ
コマンド/日付・時刻判定部12は開始時刻確定のジェ
スチャコマンド25および開始時刻T1aをスケジュー
ル編集部5に与え、スケジュール編集部5は開始時刻T
1aを確定する。また、第1表示領域34の設定位置お
よび表示時刻を固定する。このような第1表示領域34
によって、データを入力しながら開始時刻T1aを確認
し、所望の時刻となったときに開始時刻T1aを指定す
る時間軸33の方向に対して直交する方向に折返した比
較的急峻なV字形状の図形を入力することによって、開
始時刻T1aを確実に入力することができる。ステップ
a9の動作が終了すると、ステップa2に戻る。
に開始時刻確定のジェスチャコマンド25を表す図形で
あると認識できたときのステップa9では、ジェスチャ
コマンド/日付・時刻判定部12は開始時刻確定のジェ
スチャコマンド25および開始時刻T1aをスケジュー
ル編集部5に与え、スケジュール編集部5は開始時刻T
1aを確定する。また、第1表示領域34の設定位置お
よび表示時刻を固定する。このような第1表示領域34
によって、データを入力しながら開始時刻T1aを確認
し、所望の時刻となったときに開始時刻T1aを指定す
る時間軸33の方向に対して直交する方向に折返した比
較的急峻なV字形状の図形を入力することによって、開
始時刻T1aを確実に入力することができる。ステップ
a9の動作が終了すると、ステップa2に戻る。
【0046】開始時刻T1aが確定したステップa10
では、入力面32から入力ペン4が離反されたペンアッ
プ状態となったかどうかが判断される。ペンアップ状態
のときにはステップa13に進み、ペンアップ状態では
ないときにはステップa11に進む。
では、入力面32から入力ペン4が離反されたペンアッ
プ状態となったかどうかが判断される。ペンアップ状態
のときにはステップa13に進み、ペンアップ状態では
ないときにはステップa11に進む。
【0047】ステップa11では、さらに手書き入力が
継続されているときであり、前記ステップa7と同様
に、軌跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定
用テーブル9bから検索し、対応する時刻28を取得し
て、スケジュール編集部5に与える。また、スケジュー
ル編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プログラ
ムに従って、表示面31に第1表示領域34に加えて第
2表示領域35を設定する。第2表示領域35は、第1
表示領域34と同様に移動可能に設定され、該領域35
にはスケジュールの終了時刻T2aのための手書き入力
位置に対する時間軸33上の時刻が表示される。
継続されているときであり、前記ステップa7と同様
に、軌跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定
用テーブル9bから検索し、対応する時刻28を取得し
て、スケジュール編集部5に与える。また、スケジュー
ル編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プログラ
ムに従って、表示面31に第1表示領域34に加えて第
2表示領域35を設定する。第2表示領域35は、第1
表示領域34と同様に移動可能に設定され、該領域35
にはスケジュールの終了時刻T2aのための手書き入力
位置に対する時間軸33上の時刻が表示される。
【0048】次にステップa12に進み、取得した時刻
28を第2表示領域35に表示する。第2表示領域35
に表示していた時刻があるときには時刻を更新して表示
し、また第2表示領域35を時間軸33上の取得した時
刻28の近傍に移動する。これによって、たとえば10
時20分を指定したときには図6(A)のように、第2
表示領域35には10時20分と表示され、該領域35
は時間軸33の10時20分近傍に配置されるのに対し
て、10時20分から10時30分まで時間軸33に平
行に入力面32にタッチしたまま指示位置を移動し、1
0時30分を指定したときには図6(B)のように、第
2表示領域35には10時30分と表示され、該領域3
5は時間軸33の10時30分近傍に移動する。移動の
間、第2表示領域35は連続的に移動し、また表示され
る時刻も連続的に変化する。ステップa12の動作が終
了すると、ステップa2に戻る。
28を第2表示領域35に表示する。第2表示領域35
に表示していた時刻があるときには時刻を更新して表示
し、また第2表示領域35を時間軸33上の取得した時
刻28の近傍に移動する。これによって、たとえば10
時20分を指定したときには図6(A)のように、第2
表示領域35には10時20分と表示され、該領域35
は時間軸33の10時20分近傍に配置されるのに対し
て、10時20分から10時30分まで時間軸33に平
行に入力面32にタッチしたまま指示位置を移動し、1
0時30分を指定したときには図6(B)のように、第
2表示領域35には10時30分と表示され、該領域3
5は時間軸33の10時30分近傍に移動する。移動の
間、第2表示領域35は連続的に移動し、また表示され
る時刻も連続的に変化する。ステップa12の動作が終
了すると、ステップa2に戻る。
【0049】ステップa13では、開始時刻T1a確定
後、さらに手書き入力された図形の軌跡データが軌跡座
標抽出部10によって取得される。次にステップa14
では、前記ステップa6と同様に、ジェスチャコマンド
/日付・時刻判定部12がジェスチャコマンドを判定す
るために、軌跡座標抽出部10からの軌跡データをジェ
スチャコマンドテーブル8の基本ストロークデータ24
から検索し、最も近似の基本ストロークデータ24があ
るかどうかを判断する。すなわち、手書き入力された図
形の軌跡データが、たとえば「会議」の確定のジェスチ
ャコマンド25と認識できたかどうかを判断する。認識
できたときにはステップa15に進み、認識できないと
きにはステップa17に進む。
後、さらに手書き入力された図形の軌跡データが軌跡座
標抽出部10によって取得される。次にステップa14
では、前記ステップa6と同様に、ジェスチャコマンド
/日付・時刻判定部12がジェスチャコマンドを判定す
るために、軌跡座標抽出部10からの軌跡データをジェ
スチャコマンドテーブル8の基本ストロークデータ24
から検索し、最も近似の基本ストロークデータ24があ
るかどうかを判断する。すなわち、手書き入力された図
形の軌跡データが、たとえば「会議」の確定のジェスチ
ャコマンド25と認識できたかどうかを判断する。認識
できたときにはステップa15に進み、認識できないと
きにはステップa17に進む。
【0050】手書き入力された図形が図6(B)のよう
に「会議」の確定のジェスチャコマンド25を表す図形
であると認識できたときのステップa15では、ジェス
チャコマンド/日付・時刻判定部12は「会議」確定の
ジェスチャコマンド25をスケジュール編集部5に与え
る。また、ペンアップのときの時間軸33上の時刻を終
了時刻T2aとしてスケジュール編集部5に与える。ス
ケジュール編集部5は、終了時刻T2aおよび「会議」
という用件を確定する。また、第2表示領域35の設定
位置および表示時刻を固定する。さらに、手書き入力さ
れた図形の軌跡を表す線画36を消去する。次に、ステ
ップa16に進み、スケジュール編集部5は確定した開
始時刻T1a、終了時刻T2aおよび「会議」という用
件を1件のスケジュールデータとしてスケジュールメモ
リ6に与える。また、図6(C)に示されるような時間
帯線37を表示する。時間帯線37は、開始時刻T1a
から終了時刻T2aまでをつなぐ時間軸33に平行な直
線である。このとき、第1表示領域34および第2表示
領域35の表示は保持される。このようにして入力動作
を終了する。第2表示領域35によって、データを入力
しながら終了時刻T2aを確認し、所望の時刻となった
ときに終了時刻T2aを指定する上述のようなペンアッ
プ操作を実施することによって、終了時刻T2aを確実
に入力することができる。
に「会議」の確定のジェスチャコマンド25を表す図形
であると認識できたときのステップa15では、ジェス
チャコマンド/日付・時刻判定部12は「会議」確定の
ジェスチャコマンド25をスケジュール編集部5に与え
る。また、ペンアップのときの時間軸33上の時刻を終
了時刻T2aとしてスケジュール編集部5に与える。ス
ケジュール編集部5は、終了時刻T2aおよび「会議」
という用件を確定する。また、第2表示領域35の設定
位置および表示時刻を固定する。さらに、手書き入力さ
れた図形の軌跡を表す線画36を消去する。次に、ステ
ップa16に進み、スケジュール編集部5は確定した開
始時刻T1a、終了時刻T2aおよび「会議」という用
件を1件のスケジュールデータとしてスケジュールメモ
リ6に与える。また、図6(C)に示されるような時間
帯線37を表示する。時間帯線37は、開始時刻T1a
から終了時刻T2aまでをつなぐ時間軸33に平行な直
線である。このとき、第1表示領域34および第2表示
領域35の表示は保持される。このようにして入力動作
を終了する。第2表示領域35によって、データを入力
しながら終了時刻T2aを確認し、所望の時刻となった
ときに終了時刻T2aを指定する上述のようなペンアッ
プ操作を実施することによって、終了時刻T2aを確実
に入力することができる。
【0051】手書き入力された図形が予め設定されたジ
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップa17では、スケジュール編集部5は、
開始時刻T1aの確定を取消し、終了時刻T2aの確定
を拒否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線
画36を消去する。そしてステップa2に戻る。
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップa17では、スケジュール編集部5は、
開始時刻T1aの確定を取消し、終了時刻T2aの確定
を拒否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線
画36を消去する。そしてステップa2に戻る。
【0052】このように、開始時刻T1aおよび終了時
刻T2aと同様に手書き入力によって用件を容易に入力
することができる。特に、度々用いられる要件の場合、
入力操作が格段に容易となる。また、各データが確定さ
れるまでは時刻や用件を入力し直すことができるので、
一度の入力操作で時刻T1a,T2aおよび用件を確実
に入力できる。
刻T2aと同様に手書き入力によって用件を容易に入力
することができる。特に、度々用いられる要件の場合、
入力操作が格段に容易となる。また、各データが確定さ
れるまでは時刻や用件を入力し直すことができるので、
一度の入力操作で時刻T1a,T2aおよび用件を確実
に入力できる。
【0053】図7は、スケジュールデータの他の手書き
入力動作を説明するためのフローチャートである。図8
は、スケジュールデータの手書き入力時の操作を段階的
に示す図である。スケジュールデータの手書き入力時に
おいて、まず、図8(A)に示されるような表示面41
が表示される。表示面41の上には入力面42が重畳さ
れている。表示面41には、表示面41および入力面4
2に互いに対応付けて設定された時間軸43に基づくカ
レンダが表示される。図示される時間軸43は、日付を
示すものである。
入力動作を説明するためのフローチャートである。図8
は、スケジュールデータの手書き入力時の操作を段階的
に示す図である。スケジュールデータの手書き入力時に
おいて、まず、図8(A)に示されるような表示面41
が表示される。表示面41の上には入力面42が重畳さ
れている。表示面41には、表示面41および入力面4
2に互いに対応付けて設定された時間軸43に基づくカ
レンダが表示される。図示される時間軸43は、日付を
示すものである。
【0054】ステップb1では、タブレット3から出力
される座標データが取出される。ステップb2で座標デ
ータがあるときにはステップb3に進み、前記ステップ
a3と同様にして手書き入力図形の軌跡を示す線画の描
画処理を実施する。これによって、図8(B)〜図8
(D)に示されるような線画45が描画される。次にス
テップb4では、入力面42に入力ペン4がタッチされ
たペンダウン状態となったかどうかが判断される。ペン
ダウン状態のときにはステップb5に進み、ペンダウン
状態ではないときにはステップb7に進む。
される座標データが取出される。ステップb2で座標デ
ータがあるときにはステップb3に進み、前記ステップ
a3と同様にして手書き入力図形の軌跡を示す線画の描
画処理を実施する。これによって、図8(B)〜図8
(D)に示されるような線画45が描画される。次にス
テップb4では、入力面42に入力ペン4がタッチされ
たペンダウン状態となったかどうかが判断される。ペン
ダウン状態のときにはステップb5に進み、ペンダウン
状態ではないときにはステップb7に進む。
【0055】ステップb5では、ジェスチャコマンド/
日付・時刻判定部12が日付を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標27を日付判定用テー
ブル9aから検索する。そして、検索された座標27に
対応する日付26を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップb6に進み、スケジュール編集
部5は取得した日付を開始日付T1bとして記憶する。
ステップb6の動作が終了すると、ステップb2に戻
る。ステップb7では、入力面42から入力ペン4が離
反されたペンアップ状態となったかどうかが判断され
る。ペンアップ状態のときにはステップb10に進み、
ペンアップ状態ではないときにはステップb8に進む。
日付・時刻判定部12が日付を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標27を日付判定用テー
ブル9aから検索する。そして、検索された座標27に
対応する日付26を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップb6に進み、スケジュール編集
部5は取得した日付を開始日付T1bとして記憶する。
ステップb6の動作が終了すると、ステップb2に戻
る。ステップb7では、入力面42から入力ペン4が離
反されたペンアップ状態となったかどうかが判断され
る。ペンアップ状態のときにはステップb10に進み、
ペンアップ状態ではないときにはステップb8に進む。
【0056】ステップb8では、さらに手書き入力が継
続されているときであり、前記ステップb5と同様に、
軌跡データ中の座標に一致する座標27を日付判定用テ
ーブル9aから検索し、対応する日付26を取得して、
スケジュール編集部5に与える。次にステップb9に進
み、スケジュール編集部5は取得した日付を終了日付T
2bとして記憶する。ここで、今回取得した日付は更新
して記憶される。ステップb9の動作が終了すると、ス
テップb2に戻る。
続されているときであり、前記ステップb5と同様に、
軌跡データ中の座標に一致する座標27を日付判定用テ
ーブル9aから検索し、対応する日付26を取得して、
スケジュール編集部5に与える。次にステップb9に進
み、スケジュール編集部5は取得した日付を終了日付T
2bとして記憶する。ここで、今回取得した日付は更新
して記憶される。ステップb9の動作が終了すると、ス
テップb2に戻る。
【0057】ステップb10では、手書き入力された図
形の軌跡データが、軌跡座標抽出部10によって取得さ
れる。たとえば、「出張」と入力するための図8(D)
に示されるような図形の軌跡データが取得される。次に
ステップb11では、前記ステップa6,a14と同様
に、ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12がジェ
スチャコマンドを判定するために、軌跡座標抽出部10
からの軌跡データをジェスチャコマンドテーブル8の基
本ストロークデータ24から検索し、最も近似の基本ス
トロークデータ24があるかどうかを判断する。すなわ
ち、手書き入力による軌跡データが「出張」の確定のジ
ェスチャコマンド25と認識できたかどうかを判断す
る。認識できたときにはステップb12に進み、認識で
きないときにはステップb14に進む。
形の軌跡データが、軌跡座標抽出部10によって取得さ
れる。たとえば、「出張」と入力するための図8(D)
に示されるような図形の軌跡データが取得される。次に
ステップb11では、前記ステップa6,a14と同様
に、ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部12がジェ
スチャコマンドを判定するために、軌跡座標抽出部10
からの軌跡データをジェスチャコマンドテーブル8の基
本ストロークデータ24から検索し、最も近似の基本ス
トロークデータ24があるかどうかを判断する。すなわ
ち、手書き入力による軌跡データが「出張」の確定のジ
ェスチャコマンド25と認識できたかどうかを判断す
る。認識できたときにはステップb12に進み、認識で
きないときにはステップb14に進む。
【0058】ステップb12では、ジェスチャコマンド
/日付・時刻判定部12は「出張」の確定のジェスチャ
コマンド25、開始日付T1bおよび終了日付T2bを
スケジュール編集部5に与え、スケジュール編集部5は
確定する。また、手書き入力された図形の軌跡を表す線
画45を消去する。次にステップb13に進み、スケジ
ュール編集部5は確定した開始日付T1b、終了日付T
2bおよび「出張」という用件を1件のスケジュールデ
ータとしてスケジュールメモリ6に与える。また、スケ
ジュール編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プ
ログラムに従って、図8(E)に示されるような第3表
示領域44を表示面41に設定する。スケジュール編集
部5は、開始日付T1bから終了日付T2bまでの期間
で日付が異なるので、第3表示領域44を各日毎にそれ
ぞれ設定する。各第3表示領域44には確定された用
件、すなわち「出張」とそれぞれ表示される。第3表示
領域44によって、確定した用件を認識することができ
る。このようにして入力動作を終了する。
/日付・時刻判定部12は「出張」の確定のジェスチャ
コマンド25、開始日付T1bおよび終了日付T2bを
スケジュール編集部5に与え、スケジュール編集部5は
確定する。また、手書き入力された図形の軌跡を表す線
画45を消去する。次にステップb13に進み、スケジ
ュール編集部5は確定した開始日付T1b、終了日付T
2bおよび「出張」という用件を1件のスケジュールデ
ータとしてスケジュールメモリ6に与える。また、スケ
ジュール編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プ
ログラムに従って、図8(E)に示されるような第3表
示領域44を表示面41に設定する。スケジュール編集
部5は、開始日付T1bから終了日付T2bまでの期間
で日付が異なるので、第3表示領域44を各日毎にそれ
ぞれ設定する。各第3表示領域44には確定された用
件、すなわち「出張」とそれぞれ表示される。第3表示
領域44によって、確定した用件を認識することができ
る。このようにして入力動作を終了する。
【0059】手書き入力された図形が予め設定されたジ
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップb14では、スケジュール編集部5は、
開始日付T1b、終了日付T2bおよび用件の確定を拒
否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線画4
5を消去する。そしてステップb2に戻る。
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップb14では、スケジュール編集部5は、
開始日付T1b、終了日付T2bおよび用件の確定を拒
否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線画4
5を消去する。そしてステップb2に戻る。
【0060】図9および図10は、スケジュールデータ
のさらに他の手書き入力動作を説明するためのフローチ
ャートである。図11および図12は、スケジュールデ
ータの手書き入力時の操作を段階的に示す図である。ス
ケジュールデータの手書き入力時において、まず、図1
1(A)に示されるような表示面51が表示される。表
示面51の上には入力面52が重畳されている。表示面
51には、表示面51および入力面52に互いに対応付
けて設定された時間軸53に基づくバーチャートが表示
される。図示される時間軸53は、1日の時刻を示すも
のである。
のさらに他の手書き入力動作を説明するためのフローチ
ャートである。図11および図12は、スケジュールデ
ータの手書き入力時の操作を段階的に示す図である。ス
ケジュールデータの手書き入力時において、まず、図1
1(A)に示されるような表示面51が表示される。表
示面51の上には入力面52が重畳されている。表示面
51には、表示面51および入力面52に互いに対応付
けて設定された時間軸53に基づくバーチャートが表示
される。図示される時間軸53は、1日の時刻を示すも
のである。
【0061】ステップc1では、タブレット3から出力
される座標データが取出される。ステップc2で座標デ
ータがあるときにはステップc3に進み、前記ステップ
a3と同様にして、手書き入力図形の軌跡を示す線画の
描画処理を実施する。これによって、図11(B)およ
び図11(C)に示されるような線画56が描画され
る。次にステップc4では、入力面52に入力ペン4が
タッチされたペンダウン状態となったかどうかが判断さ
れる。ペンダウン状態のときにはステップc5に進み、
ペンダウン状態ではないときにはステップc7に進む。
される座標データが取出される。ステップc2で座標デ
ータがあるときにはステップc3に進み、前記ステップ
a3と同様にして、手書き入力図形の軌跡を示す線画の
描画処理を実施する。これによって、図11(B)およ
び図11(C)に示されるような線画56が描画され
る。次にステップc4では、入力面52に入力ペン4が
タッチされたペンダウン状態となったかどうかが判断さ
れる。ペンダウン状態のときにはステップc5に進み、
ペンダウン状態ではないときにはステップc7に進む。
【0062】ステップc5では、ジェスチャコマンド/
日付・時刻判定部12が時刻を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テー
ブル9bから検索する。そして、検索された座標29に
対応する時刻28を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップc6に進み、スケジュール編集
部5は取得した時刻を開始時刻T1cとして記憶する。
ステップc6の動作が終了すると、ステップc2に戻
る。ステップc7では、入力面52から入力ペン4が離
反されたペンアップ状態となったかどうかが判断され
る。ペンアップ状態のときにはステップc10に進み、
ペンアップ状態ではないときにはステップc8に進む。
日付・時刻判定部12が時刻を判定する。すなわち、軌
跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テー
ブル9bから検索する。そして、検索された座標29に
対応する時刻28を取得して、スケジュール編集部5に
与える。さらにステップc6に進み、スケジュール編集
部5は取得した時刻を開始時刻T1cとして記憶する。
ステップc6の動作が終了すると、ステップc2に戻
る。ステップc7では、入力面52から入力ペン4が離
反されたペンアップ状態となったかどうかが判断され
る。ペンアップ状態のときにはステップc10に進み、
ペンアップ状態ではないときにはステップc8に進む。
【0063】ステップc8では、さらに手書き入力が継
続されているときであり、前記ステップc5と同様に、
軌跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テ
ーブル9bから検索し、対応する時刻28を取得して、
スケジュール編集部5に与える。次にステップc9に進
み、スケジュール編集部5は取得した時刻を終了時刻T
2cとして記憶する。ここで、今回取得した時刻は更新
して記憶される。ステップc9の動作が終了すると、ス
テップc2に戻る。
続されているときであり、前記ステップc5と同様に、
軌跡データ中の座標に一致する座標29を時刻判定用テ
ーブル9bから検索し、対応する時刻28を取得して、
スケジュール編集部5に与える。次にステップc9に進
み、スケジュール編集部5は取得した時刻を終了時刻T
2cとして記憶する。ここで、今回取得した時刻は更新
して記憶される。ステップc9の動作が終了すると、ス
テップc2に戻る。
【0064】ステップc10では、手書き入力された図
形の軌跡データが、軌跡座標抽出部10によって取得さ
れる。たとえば、「会議」と入力するための図11
(C)に示されるような図形の軌跡データが取得され
る。次にステップc11では、前記ステップa6,a1
4,b11と同様に、ジェスチャコマンド/日付・時刻
判定部12がジェスチャコマンドを判定するために、軌
跡座標抽出部10からの軌跡データをジェスチャコマン
ドテーブル8の基本ストロークデータ24から検索し、
最も近似の基本ストロークデータ24があるかどうかを
判断する。すなわち、手書き入力による軌跡データが
「会議」の確定のジェスチャコマンド25と認識できた
かどうかを判断する。認識できたときにはステップc1
2に進み、認識できないときにはステップc17に進
む。
形の軌跡データが、軌跡座標抽出部10によって取得さ
れる。たとえば、「会議」と入力するための図11
(C)に示されるような図形の軌跡データが取得され
る。次にステップc11では、前記ステップa6,a1
4,b11と同様に、ジェスチャコマンド/日付・時刻
判定部12がジェスチャコマンドを判定するために、軌
跡座標抽出部10からの軌跡データをジェスチャコマン
ドテーブル8の基本ストロークデータ24から検索し、
最も近似の基本ストロークデータ24があるかどうかを
判断する。すなわち、手書き入力による軌跡データが
「会議」の確定のジェスチャコマンド25と認識できた
かどうかを判断する。認識できたときにはステップc1
2に進み、認識できないときにはステップc17に進
む。
【0065】ステップc12では、ジェスチャコマンド
/日付・時刻判定部12は「会議」の確定のジェスチャ
コマンド25、開始時刻T1cおよび終了時刻T2cを
スケジュール編集部5に与え、スケジュール編集部5は
開始時刻T1c、終了時刻T2cおよび「会議」を確定
する。また、手書き入力された図形の軌跡を表す線画5
6を消去する。次にステップc13に進み、スケジュー
ル編集部5は確定した開始時刻T1c、終了時刻T2c
および「会議」という用件を1件のスケジュールデータ
としてスケジュールメモリ6に与える。また、図12
(A)に示されるような時間帯線57を表示する。時間
帯線57は、開始時刻T1cから終了時刻T2cまでを
つなぐ時間軸53に平行な直線である。
/日付・時刻判定部12は「会議」の確定のジェスチャ
コマンド25、開始時刻T1cおよび終了時刻T2cを
スケジュール編集部5に与え、スケジュール編集部5は
開始時刻T1c、終了時刻T2cおよび「会議」を確定
する。また、手書き入力された図形の軌跡を表す線画5
6を消去する。次にステップc13に進み、スケジュー
ル編集部5は確定した開始時刻T1c、終了時刻T2c
および「会議」という用件を1件のスケジュールデータ
としてスケジュールメモリ6に与える。また、図12
(A)に示されるような時間帯線57を表示する。時間
帯線57は、開始時刻T1cから終了時刻T2cまでを
つなぐ時間軸53に平行な直線である。
【0066】次にステップc14に進み、スケジュール
編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プログラム
に従って、図12(A)に示されるような第3表示領域
54を表示面41に設定する。スケジュール編集部5
は、開始時刻T1cから終了時刻T2cまでの期間で日
付が同一であるので、第3表示領域54を時間軸53上
の開始時刻T1cと終了時刻T2cとのほぼ真ん中近傍
に設定する。各第3表示領域54には確定された用件、
すなわち「会議」と表示される。第3表示領域54によ
って、確定した用件を認識することができる。
編集部5は、記録媒体17に記憶された動作プログラム
に従って、図12(A)に示されるような第3表示領域
54を表示面41に設定する。スケジュール編集部5
は、開始時刻T1cから終了時刻T2cまでの期間で日
付が同一であるので、第3表示領域54を時間軸53上
の開始時刻T1cと終了時刻T2cとのほぼ真ん中近傍
に設定する。各第3表示領域54には確定された用件、
すなわち「会議」と表示される。第3表示領域54によ
って、確定した用件を認識することができる。
【0067】さらにステップc15で確定された用件に
関連する補足内容を示す文字列、たとえば「401会議
コーナーにて」がキーボード13などを用いて入力さ
れ、ステップc16でスケジュール編集部5は、記録媒
体17に記憶された動作プログラムに従って、図12
(B)に示されるような第4表示領域55を表示面41
に設定する。第4表示領域55は第3表示領域54の近
傍に設定され、ステップc15で入力された補足内容が
表示される。第4表示領域55によって、補足内容をも
認識することができる。このようにして入力動作を終了
する。
関連する補足内容を示す文字列、たとえば「401会議
コーナーにて」がキーボード13などを用いて入力さ
れ、ステップc16でスケジュール編集部5は、記録媒
体17に記憶された動作プログラムに従って、図12
(B)に示されるような第4表示領域55を表示面41
に設定する。第4表示領域55は第3表示領域54の近
傍に設定され、ステップc15で入力された補足内容が
表示される。第4表示領域55によって、補足内容をも
認識することができる。このようにして入力動作を終了
する。
【0068】手書き入力された図形が予め設定されたジ
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップc17では、スケジュール編集部5は、
開始時刻T1c、終了時刻T2cおよび用件の確定を拒
否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線画5
6を消去する。そしてステップc2に戻る。
ェスチャコマンドを表す図形であると認識できなかった
ときのステップc17では、スケジュール編集部5は、
開始時刻T1c、終了時刻T2cおよび用件の確定を拒
否し、さらに手書き入力された図形の軌跡を表す線画5
6を消去する。そしてステップc2に戻る。
【0069】なお、本実施形態ではスケジュール入力装
置の例について説明したが、上述した動作プログラムを
記録した記録媒体17の例も本発明の範囲に属するもの
である。このような記録媒体17を用いてコンピュータ
を制御することによって、該コンピュータによって入力
装置1を制御して、上述のように動作させることができ
る。
置の例について説明したが、上述した動作プログラムを
記録した記録媒体17の例も本発明の範囲に属するもの
である。このような記録媒体17を用いてコンピュータ
を制御することによって、該コンピュータによって入力
装置1を制御して、上述のように動作させることができ
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、時間軸に
沿って入力された図形の軌跡データに基づいて、開始時
点T1および終了時点T2とともに用件を手書き入力に
よって容易に入力することができる。各データが確定さ
れるまではデータを入力し直すことができるので、一度
の入力操作で開始時点T1、終了時点T2および用件を
確実に入力できる。
沿って入力された図形の軌跡データに基づいて、開始時
点T1および終了時点T2とともに用件を手書き入力に
よって容易に入力することができる。各データが確定さ
れるまではデータを入力し直すことができるので、一度
の入力操作で開始時点T1、終了時点T2および用件を
確実に入力できる。
【0071】また本発明によれば、移動可能に設定され
た第1表示領域に表示された時間データによって、開始
時点T1を確認しながら確実に入力することができる。
た第1表示領域に表示された時間データによって、開始
時点T1を確認しながら確実に入力することができる。
【0072】また本発明によれば、特に、開始時点T1
をV字形状の図形を入力することによって確実に入力す
ることができる。
をV字形状の図形を入力することによって確実に入力す
ることができる。
【0073】また本発明によれば、開始時点T1が確定
されると、第1表示領域の表示位置および表示内容が固
定されるので、確定した開始時点T1の時間データを認
識することができる。さらに、移動可能に設定された第
2表示領域に表示された時間データによって、終了時点
T2を確認しながら確実に入力することができる。
されると、第1表示領域の表示位置および表示内容が固
定されるので、確定した開始時点T1の時間データを認
識することができる。さらに、移動可能に設定された第
2表示領域に表示された時間データによって、終了時点
T2を確認しながら確実に入力することができる。
【0074】また本発明によれば、終了時点T2が確定
されると、第2表示領域の表示位置および表示内容が固
定されるので、確定した終了時点T2の時間データを認
識することができる。
されると、第2表示領域の表示位置および表示内容が固
定されるので、確定した終了時点T2の時間データを認
識することができる。
【0075】また本発明によれば、設定された第3表示
領域に表示された用件によって、確定した用件を認識す
ることができる。
領域に表示された用件によって、確定した用件を認識す
ることができる。
【0076】また本発明によれば、開始時点T1から終
了時点T2までの期間で日付が異なるときには、各日毎
に用件が表示されるので、各日の用件を確実に認識する
ことができる。
了時点T2までの期間で日付が異なるときには、各日毎
に用件が表示されるので、各日の用件を確実に認識する
ことができる。
【0077】また本発明によれば、開始時点T1から終
了時点T2までの期間で日付が同一であるときには、時
間軸上の時点T1,T2のほぼ真ん中近傍に用件が表示
されるので、該期間の用件を確実に認識することができ
る。
了時点T2までの期間で日付が同一であるときには、時
間軸上の時点T1,T2のほぼ真ん中近傍に用件が表示
されるので、該期間の用件を確実に認識することができ
る。
【0078】また本発明によれば、表示された用件の近
傍に、該用件に関連する補足データが表示されるので、
用件の補足内容をも認識することができる。
傍に、該用件に関連する補足データが表示されるので、
用件の補足内容をも認識することができる。
【0079】また本発明によれば、各動作のプログラム
が記録された媒体を用いてコンピュータを制御すること
によって、該コンピュータによってスケジュール入力装
置を制御して上述したような効果が得られるように入力
装置を動作させることができる。
が記録された媒体を用いてコンピュータを制御すること
によって、該コンピュータによってスケジュール入力装
置を制御して上述したような効果が得られるように入力
装置を動作させることができる。
【図1】本発明の一実施形態であるスケジュール入力装
置1の電気的構成を示すブロック図である。
置1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】ジェスチャコマンドテーブル8を示す図であ
る。
る。
【図3】日付判定用テーブル9aおよび時間判定用テー
ブル9bを示す図である。
ブル9bを示す図である。
【図4】スケジュールデータの手書き入力動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
【図5】図4のスケジュールデータの手書き入力時の操
作を段階的に示す図である。
作を段階的に示す図である。
【図6】図4のスケジュールデータの手書き入力時の操
作を段階的に示す図である。
作を段階的に示す図である。
【図7】スケジュールデータの他の手書き入力動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図8】図7のスケジュールデータの手書き入力時の操
作を段階的に示す図である。
作を段階的に示す図である。
【図9】スケジュールデータのさらに他の手書き入力動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図10】スケジュールデータのさらに他の手書き入力
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】図9および図10のスケジュールデータの手
書き入力時の操作を段階的に示す図である。
書き入力時の操作を段階的に示す図である。
【図12】図9および図10のスケジュールデータの手
書き入力時の操作を段階的に示す図である。
書き入力時の操作を段階的に示す図である。
1 スケジュール入力装置 2 表示部 3 入力部 4 入力ペン 5 スケジュール編集部 6 スケジュールメモリ 8 ジェスチャコマンドテーブル 9a 日付判定用テーブル 9b 時刻判定用テーブル 10 軌跡座標抽出部 11 ジェスチャコマンド/日付・時刻判定部 17 記録媒体 21,26 日付 22 開始/終了時刻 23 内容・補足内容 24 基本ストロークデータ 25 ジェスチャコマンド 27,29 座標 28 時刻 31,41,51 表示面 32,42,52 入力面 33,43,53 時間軸 34 第1表示領域 35 第2表示領域 36,45,56 線画 44,54 第3表示領域 55 第4表示領域
Claims (10)
- 【請求項1】 開始時点T1から終了時点T2までの期
間に対して設定された用件を管理する装置に用いられる
スケジュール入力装置において、 表示手段と、 前記表示手段の表示面に重畳して配置される透光性を有
する入力面を備え、図形が手書き入力される入力手段
と、 前記表示面および入力面に互いに対応する時間軸をそれ
ぞれ設定する設定手段と、 開始時点T1および用件を設定するために、複数の図形
の基本ストロークデータを記憶する記憶手段と、 前記入力手段に手書き入力された図形の軌跡データを取
得する取得手段と、 取得された軌跡データに最も近似の基本ストロークデー
タを前記記憶手段から検索する検索手段と、 まず、検索された基本ストロークデータに基づいて、取
得された軌跡データを含む時間軸上の時間データを開始
時点T1と確定し、次に、検索された基本ストロークデ
ータに基づいて、用件を確定し、最後に、入力手段への
手書き入力をやめたときの時間軸上の時間データを終了
時点T2と確定する確定手段とを含むことを特徴とする
スケジュール入力装置。 - 【請求項2】 前記表示手段の表示面には、開始時点T
1のための手書き入力位置に対する時間軸上の時間デー
タが表示される第1表示領域が移動可能に設定されるこ
とを特徴とする請求項1記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項3】 開始時点T1を確定するための基本スト
ロークデータは、設定された時間軸方向に対して直交す
る方向に折返したV字形状を示すデータであることを特
徴とする請求項1記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項4】 前記第1表示領域は、開始時点T1の確
定後、表示位置および表示内容が固定され、 前記表示手段の表示面には、第1表示領域の位置および
内容の固定後、さらに、終了時点T2のための手書き入
力位置に対する時間軸上の時間データが表示される第2
表示領域が移動可能に設定されることを特徴とする請求
項2記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項5】 前記第2表示領域は、終了時点T2の確
定後、表示位置および表示内容が固定されることを特徴
とする請求項4記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項6】 前記表示手段の表示面には、確定された
用件が表示される第3表示領域が設定されることを特徴
とする請求項1記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項7】 前記第3表示領域は、前記開始時点T1
から終了時点T2までの期間で日付が異なるとき、各日
毎に設定されることを特徴とする請求項6記載のスケジ
ュール入力装置。 - 【請求項8】 前記第3表示領域は、前記開始時点T1
から終了時点T2までの期間が同一日であるとき、時間
軸上の時点T1,T2のほぼ真ん中近傍に設定されるこ
とを特徴とする請求項6記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項9】 前記表示手段の表示面には、設定された
第3表示領域近傍に、確定された用件に関連する補足デ
ータが表示される第4表示領域が設定されることを特徴
とする請求項6記載のスケジュール入力装置。 - 【請求項10】 開始時点T1から終了時点T2までの
期間に対して設定された用件を管理する装置に用いられ
るスケジュール入力装置の動作をコンピュータによって
制御するためのプログラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムは、コンピュータによって、 表示手段の表示面と、図形が入力される入力手段の入力
面であって、表示面に重畳して配置される透光性を有す
る入力面とに互いに対応する時間軸をそれぞれ設定さ
せ、 前記入力手段から手書き入力された図形の軌跡データを
取得させ、 取得した軌跡データに最も近似の基本ストロークデータ
を複数の図形の基本ストロークデータを記憶した記憶手
段から検索させ、 まず、検索された基本ストロークデータに基づいて、取
得された軌跡データを含む時間軸上の時間データを開始
時点T1と確定させ、次に、検索された基本ストローク
データに基づいて、用件を確定させ、最後に、入力手段
への手書き入力をやめたときの時間軸上の時間データを
終了時点T2と確定させることを特徴とするスケジュー
ル入力装置制御プログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26445597A JPH11110119A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スケジュール入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを記録した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26445597A JPH11110119A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スケジュール入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11110119A true JPH11110119A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17403451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26445597A Pending JPH11110119A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | スケジュール入力装置およびスケジュール入力装置制御プログラムを記録した媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110119A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001084228A (ja) * | 1999-08-03 | 2001-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 自由形式入力に基づくアラート提供方法、リマインダーメッセージ提供システム、コンピュータ読取り可能記憶媒体、及びペン・ベースのコンピュータシステム |
JP2009526303A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-07-16 | コリア インスティテュート オブ サイエンス アンド テクノロジー | グラフィックユーザインターフェース装置及びグラフィック客体のディスプレイ方法 |
JP2014194630A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Fujitsu Ltd | 表示プログラム、表示装置および表示方法 |
JP2017157245A (ja) * | 2017-06-16 | 2017-09-07 | 株式会社三菱東京Ufj銀行 | 情報処理装置およびプログラム |
JP2021089751A (ja) * | 2015-06-10 | 2021-06-10 | アップル インコーポレイテッドApple Inc. | スタイラスでユーザインタフェースを操作するためのデバイス及び方法 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26445597A patent/JPH11110119A/ja active Pending
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US9395906B2 (en) | 2006-02-10 | 2016-07-19 | Korea Institute Of Science And Technology | Graphic user interface device and method of displaying graphic objects |
JP2014194630A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Fujitsu Ltd | 表示プログラム、表示装置および表示方法 |
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US11907446B2 (en) | 2015-06-10 | 2024-02-20 | Apple Inc. | Devices and methods for creating calendar events based on hand-drawn inputs at an electronic device with a touch-sensitive display |
JP2017157245A (ja) * | 2017-06-16 | 2017-09-07 | 株式会社三菱東京Ufj銀行 | 情報処理装置およびプログラム |
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