JPH09267360A - ボタン付パネルの製造方法 - Google Patents

ボタン付パネルの製造方法

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JPH09267360A
JPH09267360A JP10377596A JP10377596A JPH09267360A JP H09267360 A JPH09267360 A JP H09267360A JP 10377596 A JP10377596 A JP 10377596A JP 10377596 A JP10377596 A JP 10377596A JP H09267360 A JPH09267360 A JP H09267360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磨耗強度が強く、見栄えの良い絵柄が形成さ
れたボタン付きパネルを効率良く生産する。 【解決手段】 互いに離隔したボタン部6と筐体部7と
を成形する第1金型に転写シートを配置し、硬質樹脂か
らなる第1樹脂を射出した後、基体シートを剥離し、ボ
タン部絵柄層がボタン部6に対応し、筐体部絵柄層が筐
体部7に対応するように転写層4が形成された1次成形
品を得、1次成形品のボタン部6および筐体部7を連結
する可動部を成形する第2金型に1次成形品を配置した
後、熱可塑性エラストマー樹脂からなる第2樹脂を射出
して、1次成形品のボタン部6と筐体部7とが可動部で
連結された2次成形品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、AV機器や家電製
品のフロントパネルやボタン、自動車の計器パネルやボ
タン等に用いられるボタン付パネルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2色成形法を用いて硬質樹脂と熱可塑性
エラストマーを組合せてボタン付きパネルを製造する方
法としては、硬質のABS樹脂よりなるボタン部と、硬
質のABS樹脂よりなる制御箱を前工程で成形し、これ
らを金型に入れエラストマー樹脂を射出してボタン部と
制御箱との連結部を成形する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法では、
ABS樹脂の色とエラストマー樹脂の色の2色でしかボ
タン付きパネルの表面の意匠を表現できない。ボタン部
の硬質の樹脂の抜いた部分(数字や文字などの部分)に
2次樹脂であるエラストマー樹脂が充填されることによ
り色差を出すようにしたボタン付きパネルがあるが、例
えば数字だと0、4、6、8、9のような外部とつなが
りがない部分が存在するものは、エラストマー樹脂が充
填されるようにするための工夫が金型に必要で、高価で
複雑な金型を使用することになる。また、2色成形工程
の後の別工程で、意匠を設ける方法もあるが、ボタン部
が曲面形状である場合、印刷がしづらく、多色印刷であ
れば見当あわせが困難となる。また、曲面形状への印刷
が比較的可能なスクリーン印刷法を適用することもでき
るが、色数の多さも模様の精密さも格段に劣るものしか
できない。
【0004】したがって、この発明は、磨耗強度が強
く、見栄えの良い絵柄が形成されたボタン付きパネルを
効率良く生産することができるボタン付きパネルの製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のボタン付パネ
ルの製造方法は、以上の目的を達成するために、つぎの
ように構成した。
【0006】つまり、この発明のボタン付パネルの製造
方法は、基体シート上に、互いに離隔したボタン部絵柄
層および筐体部絵柄層を有する転写層が積層された転写
シートを作成し、互いに離隔したボタン部と筐体部とを
成形する第1金型に転写シートを配置し、硬質樹脂から
なる第1樹脂を射出した後、基体シートを剥離し、ボタ
ン部絵柄層がボタン部に対応し、筐体部絵柄層が筐体部
に対応するように転写層が形成された1次成形品を得、
1次成形品のボタン部および筐体部を連結する可動部を
成形する第2金型に1次成形品を配置した後、熱可塑性
エラストマー樹脂からなる第2樹脂を射出して、1次成
形品のボタン部と筐体部とが可動部で連結された2次成
形品を得るようにした。
【0007】この発明のボタン付パネルの製造方法は、
上記の発明において、1次成形品を保持した第1金型の
キャビティ型あるいはコア型を、第2金型の一部として
利用するようにしてもよい。
【0008】この発明のボタン付パネルの製造方法は、
基体シート上に、互いに離隔したボタン部絵柄層および
筐体部絵柄層を有する転写層が積層された転写シートを
作成し、互いに離隔したボタン部と筐体部とを成形する
第1金型に転写シートを配置し、硬質樹脂からなる第1
樹脂を射出し、ボタン部絵柄層がボタン部に対応し、筐
体部絵柄層が筐体部に対応するように転写シートが形成
された1次成形品を得、1次成形品のボタン部および筐
体部を連結する可動部を成形する第2金型に1次成形品
を配置し、熱可塑性エラストマー樹脂からなる第2樹脂
を射出した後、基体シートを剥離して、1次成形品のボ
タン部と筐体部とが可動部で連結された2次成形品を得
るようにした。
【0009】この発明のボタン付パネルの製造方法は、
上記の発明において、1次成形品を保持した第1金型の
キャビティ型あるいはコア型を、第2金型の一部として
利用するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照しながらこの発明の実
施の形態について詳しく説明する。
【0011】図1、図7は、この発明のボタン付きパネ
ルの製造方法によって得られたボタン付きパネルの一例
を示す断面図である。図2は、この発明のボタン付きパ
ネルの製造方法に用いる転写シートの一例を示す断面図
である。図3、図5、図6は、この発明のボタン付きパ
ネルの製造方法の一工程を示す断面図である。図4は、
この発明のボタン付きパネルの製造方法の途中段階で得
られるものを示す断面図である。
【0012】この発明のボタン付きパネルの製造方法
は、まず、基体シート1上に、互いに離隔したボタン部
絵柄層2および筐体部絵柄層3を有する転写層4が積層
された転写シート5を作成する。転写シート5は、ポリ
エチレンテレフタレートやアクリル、熱可塑性エラスト
マー等からなる基体シート1上に、印刷法などによりボ
タン部絵柄層2および筐体部絵柄層3、接着層17を形
成する。各絵柄層と基体シート1とが、より小さい力で
剥離するように、ポリアクリル系樹脂等よりなる剥離層
16を基体シート1上と絵柄層との間に形成してもよい
(図2)。剥離層16は、紫外線硬化性樹脂や、熱硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂と熱硬化性樹脂とを混ぜたも
のなどを使用して硬度を上げてもよい。剥離層16は、
ポリエチレンワックス、カルナバロウ等のワックス類、
シリコン・テフロン化合物よりなる摩擦係数減少剤等の
皮膜強化剤を混入させることも可能である。剥離層16
は、転写後に基体シート1を剥離する際に、基体シート
1側にひっついて基体シート1とともに剥離されるもの
でもよいし、絵柄層側に残るものでもよい。絵柄層は樹
脂バインダーと顔料、染料からなる。絵柄層は樹脂バイ
ンダーと隠蔽性のある金属顔料や無機顔料、蒸着層など
を用いてもよい。絵柄層は金属蒸着法により形成された
蒸着層を有してもよい。接着層17は後述する第1樹脂
10と第2樹脂14の素材に接着する感熱性あるいは感
圧性の樹脂を適宜使用する。転写シート5の意匠のうち
ボタン部絵柄層2は、光透過率が100〜30%の文字
部、パターン部を有するものとし、ボタン部6の内部に
LEDなどの発光部品を組み込んで文字やパターンなど
を透光表示させるようにしたものでもよい。絵柄層、接
着層17などの転写層4全体を透明にしておけば、見か
け上意匠が存在しないものも可能である。ボタン部絵柄
層2と筐体部絵柄層3の少なくとも一方を透明とするこ
とも可能である。
【0013】つぎに、互いに離隔したボタン部6と筐体
部7とを成形する第1金型に転写シート5を配置した
後、硬質樹脂からなる第1樹脂10を第1樹脂射出路1
8から射出する。例えば、互いに離隔したボタン部6と
筐体部7とを成形するキャビティ型8と第1樹脂射出路
18を有するコア型9とからなる第1金型に、転写シー
ト5の基体シート1側がキャビティ型8の表面と接する
ように配置し、キャビティ型8とコア型9とを型閉めし
てキャビティ内に第1樹脂射出路18から第1樹脂10
を射出して、転写シート5の接着層17が樹脂成形品に
融着し、互いに離隔したボタン部6と筐体部7とからな
る樹脂成形品を形成する(図3)。転写シート5の配置
は、長尺の転写シート5を、箔送り装置15によってキ
ャビティ型8とコア型9との間に転写シート5を連続的
に送り込み、位置決めセンサーによって所定位置に配置
してもよい。あるいは、枚葉の転写シート5を、人手や
ロボットによって所定位置に配置してもよい。転写シー
ト5はコア側に配置してもよい。転写シート5を配置し
た後、加熱や吸引をして転写シート5が金型に密着して
沿い易くなるようにしてもよい。
【0014】つぎに、基体シート1を剥離し、ボタン部
絵柄層2がボタン部6に対応し、筐体部絵柄層3が筐体
部7に対応するように転写層4が形成された1次成形品
(図4)を得る。基体シート1の剥離は、第1金型のキ
ャビティ型8とコア型9との型開き時に行なってもよい
し、第1金型のキャビティ型8とコア型9との型開き後
に行なってもよい。なお、基体シート1を剥離しない場
合は、転写シート5が形成された1次成形品となる。1
次成形品のボタン部6の厚みは、0.5mm〜5mmと
するとよい。筐体部7の厚みは、0.8mm〜5mmと
するとよい。
【0015】つぎに、1次成形品のボタン部6および筐
体部7を連結する可動部11を成形する第2金型に1次
成形品を配置する。例えば、1次成形品のボタン部6と
筐体部7とを連結する可動部11を成形するキャビティ
型12と第2樹脂射出路19を有するコア型13とから
なる第2金型に、1次成形品を配置する。第1金型のキ
ャビティ型8に保持されたままの1次成形品を、第2金
型に配置し、第1金型のキャビティ型8と第2金型のコ
ア型13とを型閉めしてもよい。あるいは、第1金型の
コア型9に保持されたままの1次成形品を、第2金型に
配置し、第1金型のコア型9と第2金型のキャビティ型
12とを型閉めしてもよい。
【0016】つぎに、熱可塑性エラストマー樹脂からな
る第2樹脂14を第2樹脂射出路19から射出して(図
5)、転写層4が形成された1次成形品のボタン部6と
筐体部7とが可動部11で連結された2次成形品を得
る。なお、ボタン部絵柄層2がボタン部6に対応し、筐
体部絵柄層3が筐体部7に対応するように転写シート5
が形成されたものが1次成形品である場合は、第2樹脂
14を射出後、基体シート1を剥離することになる。可
動部11には、転写シート5の転写層4が形成されても
よいし、形成されなくてもよい。可動部11の厚みは、
0.1mm〜5mmがよい。可動部11は、薄肉部とな
っていてもよい。ボタン部6を指などで押すと、ボタン
部6が熱可塑性エラストマー樹脂層側に向かって陥没す
るが、このときに、いわゆる「クリック感」を得るため
である。クリック感とは、ボタン部6を押すとある限度
以上の力で薄肉部が急に変形してボタン部6が、パネル
の裏側に向かって陥没し、力を無くすか弱めることで元
の状態に復元する、といったペコぺコした節動感のある
動きをすることをいう。可動部11の厚みは、可動部1
1以外の部分の厚みより相対的に薄くなるように、0.
1mm〜0.6mmから選択して設定する。また、可動
部11は、1次成形品のボタン部6と筐体部7との下で
連続していてもよい(図7)。
【0017】前記第1樹脂10と第2樹脂14とは相互
に異なる色であってもよい。たとえば、第1樹脂10が
黒色であり、第2樹脂14が透明である組合せがある。
または、第1樹脂10が白色であり、第2樹脂14が青
色である組合せがある。または、第1樹脂10を透明ま
たは半透明としてもよい。
【0018】前記第1樹脂10がJIS A硬度100
以上の高硬度の熱可塑性樹脂であって、第2樹脂14が
JIS A硬度30〜100の熱可塑性エラストマー樹
脂である組合せがある。JIS A硬度100以上の高
硬度の熱可塑性樹脂としては、アクリルスチレン(A
S)樹脂、アクリルスチレンブタジエン(ABS)樹
脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ナイロン樹
脂、スチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリブチレンテレフタレ−ト樹脂、あるいは
これらの樹脂のアロイ(混ぜ物、複合品ともいう。)な
どの樹脂がある。JIS A硬度30〜100の熱可塑
性エラストマー樹脂としては、スチレン−ブタジエン−
スチレン(SBS)ブロックコポリマー、水素添加SB
Sブロックコポリマー等のスチレン系エラストマー、ポ
リエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマ
ー、ポリアミド系エラストマーがある。
【0019】
【実施例】厚さ25μmのポリエステルフィルムに転写
層を形成し転写シートを作成した。転写層は、UV硬化
性樹脂にポリエチレンワックスを分散させ皮膜強度を上
げた剥離層、黒色の隠蔽部に薄く青色着色された光透過
率70%の抜き文字部を有するボタン部絵柄層と、ボタ
ン部絵柄層と並列して液晶表示部に対応して光透過率9
5%の透明部および光透過率0%の隠蔽意匠部を持つ筐
体部絵柄層、アクリル系接着剤塗布層が積層したもので
ある。回転式2色成形機の第1金型のキャビティ型に枚
葉の転写シートを位置合わせして配置し、油圧シリンダ
ーと連動したクランプ機構により、転写シートを固定し
た後型閉めした。第1金型のキャビティ型とコア型とで
できた空間に透明なアクリル樹脂を第1樹脂として射出
しボタン部と筐体部とからなる1次成形品を得た。第1
金型を開き、ボタン部絵柄層がボタン部に対応し、筐体
部絵柄層が筐体部に対応するように転写シートが形成さ
れた1次成形品をコア型に担持させたまま、コア型を回
転し、第2金型のキャビティ型と型閉めして、スチレン
系エラストマー樹脂(三菱化学製「ラバロン」)を第2
樹脂として射出し、可動部を形成した。第2金型を型開
きすると同時に基体シートを剥離した。
【0020】
【発明の効果】この発明の製造方法によると、転写層が
一体化された美しい意匠を持ったボタン付きパネルを、
少ない工程で効率的に作成できる。また、エラストマー
樹脂による復帰性、クリック感のよいボタンで表面強度
の強いものが得られる。
【0021】また、第1金型のキャビティ型あるいはコ
ア型に保持されたままの転写層/転写シートが形成され
た1次成形品を、第2金型に配置する場合は、往々にし
て小さな複数のボタン部と筐体部がばらばらにならない
ため、1次成形品の模様の縦横や種類を合わせ直す必要
がなく手間が省け効率的である。
【0022】また、製造されるボタン付きパネルは、ボ
タン部、筐体部が転写層により表面強度をあげており、
ボタン部の磨耗が少なくなる。
【0023】また、製造されるボタン付きパネルが可動
部が転写層で覆われる場合は、熱可塑性エラストマー樹
脂層である可動部が転写層で保護されるとともに、ボタ
ン部や筐体部の絵柄と統一性のある絵柄などを形成で
き、ボタン付きパネル全面にわたって途切れのない絵柄
を有するボタン付きパネルとすることができる。
【0024】また、この発明では、基体シートを剥離す
るため、ボタン部の動きが良好となる。成形後の収縮率
の差でボタン部上または周辺のシートが変形しシワとな
ったりせず意匠上好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のボタン付きパネルの製造方法によ
って得られるボタン付きパネルの一例を示す断面図であ
る。
【図2】 この発明のボタン付きパネルの製造方法に用
いる転写シートの一例を示す断面図である。
【図3】 この発明のボタン付きパネルの製造方法の一
実施例の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明のボタン付きパネルの製造方法の一
実施例の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明のボタン付きパネルの製造方法の一
実施例の一工程を示す断面図である。
【図6】 この発明のボタン付きパネルの製造方法の一
実施例の一工程を示す断面図である。
【図7】 この発明のボタン付きパネルの製造方法によ
って得られるボタン付きパネルの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基体シート 2 ボタン部絵柄層 3 筐体部絵柄層 4 転写層 5 転写シート 6 ボタン部 7 筐体部 8 キャビティ型 9 コア型 10 第1樹脂 11 可動部 12 キャビティ型 13 コア型 14 第2樹脂 15 箔送り装置 16 剥離層 17 接着層 18 第1樹脂射出路 19 第2樹脂射出路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体シート上に、互いに離隔したボタン
    部絵柄層および筐体部絵柄層を有する転写層が積層され
    た転写シートを作成し、互いに離隔したボタン部と筐体
    部とを成形する第1金型に転写シートを配置し、硬質樹
    脂からなる第1樹脂を射出した後、基体シートを剥離
    し、ボタン部絵柄層がボタン部に対応し、筐体部絵柄層
    が筐体部に対応するように転写層が形成された1次成形
    品を得、1次成形品のボタン部および筐体部を連結する
    可動部を成形する第2金型に1次成形品を配置した後、
    熱可塑性エラストマー樹脂からなる第2樹脂を射出し
    て、1次成形品のボタン部と筐体部とが可動部で連結さ
    れた2次成形品を得ることを特徴とするボタン付パネル
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 1次成形品を保持した第1金型のキャビ
    ティ型あるいはコア型を第2金型の一部として利用する
    請求項1記載のボタン付パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 基体シート上に、互いに離隔したボタン
    部絵柄層および筐体部絵柄層を有する転写層が積層され
    た転写シートを作成し、互いに離隔したボタン部と筐体
    部とを成形する第1金型に転写シートを配置し、硬質樹
    脂からなる第1樹脂を射出し、ボタン部絵柄層がボタン
    部に対応し、筐体部絵柄層が筐体部に対応するように転
    写シートが形成された1次成形品を得、1次成形品のボ
    タン部および筐体部を連結する可動部を成形する第2金
    型に1次成形品を配置し、熱可塑性エラストマー樹脂か
    らなる第2樹脂を射出した後、基体シートを剥離して、
    1次成形品のボタン部と筐体部とが可動部で連結された
    2次成形品を得ることを特徴とするボタン付パネルの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 1次成形品を保持した第1金型のキャビ
    ティ型あるいはコア型を第2金型の一部として利用する
    請求項3記載のボタン付パネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008531330A (ja) * 2005-02-22 2008-08-14 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア ポリスチレンと熱可塑性ポリウレタンとを含有する物品
WO2014072815A1 (en) 2012-11-12 2014-05-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Reactor and reactor manufacturing method, and power converter

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