JPH09265576A - カップ供給装置 - Google Patents

カップ供給装置

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JPH09265576A
JPH09265576A JP7294696A JP7294696A JPH09265576A JP H09265576 A JPH09265576 A JP H09265576A JP 7294696 A JP7294696 A JP 7294696A JP 7294696 A JP7294696 A JP 7294696A JP H09265576 A JPH09265576 A JP H09265576A
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unloading
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Takeshi Sato
健 佐藤
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップ搬出機構を容易に着脱することのでき
るカップ供給装置を提供する。 【解決手段】 カップ搬出機構10をホルダ15に挿入
すると、カップ搬出機構10はホルダ15の各案内壁1
5aによって幅方向に位置決めされるとともに、リング
ギヤ13がモータ16のギア16aに当接することによ
り挿入方向に位置決めされることから、カップ搬出機構
10の孔11bとロックピン17とが容易に位置合わせ
され、ロックピン17を孔11bに挿入することにより
カップ搬出機構10がホルダ15に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲料等をカップに注
入して販売する自動販売機のカップ供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カップを用いる飲料自動販売機
においては、複数種類の飲料の中から所望の飲料を選択
すると、所定の取出口にカップが搬出されて飲料が注入
されるようになっている。この場合、飲料の種類によっ
てカップのサイズや装飾が異なるため、販売される飲料
の種類に応じてそれぞれ異なった種類のカップが搬出さ
れるようになっている。
【0003】このような自動販売機に備わるカップ供給
装置としては、例えば特公昭62−44316号公報に
記載されているように、上下方向に積み重ねられたカッ
プ列のカップを搬出する複数のカップ搬出機構と、カッ
プ搬出機構に補給すべきカップ列を収容する複数のカッ
プコラムとを備え、各カップコラムを互いに連結して所
定の軌道に沿って移動可能に構成するとともに、各カッ
プ搬出機構を各カップコラムの移動軌道に沿った所定位
置に配置したものが知られている。各カップ搬出機構は
上下方向に積み重ねられたカップの周縁に係合する複数
の搬出子を有し、各搬出子を回転させることによってカ
ップを一つずつ下方に搬出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記カップ供給装置で
は、カップのサイズを変更する場合、カップ搬出機構を
新たなカップのサイズに応じた別のカップ搬出機構に交
換する必要があるため、例えば特開平6−96358号
公報に記載されているように各カップ搬出機構を装置本
体に着脱自在に取付けたものが知られている。即ち、こ
のカップ供給装置では、装置本体側にカップ搬出機構を
固定するための孔を設け、この孔にカップ搬出機構に設
けた係止片を係止することにより、カップ搬出機構を装
置本体に固定するようになっている。しかしながら、カ
ップ搬出機構の係止片を装置本体側の孔に位置合わせす
るのが困難であり、カップ搬出機構の交換作業に苦労す
るという問題点があった。
【0005】また、前記カップ供給装置ではカップ搬出
機構の各搬出子を駆動する駆動部が装置本体側に配置さ
れ、装置本体からカップ搬出機構を取外すと各搬出子の
回動機構が装置本体側の駆動部と分離するようになって
いる。この場合、各搬出子の回動機構は駆動部と分離す
ると自由に回転が可能な構造であるため、カップ搬出機
構を取外した後に各搬出子が回転停止位置からずれてし
まい、カップ搬出機構を再度装着した際に動作不良を発
生させるという問題点があった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、カップ搬出機構を容
易に着脱することのできるカップ供給装置を提供するこ
とにある。また、他の目的とするところは、前記目的に
加え、カップ搬出機構の駆動部を分離可能に構成した場
合でも、カップ搬出機構を取外した際に各搬出子が回転
停止位置からずれることのないカップ供給装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、上下方向に積み重ねられた
カップを下方へ一つずつ搬出するカップ搬出機構を備
え、カップ搬出機構を装置本体に着脱自在に設けたカッ
プ供給装置において、前記カップ搬出機構を所定方向に
出し入れ可能に保持する保持部と、カップ搬出機構を保
持部の所定位置に案内する案内部と、カップ搬出機構を
保持部の所定位置に固定するロック機構とを備えてい
る。これにより、カップ搬出機構を保持部に挿入する
と、カップ搬出機構は案内部によって位置決めされるこ
とから、カップ搬出機構がロック機構のロック位置に容
易に位置合わせされる。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載のカッ
プ供給装置において、前記ロック機構をカップ搬出機構
に設けた孔に挿入されるように保持部の所定位置に出没
自在に設けたロックピンによって形成している。これに
より、請求項1の作用に加え、保持部に挿入されたカッ
プ搬出機構の孔にロックピンを挿入することによりカッ
プ搬出機構が固定され、カップ搬出機構の孔からロック
ピンを外すことによりカップ搬出機構のロックが解除さ
れる。
【0009】また、請求項3では、上下方向に積み重ね
られたカップをカップの周縁に係合する複数の搬出子を
回転させることにより下方へ一つずつ搬出するカップ搬
出機構を備えるとともに、カップ搬出機構を装置本体に
着脱自在に設け、各搬出子を回転させる回動機構を装置
本体側に配置した駆動部と分離可能に構成したカップ供
給装置において、前記カップ搬出機構を所定方向に出し
入れ可能に保持する保持部と、カップ搬出機構を保持部
の所定位置に案内する案内部と、カップ搬出機構を保持
部の所定位置に固定するロック機構と、ロック機構のロ
ック解除に連動してカップ搬出機構の各搬出子の回転を
規制する規制手段とを備えている。これにより、請求項
1と同様の作用を有するとともに、ロック機構のロック
解除に連動してカップ搬出機構の各搬出子の回転が規制
されることから、カップ搬出機構を取外しても各搬出子
の回転停止位置がずれることがない。
【0010】また、請求項4では、請求項3記載のカッ
プ供給装置において、前記ロック機構をカップ搬出機構
に設けた孔に挿入されるように保持部の所定位置に出没
自在に設けたロックピンによって形成し、前記規制手段
を各搬出子の回動機構に係合することによって各搬出子
の回転を規制し且つカップ搬出機構側の孔に挿入された
ロックピンに案内されて回動機構との係合を解除される
ストッパによって形成している。これにより、請求項3
の作用に加え、保持部に挿入されたカップ搬出機構の孔
にロックピンを挿入することによりカップ搬出機構が固
定され、カップ搬出機構の孔からロックピンを外すこと
によりカップ搬出機構のロックが解除される。また、ロ
ックピンをカップ搬出機構の孔から外すとストッパがカ
ップ搬出機構の回動機構に係合して各搬出子の回転が規
制され、ロックピンをカップ搬出機構の孔に挿入すると
ストッパがロックピンに案内されて回動機構との係合を
解除される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は本発明の一実施
形態を示すもので、図1はカップ供給装置の一部断面正
面図、図2はその平面図、図3及び図4はその部分拡大
図、図5はその平面図、図6はカップ搬出機構及びその
周辺構造を示す平面図、図7及び図8はその側面断面
図、図9はカップ搬出機構の取外し動作を示す側面断面
図、図10はその平面図である。
【0012】このカップ供給装置は、上下方向に積み重
ねられたカップ1を下方から一つずつ搬出する複数のカ
ップ搬出機構10と、各カップ搬出機構10に補給され
るカップ列を収容する複数のカップコラム20と、各カ
ップコラム20を所定の案内軌道に沿って移動させる第
1のカップ列移動機構30と、任意のカップ搬出機構1
0を第1のカップ列移動機構30の所定位置に移動させ
る第2のカップ列移動機構40と、第1のカップ列移動
機構30のカップコラム20から第2のカップ列移動機
構40のカップ搬出機構10にカップ列を投入するカッ
プ列投入機構50とから構成されている。
【0013】各カップ搬出機構10は、カップ1を周面
側から囲むように環状に形成されたケース11と、ケー
ス11内に周方向に等間隔で設けられた多数の搬出子1
2と、各搬出子12を回転させる回動機構としてのリン
グギヤ13とからなり、ケース11は方形の基板14に
固定されている。即ち、各搬出子12は周面にカップ1
の周縁に係合する螺旋状の溝(図示せず)を有し、各搬
出子12をリングギヤ13によって互いに同一方向に回
転させることにより、カップ1をカップ列から一つずつ
分離させて下方に搬出するようになっている。また、各
カップ搬出機構10は装置本体側に設けられたホルダ1
5に着脱自在に保持され、ホルダ15はカップ搬出機構
10のケース11及び基板14を収容可能な空間を有し
ている。ホルダ15は基板14の幅方向両端縁に沿って
延びる対向一対の案内壁15aを有し、各案内壁15a
によって基板14の幅方向の移動を規制するようになっ
ている。また、ホルダ15の一端側にはカップ搬出機構
10を駆動するモータ16が取付けられ、モータ16の
回転軸にはカップ搬出機構10のリングギヤ13に噛合
可能なギア16aが取付けられている。即ち、ケース1
1の周方向一部には開口部11aが設けられ、開口部1
1aから露出するリングギヤ13にモータ16のギア1
6aが着脱自在に噛合するようになっている。また、ホ
ルダ15の下面にはカップ搬出機構10を固定するため
のロックピン17が取付けられ、ロックピン17はホル
ダ15の内側に出没自在に設けられている。即ち、ロッ
クピン17はホルダ15の下面に取付けられた支持板1
7aによって上下方向に摺動自在に支持され、スプリン
グ17bによってホルダ15の内側に突出することによ
り、ケース11の対応位置に設けた孔11bに挿入され
るようになっている。
【0014】各カップコラム20は、上下方向に延びる
収容筒21と、収容筒21の上端及び下端に取付けられ
た支持板22,23とからなり、収容筒21内にカップ
1が積み重ねて収容されるようになっている。収容筒2
1は側面に開閉構造(図示せず)を有し、収容したカッ
プ列を側方に搬出できるようになっている。上方の支持
板22は上面の中央に位置する係止ローラ22aと、上
面の側方に位置する計2つのガイドローラ22bを有
し、各ローラ22a,22bはそれぞれ垂直軸を中心に
回動自在に設けられている。また、下方の支持板23は
下面の中央に位置する係止ローラ23aと、下面の側方
に位置する計2つのガイドローラ23bと、下面の両端
側に位置する計2つの走行ローラ23cを有し、係止ロ
ーラ23a及び各ガイドローラ23bは垂直軸を中心
に、各走行ローラ23cは水平軸を中心にそれぞれ回動
自在に設けられている。
【0015】第1のカップ列移動機構30は、各カップ
コラム20を案内する上下一対のガイドレール31と、
各カップコラム20の上下に配置された一対の基板32
と、各カップコラム20をガイドレール31に沿って移
動させる上下一対の係止レバー33とからなる。各ガイ
ドレール31には各カップコラム20のガイドローラ2
2bが係合しており、各カップコラム20の走行ローラ
23cは各カップコラム20の自重を受けながら下方の
基板32上を転動するようになっている。ガイドレール
31は装置本体の幅方向に長く形成されるとともに、そ
の周方向の一部区間が分離可能に形成されている。即
ち、各ガイドレール31は基板32に固定された固定レ
ール部31aと、第2のカップ列移動機構40側に固定
された分離レール部31bとからなり、各固定レール部
31aと各分離レール部31bとを互いに連通させるこ
とにより、無端状の案内軌道を形成するようになってい
る。各係止レバー33はそれぞれ基板32に回動自在に
取付けられ、図示しない駆動手段によって一端側を支点
に一定方向に回転するようになっている。即ち、係止レ
バー33は固定レール部31aの一端側に位置するカッ
プコラム20の係止ローラ23aに係止し、カップコラ
ム20を分離レール部31bを介して固定レール部31
aの他端側まで押圧しながら回動すると、カップコラム
20の係止ローラ23aから外れるようになっている。
【0016】第2のカップ列移動機構40は、各カップ
搬出機構10と一体に回転する上下一対の回転板41,
42と、各回転板41,42を回動自在に支持する上下
一対の支持板43,44と、各カップ搬出機構10のカ
ップ列を包囲する複数のガード板45とからなり、各回
転板41,42は上下方向に延びるシャフト46に固定
されている。各回転板41,42の周方向一部には第1
のカップ列移動機構30の各分離レール部31bが固定
され、下方の回転板42には分離レール部32b及び各
カップ搬出機構10が互いに周方向に配列されている。
各カップ搬出機構10は回転板42の下方に配置され、
回転板42に設けた複数のカップ挿通用の孔42aにそ
れぞれ連通するように取付けられている。この場合、各
カップ搬出機構10は環状のケース11の一部が上下に
重なり合うように上下方向に互い違いに配置されてい
る。各支持板43,44はそれぞれ第1のカップ列移動
機構30の各基板32に固定され、上方の支持板43に
はシャフト46が回動自在に挿入されている。上方の支
持板43はその上面側にシャフト46の上端側に巻回す
るスプリング43aを有し、スプリング43aを介して
シャフト46を懸架している。下方の支持板44は各カ
ップ搬出機構10を挿通する孔44aを有し、その周囲
に転動自在な複数のローラ44bを介して下方の回転板
42を支持している。各ガード板45は回転板42の孔
42aの周囲に立設され、孔42aの上方を回転板42
の中心側から囲むように形成されている。
【0017】カップ列投入機構50は第1のカップ列移
動機構30の下方の基板32に回動自在に取付けられた
押圧板51からなり、図示しない駆動手段によって一端
側を支点に基板36に沿って回動するようになってい
る。即ち、押圧板51は固定レール部31aの一端側に
位置するカップコラム20のカップ列に当接し、カップ
列を押圧して第2のカップ列移動機構40の回転板42
側に移動させるようになっている。
【0018】即ち、前記カップ供給装置において、任意
のカップ搬出機構10にカップ1を補給する場合には、
第1のカップ列移動機構30の係止レバー33によって
各カップコラム20がガイドレール31に沿って移動
し、前記カップ搬出機構10に補給されるカップ1を収
容した所定のカップコラム20が固定レール部31aの
一端側、即ち第1のカップ列移動機構30のカップ補給
位置に移動する。この場合、固定レール部31aの一端
側に位置していたカップコラム20が係止レバー33に
よって移動されると、固定レール部31aの他端側に移
動したカップコラム20によって他のカップコラム20
が押圧されることから、各カップコラム20を固定レー
ル部31aの一端側に順次移動させることができる。次
に、目的のカップコラム20が固定レール部31aの一
端側に移動すると、第2のカップ列移動機構40の回転
板42が回転し、カップ1を補給しようとするカップ搬
出機構10が第1のカップ列移動機構30の固定レール
部31aの一端側に臨む位置、即ち第2のカップ列移動
機構40のカップ補給位置に移動される。この場合、第
2のカップ列移動機構40の回転板42が回転すると、
ガイドレール31の分離レール部31bに入れ替わって
各カップ搬出機構10が分離レール部31bの分離した
位置(補給位置)に移動することから、各カップ搬出機
構10を第1のカップ列移動機構30の固定レール部3
1aの一端側に臨む位置に順次移動させることができ
る。次に、目的のカップ搬出機構10が補給位置に移動
すると、図8に示すようにカップ列投入機構50の押圧
板51が回動し、カップコラム20のカップ列が押圧板
51によってカップ搬出機構10側に押し出され、カッ
プ搬出機構10にカップ1が補給される。
【0019】本実施形態のカップ供給装置においてカッ
プ搬出機構10を取外す場合、図9に示すようにロック
ピン17を下方に引いてカップ搬出機構10の孔11b
から外し、カップ搬出機構10を側方に引き出すことに
よりカップ搬出機構10がホルダ15から取外される。
また、カップ搬出機構10を装着する場合は、ロックピ
ン17を下方に引いた状態でカップ搬出機構10をホル
ダ15に挿入し、カップ搬出機構10の孔11bにロッ
クピン17を位置合わせして挿入することによりカップ
搬出機構10がホルダ15に固定される。この場合、カ
ップ搬出機構10をホルダ15に挿入すると、カップ搬
出機構10はホルダ15の各案内壁15aによって幅方
向に位置決めされるとともに、リングギヤ13がモータ
16のギア16aに当接することにより挿入方向に位置
決めされることから、カップ搬出機構10の孔11bと
ロックピン17とが容易に位置合わせされる。
【0020】このように、本実施形態のカップ供給装置
によれば、装置本体側に設けたホルダ15にカップ搬出
機構10を挿入するとともに、ホルダ15内に設けた各
案内壁15aによってカップ搬出機構10を幅方向に位
置決めし、これにより位置合わせされたロックピン17
をカップ搬出機構10の孔11bに挿入してカップ搬出
機構10をホルダ15に固定するようにしたので、カッ
プ搬出機構10の着脱を極めて容易に行うことができ、
カップ搬出機構10の交換における作業性を格段に向上
させることができる。
【0021】図11及び図12は本発明の他の実施形態
を示すもので、前記ロックピン17のロック解除に連動
してカップ搬出機構10のリングギヤ13の回動を規制
するストッパを備えたものである。
【0022】同図に示すストッパ18はカップ搬出機構
10の孔11b内に摺動自在に設けられ、その側面には
カップ搬出機構10のリングギヤ13に係合する係合部
18aが設けられている。即ち、カップ搬出機構10の
孔11bはその側面にストッパ18の摺動方向に延びる
長孔11cを有し、この長孔11cから外部に延びたス
トッパ18の係合部18aがリングギヤ13の任意の歯
面間13aに挿入されるようになっている。また、スト
ッパ18は係合部18aに係止するスプリング19によ
って図中下方に付勢され、係合部18aをリングギヤ1
3の歯面間13aに挿入された状態で保持されるように
なっている。
【0023】以上の構成により、カップ搬出機構10を
ホルダ15に挿入してロックピン17をカップ搬出機構
10の孔11bに挿入すると、図12に示すように孔1
1b内のストッパ18がロックピン17によって図中上
方に押し上げられる。これにより、ストッパ18の係合
部18aがリングギヤ13の歯面間13aから外れ、リ
ングギヤ13の回動規制が解除される。また、カップ搬
出機構10をホルダ15から取外すと、ロックピン17
によるストッパ18の押し上げが解除されることから、
ストッパ18がスプリング19によって図中下方に移動
し、ストッパ18の係合部18aがリングギヤ13の歯
面間13aに挿入されてリングギヤ13の回動が規制さ
れる。従って、カップ搬出機構10をホルダ15から取
外してもカップ搬出機構10のリングギヤ13が回動す
ることがなく、カップ搬出機構10の各搬出子10が所
定の回転停止位置に保持され、カップ搬出機構10を再
度装着した際の動作不良を確実に防止することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のカップ
供給装置によれば、カップ搬出機構を装置本体の所定位
置に容易に位置合わせすることができるので、カップ搬
出機構の着脱を極めて容易に行うことができ、カップ搬
出機構の交換における作業性を格段に向上させることが
できる。
【0025】また、請求項2のカップ供給装置によれ
ば、請求項1の効果に加え、カップ搬出機構のロック及
びロック解除をカップ搬出機構の孔に挿入されるロック
ピンによって容易に行うことができる。
【0026】また、請求項3のカップ供給装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるととも
に、カップ搬出機構の駆動部を分離可能に構成した場合
でも、カップ搬出機構を取外した際に各搬出子が回転停
止位置からずれることがないので、カップ搬出機構を再
度装着した際の動作不良を確実に防止することができ
る。
【0027】また、請求項4のカップ供給装置によれ
ば、請求項3の効果に加え、カップ搬出機構のロック及
びロック解除をカップ搬出機構の孔に挿入されるロック
ピンによって容易に行うことができるとともに、ロック
ピンをカップ搬出機構の孔から外すとカップ搬出機構の
回動機構に係合するストッパにより、カップ搬出機構の
各搬出子の回転を確実に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すカップ供給装置の一
部断面正面図
【図2】カップ供給装置の平面図
【図3】カップ供給装置の部分拡大図
【図4】カップ供給装置の部分拡大図
【図5】カップ供給装置の平面図
【図6】カップ搬出機構及びその周辺構造を示す平面図
【図7】カップ搬出機構及びその周辺構造を示す側面断
面図
【図8】カップ搬出機構及びその周辺構造を示す側面断
面図
【図9】カップ搬出機構の取外し動作を示す側面断面図
【図10】カップ搬出機構の取外し動作を示す平面図
【図11】本発明の他の実施形態を示すカップ供給装置
の要部側面断面図
【図12】ストッパの動作を示す要部側面断面図
【符号の説明】
1…カップ、10…カップ搬出機構、11b…孔、12
…搬出子、13…リングギヤ、15…ホルダ、15a…
案内壁、16…モータ、17…ロックピン、18…スト
ッパ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に積み重ねられたカップを下方
    へ一つずつ搬出するカップ搬出機構を備え、カップ搬出
    機構を装置本体に着脱自在に設けたカップ供給装置にお
    いて、 前記カップ搬出機構を所定方向に出し入れ可能に保持す
    る保持部と、 カップ搬出機構を保持部の所定位置に案内する案内部
    と、 カップ搬出機構を保持部の所定位置に固定するロック機
    構とを備えたことを特徴とするカップ供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構をカップ搬出機構に設け
    た孔に挿入されるように保持部の所定位置に出没自在に
    設けたロックピンによって形成したことを特徴とする請
    求項1記載のカップ供給装置。
  3. 【請求項3】 上下方向に積み重ねられたカップをカッ
    プの周縁に係合する複数の搬出子を回転させることによ
    り下方へ一つずつ搬出するカップ搬出機構を備えるとと
    もに、カップ搬出機構を装置本体に着脱自在に設け、各
    搬出子を回転させる回動機構を装置本体側に配置した駆
    動部と分離可能に構成したカップ供給装置において、 前記カップ搬出機構を所定方向に出し入れ可能に保持す
    る保持部と、 カップ搬出機構を保持部の所定位置に案内する案内部
    と、 カップ搬出機構を保持部の所定位置に固定するロック機
    構と、 ロック機構のロック解除に連動してカップ搬出機構の各
    搬出子の回転を規制する規制手段とを備えたことを特徴
    とするカップ供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック機構をカップ搬出機構に設け
    た孔に挿入されるように保持部の所定位置に出没自在に
    設けたロックピンによって形成し、 前記規制手段を各搬出子の回動機構に係合することによ
    って各搬出子の回転を規制し且つカップ搬出機構側の孔
    に挿入されたロックピンに案内されて回動機構との係合
    を解除されるストッパによって形成したことを特徴とす
    る請求項3記載のカップ供給装置。
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