JP2001048351A - カップ供給装置 - Google Patents

カップ供給装置

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JP2001048351A
JP2001048351A JP11223868A JP22386899A JP2001048351A JP 2001048351 A JP2001048351 A JP 2001048351A JP 11223868 A JP11223868 A JP 11223868A JP 22386899 A JP22386899 A JP 22386899A JP 2001048351 A JP2001048351 A JP 2001048351A
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cup
case
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cups
row
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JP11223868A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Machida
芳昭 町田
Shuichi Sakaguchi
修一 坂口
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケースの前面からカップ列を補充することが可
能な前面補充方式であるとともに、そのケースの奥部側
の補充部に対してもカップ列を何ら支障なく容易に補充
することができる回転式のカップ供給装置を提供する。 【解決手段】各仕切板11a,11b,11cは回転軸
6対して回転可能であり、かつロック機構により係脱可
能にロックされており、ケース1の奥部側の補充部B2
に対してカップ列Cを補充するときには、仕切板11
a,11b,11cのロックを外して回転軸6に対して
ケース1の手前側に回動して、ケース1の奥部側の補充
部B2をケース1の前面の開口部2側に開放させてその
奥部側の補充部B2に対するカップ列Cの補充を可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動給茶
器で使用する多数のカップを収納し、そのカップを所定
の信号に基づいて順次一個ずつ排出して供給するカップ
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカップ供給装置としては、複数
のカップを上下に積層してなるカップ列をケース内に複
数横に並列して収納した構造のものが一般に知られてい
る。
【0003】この種のカップ供給装置においては、ケー
ス内に横に長い載置部が設けられ、この載置部の上に複
数のカップ列が並列して載置されている。載置部の端部
は排出部となっており、この排出部にカップ排出機構が
設けられ、排出部に配置したカップ列がそのカップ排出
機構により支持され、所定の信号の投入ごとにそのカッ
プ列の最下端のカップがカップ排出機構の動作で順次1
つずつ切り離されて排出されるようになっている。
【0004】そして排出部に配置したカップ列のカップ
の数が一定以下に減少したときには、載置部に載置され
ているカップ列が搬送機構により排出部に搬送されて補
給され、この補給されたカップ列がカップ支持機構によ
り支持されてその排出を待機する。
【0005】排出部への補給により載置部の上に配置す
るカップ列がなくなったときには、ケースの前面の扉を
開き、ケース内の載置部の上に複数のカップ列を補充す
る。
【0006】ところが、このようにカップ列を横に並列
して収納する形式のカップ供給装置においては、そのケ
ースが横長となり、その設置に際して横長の広いスペー
スを確保しなければならなくなる。
【0007】そこで、図9に示すように、ケースaの内
部の載置部bの上に垂直に回転軸cを設け、この回転軸
cの外周に均等的に複数の仕切板d1,d2,d3を取
り付け、これら仕切板d1,d2,d3間の1つの領域
を排出部A、他の残りの領域を補充部B1,B2とし、
これら排出部Aおよび補充部B1,B2にそれぞれカッ
プ列Cを配置し、排出部Aのカップ列Cのカップがその
排出に伴って一定以下に減少する都度、回転軸cをモー
タ(図示せず)を介して1ピッチずつ回転させ、この回
転で補充部B1,B2のカップ列Cを順次排出部Aに搬
送するようにした回転式のカップ供給装置が提供されて
いる。なお、ケースaは前面が開口する箱形状をなし、
その前面の開口部に横開き式の扉eが回動可能に取り付
けられている。
【0008】このような回転式のカップ供給装置におい
ては、ケースaが横長とならず、したがって横幅が比較
的狭いスペース部分であってもその設置が可能となる利
点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような回転式のカ
ップ供給装置においては、ケースaの前部側の補充部B
1が空となったときには、ケースaの前面の扉eを開い
てその補充部B1にカップ列Cを補充することができ
る。
【0010】ところが、ケースaの奥部側の補充部B2
が空となったときには、仕切板d2が邪魔となり、ケー
スaの前面からその補充部B2にカップ列Cを補充する
ことができない。
【0011】したがってこの場合には、まずケースaの
前部側の補充部B1にカップ列Cを補充し、この状態か
ら手動で回転軸cを1ピッチ回転させ、仕切板d1を介
して前部側の補充部B1内のカップ列Cを奥部側の補充
部B2内に送り込み、次に空位となった前部側の補充部
B1内にカップ列Cを補充することになる。
【0012】この場合、排出部Aにカップ列Cが配置し
ていないか一定以下に減少していれば、回転軸cを仕切
板d1と一体的に回転させて前部側の補充部B1のカッ
プ列Cを奥部側の補充部B2に送り込むことが可能であ
るが、しかし通常、排出部Aには一定以上の数のカップ
が重なって配置してその排出を待機しており、したがっ
て回転軸cを仕切板d1と一体的に回転させることは困
難であり、結局、奥部側の補充部B2には排出部Aのカ
ップ列Cを一旦排除しない限りカップ列Cを補充するこ
とができないことになる。
【0013】そこで、ケースの上面を開口させ、この開
口部に扉を設けるようにすれば、ケースの奥部側の補充
部へも容易にカップ列を補充することができるが、しか
しケースは一般に補充作業者の肩付近のレベル位置に設
置されており、したがってケースの上面からカップ列を
補充する方式になると、その補充の作業が相当面倒で厄
介なものとなってしまう。
【0014】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、ケースの前面から
カップ列を補充することが可能な前面補充方式であると
ともに、そのケースの奥部側の補充部に対してもカップ
列を何ら支障なく容易に補充することができる回転式の
カップ供給装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、前面が開口したケース内の載置部
の上に駆動源に連動して回転する回転軸が設けられ、こ
の回転軸の外周に複数の仕切板が放射状に設けられ、こ
れら仕切板間の載置部の上の領域に、複数のカップを積
層してなるカップ列が収納配置され、これら領域のうち
の1つが排出部、他の残りの領域が補充部となってお
り、排出部にはカップ列のカップを1個ずつ切り離して
排出するカップ排出機構が設けられ、この排出部に配置
するカップ列のカップが一定以下に減少する都度、駆動
源に駆動されて前記回転軸が前記各仕切板と一体的に回
転して補充部内のカップ列が排出部に向けて搬送される
カップ供給装置において、各仕切板は前記回転軸に対し
て回転可能に設けられているとともに、各仕切板と回転
軸との間には各仕切板を回転軸に対してそれぞれ係脱可
能にロックするロック機構が設けられ、排出部に配置す
るカップ列のカップが一定以下に減少して回転軸が回転
するときにはロック機構によるロックで各仕切板が回転
軸と一体的に回転し、ケースの奥部側の補充部に対して
カップ列を補充するときには、仕切板のロックを外して
仕切板を回転軸に対してケースの手前側に回動すること
により、ケースの奥部側の補充部をケースの前面の開口
部側に開放させてその奥部側の補充部に対するカップ列
の補充を可能にしたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図1ないし図8を参照して説明する。
【0017】図1にはカップ供給装置の全体の外観を、
図2にはその内部構造を示してあり、1はケースで、こ
のケース1は前面に開口部2を有する箱形状をなし、そ
の前面の開口部2の一側縁に扉3が回動自在に取り付け
られ、この扉3により開口部2が開閉されるようになっ
ている。また、ケース1の一側面の下部にはカップ取出
口4が形成されている。
【0018】ケース1の内部には、水平なベース板から
なる載置部5が設けられ、この載置部5の上に垂直に回
転軸6が設けられている。この回転軸6は図3に示すよ
うに、載置部5とケース1の天井板1aとの間に軸受
7,8を介して回転自在に支持されている。そして載置
部5の下面に回転軸6を駆動する駆動源としての搬送用
モータ9が取り付けられているz。
【0019】回転軸6の周囲には複数、例えば第1、第
2、第3の3枚の仕切板11a,11b,11cが設け
られているとともに、これら仕切板11a,11b,1
1cに対応して回転軸6の上部および下部にそれぞれ第
1、第2、第3の3個の固定リング12a,12b,1
2cが所定の間隔をあけて設けられている。これら固定
リング12a,12b,12cはそれぞれ回転軸6に一
体的に取り付けられ、回転軸6と一体に回転するように
なっている。
【0020】仕切板11a,11b,11cの一側縁の
上部および下部には、それぞれ巻き曲げ加工により嵌合
筒13が一体に形成され、これら嵌合筒13がそれぞれ
回転軸6の外周に回転自在でかつ軸方向に移動自在に嵌
合され、これにより各仕切板11a,11b,11cが
回転軸6を中心にして放射状に配置するように回転軸6
に連結されている。
【0021】第1の仕切板11aに設けられた嵌合筒1
3は、回転軸6の上部および下部に取り付けられた第1
の固定リング12aの上に配置し、第2の仕切板11b
に設けられた嵌合筒13は、回転軸6の上部および下部
に取り付けられた第2の固定リング12bの上に配置
し、第3の仕切板11cに設けられた嵌合筒13は、回
転軸6の上部および下部に取り付けられた第3の固定リ
ング12cの上に配置している。
【0022】そして回転軸6の下部に取り付けられた第
1、第2、第3の各固定リング12a,12b,12c
には、図4および図5に示すように、その上面から軸方
向に向って切り込まれた切欠溝15が形成され、これら
切欠溝15に対して係脱可能な係合部16が各仕切板1
1a,11b,11cの側縁に形成されている。これら
係合部16は、各仕切板11a,11b,11cの下部
側の嵌合筒13の下端部に連なるように仕切板11a,
11b,11cの側縁に形成されている。
【0023】第1、第2、第3の各仕切板11a,11
b,11cの係合部16と、第1、第2、第3の各固定
リング12a,12b,12cの切欠溝15は、仕切板
11a,11b,11cを回転軸6に対して係脱可能に
ロックするロック機構を構成しており、すなわち図4
(A)に示すように、各仕切板11a,11b,11c
の係合部16が各固定リング12a,12b,12cの
切欠溝15内に進入して係合するときには、各仕切板1
1a,11b,11cが回転軸6にロックされ、回転軸
6と一体に各仕切板11a,11b,11cが回転す
る。
【0024】これに対し、図4(B)に示すように、各
仕切板11a,11b,11cを上方に押し上げて係合
部16を各固定リング12a,12b,12cの切欠溝
15内から離脱させることによりそのロックが解除さ
れ、このロックの解除により各仕切板11a,11b,
11cを回転軸6の軸回り方向に自由に回動し得るよう
になっている。
【0025】通常時には、各仕切板11a,11b,1
1cの係合部16がその対応する固定リング12a,1
2b,12cの切欠溝12内に係合してロック状態に保
持され、この状態のもとでは図2に示すように、各仕切
板11a,11b,11cが互いにほぼ均等的な間隔を
保って回転軸6の外周に放射状に配置している。
【0026】そして、各仕切板11a,11b,11c
により載置部5の上が3つの領域に仕切られ、これら領
域のうちのケース1の前面の開口部2に面する領域は第
1の補充部B1、ケース1の奥部側の図2における右側
の領域は第2の補充部B2、ケース1の奥部側の図2に
おける左側の領域は排出部Aとなっており、これら第1
の補充部B1、第2の補充部B2および排出部Aにそれ
ぞれカップ列Cが配置されている。
【0027】排出部Aにおいては、図6に示すように、
載置部5に排出口19が形成され、この排出口19の下
方にシュート20が設けられ、このシュート20の下端
部にカップ排出機構21が設けられ、このカップ排出機
構21にその駆動源として排出用モータ22が連結され
ている。そして排出部Aに配置しているカップ列Cが排
出口19からシュート20を通してカップ排出機構21
に導入されている。
【0028】カップ排出機構21はカップ列Cの下部を
支持し、排出用モータ22の制御による1回の動作ごと
にそのカップ列Cの最下端の1個のカップC′を切り離
してその下方のカップ取出口4に落下させるようになっ
ている。
【0029】ケース1の側面にはカップ取出口4の上方
に位置して操作ボタン25が設けられ、この操作ボタン
25を指先で操作するごとに、排出用モータ22を介し
てカップ排出機構21が駆動され、この駆動で排出部A
のカップ列CのカップC′が1個ずつカップ取出口4に
供給されるようになっている。
【0030】シュート20の一側部にはカップ切れを検
出する検出器26が設けられ、排出部Aにおけるカップ
列CのカップC′が順次排出され、カップ列Cのカップ
C′の数が数個にまで減少したときに、これがカップ切
れとして検出器26により検出され、この検出に応じて
その情報がケース1の側面に設けられた表示手段として
の表示ランプ29を介して表示されるようになってい
る。また、カップ切れを検出器26が検出したときには
その検出信号で搬送用モータ9が駆動され、回転軸6が
1ピッチ分回転するようになっている。
【0031】さらに、第1の補充部B1および第2の補
充部B2には、これら補充部B1,B2におけるカップ
列Cの有無を検出する検出器27,28が設けられてい
る。
【0032】図7には制御回路の構成を示してあり、3
0はマイクロコンピュータを内蔵した制御部で、この制
御部30の信号入力部に操作ボタン25および各検出器
26,27,28が接続され、信号出力部に搬送用モー
タ9、排出用モータ22、表示ランプ29が接続されて
いる。
【0033】次に、作用について説明する。
【0034】操作ボタン25を操作すると、その信号が
制御部30に送られる。そして制御部30により排出用
モータ22が制御され、この排出用モータ22によりカ
ップ排出機構21が駆動され、このカップ排出機構21
の動作で排出部Aのカップ列Cの最下端の1個のカップ
C′が排出され、カップ取出口4に供給される。
【0035】このように必要に応じて操作ボタン25を
操作する都度、カップ排出機構21が動作して排出部A
のカップ列CのカップC′が1個ずつカップ取出口4に
供給される。そして排出部Aのカップ列CのカップC′
の数が数個にまで減少すると、これがカップ切れとして
検出器26により検出され、その信号が制御部30に送
られ、これに応じて表示ランプ29が一旦点灯するとと
もに、制御部30により搬送用モータ9が制御され、こ
の搬送用モータ9による駆動で回転軸6が図2における
反時計方向に1/3回転すなわち1ピッチ分だけ回転す
る。
【0036】回転軸6の1ピッチの回転により、第2の
補充部B2に配置しているカップ列Cが仕切板d2に押
されて排出部Aに送り込まれ、また第1の補充部B1に
配置しているカップ列Cが空位となった第2の補充部B
2に送り込まれる。なお、各カップ列Cは載置部5の上
を滑り動いて第2の補充部B2から排出部Aに、また第
1の補充部B1から第2の補充部B2にそれぞれ移動す
る。
【0037】排出部Aに送り込まれたカップ列Cは、排
出口19内に導入され、カップ排出機構21に残留して
いるカップ列Cの上に落下して重なり、これによりカッ
プ切れがクリアーされ、表示ランプ29が消灯する。そ
して操作ボタン25の操作に応じて排出部Aにおけるカ
ップ列CのカップC′が順次1個ずつ排出される。ま
た、第1の補充部B1のカップ列Cが第2の補充部B2
に送り込まれて第1の補充部B1が空位となったときに
は、これが検出器27により検出される。
【0038】そして、排出部Aのカップ列Cのカップ
C′の数が再び一定以下にまで減少して検出器26によ
りカップ切れが検出されたときには、その信号により制
御部30を介して再び搬送用モータ9が駆動され、回転
軸6が反時計方向に1ピッチ分だけ回転し、この回転で
第2の補充部B2に配置しているカップ列Cが仕切板d
1に押されて排出部Aに送り込まれ、この送り込まれた
カップ列Cが排出口19内に導入され、カップ排出機構
21に残留しているカップ列Cの上に落下して重なり、
排出を待機する。
【0039】この状態のときには、第1の補充部B1お
よび第2の補充部B2がそれぞれカップ列の配置しない
空位の状態となり、これが検出器27,28により検出
される。
【0040】そして、排出部Aにおけるカップ列Cのカ
ップC′の排出がさらに進んで排出部Aに残留するカッ
プC′の数が一定以下にまで減少して検出器26により
カップ切れが検出されたときには、表示ランプ29が点
灯し、カップ列Cの補充が促される。
【0041】したがって、これに応じてケース1内にカ
ップ列Cを補充する。図8(A)は第1および第2の補
充部B1,B2が空となったときの状態を示してある。
この状態のときには、図2の状態から回転軸6が2ピッ
チ分回転しているから仕切板11cが第2の補充部B2
の位置に、仕切板11bが第1の補充部B1の位置にそ
れぞれ移行している。
【0042】カップ列Cの補充にあたっては、図8
(B)に示すように、まずケース1の前面の扉3を開
き、開口部2を開放する。ここで、第1の補充部B1は
ケース1の前面に面しているからこの第1の補充部B1
にはケース1の前面からカップ列Cを補充することがで
きるが、しかしケース1の奥部側の第2の補充部B2に
対しては仕切板11cが邪魔となってカップ列Cを補充
することができない。
【0043】そこで、カップ列Cの補充時には、まずケ
ース1の前面に配置している仕切板11bを上方に押し
上げ、この仕切板11bの係合部16を固定リング12
bの切欠溝15から離脱させ、この仕切板11bと回転
軸6とのロックを外す。そしてこの仕切板11bを回転
軸6を中心にケース1の手前側に回動してケース1内の
左側の奥部側に移動させる。
【0044】次に、ケース1内の右側の奥部側に配置し
ている仕切板11cを上方に押し上げ、この仕切板11
cの係合部16を固定リング12cの切欠溝15から離
脱させ、この仕切板11cと回転軸6とのロックを外
し、この仕切板11cを回転軸6を中心に回動してケー
ス1内の左側の奥部側に移動させる。
【0045】これによりケース1内の奥部側の第2の補
充部B2がケース1の前面側に開放され、したがってケ
ース1の前面の開口部2からこの第2の補充部B2に何
ら支障なくカップ列Cを補充することが可能となる。
【0046】第2の補充部B2にカップ列Cを補充した
のちには、ケース1内に左側の奥部側に配置している仕
切板11cを手前側に回動して右側の奥部側に移動させ
る。そしてこの仕切板11cの係合部16をこれに対応
した固定リング12cの切欠溝15に合わせ、この状態
で仕切板11cを回転軸6に沿って引き下げ、係合部1
6を切欠溝15内に差し込む。これにより仕切板11c
が回転軸6にロックされ、当初の状態となる。
【0047】こののち、第1の補充部B1にケース1の
前面の開口部2からカップ列Cを補充する。そしてケー
ス1内に左側の奥部側に配置している仕切板11bを手
前側に回動して右側の奥部側に移動させる。そしてこの
仕切板11bの係合部16をこれに対応した固定リング
12bの切欠溝15に合わせ、この状態で仕切板11b
を回転軸6に沿って引き下げ、係合部16を切欠溝15
内に差し込む。これにより仕切板11bが回転軸6にロ
ックされ、当初の状態となる。
【0048】なお、第1の補充部B1にカップ列Cを補
充する際には、その補充の前に仕切板11bを手前側に
回動して回転軸6にロックし、このロック後に第1の補
充部B1にカップ列Cを補充することも可能である。
【0049】一方、このようなカップ列Cが回転軸6の
周囲に配置する回転式のカップ供給装置においては、そ
のケース1の横幅を小さくすることができ、したがって
横幅の小さなスペース部分であってもそのケース1を何
ら支障なく容易に設置することができる。そしてカップ
列Cをケース1の前面から補充する構成であるから、ケ
ース1内へのカップ列Cの補充を容易に能率よく行なう
ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ケースの前面からカップ列を補充することが可能な前面
補充方式でありながら、そのケースの奥部側の補充部に
対してもカップ列を何ら支障なく容易に能率よく補充す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るカップ供給装置の
全体の外観を示す斜視図。
【図2】そのカップ供給装置の内部構造を示す平断面
図。
【図3】そのカップ供給装置の要部の正面図。
【図4】そのカップ供給装置の要部の一部を拡大して示
す正面図。
【図5】図4中のX−X線に沿う断面図。
【図6】そのカップ供給装置の排出部の構成を示す断面
図。
【図7】そのカップ供給装置の制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図8】そのカップ供給装置の作用を説明するための平
断面図。
【図9】従来のカップ供給装置の構造を示す平断面図。
【符号の説明】
1…ケース 2…開口部 3…扉 4…カップ取出口 5…載置部 6…回転軸 9…搬送用モータ 11a,11b,11c…仕切板 12a,12b,12c…固定リング 15…切欠溝 16…係合部 21…カップ排出機構 22…排出用モータ 25…操作ボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口したケース内の載置部の上に駆
    動源に連動して回転する回転軸が設けられ、この回転軸
    の外周に複数の仕切板が放射状に設けられ、これら仕切
    板間の載置部の上の領域に、複数のカップを積層してな
    るカップ列が収納配置され、これら領域のうちの1つが
    排出部、他の残りの領域が補充部となっており、排出部
    にはカップ列のカップを1個ずつ切り離して排出するカ
    ップ排出機構が設けられ、この排出部に配置するカップ
    列のカップが一定以下に減少する都度、駆動源に駆動さ
    れて前記回転軸が前記各仕切板と一体的に回転して補充
    部内のカップ列が排出部に向けて搬送されるカップ供給
    装置において、 各仕切板は前記回転軸に対して回転可能に設けられてい
    るとともに、各仕切板と回転軸との間には各仕切板を回
    転軸に対してそれぞれ係脱可能にロックするロック機構
    が設けられ、排出部に配置するカップ列のカップが一定
    以下に減少して回転軸が回転するときにはロック機構に
    よるロックで各仕切板が回転軸と一体的に回転し、ケー
    スの奥部側の補充部に対してカップ列を補充するときに
    は、仕切板のロックを外して仕切板を回転軸に対してケ
    ースの手前側に回動することにより、ケースの奥部側の
    補充部をケースの前面の開口部側に開放させてその奥部
    側の補充部に対するカップ列の補充を可能にしたことを
    特徴とするカップ供給装置。
JP11223868A 1999-08-06 1999-08-06 カップ供給装置 Pending JP2001048351A (ja)

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