JPH0926552A - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
- Publication number
- JPH0926552A JPH0926552A JP17736995A JP17736995A JPH0926552A JP H0926552 A JPH0926552 A JP H0926552A JP 17736995 A JP17736995 A JP 17736995A JP 17736995 A JP17736995 A JP 17736995A JP H0926552 A JPH0926552 A JP H0926552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- scanning
- wall
- optical device
- rotary polygon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転多面鏡の回転性能が、光学箱の外壁によ
る対流の影響を受けない走査光学装置を提供する。 【解決手段】 レーザーユニット２からのレーザービー
ムを回転多面鏡１によって偏向し走査レンズ４を介して
感光体上に結像走査する走査光学装置において、前記回
転多面鏡１を含むモーターユニットを前記走査レンズ４
から取り付けられた光学箱５に搭載し、前記回転多面鏡
１を取り囲む外壁６が前記光学箱５の一部として形成さ
れ、前記外壁６が前記回転多面鏡１の回転中心を中心と
した円柱形状に構成されていることを特徴とする。
る対流の影響を受けない走査光学装置を提供する。 【解決手段】 レーザーユニット２からのレーザービー
ムを回転多面鏡１によって偏向し走査レンズ４を介して
感光体上に結像走査する走査光学装置において、前記回
転多面鏡１を含むモーターユニットを前記走査レンズ４
から取り付けられた光学箱５に搭載し、前記回転多面鏡
１を取り囲む外壁６が前記光学箱５の一部として形成さ
れ、前記外壁６が前記回転多面鏡１の回転中心を中心と
した円柱形状に構成されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転多面鏡を用い
た走査光学装置に関し、レーザープリンター、デジタル
複写機等の走査光学装置に於ける回転多面鏡の回転性能
の向上技術に関する。
た走査光学装置に関し、レーザープリンター、デジタル
複写機等の走査光学装置に於ける回転多面鏡の回転性能
の向上技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、回転多面鏡を用いた走査光学装置
に於いては、回転多面鏡をモーターのフランジ（座面）
にネジ止めまたは板バネ等により固定し、回転多面鏡を
含むモーターユニットとして構成されたパーツを走査レ
ンズであるｆθレンズ等を含む光学箱に搭載し固定する
事によって、走査光学装置を構成する方法が一般的であ
る。
に於いては、回転多面鏡をモーターのフランジ（座面）
にネジ止めまたは板バネ等により固定し、回転多面鏡を
含むモーターユニットとして構成されたパーツを走査レ
ンズであるｆθレンズ等を含む光学箱に搭載し固定する
事によって、走査光学装置を構成する方法が一般的であ
る。
【０００３】回転多面鏡を回転走査するモーターとして
は、動圧軸受けを使用したものや、ボールベアリングを
使用したものが一般的であるが外部からのゴミ、ほこり
等が回転性能に影響を与える動圧軸受け以外は、モータ
ーユニット自体をカバーで覆う事によって、外気から遮
断する方法を行わないのが一般的である。
は、動圧軸受けを使用したものや、ボールベアリングを
使用したものが一般的であるが外部からのゴミ、ほこり
等が回転性能に影響を与える動圧軸受け以外は、モータ
ーユニット自体をカバーで覆う事によって、外気から遮
断する方法を行わないのが一般的である。
【０００４】
【発明が解決しようとしている課題】この様に、ボール
ベアリング等を用いるモーターユニットが外気と遮断さ
れていない構成のものに於いては、回転多面鏡を直接覆
う外壁が光学箱を構成するアルミまたはプラスチックモ
ールド等で形成される箱の外壁となるため、この外壁の
形状により回転多面鏡の回転性能が影響を受ける事にな
る。
ベアリング等を用いるモーターユニットが外気と遮断さ
れていない構成のものに於いては、回転多面鏡を直接覆
う外壁が光学箱を構成するアルミまたはプラスチックモ
ールド等で形成される箱の外壁となるため、この外壁の
形状により回転多面鏡の回転性能が影響を受ける事にな
る。
【０００５】レーザープリンターやデジタル複写機に使
用する走査光学装置に於いては、回転多面鏡の回転性能
が画像を書き込み形成する規準となるため、回転性能に
ジッター等の回転ムラが発生すると、ＰＷＭ等によって
書き込んだラインに歪（曲がり）を生じ、特にカラー画
像の様に多重現像を行う場合の画像ずれを引き起こすた
めに色ムラが発生し、画像性能を著しく悪化させる事に
なる。
用する走査光学装置に於いては、回転多面鏡の回転性能
が画像を書き込み形成する規準となるため、回転性能に
ジッター等の回転ムラが発生すると、ＰＷＭ等によって
書き込んだラインに歪（曲がり）を生じ、特にカラー画
像の様に多重現像を行う場合の画像ずれを引き起こすた
めに色ムラが発生し、画像性能を著しく悪化させる事に
なる。
【０００６】ジッター等の回転ムラの発生原因として
は、軸受けに用いているボールベアリングの負荷変動
（グリスの粘性変化）による回転変動が、回転制御系に
よる制御範囲を超えた場合や、回転多面鏡の反射面の面
精度の劣化によって発生する場合に他に、先に述べた回
転多面鏡を囲む外壁の影響によって発生する対流が風損
の時間的変動を引き起こし、回転性能を劣化させる現象
が発生する。
は、軸受けに用いているボールベアリングの負荷変動
（グリスの粘性変化）による回転変動が、回転制御系に
よる制御範囲を超えた場合や、回転多面鏡の反射面の面
精度の劣化によって発生する場合に他に、先に述べた回
転多面鏡を囲む外壁の影響によって発生する対流が風損
の時間的変動を引き起こし、回転性能を劣化させる現象
が発生する。
【０００７】特に、通常の光学箱の構成の場合、回転多
面鏡を囲む部分の形状に関しては、今まで特に考慮され
る事無く構成されていた。
面鏡を囲む部分の形状に関しては、今まで特に考慮され
る事無く構成されていた。
【０００８】そのため、先に述べた様な回転変動が発生
し、画像性能を著しく悪化させており、特にカラー画像
の高精細化に当たって大きな問題点となっていた。
し、画像性能を著しく悪化させており、特にカラー画像
の高精細化に当たって大きな問題点となっていた。
【０００９】従って、本発明の目的は、上記課題に鑑み
回転多面鏡の回転性能が、光学箱の外壁による対流の影
響を受けない様な構造を提供することとなる。
回転多面鏡の回転性能が、光学箱の外壁による対流の影
響を受けない様な構造を提供することとなる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の走査光学装置では、回転多面鏡を含むモーターユニ
ットを走査レンズが取り付けられた光学箱に搭載し、前
記回転多面鏡を取り囲む外壁が前記光学箱の一部として
形成され、前記外壁が前記回転多面鏡の回転中心を中心
とした、円柱形状に構成されることによって回転多面鏡
の回転によって発生する対流の影響を受けないようにす
る事で、回転性能の劣化を防止するものである。
明の走査光学装置では、回転多面鏡を含むモーターユニ
ットを走査レンズが取り付けられた光学箱に搭載し、前
記回転多面鏡を取り囲む外壁が前記光学箱の一部として
形成され、前記外壁が前記回転多面鏡の回転中心を中心
とした、円柱形状に構成されることによって回転多面鏡
の回転によって発生する対流の影響を受けないようにす
る事で、回転性能の劣化を防止するものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１に本発明の走査光学装置の第
一の実施例を示す。
一の実施例を示す。
【００１２】同図に於いて、１は８面の反射面を有する
回転多面鏡であり、図示しないスキャナーモーターのフ
ランジ面にビス止めによって固定されている。２は半導
体レーザーとコリメーターレンズを含むレーザーユニッ
ト（光源）であり、平行光に変換されたレーザービーム
を射出する。３のシリンドリカルレンズによって図１の
紙面に垂直な副走査方向のみ集束光に変換されたビーム
は回転多面鏡１上に照線として結像され、回転多面鏡１
の回転によって偏向走査される。偏向走査されたレーザ
ービームは、走査レンズであるｆθレンズ４に入射し、
記録媒体である感光体上にレーザースポットとして結像
され主走査方向に走査される。
回転多面鏡であり、図示しないスキャナーモーターのフ
ランジ面にビス止めによって固定されている。２は半導
体レーザーとコリメーターレンズを含むレーザーユニッ
ト（光源）であり、平行光に変換されたレーザービーム
を射出する。３のシリンドリカルレンズによって図１の
紙面に垂直な副走査方向のみ集束光に変換されたビーム
は回転多面鏡１上に照線として結像され、回転多面鏡１
の回転によって偏向走査される。偏向走査されたレーザ
ービームは、走査レンズであるｆθレンズ４に入射し、
記録媒体である感光体上にレーザースポットとして結像
され主走査方向に走査される。
【００１３】この様に構成された走査光学装置に於い
て、図示しないスキャナーモーターは、回転多面鏡１を
含むモーターユニットとしてｆθレンズ４が取り付けら
れた光学箱５に位置決め固定されている。
て、図示しないスキャナーモーターは、回転多面鏡１を
含むモーターユニットとしてｆθレンズ４が取り付けら
れた光学箱５に位置決め固定されている。
【００１４】回転多面鏡１を取り囲む外壁６は、光学箱
５の一部としてモールド成形またはＡｌ等の金属の加工
によって形成されている。
５の一部としてモールド成形またはＡｌ等の金属の加工
によって形成されている。
【００１５】本発明では、光学箱の一部として形成され
た外壁６が回転多面鏡１の回転中心を中心とする円柱状
の形状に構成されている。この構成にする事によって、
回転多面鏡１の回転によって発生する対流の時間的変動
が減少し、外壁の影響によって発生する回転性能を劣化
させる事無くレーザービームを等速で走査する事が可能
となり、画像性能を向上させる事ができる。
た外壁６が回転多面鏡１の回転中心を中心とする円柱状
の形状に構成されている。この構成にする事によって、
回転多面鏡１の回転によって発生する対流の時間的変動
が減少し、外壁の影響によって発生する回転性能を劣化
させる事無くレーザービームを等速で走査する事が可能
となり、画像性能を向上させる事ができる。
【００１６】図２に本発明の走査光学装置の第二の実施
例を示す。
例を示す。
【００１７】図２に示す様に、レーザーユニット２から
入射するレーザービームと回転多面鏡１の回転によって
走査されるレーザービームを遮らないように開けている
開口部を、板ガラス等の透明部材８を用いてより完全な
円柱形状の構成に近い状態にする事によって、回転性能
の更成る向上が期待できる。
入射するレーザービームと回転多面鏡１の回転によって
走査されるレーザービームを遮らないように開けている
開口部を、板ガラス等の透明部材８を用いてより完全な
円柱形状の構成に近い状態にする事によって、回転性能
の更成る向上が期待できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査光学
装置では、回転多面鏡を含むモーターユニットを走査レ
ンズが取り付けられた光学箱に搭載し、前記回転多面鏡
を取り囲む外壁が前記光学箱の一部として形成され、前
記外壁が前記回転多面鏡の回転中心を中心とした円柱形
状に構成される事によって回転多面鏡の回転によって発
生する対流の影響を受けないようにする事で、回転性能
の向上を計ることが可能となった。
装置では、回転多面鏡を含むモーターユニットを走査レ
ンズが取り付けられた光学箱に搭載し、前記回転多面鏡
を取り囲む外壁が前記光学箱の一部として形成され、前
記外壁が前記回転多面鏡の回転中心を中心とした円柱形
状に構成される事によって回転多面鏡の回転によって発
生する対流の影響を受けないようにする事で、回転性能
の向上を計ることが可能となった。
【図１】本発明の走査光学装置の第一の実施例を示す図
である。
である。
【図２】本発明の走査光学装置の第二の実施例を示す図
である。
である。
１ 回転多面鏡 ２ レーザーユニット ３ シリンドリカルレンズ ４ ｆθレンズ ５ 光学箱 ６ 円柱状外壁 ７ 外壁 ８ 窓ガラス
Claims (1)
- 【請求項１】 光源と、前記光源からの光束を偏向走査
する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向走査され
た光束を被走査面上に結像する走査レンズとを有する走
査光学装置に於いて、前記回転多面鏡を含むモーターユ
ニットを前記走査レンズが取り付けられた光学箱に搭載
し、前記回転多面鏡を取り囲む外壁が前記光学箱の一部
として形成され、前記外壁が前記回転多面鏡の回転中心
を中心とした円柱形状に構成されている事を特徴とする
走査光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17736995A JPH0926552A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17736995A JPH0926552A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926552A true JPH0926552A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16029757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17736995A Pending JPH0926552A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926552A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153989A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17736995A patent/JPH0926552A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006153989A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| JP4529659B2 (ja) * | 2004-11-25 | 2010-08-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020319 |