JPH09263294A - 船舶の推進機 - Google Patents
船舶の推進機Info
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- JPH09263294A JPH09263294A JP8076733A JP7673396A JPH09263294A JP H09263294 A JPH09263294 A JP H09263294A JP 8076733 A JP8076733 A JP 8076733A JP 7673396 A JP7673396 A JP 7673396A JP H09263294 A JPH09263294 A JP H09263294A
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- propeller
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- damper
- casing
- reverse
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Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H5/00—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
- B63H5/07—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
- B63H5/08—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers of more than one propeller
- B63H5/10—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers of more than one propeller of coaxial type, e.g. of counter-rotative type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/32—Other parts
- B63H23/34—Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回転振動を軽減し、且つ部品点数を削減して、
小型かつ軽量化を可能とする。 【解決手段】推進機６の下部にケーシング１１を有し、
このケーシング１１の内部にエンジン１２の動力をプロ
ペラに伝達する動力伝達機構２０と、前進、後進及び中
立のシフト切換を行なう前後進切換機構２１を配置した
船舶の推進機において、プロペラを駆動するプロペラ軸
３３に、ダンパ４７を介してブッシュ４０を一体回転可
能に係合し、このブッシュ４０の外周の一部をプロペラ
のボス部７ａの内周に当接させている。
小型かつ軽量化を可能とする。 【解決手段】推進機６の下部にケーシング１１を有し、
このケーシング１１の内部にエンジン１２の動力をプロ
ペラに伝達する動力伝達機構２０と、前進、後進及び中
立のシフト切換を行なう前後進切換機構２１を配置した
船舶の推進機において、プロペラを駆動するプロペラ軸
３３に、ダンパ４７を介してブッシュ４０を一体回転可
能に係合し、このブッシュ４０の外周の一部をプロペラ
のボス部７ａの内周に当接させている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンで駆動
されるプロペラを備えた船舶の推進機に関するものであ
る。
されるプロペラを備えた船舶の推進機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】船舶の推進機には、例えば特公平４−６
０８７９号公報に開示されるように、前後に対向して配
設された一対のプロペラを備え、エンジンで駆動される
ものがある。
０８７９号公報に開示されるように、前後に対向して配
設された一対のプロペラを備え、エンジンで駆動される
ものがある。
【０００３】このものは、ケーシング内の上部にエンジ
ンを配置すると共に、エンジンの排気ガスを水中に排出
する水中排気通路を有し、さらにエンジンの動力で前後
進時に正逆回転する前後進プロペラと、この前後進プロ
ペラに軸方向に隣接して配設されかつ少なくとも前進時
に前後進プロペラと反対方向に回転する前進プロペラ
と、エンジンの動力を前後進プロペラ及び前進プロペラ
へ伝達する動力伝達機構と、前進、後進及び中立の切換
を行なう前後進切換機構とを備えている。
ンを配置すると共に、エンジンの排気ガスを水中に排出
する水中排気通路を有し、さらにエンジンの動力で前後
進時に正逆回転する前後進プロペラと、この前後進プロ
ペラに軸方向に隣接して配設されかつ少なくとも前進時
に前後進プロペラと反対方向に回転する前進プロペラ
と、エンジンの動力を前後進プロペラ及び前進プロペラ
へ伝達する動力伝達機構と、前進、後進及び中立の切換
を行なう前後進切換機構とを備えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、特に高速
で航走しようとする場合、プロペラの回転振動を軽減す
ることが要求されるととも、プロペラへ伝達する動力伝
達機構の部品点数を軽減して軽量且つ小型化が要望され
ている。
で航走しようとする場合、プロペラの回転振動を軽減す
ることが要求されるととも、プロペラへ伝達する動力伝
達機構の部品点数を軽減して軽量且つ小型化が要望され
ている。
【０００５】この発明は、前記課題に鑑みてなされたも
ので、回転振動を軽減し、且つ部品点数を削減して、小
型かつ軽量化を可能とする船舶の推進機を提供すること
を目的としている。
ので、回転振動を軽減し、且つ部品点数を削減して、小
型かつ軽量化を可能とする船舶の推進機を提供すること
を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項１記載の発明は、推進機
の下部にケーシングを有し、このケーシングの内部にエ
ンジンの動力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前
進、後進及び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構
を配置した船舶の推進機において、前記プロペラを駆動
するプロペラ軸に、ダンパを介してブッシュを一体回転
可能に係合し、このブッシュの外周の一部を前記プロペ
ラのボス部の内周に当接させたことを特徴としている。
ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在させ
るとともに、ブッシュをボス部に当接させたから、ブッ
シュとボス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロペラ
のボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを防止
でき回転振動が軽減する。
目的を達成するために、請求項１記載の発明は、推進機
の下部にケーシングを有し、このケーシングの内部にエ
ンジンの動力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前
進、後進及び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構
を配置した船舶の推進機において、前記プロペラを駆動
するプロペラ軸に、ダンパを介してブッシュを一体回転
可能に係合し、このブッシュの外周の一部を前記プロペ
ラのボス部の内周に当接させたことを特徴としている。
ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在させ
るとともに、ブッシュをボス部に当接させたから、ブッ
シュとボス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロペラ
のボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを防止
でき回転振動が軽減する。
【０００７】請求項２記載の発明は、推進機の下部にケ
ーシングを有し、このケーシングの内部にエンジンの動
力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前進、後進及
び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構を配置した
船舶の推進機において、前記プロペラを駆動するプロペ
ラ軸に、ダンパをその外周に固着し少なくとも一端部に
フランジ部を有するブッシュを一体回転可能に係合し、
このブッシュの外周と前記プロペラのボス部の内周との
間に前記ダンパを介在させるとともに、前記フランジ部
をボス部の内周に当接支持させたことを特徴としてい
る。ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在
させるとともに、フランジ部をボス部に当接支持させた
から、ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持で
き、プロペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、
芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。また、ブッシュ
のフランジ部がスペーサー代わりとなるため、従来のよ
うなプロペラとプロペラ軸の位置決めのためのスペーサ
ー類が不要となり、部品点数を削減できる。
ーシングを有し、このケーシングの内部にエンジンの動
力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前進、後進及
び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構を配置した
船舶の推進機において、前記プロペラを駆動するプロペ
ラ軸に、ダンパをその外周に固着し少なくとも一端部に
フランジ部を有するブッシュを一体回転可能に係合し、
このブッシュの外周と前記プロペラのボス部の内周との
間に前記ダンパを介在させるとともに、前記フランジ部
をボス部の内周に当接支持させたことを特徴としてい
る。ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在
させるとともに、フランジ部をボス部に当接支持させた
から、ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持で
き、プロペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、
芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。また、ブッシュ
のフランジ部がスペーサー代わりとなるため、従来のよ
うなプロペラとプロペラ軸の位置決めのためのスペーサ
ー類が不要となり、部品点数を削減できる。
【０００８】請求項３記載の発明は、推進機の下部にケ
ーシングを有し、このケーシングの内部にエンジンの動
力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前進、後進及
び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構を配置した
船舶の推進機において、前記プロペラを駆動するプロペ
ラ軸に、ダンパをその外周に固着したブッシュを一体回
転可能に係合し、このブッシュの一端部を前記プロペラ
軸と前記プロペラのボス部の内周間に介在させたスペー
サーに当接させ、他端部の外周を前記プロペラのボス部
に形成されたフランジ部の内周に支持させたことを特徴
としている。ブッシュとプロペラのボス部との間にダン
パを介在させるとともに、ブッシュの一端部を、プロペ
ラ軸とボス部の間に介在させたスペーサーに当接し、他
端部をプロペラのボス部のフランジ部に支持させたか
ら、ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持できプ
ロペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれ
を防止でき回転振動が軽減する。
ーシングを有し、このケーシングの内部にエンジンの動
力をプロペラに伝達する動力伝達機構と、前進、後進及
び中立のシフト切換を行なう前後進切換機構を配置した
船舶の推進機において、前記プロペラを駆動するプロペ
ラ軸に、ダンパをその外周に固着したブッシュを一体回
転可能に係合し、このブッシュの一端部を前記プロペラ
軸と前記プロペラのボス部の内周間に介在させたスペー
サーに当接させ、他端部の外周を前記プロペラのボス部
に形成されたフランジ部の内周に支持させたことを特徴
としている。ブッシュとプロペラのボス部との間にダン
パを介在させるとともに、ブッシュの一端部を、プロペ
ラ軸とボス部の間に介在させたスペーサーに当接し、他
端部をプロペラのボス部のフランジ部に支持させたか
ら、ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持できプ
ロペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれ
を防止でき回転振動が軽減する。
【０００９】請求項４記載の発明は、エンジンの動力で
前後進時に正逆回転する前後進プロペラと、この前後進
プロペラに軸方向に隣接して配設されかつ少なくとも前
進時に前後進プロペラと反対方向に回転する前進プロペ
ラとを備え、前記請求項１乃至請求項３のいずれかのプ
ロペラが、前記前進プロペラであることを特徴としてい
る。２重反転構造の前進プロペラに前記支持構造が適用
され、前後進プロペラには前記支持構造を適用しないの
で、前後進プロペラは通常の前後進プロペラと互換性が
ある。
前後進時に正逆回転する前後進プロペラと、この前後進
プロペラに軸方向に隣接して配設されかつ少なくとも前
進時に前後進プロペラと反対方向に回転する前進プロペ
ラとを備え、前記請求項１乃至請求項３のいずれかのプ
ロペラが、前記前進プロペラであることを特徴としてい
る。２重反転構造の前進プロペラに前記支持構造が適用
され、前後進プロペラには前記支持構造を適用しないの
で、前後進プロペラは通常の前後進プロペラと互換性が
ある。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の船舶の推進機の
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１は船舶に
備えた推進機の側面図、図２は船舶の推進機のロアーケ
ース部の断面図、図３は要部の拡大断面図、図４は図３
のIV-IV線に沿う断面図である。
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１は船舶に
備えた推進機の側面図、図２は船舶の推進機のロアーケ
ース部の断面図、図３は要部の拡大断面図、図４は図３
のIV-IV線に沿う断面図である。
【００１１】小型船舶１の船体２には取付ボックス３が
設けられ、この取付ボックス３にはクランプブラケット
４が固定されている。クランプブラケット４にはスイベ
ルブラケット５が上下方向に回動可能に取り付けられ、
このスイベルブラケット５には推進機６が左右方向へ回
動可能に取り付けられている。推進機６には前後に対向
して配設された一対の前進プロペラ７と前後進プロペラ
８が備えられている。
設けられ、この取付ボックス３にはクランプブラケット
４が固定されている。クランプブラケット４にはスイベ
ルブラケット５が上下方向に回動可能に取り付けられ、
このスイベルブラケット５には推進機６が左右方向へ回
動可能に取り付けられている。推進機６には前後に対向
して配設された一対の前進プロペラ７と前後進プロペラ
８が備えられている。
【００１２】推進機６はアッパカウル９、ボトムカウル
１０及びケーシング１１を有しており、このアッパカウ
ル９及びボトムカウル１０内にはエンジン１２が配置さ
れている。ケーシング１１はアッパケース１３及びロア
ケース１４から構成され、アッパケース１３の上部はエ
プロン１５で覆われている。
１０及びケーシング１１を有しており、このアッパカウ
ル９及びボトムカウル１０内にはエンジン１２が配置さ
れている。ケーシング１１はアッパケース１３及びロア
ケース１４から構成され、アッパケース１３の上部はエ
プロン１５で覆われている。
【００１３】ケーシング１１を構成するアッパケース１
３及びロアケース１４の内部には、エンジン１２の動力
を前後進プロペラ８及び前進プロペラ７へ伝達する動力
伝達機構２０と、前進、後進及び中立の切換を行なう前
後進切換機構２１とが備えられている。動力伝達機構２
０を構成するドライブ軸２７は、エンジン９に接続さ
れ、このドライブ軸２７はアッパケース１３及びロアケ
ース１４の内部に上下方向に配置され、ドライブ軸２７
の下部には水平ベベルギヤ２８が設けられている。この
水平ベベルギヤ２８には対向して配置された２つの垂直
ベベルギヤ２９，３０が噛み合っている。
３及びロアケース１４の内部には、エンジン１２の動力
を前後進プロペラ８及び前進プロペラ７へ伝達する動力
伝達機構２０と、前進、後進及び中立の切換を行なう前
後進切換機構２１とが備えられている。動力伝達機構２
０を構成するドライブ軸２７は、エンジン９に接続さ
れ、このドライブ軸２７はアッパケース１３及びロアケ
ース１４の内部に上下方向に配置され、ドライブ軸２７
の下部には水平ベベルギヤ２８が設けられている。この
水平ベベルギヤ２８には対向して配置された２つの垂直
ベベルギヤ２９，３０が噛み合っている。
【００１４】この２つの垂直ベベルギヤ２９は前後進プ
ロペラ軸３１に一体回動可能に支持され、この前後進プ
ロペラ軸３１は後方の前後進プロペラ８まで延びてい
る。垂直ベベルギヤ２９はベアリング３２を介して収納
部２２に軸支されている。また、垂直ベベルギヤ３０は
前進プロペラ軸３３に一体回動可能に支持され、この前
進プロペラ軸３３は前方の前進プロペラ７まで延びてい
る。垂直ベベルギヤ３０はベアリング３４を介して筒体
３５に支持され、この筒体３５はロアケース１４に支持
されている。筒体３５と前進プロペラ軸３３との間に
は、それぞれベアリング３６，３７を介して前進プロペ
ラ軸３３が回転可能に設けられ、前進プロペラ軸３３の
後端部にはシール部材３８が設けられている。
ロペラ軸３１に一体回動可能に支持され、この前後進プ
ロペラ軸３１は後方の前後進プロペラ８まで延びてい
る。垂直ベベルギヤ２９はベアリング３２を介して収納
部２２に軸支されている。また、垂直ベベルギヤ３０は
前進プロペラ軸３３に一体回動可能に支持され、この前
進プロペラ軸３３は前方の前進プロペラ７まで延びてい
る。垂直ベベルギヤ３０はベアリング３４を介して筒体
３５に支持され、この筒体３５はロアケース１４に支持
されている。筒体３５と前進プロペラ軸３３との間に
は、それぞれベアリング３６，３７を介して前進プロペ
ラ軸３３が回転可能に設けられ、前進プロペラ軸３３の
後端部にはシール部材３８が設けられている。
【００１５】また、筒体３５の後端部とロアケース１４
との間に水中排気口１８が形成され、高速時に排気ガス
が主に排気通路１６に導かれて水中排気口１８から水中
に排出される。
との間に水中排気口１８が形成され、高速時に排気ガス
が主に排気通路１６に導かれて水中排気口１８から水中
に排出される。
【００１６】前進プロペラ軸３３の後部にはスペーサー
３９が筒体３５の後端に近接してスプライン係合され、
このスペーサー３９に当接してブッシュ４０をスプライ
ン係合してナット４１で締付固定し、前進プロペラ軸３
３の後端部にはシール部材４２が設けられている。ま
た、前後進プロペラ軸３１の後端にはスペーサー４３を
挿入してブッシュ４４の位置決めをし、ワッシャ４５を
介してナット４６で締付固定されている。ブッシュ４０
の外周にはゴム製のダンパ４７が焼付固定され、このダ
ンパ４７のさらに外周には前進プロペラ７のボス部７ａ
が圧入されて、摩擦力によってダンパ４７の回転力が前
進プロペラ７に伝達される。また、ブッシュ４４の外周
にはゴム製のダンパ４８が焼付固定され、このダンパ４
８のさらに外周には前後進プロペラ８のボス部８ａが圧
入されて、摩擦力によってダンパ４８の回転力が前後進
プロペラ８に伝達される。
３９が筒体３５の後端に近接してスプライン係合され、
このスペーサー３９に当接してブッシュ４０をスプライ
ン係合してナット４１で締付固定し、前進プロペラ軸３
３の後端部にはシール部材４２が設けられている。ま
た、前後進プロペラ軸３１の後端にはスペーサー４３を
挿入してブッシュ４４の位置決めをし、ワッシャ４５を
介してナット４６で締付固定されている。ブッシュ４０
の外周にはゴム製のダンパ４７が焼付固定され、このダ
ンパ４７のさらに外周には前進プロペラ７のボス部７ａ
が圧入されて、摩擦力によってダンパ４７の回転力が前
進プロペラ７に伝達される。また、ブッシュ４４の外周
にはゴム製のダンパ４８が焼付固定され、このダンパ４
８のさらに外周には前後進プロペラ８のボス部８ａが圧
入されて、摩擦力によってダンパ４８の回転力が前後進
プロペラ８に伝達される。
【００１７】ドライブ軸２７の前側には操作軸５０が上
下方向に配置され、この操作軸５０の偏芯位置に形成さ
れた凸部５１が第１のドッグクラッチ５２に係合されて
いる。第１のドッグクラッチ５２は前後進プロペラ軸３
１に一体回転可能で、かつ軸方向に移動可能に設けら
れ、操作軸５０の回動によって第１のドッグクラッチ５
２が軸方向へ移動し、第１のドッグクラッチ５２と垂直
ベベルギヤ２９との係脱が行なわれる。
下方向に配置され、この操作軸５０の偏芯位置に形成さ
れた凸部５１が第１のドッグクラッチ５２に係合されて
いる。第１のドッグクラッチ５２は前後進プロペラ軸３
１に一体回転可能で、かつ軸方向に移動可能に設けら
れ、操作軸５０の回動によって第１のドッグクラッチ５
２が軸方向へ移動し、第１のドッグクラッチ５２と垂直
ベベルギヤ２９との係脱が行なわれる。
【００１８】第１のドッグクラッチ５２は連結ピン５３
によってクラッチ筒５４の一端部に連結され、連結ピン
５３は前後進プロペラ軸３１に軸方向に移動可能に設け
られている。クラッチ筒５４は前後進プロペラ軸３１に
軸方向に移動可能に設けられ、クラッチ筒５４の他端部
には連結ピン５５が設けられている。連結ピン５５は第
２のドッグクラッチ５６を軸方向へ移動可能に係合さ
れ、連結ピン５５は前後進プロペラ軸３１に軸方向に移
動可能に設けられている。
によってクラッチ筒５４の一端部に連結され、連結ピン
５３は前後進プロペラ軸３１に軸方向に移動可能に設け
られている。クラッチ筒５４は前後進プロペラ軸３１に
軸方向に移動可能に設けられ、クラッチ筒５４の他端部
には連結ピン５５が設けられている。連結ピン５５は第
２のドッグクラッチ５６を軸方向へ移動可能に係合さ
れ、連結ピン５５は前後進プロペラ軸３１に軸方向に移
動可能に設けられている。
【００１９】第２のドッグクラッチ５６は、２つの垂直
ベベルギヤ２９，３０の間に配置され、第２のドッグク
ラッチ５６が２つの垂直ベベルギヤ２９，３０のいずれ
とも係合しない時が、前後進プロペラ軸３１及び前進プ
ロペラ軸３３のいずれも回転しない中立位置である。第
２のドッグクラッチ５６が垂直ベベルギヤ３０に係合
し、第１のドッグクラッチ５２が垂直ベベルギヤ２９に
係合する状態が、前後進プロペラ軸３１及び前進プロペ
ラ軸３３のいずれも回転する前進位置である。
ベベルギヤ２９，３０の間に配置され、第２のドッグク
ラッチ５６が２つの垂直ベベルギヤ２９，３０のいずれ
とも係合しない時が、前後進プロペラ軸３１及び前進プ
ロペラ軸３３のいずれも回転しない中立位置である。第
２のドッグクラッチ５６が垂直ベベルギヤ３０に係合
し、第１のドッグクラッチ５２が垂直ベベルギヤ２９に
係合する状態が、前後進プロペラ軸３１及び前進プロペ
ラ軸３３のいずれも回転する前進位置である。
【００２０】また、第２のドッグクラッチ５６が垂直ベ
ベルギヤ２９に係合し、第１のドッグクラッチ５２が垂
直ベベルギヤ２９に係合しない状態が、前後進プロペラ
軸３１が回転し、前進プロペラ軸３３が回転しない後進
位置である。
ベルギヤ２９に係合し、第１のドッグクラッチ５２が垂
直ベベルギヤ２９に係合しない状態が、前後進プロペラ
軸３１が回転し、前進プロペラ軸３３が回転しない後進
位置である。
【００２１】クラッチ筒５４内には一対の駒６０，６１
が移動可能に設けられ、一方の駒６１はロッド６２に設
けられたスプリング６３で常に他方の駒６０方向に付勢
され、この一対の駒６０，６１の間に複数のボール６４
が配置されている。ボール６４は、クラッチ筒５４の孔
部５４ａから常に外方へ突出するように付勢され、前後
進プロペラ軸３１に係合可能なっている。ボール６４が
前後進プロペラ軸３１に係合しているときが中立位置で
あり、この中立位置に位置決めされる。シフト操作でク
ラッチ筒５４が軸方向へ移動されると、その軸方向への
移動する力によってボール６４が一対の駒６０，６１の
間に入り込み移動を許容し、前進位置あるいは後進位置
へシフトさせる。
が移動可能に設けられ、一方の駒６１はロッド６２に設
けられたスプリング６３で常に他方の駒６０方向に付勢
され、この一対の駒６０，６１の間に複数のボール６４
が配置されている。ボール６４は、クラッチ筒５４の孔
部５４ａから常に外方へ突出するように付勢され、前後
進プロペラ軸３１に係合可能なっている。ボール６４が
前後進プロペラ軸３１に係合しているときが中立位置で
あり、この中立位置に位置決めされる。シフト操作でク
ラッチ筒５４が軸方向へ移動されると、その軸方向への
移動する力によってボール６４が一対の駒６０，６１の
間に入り込み移動を許容し、前進位置あるいは後進位置
へシフトさせる。
【００２２】水ポンプ２４は、ロワーケース１４の上部
に設けられたハウジング９１内に備えられ、トライブ軸
２７の回転によって水ポンプ２４が駆動される。水ポン
プ２４の駆動により吸入通路２４ａから吸入された冷却
水は、吐出通路２４ｂへ吐出され、ハウジング９１に支
持されたウォータチューブ９２を介して冷却水がエンジ
ン１２へ送られて冷却する。
に設けられたハウジング９１内に備えられ、トライブ軸
２７の回転によって水ポンプ２４が駆動される。水ポン
プ２４の駆動により吸入通路２４ａから吸入された冷却
水は、吐出通路２４ｂへ吐出され、ハウジング９１に支
持されたウォータチューブ９２を介して冷却水がエンジ
ン１２へ送られて冷却する。
【００２３】この第１実施例では、前後進プロペラ軸３
１と前進プロペラ軸３３との間には、ベアリング１００
が設けられている。また、ブッシュ４０にはダンパ４７
が固着されている。ブッシュ４０の一端部４０ａにはフ
ランジ部４０ｂが形成され、このフランジ部４０ｂを前
進プロペラ７のボス部７ａの内周面に当接さ、他端部４
０ｃは、スペーサー３９に当接させ且つボス部７ａのス
トッパ部７ｂの内周面に当接させ、ブッシュ４０を前進
プロペラ軸３３と一体回転可能に係合している。
１と前進プロペラ軸３３との間には、ベアリング１００
が設けられている。また、ブッシュ４０にはダンパ４７
が固着されている。ブッシュ４０の一端部４０ａにはフ
ランジ部４０ｂが形成され、このフランジ部４０ｂを前
進プロペラ７のボス部７ａの内周面に当接さ、他端部４
０ｃは、スペーサー３９に当接させ且つボス部７ａのス
トッパ部７ｂの内周面に当接させ、ブッシュ４０を前進
プロペラ軸３３と一体回転可能に係合している。
【００２４】このように、ブッシュ４０と、前進プロペ
ラ７のボス部７ａとの間にダンパ４７を介在させるとと
もに、ブッシュ４０の一端部４０ａのフランジ部４０ｂ
をボス部７ａに当接し、他端部４０ｃはボス部７ａのス
トッパ部７ｂの内周面に当接させて支持させたから、ブ
ッシュ４０とボス部７ａの間隔を確実に一定に保持で
き、ボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れがなくなり、芯
ずれを防止でき回転振動が軽減する。また、ブッシュ４
０のフランジ部４０ｂがスペーサー代わりとなるため、
従来のようなスペーサー類が不要となり、部品点数を削
減できる。
ラ７のボス部７ａとの間にダンパ４７を介在させるとと
もに、ブッシュ４０の一端部４０ａのフランジ部４０ｂ
をボス部７ａに当接し、他端部４０ｃはボス部７ａのス
トッパ部７ｂの内周面に当接させて支持させたから、ブ
ッシュ４０とボス部７ａの間隔を確実に一定に保持で
き、ボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れがなくなり、芯
ずれを防止でき回転振動が軽減する。また、ブッシュ４
０のフランジ部４０ｂがスペーサー代わりとなるため、
従来のようなスペーサー類が不要となり、部品点数を削
減できる。
【００２５】図５は船舶の推進機の第２実施例の要部の
拡大断面図である。この第２実施例では、第１実施例と
同様に構成される部材は同じ符号を付して説明を省略す
る。この第２実施例では、ブッシュ４０の両端部４０
ａ，４０ｃには、フランジ部４０ｂ，４０ｄが形成さ
れ、この両フランジ部４０ｂ，４０ｄを前進プロペラ７
のボス部７ａの内周面に当接させたから、ブッシュ４０
とボス部７ａの間隔を確実に一定に保持でき、ブッシュ
４０によりボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れがなくな
り、芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。
拡大断面図である。この第２実施例では、第１実施例と
同様に構成される部材は同じ符号を付して説明を省略す
る。この第２実施例では、ブッシュ４０の両端部４０
ａ，４０ｃには、フランジ部４０ｂ，４０ｄが形成さ
れ、この両フランジ部４０ｂ，４０ｄを前進プロペラ７
のボス部７ａの内周面に当接させたから、ブッシュ４０
とボス部７ａの間隔を確実に一定に保持でき、ブッシュ
４０によりボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れがなくな
り、芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。
【００２６】図６及び図７は船舶の推進機の第３実施例
を示し、図６は前進プロペラ部の拡大断面図、図７はブ
ッシュの係合部の拡大図である。この第３実施例では、
第１実施例と同様に構成される部材は同じ符号を付して
説明を省略する。この第３実施例では、ブッシュ４０の
一端部４０ａを、前進プロペラ軸３３と前進プロペラ７
のボス部７ａの間に介在させたスペーサー１１０に当接
し、他端部４０ｃはスペーサー３９に当接させている。
他端部４０ｃは、さらにその段部４０ｅの外周面４０ｅ
１を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当
接させている。
を示し、図６は前進プロペラ部の拡大断面図、図７はブ
ッシュの係合部の拡大図である。この第３実施例では、
第１実施例と同様に構成される部材は同じ符号を付して
説明を省略する。この第３実施例では、ブッシュ４０の
一端部４０ａを、前進プロペラ軸３３と前進プロペラ７
のボス部７ａの間に介在させたスペーサー１１０に当接
し、他端部４０ｃはスペーサー３９に当接させている。
他端部４０ｃは、さらにその段部４０ｅの外周面４０ｅ
１を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当
接させている。
【００２７】このように、ブッシュ４０とボス部７ａと
の間にダンパ４７を介在させるとともに、ブッシュ４０
の一端部４０ａを、前進プロペラ軸３３と前進プロペラ
７のボス部７ａの間に介在させたスペーサー１１０に当
接し、他端部４０は、その段部４０ｅの外周面４０ｅ１
を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当接
させたから、ブッシュ４０とボス部７ａの間隔を確実に
一定に保持でき、ボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れが
なくなり、芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。
の間にダンパ４７を介在させるとともに、ブッシュ４０
の一端部４０ａを、前進プロペラ軸３３と前進プロペラ
７のボス部７ａの間に介在させたスペーサー１１０に当
接し、他端部４０は、その段部４０ｅの外周面４０ｅ１
を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当接
させたから、ブッシュ４０とボス部７ａの間隔を確実に
一定に保持でき、ボス部７ａ内でのダンパ４７の倒れが
なくなり、芯ずれを防止でき回転振動が軽減する。
【００２８】図８及び図９は船舶の推進機の第４実施例
を示し、図８は前進プロペラ部の拡大断面図、図９はブ
ッシュの係合部の拡大図である。この第４実施例では、
第３実施例と同様に構成される部材は同じ符号を付して
説明を省略する。この第４実施例では、ブッシュ４０の
他端部４０ｃは、さらにその段部４０ｅの外周面４０ｅ
１を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当
接させ、さらに段部４０ｅの側面４０ｅ２をストッパ部
７ｂの内側面７ｂ２に当接させたから、ボス部７ａ内で
のダンパ４７の倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転
振動が軽減する。
を示し、図８は前進プロペラ部の拡大断面図、図９はブ
ッシュの係合部の拡大図である。この第４実施例では、
第３実施例と同様に構成される部材は同じ符号を付して
説明を省略する。この第４実施例では、ブッシュ４０の
他端部４０ｃは、さらにその段部４０ｅの外周面４０ｅ
１を、ボス部７ａのストッパ部７ｂの内周面７ｂ１に当
接させ、さらに段部４０ｅの側面４０ｅ２をストッパ部
７ｂの内側面７ｂ２に当接させたから、ボス部７ａ内で
のダンパ４７の倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転
振動が軽減する。
【００２９】２重反転構造の前進プロペラ７に、この発
明の前記支持構造が適用され、前後進プロペラ８には前
記支持構造を適用しないので、前後進プロペラ８は通常
の前後進プロペラと互換性がある。
明の前記支持構造が適用され、前後進プロペラ８には前
記支持構造を適用しないので、前後進プロペラ８は通常
の前後進プロペラと互換性がある。
【００３０】
【発明の効果】前記したように、請求項１記載の発明で
は、ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在
させるとともに、ブッシュをボス部に当接させたから、
ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロ
ペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを
防止でき回転振動が軽減する。
は、ブッシュとプロペラのボス部との間にダンパを介在
させるとともに、ブッシュをボス部に当接させたから、
ブッシュとボス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロ
ペラのボス部内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを
防止でき回転振動が軽減する。
【００３１】請求項２記載の発明では、ブッシュとプロ
ペラのボス部との間にダンパを介在させるとともに、フ
ランジ部をボス部に当接支持させたから、ブッシュとボ
ス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロペラのボス部
内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転
振動が軽減する。また、ブッシュのフランジ部がスペー
サー代わりとなるため、従来のようなプロペラとプロペ
ラ軸の位置決めのためのスペーサー類が不要となり、部
品点数を削減できる。
ペラのボス部との間にダンパを介在させるとともに、フ
ランジ部をボス部に当接支持させたから、ブッシュとボ
ス部の間隔を確実に一定に保持でき、プロペラのボス部
内でのダンパの倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転
振動が軽減する。また、ブッシュのフランジ部がスペー
サー代わりとなるため、従来のようなプロペラとプロペ
ラ軸の位置決めのためのスペーサー類が不要となり、部
品点数を削減できる。
【００３２】請求項３記載の発明では、ブッシュとプロ
ペラのボス部との間にダンパを介在させるとともに、ブ
ッシュの一端部を、プロペラ軸とボス部の間に介在させ
たスペーサーに当接し、他端部をプロペラのボス部のフ
ランジ部に支持させたから、ブッシュとボス部の間隔を
確実に一定に保持できプロペラのボス部内でのダンパの
倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転振動が軽減す
る。
ペラのボス部との間にダンパを介在させるとともに、ブ
ッシュの一端部を、プロペラ軸とボス部の間に介在させ
たスペーサーに当接し、他端部をプロペラのボス部のフ
ランジ部に支持させたから、ブッシュとボス部の間隔を
確実に一定に保持できプロペラのボス部内でのダンパの
倒れがなくなり、芯ずれを防止でき回転振動が軽減す
る。
【００３３】請求項４記載の発明は、２重反転構造の前
進プロペラに前記支持構造が適用され、前後進プロペラ
には前記支持構造を適用しないので、前後進プロペラは
通常の前後進プロペラと互換性がある。
進プロペラに前記支持構造が適用され、前後進プロペラ
には前記支持構造を適用しないので、前後進プロペラは
通常の前後進プロペラと互換性がある。
【図１】船舶に備えた推進装置の側面図である。
【図２】船舶の推進装置のロアーケース部の断面図であ
る。
る。
【図３】要部の拡大断面図である。
【図４】図３のIV-IV線に沿う断面図である。
【図５】船舶の推進機の第２実施例の要部の拡大断面図
である。
である。
【図６】第３実施例の前進プロペラ部の拡大断面図であ
る。
る。
【図７】ブッシュの係合部の拡大図である。
【図８】第４実施例の前進プロペラ部の拡大断面図であ
る。
る。
【図９】ブッシュの係合部の拡大図である。
６ 船舶の推進機 ７ 前進プロペラ ７ａ ボス部 ７ｂ ストッパ部 ８ 前後進プロペラ １１ ケーシング １２ エンジン ２０ 動力伝達機構 ２１ 前後進切換機構 ３３ 前進プロペラ軸 ３９ スペーサー ４７ ダンパ ４０ ブッシュ ４０ｂ フランジ部
Claims (4)
- 【請求項１】推進機の下部にケーシングを有し、このケ
ーシングの内部にエンジンの動力をプロペラに伝達する
動力伝達機構と、前進、後進及び中立のシフト切換を行
なう前後進切換機構を配置した船舶の推進機において、
前記プロペラを駆動するプロペラ軸に、ダンパを介して
ブッシュを一体回転可能に係合し、このブッシュの外周
の一部を前記プロペラのボス部の内周に当接させたこと
を特徴とする船舶の推進機。 - 【請求項２】推進機の下部にケーシングを有し、このケ
ーシングの内部にエンジンの動力をプロペラに伝達する
動力伝達機構と、前進、後進及び中立のシフト切換を行
なう前後進切換機構を配置した船舶の推進機において、
前記プロペラを駆動するプロペラ軸に、ダンパをその外
周に固着し少なくとも一端部にフランジ部を有するブッ
シュを一体回転可能に係合し、このブッシュの外周と前
記プロペラのボス部の内周との間に前記ダンパを介在さ
せるとともに、前記フランジ部をボス部の内周に当接支
持させたことを特徴とする船舶の推進機。 - 【請求項３】推進機の下部にケーシングを有し、このケ
ーシングの内部にエンジンの動力をプロペラに伝達する
動力伝達機構と、前進、後進及び中立のシフト切換を行
なう前後進切換機構を配置した船舶の推進機において、
前記プロペラを駆動するプロペラ軸に、ダンパをその外
周に固着したブッシュを一体回転可能に係合し、このブ
ッシュの一端部を前記プロペラ軸と前記プロペラのボス
部の内周間に介在させたスペーサーに当接させ、他端部
の外周を前記プロペラのボス部に形成されたフランジ部
の内周に支持させたことを特徴とする船舶の推進機。 - 【請求項４】エンジンの動力で前後進時に正逆回転する
前後進プロペラと、この前後進プロペラに軸方向に隣接
して配設されかつ少なくとも前進時に前後進プロペラと
反対方向に回転する前進プロペラとを備え、前記請求項
１乃至請求項３のいずれかのプロペラが、前記前進プロ
ペラであることを特徴とする船舶の推進機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076733A JPH09263294A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 船舶の推進機 |
| US08/828,599 US5888108A (en) | 1996-03-29 | 1997-03-31 | Propulsion system for marine drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076733A JPH09263294A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 船舶の推進機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263294A true JPH09263294A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13613795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8076733A Pending JPH09263294A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 船舶の推進機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5888108A (ja) |
| JP (1) | JPH09263294A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007707A1 (ja) | 2005-07-14 | 2007-01-18 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | 船外機 |
| EP1935781A2 (en) | 2006-12-19 | 2008-06-25 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Exhaust case in an outboard motor |
| US7762859B2 (en) | 2008-02-22 | 2010-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Propulsion system for boat |
| US7762858B2 (en) | 2008-02-22 | 2010-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Propulsion system for boat |
| US7811141B2 (en) | 2008-02-20 | 2010-10-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion unit |
| US7909670B2 (en) | 2008-02-18 | 2011-03-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US7931511B2 (en) | 2008-03-06 | 2011-04-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion system |
| US8016626B2 (en) | 2008-02-29 | 2011-09-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US8066539B2 (en) | 2008-02-18 | 2011-11-29 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US8100732B2 (en) | 2008-05-27 | 2012-01-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion unit |
| US8162708B2 (en) | 2008-02-18 | 2012-04-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US9400029B2 (en) | 2012-07-19 | 2016-07-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Damper unit for vessel propulsion apparatus, propeller for vessel propulsion apparatus, and vessel propulsion apparatus |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008223934A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Yamaha Marine Co Ltd | 船外機 |
| US11261946B2 (en) * | 2016-04-08 | 2022-03-01 | James L. O'Neill | Asymmetric cam transmission with coaxial counter rotating shafts |
| JP7105554B2 (ja) * | 2017-11-06 | 2022-07-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機 |
| US10850819B2 (en) * | 2018-01-31 | 2020-12-01 | Brp Us Inc. | Bracket assembly for a marine outboard motor |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3477794A (en) * | 1967-02-14 | 1969-11-11 | Columbian Bronze Corp | Yielding bushing |
| JPS5970295A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-20 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機等のプロペラ緩衝装置 |
| JPS59171789A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-28 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機等のプロペラ緩衝装置 |
| JP3121877B2 (ja) * | 1991-08-27 | 2001-01-09 | 三信工業株式会社 | 船舶推進機のタンデムプロペラ取付構造 |
| US5252028A (en) * | 1992-09-14 | 1993-10-12 | Lobosco Sam | Marine propeller assembly with shock absorbing hub and easily replaceable propeller housing |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076733A patent/JPH09263294A/ja active Pending
-
1997
- 1997-03-31 US US08/828,599 patent/US5888108A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007707A1 (ja) | 2005-07-14 | 2007-01-18 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | 船外機 |
| EP1935781A2 (en) | 2006-12-19 | 2008-06-25 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Exhaust case in an outboard motor |
| US8162708B2 (en) | 2008-02-18 | 2012-04-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US7909670B2 (en) | 2008-02-18 | 2011-03-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US8066539B2 (en) | 2008-02-18 | 2011-11-29 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US7811141B2 (en) | 2008-02-20 | 2010-10-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion unit |
| US7762859B2 (en) | 2008-02-22 | 2010-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Propulsion system for boat |
| US7762858B2 (en) | 2008-02-22 | 2010-07-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Propulsion system for boat |
| US8016626B2 (en) | 2008-02-29 | 2011-09-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Marine propulsion system |
| US7931511B2 (en) | 2008-03-06 | 2011-04-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion system |
| US8100732B2 (en) | 2008-05-27 | 2012-01-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Boat propulsion unit |
| US9400029B2 (en) | 2012-07-19 | 2016-07-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Damper unit for vessel propulsion apparatus, propeller for vessel propulsion apparatus, and vessel propulsion apparatus |
| TWI554440B (zh) * | 2012-07-19 | 2016-10-21 | 山葉發動機股份有限公司 | 船舶推進裝置用之阻尼單元、船舶推進裝置用之螺旋槳及船舶推進裝置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5888108A (en) | 1999-03-30 |
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