JPH09262540A - 天然石材調塗材の非汚染仕上方法 - Google Patents
天然石材調塗材の非汚染仕上方法Info
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- JPH09262540A JPH09262540A JP10325896A JP10325896A JPH09262540A JP H09262540 A JPH09262540 A JP H09262540A JP 10325896 A JP10325896 A JP 10325896A JP 10325896 A JP10325896 A JP 10325896A JP H09262540 A JPH09262540 A JP H09262540A
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Abstract
る、天然石材調塗膜の表面を被覆しても、天然石材調塗
膜膜の模様を不明瞭にすることがなく、その塗膜自身の
表面への汚染物質の付着が防止され、ないしは付着して
も降雨などにより、自然に流下洗浄される天然石材調塗
材の非汚染仕上方法を得る。 【解決手段】天然石材調塗材を塗装した後に、アルキル
シリケートを含有する透明または半透明の非汚染塗料を
塗装する。アルキルシリケートとしては、テトラメチル
シリケート及び/又はテトラエチルシリケートが好適に
用いられる。
Description
表面に施工される、非汚染仕上方法に関するものであ
る。
石材調塗材を施工して、景観の向上を図ることが行われ
ている。このような場合に使用される天然石材調塗材と
しては、例えば特公平2−40702号公報に記載の、
「天然石模様を形成する被覆組成物」があげられる。こ
の被覆組成物は、特定の粒径を有する着色材、乾燥時に
ほぼ無色透明な被膜を形成する結合材、特定粒径かつ特
定の光透過率を有する骨材からなるものである。
の、「混合材の塗布方法」があげられる。これは適度に
粉砕した自然石を、アクリルエマルション等の合成樹脂
中に混入してなる混合材の異なる色のもの複数種を1機
のスプレーガン内の別個のタンクにそれぞれ用意し、該
複数種の混合材を複数の吹付口を有する多頭スプレーガ
ンの別個の吹付口から同時に吹き付けることにより、非
混合多色状に塗布して天然石調の意匠を形成するもので
ある。
記載の、「天然石模様を表現した装飾壁面仕上法」があ
げられる。これは建築物の壁面に、アクリル樹脂エマル
ションと大理石粉、御影石粉、着色珪砂、有色陶磁器粉
などからなる、2色以上の骨材を混合してなる、高粘度
の吹付材を吹き付けて、段差の大きい凹凸模様を形成
し、乾燥後凸部の頂部を平坦にカットしてカット面に着
色骨材断面を露出させ、次いで全面を透明なアクリル系
ないしアクリル−ウレタン系樹脂でコーティングして仕
上げるものである。
は、「凹凸模様形成方法」が記載されている。この凹凸
模様形成方法は、被施工面の凹部を形成すべき箇所に、
表面を剥離用被覆材で覆った、地厚で柔軟な型部材を貼
着して、吹付材等の凸面形成材を施工した後、被覆材を
その上部に付着した凸面形成材とともに除去し、残りの
凸面形成材が乾燥固化した段階で、型部材を剥離除去す
るものである。この際、凸面形成材として、アクリル系
樹脂エマルションを主成分とするスキン系等の吹付材、
特にレンガや陶磁器・天然石等の粉末を配合して、天然
石材調の、目地を有する凹凸模様を形成する方法が記載
されている。
調塗材は、実際の天然石とは異なり、有機系の樹脂を母
体とする為、その表面が比較的親油性となり、大気中の
親油性の塵埃が付着しやすい傾向にある。このため天然
石材調塗材を施工し、その塗膜が露出されたままで放置
されるとその表面が汚れてしまう。これらの天然石材調
塗材は、本来、疑似的に天然石材の意匠感を模倣したも
のであるため、その表面が汚染され、表面の模様が不明
瞭となると、天然石材感は全く失われてしまう。
しアクリル−ウレタン系樹脂で、天然石材調塗材をコー
ティングして仕上げる場合もあり、これにより汚染性は
改善されるが、これらのコーティング材も有機樹脂を主
体とするため、長期的には同様に汚染の問題が発生す
る。
多数が、母体となる合成樹脂として、水性の合成樹脂エ
マルションを使用している。このような合成樹脂エマル
ションは、乳化重合等によって合成されるもので、高分
子樹脂粒子が水中に安定に分散したものである。この合
成樹脂エマルションから被膜が形成される機構は、分散
媒である水の蒸発による、高分子樹脂粒子の融着であ
る。したがって、形成された被膜は外見上は、一体化し
たフィルムのように見えるが、依然として高分子樹脂粒
子のミクロな境界面を保持している。このような境界面
に水分が浸入し、吸着された場合には、高分子樹脂粒子
内部と水の吸着した界面付近との光の屈折率に差を生じ
て、フィルムが白色に濁る白化現象を生じることにな
る。
している天然石材調塗材においても、このような現象を
生じるため、塗膜に浸入する水分を早急に塗膜から大気
中に放出する必要がある。このような目的のためには、
天然石材調塗材塗膜を露出して水分の放出を妨げないよ
うにすることが必要である。
材の塗膜を露出した場合には、塗膜表面汚染の問題を生
じることになる。また、外部からの降雨による水分の浸
入が大きくなるため、露出しても結局、塗膜の白化の問
題を解決することはできないことが判明した。
脂をコーティングした場合は、外部からの降雨に対して
は、その浸入を防ぐことが可能になるが、かえって下地
基材からの水分を封じ込めることになる。また従来技術
のように、天然石材調塗材を目地棒や型部材を使用し
て、目地を有する凹凸模様に形成する場合は、合成樹脂
をコーティングしていても、目地部分からの水分の浸入
を完全に防止することは困難であった。
題は、以下に示したものである。 天然石材調塗膜の表面を被覆しても、天然石材調塗材
の模様を不明瞭にすることがなく、その塗膜自身の表面
への汚染物質の付着が防止され、ないしは、付着して
も、降雨などにより自然に流下洗浄されること。 天然石材調塗膜への降雨による水分の浸入を防止し、
塗装下地基材から浸入してきた水分や降雨により目地部
などからごく少量浸入した水分を、早急に水蒸気として
外気に透過できる塗膜を、天然石材調塗材表面に塗装す
る天然石材調塗材の非汚染仕上方法を得ること。
るために、本発明者らは鋭意研究の結果、特定の物質を
含有する非汚染塗料を天然石材調塗膜の表面に塗装する
ことにより、非汚染効果と天然石材調塗材塗膜の白化を
防止することができることを見いだし本発明を完成し
た。すなわち本発明は、 1.天然石材調塗材を塗装した後に、アルキルシリケー
トを含有する透明または半透明の非汚染塗料を塗装する
ことを特徴とする天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 2.透明または半透明の非汚染塗料が、合成樹脂にアル
キルシリケートを配合したものであることを特徴とする
1.に記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 3.透明または半透明の非汚染塗料が、二液反応硬化形
ポリウレタン樹脂塗料の主剤および/または硬化剤に、
アルキルシリケートを配合したものであることを特徴と
する1.に記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 4.透明または半透明の非汚染塗料が、二液反応硬化形
フッ素樹脂塗料の主剤および/または硬化剤に、アルキ
ルシリケートを配合したものであることを特徴とする
1.記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 5.透明または半透明の非汚染塗料が、加水分解性アル
コキシシリル基含有アクリル共重合体を含有し加水分解
触媒で硬化させる、アクリルシリコン塗料に、アルキル
シリケートを配合したものであることを特徴とする1.
記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 6.アルキルシリケートが、テトラエチルシリケート及
び/又はテトラメチルシリケートであることを特徴とす
る1.から5.の何れかに記載の天然石材調塗材の非汚
染仕上方法。 7.天然石材調塗材が合成樹脂エマルションおよび着色
骨材を含有することを特徴とする1.から6.の何れか
に記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方法。 8.天然石材調塗材を塗装する際に、目地棒または目地
形成型枠を使用して凹凸仕上することを特徴とする1.
から7.の何れかに記載の天然石材調塗材の非汚染仕上
方法。
は、前述した従来の天然石材調塗材であればとくに限定
されるものではないが、主として、塗膜形成母体となる
合成樹脂エマルション、着色骨材を含有するものであ
る。
酸エステル−スチレン共重合体、アクリル酸エステル共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エポキシ系エ
マルション、ウレタン系エマルション等が使用される。
岩、蛍石等の天然石の粉砕物、着色珪砂、有色陶磁器
粉、着色ガラス粉、着色ガラスビーズ、着色樹脂粉、着
色樹脂ビーズ等の有色透明、有色半透明、有色不透明骨
材が使用可能である。
深みを増すために、上記の合成樹脂エマルションおよび
着色骨材に、さらに透明ないしは半透明骨材を含有して
も良い。このような透明ないしは半透明骨材としては、
長石、珪砂、珪石、寒水石、ガラスビーズ等があげられ
る。
塗料に配合される各種添加剤、例えば、造膜助剤、消泡
剤、防腐剤、増粘剤、分散剤等を配合することができ
る。
する透明または半透明の非汚染塗料は、合成樹脂にアル
キルシリケートを配合した非汚染塗料で、特に以下に示
した(1)から(3)のものを好適に使用できる。
う。) (C)一般式 Si(OR1 )(OR2 )(OR3 )(OR4 ) (R1 〜R4 は炭素数1〜10のアルキル基であり、そ
れぞれ同一でも異なるものでも良い。)で表されるアル
キルシリケートおよび/またはこれらの縮合物(以下、
(C)成分という。)を含有するポリウレタン系非汚染
塗料例えば、(A)、(B)、(C)の配合比率が、
(A)の固形分100重量部に、(C)が1〜40重量
部、(B)が(A)の水酸基に対して、OH/NCO比
率で0.6〜1.5となるように配合されたものであ
る。
という。) (B)成分 (C)成分 を含有するフッ素樹脂系非汚染塗料例えば、(D)、
(B)、(C)の配合比率が、(D)の固形分100重
量部に、(C)が1〜40重量部、(B)が(D)の水
酸基に対して、OH/NCO比率で0.6〜1.5とな
るように配合されたものである。
ル共重合体(以下、(E)成分という。) (C)成分 (F)硬化触媒 を含有するシリコン変性アクリル樹脂系非汚染塗料。例
えば、(E)、(C)、(F)の配合比率が、(E)の
固形分100重量部に、(C)が1〜30重量部、
(F)が0.1〜20重量部配合されたものである。
いて一般的に使用されるオリゴマーポリオールを意味
し、硬化剤であるポリイソシアネートと混合・反応する
ことにより、第二層の塗膜形成主要素となるものであ
る。
テルポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポ
リオール等がある。ポリエーテルポリオールとしては、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、グル
コース、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコ
ールの1種又は2種以上にプロピレンオキサイド、エチ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサ
イド等の1種又は2種以上を付加して得られるポリオー
ル類、および、前記多価アルコールにテトラヒドロフラ
ンを開環重合により付加して得られるポリオキシテトラ
メチレンポリオール類がある。
ングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキ
サンジメタノール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトールあるいはその他の低分子量多
価アルコールの1種又は2種以上とグルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スペリン酸、セバシン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸ある
いはその他の低分子ジカルボン酸やオリゴマー酸の1種
又は2種以上との縮合重合体、プロピオラクトン、カプ
ロラクトン、バレロラクトン等の開環エステル類の開環
重合体等のポリオール類が例示できる。
ル酸β−ヒドロキシエチル、アクリル酸β−ヒドロキシ
プロピル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリ
ル酸β−ヒドロキシブチル、アクリル酸4−ヒドロキシ
ブチル、アクリル酸β−ヒドロキシペンチル等のアクリ
ル酸のヒドロキシアルキルエステル又はメタクリル酸の
同様なヒドロキシアルキルエステル、さらにグリセリ
ン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールのアク
リル酸モノエステル又はこれらと同様なメタクリル酸モ
ノエステル、N−メチロールアクリルアミド又はN−メ
チロールメタクリルアミド等の水酸基を有するモノエチ
レン性不飽和モノマーを共重合モノマーとした1分子中
に2以上の水酸基を有するアクリルポリールが使用でき
る。
ポキシポリール、ポリブタジエンポリオール、ポリイソ
プレンポリオール、ポリエステル−ポリエーテルポリオ
ール、アクリル、スチレン等の単量体をビニル付加ない
し分散せしめたポリマーポリオール、ウレア分散ポリオ
ール、カーボネートポリオール等が本発明のポリオール
として使用することが可能である。これらのポリオール
は、一般の溶剤形の他、非水ディスパージョン(NA
D)型でも使用が可能である。特に、耐久性の面からア
クリルポリオールが望ましい。
のフッ素樹脂塗料に使用される水酸基を持つフッ素樹脂
を全て包括する。含フッ素共重合体は、フッ素モノマー
と共重合モノマーを共重合して得られるが、フッ素モノ
マーとしては、テトラフルオロエチレン、クロロトリフ
ルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビ
ニリデン、フッ化ビニル、トリフルオロエチレンなどが
挙げられる。
が使用されるが、ビニルモノマーのうちビニルエーテル
としてはシクロヘキシルビニルエーテル、アルキルビニ
ルエーテル、およびヒドロキシアルキルビニルエーテ
ル、グリシジルビニルエーテルなどが使用される。また
アルキルビニルエーテルおよびヒドロキシビニルエーテ
ルのモノマーに二塩基酸無水物などの酸を反応させて一
部をカルボキシル化してもかまわない。ビニルエーテル
部位の酸による変成は共重合体を形成してからでもかま
わない。ビニルエーテルではテトラフルオロビニルエー
テルおよび官能基としてカルボキシ基、他のビニル基、
水酸基、グリシジル基またはアミノ基を有するビニルエ
ーテルも使用できる。
きるが価格の点などからベオバ−9,−10(シエル社
製)などが好ましく使用できる。また、酢酸ビニル、ピ
バリン酸ビニルなども使われる。クロトン酸ビニルや官
能基を持つヒドロキシアルキルクロトン酸ビニルでもか
まわない。また安息香酸ビニル、マレイン酸ジエステル
なども使われる。ビニルエーテルやビニルエステルを用
いた共重合体やこれら共重合体の一部にカルボキシル基
を有するものでもかまわない。また共重合体はヒドロキ
シ基、イソシアネート基またはグリシジル基などの架橋
性官能基を有しているものが好適に使用される。
して架橋硬化させ、塗膜を形成させるものである。この
ような硬化剤として使用する(B)成分は、トルエンジ
イソシアネート(TDI)、4,4−ジフェニルメタン
ジイソシアネート(pure−MDI)、ポリメリック
MDI、キシリレンジイソシアネート(XDI)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HMDI)、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)、水添XDI、水添MD
I等のイソシアネートモノマーをアロハネート、ビウレ
ット、2量化(ウレチジオン)、3量化(イソシアヌレ
ート)、アダクト化、カルボジイミド反応の他、ポリエ
ステルポリオールやカプロラクタムとの反応等により、
誘導体化したもの、および、それらの混合物が使用可能
である。これらの(B)成分は活性水素を含有しない溶
剤による溶液として使用することが好ましい。さらに、
これらの(B)成分は、アルコール類、フェノール類、
ε−カプロラクタム、オキシム類、活性メチレン化合物
類等のブロック剤を用いたブロックイソシアネートの形
態でも使用できる。この場合も活性水素を含有しない溶
剤による溶液として使用されるのが好ましい。
シリケート、テトラエチルシリケート、テトラ−n−プ
ロピルシリケート、テトラ−i−プロピルシリケートか
ら選択される1種以上が、縮合物としては、上記テトラ
アルキルシリケートを加水分解条件下にて縮合させて得
られるものから選択される1種以上があげられる。特に
テトラメチルシリケート、テトラエチルシリケートの少
なくとも1種またはこれらの縮合物の使用が、形成され
た塗膜の可撓性と緻密性のバランスの点から好ましい。
縮合物の縮合度は2〜20が好ましく、縮合度が20を
超えると、縮合物の粘度が上昇し取扱いが不便になると
ともに、その他の成分との相溶性が悪くなり、塗料に白
濁を生じる結果となる。
を1分子中に少なくとも1個、好ましくは2個以上有す
る重合体である。このアルコキシシリル基は、(E)成
分の主鎖の末端または、側鎖に含まれていてもよく、双
方に含まれていても良い。
1〜4のアルキル基であるが、R5の炭素数が10を越
えると、アルコキシシリル基の反応性が低下し、R5 が
アルキル基以外、例えばフェニル基、ベンジル基の場合
にも反応は低下する。R5 で表されるアルキル基の具体
例としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基等が
挙げられる。
1〜10、好ましくは1〜4のアルキル基、アリール
基、アラルキル基よりなる群から選ばれた1価の炭化水
素基である。R6 で表される炭化水素基において、アル
キル基の具体例としては、R6と同様の基が挙げられ、
アリール基の具体例としては、例えばフェニル基等が挙
げられ、アラルキル基の具体例としては、例えばベンジ
ル基などが挙げられる。
ル共重合体鎖からなるために、塗膜の耐候性、耐薬品
性、耐水性などに優れている。さらに(E)成分におい
て、アルコキシシリル基が炭素原子に結合していれば、
得られる塗膜の耐水性はより一層優れたものとなり、耐
アルカリ性、耐酸性なども優れたものになる。
リル酸、それらの誘導体などのアクリル系モノマーと、
アルコキシシリル基含有モノマーとの共重合体により得
ることができる。
が、その具体例としては、メチル(メタ)アクリルレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ト
リフルオロエチル(メタ)アクリレート、ペンタフルオ
ロプロピル(メタ)アクリレート、パーフルオロシクロ
ヘキシル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニト
リル、グリシジル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、α−
エチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルア
ミド、アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル類など
のα,β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシア
ルキルエステル類とリン酸もしくはリン酸エステルとの
縮合生成物であるリン酸エステル基含有ビニル系化合
物、ウレタン結合やシロキサン結合を含む(メタ)アク
リレート等が挙げられる。
ーとしては、重合性二重結合を有しているということ以
外特に限定はなく、その具体例としては、例えば、
結合或いはシロキサン結合を介して有するアクリレート
またはメタクリレートなども含まれる。
で、主鎖にウレタン結合やシロキサン結合により形成さ
れたセグメントを含んでいてもよく、(メタ)アクリル
誘導体以外のモノマーに由来するセグメントを含んでい
てもよい。このモノマーは特に限定はないが、その具体
例としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ク
ロロスチレン、スチレンスルホン酸、4−ヒドロキシス
チレン、ビニルトルエンなどの芳香族炭化水素系ビニル
系化合物、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不
飽和カルボン酸、それらの塩(アルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、アミン塩など)、それらの酸無水物(無水マ
レイン酸など)、または、それらと炭素数1〜20の直
鎖または分岐のアルコールとのジエステルまたはハーフ
エステルなどの不飽和カルボン酸のエステル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ジアリルフタレートなどのビ
ニルエステルやアリル化合物、ビニルピリジン、アミノ
エチルビニルエーテルなどのアミノ基含有ビニル系化合
物、イタコン酸ジアミド、クロトンアミド、マレイン酸
ジアミド、フマル酸ジアミド、N−ビニルピロリドンな
どのアミド基含有ビニル化合物、2−ヒドロキシエチル
ビニルエーテル、メチルビニルエーテル、シクロヘキシ
ルビニルエーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロ
ロプレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、フル
オロオレフィンマレイミド、N−ビニルイミダゾール、
ビニルスルホン酸などのその他のビニル系化合物などが
挙げられる。
少なくとも1種以上と、ラジカル重合性モノマーの少な
くとも1種を非反応性を有する適当な溶媒中で混合し、
ラジカル重合開始剤を用いて共重合させることによって
アルコキシシリル基含有アクリル共重合体を得ることが
できる。ラジカル重合開始剤としては、例えばベンゾイ
ルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキシド、
2,5−ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン−3,
1,3−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピル)ベ
ンゼン、t−ブチルパーベンゾエートなどのパーエステ
ル化合物、アゾビスイソブチロニトリルおよびジメチル
アゾブチレートなどのアゾ化合物、および有機過酸化物
などが挙げられる。
ジラウレート、ジブチルスズジマレート、ジオクチルス
ズジラウレート、ジオクチルスズジマレート、オクチル
酸スズなどの有機スズ化合物、リン酸、モノメチルホス
フェート、モノエチルホスフェート、モノブチルホスフ
ェート、モノオクチルホスフェート、モノデシルホスフ
ェート、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェー
ト、ジブチルホスフェート、ジオクチルホスフェート、
ジデシルホスフェートなどのリン酸エステル、プロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイド、シクロヘキセンオ
キサイド、グリシジルメタクリレート、グリシドール、
アクリルグリシジルエーテル、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、エポキシ化合物とリン酸および/または
モノ酸性リン酸エステルとの付加反応物、マレイン酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、イタコン酸、
クエン酸、コハク酸、フタル酸、トリメット酸、ピロメ
ット酸、これらの酸無水物、p−トルエンスルホン酸な
どの酸性化合物が挙げられる。また、これらの酸性触媒
とアミンとの混合物または反応物も含まれる。例えば、
ヘキシルアミン、N.N−ジメチルドデシルアミン、ド
デシルアミンなどのアミン類が挙げられるが、有機スズ
化合物が好ましく、特に塗膜形成初期における塗膜表面
の親水性化に優れることからマレート系有機スズ化合物
がより好ましく用いられる。
組成物の長期保存安定性の面から(G)脱水剤および/
またはアルキルアルコール(以下、(G)成分とい
う。)を添加することができる。脱水剤の具体例として
は、例えばオルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オル
ト酢酸メチル、オルト酢酸エチル、メチルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシランなどの加水分解性エステ
ル化合物が挙げられる。その他、アルキルアルコールと
しては、例えばメタノール、エタノールのような低分子
量アルコールが挙げられる。
加しておくのが好ましいが、(E)成分の重合に際し、
重合前または重合後、或いは重合時に添加できる。な
お、脱水剤とアルキルアルコールを併用すれば、組成物
の保存安定性に顕著な効果が見られる。
は、さらに通常塗料に配合することが可能な着色顔料、
体質顔料、各種添加剤を、本発明の効果に影響しない程
度に配合することが可能である。添加剤としては、可塑
剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、消泡剤、レベリング剤、
分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、増粘剤、流動調整剤、乾燥調整剤等があげられ
る。
し、その後に非汚染塗料を塗付する。これらの塗装方法
は、天然石材調塗材については、コテ塗り、スプレー吹
きで、非汚染塗料については、スプレー吹き、刷毛塗
り、ローラー塗りによって塗装すればよい。また、これ
らの塗付量については、それぞれの物性が充分に発揮さ
れる適正な塗付量によって行えばよい。
含有により、非汚染効果および白化防止効果を有する。
まず、非汚染効果はアルキルシリケートが、塗膜表面を
親水性にし、表面に付着した塵埃等を降雨などにより洗
い流す効果を発揮するためと考えられる。一方、塗膜の
白化は、合成樹脂エマルションを含有する塗材におい
て、下地基材や塗膜表面から浸入した水分が、その合成
樹脂エマルション粒子の界面に局在化することにより発
生するものである。これに対してアルキルシリケートを
含有する非汚染塗料を、合成樹脂エマルションを含有す
る天然石材調塗材の塗膜表面に塗付した場合、合成樹脂
とアルキルシリケートの働きで、水を通さず、水蒸気を
透過する塗膜を形成し、下地基材や目地部などから水分
が浸入しても、水蒸気として放出するため、白化を防止
することができるものと考えられる。
配合にて非汚染塗料(トップコート)を製造した。この
非汚染塗料と、以下に示した天然石材調塗材を使用し
て、以下に示した試験体作製方法に基づいて試験体を製
造した。
に、骨材として6〜200メッシュの大理石粉50重量
部、40〜200メッシュの御影石粉10重量部、6〜
40メッシュの有色陶磁器粉10重量部、20〜40メ
ッシュの着色珪砂30重量部と、増粘剤として3%ハイ
メトローズ90SH−30000(信越化学工業株式会
社製)7.5部、増膜助剤としてブチルカルビトール
(東邦化学工業株式会社製)0.5重量部、消泡剤とし
てノプコサントNXZ0.02重量部、さらに、濃アン
モニア水0.2重量部を混合して、PH9.5で高粘度
の吹付け材を得る。
厚さ4mm、幅2cm、長さ30cmのスチロール製目
地棒をそれぞれ2本、間隔10cmで貼着する。この1
0cm幅の溝に、前記作製方法によって製造した天然石
材調塗材を金コテにて、目地棒の厚みである4mm厚に
それぞれ塗付する。塗付直後に目地棒を取り除き、これ
を20℃で24時間乾燥養生する。その後、非汚染塗料
を塗付量200g/m2 で、2枚の試験体のフレキシブ
ルボード全面に、スプレーにて吹付塗付して20℃で2
時間乾燥養生する。続いて同じ非汚染塗料を、塗付量2
00g/m2 で、同じく2枚の試験体のフレキシブルボ
ード全面に、スプレーにて吹付塗付して24時間乾燥養
生する。
大阪府茨木市で南面向き30度傾斜にて屋外暴露を12
か月間実施した。以上のように試験を行った試験体を、
残りの1枚の試験体と比較して、その表面の汚染状態に
ついて、目視にて評価した。その結果、実施例1の試験
体は、表面の汚染がなく、白化も見られず、天然石材調
塗材の意匠が維持されていた。
して、表2に示した配合にて、非汚染塗料を製造した。
この非汚染塗料と前述の天然石材調塗材を使用して、実
施例1と同様に試験体を作製した。この試験体を用い
て、実施例1と同様に暴露試験を行い目視にて評価した
ところ、何れも表面の汚染がなく、白化も見られず、天
然石材調塗材の意匠が維持されていた。
て、表2に示した配合にて、非汚染塗料を製造した。こ
の非汚染塗料と前述の天然石材調塗材を使用して、実施
例1と同様に試験体を製造した。この試験体を用いて、
実施例1と同様に暴露試験を行い目視にて評価したとこ
ろ、表面に雨筋汚れを生じており、天然石材調塗材の意
匠が損なわれていた。
して、非汚染塗料を塗付しない以外は、実施例1と同様
にして試験体を製造した。この試験体用いて、実施例1
と同様に暴露試験を行い目視にて評価したところ、表面
の汚染が著しく、また、降雨時の観察において天然石材
調塗膜の白化が見られた。
石材のごとく見せる天然石材調塗材において、アルキル
シリケートを含有する非汚染塗料を塗付することによ
り、その表面が汚染せず、長期にわたってその天然石材
調意匠を維持することができることである。また、天然
石材調塗材が合成樹脂エマルションを含有することによ
る塗膜の白化についても、このようなアルキルシリケー
トを含有する非汚染塗料の塗付により防止できることで
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】天然石材調塗材を塗装した後に、アルキル
シリケートを含有する透明または半透明の非汚染塗料を
塗装することを特徴とする天然石材調塗材の非汚染仕上
方法。 - 【請求項2】透明または半透明の非汚染塗料が、合成樹
脂にアルキルシリケートを配合したものであることを特
徴とする請求項1に記載の天然石材調塗材の非汚染仕上
方法。 - 【請求項3】透明または半透明の非汚染塗料が、二液反
応硬化形ポリウレタン樹脂塗料の主剤および/または硬
化剤に、アルキルシリケートを配合したものであること
を特徴とする請求項1に記載の天然石材調塗材の非汚染
仕上方法。 - 【請求項4】透明または半透明の非汚染塗料が、二液反
応硬化形フッ素樹脂塗料の主剤および/または硬化剤
に、アルキルシリケートを配合したものであることを特
徴とする請求項1記載の天然石材調塗材の非汚染仕上方
法。 - 【請求項5】透明または半透明の非汚染塗料が、加水分
解性アルコキシシリル基含有アクリル共重合体を含有
し、加水分解触媒で硬化させるアクリルシリコン塗料
に、アルキルシリケートを配合したものであることを特
徴とする請求項1の天然石材調塗材の非汚染仕上工法。 - 【請求項6】アルキルシリケートが、テトラエチルシリ
ケート及び/又はテトラメチルシリケートであることを
特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の天然
石材調塗材の非汚染仕上方法。 - 【請求項7】天然石材調塗材が合成樹脂エマルションお
よび着色骨材を含有することを特徴とする請求項1から
請求項6の何れかに記載の天然石材調塗材の非汚染仕上
方法。 - 【請求項8】天然石材調塗材を塗装する際に、目地棒ま
たは目地形成型枠を使用して凹凸仕上することを特徴と
する請求項1から請求項7の何れかに記載の天然石材調
塗材の非汚染仕上方法。
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-
1996
- 1996-03-29 JP JP10325896A patent/JP3402556B2/ja not_active Expired - Fee Related
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