JPH09262162A - 陳列装置及び陳列装置の連結構造 - Google Patents

陳列装置及び陳列装置の連結構造

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JPH09262162A
JPH09262162A JP7603296A JP7603296A JPH09262162A JP H09262162 A JPH09262162 A JP H09262162A JP 7603296 A JP7603296 A JP 7603296A JP 7603296 A JP7603296 A JP 7603296A JP H09262162 A JPH09262162 A JP H09262162A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】陳列装置のベース板の高さを変更することを、
簡単に、体裁良く行えるようにすると共に、頑丈な構造
にする。 【手段】下脚体6に上脚体9を積み重ねて、上脚体9で
ベース板7を支持する。両脚体5,8にそれぞれ装着し
た側面カバー10,11を1枚板状に積み重ねた状態に
する。ベース板6をいずれの高さにした状態でも、左右
脚体5,8を前面プレート7,9で連結して、これら前
面プレート7,9にベース板7の前端を載せることによ
り、全体の剛性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正面視矩形で側面
視L字状等に形成して床面に自立させるようにした組み
立て式の陳列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の陳列装置は、左右に配置した支
柱の下部から脚体を前向きに突設することによって自立
させており、支柱の前面に上下適宜間隔で多数の係止溝
穴を穿設し、この係止溝穴に係止したブラケットで支持
した棚板に商品を載置したり、左右支柱の間に配置した
り横桟や網状体にフックを係止してこれに商品を吊り下
げたりしている。更に、左右脚体でベース板を支持し、
このベース板にも商品を陳列するようにしている。
【0003】そして、ベース板の高さを変更できるよう
に構成したものがあり、その一例として実公昭63−1
2777号公報には、左右の脚体に嵩上げ用のサポート
プレートを積み重ね、このサポートプレートの基端に設
けた係止爪を支柱の係止溝穴に係合させ、更に、左右脚
体のトプレートの前端間に補強用の連結杆を連結し、こ
の左右サポートプレートでベース板を支持する構成が記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報の構
成では、脚体とサポートプレートとが外部に直接に露出
するものであるため、外観の保持と支持機能との両方を
考慮しなければならず、このため脚体とサポートプレー
トとの設計の自由性が制限されると言う問題があった。
【0005】また、左右サポートプレートの安定性を向
上する手段として、当該左右サポートプレートの前端部
を連結杆で連結しているが、連結杆ではサポートプレー
トの上端部のみを連結しているに過ぎないため、剛性が
低いと言う問題もあった。本発明は、これらの問題を解
消すること、及び、2台の陳列装置を背中合わせにした
配置した場合の連結を簡単に行えるようにすることを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前者の目的を達成するた
め本発明は、請求項1のように、「左右に適宜間隔を隔
てて支柱を配置し、これら支柱の間を横桟等の連結部材
で連結し、前記左右支柱の下部に、前向きに延びる板状
の脚体を装着し、これら左右脚体にてベース板を支持
し、更に、左右脚体の前端間に、ベース板の下方の空間
を塞ぐ前面プレートを配置して成る陳列装置であって、 .前記脚体を、床面で支持される下脚体と、この下脚
体に積み重ねた状態で支柱に係脱自在な上脚体とで構成
することにより、ベース板の高さを複数段に切り換え可
能と成す、 .前記左右両下脚体に、当該下脚体の外側面を覆う上
側面カバーを着脱自在に装着し、前記上脚体には、当該
上脚体の外側面を覆う上側面カバーを、前記上側面カバ
ーに積み上げた状態で態に着脱自在に装着する、 .前記前面プレートを、下脚体でベース板を支持した
状態のときに使用する第1前面プレートと、上脚体を使
用してベース板を高い高さにしたときに使用する第2前
面プレートとを選択自在と成し、これら前面プレートを
前記脚体に対して、爪と係合穴との係合のような落とし
込み式の係合手段によって着脱自在に連結する、」の特
徴を有する構成にした。
【0007】また、後者の目的を達成するため本発明
は、請求項2に記載したように、「左右に適宜間隔を隔
てて配置した支柱と、これら支柱を連結する横桟や板状
部材等の連結部材と、前記左右支柱の下部からそれぞれ
前向きに延びる板状の脚体と、これら左右脚体にて支持
されたベース板とを主要部材として陳列装置を構成し、
2個の陳列装置を前後に背中合わせに配置し、前後両陳
列装置を、それら前後陳列装置の外側面に配置した矩形
等のサイドフレームを介して連結して成る陳列装置の連
結構造であって、 .前記脚体を、下脚体と、この下脚体に積み重ねた状
態で支柱に係脱自在な上脚体とで構成する、 .前記左右両下脚体に、当該下脚体の外側面を覆う上
側面カバーを着脱自在に装着し、前記上脚体には、当該
上脚体の外側面を覆う上側面カバーを着脱自在に装着
し、この上側面カバーの下端縁のうち支柱寄りの適宜範
囲に切り欠き部を形成する、 .前記サイドフレームの上部に、前後両陳列装置の両
支柱に対してそれぞれ落とし込み係合するようにした上
係合部を設け、サイドフレームのうち前後両陳列におけ
る上側面カバーの切り欠き部に対応した箇所には、前記
切り欠き部に嵌まった状態で各上脚体に対して上方から
前後左右方向にずれ不能に嵌合する下係合部を設け
る、」の特徴を有する構成にした。
【0008】
【発明の実施形態】図1〜図10は請求項1を具体化し
た第1実施形態であり、このうち図1はベース板6を低
い状態にした陳列装置1の斜視図、図2(A)はベース
板6を高い状態にした陳列装置1の斜視図である。図2
(A)では、2台の陳列装置1を背中合わせにして配置
している。
【0009】陳列装置1は、左右一対の支柱2と、両支
柱2の上端間に連結した上横桟3と、左右支柱2の間に
配置したセンターパネル4と、左右支柱2の下部から前
向きに突出した下脚体5と、左右下脚体5で支持された
ベース板6と、左右下脚体5の前端間に配置した第1前
面プレート7とを備えている。また、ベース板6を高い
高さにする場合は、図2(A)のように、下脚体5に上
脚体8を積み重ねて、左右上脚体8でベース板6を支持
し、更に、左右の上下脚体5,8の前端間には高さの高
い第2前面プレート9を装架している。下脚体5の外側
面は下側面カバー10で覆われ、上脚体8の外側面は上
側面カバー11で覆われている。
【0010】次に、各部材の詳細を説明する。前記支柱
2は、図2(A)に示すように、平面視長方形の角筒状
に形成されており、前面又は前後両面に上下適宜間隔で
多数の係止溝穴13を穿設し、この係止溝穴13にブラ
ケット14で棚板15を支持している。また、支柱2の
左右側面には全長にわたって延びる縦溝16が形成され
ており、この縦溝16にセンターパネル4の側端を嵌め
込んでいる。図5の分離図で示すように、左右支柱2の
下端間は下横桟17で連結されている。
【0011】図3で下脚体5、下側面カバー10及び第
1前面プレート7の概略を示している。下脚体5は板状
に形成されており、その基端に下向き鉤状の上下3段の
爪18を設け、これを支柱2の前面板に穿設した前向き
係合穴19に落とし込み係合させることにより、下脚体
5を支柱2に取り付けている。また、下脚体5の下端縁
には内向きの水平片を折り曲げ形成し、これに設けたナ
ットにアジャスターボルト20を下方から螺合してい
る。更に、図4に示すように、支柱2にも下方からアジ
ャスターボルト20を螺合している。
【0012】なお、図示していないが、各支柱2等と下
脚体5等にキャスター(コロ)を設けて、各アジャスタ
ーボルト20とキャスターとを選択的に接地させるよう
にしても良い。下脚体5の上端には、上向きに開口した
樋状部23を前後全長にわたって延びるように形成して
いる。下脚体6の前端部はやや後方にえぐられた状態に
形成されており、その前端縁に、第1前面プレート7の
係止手段の一例として、上向き鉤状の内向き爪24を上
下一対切り起こし形成している。更に、内向き爪24と
上下互い違いに並ぶようにして、一対の外向き爪25を
切り起こし形成している。
【0013】下脚体5における樋状部23の前端寄り部
位には、上向きに開口した切り欠き26を2個ずつ設け
ている。これは、ベース板6の下面に突設した係止片
(図示せず)を嵌め込んで、ベース板6の前向きずれを
阻止するためのものである。なお、図6に示すように、
ベース板6の後端縁は支柱2及びセンターパネル4によ
って阻止される。
【0014】第1前面プレート7の上下両端縁は内側に
折り曲げている。また、第1前面プレート7の左右両端
部に、下脚体5の内側面に重なった状態で後方に向けて
延びる側片27を設け、この側片27に、下脚体5の内
向き爪24に落とし込み係合する係止穴28を穿設して
いる。この場合、係止穴28は下脚体6の内外爪24,
25に対応して4ケ設けている。これは、支柱2及び下
脚体5を共用した状態で陳列装置を左右に並設した場合
に、1種類の第1前面プレート7を各陳列装置1に装着
できるようにするためである。
【0015】前記下側面カバー10は下脚体5を外側か
ら覆うと共に、支柱2の中央部まで延びるような大きさ
であり、その上端には、下脚体5における樋状部23の
外側板に上方から引っ掛けるようにした上係止片10a
を折り曲げ形成している。また、第1前面プレート7の
後端部には、支柱2の側面に穿設した横向き係合穴29
に落とし込み係合させるようにした上下2対の横向き爪
30を設けている。
【0016】前記支柱2の横向き係合穴29は、図5に
示すように、下横桟17を連結する役割をも持つもので
ある。更に、前記下側面カバー10の前端部の内面に
は、下脚体5の外側面に重なり合うブラケット片32を
設け、このブラケット片32に、下脚体5の外向き爪2
5に落とし込み係合するようにした係合穴33を穿設し
ている。この場合も、係合穴33は下脚体5の4つの爪
24,25に対応して上下4個設けている。
【0017】このように、下側面カバー10は、その後
端部では横向き爪30が支柱2に係合し、前端部ではブ
ラケット片32が下脚体5に係合しているため、前後左
右の両方向にズレ不能の状態に保持されている。図6に
示すように、ベース板6は下向き開口の浅い皿状に形成
されており、その左右両側縁の下向きの側片6aを下脚
体5の樋状部23で支持している。また、前端縁を第1
前面プレート7の上端面に載せている。
【0018】図6では、下脚体5のみを使用してベース
板6を低い高さにした状態の外観の一部を示している。
この図に示すように、下脚体5の樋状部23でベース板
6を支持した状態で、ベース板6の左右側面が下側面カ
バー10の上端に当たっているため、ベース板6は、そ
の左右側片6aを樋状部23で支持しただけの状態であ
りながら、左右ずれ不能に阻止される。
【0019】上脚体8、上側面カバー11及びに第2前
面プレート9の形態や取り付け構造は図7〜図10に示
されている(図7は分離斜視図、図8は組み立て状態の
陳列装置1の部分斜視図、図9は要部縦断正面図、図1
0は図8のX−X視断面図である。図7に示すように、
上脚体8は下脚体5とほぼ同様の形態であり、上端には
樋状部23が形成されており、樋状部23にはベース板
6係止用の切り欠き26が形成されている。また、前端
縁には左右2対ずつの内向き爪24と外向き爪25とを
切り起こし形成している。
【0020】また、上脚体8の後端には、支柱2におけ
るブラケット係止用の係止溝穴13に落とし込み係合さ
せるようにした上下2個の爪31を設けている。上側面
カバー11は上脚体8と同じ高さ寸法に形成されてお
り、下側面カバー10に重なり合うように設定してい
る。上側面カバー11の前端部の内面には、係合穴33
を設けたブラケット片32を取り付けている。
【0021】また、後部下端縁には、ごく小さい上下寸
法で前後方向に延びる切り欠き部34を形成している。
従って、上下側面カバー10,11を重ねた状態では、
図8に示すように、下側面カバー10と上側面カバー1
1と間に幅狭で前後長手のスリットが開いた状態にな
る。この切り欠き部34は、詳しくは第2実施形態で説
明するが、2個の陳列装置1を前後背中合わせに設置し
て、前後陳列装置1の側面にサイドフレーム37を取付
ける場合に使用するものである。
【0022】上側面カバー11の内面のうち前記切り欠
き部の上方には、上脚体7の外側面に当たるストッパー
片35を設けている。これは、上脚体8と下脚体5との
外側面を同一平面状に保持するためである。また、図8
に明瞭に示すように、上側面カバー11の後端は支柱2
の前面と同じに位置させている。なお、上側面カバー1
1の後端に、支柱2の係止溝穴13に係脱自在な爪を設
けると、上側面カバー11の取り付け強度と安定性とを
向上できる。
【0023】上側面カバー11の上端縁をコ字状に折り
返して、上脚体8の樋状部23で内で左右にずれないよ
うにしている。図3で第2前面プレート9を部分的に示
しているが、第2前面プレート9は基本的には第1前面
プレート7と同じ形態で、第1前面プレート7とは、高
さ寸法と、側片27を上下脚体5,8に対応して上下に
2枚ずつ設けている点とで異なるのみである。
【0024】以上の構成において、ベース板6の高さを
低くしたい場合には、下脚体5と下側面カバー10と第
1前面プレート7だけを使用すれば良く、ベース板6の
高さを高くしたい場合には、下脚体5に上脚体8を積み
重ねると共に下側面カバー10に上側面カバー11を積
み重ねた状態にしてベース板6を支持すれば良い。この
場合、ベース板6を高低いずれの高さにしても、左右の
脚体5,8が前面プレート7,9によって連結された状
態になっており、しかも、前面プレート7,9にはベー
ス板6が載置されているから、組み立てが簡単な陳列装
置1でありながら堅固な構造にすることができる。ま
た、ベース板6の高さを高くした状態では、上下側面カ
バー10,11が上下に重なって1枚板状になっている
から、体裁も頗る良い。
【0025】なお、脚体5,8を支柱2に取付ける手段
や、前面プレート7,9を左右脚体5,8に取付ける手
段、或いは側面カバー10,11を脚体5,8に取付け
る手段は実施例の構造には限らず、他の構造にしても良
い。図11〜図13では、請求項2を具体化した第2実
施形態を示している。このうち図11は陳列装置1の連
結構造を示す概略斜視図、図12は分離斜視図、図13
は要部の破断斜視図である。
【0026】この実施形態は、図11に示すように、ベ
ース板6の高さを高くした状態の陳列装置1を2台背中
合わせに配置し、両陳列装置1の左右両側面又は片面に
側面視矩形のサイドフレーム37を取り付けることによ
り、前後陳列装置1を連結すると共に、陳列空間を各陳
列装置1の箇所で左右に仕切るようにしたものである。
背中合わせにした2台ずつの陳列装置1を左右に複数対
ずつ並設した場合には、その列の両端に位置した前後2
対の陳列装置の側面にサイドフレーム37を取り付けて
も良い。
【0027】サイドフレーム37は、その上部と下部と
の少なくとも2か所に設けた係合部38,39を前後陳
列装置1に対して前後左右方向に抜け不能に係合させて
いる。この点を次に説明する。図12(A)に示すよう
に、前後陳列装置1における支柱2の外側板の上端に、
上向きに開口したスリット40を形成する一方、サイド
フレーム37の上端には、下向き鉤状の上係合部38を
前後一対設け、これら上係合部38を前記支柱2のスリ
ット40に落とし込み嵌合させている。従って、前後陳
列装置1とサイドフレーム37との三者は、その上部に
おいて前後方向及び左右方向にずれ不能に連結される。
【0028】他方、サイドフレーム37の下部には、前
後下脚体6の樋状部23に上方から嵌まり係合する下向
き鉤状の下係合部39を前後一対ずつ設け、この下係合
部39、下側面カバー10の上端と上脚体8との間に弾
性に抗して嵌め入れている。前後一対の下係合部39
は、前後支柱2をきっちり挟むような寸法に設定してい
る。従って、サイドフレーム37と前後支柱2とは、そ
の下部においても前後方向及び左右方向にずれ不能に連
結される。
【0029】そして、下係合部39を下脚体6に係合さ
せた状態で上側面カバー11を取付けることを許容する
ため、上側面カバー11の後部下端縁には、前記第1実
施形態で説明したように切り欠き部14が形成されてい
る。なお、サイドフレーム37の下端は下側面カバー1
1に密着させている一方、側面カバー11,12の外側
面は支柱2の外側面よりも若干の寸法はみ出た状態にな
っているため、サイドフレーム37の上係合部38を支
柱2に係合させた状態で、サイドフレーム37の上端と
支柱2との間には、側面カバー10,11のはみ出し寸
法と同じ間隔が開くように設定している。
【0030】このように、サイドフレーム37の上下係
合部38,39を陳列装置1に対して落とし込みにて嵌
合させるだけのワンタッチ的な手順により、前後陳列装
置1を強固に連結することができる。そして、上側面カ
バー11によって下係合部39が覆われるから美感が損
なわれることもない。なお、上下側面カバー10,11
の外面が支柱2の外面と同一平面となるように設定し
て、サイドフレーム37の上端を支柱2の外面に密着さ
せても良いことは言うまでもない。また、サイドフレー
ム37に上下適宜間隔で係止溝穴を設ける等して、サイ
ドフレーム37を棚板の支持や商品の陳列等に利用して
も良い。
【0031】更にサイドフレーム37は実施例のような
単純な矩形の枠状には限らず、板状や網目状等の他の形
態にしても良いし、上下係合部38,39は他の形態で
も良い。
【0032】
【発明の奏する効果】以上説明したように、請求項1の
発明によると、上下脚体はそれぞれ側面カバーで覆われ
るから、それら上下脚体は美感を考慮する必要はなく、
それだけ設計の自由性が高くなって、構造を簡単にする
ことができる。また、ベース板を高くした状態で上側面
カバーは1枚板状に積み上げた状態になっているから、
ベース板を高くした状態でも体裁が良い。
【0033】更に、ベース板を高くした状態でも上下脚
体は前面プレートで連結されているから、上下脚体の倒
れが抑制されて頑丈な構造にすることができる。この場
合、前面プレートにベース板の前端部を載せると、より
一層頑丈になる利点がある。また、実施例のように下側
面カバーの後端部に横向き爪を設けてこれを支柱に係合
させる構成にすると、下側面カバーの取り付け強度を向
上させることができる利点がある。
【0034】他方、請求項2の構成によると、背中合わ
せにした2台の陳列装置をサイドフレームで連結するに
おいて、サイドフレームの下係合部が上側面カバーで隠
れるから、2台の陳列装置を背中合わせにして連結する
ことを、美感を損なうことなく簡単に施工することがで
きる効果を有する。この請求項2の場合、サイドフレー
ムによって下脚体の姿勢が保持されるため、必ずしも前
面プレートで左右脚体を連結する必要はなく、ベース板
の下方にコロ付きのストッカーを収納しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る陳列装置の斜視図である。
【図2】(A)はベース板を高くした状態での陳列装置
の斜視図、(B)は支柱の破断斜視図である。
【図3】主要部材の分離斜視図である。
【図4】支柱の下部の斜視図である。
【図5】ベース板の支持状態を示す斜視図である。
【図6】ベース板を低くした状態での部分斜視図であ
る。
【図7】(A)は主要部材の斜視図、(B)は第2側面
カバーの部分斜視図である。
【図8】ベース板を高くした状態での陳列装置の部分斜
視図である。
【図9】要部の縦断正面図である。
【図10】図8のX−X視断面図である。
【図11】第2実施形態に係る陳列装置の斜視図であ
る。
【図12】(A)はサイドフレームの上部の係合手段を
示す分離斜視図、(B)はサイドフレームの下部の係合
手段を示す分離斜視図である。
【図13】サイドフレームで前後陳列装置を連結した状
態での部分斜視図である。
【符号の説明】
1 陳列装置 2 支柱 3 上横桟 5 下脚体 6 ベース板 7 第1前面プレート 8 上脚体 9 第2前面プレート 10 下側面カバー 11 上側面カバー 34 切り欠き 37 サイドフレーム 38 上係合部 39 下係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に適宜間隔を隔てて支柱を配置し、こ
    れら支柱の間を横桟等の連結部材で連結し、前記左右支
    柱の下部に、前向きに延びる板状の脚体を装着し、これ
    ら左右脚体にてベース板を支持し、更に、左右脚体の前
    端間に、ベース板の下方の空間を塞ぐ前面プレートを配
    置して成る陳列装置であって、 前記脚体を、床面で支持される下脚体と、この下脚体に
    積み重ねた状態で支柱に係脱自在な上脚体とで構成する
    ことにより、ベース板の高さを複数段に切り換え可能と
    成し、 前記左右両下脚体に、当該下脚体の外側面を覆う上側面
    カバーを着脱自在に装着し、前記上脚体には、当該上脚
    体の外側面を覆う上側面カバーを、前記上側面カバーに
    積み上げた状態で態に着脱自在に装着し、 更に、前記前面プレートを、下脚体でベース板を支持し
    た状態のときに使用する第1前面プレートと、上脚体を
    使用してベース板を高い高さにしたときに使用する第2
    前面プレートとを選択自在と成し、これら前面プレート
    を前記脚体に対して、爪と係合穴との係合のような落と
    し込み式の係合手段によって着脱自在に連結したこと、
    を特徴とする陳列装置。
  2. 【請求項2】左右に適宜間隔を隔てて配置した支柱と、
    これら支柱を連結する横桟や板状部材等の連結部材と、
    前記左右支柱の下部からそれぞれ前向きに延びる板状の
    脚体と、これら左右脚体にて支持されたベース板とを主
    要部材として陳列装置を構成し、2個の陳列装置を前後
    に背中合わせに配置し、前後両陳列装置を、それら前後
    陳列装置の外側面に配置した矩形等のサイドフレームを
    介して連結して成る陳列装置の連結構造であって、 前記脚体を、下脚体と、この下脚体に積み重ねた状態で
    支柱に係脱自在な上脚体とで構成し、 前記左右両下脚体に、当該下脚体の外側面を覆う上側面
    カバーを着脱自在に装着し、前記上脚体には、当該上脚
    体の外側面を覆う上側面カバーを着脱自在に装着し、こ
    の上側面カバーの下端縁のうち支柱寄りの適宜範囲に切
    り欠き部を形成する一方、 前記サイドフレームの上部に、前後両陳列装置の両支柱
    に対してそれぞれ落とし込み係合するようにした上係合
    部を設け、サイドフレームのうち前後両陳列における上
    側面カバーの切り欠き部に対応した箇所には、前記切り
    欠き部に嵌まった状態で各上脚体に対して上方から前後
    左右方向にずれ不能に嵌合する下係合部を設けたこと、
    を特徴とする陳列装置の連結構造。
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