JPH09262122A - ヘアセット方法及びその装置 - Google Patents

ヘアセット方法及びその装置

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JPH09262122A
JPH09262122A JP7793296A JP7793296A JPH09262122A JP H09262122 A JPH09262122 A JP H09262122A JP 7793296 A JP7793296 A JP 7793296A JP 7793296 A JP7793296 A JP 7793296A JP H09262122 A JPH09262122 A JP H09262122A
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JP
Japan
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hair
vibration
vibrating body
cold air
ultrasonic
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Withdrawn
Application number
JP7793296A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Matsuo
治樹 松尾
Shigenori Kukumiya
重徳 久々宮
Hironobu Inoue
博允 井上
Yasuhiro Sato
安広 佐藤
Takeyuki Imai
健之 今井
Izumi Mihara
泉 三原
Hideo Iwata
秀雄 岩田
Miki Isogai
美樹 磯貝
Shinji Nishimura
真司 西村
Akishige Yoshii
映滋 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7793296A priority Critical patent/JPH09262122A/ja
Publication of JPH09262122A publication Critical patent/JPH09262122A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/207Vibration, e.g. ultrasound

Landscapes

  • Hair Curling (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪を傷めることなく効果的にセットする。 【解決手段】超音波領域で振動する振動体1に毛髪2を
接触させ、振動体1に毛髪2を接触させた状態で毛髪2
に温風或いは冷風を与えて毛髪2の曲げや伸ばし等のヘ
アセットを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪に巻きぐせを
つけたり伸ばしたりするヘアセットについての新規な方
法及び新規なヘアセット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘアセットのための装置としてヘアドラ
イヤーやヘアアイロン、ヘアカール器等各種のものがあ
るが、これらは毛髪に熱を加えて熱のみの作用でセット
するものである点で共通している。毛髪のカールしてい
る状態やストレートな状態は毛髪内の弱い結合である水
素結合によって保たれているとともにこの水素結合状態
を変更することによって毛髪の上記状態を変えることが
できるものであり、水素結合は熱によって切れたりずれ
たりするために、熱を毛髪に加えることでヘアセットを
行えるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし毛髪に熱を加え
ると、髪の水分量の極端な減少や髪の蛋白質の変性によ
ってどうしても毛髪が傷んでしまい、枝毛になりやすく
なったり、髪が切れやすくなったり、髪が変色してしま
うという問題を有している。毛髪の加熱に際して毛髪を
湿潤させておくことで毛髪の傷みを少なくすることはで
きるが、毛髪をヘアセットに必要な温度にまで加熱して
いることにかわりはなく、上記問題点を依然としてかか
えている。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは毛髪を傷めることなく
効果的にセットすることができるヘアセット方法及びそ
の装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係るヘ
アセット方法は、超音波領域で振動する振動体1に毛髪
2を接触させ、振動体1に毛髪2を接触させた状態で毛
髪2に温風或いは冷風を与えて毛髪2の曲げや伸ばし等
のヘアセットを行うことに特徴を有している。超音波領
域で振動を行う振動体1に毛髪2を接触させることで毛
髪2に振動を与えれば、その理由は定かではないもの
の、熱を加えた場合と同様にヘアセットを行うことがで
きる。すなわち、図1(a)に示すように超音波領域で
の振動を行う振動体1に毛髪2を接触させるとともに毛
髪2に接触時の形状をしばし維持させたならば、図1
(b)に示すように、振動体1を外した後も毛髪2は振
動体1に接触させていた時の形状を保持するものとな
る。なお、超音波振動を毛髪2に加えた場合には毛髪2
に摩擦熱が生じるが、超音波振動を毛髪2に与えた場
合、毛髪2に熱を加える場合に比して毛髪温度が15℃
以上低い温度でヘアセットすることができることから、
ヘアセットができる理由が上記摩擦熱でないことは明ら
かであり、超音波振動そのものが上記水素結合に作用す
るためと考えられる。
【0006】そして本発明に係るヘアセット装置は、超
音波振動発生手段とこの超音波振動発生手段によって超
音波領域での振動を行うとともに、毛髪2を接触させる
接触面が設けられた振動体1と、送風を振動体1の内側
から吐出する機構あるいは送風を振動体1の外側へ吐出
する機構とを備えていることに特徴を有している。振動
体1の接触面に毛髪2を接触させることで毛髪2に超音
波領域の振動を与えることができ、この状態で毛髪2に
送風を与えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るヘアセット装置の実
施形態例を図3、図4に、その内部構造を図2に示す。
ヘアセット装置は円筒状のグリップとして機能する器体
3とこの器体3の先端から突出させた棒状の振動体1と
からなるとともに、器体3先端部には押さえ体4が枢着
されている。このヘアセット装置は、図2に示すように
その器体3内に振動発生部と温風・冷風発生部とを内蔵
している。
【0008】この振動発生部は、直流電源部10とスイ
ッチング回路11と発振回路12、発振回路12の出力
によって高周波トランス13を介して駆動されて電気信
号を超音波領域(ほぼ20kHz〜200kHz)の機
械的振動に変換するトランスデューサー14、そしてト
ランスデューサー14による機械的振動の振幅を拡大さ
せるブースタ15とから構成されており、上記ブースタ
15に振動体1の一端が機械的に結合されてブースタ1
5からの振動により振動体1が超音波振動を行うように
なっている。
【0009】温風・冷風発生部は、モータ16と、この
モータ16にて回転駆動されるファン17と、ファン1
7からの送風の通風路中に配されたヒータ18とから構
成されている。図3に示される実施形態例においては通
風路の終端は器体3の端部に配されており、通風路から
の温風または冷風等の送風は器体3の端部に設けられた
風噴き出し口20より振動体1の外側(振動体1に巻き
付けられた毛髪2)へ吐出されるものであり、これによ
って送風を振動体1の外側へ吐出する機構が構成されて
いる。この実施形態例において振動体1の先部には振動
体1に指が触れて火傷するのを防止するための振動減衰
部材19が設けられている。
【0010】図4に示される実施形態例においては通風
路の終端は振動体1の内部の通風路1aに連通されてお
り、この振動体1の内部に設けられた通風路1aは振動
体1の外面に複数穿設された風噴き出し口20に連通さ
れており、通風路からの温風または冷風等の送風は風噴
き出し口20を介して振動体1の内側から毛髪2に吐出
されるものであり、これによって送風を振動体1の内側
から吐出する機構が構成されている。図3、図4におい
て図中30はパワー調整スイッチを兼ねた電源スイッチ
である。
【0011】上記各実施形態例において器体3に設けら
れる押さえ体4は図3(b)に示されるように基端部を
器体3の前端部に軸着して取付けられており、基端部に
設けられた操作片4aを操作することによって先端部に
設けられたブラシ部4bを振動体1に対して近接離間移
動させることができるようになっている。4cはブラシ
4bを振動体1に向けて常時付勢するためのコイルスプ
リングのようなばね材である。
【0012】今、図1に示すように振動体1に毛髪2を
巻き付けた状態で上記振動発生部によって振動体1を振
動させ、毛髪2に温風または冷風等の送風を与えたなら
ば、前述のように毛髪2にカール付けのヘアセットを行
うことができる。この時、毛髪2と振動体1とが強い接
触圧で接触していると毛髪2に加えられる振動がより強
くなるために、毛髪2は振動体1に強く巻き付けること
が望ましく、また振動体1の外周面はこの点に答えるこ
とができるように、摩擦係数が大きいものとしておくこ
とが望ましい。
【0013】そして、本実施形態においては押さえ体4
で振動体1に巻き付けている毛髪2を振動体1に向けて
押さえ付けることになるために、ヘアセットがより容易
となり、さらに、押さえ体4で振動体1に向けて毛髪2
を押さえ付けた状態で毛髪2に対して温風或いは冷風の
ような送風を与えることによってヘアセットをより効果
的に確実に行うことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明におけるヘアセット方法では、温
風或いは冷風のような送風と、振動体から得られる振動
によって毛髪を傷めたりするようなことなく毛髪を曲げ
たり伸ばしたりするのをより効果的に行うことができる
ものである。また、本発明におけるヘアセット装置で
は、振動体の内側から吐出される送風と、振動体から得
られる振動または振動体の外側へ吐出される送風と、振
動体から得られる振動で毛髪を傷めたりするようなこと
なく毛髪を伸ばしたり、曲げたりするヘアセットをより
効果的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すものであり、(a)は毛髪
の巻き付け状態を説明する説明図、(b)はカール付け
された毛髪を説明する説明図である。
【図2】内部構成を説明する説明図である。
【図3】一例を示すものであり、(a)は斜視図、
(b)は押さえ体を説明する説明図である。
【図4】他例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 振動体 2 毛髪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そして本発明に係るヘアセット装置は、超
音波振動発生手段とこの超音波振動発生手段によって超
音波領域での振動を行うとともに、毛髪2を接触させる
接触面が設けられた振動体1と、送風を振動体1の内側
から吐出する機構あるいは送風を器体3の風噴き出し口
20から振動体1の外側へ吐出する機構とを備えている
ことに特徴を有している。振動体1の接触面に毛髪2を
接触させることで毛髪2に超音波領域の振動を与えるこ
とができ、この状態で毛髪2に送風を与えることができ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】本発明におけるヘアセット方法では、温
風或いは冷風のような送風と、振動体から得られる振動
によって毛髪を傷めたりするようなことなく毛髪を曲げ
たり伸ばしたりするのをより効果的に行うことができる
ものである。また、本発明におけるヘアセット装置で
は、振動体の内側から吐出される送風と、振動体から得
られる振動または器体の風噴き出し口から振動体の外側
へ吐出される送風と、振動体から得られる振動で毛髪を
傷めたりするようなことなく毛髪を伸ばしたり、曲げた
りするヘアセットをより効果的に行うことができるもの
である。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 安広 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 今井 健之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 三原 泉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岩田 秀雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 磯貝 美樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 真司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉井 映滋 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波領域で振動する振動体に毛髪を接
    触させ、この毛髪に温風或いは冷風を与えて毛髪の曲げ
    や伸ばし等のヘアセットを行うことを特徴とするヘアセ
    ット方法。
  2. 【請求項2】 超音波振動発生手段とこの超音波振動発
    生手段によって超音波領域での振動を行うとともに、毛
    髪を接触させる接触面が設けられた振動体と、送風を振
    動体の内側から吐出する機構とを備えていることを特徴
    とするヘアセット装置。
  3. 【請求項3】 超音波振動発生手段とこの超音波振動発
    生手段によって超音波領域での振動を行うとともに、毛
    髪を接触させる接触面が設けられた振動体と、送風を振
    動体の外側へ吐出する機構とを備えていることを特徴と
    するヘアセット装置。
JP7793296A 1996-03-29 1996-03-29 ヘアセット方法及びその装置 Withdrawn JPH09262122A (ja)

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JP7793296A JPH09262122A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 ヘアセット方法及びその装置

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JP7793296A JPH09262122A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 ヘアセット方法及びその装置

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JPH09262122A true JPH09262122A (ja) 1997-10-07

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ID=13647866

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JP (1) JPH09262122A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007060872A1 (ja) * 2005-11-25 2007-05-31 Matsushita Electric Works, Ltd. 超音波ヘアセット装置
JP2013169318A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Kao Corp ヘアセット方法およびヘアセット装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007060872A1 (ja) * 2005-11-25 2007-05-31 Matsushita Electric Works, Ltd. 超音波ヘアセット装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603