JP2013169318A - ヘアセット方法およびヘアセット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高湿度下でも崩れにくいヘアセットとすることができるヘアセット方法を提供する。
【解決手段】毛髪に水分を供給し(ステップS1)、毛髪を所定周波数で超音波振動させ(ステップS2)、超音波振動の後または同時に毛髪を乾燥させ(ステップS3)、乾燥した毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱する(ステップS4)。水分の供給と超音波振動により切断された毛髪の水素・イオン結合が加熱により再結合し、ヘアセットされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、毛髪を所望の形状に整える、いわゆるヘアセットする方法および装置に関する。
従来、毛髪をヘアセットする方法としては、ウォータセット、パーマセット、アイロンセット、等がある。ウォータセットは、毛髪に水分を供給することで、毛髪内部の水素・イオン結合を切断し、その毛髪をヘアセットして乾燥させることで、切断した水素・イオン結合を再結合させてヘアセットを固定する。
パーマセットでは、毛髪に所定のパーマ液を供給することで、毛髪内部の水素・イオン結合や硫黄原子同士の結合を一旦切断する。そして、所望の髪型にしたうえで毛髪の水素・イオン結合や硫黄原子同士の結合を再結合させることにより髪型を固定する。
アイロンセットでは、毛髪を所定温度まで加熱することにより、毛髪内部の水素・イオン結合を切断する。そして、所望の髪型にしたうえで毛髪の水素・イオン結合を再結合させて髪型を固定する。
しかし、上述のようなウォータセット、パーマセット、アイロンセット、等には、各々に後述するような課題がある。そこで、現在では上述のような従来のヘアセット方法とは相違したヘアセット方法も提案されている。
例えば、毛髪を傷めることなく効果的にセットする提案がある。その技術では、超音波領域で振動する振動体に毛髪を接触させ、振動体に毛髪を接触させた状態で毛髪に温風或いは冷風を与えて毛髪の曲げや伸ばし等のヘアセットを行う(特許文献1)。
また、毛髪を傷めることなく容易にヘアセットを行う提案もある。その技術では、超音波振動発生手段と、この超音波振動発生手段によって超音波領域での振動を行う振動体と、振動体からの振動が与えられる毛髪にスチームを与えるスチーム発生手段とを備えている。超音波領域で振動を行う振動体に毛髪を接触させながら、スチームを与えることで、毛髪を傷めることなく、毛髪を曲げたり伸ばしたりし易くなる(特許文献2)。
さらに、アイロン部に手を触れても熱くなく、毛髪にダメージを与えることなく、巻き付け動作がやりやすく、使いやすくしようとする装置の提案もある。その装置は、超音波領域の電気信号発生手段と、この発生した電気信号を超音波領域の機械的振動に変換する手段と、その機械的振動で振動する振動器体を備えている。また、その装置は、振動器体内に発熱素子が設けられており、毛髪に超音波振動を与えるとともに発熱素子からの熱も同時に与えて毛髪にカールをつける(特許文献3)。
また、軟化剤を塗布あるいはスプレーしてヘアを軟化処理した後に一定の振幅と周波数の振動を付与し、または前記振動と同時あるいは前後にヘアに一定の熱を付与して、ストレートパーマ、ウェーブパーマを掛けるヘアの形状処理技術の提案もある(特許文献4)。この処理技術によれば、従来のヘアの形状処理に比べ、処理後のストレート、ウェーブあるいはヘアケアーの状態が長期間保持できる。
特開平09−262122号公報 特開平09−262121号公報 特開平09−308516号公報 特開2001−299432号公報
しかし、本発明者が上述のような各種のヘアセット方法を調査した何れの手法も課題があることが判明した。例えば、ウォータセットは、雨天時などの高湿度下(例えば約70%RH以上)でヘアセットが崩れる。
パーマセットは、パーマ液により毛髪にダメージが及び、断毛や過収縮などが発生する。アイロンセットは、高温の加熱による熱変成が毛髪に発生し、アイロンの擦過により毛髪表面にダメージが及ぶ。
また、詳細には後述するが、超音波を利用した従来の各種手法も、何れもヘアセット後に高湿度下でヘアセットが崩れてしまうことを、本発明者は実験により確認した。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、高湿度下でもヘアセットが崩れにくいヘアセット方法およびヘアセット装置を提供するものである。
本発明のヘアセット方法は毛髪に水分を供給し、前記水分が供給された前記毛髪を所定周波数で超音波振動させ、前記超音波振動の後または同時に前記毛髪を乾燥させ、乾燥した前記毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱することを特徴とする。
従って、本発明のヘアセット方法では、毛髪が湿潤状態ではない通常状態では切断しにくい毛髪の水素・イオン結合を水分の供給と超音波振動による加振により毛髪内部まで切断する。そして、切断した結合を毛髪の加熱によって再結合することによりヘアセットする。その超音波振動を所定周波数で実行するとともに加熱を所定の毛髪表面温度で実行することにより、高湿度下でも崩れないヘアセットとなると本発明者らは考えている。
本発明のヘアセット装置は、水分が供給された毛髪を所定周波数で超音波振動させる毛髪振動手段と、前記毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱する毛髪加熱手段と、を有する。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明のヘアセット方法では、通常状態では切断しにくい毛髪の水素・イオン結合を水分の供給と超音波振動による加振により毛髪内部まで切断し、毛髪の加熱で切断した結合を再結合することによりヘアセットする。その超音波振動が所定周波数で実行されるとともに加熱が所定の毛髪表面温度で実行されることにより、高湿度下でも崩れない耐湿性を有するヘアセットとすることができる。
本発明の実施の形態のヘアセット方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のヘアセット装置の外観を示す斜視図である。 ヘアセット装置の変形例の外観を示す斜視図である。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。本実施の形態のヘアセット方法は、図1に示すように、毛髪に水分を供給し(ステップS1)、水分が供給された毛髪を所定周波数で超音波振動させ(ステップS2)、毛髪を乾燥させ(ステップS3)、乾燥した毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱して(ステップS4)、ヘアセットが完了する。
ステップS3の乾燥工程は、ステップS2の超音波振動工程の後または同時の少なくとも一時点を含むタイミングで実施する。具体的には、ステップS2の終了後にステップS3を開始してもよく、またはステップS2の終了と同時にステップS3を開始してもよい。さらに、ステップS2の終了前にステップS3を開始して両ステップを重複して実施し、ステップS2の終了後にステップS3を継続して実施してもよい。
ここで、上述のようなヘアセット方法に利用されるヘアセット装置100を、図2を参照して以下に説明する。本実施の形態のヘアセット装置100は、水分が供給された毛髪を所定周波数で超音波振動させる毛髪振動部110と、毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱する毛髪加熱部120と、を有する。
より具体的には、ヒンジ機構136により開閉自在で毛髪を挟持する一対の毛髪挟持部位131,132を有する。ヒンジ機構136には板バネ等の弾発機構が内蔵されており(図示せず)、毛髪挟持部位131,132を手指での把持に適正な所定角度まで弾発的に開放している。
一対の毛髪挟持部位131,132の少なくとも一方には毛髪振動部110が設置されている。また、一対の毛髪挟持部位131,132の少なくとも一方には毛髪加熱部120が設置されている。毛髪挟持部位131または132のうちの一方に毛髪振動部110および毛髪加熱部120の両方が設置されていてもよい。または、毛髪挟持部位131または132のうちの一方に毛髪振動部110が設置され、他方に毛髪加熱部120が設置されていてもよい。さらに、毛髪振動部110または毛髪加熱部120の一方または両方は、一対の毛髪挟持部位131,132の両方に設置されていてもよい。本実施形態では、毛髪挟持部位131または132の一方に毛髪振動部110と毛髪加熱部120の両方が設置されている場合を例示する。より具体的には、図2の下方側に示す一方の毛髪挟持部位132の先端部分の上面に毛髪振動部110と毛髪加熱部120とが設置されている。
毛髪振動部110には超音波振動子が内蔵されている(図示せず)。超音波振動子は、振動駆動部である圧電体とホーンとを備えている。超音波振動子は、圧電体の振動振幅を増幅させる役割を担うバックホーンをさらに備えていてもよい。本実施形態の毛髪振動部110は、毛髪挟持部位132の先端部分に二列の長方形状に形成されている。毛髪加熱部120にはヒータ素子が内蔵されている。本実施形態の毛髪加熱部120は、二列の毛髪振動部110の間に一列の長方形状に形成されている。
ここで、本実施の形態において毛髪をヘアセットするとは、毛髪を固定された髪型にすることをいう。ここで、ステップS3で毛髪を乾燥させながら整えられた髪型と、ステップS4で毛髪を加熱して固定された髪型とは、同一であってもよく、または互いに異なってもよい。すなわち、乾燥により整えた毛髪を、加熱して所望の髪型に変化させながら固定し、ヘアセットを完了してもよい。
これらの毛髪挟持部位132の毛髪振動部110と毛髪加熱部120とに対向する毛髪挟持部位131の先端部分の下面には平板部133が形成されている(図2)。平板部133は、毛髪振動部110および毛髪加熱部120に対向して毛髪挟持部位131に設けられた部材である。
手指で毛髪挟持部位131,132を把持して閉止することにより、その先端部分の平板部133で毛髪を毛髪振動部110および毛髪加熱部120に圧接させて挟持することができる(図示せず)。
本実施の形態では前述のようにカールした毛髪をストレートにヘアセットすることを想定しているため、上述のように毛髪振動部110および毛髪加熱部120と平板部133とが、それぞれ平板状に形成されている。
しかし、ストレートの毛髪をカール状にヘアセットする場合には、本実施形態の変形例として、毛髪支持部位を円筒状に形成してもよい。そして、かかる円筒状(凸面状)の毛髪支持部位の外周面に毛髪振動部および毛髪加熱部を設けるとよい。この場合、本実施形態の平板部133に対応する部位である凹面状の曲面部を、円筒状の毛髪支持部位に対面する位置および形状で形成してもよい(図示せず)。かかる変形例において、さらに、毛髪振動部および毛髪加熱部が設けられた毛髪支持部位を凹面状とし、曲面部を凸面状としてもよい。
また、毛髪挟持部位131の上面には、毛髪振動部110と毛髪加熱部120との作動を切り換える切換スイッチ134と、毛髪振動部110と毛髪加熱部120との作動状態を点灯表示するパイロットランプ135とが設置されている。
切換スイッチ134により毛髪振動部110と毛髪加熱部120とを選択的に作動させることができ、例えば、その選択的な作動状態に対応した発色でパイロットランプ135が点灯する。
毛髪振動部110は、高湿度下でも崩れない耐湿性を有するヘアセットとすることができる観点から20kHz以上の周波数で超音波振動させることが好ましい。周波数の実用的な上限値は3000kHzである。また、毛髪表面にダメージを発生させることなく、耐湿性を有するヘアセットとすることができる観点から、周波数を500kHz以上かつ3000kHz以下とすることが好ましく、500kHz以上かつ2400kHz以下とすることがより好ましく、1000kHz以上かつ1700kHz以下にすることが更に好ましい。
毛髪振動部110は、超音波振動子の振動周波数が可変である。かかる可変周波数域は20kHzから3000kHzまでのうちの少なくとも一部を含む。超音波振動子の可変周波数域は、好ましくは20kHzから3000kHzまでの全域を包含するとよい。これにより、一対の毛髪挟持部位131,132で挟持した毛髪を20kHz以上かつ3000kHz以下の所望の周波数で超音波振動させることができる。
また、毛髪の表面温度は、高湿度下でも崩れない耐湿性を有するヘアセットとすることができ、また過熱による毛髪縮れを発生させない観点から、120℃以上かつ200℃以下、好ましくは160℃以上かつ200℃以下である。毛髪の表面温度は、例えば、放射率を適切に調整した放射温度計で測定することができる。毛髪加熱部120の発熱温度は、毛髪の表面温度が上記の範囲に入るように適宜調整することができる。例えば、毛髪加熱部120の発熱温度を140℃以上かつ230℃以下にするとよい。なお、毛髪加熱部120は、前述のように作業者が手指で毛髪挟持部位131,132を把持することにより、平板部133により毛髪が所定の圧力で圧接される。
上述のような構成において、本実施の形態のヘアセット装置100を利用したヘアセット方法を以下に説明する。なお、本実施の形態ではカールした毛髪をストレートにヘアセットする場合を例示する。
まず、スプレーや水浴などにより、図1に示すように、毛髪に充分な水分を供給する(ステップS1)。ステップS1により毛髪の水素・イオン結合がある程度切断されると考えられる。
このような状態で、ヘアセット装置100の毛髪振動部110を作動させ、この毛髪振動部110と平板部133とで湿潤な毛髪の根本部分を所定の圧力で挟持し、毛先部分までスライド移動させる。これで水分が供給された毛髪に超音波振動が付与されて毛髪の水素・イオン結合が切断されるので、例えば、この動作を三回などの所定回数まで繰り返すことで、カールした毛髪がストレート形状に整えられる(ステップS2)。超音波振動を付与する際に必要に応じて、さらに水分を毛髪に供給してもよい。ステップS2により、毛髪に付与された超音波振動によって当該毛髪の内部まで水分が浸透して毛髪の水素・イオン結合の切断が促進されるものと考えられる。
つぎに、ヘアセット装置100を停止させ、ストレート形状に整えられた毛髪を一般的なヘアドライヤ(図示せず)やタオルなどにより所定の湿潤状態まで乾燥させる(ステップS3)。ここで、本明細書で乾燥とは、後述の毛髪加熱時における毛髪表面温度より低い温度での乾燥を指し、例えば毛髪表面温度が80℃以下(常温を含む)で乾燥することを意味する。なお、この乾燥は、例えば、毛髪に最初に供給した水分がある程度蒸発したと認められる状態まで実行される。ステップS3による乾燥後の毛髪の水分量は特に限定されないが、ステップS1による水分の供給前の水分量と同程度まで乾燥させてもよい。ステップS3を行うことにより、ステップS4の毛髪加熱による水分蒸発に伴う毛髪のダメージ(例えば毛髪表面のたんぱく質の破壊)の発生を防止することができる。
つぎに、毛髪が乾燥したら、ヘアセット装置100の毛髪加熱部120を作動させ、この毛髪加熱部120と平板部133とで乾燥した毛髪の根本部分を所定の圧力で挟持し、毛先部分までスライド移動させる(ステップS4)。毛髪加熱部120はヘアアイロンとして機能する。ステップS3で乾燥した毛髪が加熱および加圧によりストレート形状にヘアセットされる。なお、この動作も必要により所定回数まで繰り返してもよい。
本実施の形態のヘアセット装置100を利用したヘアセット方法では、水分の供給と超音波振動により切断された毛髪の水素・イオン結合が加熱により再結合されてヘアセットされる。その超音波振動が所定周波数で実行されるとともに加熱が所定の毛髪表面温度で実行されることにより、高湿度下でも崩れないヘアセットとすることができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態ではヘアセット装置100で水分を供給した毛髪に超音波振動を付与した毛髪を、ヘアドライヤで温風乾燥させてから、ヘアセット装置100で加熱することを例示した。
しかし、後述する実施例で説明するように、ステップS2では、水分を供給した毛髪をある程度タオルドライして毛髪を濡れた状態から湿った状態に半乾燥させてから超音波振動を付与しても良い。また、ステップS2では、毛髪が十分に乾燥するまで、超音波振動により水分子を励振させて毛髪から除去してもよい。つまり本発明では、毛髪が濡れていたり、湿っていたりしている状態で超音波振動を付与すれば良く、超音波振動付与を終了する時の毛髪状態は、湿潤していても乾燥していても良い。
図3は、本実施形態の変形例にかかるヘアセット装置200の外観を示す斜視図である。同図に例示するヘアセット装置200のように、毛髪振動部110と毛髪加熱部120との間隙に、温風の吐出口として毛髪乾燥部140を形成してもよい。この場合、ヘアセット装置200で、毛髪の超音波振動と乾燥と加熱とを実行することができる。毛髪乾燥部140から吐出される温風の温度は、毛髪加熱部120で加熱される毛髪の表面温度よりも低温である。
さらに、このようなヘアセット装置200では、毛髪振動部110と毛髪加熱部120と毛髪乾燥部140とを切り換えて使用することのほか、毛髪振動部110、毛髪加熱部120および毛髪乾燥部140を同時に作動させて使用してもよい。これにより、毛髪を挟持した毛髪挟持部位131,132を、当該毛髪の長さ方向(好適には毛先方向)にスライド移動させるだけで、この毛髪を超音波振動させ、ついで乾燥させ、その後に加熱させるという一連の動作を一度に実行することができる。
また、本変形例のヘアセット装置200は、毛髪加熱部120を中心として毛髪乾燥部140と毛髪振動部110が毛髪挟持部位132の両側に対称に設置されている。このため、使用者は右手または左手の任意の手でヘアセット装置200を操作することができる。すなわち、毛髪を把持した毛髪挟持部位131,132を左右どちらの手で把持したとしても、ヘアセット装置200を毛先方向に滑らせることで、根本側に位置する毛髪振動部110が毛髪の一部領域をまず超音波振動させる。ついで、毛髪乾燥部140が当該領域を乾燥させ、さらに毛髪加熱部120が当該領域を加熱および加圧してヘアセットする。これにより、本変形例のヘアセット装置200によれば、使用者の利き手によらず本発明のヘアセット方法が実現される。このため、本変形例のヘアセット装置200においては、毛髪加熱部120に対して根本側に位置する毛髪振動部110および毛髪乾燥部140を作動させ、反対に毛先側に位置する毛髪振動部110および毛髪乾燥部140を停止してもよい。したがって、本変形例のヘアセット装置200は、一対の毛髪振動部110および毛髪乾燥部140が毛髪加熱部120を中心に対称に設置されているとともに、隣接する二組の毛髪振動部110および毛髪乾燥部140のうちの一方が選択的に作動または停止させるよう切り替え可能であることが好ましい。
また、本変形例のヘアセット装置200においては、一対の毛髪挟持部位131,132の一方(例えば毛髪挟持部位132)に対して、毛髪振動部110、毛髪加熱部120および毛髪乾燥部140が設置されている。このため、毛髪振動部110による毛髪の加振と、毛髪乾燥部140による毛髪の乾燥と、毛髪加熱部120による毛髪の加熱とが、毛髪に対して共通の側から適用される。よって、所定の厚さの毛髪の束を毛髪挟持部位131,132で挟持した場合であっても、かかる毛髪を良好にヘアセットすることができる。なぜならば、毛髪挟持部位132に接する毛髪に対して毛髪振動部110による超音波振動、毛髪乾燥部140による乾燥、および毛髪加熱部120による加熱が行われ、当該毛髪における水素・イオン結合の切断および再結合が確実に行われるためである。このため、ヘアセット方法を繰り返すことで、ヘアセットしたい毛髪の全体において水素・イオン結合が良好に切断および再結合されることとなる。
また、上記形態ではヘアセット装置100または200を利用したヘアセット方法を例示した。しかし、このようなヘアセット装置100または200を使用することなく、一般的なヘアドライヤやヘアアイロンを使用して本発明のヘアセット方法を行ってもよい。この場合、ステップS4では、ヘアアイロンに対して毛髪を加圧することなく当接させて当該毛髪を加熱してもよい。
また、当然ながら、上述した実施の形態および変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に説明したが、その構造などは本願発明を満足する範囲で各種に変更することができる。
[実施例1]
ここで本発明者による実験結果を第一の実施例として、表1を参照して以下に説明する。実験対象として、日本人の強クセ毛の毛髪からなる一房の毛束(トレス)を用意した(図示せず)。トレスを構成する毛髪は、カール直径が30〜60mmであり、全長約30cmである。
そして、表1に示すように、比較例1−0から1−3、および実施例1−1から1−3の処理条件で、それぞれヘアセットを実施した。
Figure 2013169318
比較例1−0では、水分を供給しない乾燥状態の毛髪に超音波振動を印加した。その状態で処理終了としたケースiのほか、超音波振動の後に、アイロンで毛髪の表面温度が80℃から200℃のいずれかとなるように加熱工程を行った(ケースii〜v)。アイロンは、衣服用の電気式アイロンを使用した。毛髪表面温度は放射温度計(共立電気計器株式会社KEW5515,放射率0.9)を用いて測定した。
実施例1−1および比較例1−1では、水分を供給した毛髪をタオルドライ(表1の『TD』)してから、超音波振動を印加した。ヘアドライヤによるブロー乾燥を行った。その際に毛髪表面温度が80℃を超えないように注意した。その後、実施例1−1では、ブロー乾燥時よりも高い温度となるようにアイロンで加熱した(ケースi〜iv)。
比較例1−1では、ブロー乾燥をもって処理終了としたケースiと、ブロー乾燥時と同等の80℃の毛髪表面温度となるようにアイロンと接触させたケースiiと、を行った。
実施例1−2および比較例1−2では、水分を供給した毛髪をタオルドライしてから、毛髪が乾燥するまで超音波を印加した。その後、実施例1−2では、80℃を超える高い温度となるようにアイロンで加熱した(ケースi〜iv)。比較例1−2では、超音波の印加による乾燥をもって処理終了としたケースiと、ブロー乾燥時と同等の80℃の毛髪表面温度となるようにアイロンと接触させたケースiiと、を行った。
ここで、表1の水浴比とは、乾燥状態の毛髪と、当該毛髪に供給される水と、の質量比のことである。例えば、『水浴比;1:0.2』とは、毛髪の質量1に対して、供給される水分の質量が0.2であることを示す。また、例えば実施例1−2のケースiにおける120℃等の温度表示は、毛髪表面温度を示している。
タオルドライでは、濡れた状態の毛髪をタオルで挟み、湿った状態(水浴比1:0.2)となるまで水分を除去した。比較例1−1と1−3、および実施例1−1と1−3において、超音波を印加した後の乾燥は、ヘアドライヤによるブロー乾燥を行った。その際に毛髪表面温度が80℃を超えないようにした。
なお、超音波振動を印加する超音波振動子は、タムラ製作所製の圧電体TBL1507を使用し、アルミニウム製のホーンおよびバックホーンを用いた。そして、超音波振動子の発振周波数を50kHz、振動振幅を10μmp−p、超音波出力を4Wとし、振動方向が毛髪に対して垂直方向になるように超音波振動を印加した。具体的には、上記の毛髪(トレス)の結束された根本部分に超音波振動子を接触させて、2cm/秒の速度で、これを毛髪の毛先方向に向かって移動させた。これを3回繰り返して、トレス全体に超音波振動を3回付与した。
加熱工程では、アイロンを使用してトレスの根本部分の1箇所を3秒間に亘って、所定の毛髪表面温度で加熱した。プレス圧は、アイロンの自重とした。次いで、アイロンの位置を毛先方向に1cmずつ、ずらして、同条件でトレス全体を加熱した。
実施例1−3および比較例1−3では、TDを行わず、また十分な量の水に毛髪を浸した状態で超音波振動を印加した(水浴比;1:1000)点を除き、実施例1−2および比較例1−2と共通とした。
(耐湿性評価)
上記の実施例および比較例について、20℃かつ50%RH雰囲気下で24時間放置した後の毛髪形状を基準として、20℃かつ99%RHの高湿度雰囲気下に1時間放置した後のヘアセットの崩れの有無に基づいて耐湿性を評価した。そして、20℃、99%RHの高湿度下に1時間放置した後で、毛髪の中間部分(毛髪先端から12〜13cmの部分)と毛先部分(毛髪先端〜6cmの部分)との両方でヘアセットが維持したものを○、中間部分ではヘアセットが維持したが毛先部分でヘアセットが崩れたものを△、中間部分と毛先部分の両方でヘアセットが崩れたものを×、と評価した。結果は上記の表1のとおりである。
表1に示すように、毛髪に水分を供給しない比較例1−0のケースi〜vは、超音波振動の印加後の加熱の有無およびその温度によらず、いずれも×評価となった。
比較例1−1および実施例1−1として、水分を供給した毛髪をタオルドライしてから超音波振動を印加した場合は、その後の毛髪表面温度により×と△と○の評価結果が発生した。具体的には、比較例1−1として毛髪表面温度が80℃以下では×評価となった。実施例1−1として、120℃のケースiが△評価、160〜200℃のケースii〜ivが○評価となった。なお、毛髪表面温度が220℃以上では、何れの場合でも毛髪に縮れが発生した。
比較例1−2および実施例1−2として、水分を供給した毛髪をタオルドライしてから毛髪が乾燥するまで超音波振動を印加した。この場合も、比較例1−2として、毛髪表面温度が80℃以下では×評価となり、実施例1−2として、120℃のケースiが△評価、160〜200℃のケースii〜ivが○評価となった。
比較例1−3および実施例1−3として、毛髪に対して水中で超音波振動を印加した。この場合も、比較例1−3として、毛髪表面温度が80℃以下では×評価となり、実施例1−3として、120℃のケースiで△評価、160〜200℃のケースii〜ivで○評価となった。
以上の比較例1−0から1−3および実施例1−1から1−3の実験結果から、水分を供給した毛髪を超音波振動させ、この超音波振動の後または同時に毛髪を乾燥させてから、毛髪上面温度を120℃以上かつ200℃以下、より好ましくは160℃以上かつ200℃以下で加熱すると、毛髪全体の耐湿性が向上することが確認された。
[実施例2]
さらに、本発明者は、実施例2として、水分を供給した毛髪に印加する超音波振動の周波数を種々に変化させる実験を行った。
実験には、キンキーヘア(Kinky Hair)、日本人弱クセ毛、日本人強クセ毛のトレスを用いた。トレスの全長は約30cmである。キンキーヘアのトレスには、カールの直径が40mm以下のコーカシアンの毛髪を用いた。日本人弱クセ毛のトレスには、カールの直径が60mm以上である日本人の毛髪を用いた。日本人強クセ毛のトレスには、実施例1と同様、カールの直径が30〜60mmである日本人の毛髪を用いた。
実施例2−1(a)、(b)および実施例2−2(a)、(b)ともに処理条件は、上記の実施例1−2のケースiiと共通とした。すなわち、水分を供給した毛髪をタオルドライしてから、毛髪が乾燥するまで超音波振動を印加した。超音波を印加する際の水浴比は1:0.2とした。その後、アイロンで毛髪表面温度を160℃に加熱した。超音波振動の印加方法、およびアイロンによる加熱方法も実施例1−2のケースiiと共通とした。
超音波振動を印加する超音波振動子には、周波数20〜70kHzの印加には上記のタムラ製作所製の圧電体TBL1507を使用した。そして、周波数500〜3000kHzの印加には、富士セラミックス社製の圧電体C−213を使用した。具体的には、この圧電体TBL1507の厚みを切削して周波数調整を行った。例えば、圧電体の厚みを4mmに切削して周波数を500kHzとし、圧電体の厚みを2mmに切削して周波数を1000kHzとし、圧電体の厚みを1mmに切削して周波数を2400kHzとした。なお、振動振幅は、500kHzで0.24μmp−p、1000kHzで0.057μmp−p、1700kHzで0.023μmp−p、2400kHzで0.011μmp−p、3000kHzで0.0048μmp−pとした。かかる条件で、振動方向を毛髪に対して垂直方向とし、超音波出力を4Wとして超音波振動を毛髪に印加した。
表2〜表5は、実施例2−1(a)〜2−2(b)の結果を示している。表中、『−』は未実施であることを意味している。実施例2−1(a)および2−1(b)では、20℃かつ50%RH雰囲気下で24時間放置した前後でのヘアセットの崩れの有無に基づいて耐湿性評価を行った。実施例2−2(a)および2−2(b)では、20℃かつ99%RH雰囲気下で1時間放置した前後でのヘアセットの崩れの有無に基づいて、高湿度下での耐湿性評価を行った。
さらに、実施例2−1(a)〜2−2(b)では、日本人毛髪に対して、毛髪研究者3名が光学顕微鏡を用いて枝毛の発生やキューティクルの剥がれを確認することでダメージ発生評価を行った。ダメージの発生を確認できなかったものを○、ダメージを確認したものを×と評価した。
実施例2−1(a)では、キンキーヘア、日本人弱クセ毛および日本人強クセ毛に対して、周波数20〜70kHzの超音波を付与した。表2に示すように、周波数が20〜70kHzで耐湿性が○となった。ただし、日本人毛髪に関してダメージの発生が確認された。
Figure 2013169318
実施例2−1(b)は、周波数500〜3000kHzの超音波振動を印加した点を除き実施例2−1(a)と共通の条件とした。表3に示すように、周波数が500〜3000kHzで耐湿性が○となった。また、日本人毛髪に関してダメージの発生が確認されなかった。
Figure 2013169318
実施例2−2(a)では、日本人弱クセ毛に対して、周波数20〜50kHzの超音波振動を印加した。表4に示すように、高湿度下に1時間放置した場合でもヘアセットに崩れは見られず耐湿性が○評価となった。一方、毛髪のダメージの発生が確認された。
Figure 2013169318
実施例2−2(b)は、日本人弱クセ毛に対して、周波数500〜2400kHzの超音波を印加した点を除き、実施例2−2(a)と共通の条件とした。表5に示すように、耐湿性がいずれも○評価となった。また、毛髪のダメージの発生は確認されなかった。
Figure 2013169318
以上の実施例2−1(a)および2−1(b)より、20kHz以上かつ3000kHz以下の周波数の超音波振動を印加することでヘアセットの耐湿性が良好であることが確認された。実施例2−1(b)より、500kHz以上かつ3000kHz以下の周波数とすることで、日本人弱クセ毛の場合にヘアセットの耐湿性が良好であるのみならず毛髪のダメージが抑えられることが分かった。さらに、実施例2−2(b)より、500kHz以上かつ2400kHz以下の周波数の場合に、高湿度下でもヘアセットが維持できるとともに毛髪のダメージが抑えられることが分かった。また、1000kHz以上かつ1700kHz以下の周波数の場合に、キンキーヘアのヘアセットに関しても耐湿性が良好であることが確認された。
上記の結果を考察する。低周波数20〜70kHzにおいてはキャビテーションによって生じる毛髪の傷が確認されたことから、水素・イオン結合や硫黄原子同士の結合が良好に切断されていると考えられる。これは、キャビテーションの作用によって洗浄効果を出す一般的な超音波洗浄器の印加周波数が20〜50kHz程度に設定されている点からも推測される。従って、毛髪にダメージが確認されたものの、耐湿性の優れたヘアセットを得ることができたと考えられる。
一方、超音波振動の周波数を500〜3000kHzとした場合は、毛髪のダメージも確認されず、かつヘアセットの耐湿性も良好であった。その理由としては、高周波数の場合はキャビテーションが起きにくく、また毛髪に印加される加速度が高くなって毛髪内部への水分の浸透性が増すことが考えられる。このため、毛髪にダメージが確認されず、耐湿性の優れたヘアセットを得ることができたものと考えられる。
100,200:ヘアセット装置、110:毛髪振動部、120:毛髪加熱部、131,132:毛髪挟持部位、133:平板部、134:切換スイッチ、135:パイロットランプ、136:ヒンジ機構、140:毛髪乾燥部

Claims (12)

  1. 毛髪に水分を供給し、前記水分が供給された前記毛髪を所定周波数で超音波振動させ、前記超音波振動の後または同時に前記毛髪を乾燥させ、乾燥した前記毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱するヘアセット方法。
  2. 前記所定の毛髪表面温度が120℃以上かつ200℃以下である請求項1に記載のヘアセット方法。
  3. 前記所定の毛髪表面温度が160℃以上である請求項2に記載のヘアセット方法。
  4. 前記所定周波数が20kHz以上かつ3000kHz以下である請求項1ないし3の何れか一項に記載のヘアセット方法。
  5. 前記所定周波数が500kHz以上かつ3000kHz以下である請求項4に記載のヘアセット方法。
  6. 前記所定周波数が500kHz以上かつ2400kHz以下である請求項4に記載のヘアセット方法。
  7. 前記所定周波数が1000kHz以上かつ1700kHz以下である請求項4に記載のヘアセット方法。
  8. 水分が供給された毛髪を所定周波数で超音波振動させる毛髪振動手段と、前記毛髪を所定の毛髪表面温度で加熱する毛髪加熱手段と、を有するヘアセット装置。
  9. 開閉自在で前記毛髪を挟持する一対の毛髪挟持部位を有し、一対の前記毛髪挟持部位の少なくとも一方に前記毛髪振動手段が設置されており、一対の前記毛髪挟持部位の少なくとも一方に前記毛髪加熱手段が設置されている請求項8に記載のヘアセット装置。
  10. 前記所定の毛髪表面温度が120℃以上かつ200℃以下である請求項8または9に記載のヘアセット装置。
  11. 前記毛髪振動手段は、20kHz以上かつ3000kHz以下の周波数で超音波振動する請求項8ないし10の何れか一項に記載のヘアセット装置。
  12. 超音波振動した前記毛髪を乾燥させる毛髪乾燥手段を、さらに有する請求項8ないし11の何れか一項に記載のヘアセット装置。
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