JPH09262121A

JPH09262121A - ヘアセット装置

Info

Publication number: JPH09262121A
Application number: JP7793196A
Authority: JP
Inventors: Haruki Matsuo; 治樹松尾; Shigenori Kukumiya; 重徳久々宮; Hironobu Inoue; 博允井上; Yasuhiro Sato; 安広佐藤; Takeyuki Imai; 健之今井; Izumi Mihara; 泉三原; Hideo Iwata; 秀雄岩田; Miki Isogai; 美樹磯貝; Shinji Nishimura; 真司西村; Akishige Yoshii; 映滋吉井
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1996-03-29
Filing date: 1996-03-29
Publication date: 1997-10-07

Abstract

(57)【要約】【課題】毛髪を傷めることなく容易にヘアセットを行
なう。【解決手段】超音波振動発生手段３と、この超音波振
動発生手段３によって超音波領域での振動を行なう振動
体２と、振動体２からの振動が与えられる毛髪にスチー
ムを与えるスチーム発生手段とを備えている。超音波領
域で振動を行う振動体２に毛髪を接触させながら、スチ
ームを与えることで、毛髪を傷めることなく、毛髪を曲
げたり伸ばしたりし易くなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は毛髪に巻きぐせをつ
けたり伸ばしたりするヘアセットについての新規なヘア
セット装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ヘアセットのための装置として、櫛又は
ブラシで毛髪を所望の形状にし、ドライヤーの温風でセ
ットする装置がある。また櫛とドライヤーを一体化し、
毛髪を櫛部で所望の形状にし、櫛部から出る温風でセッ
トする装置がある。一方、ヘアカーラーを温熱で加熱
し、ヘアカーラーに毛髪を巻き付けてヘアセットする装
置がある。

【０００３】また細長いヒータに毛髪を巻き付け、加熱
してヘアセットする装置がある。さらに、毛髪のセット
を効果的にするために、水で毛髪を膨潤したり、市販の
整髪料を同時に使用することが従来から行なわれてい
る。これらは毛髪に熱を加えて熱のみの作用でセットす
るものである点で共通している。毛髪のカールしている
状態やストレートな状態は毛髪内の弱い結合である水素
結合によって保たれているとともにこの水素結合状態を
変更することによって毛髪の上記状態を変えることがで
きるものであり、水素結合は熱によって切れたりずれた
りするために、熱を毛髪に加えることでヘアセットを行
えるものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし毛髪に熱を加え
ると、髪の水分量の極端な減少や髪の蛋白質の変性によ
ってどうしても毛髪が傷んでしまい、枝毛になりやすく
なったり、髪が切れやすくなったり、髪が変色してしま
うという問題を有している。毛髪の加熱に際して毛髪を
湿潤させておくことで毛髪の傷みを少なくすることはで
きるが、毛髪をヘアセットに必要な温度にまで加熱して
いることにかわりはなく、上記問題点を依然としてかか
えている。

【０００５】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは超音波振動とスチーム
とを利用して、毛髪を傷めることなく容易にセットする
ことができるヘアセット装置を提供するにあり、また超
音波振動とミストとを利用して、毛髪を傷めることなく
容易にセットすることができるヘアセット装置を提供す
るにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るヘアセット装置は、超音波振動発生手
段３と、この超音波振動発生手段３によって超音波領域
での振動を行なう振動体２と、振動体２からの振動が与
えられる毛髪にスチームを与えるスチーム発生手段とを
備えていることに特徴を有している。

【０００７】超音波領域で振動を行う振動体２に毛髪を
接触させることで毛髪に振動を与えれば、その理由は定
かではないものの、熱を加えた場合と同様にヘアセット
を行うことができる。すなわち、図２及び図３に示すよ
うに、超音波領域での振動を行う振動体２に毛髪１０を
接触させるとともに毛髪１０に接触時の形状をしばし維
持させたならば、振動体２を外した後も毛髪１０は振動
体２に接触させていた時の形状を保持するものとなる。
なお、超音波振動を毛髪に加えた場合には毛髪に摩擦熱
が生じるが、超音波振動を毛髪に与えた場合、毛髪に熱
を加える場合に比して毛髪温度が１５℃以上低い温度で
ヘアセットすることができることから、ヘアセットがで
きる理由が上記摩擦熱でないことは明らかであり、超音
波振動そのものが毛髪内の弱い結合である水素結合に作
用するためと考えられる。また振動体２による超音波振
動を毛髪に与えながら同時に毛髪にスチームを与えるこ
とによって、スチームでの水分供給によって、毛髪内の
水素結合の変更が一層容易となり、上記振動体２による
超音波振動とスチームとの両方の作用が加味されて、毛
髪を傷めることなくセットできるようになる。

【０００８】ここで、上記スチーム発生手段として、ス
チーム発生用のヒータを備えている場合には、スチーム
と振動を同時に与えたり、又は別々に与えたりすること
ができる。また上記スチーム発生手段として、振動体２
に接触して発熱する発熱体４と、発熱体４に水を供給す
る手段とを備え、発熱体４から得た熱で水を加熱してス
チームを発生させる場合には、スチーム発生用のヒータ
がなくても、振動体２の振動を利用してスチームを発生
させることができる。

【０００９】また本発明に係るヘアセット装置は、超音
波振動発生手段３と、この超音波振動発生手段３によっ
て超音波領域での振動を行なう振動体２と、振動体２か
らの振動が与えられる毛髪にミストを与えるミスト発生
手段とを備えていることに特徴を有している。ここで超
音波領域で振動を行う振動体２に毛髪を接触させること
で毛髪に振動を与えれば、前述した理由によって熱を加
えた場合と同様にヘアセットを行うことができる。しか
も振動体２による超音波振動を毛髪１０に与えながら同
時に毛髪１０にミストを与えることによって、ミストで
の水分供給によって、毛髪内の水素結合の変更が一層容
易となり、上記振動体２による超音波振動とミストとの
両方の作用が加味されて、毛髪を傷めることなくセット
できるようになる。

【００１０】ここで、上記ミスト発生手段は、振動体２
に取り付けられる水吸収体２２を備え、水吸収体２２か
らの水を振動体２からの振動エネルギーでミスト化する
のが好ましく、この場合、毛髪へのミストでの水分供給
によって、毛髪内の水素結合の変更が一層容易となる。
上記ミスト発生手段は、振動体２に取り付けられるトリ
ートメント剤吸収体を備え、トリートメント剤吸収体か
らのトリートメント剤を振動体２からの振動エネルギー
でミスト化するのが好ましく、この場合、毛髪へのミス
トでのトリートメント剤の供給によって、トリートメン
トしながらヘアセットを行なうことができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明に係るヘアセット装置の実
施形態例を図１及び図２に示し、その内部構造を図３及
び図４に示す。このヘアセット装置は、円筒状のグリッ
プとして機能する器体１と、この器体１の先端から突出
させた棒状の振動体２を備えたアタッチメント１９とか
らなるとともに、器体１の先端部には押さえ体６の基端
部が枢着されている。押さえ体６の基端部は、図３及び
図４に示すように、器体１の先端部に設けた枢着部７に
回動自在に支持されていると共に、バネ８によって押さ
え体６は振動体２に向けてバネ付勢されており、レバー
部９の操作によって押さえ体６が振動体２から離反する
方向に移動自在となっている。そして、押さえ体６で毛
髪１０を押さえ込み、振動体２に設けた接触面２ａに毛
髪１０を接触させることで、毛髪１０に超音波領域の振
動を与えることができるものである。

【００１２】上記器体１は、図１に示すように、超音波
振動発生手段３を内蔵している。この超音波振動発生手
段３は、直流電源部１１とスイッチング回路１２と発振
回路１３と高周波トランス１４とを備えた超音波電気信
号発生部１５と、高周波トランス１４を介して発振回路
１３から出力される電気信号を超音波領域（ほぼ２０ｋ
Ｈｚ〜２００ｋＨｚ）の機械的振動に変換するトランス
デューサー１６と、トランスデューサー１６による機械
的振動の振幅を拡大させるブースタ１７とで構成されて
おり、上記ブースタ１７に振動体２の一端が機械的に結
合されてブースタ１７からの振動により振動体２が振動
を行うようになっている。図中１８はパワー調整スイッ
チを兼ねた電源スイッチである。

【００１３】振動体２内には、上記超音波振動発生手段
３とは別に、水タンク２０から供給される水を加熱して
スチーム化するヒータが収納される。本実施形態では、
ヒータとして、スチームを発生するための熱源を超音波
振動する振動体２から得るようにしたものが用いられ
る。図４は熱伝導性に優れた棒状の発熱体４の基端部を
振動体２に接触させ、発熱体４の先端部を水吸収体２２
に接触させた場合を示している。振動体２からの超音波
振動を発熱体４が受けることで発熱体４が発熱して、そ
の先端部がヒータ加熱部４ａとなり、水タンク２０内の
水が水吸収体２２を伝って発熱体４のヒータ加熱部４ａ
に導かれることによって、その熱量でスチームが発生す
るものであり、発生したスチームが振動体２の内側から
出るように振動体２にはスチーム噴き出し口２１が設け
られている。また発熱体４は筒状のヒータ保持枠２３に
よって振動体２内に保持されている。このヒータ保持枠
２３は振動体２のスチーム噴き出し口２１よりも器体１
側に位置していて、スチームが器体１側に漏れるのを防
ぐスチーム密閉機能を有している。

【００１４】しかして、図２に示すように振動体２に毛
髪１０を巻き付けた状態で上記超音波振動発生手段３に
よって振動体２を振動させると、振動体２に接触した発
熱体４が発熱して、水吸収体２２と接触するヒータ加熱
部４ａを加熱してスチームを発生させ、振動体２のスチ
ーム噴き出し口２１を介して毛髪１０にスチームを与え
る。このとき、振動体２からの毛髪１０への超音波振動
の作用と、スチームの作用とが加味されることで、単な
るスチームのみの場合と比較して、毛髪１０の表面の温
度が上がらず、毛髪１０を傷めることなく、より効果的
に毛髪１０を曲げたり伸ばしたりすることができ、ヘア
セットを容易に行うことができる。この時、毛髪１０と
振動体２とが強い接触圧で接触していると毛髪１０に加
えられる振動がより強くなるために、毛髪１０は振動体
２に強く巻き付けることが望ましく、また振動体２の外
周面はこの点に答えることができるように、摩擦係数が
大きいものとしておくことが望ましい。さらに押さえ体
６で振動体２に巻き付けている毛髪１０を振動体２に向
けて押さえ付けることによって、ヘアセットがより容易
となる。尚、振動体２に毛髪１０を接触させる手法は上
記巻き付けに限るものではなく、毛髪１０に振動体２を
なでつけることによってもヘアセットを行うことができ
る。

【００１５】しかも、スチームを発生するための熱源
を、超音波振動する振動体２から得るようにしたことに
よって、つまり振動体２に接触させた発熱体４が振動を
受けることで発熱した熱量でスチームを発生させること
によって、スチーム発生用のヒータがなくても、振動体
２と接触して発熱する発熱体４を設けるだけでよく、通
電により加熱するヒータが不要になるという利点もあ
る。

【００１６】なお、図４の発熱体４に代えて、スチーム
発生用のヒータを設けるようにしてもよい。このヒータ
として、例えば正特性サーミスタ等のような発熱部材を
内蔵したものを用いてもよく、この場合、ヒータに通電
することによって、水吸収体２２からの水を加熱してス
チームを発生させることができる。このようにスチーム
発生用のヒータを設けた場合には、毛髪１０に対して振
動体２からの振動とヒータからのスチームとを同時に与
えたり、或いは別々に与えたりすることが可能となり、
超音波振動のみのヘアセット、或いはスチームのみのヘ
アセットの切り替えができ、使い勝手が良くなるという
利点がある。

【００１７】本発明の更に他の実施形態を図５に示す。
この実施形態では、スチームに代えて、毛髪にミストを
与えるために、振動体２内に振動体２によって超音波振
動するミスト発生用の振動板３０を取付け、この振動板
３０に水吸収体２２を取付けたものであり、水吸収体２
２からの水を振動体２からの振動エネルギーでミスト化
できるようになっている。尚、振動体２からの超音波振
動を毛髪に与える点は図１の実施形態と同様である。振
動体２の噴き出し口２１よりも器体１側にはミスト密閉
壁３１が設けられ、発生したミストすべてを噴き出し口
２１から噴出できるようにしてある。ここで、振動体２
に取り付けた振動板３０には、複数のミスト通過孔３２
が形成されており、振動板３０の片面には水吸収体２２
が取付けられており、水吸収体２２からの水が振動板３
０の表面に供給されると、振動体２からの振動エネルギ
ーで振動板３０表面が振動して水分がミスト化し、発生
したミストを振動板３０の片面側の噴き出し口２１から
噴出させたり、或いは振動板３０のミスト通過孔３２を
通過したミストを振動板３０の他の片面側の噴き出し口
２１から噴出させたりすることによって、振動体２に巻
き付けた毛髪の内側からミストを万偏なく与えることが
できるようになる。

【００１８】このように振動体２にミストの発生に必要
な水を供給する水吸収体２２を、振動板３０を介して振
動体２に取付けることによって、振動体２の振動エネル
ギーでミスト化できるものであり、また超音波振動によ
り水吸収体２２からミスト化する量を水吸収体２２が水
タンク２０から吸い上げる量よりも多くすることで、発
生するミストの量を制限して、ミストの過剰供給を防止
できると共に、毛髪へのミストでの水分供給によって、
毛髪内の水素結合の変更が一層容易となり、振動体２に
よる超音波振動とミストとの両方の作用が加味されて、
毛髪を傷めることなくセットできるようになる。

【００１９】図５の変形例として、図６に示すように、
振動体２の表面に帯状の水吸収体２２を取り付け、水吸
収体２２からの水を振動体２の表面でミスト化するよう
にしてもよい。尚、振動体２からの超音波振動を毛髪に
与える点は図１の実施形態と同様である。振動体２の表
面に取付けられる帯状の水吸収体２２は振動体２の長手
方向全長に亘って伸びており、一端が水タンク２０内に
挿入されることによって、振動体２の表面にミストの発
生に必要な水を水吸収体２２を介して供給することがで
き、その水分が振動体２による振動エネルギーでミスト
化して、振動体２に巻き付けた毛髪の内側からミストを
与えることができるので、図５の実施形態と同様な作用
効果が得られる。しかも、振動体２内に水吸収体を収納
したり、ミストの噴き出し口を設けたりする必要がない
ので、振動体２の構造をシンプル化できるという利点も
ある。

【００２０】さらに、水タンク２０には、水以外にトリ
ートメント剤を入れて使用することもできる。この場
合、振動体２の表面に取付けた水吸収体２２は、トリー
トメント剤吸収体となり、トリートメント剤を水吸収体
２２に含浸させることで、振動体２の振動エネルギーで
トリートメント剤が霧化する。従って、トリートメント
しながら同時にヘアセットを行なうことができ、使い勝
手が一層良くなる。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項１記載の発明は、超音波振動発生手段と、この超音波
振動発生手段によって超音波領域での振動を行なう振動
体と、振動体からの振動が与えられる毛髪にスチームを
与えるスチーム発生手段とを備えているから、振動体か
らの毛髪への超音波振動の作用と、毛髪へのスチームの
作用とが加味されることで、単なるスチームのみの場合
と比較して、毛髪表面の温度が上がらず、毛髪を傷める
ことなく、より効果的に毛髪を曲げたり伸ばしたりする
ことができ、毛髪のヘアセットを容易に行うことができ
る。

【００２２】また請求項２記載の発明は、請求項１のス
チーム発生手段が、スチーム発生用のヒータを備えてい
るから、請求項１記載の効果に加えて、スチームと振動
を同時に与えたり、又は別々に与えたりすることがで
き、使い勝手が良くなる。また請求項３記載の発明は、
請求項１のスチーム発生手段が、振動体に接触して発熱
する発熱体と、発熱体に水を供給する手段とを備え、発
熱体から得た熱で水を加熱してスチームを発生させるも
のであるから、請求項１記載の効果に加えて、スチーム
発生用のヒータがなくても、振動体の振動を利用してス
チームを発生させることができる。

【００２３】また請求項４記載の発明は、超音波振動発
生手段と、この超音波振動発生手段によって超音波領域
での振動を行なう振動体と、振動体からの振動が与えら
れる毛髪にミストを与えるミスト発生手段とを備えてい
るから、振動体からの毛髪への超音波振動の作用と、毛
髪へのミストの作用とが加味されることで、毛髪表面の
温度が上がらず、毛髪を傷めることなく、より効果的に
毛髪を曲げたり伸ばしたりすることができ、毛髪のヘア
セットを容易に行うことができる。

【００２４】また請求項５記載の発明は、請求項４のミ
スト発生手段が、振動体に取り付けられる水吸収体を備
え、水吸収体からの水を振動体からの振動エネルギーで
ミスト化するものであるから、請求項４記載の効果に加
えて、毛髪へのミストでの水分供給によって、毛髪内の
水素結合の変更が一層容易となり、毛髪を曲げたり伸ば
したりし易くなる。

【００２５】また請求項６記載の発明は、請求項４のミ
スト発生手段が、振動体に取り付けられるトリートメン
ト剤吸収体を備え、トリートメント剤吸収体からのトリ
ートメント剤を振動体からの振動エネルギーでミスト化
するものであるから、請求項４記載の効果に加えて、毛
髪へのミストでのトリートメント剤の供給によって、ト
リートメントしながらヘアセットを行なうことが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態の一例を示す概略構成図であ
る。

【図２】同上のヘアセット装置の斜視図である。

【図３】同上の押さえ体を説明する断面図である。

【図４】同上の発熱体を説明する断面図である。

【図５】本発明の他の実施形態の断面図である。

【図６】本発明の更に他の実施形態の斜視図である。

【符号の説明】

２振動体３超音波振動発生手段４発熱体２２水吸収体

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者佐藤安広大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者今井健之大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者三原泉大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者岩田秀雄大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者磯貝美樹大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者西村真司大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内 (72)発明者吉井映滋大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】超音波振動発生手段と、この超音波振動
発生手段によって超音波領域での振動を行なう振動体
と、振動体からの振動が与えられる毛髪にスチームを与
えるスチーム発生手段とを備えていることを特徴とする
ヘアセット装置。
【請求項２】スチーム発生手段は、スチーム発生用の
ヒータを備えていることを特徴とする請求項１記載のヘ
アセット装置。
【請求項３】スチーム発生手段は、振動体に接触して
発熱する発熱体と、発熱体に水を供給する手段とを備
え、発熱体から得た熱で水を加熱してスチームを発生さ
せることを特徴とする請求項１記載のヘアセット装置。
【請求項４】超音波振動発生手段と、この超音波振動
発生手段によって超音波領域での振動を行なう振動体
と、振動体からの振動が与えられる毛髪にミストを与え
るミスト発生手段とを備えていることを特徴とするヘア
セット装置。
【請求項５】ミスト発生手段は、振動体に取り付けら
れる水吸収体を備え、水吸収体からの水を振動体からの
振動エネルギーでミスト化することを特徴とする請求項
４記載のヘアセット装置。
【請求項６】ミスト発生手段は、振動体に取り付けら
れるトリートメント剤吸収体を備え、トリートメント剤
吸収体からのトリートメント剤を振動体からの振動エネ
ルギーでミスト化することを特徴とする請求項４記載の
ヘアセット装置。