JP6021093B1 - パーマネントシステム - Google Patents
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Description
本実施形態に係るパーマネントシステム100は、図1および図2に示すように、巻き付けられた毛髪を加熱可能なロッド1の周辺を囲うように形成された囲い部2と、温風を発生させ、該温風を囲い部2の内部に送るための温風発生機3とを有しており、ロッド1に毛髪を巻き付けた状態で、ロッド1を加熱するとともに、温風発生機3から囲い部2の内部に温風を送ることによりロッド1の周辺を加熱して、毛髪にウェーブを付与するようになっている。
本実施形態における囲い部2は、上面および底面が開口され、平面視において丸みを帯びた台形形状の筒状体21を有している。また、筒状体21は、一部の高さ(開口上面から開口底面までの長さ)が低く形成されていることが好ましい(図9、図11など参照)。これにより、囲い部2内のロッド1に毛髪を巻き付ける作業がしやすくなる。なお、本実施形態においては、筒状体21は平面視が丸みを帯びた台形形状としたが、これに限定されるものではなく、平面視円形や多角形状であってもよい。また、本実施形態においては、囲い部2は、ロッド1の周囲周辺を一周囲うような筒状体21としたが、後述の実施形態における囲い部2のように、筒状体21の一部を切り欠いた形状としてもよい(図10参照)。
囲い部2の筒状体21に設けられた第二の送風孔24には、囲い部2の側面内側に向けて連通管6が連通して設けられており、連通管6にはロッド1の一端側が連通して一体的に設けられている。連通管6は囲い部2の側面に対して略垂直に設けられており、ロッド1は連通管6に対して略垂直に囲い部2の開口上面へ向けて設けられている。
温風発生機3は、温風ノズル31とグリップ部32と空気供給ホースおよび制御線が内挿されたコード33と図示しないコントローラとを有する。
本実施形態おけるパーマネントシステム100は、ロッド1に巻き付けられた毛髪をロッド1に対して押圧して、毛髪がロッド1に巻き付けられた状態を保持させる押圧部4を有している。押圧部4は、円筒形状を有しており、耐熱性の高い樹脂やゴム、シリコーン樹脂などにより形成することができる。押圧部4の一端には、押圧部4のロッド1に対する押圧を加えたり解除したりする操作を行うための操作棒5が設けられている。操作棒5は、L字形状を有しており、アルミニウムやスチールなどの金属や、耐熱性を有する硬質の合成樹脂などにより形成することができる。なお、操作棒5の押圧部4側とは反対側の端部は、操作しやすいように折り返された形状となっている。
本実施形態おけるパーマネントシステム100は、図3に示すように、囲い部2の開口上面を覆うための上蓋7を有することが好ましい。上蓋7は、筒状にした耐熱性の高い樹脂シートの一端側を閉じて形成されており、開口部には、上蓋7を囲い部2に対して固定するための、バネばさみ71からなる固定手段が設けられている。
また、本実施形態おけるパーマネントシステム100は、図4に示すように、施術対象者の頭部H(図5参照)を冷却する頭部冷却器8を有することが好ましい。頭部冷却器8は、シート状の方形状のシート形状部81と、冷却風を発生させ、該冷却風をシート形状部81へ送るための冷却風発生機(図示しない)と、冷却風発生機からの冷却風を送るための連結管87とを有している。なお、本頭部冷却器8は、本明細書に記載のパーマネントシステム100のみならず、ホットパーマにおいて毛束hごとに毛髪をロッド1に巻き付けて加熱乾燥させる場合であって、施術対象者の頭皮を熱から守る必要がある場合にも、使用することができる。
本実施形態おけるパーマネントシステム100は、図7に示すように、囲い部2の開口下面を覆うための下蓋9を有することが好ましい。下蓋9は、筒状にした耐熱性の高い樹脂シートからなり、筒状の樹脂シートの第一の開口部は、下蓋9を囲い部2に取り付けるための取付口とされており、取付口には、下蓋9を囲い部2に対して固定するための、バネばさみ91からなる固定手段が設けられている。筒状の樹脂シートの第二の開口部の内側には挟持部92とコイルばね(図示しない)とつまみ部93とからなるクリップ94が設けられ、クリップ94の挟持部92が閉じられた状態では、樹脂シートの第二の開口部が閉じられた状態になるようになっており、これにより、ロッド1に巻き付ける毛髪の毛束hを挿通するための毛束挿通口が形成されている。すなわち、クリップ94のつまみ部93をコイルばねの弾性力に抗して押すことにより挟持部92が開き、これに伴って樹脂シートの第二の開口部が開き、開いた第二の開口部からロッド1に巻き付ける毛束hを引き入れることができるようになっている。
本実施形態においては、囲い部2の筒状体21は一重構造としたが、囲い部2の筒状体21を二重構造とし、内側の筒状体の周面全域に複数の通風孔を設け、外側の筒状体のみに温風発生機3からの温風を囲い部2の内部に入れるための第一の送風孔23を設け、温風発生機3からの温風を外側の筒状体と内側の筒状体との間に送るようにしてもよい。これにより、外側の筒状体と内側の筒状体との間に送られた温風が、内側の筒状体の周面全域の通風孔から内側の筒状体内へ入るため、ロッド1に巻き付けられた毛髪により均一に温風を当てることができる。
次に、本実施形態によるパーマネントシステム100の使用方法について説明する。まず、施術対象者の頭部Hをシャンプーで洗浄した後、第1剤を塗布し、10〜20分放置して第1剤の毛髪への浸透を図り、毛髪内部の水素結合、イオン結合、シスチン結合を切ることでCMC(Cell membrane complex:細胞膜複合体)を柔らかいゴム状態にし、コルテックスが動ける環境を作った後、毛髪に塗布された第1剤を丹念に洗う。
次に、本発明によるパーマネントシステムの他の実施の形態について、図8を参照して説明する。なお、図8において上記第1の実施形態と同じ符号を付した部材については、第1の実施形態と同様に構成することができる。
次に、本発明によるパーマネントシステムの他の実施の形態について、図9を参照して説明する。なお、図9において上記第1の実施形態と同じ符号を付した部材については、第1の実施形態と同様に構成することができる。
次に、本発明によるパーマネントシステムの他の実施の形態について、図10を参照して説明する。なお、図10において上記第1の実施形態と同じ符号を付した部材については、第1の実施形態と同様に構成することができる。
次に、本発明によるパーマネントシステムの他の実施の形態について、図11を参照して説明する。なお、図11において上記第1,第4の実施形態と同じ符号を付した部材については、第1,第4の実施形態と同様に構成することができる。
次に、本発明によるパーマネントシステムの頭部冷却器の変形例について、図12を用いて説明する。本変形例においては、短い細管683が耐熱シート82間にランダムに配置されている。本変形例においては、耐熱シート82の外周縁を全て密封しないこともできるし、連結管87の取り付け部分を除いて全て密封することもできる。全て密封した場合は、毛束挿通孔84の周囲やスリット85部分を密封しないことにより、これらの部分から排気または吸気するようにするとよい。
1:ロッド
2,202,420:囲い部
3:温風発生機
4:押圧部
6:連通管
7:上蓋
8:頭部冷却器
9:下蓋
Claims (12)
- 巻き付けられた毛髪を加熱可能なロッドの周辺の、少なくとも一部を囲うように形成された囲い部と、
温風を発生させ、該温風を前記囲い部の内部に送るための温風発生機とを有しており、
前記ロッドに毛髪を巻き付けた状態で、前記ロッドにより毛髪を加熱するとともに、前記温風発生機から前記囲い部の内部に温風を送ることにより前記ロッドの周辺を加熱して、前記毛髪にウェーブを付与するパーマネントシステムであって、
施術対象者の頭部を冷却する頭部冷却器を有し、
前記頭部冷却器は、シート状の形状のシート形状部を有しており、
前記シート形状部には、前記ロッドに巻き付ける毛髪の毛束を挿通するための毛束挿通孔と、前記シート形状部の少なくとも一端から前記毛束挿通孔にわたって形成され、前記毛束挿通孔に前記毛束を引き入れるためのスリットとが設けられていることを特徴とするパーマネントシステム。 - 前記ロッドによる毛髪の加熱温度は55℃以上300℃以下であり、前記ロッドの周辺の加熱温度は61℃以上300℃以下であることを特徴とする請求項1に記載のパーマネントシステム。
- 前記囲い部は、上面および底面が開口されており、
前記囲い部の側面には、前記温風発生機からの温風を前記囲い部の内部に入れるための第一の送風孔と第二の送風孔とが設けられており、
前記第二の送風孔には、前記囲い部の側面内側に向けて連通管が連通して設けられており、
前記ロッドは、両端が開放されるとともに内部に中空部を有しており、前記ロッドの一端側が前記連通管に取り付けられ、
前記ロッドに毛髪を巻き付けた状態で、前記温風発生機から前記第二の送風孔および前記連通管を介して前記ロッドの前記中空部に温風が送ることにより、前記ロッドを加熱するとともに、前記第一の送風孔を介して前記囲い部の内部に温風を送ることにより前記ロッドの周辺を加熱することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーマネントシステム。 - 前記ロッドは、前記連通管と一体形成されることにより、予め取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のパーマネントシステム。
- 前記ロッドは複数種類からなり、前記連通管に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載のパーマネントシステム。
- 前記ロッドは、一端から他端に向けて径が大きくなる先太形状を有することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のパーマネントシステム。
- 前記囲い部は、上面および底面が開口されており、
前記囲い部の側面には、前記温風発生機からの温風を前記囲い部の内部に入れるための第一の送風孔が設けられており、
前記ロッドには、電流を流すことにより発熱するヒーターが内蔵されており、
前記ロッドに毛髪を巻き付けた状態で、前記ヒーターに電流を流すことにより、前記ロッドを加熱するとともに、前記第一の送風孔を介して前記囲い部の内部に温風を送ることにより前記ロッドの周辺を加熱することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーマネントシステム。 - 前記頭部冷却器は、冷却風を発生させるための冷却風発生機と、前記冷却風発生機と前記シート形状部とを連結する連結管とを有し、
前記頭部冷却器の前記シート形状部は、複数枚の耐熱シートと、前記耐熱シート間に挟持された複数本の細管とを有し、
前記シート形状部の端部には、前記細管に前記冷却風が流通可能なように前記連結管が取り付けられており、
前記冷却風発生機により発生された前記冷却風が、前記細管を通ることにより、前記施術対象者の頭部を冷却可能であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のパーマネントシステム。 - 前記頭部冷却器の前記シート形状部と前記囲い部とは、前記シート形状部で前記囲い部の開口底面を塞ぐように、一体的に形成されていることを特徴とする請求項3から請求項8のいずれか一項に記載のパーマネントシステム。
- 前記囲い部の開口底面を覆うための下蓋を有しており、
前記下蓋は、前記囲い部に取り付けるための取付口と、開閉可能に形成され、前記ロッドに巻き付ける毛髪の毛束を挿通するための毛束挿通口とを有することを特徴とする請求項3から請求項8のいずれか一項に記載のパーマネントシステム。 - 前記囲い部の開口上面を覆うための上蓋を有することを特徴とする請求項3から請求項10のいずれか一項に記載のパーマネントシステム。
- 前記上蓋が、前記囲い部の上縁部に開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項11に記載のパーマネントシステム。
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