JPH07106216B2 - 超音波美容・健康装置 - Google Patents

超音波美容・健康装置

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JPH07106216B2
JPH07106216B2 JP11423992A JP11423992A JPH07106216B2 JP H07106216 B2 JPH07106216 B2 JP H07106216B2 JP 11423992 A JP11423992 A JP 11423992A JP 11423992 A JP11423992 A JP 11423992A JP H07106216 B2 JPH07106216 B2 JP H07106216B2
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JP
Japan
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hollow cylindrical
ultrasonic
cylindrical roller
roller
beauty
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JP11423992A
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力 渡邉
俊 浜浦
正夫 内海
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アセック株式会社
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波美容・健康装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波が美容・健康に効果をもたらすこ
とはすでに知られている。超音波を用いた美容・健康装
置としては、例えば特開平3−123559に開示され
ているものがある。この公知の装置は、片手で把持でき
るようなケースの先端部に、皮膚に接触せしめるための
円板状の振動伝達板を設け、該振動伝達板の背面に超音
波振動子を取り付けている。そして、使用に際しては、
上記振動伝達板を皮膚に静的に接触させ、上記超音波振
動子を所定のプログラムにしたがって電力を供給して上
記振動伝達板を励振せしめる。
【0003】また、ローラを皮膚上に当てこれを転動す
ることによるマッサージ効果を利用した美容ローラに関
しては例えば実開平2−15131等が開示され、ロー
ラに機械的に振動を与えてローラの転動によるマッサー
ジ効果とローラの振動によるマッサージ効果との相乗効
果を得ることを目的としたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平3−123559の装置では単なる超音波による
効果しか得られず、他の方式による効果との相乗効果は
期待できない。また、実開平2−15131の装置では
ローラを支持する把持部に振動モータを有する振動発生
装置を設け、ローラ軸受部を通じて把持部の機械的振動
を該ローラに伝達している。この軸受部分は振動伝達の
断点となり、振動エネルギー伝達のロスが大きい。ま
た、かかる機械的振動によるマッサージ効果は顔面皮膚
の美容上からは問題となる場合があるといわれている。
本発明はかかる点に着目してなされたもので、超音波振
動によるマイクロマッサージ効果とローラの転動による
マッサージ効果との相乗効果を得られる超音波美容・健
康装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、把持部を有する本体の一端部に中空円筒ローラを
回転自在に支持し、該中空円筒ローラの内部に超音波発
生部を設け、該中空円筒ローラ自体が上記超音波発生部
により励振される超音波振動体をなしていることにより
達成される。
【0006】さらには、上記構成に加え、中空円筒ロー
ラが遠赤外線を輻射する材料で形成することも可能で、
その場合、遠赤外線がもたらす温熱効果をもさらに相乗
させることもできる。かかる遠赤外線輻射材料としては
放射率の高いものが好ましく、例えばセルロースアセテ
ート樹脂等の樹脂が挙げられる。
【0007】
【作用】かかる構成の本発明による装置は、中空円筒ロ
ーラを皮膚に対して接触させるとともに転動させて使用
する。
【0008】先ず電源スイッチ(図示せず)が投入され
ると高周波電力の供給を受けることにより中空円筒ロー
ラは、それ自体が超音波振動体となって皮膚に超音波振
動を伝達する。また、中空円筒ローラを皮膚上を転動す
ることによって機械的なマッサージを皮膚上に与えてい
る状態で、さらに超音波振動により発生するマイクロマ
ッサージ効果を加えることによって相乗効果が得られ、
超音波エネルギーが皮膚組織は勿論、身体の深奥部にま
で浸透して皮膚や神経、リンパ管、血管、筋肉層をはじ
めあらゆる細胞に作用し、一層の活性化をはかり新陳代
謝を促進し、マッサージ効果の向上が図られる。
【0009】さらに、中空円筒ローラが遠赤外線を輻射
する材料により構成される場合には、上記作用に加え、
その温熱効果により細胞の活性化をより促すようにな
る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面にもとづき本発明の実施例を
説明する。
【0011】図1は本発明の第一実施例装置を示す正面
図、図2は側面図である。また、図3はローラ7の拡大
断面図、図4は同じくローラ7の破断斜視図である。図
において1は片手で把持可能な把持部2を有する本体で
ある。該本体1は内部空間を有し、該内部空間内には、
電池等の電源部3が内蔵されている。
【0012】上記本体1の上端側にはくびれを有する首
部2Aが形成され、上端には一対の金属導体からなる支
持腕5が延出するように取り付けられている。該一対の
支持腕5の先端には対向面にピボット軸受の軸部をなす
金属導体からなる円錐状突部6が設けられている。
【0013】中空円筒をなすローラ7は両端に蓋部8を
有し、該蓋部8の外面にピボット軸受の受部として形成
された金属導体からなる円錐凹部10に、上記支持腕5
の円錐状突部6が嵌まり込んでピボット軸受を構成し、
上記ローラ7が該ピボット軸受を中心に回転可能となっ
ている。
【0014】上記ローラ7には図3に示されるように、
電源部3からの電力の供給を受けて高周波を発生する回
路を有する高周波発生部4と超音波発生部9が収められ
ている。該超音波発生部9は圧電セラミックス等の板状
の振動体から形成されており、上記超音波発生部として
の振動体9がその側縁にて上記ローラ7の内面に固着さ
れている。そして、上記高周波発生部4がリード線1
1、ピボット軸受10,6、支持腕5そしてリード線1
2を経て電源部3に接続されている。
【0015】かかる本実施例装置は、本体1を把持して
ローラ7を皮膚に接触させて転動させながら使用する。
【0016】高周波発生部4からの高周波電力を受けて
振動体9は駆動される。該振動体9の超音波振動はロー
ラ7に伝達され、該ローラ7から超音波振動が発生す
る。
【0017】このようにローラ7を転動させながら超音
波振動を皮膚に与えると、転動による機械的なマッサー
ジ効果と超音波振動によるマイクロマッサージ効果が互
いに相乗して作用し、より一段とその効果が向上するよ
うになる。
【0018】本実施例装置において、振動体9は図示の
ごとくの矩形板状のものである必要はない。例えば、円
板状としてその外周面をローラ7の内面に接着してもよ
いし、圧電体プラスチックスとして知られるシート材を
ローラ7の内面に貼付することによっても可能である。
【0019】次に、本発明の第二実施例装置について説
明する。
【0020】本実施例ではローラが遠赤外線を輻射する
ように構成されており、前実施例でのローラの転動そし
て超音波振動による作用に加え、遠赤外線の温熱作用を
相乗させることができる点に特徴がある。
【0021】図5,図6,図7及び図8において、中空
円筒のローラ7は遠赤外線放射率の高い高分子樹脂、例
えばセルロースアセテート樹脂より成っている。かかる
ローラ7内には、前実施例と同様の振動体9に加え、加
熱用の熱源としての白熱ランプ13が設けられている。
なお、本実施例では高周波発生部4は本体1内に収めら
れている。上記白熱ランプ13は上記ローラ7を加熱し
て、ローラ7の遠赤外線輻射エネルギーを大にするため
のものである。該白熱ランプ13の電源は、超音波発生
部9のために用いられる本体1内の高周波発生部4を、
上記超音波発生部9と並列に白熱ランプ13に接続し
て、上記高周波発生部4を白熱ランプの電源として兼ね
るようにしている。
【0022】また、上記ローラ7に暈光及び/あるいは
着色処理をすることにより使用時の趣きあるいは心理効
果をもたらすことも可能である。
【0023】次に、本発明の第三実施例装置について説
明する。
【0024】本実施例では、第二実施例におけるローラ
の温度を所望値に保って、使用者の種々の要求に応える
ことができる点に特徴がある。
【0025】本実施例装置では、図9及び図10に示さ
れるごとく、高周波発生部4と超音波発生部9及び白熱
ランプ13との間に、例えば、パルス幅制御部14及び
出力制御部15とを有し、ローラ7もしくはその近傍に
設けられた温度センサ16の信号にもとづき高周波発振
のパルス幅を制御することにより熱源へ供給する実効電
力を制御して、使用者・使用部位に最適なローラ温度を
得るようにしたものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の超音波美容装置に
よれば、ローラを皮膚上に当てて転動することにより皮
膚細胞に刺激を与えてマッサージ効果が得られると同時
に、またローラ内部には超音波発生部が組み込まれてお
り高周波電力を受けてローラ自体を超音波振動体として
機能せしめるので、マイクロマッサージ効果も相乗して
もたらすことができる。さらに、ローラ自体を遠赤外線
を放射する材料より構成することにより、遠赤外線輻射
効果も得ることができる。しかも、各種の機能が中空円
筒ローラの中にすべて凝縮されており、回路方式も非常
に簡単で、手持ち式、あるいは携帯形として非常にコン
パクトな構成とすることができ、しかも安価で手軽に入
手可能な材料のみから製作することが可能であり、軽量
で使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の正面図である。
【図2】図1装置の側面図である。
【図3】図1装置のローラ及びその内部を示す軸線を含
む面での拡大断面図である。
【図4】図1装置のローラの部分破断斜視図である。
【図5】第二実施例装置の正面図である。
【図6】図5装置の側面図である。
【図7】図5装置のローラの軸線を含む面での拡大断面
図である。
【図8】図5装置のローラの軸線に直角な面での拡大断
面図である。
【図9】第三実施例装置の正面図である。
【図10】図9装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 本体 4 高周波発生部 7 中空円筒ローラ 9 超音波発生部 13 熱源(白熱ランプ) 14,15 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を有する本体の一端部に中空円筒
    ローラを回転自在に支持し、該中空円筒ローラの内部に
    超音波発生部を設け、該中空円筒ローラ自体が上記超音
    波発生部により励振される超音波振動体をなしているこ
    ととする超音波美容・健康装置。
  2. 【請求項2】 中空円筒ローラは遠赤外線を輻射する材
    料で形成されていることとする請求項1に記載の超音波
    美容・健康装置。
  3. 【請求項3】 中空円筒ローラは常温にて遠赤外線を輻
    射する高分子樹脂材料で形成されていることとする請求
    項2に記載の超音波美容・健康装置。
  4. 【請求項4】 中空円筒ローラの内部に、該中空円筒ロ
    ーラ加熱のための熱源が収容されていることとする請求
    項2に記載の超音波美容・健康装置。
  5. 【請求項5】 熱源のための電源として、超音波発生部
    のための高周波発生部が該超音波発生部への接続と並列
    をなして上記熱源に接続されていることとする請求項4
    に記載の超音波美容・健康装置。
  6. 【請求項6】 中空円筒ローラもしくはその近傍に配さ
    れた温度センサと、該温度センサの出力信号にもとづき
    上記中空円筒ローラを所定温度に維持する制御部とを有
    することとする請求項4または請求項5に記載の超音波
    美容・健康装置。
  7. 【請求項7】 制御部は温度センサの出力信号にもとづ
    き、高周波発生部の発振パルス幅を変えることにより、
    熱源に供給する実効電力を制御して上記中空円筒ローラ
    を所定温度に維持するように構成されていることとする
    請求項6に記載の超音波美容・健康装置。
  8. 【請求項8】 熱源が白熱ランプから成り、中空円筒ロ
    ーラ内部には該白熱ランプの近傍に暈光手段及び着色手
    段の少なくとも一方を有していることとする請求項4に
    記載の超音波美容・健康装置。
JP11423992A 1992-04-08 1992-04-08 超音波美容・健康装置 Expired - Lifetime JPH07106216B2 (ja)

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TW83100951A TW230748B (en) 1992-04-08 1994-02-04 Ultrasonic device for cosmetic or fitness use
US08/360,177 US5690608A (en) 1992-04-08 1994-12-20 Ultrasonic apparatus for health and beauty

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JPH06285129A JPH06285129A (ja) 1994-10-11
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