JPH0722264Y2 - 超音波治療器 - Google Patents

超音波治療器

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JPH0722264Y2
JPH0722264Y2 JP1988117777U JP11777788U JPH0722264Y2 JP H0722264 Y2 JPH0722264 Y2 JP H0722264Y2 JP 1988117777 U JP1988117777 U JP 1988117777U JP 11777788 U JP11777788 U JP 11777788U JP H0722264 Y2 JPH0722264 Y2 JP H0722264Y2
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wave
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JP1988117777U
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Inventor
哲也 是永
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セルコム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、振動子からの超音波を断続的な出力にした、
関節炎、筋肉の硬直等を治療する為の超音波治療器に関
する。
(ロ)従来の技術 従来、関節炎、筋肉の硬直等を治療する為の超音波治療
器は、例えば、治療器本体に接続した振動子を患部にあ
てて、圧電現象によって生じる同振動子からの超音波に
よって患部を振動させるように構成されている。
かかる治療器本体には、電圧を発する超音波発振回路を
内蔵しており、同発振回路に主出力回路を介して振動子
を連結し、同発信回路からの交流電圧を振動子に送り、
振動子に伸縮力が働き、超音波を発するようにしてい
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記のような超音波治療器は、超音波発振回
路からの交流電圧が連続波である為に、振動子から発す
る超音波が連続的となり、患部に長時間あてると、患部
の組織が微細振動を行い、組織の微細振動によって患部
の組織が破壊される欠点を有していた。
また、上記の問題を解決する為に、治療中、振動子の超
音波を一個所の患部に集中しないように、患部に当てた
振動子を常に動かしていたが、かかる操作は非常に煩雑
であった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、連続波の電圧を発する主超音波発振回路
に、振動子を、電気増幅を行う主出力回路を介して接続
すると共に、同振動子を患部に当接させるようにした超
音波治療器において、上記振動子に振動体を設け、主出
力回路からの交流電圧を受けて、同振動体の振動による
圧電現象により超音波を発生するように構成し、さら
に、主超音波発振回路と振動子との間に、周波数切換器
と、方形波のヂュティ比を切換えるヂュティサイクル切
換器と、方形波を形成するマクロコンピュータとからな
るインターバル制御回路を接続し、同制御回路で、上記
連続波の電圧よりも低周波とした電圧を発生させ、振動
子から発する超音波を断続的な出力としたことを特徴と
する超音波治療器を提供するものである。
(ホ)作用及び効果 本考案では、超音波治療器内の主超音波発振回路で振動
子の固有共振周波数とした連続波の電圧を発生させ、ま
た、インターバル制御回路で連続波よりも低周波の電圧
を発生させる。
そして、連続波とした電圧がインターバル制御回路から
の低周波とした電圧の周期に応じて断続し、その断続波
とした電圧を振動子に送り、振動子から発する超音波を
断続的な出力とするものである。
即ち、振動子は圧電現象の、電気エネルギーを機械エネ
ルギーに変換する逆圧電効果による振動体の振動によっ
て超音波を発生するようにし、しかも、かかる超音波は
断続的な出力となるので、振動子を患部に長時間当接し
ても、組織の微細振動を防止することができ、患部の組
織を破壊することなく、例えば、関節炎、筋肉の硬直等
の治療を容易に行うことができる。
さらに、インターバル制御回路においては、主超音波発
信回路からの連続波とした電圧の周波数を周波数変換器
で低周波とすると共に、ヂュティサイクル変換器により
マイクロコンピュータで形成される方形波のヂュティ比
を変換させることにより、振動子から出力される断続的
な超音波を調節でき、所望の強さの振動を得ることがで
きる。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図の
側面図において、Aは、本考案の超音波治療器を示し、
同超音波治療器Aは、超音波発振器1と患部に当接する
振動子2とより構成されており、以下、その構造を詳説
すれば次のとおりである。
すなわち、第2図のブロック図において、超音波発振器
1は、電源部3と、交流電圧を発する主超音波発振回路
4、電力増幅を行う主出力回路5とをそれぞれ直列に接
続して構成されており、同出力回路5に固有共振周波数
を有した振動子2を接続している。
なお、7は振動子2の出力保護回路を示す。
かかる主超音波発振回路4は、電流によって共振して、
振動子2の固有周波数と同一周波数とした連続波の電圧
aを発生するように構成されている。
さらに、連続波の電圧aは、主出力部回路5で電力増幅
されて、蓄電作用を有する畜電コンデンサー6を介して
振動子2に供給される。
また、かかる振動子2は、主出力回路5からの交流電圧
を受けて振動子2内に内蔵した振動体が振動してなる圧
電現象にて超音波を発生するように構成されている。
そこで、以下、振動子2の構造を詳説すれば次のとおり
である。
すなわち、第4図に示すように、振動子2は、銅合金等
の有底略円筒状の振動子ケース8の内底面に端子台9を
立設し、同端子台9に振動子ケース8と導通したターミ
ナル10と絶縁されたターミナル11とを取付け、各ターミ
ナル10,11に主出力回路5からのコード2-1中の2本の出
力線12,13をそれぞれ接続している。
また、振動子ケース8の開口端には、外側に突出した略
台形状の断面を有する振動ヘッド14で閉塞されている。
さらに、振動ヘッド14の内側面には、略円形状の凹部15
を設けて、同凹部15にチタン酸バリウム等を素材とした
略円板形状の振動体16を固着し、電気的エネルギーを機
械的エネルギーに変換する逆圧電気効果を応用して超音
波の発生源としている。
なお、17は振動ヘッド14を振動子ケース8に取付けるた
めの金属製のリングナットであり、同ナット17は振動子
ヘッドを介してターミナルと導通して、振動体16の一方
の極板を兼用している。
また、ターミナル11からは、燐青銅合金等の弾性素材よ
りなる導体11aを突設して、振動体16の内側面に取付け
た極板16aに接触させている。
なお、18は振動子ケース8の外周を被覆したシリコンカ
バーである。
また、本考案では、かかる構造の振動子2からの超音波
を断続的な出力とし、患部への治療を効果的に行うべく
構成されており、以下、その構造を詳説すれば次のとお
りである。
すなわち、第2図において、本実施例では、超音波発振
器1の主超音波発振回路4と主出力回路5との間にイン
ターバル制御回路Mを接続している。
かかるインターバル制御回路Mは、第3図に示すよう
に、周波数切換器M-1と、方形波のデュティ比を切換え
るデュティサイクル切換器M-2と、方形波を形成するマ
イクロコンピューターM-3とよりなり、前記連続波の電
圧aよりも低周波とした方形波の電圧bを発生すべく構
成されている。
かかる構造により、主超音波発振回路4から発生する連
続波の電圧aは、方形波とした電圧bによって、その周
期に応じて断続し、第3図に示すような断続波の電圧c
に変化させる。
さらに、断続波の電圧cは、主出力回路5に送られて、
主出力回路5で電力増幅され、同主出力回路5より振動
子2に送られて同振動子2から超音波を発生させる。
しかも、かかる振動子2は、断続波の電圧cによって超
音波を断続的な出力を行うものである。
また、インターバル制御回路Mにおいては、主超音波発
信回路4からの連続波とした電圧の周波数を周波数変換
器M-1で低周波とすると共に、ヂュティサイクル変換器M
-2によりマイクロコンピュータM-3で形成される方形波
のヂュティ比を変換させることにより、振動子2から出
力される断続的な超音波を調節でき、所望の強さの振動
を得ることができる。
また、本実施例では、第1図に示すように、振動子2に
患部取付用のベルト19を装着しており、振動子ケース8
の背面部に左右のスリット20を取付けて、同スリット20
にベルト挿通孔21を形成している。
そして、かかる振動子ケース8のスリット20に取付けた
ベルト19にて振動子2を把持することなく、患部に当接
することができる。
以上述べてきたように、本考案は、以下の効果を奏す
る。
本考案では、超音波治療器A内の主超音波発振回路4か
ら連続波の電圧aを発生し、また、同回路4に接続した
インターバル制御回路Mより方形波の電圧bを発生す
る。
そして、連続波の電圧aは、方形波とした電圧bの周期
に応じて制御されて、断続波の電圧cに変化されてその
断続波とした電圧cを振動子2に送り、振動子2から発
する超音波を断続的な出力とするものである。
また、インターバル制御回路Mは、周波数切換器M-1と
デュティサイクル切換器M-2とを切換えることにより、
方形波とした電圧bの波形を可変させ、断続的な超音波
の出力時間と休止時間の比及び周期を可変させることが
できる。
従って、患部に当接した振動子2からの超音波は、断続
的な出力である為に、患部に長時間当接しても、連続的
な組織の微細振動を防止することによって患部の組織を
破壊することなく、効果的な治療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る超音波治療器の構造を示す側面
図、第2図は超音波治療器のブロック図、第3図は回路
図、第4図は振動子の断面図である。 図中、 A:超音波治療器 1:超音波発振器 2:振動子 3:電源部 4:主超音波発振回路 5:主出力回路 6:コンデンサー M:インターバル制御回路 a:連続波の電圧 b:方形波の電圧 6:断続波の電圧

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続波の電圧(a)を発する主超音波発振
    回路(4)に、振動子(2)を、電気増幅を行う主出力
    回路(5)を介して接続すると共に、同振動子(2)を
    患部に当接させるようにした超音波治療器(A)におい
    て、 上記振動子(2)に振動体(16)を設け、主出力回路
    (5)からの交流電圧を受けて、同振動体(16)の振動
    による圧電現象により超音波を発生するように構成し、 さらに、主超音波発振回路(4)と振動子(2)との間
    に、周波数切換器(M-1)と、方形波のヂュティ比を切
    換えるヂュティサイクル切換器(M-2)と、方形波を形
    成するマクロコンピュータ(M-3)とからなるインター
    バル制御回路(M)を接続し、 同制御回路(M)で、上記連続波の電圧(a)よりも低
    周波とした電圧を発生させ、振動子(2)から発する超
    音波を断続的な出力としたことを特徴とする超音波治療
    器。
JP1988117777U 1988-09-06 1988-09-06 超音波治療器 Expired - Lifetime JPH0722264Y2 (ja)

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JPH0237615U JPH0237615U (ja) 1990-03-13
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