JP3976871B2 - 超音波美容装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、圧電体振動子を厚み方向及び径方向に振動することにより、超音波を皮膚の表面及び皮膚の内部にまで浸透するように超音波を発生する超音波美容装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、超音波を使用した美容装置としては、一般に圧電体振動子を厚み方向に振動させるもので、この圧電体振動子の厚み方向の振動は周波数が高いので、単に皮膚を表面で振動させるだけである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従って、このように皮膚の表面だけの振動では、あまり効果がないので、皮膚の内部まで超音波が伝達されるならば、皮膚が内部から活性化されてより効果があるのではないかという要望があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ＣＰＵからの一定周期のパルス信号をＤ／Ａ変換器でアナログ信号に変換し、該アナログ信号を２つの電圧制御発振器に入力して、該２つの電圧制御発振器の出力周波数を変更して制御装置に入力し、前記ＣＰＵの出力で前記制御装置の出力を安定させるように制御し、前記制御装置の出力を出力回路に入力し、該出力回路で入力された信号を増幅して圧電体振動子に入力して該圧電体振動子を駆動し、前記圧電体振動子の共振振動を共振検出装置で検出して検出信号を前記ＣＰＵに入力し、前記超音波振動子を予め決められた厚み方向振動及び径方向振動の周波数で振動させて、皮膚表面及び内部に超音波振動が伝達されるようにするものである。
【０００５】
【作用】
本発明では、圧電体振動子を厚み方向及び径方向に振動させることにより、超音波は厚み方向の振動は周波数が高く、径方向の振動は周波数が低いので、高い周波数の超音波は皮膚の表面に有効であり、又、低い周波数の超音波は皮膚の内部にまで伝達されるので、皮膚の表面場かりでなく。皮膚を内部から活性化し、新陳代謝を促すので、美容効果が向上するものである。
【０００６】
【実施例】
図１は、本発明の実施例の超音波美容装置のブロック図で、ＣＰＵ（中央処理装置）１からの一定周期のパルス信号はＤ／Ａ（デジタル／アナログ）変換器２でアナログ信号に変換され、又、Ｄ／Ａ変換器２のアナログ信号は２つの電圧制御発振器３ａ、３ｂに入力されて、電圧制御発振器３ａ、３ｂの出力周波数を変更し、これらの電圧制御発振器３ａ、３ｂの出力は制御装置４に入力され、ＣＰＵ１からの出力で制御装置４の出力の周波数が安定するように制御され、さらに、制御装置４の出力は出力回路５に入力されて増幅され、この増幅された出力回路５の出力は圧電体振動子６に入力され、２つの電圧制御発振器３ａ、３ｂで決められた出力周波数で振動される。
【０００７】
そして、圧電体振動子６の振動は抵抗７による電圧として共振検出装置８で検出され、この共振検出装置８の出力はＣＰＵ１に入力され、ＣＰＵ１の出力で制御装置４を制御することにより、装置全体を安定させるように構成している。
【０００８】
このように構成された本実施例では、電圧制御発振器３ａ、３ｂで決められた出力周波数の信号が圧電体振動子６に入力されると、図２に示すように、圧電体振動子６はアルミニウム円盤９の一面に接着固定されているので、電圧制御発振器３ａからの信号による通常の厚み方向共振周波数の信号と、電圧制御発振器３ｂからの径方向共振周波数の信号を圧電体振動子６に印加すると、圧電体振動子６は通常の厚み方向振動を発生するとともに、図３に示すように、圧電体振動子６が伸びることによりアルミニウム円盤９は上方に湾曲し、又、図４に示すように圧電体振動子６が縮むことによりアルミニウム円盤９は下方に湾曲する径方向振動を発生する。
【０００９】
従って、超音波振動子６からの厚み方向の周波数は高く、径方向の周波数は低いため、超音波振動子６からの超音波が皮膚に照射されると、周波数の高い厚み方向の振動で皮膚の表面が活性化され、又、周波数の低い径方向の振動は皮膚の内部にまで伝達されるので、皮膚の内部から活性化されるので。高低の周波数の超音波で皮膚の表面及び内部が活性化され、新陳代謝を促すので、美容効果が向上するものである。
【００１０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の超音波美容装置では、圧電体振動子から厚み方向の超音波とを径方向に超音波を発生することにより、圧電体振動子から発生した超音波が皮膚に照射されると、厚み方向の振動は皮膚の表面を活性化し、径方向の振動は皮膚の内部にまで伝達され、皮膚を内部から活性化して新陳代謝を促すので、美容効果が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の超音波美容装置の回路図である。
【図２】本発明の実施例の圧電体振動子の側面図である。
【図３】図２の圧電体振動子の動作を説明する説明図である。
【図４】図２の圧電体振動子の動作を説明する説明図である。
【図５は】本発明の実施例の超音波美容装置の回路図である。
【符号の説明】
１ ＣＰＵ
２ Ｄ／Ａ変換器
３ａ、３ｂ 電圧制御発振器
４ 制御装置
５ 出力回路
６ 圧電体振動子
７ 抵抗
８ 共振検出装置
９ アルミニウム円盤
【産業上の利用分野】
本発明は、圧電体振動子を厚み方向及び径方向に振動することにより、超音波を皮膚の表面及び皮膚の内部にまで浸透するように超音波を発生する超音波美容装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、超音波を使用した美容装置としては、一般に圧電体振動子を厚み方向に振動させるもので、この圧電体振動子の厚み方向の振動は周波数が高いので、単に皮膚を表面で振動させるだけである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従って、このように皮膚の表面だけの振動では、あまり効果がないので、皮膚の内部まで超音波が伝達されるならば、皮膚が内部から活性化されてより効果があるのではないかという要望があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ＣＰＵからの一定周期のパルス信号をＤ／Ａ変換器でアナログ信号に変換し、該アナログ信号を２つの電圧制御発振器に入力して、該２つの電圧制御発振器の出力周波数を変更して制御装置に入力し、前記ＣＰＵの出力で前記制御装置の出力を安定させるように制御し、前記制御装置の出力を出力回路に入力し、該出力回路で入力された信号を増幅して圧電体振動子に入力して該圧電体振動子を駆動し、前記圧電体振動子の共振振動を共振検出装置で検出して検出信号を前記ＣＰＵに入力し、前記超音波振動子を予め決められた厚み方向振動及び径方向振動の周波数で振動させて、皮膚表面及び内部に超音波振動が伝達されるようにするものである。
【０００５】
【作用】
本発明では、圧電体振動子を厚み方向及び径方向に振動させることにより、超音波は厚み方向の振動は周波数が高く、径方向の振動は周波数が低いので、高い周波数の超音波は皮膚の表面に有効であり、又、低い周波数の超音波は皮膚の内部にまで伝達されるので、皮膚の表面場かりでなく。皮膚を内部から活性化し、新陳代謝を促すので、美容効果が向上するものである。
【０００６】
【実施例】
図１は、本発明の実施例の超音波美容装置のブロック図で、ＣＰＵ（中央処理装置）１からの一定周期のパルス信号はＤ／Ａ（デジタル／アナログ）変換器２でアナログ信号に変換され、又、Ｄ／Ａ変換器２のアナログ信号は２つの電圧制御発振器３ａ、３ｂに入力されて、電圧制御発振器３ａ、３ｂの出力周波数を変更し、これらの電圧制御発振器３ａ、３ｂの出力は制御装置４に入力され、ＣＰＵ１からの出力で制御装置４の出力の周波数が安定するように制御され、さらに、制御装置４の出力は出力回路５に入力されて増幅され、この増幅された出力回路５の出力は圧電体振動子６に入力され、２つの電圧制御発振器３ａ、３ｂで決められた出力周波数で振動される。
【０００７】
そして、圧電体振動子６の振動は抵抗７による電圧として共振検出装置８で検出され、この共振検出装置８の出力はＣＰＵ１に入力され、ＣＰＵ１の出力で制御装置４を制御することにより、装置全体を安定させるように構成している。
【０００８】
このように構成された本実施例では、電圧制御発振器３ａ、３ｂで決められた出力周波数の信号が圧電体振動子６に入力されると、図２に示すように、圧電体振動子６はアルミニウム円盤９の一面に接着固定されているので、電圧制御発振器３ａからの信号による通常の厚み方向共振周波数の信号と、電圧制御発振器３ｂからの径方向共振周波数の信号を圧電体振動子６に印加すると、圧電体振動子６は通常の厚み方向振動を発生するとともに、図３に示すように、圧電体振動子６が伸びることによりアルミニウム円盤９は上方に湾曲し、又、図４に示すように圧電体振動子６が縮むことによりアルミニウム円盤９は下方に湾曲する径方向振動を発生する。
【０００９】
従って、超音波振動子６からの厚み方向の周波数は高く、径方向の周波数は低いため、超音波振動子６からの超音波が皮膚に照射されると、周波数の高い厚み方向の振動で皮膚の表面が活性化され、又、周波数の低い径方向の振動は皮膚の内部にまで伝達されるので、皮膚の内部から活性化されるので。高低の周波数の超音波で皮膚の表面及び内部が活性化され、新陳代謝を促すので、美容効果が向上するものである。
【００１０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の超音波美容装置では、圧電体振動子から厚み方向の超音波とを径方向に超音波を発生することにより、圧電体振動子から発生した超音波が皮膚に照射されると、厚み方向の振動は皮膚の表面を活性化し、径方向の振動は皮膚の内部にまで伝達され、皮膚を内部から活性化して新陳代謝を促すので、美容効果が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の超音波美容装置の回路図である。
【図２】本発明の実施例の圧電体振動子の側面図である。
【図３】図２の圧電体振動子の動作を説明する説明図である。
【図４】図２の圧電体振動子の動作を説明する説明図である。
【図５は】本発明の実施例の超音波美容装置の回路図である。
【符号の説明】
１ ＣＰＵ
２ Ｄ／Ａ変換器
３ａ、３ｂ 電圧制御発振器
４ 制御装置
５ 出力回路
６ 圧電体振動子
７ 抵抗
８ 共振検出装置
９ アルミニウム円盤
Claims (1)
- ＣＰＵからの一定周期のパルス信号をＤ／Ａ変換器でアナログ信号に変換し、該アナログ信号を２つの電圧制御発振器に入力して、該２つの電圧制御発振器の出力周波数を変更して制御装置に入力し、前記ＣＰＵの出力で前記制御装置の出力を安定させるように制御し、前記制御装置の出力を出力回路に入力し、該出力回路で入力された信号を増幅して圧電体振動子に入力して該圧電体振動子を駆動し、前記圧電体振動子の共振振動を共振検出装置で検出して検出信号を前記ＣＰＵに入力し、前記超音波振動子を予め決められた厚み方向振動及び径方向振動の周波数で振動させて、皮膚表面及び内部に超音波振動が伝達されるようにすることを特徴とする超音波美容装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01811598A JP3976871B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 超音波美容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01811598A JP3976871B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 超音波美容装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11196934A JPH11196934A (ja) | 1999-07-27 |
| JP3976871B2 true JP3976871B2 (ja) | 2007-09-19 |
Family
ID=11962625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01811598A Expired - Lifetime JP3976871B2 (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 超音波美容装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3976871B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101941631B1 (ko) * | 2017-04-18 | 2019-04-12 | (주)알앤유 | 초음파 진동 장치 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0722264Y2 (ja) * | 1988-09-06 | 1995-05-24 | セルコム株式会社 | 超音波治療器 |
| JPH0586357U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-11-22 | 株式会社日本メディックス | 生体刺激装置 |
| JP2606496Y2 (ja) * | 1993-09-28 | 2000-11-06 | オージー技研株式会社 | 超音波治療器 |
| JP3378336B2 (ja) * | 1994-02-08 | 2003-02-17 | 株式会社アバン | 美容器具 |
| JP2741493B2 (ja) * | 1995-10-18 | 1998-04-15 | 勝男 曽我 | 美容用超音波拡散発振装置 |
| JPH09154910A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-17 | Dream:Kk | 超音波美容装置 |
| JPH09248213A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-09-22 | Hoomaa Ion Kenkyusho:Kk | 超音波を応用した美容・痩身器 |
| JP3031511U (ja) * | 1996-03-13 | 1996-11-29 | ヤーマン株式会社 | 予備加熱部を備えた超音波美容処理装置 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP01811598A patent/JP3976871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11196934A (ja) | 1999-07-27 |
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| JPH0372311U (ja) |
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