JP2000217881A - 美容器具 - Google Patents
美容器具Info
- Publication number
- JP2000217881A JP2000217881A JP11021296A JP2129699A JP2000217881A JP 2000217881 A JP2000217881 A JP 2000217881A JP 11021296 A JP11021296 A JP 11021296A JP 2129699 A JP2129699 A JP 2129699A JP 2000217881 A JP2000217881 A JP 2000217881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- electric field
- voltage
- medicine
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、美容器具に関し、例えば顔等のシ
ミ取りの器具に利用して、従来に比して格段的に効率良
く薬剤を皮膚に浸透させることができるようにする。 【解決手段】 振動子５Ｂの駆動により電極５Ａを振動
させる駆動部３を本体２に収納して配置すると共に、こ
の本体２に配置された電界生成部４により、この電極５
Ａと人体に接続される電極２２との間に直流電圧を印加
する。
ミ取りの器具に利用して、従来に比して格段的に効率良
く薬剤を皮膚に浸透させることができるようにする。 【解決手段】 振動子５Ｂの駆動により電極５Ａを振動
させる駆動部３を本体２に収納して配置すると共に、こ
の本体２に配置された電界生成部４により、この電極５
Ａと人体に接続される電極２２との間に直流電圧を印加
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容器具に関し、
例えば顔等のシミ取りの器具に利用することができる。
例えば顔等のシミ取りの器具に利用することができる。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の美容器具においては、超
音波の振動により、又は電界の印加により、薬剤を効率
良く皮膚に浸透させ、例えば顔のシミを取り除くように
なされている。
音波の振動により、又は電界の印加により、薬剤を効率
良く皮膚に浸透させ、例えば顔のシミを取り除くように
なされている。
【０００３】すなわち超音波の振動による方法にあって
は、施術する部位に薬剤を塗布した後、超音波プローブ
にて周波数１〜３〔ＭＨｚ〕の振動を与え、これにより
薬剤の吸収効率を増大させるようになされている。
は、施術する部位に薬剤を塗布した後、超音波プローブ
にて周波数１〜３〔ＭＨｚ〕の振動を与え、これにより
薬剤の吸収効率を増大させるようになされている。
【０００４】また電界の印加による方法にあっては、同
様に、施術する部位に薬剤を塗布して一方の電極を把持
させた状態で、施術する部位に他方の電極を押し付け、
これにより薬剤の吸収効率を増大させるようになされて
いる。
様に、施術する部位に薬剤を塗布して一方の電極を把持
させた状態で、施術する部位に他方の電極を押し付け、
これにより薬剤の吸収効率を増大させるようになされて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の美容
器具において、薬剤の吸収効率をさらに増大させること
ができれば、さらに効率良く顔のシミ等を取り除くこと
ができると考えられる。
器具において、薬剤の吸収効率をさらに増大させること
ができれば、さらに効率良く顔のシミ等を取り除くこと
ができると考えられる。
【０００６】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比してさらに一段と薬剤の吸収効率を増大さ
せることができる美容器具を提案しようとするものであ
る。
で、従来に比してさらに一段と薬剤の吸収効率を増大さ
せることができる美容器具を提案しようとするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項１に係る発明においては、本体に収納されて、
ケーブルにより可動自在に本体に接続された振動子を駆
動することにより、振動子に接続された電極を所定周波
数により振動させる駆動部と、本体に収納されて、電極
と、被施術者の人体に接続される電極との間に、直流電
圧を印加する電界形成部とを備えるようにする。
め請求項１に係る発明においては、本体に収納されて、
ケーブルにより可動自在に本体に接続された振動子を駆
動することにより、振動子に接続された電極を所定周波
数により振動させる駆動部と、本体に収納されて、電極
と、被施術者の人体に接続される電極との間に、直流電
圧を印加する電界形成部とを備えるようにする。
【０００８】また請求項２に係る発明において、駆動部
及び振動子は、基本周波数２０〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲
の所定周波数により電極を振動させる。
及び振動子は、基本周波数２０〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲
の所定周波数により電極を振動させる。
【０００９】また請求項３に係る発明において、電界形
成部は、間欠的に、直流電圧を印加する。
成部は、間欠的に、直流電圧を印加する。
【００１０】請求項１に係る発明によれば、本体に収納
されて、ケーブルにより可動自在に本体に接続された振
動子を駆動することにより、振動子に接続された電極を
所定周波数により振動させる駆動部と、本体に収納され
て、電極と、被施術者の人体に接続される電極との間
に、直流電圧を印加する電界形成部とを備えるようにす
れば、超音波と電界とを同時に施術する部位に印加する
ことができ、その分、単に超音波のみの印加による場
合、電界のみの印加による場合に比して、薬剤の吸収効
率を増大させることができる。
されて、ケーブルにより可動自在に本体に接続された振
動子を駆動することにより、振動子に接続された電極を
所定周波数により振動させる駆動部と、本体に収納され
て、電極と、被施術者の人体に接続される電極との間
に、直流電圧を印加する電界形成部とを備えるようにす
れば、超音波と電界とを同時に施術する部位に印加する
ことができ、その分、単に超音波のみの印加による場
合、電界のみの印加による場合に比して、薬剤の吸収効
率を増大させることができる。
【００１１】また請求項２に係る発明によれば、駆動部
及び振動子が、基本周波数２０〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲
の所定周波数により電極を振動させることにより、従来
に比して低い周波数により電極を振動させて、その分効
率良く薬剤を吸収させることができる。
及び振動子が、基本周波数２０〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲
の所定周波数により電極を振動させることにより、従来
に比して低い周波数により電極を振動させて、その分効
率良く薬剤を吸収させることができる。
【００１２】また請求項３に係る発明によれば、電界形
成部が、間欠的に、直流電圧を印加することにより、そ
の分、直流電圧を継続して印加する方法である従来に比
して、電界を印加して薬剤を吸収させる効率を増大させ
ることができる。
成部が、間欠的に、直流電圧を印加することにより、そ
の分、直流電圧を継続して印加する方法である従来に比
して、電界を印加して薬剤を吸収させる効率を増大させ
ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【００１４】（１）実施の形態の構成 図１は、本発明の実施の形態に係る美容器具を示すブロ
ック図である。この美容器具１は、本体２に駆動部３及
び電界形成部４が収納され、この本体２にケーブルを介
して可動自在にプローブ５が接続される。
ック図である。この美容器具１は、本体２に駆動部３及
び電界形成部４が収納され、この本体２にケーブルを介
して可動自在にプローブ５が接続される。
【００１５】ここでプローブ５は、図２に示すように、
全体が略円柱形状により構成され、先端に円盤形状の電
極５Ａが配置される。プローブ５は、この円柱形状の部
分に超音波振動子５Ｂが配置され、この超音波振動子５
Ｂの振動により電極５Ａが所定周波数により振動するよ
うになされている。ここでプローブ５は、この超音波振
動子５Ｂの共振周波数が約２２〔ｋＨｚ〕になるよう
に、全体の形状が形成される。これに対して電極５Ａに
おいては、汗等により変化しないように、ステンレスに
より形成される。
全体が略円柱形状により構成され、先端に円盤形状の電
極５Ａが配置される。プローブ５は、この円柱形状の部
分に超音波振動子５Ｂが配置され、この超音波振動子５
Ｂの振動により電極５Ａが所定周波数により振動するよ
うになされている。ここでプローブ５は、この超音波振
動子５Ｂの共振周波数が約２２〔ｋＨｚ〕になるよう
に、全体の形状が形成される。これに対して電極５Ａに
おいては、汗等により変化しないように、ステンレスに
より形成される。
【００１６】プローブ５は、この振動子５Ｂを本体２に
より駆動できるように、振動子５Ｂの両端電極よりそれ
ぞれ延長するようにケーブルが接続され、このケーブル
が所定のコネクタを介して本体２に接続されるようにな
されている。またこの振動子５Ｂの電極５Ａ側電極にあ
っては、電極５Ａと電気的に接続され、これにより本体
２より電極５Ａに電圧を印加できるようになされてい
る。
より駆動できるように、振動子５Ｂの両端電極よりそれ
ぞれ延長するようにケーブルが接続され、このケーブル
が所定のコネクタを介して本体２に接続されるようにな
されている。またこの振動子５Ｂの電極５Ａ側電極にあ
っては、電極５Ａと電気的に接続され、これにより本体
２より電極５Ａに電圧を印加できるようになされてい
る。
【００１７】本体２において、駆動部３は、このプロー
ブ５の振動子５Ｂを駆動する。すなわち本体２は、電源
スイッチ６を介して駆動部３及び電界形成部４に商用電
源を与える。これにより美容器具１は、電源スイッチ６
の操作により動作を立ち上げるようになされている。
ブ５の振動子５Ｂを駆動する。すなわち本体２は、電源
スイッチ６を介して駆動部３及び電界形成部４に商用電
源を与える。これにより美容器具１は、電源スイッチ６
の操作により動作を立ち上げるようになされている。
【００１８】駆動部３において、整流部７は、駆動部ス
イッチ８の操作により動作を開始し、商用電源を整流し
て駆動部３の動作に必要な各種電源を生成する。コント
ロール部９は、この整流部７より出力される駆動電源に
より動作し、本体２のコントロールパネルに配置した操
作子の操作に応動して、駆動電源の電圧を可変して発振
部１０に出力する。発振部１０は、このコントロール部
９より出力される電源により動作し、周波数２２〔ｋＨ
ｚ〕の駆動信号を生成して振動子５Ｂを駆動する。
イッチ８の操作により動作を開始し、商用電源を整流し
て駆動部３の動作に必要な各種電源を生成する。コント
ロール部９は、この整流部７より出力される駆動電源に
より動作し、本体２のコントロールパネルに配置した操
作子の操作に応動して、駆動電源の電圧を可変して発振
部１０に出力する。発振部１０は、このコントロール部
９より出力される電源により動作し、周波数２２〔ｋＨ
ｚ〕の駆動信号を生成して振動子５Ｂを駆動する。
【００１９】これにより駆動部３は、駆動部スイッチ８
の操作により動作を立ち上げ、コントロール部９におけ
る電源電圧の制御に応じた強度によりプローブ５の電極
５Ａを周波数２２〔ｋＨｚ〕により振動させるようにな
されている。
の操作により動作を立ち上げ、コントロール部９におけ
る電源電圧の制御に応じた強度によりプローブ５の電極
５Ａを周波数２２〔ｋＨｚ〕により振動させるようにな
されている。
【００２０】これにより美容器具１においては、この駆
動部３の動作を立ち上げてプローブ５の電極５Ａを施術
する部位に押し当てることにより、この施術する部位に
予め塗布した薬剤を電極５Ａの超音波振動により効率良
く皮膚に浸透させることができるようになされている。
動部３の動作を立ち上げてプローブ５の電極５Ａを施術
する部位に押し当てることにより、この施術する部位に
予め塗布した薬剤を電極５Ａの超音波振動により効率良
く皮膚に浸透させることができるようになされている。
【００２１】電界形成部４において、電源部１２は、電
界形成部スイッチ１３の操作により動作を開始し、商用
電源を整流して電界形成部４の動作に必要な各種電源を
生成する。パルス発振部１４は、この駆動電源により動
作し、周波数約２５〜３０〔Ｈｚ〕による矩形波信号を
生成する。
界形成部スイッチ１３の操作により動作を開始し、商用
電源を整流して電界形成部４の動作に必要な各種電源を
生成する。パルス発振部１４は、この駆動電源により動
作し、周波数約２５〜３０〔Ｈｚ〕による矩形波信号を
生成する。
【００２２】定電流出力部１５は、この矩形波信号に応
じて間欠的に直流電圧による出力電圧を立ち上げる。こ
のとき定電流出力部１５は、出力電流の平均値又はピー
ク値が一定の基準電流値になるように、出力電圧を立ち
上げる。また定電流出力部１５は、本体２のコントロー
ルパネルに配置された操作子１６の操作量に応じてこの
基準電流値を可変し、また同様にコントロールパネルに
配置されたスイッチ１７の操作に応動して出力電圧の極
性を切り換える。
じて間欠的に直流電圧による出力電圧を立ち上げる。こ
のとき定電流出力部１５は、出力電流の平均値又はピー
ク値が一定の基準電流値になるように、出力電圧を立ち
上げる。また定電流出力部１５は、本体２のコントロー
ルパネルに配置された操作子１６の操作量に応じてこの
基準電流値を可変し、また同様にコントロールパネルに
配置されたスイッチ１７の操作に応動して出力電圧の極
性を切り換える。
【００２３】なお定電流出力部１５は、スイッチ１８の
操作により動作を切り換え、間欠的な直流電圧の出力に
代えて、先の基準電流値による直流電圧を連続して出力
するようになされている。
操作により動作を切り換え、間欠的な直流電圧の出力に
代えて、先の基準電流値による直流電圧を連続して出力
するようになされている。
【００２４】定電流出力部１５は、この出力電圧のコー
ルド側においては、直接本体２に配置されたコネクタに
出力するのに対し、ホット側においては、スイッチ２０
を介してコネクタに出力する。
ルド側においては、直接本体２に配置されたコネクタに
出力するのに対し、ホット側においては、スイッチ２０
を介してコネクタに出力する。
【００２５】スイッチ２０は、この出力電圧のホット側
をコネクタ、プローブ５の電極５Ａに選択的に供給す
る。美容器具１においては、このコネクタを介して、施
術する部位に電界を印加する第１の電極２１が出力電圧
のホット側に接続され、また施術する被験者に把持させ
る電極２２が出力電圧のコールド側に接続される。
をコネクタ、プローブ５の電極５Ａに選択的に供給す
る。美容器具１においては、このコネクタを介して、施
術する部位に電界を印加する第１の電極２１が出力電圧
のホット側に接続され、また施術する被験者に把持させ
る電極２２が出力電圧のコールド側に接続される。
【００２６】これにより美容器具１は、スイッチ２０を
コネクタ側に切り換えることにより、電極２１及び２２
間に直流電圧を間欠的に、又は継続して印加できるよう
になされている。これにより美容器具１は、施術する部
位に薬剤を塗布して電極２２を把持させた後、電極２１
を施術する部位に押し当ててることにより、施術する部
位に電界を印加して薬剤を効率良く皮膚に浸透させるこ
とができるようになされている。
コネクタ側に切り換えることにより、電極２１及び２２
間に直流電圧を間欠的に、又は継続して印加できるよう
になされている。これにより美容器具１は、施術する部
位に薬剤を塗布して電極２２を把持させた後、電極２１
を施術する部位に押し当ててることにより、施術する部
位に電界を印加して薬剤を効率良く皮膚に浸透させるこ
とができるようになされている。
【００２７】またこれに代えてスイッチ２０をプローブ
５側に切り換えて、電極２２とプローブ５の電極５Ａと
の間に直流電圧を間欠的に、又は継続して印加できるよ
うになされ、これにより施術する部位に超音波による振
動を与えながら、併せて電界を印加することができるよ
うになされ、単に超音波の振動のみによる場合、電界の
印加のみによる場合に比して、格段的に効率良く薬剤を
皮膚に浸透させることができるようになされている。
５側に切り換えて、電極２２とプローブ５の電極５Ａと
の間に直流電圧を間欠的に、又は継続して印加できるよ
うになされ、これにより施術する部位に超音波による振
動を与えながら、併せて電界を印加することができるよ
うになされ、単に超音波の振動のみによる場合、電界の
印加のみによる場合に比して、格段的に効率良く薬剤を
皮膚に浸透させることができるようになされている。
【００２８】なおこの実施の形態においては、この薬剤
としてビタミンを含有したゼリー状の液体が適用される
ようになされている。
としてビタミンを含有したゼリー状の液体が適用される
ようになされている。
【００２９】（２）実施の形態の動作 以上の構成において、美容器具１においては、電源スイ
ッチ６の操作により駆動部３及び電界形成部４に商用電
源の供給が開始される。
ッチ６の操作により駆動部３及び電界形成部４に商用電
源の供給が開始される。
【００３０】この状態で、電界の印加のみにより薬剤を
皮膚に浸透させる場合、美容器具１においては、スイッ
チ１３の操作により電界形成部４が動作を開始し、パル
ス発振部１４により周波数２５〜３０〔Ｈｚ〕の矩形波
信号が生成される。美容器具１においては、スイッチ２
０の操作により、この矩形波信号に応動して間欠的に電
圧が立ち上がってなる出力電圧がコネクタを介して電極
２１及び２２に印加される。これにより美容器具１で
は、施術する部位に薬剤を塗布して電極２２を把持させ
た後、電極２１を施術する部位に押し付けることによ
り、施術する部位に電界を印加して薬剤のイオン化等に
より皮膚に薬剤を浸透させることができる。
皮膚に浸透させる場合、美容器具１においては、スイッ
チ１３の操作により電界形成部４が動作を開始し、パル
ス発振部１４により周波数２５〜３０〔Ｈｚ〕の矩形波
信号が生成される。美容器具１においては、スイッチ２
０の操作により、この矩形波信号に応動して間欠的に電
圧が立ち上がってなる出力電圧がコネクタを介して電極
２１及び２２に印加される。これにより美容器具１で
は、施術する部位に薬剤を塗布して電極２２を把持させ
た後、電極２１を施術する部位に押し付けることによ
り、施術する部位に電界を印加して薬剤のイオン化等に
より皮膚に薬剤を浸透させることができる。
【００３１】このとき美容器具１においては、直流電圧
の間欠的な出力により電極２１及び２２間に電界が印加
されることにより、従来の継続した直流電圧の印加によ
る場合に比して、薬剤の吸収効率を向上することができ
る。
の間欠的な出力により電極２１及び２２間に電界が印加
されることにより、従来の継続した直流電圧の印加によ
る場合に比して、薬剤の吸収効率を向上することができ
る。
【００３２】このとき美容器具１では、スイッチ１７の
操作により、出力電圧の極性が切り換わり、これにより
施術する部位に印加する電界の向きを切り換えることが
できる。従って皮膚に吸収させようとする薬剤の有効成
分に応じて極性を設定することができ、これによっても
単に一方向の極性により電界を印加する場合に比して、
薬剤の吸収効率を向上させることができる。
操作により、出力電圧の極性が切り換わり、これにより
施術する部位に印加する電界の向きを切り換えることが
できる。従って皮膚に吸収させようとする薬剤の有効成
分に応じて極性を設定することができ、これによっても
単に一方向の極性により電界を印加する場合に比して、
薬剤の吸収効率を向上させることができる。
【００３３】またこの直流電圧の印加において、操作子
１６の操作量に応じた電流値になるように定電流出力部
１５により出力電圧が生成されることにより、必要に応
じて電界を種々に変更して薬剤の吸収速度を制御するこ
とができる。
１６の操作量に応じた電流値になるように定電流出力部
１５により出力電圧が生成されることにより、必要に応
じて電界を種々に変更して薬剤の吸収速度を制御するこ
とができる。
【００３４】さらにスイッチ１８の操作により、間欠的
な直流電圧の印加に代えて、継続した直流電圧が電極２
１及び２２に印加され、これにより従来と同様の条件
で、電界により薬剤を皮膚に吸収させることができる。
な直流電圧の印加に代えて、継続した直流電圧が電極２
１及び２２に印加され、これにより従来と同様の条件
で、電界により薬剤を皮膚に吸収させることができる。
【００３５】これに対して超音波のみにより薬剤を施術
する部位に吸収させる場合、美容器具１においては、ス
イッチ８の操作により駆動部３が動作を開始し、コント
ロール部９より出力される電源電圧に応じた強度により
振動子５Ｂが振動し、この振動子５Ｂの振動により電極
５Ａが振動する。これにより美容器具１では、施術する
部位に薬剤を塗布した後、電極５Ａを押し付けることに
より、施術する部位に超音波の振動を与えることがで
き、この超音波の振動により薬剤を皮膚に吸収させるこ
とができる。
する部位に吸収させる場合、美容器具１においては、ス
イッチ８の操作により駆動部３が動作を開始し、コント
ロール部９より出力される電源電圧に応じた強度により
振動子５Ｂが振動し、この振動子５Ｂの振動により電極
５Ａが振動する。これにより美容器具１では、施術する
部位に薬剤を塗布した後、電極５Ａを押し付けることに
より、施術する部位に超音波の振動を与えることがで
き、この超音波の振動により薬剤を皮膚に吸収させるこ
とができる。
【００３６】このとき美容器具１では、従来に比して格
段的に低い周波数約２２〔ｋＨｚ〕により電極５Ａを振
動し、これにより従来に比して格段的に効率良く皮膚に
薬剤を吸収させることができる。
段的に低い周波数約２２〔ｋＨｚ〕により電極５Ａを振
動し、これにより従来に比して格段的に効率良く皮膚に
薬剤を吸収させることができる。
【００３７】これに対して超音波及び電界の双方により
薬剤を皮膚に浸透させる場合、スイッチ８及び１３の操
作により駆動部３及び電界形成部４の動作が立ち上げら
れ、またスイッチ２０の操作により電極２１に代えてプ
ローブ５の電極５Ａに電界形成部４で生成された出力電
圧のホット側が供給される。
薬剤を皮膚に浸透させる場合、スイッチ８及び１３の操
作により駆動部３及び電界形成部４の動作が立ち上げら
れ、またスイッチ２０の操作により電極２１に代えてプ
ローブ５の電極５Ａに電界形成部４で生成された出力電
圧のホット側が供給される。
【００３８】これにより美容器具１では、振動子５Ｂに
より周波数約２２〔ｋＨｚ〕により振動する電極５Ａ
と、施術する患者が把持する電極２２との間に、間欠的
に又は継続して直流電圧を印加することができる。これ
により美容器具１では、施術する部位に薬剤を塗布して
電極２２を把持させた後、プローブ５の電極５Ａを施術
する部位に押し付けて、超音波により振動させた状態で
電界を印加することができ、これにより従来に比して格
段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透させることができる。
より周波数約２２〔ｋＨｚ〕により振動する電極５Ａ
と、施術する患者が把持する電極２２との間に、間欠的
に又は継続して直流電圧を印加することができる。これ
により美容器具１では、施術する部位に薬剤を塗布して
電極２２を把持させた後、プローブ５の電極５Ａを施術
する部位に押し付けて、超音波により振動させた状態で
電界を印加することができ、これにより従来に比して格
段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透させることができる。
【００３９】（３）実施の形態の効果 以上の構成によれは、プローブ５の電極５Ａを振動子５
Ｂと共に振動させる駆動部３を本体２に収納して配置す
ると共に、この本体２に配置された電界形成部４により
所定の電極２２とこのプローブ５の電極５Ａとの間に直
流電圧を印加することにより、施術する部位を超音波に
より振動させた状態で電界を印加することができ、これ
により従来に比して格段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透
させることができる。
Ｂと共に振動させる駆動部３を本体２に収納して配置す
ると共に、この本体２に配置された電界形成部４により
所定の電極２２とこのプローブ５の電極５Ａとの間に直
流電圧を印加することにより、施術する部位を超音波に
より振動させた状態で電界を印加することができ、これ
により従来に比して格段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透
させることができる。
【００４０】またこのときこの電極５Ａを従来より低い
周波数約２２〔ｋＨｚ〕により振動させたことによって
も、従来に比して効率良く薬剤を皮膚に浸透させること
ができる。
周波数約２２〔ｋＨｚ〕により振動させたことによって
も、従来に比して効率良く薬剤を皮膚に浸透させること
ができる。
【００４１】さらに電極５Ａ及び２２間に間欠的に直流
電圧を印加したことによっても、従来に比して効率良く
薬剤を皮膚に浸透させることができる。
電圧を印加したことによっても、従来に比して効率良く
薬剤を皮膚に浸透させることができる。
【００４２】（４）他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、周波数約２２〔ｋＨ
ｚ〕によりプローブ５の電極５Ａを振動させる場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、周波数２０〔ｋ
Ｈｚ〕〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲で振動させて、実用上十
分に従来に比して効率良く薬剤を浸透させることができ
る。なおこれは、超音波のみの印加による場合の従来と
の比較である。
ｚ〕によりプローブ５の電極５Ａを振動させる場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、周波数２０〔ｋ
Ｈｚ〕〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲で振動させて、実用上十
分に従来に比して効率良く薬剤を浸透させることができ
る。なおこれは、超音波のみの印加による場合の従来と
の比較である。
【００４３】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、振動子の
駆動により電極を振動させる駆動部を本体に収納して配
置すると共に、この本体に配置された電界形成部によ
り、この電極と人体に接続される電極との間に直流電圧
を印加することにより、施術する部位を超音波により振
動させた状態で電界を印加することができ、これにより
従来に比して格段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透させる
ことができる。
駆動により電極を振動させる駆動部を本体に収納して配
置すると共に、この本体に配置された電界形成部によ
り、この電極と人体に接続される電極との間に直流電圧
を印加することにより、施術する部位を超音波により振
動させた状態で電界を印加することができ、これにより
従来に比して格段的に効率良く薬剤を皮膚に浸透させる
ことができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る美容器具を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】図１の美容器具に接続されるプローブを示す斜
視図である。
視図である。
１……美容器具、２……本体、３……駆動部、４……電
界形成部、５……プローブ、５Ａ、２１、２２……電
極、５Ｂ……振動子
界形成部、５……プローブ、５Ａ、２１、２２……電
極、５Ｂ……振動子
Claims (3)
- 【請求項１】本体に収納されて、ケーブルにより可動自
在に前記本体に接続された振動子を駆動することによ
り、前記振動子に接続された電極を所定周波数により振
動させる駆動部と、 前記本体に収納されて、前記電極と、被施術者の人体に
接続される電極との間に、直流電圧を印加する電界形成
部とを備えることを特徴とする美容器具。 - 【請求項２】前記駆動部及び振動子は、 基本周波数２０〜２５〔ｋＨｚ〕の範囲の所定周波数に
より前記電極を振動させることを特徴とする請求項１に
記載の美容器具。 - 【請求項３】前記電界形成部は、 間欠的に、前記直流電圧を印加することを特徴とする請
求項１に記載の美容器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02129699A JP3620987B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 美容器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02129699A JP3620987B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 美容器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000217881A true JP2000217881A (ja) | 2000-08-08 |
| JP3620987B2 JP3620987B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=12051194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02129699A Expired - Fee Related JP3620987B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 美容器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3620987B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003015571A1 (fr) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Ya-Man Ltd. | Dispositif de traitement cosmetique et pointe de traitement cosmetique associee |
| JP2006192074A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Makoto Kobayashi | 超音波振動式塗布具 |
| CN109999339A (zh) * | 2017-12-18 | 2019-07-12 | 松下知识产权经营株式会社 | 药剂浸透装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192307A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | ヤーマン株式会社 | 超音波振動美容器 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP02129699A patent/JP3620987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003015571A1 (fr) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Ya-Man Ltd. | Dispositif de traitement cosmetique et pointe de traitement cosmetique associee |
| JP2006192074A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Makoto Kobayashi | 超音波振動式塗布具 |
| CN109999339A (zh) * | 2017-12-18 | 2019-07-12 | 松下知识产权经营株式会社 | 药剂浸透装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3620987B2 (ja) | 2005-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1372779B1 (en) | Apparatus for skin absorption enhancement | |
| RU2004109516A (ru) | Способ и устройство для увеличения поглощения кожей нанесенного на нее вещества | |
| JP2004526517A5 (ja) | ||
| JP2007029518A (ja) | トリートメント装置 | |
| JP2018075322A (ja) | スキンケアのための超音波及び微細電流の複合装置 | |
| JP2007209533A (ja) | トリートメント装置 | |
| JPH09154910A (ja) | 超音波美容装置 | |
| JP2004255018A (ja) | 美肌装置 | |
| KR20180056300A (ko) | 초음파를 이용한 피부 미용 기기 | |
| JP3620987B2 (ja) | 美容器具 | |
| JP2007037658A (ja) | 美顔装置 | |
| JP4360734B2 (ja) | 電子美肌器 | |
| KR102545269B1 (ko) | 전기 세정 기능을 가지는 가정용 피부 클렌저 | |
| JPH11332943A (ja) | 超音波美容プローブ | |
| KR20210087055A (ko) | 문신 디바이스 | |
| JP2002369863A (ja) | 超音波美容方法および装置 | |
| JP2606496Y2 (ja) | 超音波治療器 | |
| JP6648049B2 (ja) | 美容器具、美容器具のプローブ切り替え方法、及び美容器具のモード切替方法 | |
| KR102190018B1 (ko) | 피부 미용 기기 | |
| US20100274175A1 (en) | Method and apparatus for skin absorption enhancement and transdermal drug delivery | |
| JPH1142115A (ja) | 超音波美容処理装置 | |
| KR100539363B1 (ko) | 피부 미용기 | |
| JPH0349754A (ja) | 超音波治療器 | |
| KR200348008Y1 (ko) | 피부 미용기 | |
| KR100408331B1 (ko) | 초음파 치료기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040728 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040915 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041116 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041116 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126 Year of fee payment: 9 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |