JPH08150222A - 高周波治療器 - Google Patents
高周波治療器Info
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- JPH08150222A JPH08150222A JP29720294A JP29720294A JPH08150222A JP H08150222 A JPH08150222 A JP H08150222A JP 29720294 A JP29720294 A JP 29720294A JP 29720294 A JP29720294 A JP 29720294A JP H08150222 A JPH08150222 A JP H08150222A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体に装着した状態で作動状態又は停止状態
を使用者に容易に知らしめることができる高周波治療器
の提供を目的とする。 【構成】 人体に当接する当接部4aを有した外郭をなす
ハウジング2 と、ハウジング2 の内部に設けられた蓄電
池5 と、蓄電池5 から入力された電流により高周波電流
を出力する高周波発振手段12と、高周波発振手段12から
入力された高周波電流により外部に高周波電磁界を出力
するアンテナ7 とを備えた高周波治療器1において、高
周波発振手段12から所定の電流を入力し該所定の電流を
低周波電流に変換し当接部4aを振動させる振動発生手段
17を設けた。
を使用者に容易に知らしめることができる高周波治療器
の提供を目的とする。 【構成】 人体に当接する当接部4aを有した外郭をなす
ハウジング2 と、ハウジング2 の内部に設けられた蓄電
池5 と、蓄電池5 から入力された電流により高周波電流
を出力する高周波発振手段12と、高周波発振手段12から
入力された高周波電流により外部に高周波電磁界を出力
するアンテナ7 とを備えた高周波治療器1において、高
周波発振手段12から所定の電流を入力し該所定の電流を
低周波電流に変換し当接部4aを振動させる振動発生手段
17を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電磁界を人体に
出力することにより、血行を促進し、肩こりや腰痛等の
緩解を行う高周波治療器に関するものである。
出力することにより、血行を促進し、肩こりや腰痛等の
緩解を行う高周波治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の高周波治療器の一般
的なものとして、大略偏平ドーム状の外郭をなし平坦な
端面に人体に当接する当接部を有したハウジングと、ハ
ウジングの内部に設けられた蓄電池と、蓄電池から入力
された電流により高周波電流を出力する高周波発振手段
と、高周波発振手段から入力された高周波電流により外
部に高周波電磁界を出力するアンテナとを備えたものが
あり、当接部を粘着テープ等を介して人体に貼り付けて
おくだけで高周波電磁界により血行を促進させることが
できるので、肩こりや腰痛等を解消したり、これらの障
害の発生を予防することができるものとして、広く利用
されるようになってきた。蓄電池を充電するものとして
は、例えば、乾電池等を内蔵し高周波治療器が着脱自在
となるよう構成された充電器が用いられる。
的なものとして、大略偏平ドーム状の外郭をなし平坦な
端面に人体に当接する当接部を有したハウジングと、ハ
ウジングの内部に設けられた蓄電池と、蓄電池から入力
された電流により高周波電流を出力する高周波発振手段
と、高周波発振手段から入力された高周波電流により外
部に高周波電磁界を出力するアンテナとを備えたものが
あり、当接部を粘着テープ等を介して人体に貼り付けて
おくだけで高周波電磁界により血行を促進させることが
できるので、肩こりや腰痛等を解消したり、これらの障
害の発生を予防することができるものとして、広く利用
されるようになってきた。蓄電池を充電するものとして
は、例えば、乾電池等を内蔵し高周波治療器が着脱自在
となるよう構成された充電器が用いられる。
【0003】ところで、高周波治療器又は充電器の多く
は、高周波治療器が使用可能か否か、すなわち蓄電池が
十分に充電されているか否かを確認できるようになって
いる。例えば、特開平5−3925号公報には、図8に
示すように、発光ダイオード(LED)からなる動作確
認灯31を備えた高周波治療器32が開示されており、動作
確認灯31は、蓄電池の充電量又は出力される高周波電磁
界が一定のレベル以上のとき点灯又は点滅し、このレベ
ル以下のとき消灯するようになっている。
は、高周波治療器が使用可能か否か、すなわち蓄電池が
十分に充電されているか否かを確認できるようになって
いる。例えば、特開平5−3925号公報には、図8に
示すように、発光ダイオード(LED)からなる動作確
認灯31を備えた高周波治療器32が開示されており、動作
確認灯31は、蓄電池の充電量又は出力される高周波電磁
界が一定のレベル以上のとき点灯又は点滅し、このレベ
ル以下のとき消灯するようになっている。
【0004】また、特開平5−309141号公報に
は、図9に示すように、高周波治療器32から出力される
高周波電磁界を検知する高周波検知部33を備えた充電器
34が開示されており、高周波検知部33が高周波電磁界を
検知するとブザー音が鳴るようになっている。
は、図9に示すように、高周波治療器32から出力される
高周波電磁界を検知する高周波検知部33を備えた充電器
34が開示されており、高周波検知部33が高周波電磁界を
検知するとブザー音が鳴るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
は、高周波治療器32を人体に装着した状態すなわち使用
中に、高周波治療器32及び充電器34による蓄電池が十分
に充電されているか否かを確認することが困難であるた
め、使用中に蓄電池が充電切れとなって高周波治療器32
が作動停止しても確認することができなかった。また、
使用者は、高周波治療器32から出力される高周波電磁界
が無刺激であるため、使用感が得られなかった。
は、高周波治療器32を人体に装着した状態すなわち使用
中に、高周波治療器32及び充電器34による蓄電池が十分
に充電されているか否かを確認することが困難であるた
め、使用中に蓄電池が充電切れとなって高周波治療器32
が作動停止しても確認することができなかった。また、
使用者は、高周波治療器32から出力される高周波電磁界
が無刺激であるため、使用感が得られなかった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、人体に装着した状
態で作動状態又は停止状態を使用者に容易に知らしめる
ことができる高周波治療器を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、人体に装着した状
態で作動状態又は停止状態を使用者に容易に知らしめる
ことができる高周波治療器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の高周波治療器は、人体に当接する当
接部を有した外郭をなすハウジングと、ハウジングの内
部に設けられた電源装置と、電源装置から入力された電
流により高周波電流を出力する高周波発振手段と、高周
波発振手段から入力された高周波電流により外部に高周
波電磁界を出力するアンテナとを備えた高周波治療器に
おいて、前記高周波発振手段から所定の電流を入力し該
所定の電流を低周波電流に変換し当接部を振動させる振
動発生手段を設けた構成としている。
に、請求項1記載の高周波治療器は、人体に当接する当
接部を有した外郭をなすハウジングと、ハウジングの内
部に設けられた電源装置と、電源装置から入力された電
流により高周波電流を出力する高周波発振手段と、高周
波発振手段から入力された高周波電流により外部に高周
波電磁界を出力するアンテナとを備えた高周波治療器に
おいて、前記高周波発振手段から所定の電流を入力し該
所定の電流を低周波電流に変換し当接部を振動させる振
動発生手段を設けた構成としている。
【0008】また、請求項2記載の高周波治療器は、請
求項1記載のものの振動発生手段が、高周波発振手段か
ら入力された所定の電流により低周波電流を出力する周
波数低減回路と、周波数低減回路から入力された低周波
電流により当接部を振動させる振動部とからなる構成と
している。
求項1記載のものの振動発生手段が、高周波発振手段か
ら入力された所定の電流により低周波電流を出力する周
波数低減回路と、周波数低減回路から入力された低周波
電流により当接部を振動させる振動部とからなる構成と
している。
【0009】また、請求項3記載の高周波治療器は、請
求項2記載のものの振動部が、非磁性体からなるケース
と、周波数低減回路から入力された低周波電流によりケ
ースの内部に変動磁界を発生するようケースの周囲に巻
回されたコイルと、ケースの内部に配された磁石体とか
らなる構成としている。
求項2記載のものの振動部が、非磁性体からなるケース
と、周波数低減回路から入力された低周波電流によりケ
ースの内部に変動磁界を発生するようケースの周囲に巻
回されたコイルと、ケースの内部に配された磁石体とか
らなる構成としている。
【0010】また、請求項4記載の高周波治療器は、請
求項1乃至3の何れかに記載のものの当接部に、人体に
当接したとき当接部の振動を集中して伝達する振動集中
部を設けた構成としている。
求項1乃至3の何れかに記載のものの当接部に、人体に
当接したとき当接部の振動を集中して伝達する振動集中
部を設けた構成としている。
【0011】また、請求項5記載の高周波治療器は、請
求項4記載のものの振動集中部を、それが振動したとき
振動が大きくなるよう薄肉に形成した構成としている。
求項4記載のものの振動集中部を、それが振動したとき
振動が大きくなるよう薄肉に形成した構成としている。
【0012】また、請求項6記載の高周波治療器は、請
求項1乃至5の何れかに記載のものの当接部に、所定厚
みの粘着部材を設けた構成としている。
求項1乃至5の何れかに記載のものの当接部に、所定厚
みの粘着部材を設けた構成としている。
【0013】また、請求項7記載の高周波治療器は、請
求項6記載のものの当接部に、粘着部材が一定量埋没し
た状態でこれを収納する溝部を設けた構成としている。
求項6記載のものの当接部に、粘着部材が一定量埋没し
た状態でこれを収納する溝部を設けた構成としている。
【0014】また、請求項8記載の高周波治療器は、請
求項3乃至7の何れかに記載のもののケースを透明性を
有する部材により形成し、ハウジングのケースの内部を
観察できる箇所に孔部を設けた構成としている。
求項3乃至7の何れかに記載のもののケースを透明性を
有する部材により形成し、ハウジングのケースの内部を
観察できる箇所に孔部を設けた構成としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の構成によれば、アンテナから高
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき振動発生手段に所定の電流が入力されて当接部が
振動し、アンテナから高周波電磁界が出力されないとき
すなわち停止状態にあるとき振動発生手段に所定の電流
が入力されず当接部が振動しないので、当接部が人体に
振動を与えるか否かにより、作動状態又は停止状態を使
用者に容易に知らしめることができる。
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき振動発生手段に所定の電流が入力されて当接部が
振動し、アンテナから高周波電磁界が出力されないとき
すなわち停止状態にあるとき振動発生手段に所定の電流
が入力されず当接部が振動しないので、当接部が人体に
振動を与えるか否かにより、作動状態又は停止状態を使
用者に容易に知らしめることができる。
【0016】請求項2記載の構成によれば、振動発生手
段を単純な構成で容易に実現することができる。
段を単純な構成で容易に実現することができる。
【0017】請求項3記載の構成によれば、ケースの内
部に変動磁界が発生すると磁石体が影響を受けて振動又
はケースの内壁に衝突しケースが振動するので、振動部
に低周波電流が入力されたとき瞬時に当接部を振動させ
ることができる。
部に変動磁界が発生すると磁石体が影響を受けて振動又
はケースの内壁に衝突しケースが振動するので、振動部
に低周波電流が入力されたとき瞬時に当接部を振動させ
ることができる。
【0018】請求項4記載の構成によれば、振動集中部
が人体に当接部の振動を集中して伝達するので、作動状
態又は停止状態を使用者にさらに容易に知らしめること
ができる。
が人体に当接部の振動を集中して伝達するので、作動状
態又は停止状態を使用者にさらに容易に知らしめること
ができる。
【0019】請求項5記載の構成によれば、振動集中部
の振動がさらに大きくなるので、作動状態又は停止状態
を使用者にさらに容易に知らしめることができる。
の振動がさらに大きくなるので、作動状態又は停止状態
を使用者にさらに容易に知らしめることができる。
【0020】請求項6記載の構成によれば、当接部を粘
着部材を介して人体に貼り付けることが可能となるの
で、高周波治療器が患部からずれるのを防止することが
できる。
着部材を介して人体に貼り付けることが可能となるの
で、高周波治療器が患部からずれるのを防止することが
できる。
【0021】請求項7記載の構成によれば、当接部と人
体との間の距離が小さく又は無くなるので、当接部の振
動が粘着部材に吸収されるのを抑えることができる。
体との間の距離が小さく又は無くなるので、当接部の振
動が粘着部材に吸収されるのを抑えることができる。
【0022】請求項8記載の構成によれば、高周波治療
器を人体に装着しない場合、使用者が孔部から磁石体を
観察することが可能となるので、磁石体が運動している
か否かにより作動状態又は停止状態を使用者に知らしめ
ることができる。
器を人体に装着しない場合、使用者が孔部から磁石体を
観察することが可能となるので、磁石体が運動している
か否かにより作動状態又は停止状態を使用者に知らしめ
ることができる。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。
て説明する。
【0024】この高周波治療器1 の外郭をなすハウジン
グ2 は、上カバー3 と下カバー4 とにより大略偏平ドー
ム状に形成されており、下カバー4 の平坦面を人体に当
接する当接部4aとしている。
グ2 は、上カバー3 と下カバー4 とにより大略偏平ドー
ム状に形成されており、下カバー4 の平坦面を人体に当
接する当接部4aとしている。
【0025】ハウジング2 の内部において、下カバー4
の上面には、電源装置としての蓄電池5 と、プリント基
板6 と、プリント基板6 にエッチング形成された渦巻状
又は環状をなすアンテナ7 と、振動部8 とが配されてい
る。プリント基板6 には、充電制御回路9 と、パルス発
生回路10とコルピッツ発振回路11とからなる高周波発振
手段12と、周波数低減回路としての分周回路13とが実装
されている。
の上面には、電源装置としての蓄電池5 と、プリント基
板6 と、プリント基板6 にエッチング形成された渦巻状
又は環状をなすアンテナ7 と、振動部8 とが配されてい
る。プリント基板6 には、充電制御回路9 と、パルス発
生回路10とコルピッツ発振回路11とからなる高周波発振
手段12と、周波数低減回路としての分周回路13とが実装
されている。
【0026】振動部8 は、大略円筒状をなす非磁性体か
らなるケース14と、ケース14の周囲に巻回されたコイル
15と、ケース14の内部に配された磁石体16とから構成さ
れており、これと分周回路13とから振動発生手段17が構
成される。
らなるケース14と、ケース14の周囲に巻回されたコイル
15と、ケース14の内部に配された磁石体16とから構成さ
れており、これと分周回路13とから振動発生手段17が構
成される。
【0027】次に、本実施例の動作について図1に基づ
いて説明する。蓄電池5 を充電する場合、乾電池21等を
内蔵し高周波治療器1 が着脱自在となるように構成され
た充電器(図示せず)が用いられる。充電器は、これに
高周波治療器1 が装着されると乾電池21から高周波治療
器1 へ電流を流すように構成されており、乾電池21によ
り充電制御回路9 を介して蓄電池5 を充電するようにな
っている。
いて説明する。蓄電池5 を充電する場合、乾電池21等を
内蔵し高周波治療器1 が着脱自在となるように構成され
た充電器(図示せず)が用いられる。充電器は、これに
高周波治療器1 が装着されると乾電池21から高周波治療
器1 へ電流を流すように構成されており、乾電池21によ
り充電制御回路9 を介して蓄電池5 を充電するようにな
っている。
【0028】高周波治療器1 を使用する場合、これを充
電器から離脱して当接部4aを人体の患部、例えば図3に
示すように肩に当接する。このとき、パルス発生回路10
は、蓄電池5 から入力された電流によりパルスをコルピ
ッツ発振回路11と分周回路13とに出力し、コルピッツ発
振回路11は、パルス発生回路10から入力されたパルスに
より高周波電流をアンテナ7 に出力し、アンテナ7 は、
コルピッツ発振回路11から入力された高周波電流により
高周波電磁界を出力する。分周回路13は、パルス発生回
路10から入力されたパルスの低周波成分を分周してコイ
ル15に出力する。コイル15は、分周回路10から入力され
た低周波電流によりケース14を含む周囲に変動磁界を発
生させ、磁石体16は、この変動磁界により振動又はケー
ス14の内壁に衝突してケース14を振動させる。このケー
ス14の振動は、下カバー4 に伝わることになる。
電器から離脱して当接部4aを人体の患部、例えば図3に
示すように肩に当接する。このとき、パルス発生回路10
は、蓄電池5 から入力された電流によりパルスをコルピ
ッツ発振回路11と分周回路13とに出力し、コルピッツ発
振回路11は、パルス発生回路10から入力されたパルスに
より高周波電流をアンテナ7 に出力し、アンテナ7 は、
コルピッツ発振回路11から入力された高周波電流により
高周波電磁界を出力する。分周回路13は、パルス発生回
路10から入力されたパルスの低周波成分を分周してコイ
ル15に出力する。コイル15は、分周回路10から入力され
た低周波電流によりケース14を含む周囲に変動磁界を発
生させ、磁石体16は、この変動磁界により振動又はケー
ス14の内壁に衝突してケース14を振動させる。このケー
ス14の振動は、下カバー4 に伝わることになる。
【0029】よって、下カバー4 は、アンテナ7 から高
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき、振動することになる。なお、分周回路13から出
力される低周波電流は、使用者が振動を適度に体感でき
る範囲という点から鑑みて、0.3〜50Hzの範囲が
好ましい。
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき、振動することになる。なお、分周回路13から出
力される低周波電流は、使用者が振動を適度に体感でき
る範囲という点から鑑みて、0.3〜50Hzの範囲が
好ましい。
【0030】以上より、本実施例は、アンテナ7 から高
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき、パルス発生回路10から振動発生手段17にパルス
が入力されて下カバー4 が振動し、アンテナ7 から高周
波電磁界が出力されないときすなわち停止状態にあると
き、パルス発生回路10から振動発生手段17にパルスが入
力されず下カバー4 が振動しないので、下カバー4 の当
接部4aが人体に振動を与えるか否かにより、作動状態又
は停止状態を使用者に容易に知らしめることができる。
周波電磁界が出力されているときすなわち作動状態にあ
るとき、パルス発生回路10から振動発生手段17にパルス
が入力されて下カバー4 が振動し、アンテナ7 から高周
波電磁界が出力されないときすなわち停止状態にあると
き、パルス発生回路10から振動発生手段17にパルスが入
力されず下カバー4 が振動しないので、下カバー4 の当
接部4aが人体に振動を与えるか否かにより、作動状態又
は停止状態を使用者に容易に知らしめることができる。
【0031】また、本実施例は、従来用いられていたよ
うな、蓄電池5 が十分に充電されているか否かを確認す
るための動作確認灯やこれを点灯又は点滅するための回
路等が不要であるため、経済的であり、故障等の障害が
起きにくいものである。
うな、蓄電池5 が十分に充電されているか否かを確認す
るための動作確認灯やこれを点灯又は点滅するための回
路等が不要であるため、経済的であり、故障等の障害が
起きにくいものである。
【0032】なお、本実施例では、パルス発生回路10か
ら入力されたパルスにより高周波電流を出力する回路と
してコルピッツ回路11を用いたが、これと同様の機能を
有する別の回路を用いてもよい。
ら入力されたパルスにより高周波電流を出力する回路と
してコルピッツ回路11を用いたが、これと同様の機能を
有する別の回路を用いてもよい。
【0033】次に、本発明の第2実施例を図4に基づい
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0034】本実施例は、下カバー4 の振動部8 が配さ
れる箇所の下面に凸曲状をなす振動集中部4bが形成さ
れ、当接部4aに大略環状をなす所定厚みの粘着部材18が
設けられている。振動集中部4bの高さは、粘着部材18の
厚みと略同じ又はそれより高くしてある。
れる箇所の下面に凸曲状をなす振動集中部4bが形成さ
れ、当接部4aに大略環状をなす所定厚みの粘着部材18が
設けられている。振動集中部4bの高さは、粘着部材18の
厚みと略同じ又はそれより高くしてある。
【0035】したがって、本実施例は、振動集中部4bが
当接部4aの平坦面より人体に当接しやすくなり、振動集
中部4bが人体に当接部4aの振動を集中して伝達するの
で、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に知ら
しめることができる。
当接部4aの平坦面より人体に当接しやすくなり、振動集
中部4bが人体に当接部4aの振動を集中して伝達するの
で、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に知ら
しめることができる。
【0036】また、本実施例は、当接部4aを粘着部材18
を介して人体に張り付けることが可能となるので、高周
波治療器1 が患部からずれるのを防止することができ
る。
を介して人体に張り付けることが可能となるので、高周
波治療器1 が患部からずれるのを防止することができ
る。
【0037】次に、本発明の第3実施例を図5に基づい
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0038】本実施例では、振動集中部4bとプリント基
板6 との間に空間ができるように、下カバー4 の振動集
中部4bが他の箇所より薄肉に形成され、前記空間に振動
部8が配されている。
板6 との間に空間ができるように、下カバー4 の振動集
中部4bが他の箇所より薄肉に形成され、前記空間に振動
部8が配されている。
【0039】したがって、本実施例は、振動集中部4bが
薄肉に形成されているので、振動部8 により下カバー4
が振動したとき振動集中部4bの振動がさらに大きくな
り、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に知ら
しめることができる。
薄肉に形成されているので、振動部8 により下カバー4
が振動したとき振動集中部4bの振動がさらに大きくな
り、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に知ら
しめることができる。
【0040】次に、本発明の第4実施例を図6に基づい
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0041】本実施例では、下カバー4 の下面に所定深
さの溝部4cが形成され、この溝部4cと略同型の粘着部材
18が収納されている。
さの溝部4cが形成され、この溝部4cと略同型の粘着部材
18が収納されている。
【0042】したがって、本実施例は、当接部4aと人体
との間の距離が無くなるので、下カバー4 の振動が粘着
部材18に吸収されるのを抑えることができる。
との間の距離が無くなるので、下カバー4 の振動が粘着
部材18に吸収されるのを抑えることができる。
【0043】なお、本実施例では、下カバー4 の溝部4c
の深さと粘着部材18の厚みとを略同じとしたが、溝部4c
の深さを粘着部材18の厚みより若干浅くしてもよい。
の深さと粘着部材18の厚みとを略同じとしたが、溝部4c
の深さを粘着部材18の厚みより若干浅くしてもよい。
【0044】次に、本発明の第5実施例を図7に基づい
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
て説明する。なお、先の実施例と実質的に同様な機能を
有する部材については、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0045】本実施例では、ケース14が透明性を有する
部材により形成され、ケース14の上方にあたる上カバー
3 に孔部3aが形成されている。
部材により形成され、ケース14の上方にあたる上カバー
3 に孔部3aが形成されている。
【0046】したがって、本実施例は、高周波治療器1
を人体に装着しない場合、使用者が孔部3aから磁石体16
を観察することが可能となるので、磁石体16が運動して
いるか否かにより作動状態又は停止状態を使用者に知ら
しめることができる。
を人体に装着しない場合、使用者が孔部3aから磁石体16
を観察することが可能となるので、磁石体16が運動して
いるか否かにより作動状態又は停止状態を使用者に知ら
しめることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の高周波治療器は、アンテ
ナから高周波電磁界が出力されているときすなわち作動
状態にあるとき振動発生手段に所定の電流が入力されて
当接部が振動し、アンテナから高周波電磁界が出力され
ないときすなわち停止状態にあるとき振動発生手段に所
定の電流が入力されず当接部が振動しないので、当接部
が人体に振動を与えるか否かにより、作動状態又は停止
状態を使用者に容易に知らしめることができる。
ナから高周波電磁界が出力されているときすなわち作動
状態にあるとき振動発生手段に所定の電流が入力されて
当接部が振動し、アンテナから高周波電磁界が出力され
ないときすなわち停止状態にあるとき振動発生手段に所
定の電流が入力されず当接部が振動しないので、当接部
が人体に振動を与えるか否かにより、作動状態又は停止
状態を使用者に容易に知らしめることができる。
【0048】請求項2記載の高周波治療器は、請求項1
記載の効果に加え、振動発生手段を単純な構成で容易に
実現することができる。
記載の効果に加え、振動発生手段を単純な構成で容易に
実現することができる。
【0049】請求項3記載の高周波治療器は、請求項2
記載の効果に加え、ケースの内部に変動磁界が発生する
と磁石体が影響を受けて振動又はケースの内壁に衝突し
ケースが振動するので、振動部に低周波電流が入力され
たとき瞬時に当接部を振動させることができる。
記載の効果に加え、ケースの内部に変動磁界が発生する
と磁石体が影響を受けて振動又はケースの内壁に衝突し
ケースが振動するので、振動部に低周波電流が入力され
たとき瞬時に当接部を振動させることができる。
【0050】請求項4記載の高周波治療器は、請求項1
乃至3の何れかに記載の効果に加え、振動集中部が人体
に当接部の振動を集中して伝達するので、作動状態又は
停止状態を使用者にさらに容易に知らしめることができ
る。
乃至3の何れかに記載の効果に加え、振動集中部が人体
に当接部の振動を集中して伝達するので、作動状態又は
停止状態を使用者にさらに容易に知らしめることができ
る。
【0051】請求項5記載の高周波治療器は、請求項4
記載の効果に加え、振動集中部の振動がさらに大きくな
るので、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に
知らしめることができる。
記載の効果に加え、振動集中部の振動がさらに大きくな
るので、作動状態又は停止状態を使用者にさらに容易に
知らしめることができる。
【0052】請求項6記載の高周波治療器は、請求項1
乃至5の何れかに記載の効果に加え、当接部を粘着部材
を介して人体に貼り付けることが可能となるので、高周
波治療器が患部からずれるのを防止することができる。
乃至5の何れかに記載の効果に加え、当接部を粘着部材
を介して人体に貼り付けることが可能となるので、高周
波治療器が患部からずれるのを防止することができる。
【0053】請求項7記載の高周波治療器は、請求項6
記載の効果に加え、当接部と人体との間の距離が小さく
又は無くなるので、当接部の振動が粘着部材に吸収され
るのを抑えることができる。
記載の効果に加え、当接部と人体との間の距離が小さく
又は無くなるので、当接部の振動が粘着部材に吸収され
るのを抑えることができる。
【0054】請求項8記載の高周波治療器は、請求項3
乃至7の何れかに記載の効果に加え、高周波治療器を人
体に装着しない場合、使用者が孔部から磁石体を観察す
ることが可能となるので、磁石体が運動しているか否か
により作動状態又は停止状態を使用者に知らしめること
ができる。
乃至7の何れかに記載の効果に加え、高周波治療器を人
体に装着しない場合、使用者が孔部から磁石体を観察す
ることが可能となるので、磁石体が運動しているか否か
により作動状態又は停止状態を使用者に知らしめること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例の回路ブロック図である。
【図2】その断面図である。
【図3】その人体に装着した状態を示す使用説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例の断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の(a)粘着部材を除いた
状態の斜視図、(b)粘着部材の斜視図である。
状態の斜視図、(b)粘着部材の斜視図である。
【図7】本発明の第5実施例の断面図である。
【図8】一従来例の高周波治療器を示すものであり、
(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図であ
る。
(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図であ
る。
【図9】別の従来例の高周波治療器及び充電器を示す破
断斜視図である。
断斜視図である。
1 高周波治療器 2 ハウジング 3a 孔部 4a 当接部 4b 振動集中部 4c 溝部 5 蓄電池 7 アンテナ 8 振動部 12 高周波発振手段 13 分周回路 14 ケース 15 コイル 16 磁石体 17 振動発生手段 18 粘着部材
Claims (8)
- 【請求項1】 人体に当接する当接部を有した外郭をな
すハウジングと、ハウジングの内部に設けられた電源装
置と、電源装置から入力された電流により高周波電流を
出力する高周波発振手段と、高周波発振手段から入力さ
れた高周波電流により外部に高周波電磁界を出力するア
ンテナとを備えた高周波治療器において、前記高周波発
振手段から所定の電流を入力し該所定の電流を低周波電
流に変換し当接部を振動させる振動発生手段を設けてな
る高周波治療器。 - 【請求項2】 前記振動発生手段は、高周波発振手段か
ら入力された所定の電流により低周波電流を出力する周
波数低減回路と、周波数低減回路から入力された低周波
電流により当接部を振動させる振動部とからなる請求項
1記載の高周波治療器。 - 【請求項3】 前記振動部は、非磁性体からなるケース
と、周波数低減回路から入力された低周波電流によりケ
ースの内部に変動磁界を発生するようケースの周囲に巻
回されたコイルと、ケースの内部に配された磁石体とか
らなる請求項2記載の高周波治療器。 - 【請求項4】 前記当接部に、人体に当接したとき当接
部の振動を集中して伝達する振動集中部を設けてなる請
求項1乃至3の何れかに記載の高周波治療器。 - 【請求項5】 前記振動集中部を、それが振動したとき
振動が大きくなるよう薄肉に形成してなる請求項4記載
の高周波治療器。 - 【請求項6】 前記当接部に、所定厚みの粘着部材を設
けてなる請求項1乃至5の何れかに記載の高周波治療
器。 - 【請求項7】 前記当接部に、粘着部材が一定量埋没し
た状態でこれを収納する溝部を設けてなる請求項6記載
の高周波治療器。 - 【請求項8】 前記ケースは、透明性を有する部材によ
り形成され、前記ハウジングは、ケースの内部を観察で
きる箇所に孔部を設けてなる請求項3乃至7の何れかに
記載の高周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29720294A JPH08150222A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29720294A JPH08150222A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高周波治療器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150222A true JPH08150222A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17843508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29720294A Pending JPH08150222A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 高周波治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08150222A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101105922B1 (ko) * | 2009-06-04 | 2012-01-17 | 치앙 치-청 | 재생기 기능을 가지는 양방향 치료 장치 |
JP2015509812A (ja) * | 2013-02-13 | 2015-04-02 | ハバロン メヂ アンド ビューティー カンパニー リミテッド | バッテリー内蔵型携帯用高周波治療器 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29720294A patent/JPH08150222A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101105922B1 (ko) * | 2009-06-04 | 2012-01-17 | 치앙 치-청 | 재생기 기능을 가지는 양방향 치료 장치 |
JP2015509812A (ja) * | 2013-02-13 | 2015-04-02 | ハバロン メヂ アンド ビューティー カンパニー リミテッド | バッテリー内蔵型携帯用高周波治療器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |