JP2533734Y2 - 確認音発生装置 - Google Patents

確認音発生装置

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JP2533734Y2
JP2533734Y2 JP1991003715U JP371591U JP2533734Y2 JP 2533734 Y2 JP2533734 Y2 JP 2533734Y2 JP 1991003715 U JP1991003715 U JP 1991003715U JP 371591 U JP371591 U JP 371591U JP 2533734 Y2 JP2533734 Y2 JP 2533734Y2
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JP
Japan
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waterproof case
confirmation sound
piezoelectric element
metal plate
sounding body
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JP1991003715U
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Inventor
司郎 田中
進 中川
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進 中川
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防水ケースに収容され
ている通信装置の電波の送信、電波の受信などの動作を
確認するための確認音を発生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場では、ゴルフバックを運搬する
ためのカートが用いらている。カートは、地中に埋設さ
れている誘導線路に沿って誘導され、カートの発進およ
び停止は無線装置で制御される。無線装置は、防水ケー
スと、該防水ケースに収容され、カートの発進および停
止を指示するための電波を送信する送信手段と、操作ボ
タンが前記防水ケースに外部から操作可能に取り付けら
れ、該操作ボタンの押し動作によって送信手段の電波送
信動作を入り切りするスイッチとを備える。カートの使
用時、ゴルフプレーヤは無線装置を携帯する。無線装置
の防水ケースは、プレーヤのベルトにかけられる。 プ
レーヤは、無線装置の操作ボタンを押し、スイッチの入
り動作によって送信手段からカートの発進を指示する電
波が送信される。カートは電波を受け、発進される。次
いで、プレーヤは、カートが所定の場所まで到達する時
に、操作ボタンを押す。スイッチは入り動作され、送信
手段からカートの停止を指示する電波が送信される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、プレーヤが操
作ボタンの押し動作をするとき、プレーヤの押し動作が
確実にされないことがあり、プレーヤが望む位置にカー
トを停止させ、またプレーヤが望む位置までカートを移
動させることができない。プレーヤの操作ボタンの押し
動作が確実に行われたか否かをプレーヤに認知させるた
めに、操作ボタンが押されるごとに確認音を出す発音装
置を防水ケース内に設けることが考えられる。しかし、
防水ケース内は外部と遮断されているから、発音装置の
発音体を防水ケースの外部に露出する必要があり、防水
ケースと発音体との間の防水性を維持することは難し
い。その結果、防水ケースの防水性能が損なわれること
がある。
【0004】本考案の目的は、防水ケースの防水性能を
損なうことなく、該防水ケースに収容されている通信装
置の動作確認を確実にすることができる確認音発生装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、電波の送信お
よび受信の内の少なくともいずれか一方をする通信装置
とともに防水ケースに収容され、該防水ケースの外郭を
形成する平板部と共働して可聴音を発生する確認音発生
装置であって、前記通信装置の動作に合わせて可聴音帯
域の周波数の交流信号を発振する周波数発振手段と、前
記平板部に取り付けられ、前記交流信号で駆動される発
音体と、前記平板部に一端を取り付けられ、該平板部の
内面から前記防水ケースの内部空間に向けて伸びる棒状
の指示部材とを備え、前記発音体は、両面に前記交流信
号が印加される電極が形成され、前記平板部に対向する
板状の圧電素子と、該圧電素子の一方の面に固着されて
いる金属板とを有し、該金属板の中央部が前記指示部材
の他端に固着されている確認音発生装置である。前記金
属板は円板であることが好ましい。
【0006】
【作用】前記通信装置の電波の送信、受信などの動作
時、前記周波数発振手段は、可聴音帯域の周波数の交流
信号を発振する。交流信号は前記圧電素子の各面の電極
に印加される。前記圧電素子は励振され、その半径方向
に振動変位が発生する。前記圧電素子の振動変位にとも
ない前記金属板は屈曲振動され、前記発音体から防水ケ
ースに音波が放射される。前記発音体は前記防水ケース
の平板部に取り付けられていることにより、前記平板部
は前記音波で振動されるから、該平板部の振動によって
音波が防水ケースの外部に放射され、該音波は確認音と
して利用者の耳に到達する。その結果、前記通信装置の
情報伝達動作が確実にされたことを利用者に知らせるこ
とができる。また、発音体はそれに対向する防水ケース
の平板部と共働して防水ケースの外部に音波を放射する
から、防水ケースの防水性能は損なわれない。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の確認音発生装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本考案の確
認音発生装置および該確認音発生装置で動作確認される
無線装置が収容されている防水ケースの縦断面図、図2
は図1の防水ケースに収容されている確認音発生装置と
無線装置との関係を示すブロック図である。
【0008】ゴルフ場では、ゴルフバッグを運搬するた
めのカートが用いられている。カートは、地面に埋設さ
れている誘導線路に沿って誘導され、カートの発進およ
び停止は無線装置10で制御される。
【0009】無線装置10は防水ケース12を備える。
防水ケース12は直方体状の箱体からなる。防水ケース
12の上板の中央部には、その厚さ方向に貫通する穴1
4が設けられている。穴14はカバー16で覆われてい
る。カバー16はゴム部材からなり、その中央部には防
水ケースの内部にむけて突出する突部18が設けられて
いる。カバー16の縁部は、防水ケース12の上板に固
着されている。防水ケース12の上板には、支持板20
が取りつけられている。支持板20は、穴14に対向す
るように防水ケース12の内部に配置されている。防水
ケース12の上板には、支持部材22が取り付けられて
いる。支持部材22は前記上板に対して鉛直方向下方に
向けて伸びる棒状部材からなり、その上端は防水ケース
12の上板に固定されている。
【0010】防水ケース12には、カートの発進および
停止を指示するための電波を送信する送信手段24が収
容されている。送信手段24は、所定の周波数を有する
電波を一定の間隔で一定の時間だけ送信する。送信手段
24の送信動作はスイッチ26の操作ボタン28の押し
動作によって起動される。スイッチ26は支持板20に
固定されている。スイッチ26はその操作ボタン28が
カバー16の突部18に接触するようにカバー16と支
持板20との間に配置されている。
【0011】防水ケース12には、確認音発生装置30
が収容されている。確認音発生装置30は、スイッチ2
6の入り動作によって起動される周波数発振手段32を
備える。周波数発振手段32は、送信手段24に一体的
に組み込まれている回路からなる。周波数発振手段32
は、その起動後、一定の時間だけ可聴周波数帯域の周波
数を有する交流信号を発振する。周波数発振手段32か
ら発振される交流信号は発音体34に印加される。
【0012】発音体34は、薄い円板状の圧電素子36
を有する。圧電素子36の中央部には、その厚さ方向に
貫通する穴(図示せず)が設けられている。圧電素子3
6の両面には電極がそれぞれ形成されている。周波数発
振手段32からの交流信号は、圧電素子36の各面の電
極に印加される。
【0013】圧電素子36の一方の面には金属板38が
固着されている。金属板38は平面形状が円形の金属板
からなり、該金属板の直径寸法は圧電素子36の直径寸
法より大きい。金属板38の中央部には、その厚さ方向
に貫通する穴(図示せず)が設けられている。金属板3
8は、その穴が圧電素子36の穴に整合するように圧電
素子36の一方の面に配置されている。
【0014】発音体34は、支持部材22に取り付けら
れている。金属板38の穴および圧電素子36の穴に
は、支持部材22の下端が差し込まれ、支持部材22の
ねじ部は、圧電素子36の他方の面側に配置されている
ナット40に螺合されている。発音体34は、金属板3
8が上方に位置するように防水ケース12内に配置され
ている。
【0015】無線装置10の使用時、ゴルフプレーヤは
無線装置10を携帯する。無線装置10の防水ケース1
2はプレーヤのベルトにかけられ、プレーヤの腰部側方
に配置される。次いで、プレーヤは一方の手の人差し指
でカバー16を押し込む。スイッチ26の操作ボタン2
8はカバー16の突部18で押され、スイッチ26は入
り動作する。送信手段24はスイッチ26の入り動作に
基づき電波を送信し、これと同時に、周波数発振手段3
2は、交流信号を発生する。交流信号は圧電素子36の
各面の電極に印加される。圧電素子36は励振され、そ
の半径方向に振動変位が発生する。圧電素子36の振動
変位にともない金属板38は屈曲振動され、発音体34
から防水ケース12内に音波が放射される。
【0016】金属板38は支持部材22の下端に固定さ
れていることにより、支持部材22の上端が固定されて
いる防水ケース12の上板は前記音波で振動されるか
ら、該上板の振動によって音波が防水ケース12の外部
に放射され、該音波はプレーヤに確認音として到達す
る。その結果、操作ボタン28の押し動作およびカート
の発進指示が確実にされたことをプレーヤに知らせるこ
とができる。また、発音体34はそれに対向する防水ケ
ース12の上板と共働して防水ケース12の外部に音波
を放射するから、防水ケース12の防水性能は損なわれ
ない。
【0017】カートを停止させるとき、プレーヤは、カ
ートの発進指示と同様に、操作ボタンの押し動作をす
る。操作ボタンの押し動作によって、スイッチ26が入
り動作したとき、防水ケース12から確認音が発生さ
れ、操作ボタン28の押し動作およびカートの停止が確
実にされたことをプレーヤに知らせることができる。
【0018】なお、本実施例では、電波の送信動作を確
認音発生装置30で確認しているが、電波の受信により
情報を得る通信装置の受信動作の確認に本考案の確認音
発生装置を用いることができる。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、前記発音体が前記防水
ケースの平板部に取り付けられていることにより、前記
発音体の駆動とともに前記平板部は振動されるから、該
平板部の振動によって音波が防水ケースの外部に放射さ
れ、該音波は確認音として利用者の耳に到達する。その
結果、前記通信装置の情報伝達動作が確実にされたこと
を利用者に知らせることができる。また、前記発音体は
それに対向する防水ケースの平板部と共働して防水ケー
スの外部に音波を放射するから、防水ケースの防水性能
は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の確認音発生装置および該確認音発生装
置で動作確認される無線装置が収容されている防水ケー
スの縦断面図。
【図2】図1の防水ケースに収容されている確認音発生
装置と無線装置との関係を示すブロック図。
【符号の説明】
10 無線装置 12 防水ケース 30 確認音発生装置 32 周波数発振手段 34 発音体 36 圧電素子 38 金属板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波の送信および受信の内の少なくともい
    ずれか一方をする通信装置とともに防水ケースに収容さ
    れ、該防水ケースの外郭を形成する平板部と共働して可
    聴音を発生する確認音発生装置であって、前記通信装置
    の動作に合わせて可聴音帯域の周波数の交流信号を発振
    する周波数発振手段と、前記平板部に取り付けられ、前
    記交流信号で駆動される発音体と、前記平板部に一端を
    取り付けられ、該平板部の内面から前記防水ケースの内
    部空間に向けて伸びる棒状の支持部材とを備え、前記発
    音体は、両面に前記交流信号が印加される電極が形成さ
    れ、前記平板部に対向する板状の圧電素子と、該圧電素
    子の一方の面に固着されている金属板とを有し、該金属
    板の中央部が前記支持部材の他端に固着されている確認
    音発生装置。
  2. 【請求項2】前記金属板が円板である請求項1に記載の
    確認音発生装置。
JP1991003715U 1991-01-10 1991-01-10 確認音発生装置 Expired - Lifetime JP2533734Y2 (ja)

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JPH0494876U JPH0494876U (ja) 1992-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56107646A (en) * 1980-01-30 1981-08-26 Hitachi Ltd Transmitter for remote control equipment
JPS62188834U (ja) * 1986-05-20 1987-12-01

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