JPH09261339A - 加入電話別発信規制方法およびその装置 - Google Patents

加入電話別発信規制方法およびその装置

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JPH09261339A
JPH09261339A JP6790396A JP6790396A JPH09261339A JP H09261339 A JPH09261339 A JP H09261339A JP 6790396 A JP6790396 A JP 6790396A JP 6790396 A JP6790396 A JP 6790396A JP H09261339 A JPH09261339 A JP H09261339A
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JP
Japan
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call
subscriber telephone
upper limit
cumulative
telephone
Prior art date
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JP6790396A
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English (en)
Inventor
Yutaka Maezawa
豊 前沢
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH09261339A publication Critical patent/JPH09261339A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の加入電話別に所定の範囲内で発信通話
を規制する。 【解決手段】 特定の加入電話ごとに設定される通話度
数の上限値が格納される特定加入電話別発信上限値テー
ブル12と、特定の加入電話の累計通話度数を算出する
累計通話度数計算部20と、設定された通話度数の上限
値と特定の加入電話の累計通話度数とを比較して、該加
入電話の発信を許可するか否かを判定する比較判定部3
0と、発信を許可しないと判定した加入電話にトーキー
などにより発信を停止する旨通知する発信停止通知部4
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換システム
における加入電話別の発信規制方法とその装置に関し、
特に特定の加入電話に対する発信規制方法とその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の加入電話の発信を規制する
技術として、例えば、料金滞納の加入者に対しては、料
金を支払うように督促したのち、なお滞納が続く場合
は、所定の期間経過後に該当の加入電話に対する通話停
止の処理を行なって課金センターのデータベースに登録
し、料金支払いが行なわれると、その通話停止を解除し
ていた。各交換機では、各加入電話の発呼を検出する
と、呼接続動作を開始する前にデータベースにその呼の
接続の可否を問い合わせていた。
【0003】上述の呼の接続可否を問い合わせる技術と
しては、例えば、特開平01−105653号「通信網
経由呼接続方式」には、料金滞納状態の発生、もしくは
その解除に応じてデータベースから呼接続停止指示、も
しくは呼接続停止解除指示を送出することにより、呼発
生ごとに交換局からデータベースに対してその呼の接続
可否を問い合わせるトラヒックを減少し、異なる通信業
者等の複数の課金方式の通信網を経由して接続される料
金不払いの加入者に対する呼の発信規制方式が開示され
ている。
【0004】また、例えばPBX等の加入者が内線から
外線への発信を規制する手段として、特開平01−24
3661号「ボタン電話装置」には、各端末に、加入者
が任意に設定した予算通話料金および使用通話料金を表
示する通話料金表示部と、使用通話料金を計算する通話
料金計算部と、予算通話料金と使用通話料金を対比して
自動的にその端末の発信を規制するとともに、発信が規
制されたことを示す発信規制表示部とを備えたボタン電
話装置が開示されている。
【0005】一方、前払いした通話料金の範囲内で通話
を許すシステムとしては、公衆電話のいわゆるテレホン
カードなどのシステムがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
技術の第1例は、各加入電話の通話情報が複数の交換局
に対して1つの課金センターのデータベースに集中して
管理される比較的大規模なネットワークに適用され、課
金センターのデータベースから各交換局に対して過去に
通話料金を滞納した加入電話の呼接続停止および解除を
指示するもので、不払いの通話料金は未回収のままとな
る恐れがあり、また、課金センターを設けない比較的小
規模のネットワークにおいて、各交換局ごとに個別に適
用するためにはシステムを構成するために多額の費用を
要するという問題点がある。
【0007】また、第2例は、各端末の加入者が自主的
に発信度数の限度を定めるもので、通話料金を払わない
ような不正加入者を交換局側で防止することはできない
という問題点がある。
【0008】また、料金不払い防止のために予想通話度
数に応じた預託金制度を採用するという方法もあるが、
預託金に相当する通話度数より遥かに多い通話をして行
方不明となる不正な加入者があり、従来の設備のままで
は、預託金を超える通話料金が回収されないという問題
点もある。
【0009】また、いわゆるダイヤルQ2などとして、
加入者の知らない間にその家族や他人などが長時間の通
話を行い、身に覚えのない多額の料金を請求されたとし
て問題となり、その防止方法が求められている。
【0010】一方、いわゆるテレホンカードのシステム
は、元来、不特定多数の人が利用する公衆電話を対象と
したもので、一般の加入電話に適用するためには、各加
入電話機毎にカードの読取り、残り度数の孔明け表示な
どの付加装置を必要とし、交換機側にもこれらの加入電
話をそれぞれ公衆電話群と同様の群に収容替えしなけれ
ばならないという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、小規模の交換網において
も適用可能な、特定の加入電話別に所定の範囲内で発信
通話を規制できる加入電話別発信規制方法とその装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の加入電話別の発
信規制方法は、特定の各加入電話に対して個別に発信可
能な通話度数の上限値を設定し、特定の各加入電話から
の発信を検出したとき、該加入電話の発信に係る累計通
話度数を検出して設定された通話度数上限値と比較し、
累計発信通話度数が通話度数上限値を超えるときは、該
加入電話の発信を停止することを特徴とする。
【0013】また、特定の加入電話の発信を検出したと
き、まず、ダイヤルされた相手電話番号を検出して、そ
の相手電話番号が無料扱いの電話番号のときは発信を許
し、有料扱いの電話番号のときは、設定された発信可能
な通話度数の上限値と比較して発信の可否を判定しても
よい。
【0014】本発明の加入電話別の発信規制装置は、特
定の加入電話ごとに個別の発信可能な通話度数の上限値
が設定されて格納されるデータベースと、特定の加入電
話の発信を検出したとき、該加入電話からの発信に係る
累計通話度数を検出する累計通話度数検出手段と、累計
通話度数を設定された通話度数の上限値と比較して、該
加入電話の発信を許可するか否かを判定する発信可否判
定手段と、発信を許可しないと判定した加入電話に通話
可能限度超過のため発信を停止する旨通知してその発信
を停止する発信停止通知手段とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の加入電話別の発信規制方式
の1実施例の概要図、図2は図1の実施例の流れ図、図
3は図1の実施例の初期値設定の流れ図である。
【0017】図1において、本実施例の加入電話別発信
規制装置は、加入電話2の加入者からの申し出で、また
は預託金などにより予め定められる特定加入電話の発信
通話度数の上限値が格納される特定加入電話別発信上限
値テーブル12および各加入電話の発信ごとに通話度数
が記憶される加入電話別通話度数テーブル14とが格納
されるデータベース10と、加入電話別通話度数テーブ
ル14のデータにより指定された特定の加入電話の所定
の時期(通常は料金月として定められる期間の始め)か
ら現在までの累計通話度数を算出する累計通話度数計算
部20と、特定加入電話別発信上限値テーブル12およ
び累計通話度数計算部20の値を比較して、累計の通話
度数が上限値を超える場合は、該当の加入電話から発信
の呼の接続動作を停止する指示信号を電子交換機1の回
線接続部に送り、累計の通話度数が上限値を超えない場
合は、該当の加入電話の接続動作を進行する指示信号を
送る比較判定部30と、比較判定部30が発呼の接続動
作を停止する信号を送ったとき、該当の加入電話に対し
てその発信が通話可能限度超過により規制されたことを
トーキーにより通知する発信停止通知部40とからな
る。
【0018】加入電話別通話度数テーブル14に記録さ
れる通話度数は、加入電話ごとの発信回数および通話時
間に応じて目盛りを進める積算型の通話度数計から読み
取られる通話度数でもよく、あるいは、発信電話番号、
着信電話番号、発信時刻、終話時刻などの詳細記録であ
ってもよい。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
【0020】先ず、データベース10の特定加入電話別
発信上限値テーブル12には、予め、発信規制の対象と
なる特定の加入電話2ごとの加入電話番号と、その加入
者からの申し出で、または預託金などにより、発信可能
な通話度数の上限値Uが定められて格納されている。
【0021】電子交換機1が加入電話からの発呼を検出
すると、その発呼が特定の加入電話2からの発呼である
ことを検出し(ステップS1)、ダイヤルされた相手番
号が110,119などの無料電話であるかを調べ(ス
テップS2)、無料電話の場合はその発信を許して相手
番号に接続する(ステップS3)。
【0022】ステップS2で相手番号が有料電話の場合
は、特定加入電話別発信上限値テーブル12により、そ
の特定加入電話2について設定された発信通話度数の上
限値Uを検索し(ステップS4)、続いて、加入電話別
通話度数テーブル14を検索してその特定加入電話2の
これまでの通話度数の累計値Cを計算する(ステップS
5)。次に、この発信通話度数上限値Uと通話度数の累
計値Cとを比較して(ステップS6)、発信通話度数上
限値Uが通話度数の累計値C以下の場合は、その発呼の
接続を許して電子交換機1に通常の接続動作を進めるよ
う指示信号を送る(ステップS8)。ステップS6で発
信通話度数上限値Uが通話度数の累計値Cを超えると判
定されたときは、電子交換機1にその発呼の接続を停止
する指示信号を送るとともに、発信停止通知部40に信
号を送って、その特定加入電話2にその発信が通話可能
限度超過のため規制されたことをトーキーにより通知す
る(ステップS7)。
【0023】本実施例では、特定加入電話から緊急用の
無料扱いの電話への発信を認め、また、発信のみを規制
して着信については何等規制しないこととしているが、
発信通話度数の累計が設定された通話度数の上限値を超
えた場合に警報を発して、保守者などによりその特定加
入電話の発着信ともに完全に通話停止とすることもでき
る。
【0024】また、本発明は、加入者から特に申し出で
のあった特定の加入電話や、新規の加入者中の料金不払
いの疑いのある少数の加入電話などを対象とするもの
で、上述のように大規模な設備を必要とせず、課金セン
ターを有しない小規模の交換網の交換局にも容易に適用
できる。
【0025】
【発明の効果】上述のように本発明は、預託金制度や加
入者からの申し出などにより、特定の加入電話に対して
個別に発信可能な通話度数の上限値を設定し、特定の加
入電話からの発信を検出したとき、該加入電話の発信に
係る累計通話度数を検出して設定された通話度数上限値
と比較し、累計発信通話度数が通話度数上限値を超える
ときは、該加入電話の発信を停止することにより、多額
の通話料金の徴収漏れが発生することを防止できる効果
がある。
【0026】また、特定の加入電話ごとに通話度数の上
限値が格納されるデータベースと、特定の加入電話の累
計通話度数を検出する累計通話度数検出手段と、該加入
電話の発信を許可するか否かを判定する発信可否判定手
段と、発信を許可しないと判定した加入電話に発信を停
止する旨通知する発信停止通知手段とを備えることによ
り、各交換局ごとにそれぞれの事情に応じて容易に実施
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入電話別の発信規制装置の1実施例
のブロック図である。
【図2】図1の実施例の流れ図である。
【符号の説明】
1 電子交換機 2 特定加入電話 10 データベース 12 特定加入電話別発信上限値テーブル 14 累計通話度数格納部 20 累計通話度数計算部 30 比較判定部 40 発信停止通知部 S1〜S9 ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別判定による加入電話別発信規制方法
    において、 特定の加入電話に対して個別に発信可能な通話度数の上
    限値を設定し、 前記特定の加入電話からの発信を検出したとき、該加入
    電話の発信に係る累計通話度数を算出して前記設定され
    た通話度数上限値と比較し、 前記累計通話度数が前記通話度数上限値を超えるとき
    は、該加入電話の発信を停止することを特徴とする加入
    電話別発信規制方法。
  2. 【請求項2】 特定の加入電話からの発信を検出したと
    き、まず、ダイヤルされた相手電話番号を検出して、相
    手電話番号が無料扱いの電話番号のときは発信を許し、
    有料扱いの電話番号のときは、該当の加入電話ごとに設
    定された通話度数上限値と比較して発信の可否を判定す
    る請求項1に記載の加入電話別発信規制方法。
  3. 【請求項3】 電子交換システムの加入電話別発信規制
    装置において、 特定の加入電話ごとに個別の発信可能な通話度数の上限
    値が設定されて格納されるデータベースと、 前記特定の加入電話の発信を検出したとき、該加入電話
    の発信に係る累計通話度数を検出する累計通話度数検出
    手段と、 前記累計通話度数を前記発信可能な通話度数の上限値と
    比較して、該加入電話の発信を許可するか否かを判定す
    る発信可否判定手段と、 発信を許可しないと判定した加入電話に、通話可能限度
    超過のため発信を停止する旨通知する発信停止通知手段
    とを有することを特徴とする加入電話別の発信規制装
    置。
  4. 【請求項4】 一旦発信を許可した加入電話に対して、
    通話中も累計通話度数検出手段により継続して通話度数
    の累計値を監視し、通話度数の累計値が発信可能な通話
    度数の上限値を超えたときは、その加入電話を発信停止
    通知手段に切換えて接続する請求項3に記載の加入電話
    別の発信規制装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219687A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Japan Communication Inc ネットワーク接続通信システム
KR101016094B1 (ko) * 2008-11-06 2011-02-17 주식회사 케이티 이동통신 시스템의 메시지 처리 시스템 및 방법
JP2011205404A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ntt Docomo Inc 装置及びシステム

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