JPH06276316A - 通話料金課金システム - Google Patents

通話料金課金システム

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JPH06276316A
JPH06276316A JP5081094A JP8109493A JPH06276316A JP H06276316 A JPH06276316 A JP H06276316A JP 5081094 A JP5081094 A JP 5081094A JP 8109493 A JP8109493 A JP 8109493A JP H06276316 A JPH06276316 A JP H06276316A
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JP
Japan
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call
charge
terminal
service
charging
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JP5081094A
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English (en)
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Tadamitsu Kawamura
忠満 河村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動着信課金サービス契約端末に対する不正
な通話料金の過剰負担や不利益などを軽減できる通話料
金課金システムを提供する。 【構成】 自動着信課金サービスの契約に際し、予め課
金負担情報として、課金負担情報設定装置14により課
金負担情報記憶装置13内に、各サービス契約端末識別
番号毎に着信側の課金比率を設定しておき、このサービ
スを利用した通話の通話料金を計算する場合に、この課
金比率を参照して着信側および発信側の通話料金負担額
を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話料金課金システム
に関し、特に通話料金負担を発信側と着信側とに任意に
分割し課金する通話料金課金システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通話料金の課金方法に関するサービスと
して、発信側が負担する一般的な課金方法の他に、自動
的に着信側が全額負担する自動着信課金サービス(例え
ば、フリーダイヤル)が既に運用されており、これを実
現する方法として、従来、図4に示すような通話料金課
金システムが提案されている(例えば、特開平3−89
758号公報)。
【0003】同図において、1は発信側交換機2に収容
されている発信側端末、3は着信側交換機4に収容され
ている着信側端末であり、5は発信側交換機2と着信側
交換機4を接続する交換機である。また、40は自動着
信課金サービスを利用した呼の接続制御処理、およびそ
の通話料金の課金処理を行うサービスセンタであり、交
換機5に接続されている。このサービスセンタ40は、
交換機5から受信したサービス契約端末識別番号をその
契約端末が持つ本来の電話番号に変換する電話番号変換
装置41と、課金されるべき電話番号と通話度数に応じ
て通話料金を計算する通話料金計算装置42とから構成
されている。
【0004】次に、従来の通話料金課金システムの動作
について、図4を参照して説明する。まず、このような
通話料金を着信側が全額負担する自動着信課金サービス
を契約した契約者に対して、契約端末が本来持つ電話番
号とは別に、このサービス契約端末識別番号を付与され
る。また、このサービスを利用した呼を識別するため
に、共通の着信課金識別番号(例えば、0120)が設
けられている。従って、任意の端末からこのサービスを
利用してサービス契約者に電話をかける場合には、着信
課金識別番号に続いてサービス契約端末識別番号をダイ
ヤルすることになる。
【0005】今、この自動着信課金サービスを契約して
いる着信側端末3に対して、このサービスを利用して発
信側端末1から電話をかける場合、発信側端末1からは
着信課金識別番号に続いて着信側端末3に付与されたサ
ービス契約端末識別番号を送出する。交換機5は、発信
側交換機2を介して発信側端末1から受信した着信課金
識別番号により、自動着信課金サービスを利用する呼で
あることを認識して、この呼をサービスセンタ40へ接
続し電話番号の変換処理を依頼する。
【0006】サービスセンタ40の電話番号変換装置4
1は、交換機5からの着信課金識別番号およびサービス
契約端末識別番号からなる呼の受信により、自動着信課
金サービスに関する変換処理依頼であると判断し、装置
内部に備えるサービス契約端末情報を参照して、受信し
たサービス契約端末識別番号から、これに対応するサー
ビス契約端末すなわち着信側端末3が本来持つ電話番号
に変換するとともに、転送機能により発信側端末1から
の呼を交換機5へ折り返し、着信側端末3の本来の電話
番号を送出し転送接続する。これに応じて交換機5は、
この着信側端末3の電話番号からなる呼を、着信側交換
機4を介して着信側端末3に接続し、着信側端末3の応
答に応じて発信側端末1との通話が成立する。
【0007】また、サービスセンタ40の電話番号変換
装置41では、通話終了に応じて着信側交換機4から交
換機5を介して返送されてきた通話度数と、着信側端末
3本来の電話番号とを通話料金計算装置42へ送出し、
これに応じて通話料金計算装置42で通話料金が算出さ
れ着信側端末3すなわち自動着信課金サービスに契約し
ている端末に課金される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来の通話料金課金システムでは、自動着信課金サービス
の契約をしている場合、このサービスを利用した通話の
通話料金は着信側の全額負担となるため、本来サービス
契約者が全額負担すべきではない相手からの着信、ある
いは発信側が無料であることに起因するいたずら電話等
により、着信側すなわちサービス契約者の通話料金負担
が増大するばかりでなく、これによりサービス契約端末
が使用中となり本来の通話接続に支障をきたすものとな
り、特にこのサービスを商取引等に利用するためにサー
ビス契約端末識別番号を公開している場合には、その被
害はより顕著なものとなるという問題点があった。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、自動
着信課金サービス契約端末に対する不正な過剰負担や不
利益などを軽減でき、さらに個々の使用状況に合わせて
着信側および発信側の負担を任意に設定できる通話料金
課金システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による通話料金課金システムは、自動
着信課金サービス呼に基づく通話の通話料金に対する着
信側または発信側の課金負担情報を記憶する記憶手段を
設けて、この記憶手段に記憶された課金負担情報に基づ
き前記通話の通話料金を着信側と発信側とに分割課金す
るものである。
【0010】さらに、この課金負担情報は、着信側端末
に対して割当られた複数のサービス契約端末識別番号毎
に設けられているものである。
【0011】また、この課金負担情報は、着信側端末ま
たは発信側端末が負担する通話料金の割合を示すもので
ある。
【0012】また、この課金負担情報は、着信側端末ま
たは発信側端末が負担する通話料金の限度を示すもので
ある。
【0013】
【作用】従って、自動着信課金サービス呼に基づく通話
の通話料金は、課金負担情報記憶装置の課金負担情報に
基づき着信側端末および発信側端末にそれぞれ分割課金
される。
【0014】また、サービス契約端末識別番号毎に設定
された異なる課金負担情報に基づき分割課金される。
【0015】また、自動着信課金サービス呼に基づく通
話の通話料金は、比率によって分割されて発信側および
着信側に課金される。
【0016】また、自動着信課金サービス呼に基づく通
話の通話料金は、発信側または着信側どちらか一方の課
金限度まで課金され、残りの通話料金は他方に課金され
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である通話料金課金システ
ムを示すブロック構成図である。なお同図において、前
述の図面と同等の機能を備えるものは同一符号を付して
ある。図1において、10は自動着信課金サービスに関
する処理を行うサービスセンタであり、受信したサービ
ス契約端末識別番号を電話番号に変換するとともに、接
続制御を行う電話番号変換装置11、電話番号、通話度
数およびその課金比率から通話料金を算出する通話料金
計算装置12、サービス契約端末識別番号毎の課金比率
等の課金負担情報を記憶する課金負担情報記憶装置1
3、および課金負担情報記憶装置13に任意の課金比率
を設定する課金負担情報設定装置14から構成される。
【0018】また、図2は課金負担情報記憶装置13に
記憶されている課金負担情報リスト20である。同図に
おいて、21は自動着信課金サービスに契約と同時に付
与されるサービス契約端末識別番号、22はサービス契
約端末識別番号に対応する端末の本来持つ電話番号、2
3は課金負担情報として各サービス契約識別端末番号毎
に設定されている着信側の課金比率を示している。
【0019】次に本発明の動作を図1および2を参照し
て、自動着信課金サービスを契約している着信側端末3
に対して発信側端末1から電話をかけた場合の動作につ
いて説明する。なお、着信側端末3は図2に示すよう
に、1つの端末に対して3種類のサービス契約端末識別
番号が割り当てられており、さらに各サービス契約端末
識別番号21毎に異なる課金比率23が課金負担情報設
定装置14により設定されているものとする。
【0020】今、発信側端末1から着信課金識別番号
「0120」に続いて着信側端末3に付与されているサ
ービス契約端末識別番号のうちの1つ「344261」
がダイヤル送出された場合、交換機5は発信側交換機2
を介して受信した着信課金識別番号により、発信側端末
1からの呼が自動着信課金サービス呼であると認識し、
受信した一連の識別番号をサービスセンタ10の電話番
号変換装置11に送出すして電話番号の変換処理を依頼
する。
【0021】サービスセンタ10の電話番号変換装置1
1は、交換機5からの着信課金識別番号およびサービス
契約端末識別番号からなる呼の受信により、自動着信課
金サービスに関する変換処理依頼であると判断し、装置
内部に備えるサービス契約端末情報を参照して、受信し
たサービス契約端末識別番号「344261」から、こ
れに対応するサービス契約端末が本来持つ電話番号「0
335882610」に変換するとともに、発信側端末
1からのこの呼を転送機能により交換機5へ折り返し、
着信側端末3の本来の電話番号を送出し転送接続する。
これに応じて交換機5は、この着信側端末3の電話番号
からなる呼を、着信側交換機4を介して着信側端末3に
接続し、着信側端末3の応答に応じて発信側端末1との
通話が成立する。
【0022】また、サービスセンタ10の電話番号変換
装置11では、通話終了に応じて着信側交換機4から交
換機5を介して返送されてきた通話度数と、着信側端末
3本来の電話番号と、先に受信したサービス契約端末識
別番号21に基づき課金負担情報記憶装置13の課金負
担情報リスト20から読み取った課金比率23とを通話
料金計算装置12へ送出し、これに応じて通話料金計算
装置12で各端末に対する通話料金が算出され課金され
る。この場合、課金負担情報リスト20に基づく着信端
末3側の課金比率23が60%であることから、着信側
端末3すなわち自動着信課金サービスに契約している端
末には通話料金の60%、また発信側端末1には残りの
40%がそれぞれ課金される。
【0023】同様に、発信側端末1が着信課金識別番号
「0120」に続くサービス契約端末識別番号21とし
て「344260」とダイヤルした場合には、これに対
応する着信側課金比率23が100%であることから、
その通話料金の全額が着信側端末3の負担となり、また
サービス契約端末識別番号21として「344262」
とダイヤルした場合には、これに対応する着信側課金比
率23が25%であることから、その通話料金の25%
が着信側端末3の負担となり、残りの75%が発信側端
末1の負担となる。
【0024】また、前述の実施例において、通話料金負
担の割合を着信側と発信側の課金比率により定めた場合
について説明したが、着信側あるいは発信側が負担する
通話料金の上限を定めて、通話料金を分担するようにし
ても良い。図3は、着信側が負担する通話料金の限度を
記した課金負担情報リスト30であり、前述の課金比率
を記した課金負担情報リスト20のかわりに、課金負担
情報記憶装置13に記憶される。図3において、21お
よび22は、図2同様、自動着信課金サービスに契約と
同時に付与されるサービス契約端末識別番号、およびサ
ービス契約端末識別番号に対応する端末の本来持つ電話
番号であり、また、33は各サービス契約端末識別番号
毎に設定されている着信側の課金限度額を示している。
【0025】このように課金負担情報として課金限度が
使用される場合、電話番号変換装置11は、通話終了に
応じて着信側交換機4から交換機5を介して返送されて
きた通話度数と、着信側端末3本来の電話番号と、先に
受信したサービス契約端末識別番号21に基づき課金負
担情報記憶装置13の課金負担情報リスト30から読み
取った着信側の課金限度額33とを通話料金計算装置1
2へ送出し、これに応じて通話料金計算装置12で各端
末に対する通話料金が算出され課金される。ここで全通
話料金が520円であった場合には、課金負担情報リス
ト30に基づく着信端末3側の課金限度額33が200
円であることから、着信側端末3すなわち自動着信課金
サービスに契約している端末には通話料金のうちの20
0円、また発信側端末1には残りの320円がそれぞれ
課金される。
【0026】なお、課金負担情報リスト30において、
着信側の課金限度額を設けない場合、すなわち通話料金
全額を着信側が負担する場合には、課金限度額を0円と
設定する等の識別方法が必要となる。また、ここでは課
金限度量を示す値として通話料金を用いて説明したが、
通話度数、あるいは通話時間等により課金限度を設定し
てもよい。
【0027】なお以上の各実施例において、電話番号変
換装置11における電話番号変換処理として、この装置
内部に備えるサービス契約端末情報を参照して、受信し
たサービス契約端末識別番号から対応するサービス契約
端末が本来持つ電話番号を抽出するものとしたが、これ
を課金負担情報記憶装置13に記憶されている課金負担
情報リスト20または30と兼用し、このリストを参照
することによりサービス契約端末識別番号に対応する本
来の電話番号を抽出するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、自動着
信課金サービス呼に基づく通話の通話料金に対する着信
側または発信側の課金負担情報を記憶する記憶手段を設
けて、この記憶手段に記憶された課金負担情報に基づき
前記通話の通話料金を着信側と発信側とに分割課金する
ようにしたので、本来サービス契約者が全額負担すべき
ではない相手からの着信、あるいは発信側が無料である
ことに起因するいたずら電話等を減らすことができる。
従って、通話料金課金システムにおいて、着信側すなわ
ちサービス契約者に対する不正な過剰通話料金負担を軽
減することが可能となり、さらにサービス契約端末の効
率の良い使用が可能となるという格別な効果を奏するも
のである。
【0029】さらに、サービス契約端末識別番号毎に負
担の割合をできるようにしたので、例えば商取引等に利
用するためにサービス契約端末識別番号を公開している
場合には、その被害に応じて過剰通話料金負担を軽減す
ることが可能となる。また、着信側および発信側に対す
る通話料金負担を、課金比率または課金限度により設定
できるようにしたので、そのサービス契約端末識別番号
の使用状況、あるいはそのサービス契約端末識別番号に
より接続される通話の性質等に応じて、適切な課金負担
を個々に設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通話料金課金システム
のブロック構成図である。
【図2】着信側の課金比率を示す課金負担情報リストで
ある。
【図3】着信側の課金限度額を示す課金負担情報リスト
である。
【図4】従来の通話料金課金システムのブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 発信側端末 2 発信側交換機 3 着信側端末 4 着信側交換機 5 交換機 10 サービスセンタ 11 電話番号変換装置 12 通話料金計算装置 13 課金負担情報記憶装置 14 課金負担情報設定装置 20 課金負担情報リスト(課金比率) 21 サービス契約端末識別番号 22 本来の電話番号 23 着信側課金比率 30 課金負担情報リスト(課金限度額) 33 着信側課金限度額

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信側端末から送出されたダイヤルが自
    動着信課金サービス呼を示す所定の着信課金識別番号で
    ある場合に、これに続くサービス契約端末識別番号に対
    応する端末へこの呼を転送して通話接続するとともに、
    通話終了に応じて通話料金を計算し着信側端末に課金す
    る通話料金課金システムにおいて、 前記自動着信課金サービス呼に基づく通話の通話料金に
    対する着信側または発信側の課金負担情報を記憶する記
    憶手段を設けて、 前記記憶手段に記憶された前記課金負担情報に基づき前
    記通話の通話料金を着信側と発信側とに分割課金するこ
    とを特徴とする通話料金課金システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の通話料金課金システムにおい
    て、 前記課金負担情報は、前記着信側端末に対して割当られ
    た複数の前記サービス契約端末識別番号毎に設けられて
    いることを特徴とする通話料金課金システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の通話料金課金システ
    ムにおいて、 前記課金負担情報は、前記着信側端末または前記発信側
    端末が負担する通話料金の割合を示すものであることを
    特徴とする通話料金課金システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の通話料金課金システ
    ムにおいて、 前記課金負担情報は、前記着信側端末または前記発信側
    端末が負担する通話料金の限度を示すものであることを
    特徴とする通話料金課金システム。
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