JP2011205404A - 装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる情報入力を必要とすることなく、ユーザの使用態様に適した料金プランを提示することが可能な装置及びシステムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、ネットワーク上でユーザ装置により行われた1以上の通信をモニタし、前記1以上の通信に係る情報を取得する通信履歴取得部と、前記取得した情報を、通信料金の算出に使用される所定のデータ項目を含む通信履歴データに変換する通信履歴変換部と、前記ユーザ装置に係るユーザ情報を外部装置から取得し、前記通信履歴データと前記取得したユーザ情報とを合成するデータ合成部と、を有する装置に関する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信システムにおいて使用されるサーバに関する。
現在の移動通信システムにおいては、ユーザは、通話などの音声通信だけでなく、メールやウェブブラウジングなどのデータ通信もまた利用することができる。このような各種通信形態が利用される場合、ユーザは様々な使用形態により通信を行う。そのため、各ユーザの使用形態に応じた様々な料金プランが通信事業者により提供され、ユーザは自らの使用形態により適した料金プランに加入することを所望する。
このため、各通信事業者は、ユーザの使用形態に適した料金プランを診断するシステムを提供している。このような料金プラン診断システムでは、例えば、ユーザが現在の契約内容や毎月の利用状況などの情報を入力することによって、ユーザに最適な料金プランが提示される。
特開2008−211437 特開2004−72590
しかしながら、このような料金プラン診断システムでは、ユーザは、多数の項目の入力が要求される。現在の契約内容に関する項目としては、例えば、利用中のサービスプラン名、利用中の料金プラン、通話割引サービス、通信割引サービス、利用年数、通話比率(無料通話、割引対象通話、通常通話など)、1ヶ月の通話使用料(時間又は料金)、パケット通信量(パケット数又は料金)、利用したい割引サービスや料金コースなどの入力が要求される。また、利用状況に関する項目としては、例えば、通話時間(料金)、パケット利用料金などの入力が要求される。これらは、入力項目が多数要求されるだけでなく、入力に際してユーザは利用明細などを参照しながら入力しなければならず、また上記通話比率などはユーザが手計算しなければならず、ユーザにとって不便なものとなっている。また、ユーザが誤った情報を入力する可能性もあり、このような誤った情報に基づくユーザに不適切な料金プランを提示してしまうおそれもある。さらに、料金プランの診断には、当該システムへのアクセスを要するため、ユーザ自身の意思を必要とする。
本発明の課題は、上記問題点に鑑み、ユーザによる情報入力を必要とすることなく、ユーザの使用態様に適した料金プランを提示することが可能な装置及びシステムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、ネットワーク上でユーザ装置により行われた1以上の通信をモニタし、前記1以上の通信に係る情報を取得する通信履歴取得部と、前記取得した情報を、通信料金の算出に使用される所定のデータ項目を含む通信履歴データに変換する通信履歴変換部と、前記ユーザ装置に係るユーザ情報を外部装置から取得し、前記通信履歴データと前記取得したユーザ情報とを合成するデータ合成部と、を有する装置に関する。
本発明によると、ユーザによる情報入力を必要とすることなく、ユーザの使用態様に適した料金プランを提示することが可能な装置及びシステムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施例によるシステムの構成を示す。 図2は、本発明の一実施例による処理を示すシーケンス図である。 図3は、本発明の一実施例によるサーバの構成を示す。 図4は、本発明の他の実施例によるサーバの構成を示す。 図5は、本発明の他の実施例によるサーバの構成を示す。 図6は、本発明の他の実施例によるサーバの構成を示す。 図7は、本発明の他の実施例によるサーバの構成を示す。 図8は、本発明の他の実施例によるサーバの構成を示す。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1を参照して、本発明の一実施例によるシステムを説明する。図1は、本発明の一実施例によるシステムの一例となる構成を示す。
図1において、システムは、端末100と、ネットワーク(NW)200と、サーバ300と、外部装置400と、外部インタフェース(IF)500とを有する。
端末100は、典型的には、携帯電話やスマートフォンなど通信機能を備えた無線装置である。端末100は、ネットワーク200に接続して、他の端末やネットワーク装置(図示せず)と通話などの音声通信及びメールやパケットなどのデータ通信を行う。しかしながら、本発明は、無線通信装置に限定されるものでなく、固定通信装置などの何れか適切な通信装置であってもよい。
ネットワーク200は、典型的には、携帯電話網などの無線通信ネットワークである。ネットワーク200には、各種ネットワーク装置(図示せず)が接続され、各端末100が相互に通信したり、ネットワーク装置との間でデータを送受信するのに利用される。しかしながら、本発明は、無線通信ネットワークに限定されるものでなく、有線通信ネットワークなどの何れか適切な通信ネットワークであってもよい。
サーバ300は、ネットワーク200に接続され、ネットワーク200において端末100が行った1以上の通信をモニタし、当該通信に関する情報からなる通信履歴情報を取得する。通信履歴情報は、例えば、各通信の発信者番号、接続日時、音声又はパケット通信などの接続種別、接続相手、及び通話時間又は通信量の各種情報アイテムを含む。また、サーバ300は、外部装置400に接続され、端末100のユーザに関する契約情報などの各種登録情報を取得する。サーバ300は、取得した通信履歴情報や契約情報などを後述されるデータベース(DB)に格納し、これらの情報に基づき外部インタフェース500に提供するためのデータを生成する。
外部装置400は、典型的には、各端末100のユーザの契約情報などの各種ユーザ情報を格納している。サーバ300からのユーザに関する契約情報の取得要求に応答して、外部装置400は、格納されているユーザ情報から当該ユーザに関する契約情報を抽出し、サーバ300に提供する。なお、図示された実施例では、外部装置400は、サーバ300から独立した装置として設けられているが、本発明は、これに限定されるものでない。他の実施例では、外部装置400は、サーバ300内に設けられてもよく、またユーザ情報はサーバ300内の何れかの記憶領域に格納されるようにしてもよい。
外部インタフェース500は、典型的には、サーバ300に接続された計算装置である。外部インタフェース500は、サーバ300により生成された端末100のユーザに関するデータを取得し、当該データに基づき端末100に最適な料金プランを導出する。その後、外部インタフェース500は、この導出された最適な料金プランを何れか適切な方法により端末100のユーザに提供する。なお、この最適な料金プランの算出は、サーバ300により提供されたデータに基づき外部インタフェース500のメモリに格納された所定のプログラムをプロセッサが実行することによって実行される。この最適料金プランの算出プログラムは、何れか周知なものであってもよく、典型的には、ユーザの現在の契約内容や毎月の利用状況など、ユーザの使用形態に関する情報を受け付け、これに適した料金プラン、すなわち、ユーザの支払料金を最小にする料金プランを決定するものである。しかしながら、本発明に適用される推奨料金プラン算出プログラムは、これに限定されるものでなく、他の何れか適切なものであってもよい。
次に、図2を参照して、本発明の一実施例による推奨プラン導出処理を説明する。図2は、本発明の一実施例による処理を示すシーケンス図である。
図2において、サーバ300は、端末100がネットワーク200を介し行った通信及び通話に関する通信履歴情報を取得し(ステップS101)、サーバ300のデータベースに蓄積する(ステップS103)。この通信履歴情報は、例えば、各発信者番号をキーにして検索可能となるように、各発信者番号に関連付けされた「接続日時1;接続種別1;接続相手1;通話時間(通信量)1」,「接続日時2;接続種別2;接続相手2;通話時間(通信量)2」,...,「接続日時n;接続種別n;接続相手n;通話時間(通信量)n」などの各レコードにより構成される。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、後述されるような実施例に対応する他の情報項目が各レコードに追加されてもよい。
ステップS105において、サーバ300は、外部装置400にアクセスして、各ユーザに関する契約情報を取得する。ステップS107において、サーバ300は、取得したユーザに関する契約情報と当該ユーザに関する通信履歴情報とに基づき、外部インタフェース500により受付可能な形式によるデータを生成し、外部インタフェース500に提供する。
サーバ300からデータを受信すると、外部インタフェース500は、受信したデータに基づき当該ユーザに適した料金プランを導出し(ステップS109)、導出した料金プランを当該ユーザに提供する(ステップS111)。
次に、図3を参照して、本発明の一実施例によるサーバを説明する。図3は、本発明の一実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
図3において、サーバ300は、通信履歴取得部302と、通信履歴変換部304と、通信履歴格納部306と、通信履歴送出部308と、契約内容取得部310と、データ合成部312とを有する。なお、サーバ300は、典型的には、プロセッサ、メモリ、ストレージ装置、通信手段などのハードウェアにより構成される。上述された機能的要素の各処理は、ストレージ装置や通信手段から取得したデータに対して、メモリに格納された各種プログラムをプロセッサが実行することにより実現される。しかしながら、サーバ300は、上述したハードウェア構成に限定されるものでなく、他の何れか適切なハードウェア構成により実現されてもよい。
通信履歴取得部302は、ネットワーク200上で行われる通信及び通話をモニタし、各通信又は通話に関する情報を通信履歴情報として取得する。通信履歴情報は、例えば、発信者番号、接続日時、音声又はパケット通信などの接続種別、接続相手、及び通話時間又は通信量の各情報項目を含む。通信履歴取得部302は、取得した通信履歴情報を通信履歴変換部304に提供する。
通信履歴変換部304は、通信履歴取得部302から提供された通信履歴情報から上述した情報項目を抽出し、発信者番号に関連付けて「接続日時1;接続種別1;接続相手1;通話時間(通信量)1」,「接続日時2;接続種別2;接続相手2;通話時間(通信量)2」,...,「接続日時n;接続種別n;接続相手n;通話時間(通信量)n」などの形式による各レコードに変換する。その後、通信履歴変換部304は、(1)変換した各レコードを通信履歴格納部306に提供する。
また、通信履歴変換部304は、(2)通信履歴格納部306にアクセスして、格納されているレコードを抽出する。例えば、通信履歴変換部304は、定期的に発信者番号毎に1ヶ月分などの所定期間のレコードを抽出するようにしてもよい。あるいは、通信履歴変換部304は、何れか所定のイベントに応答して、通信履歴格納部306から特定の発信者番号(ユーザ)に係るレコードを抽出するようにしてもよい。
その後、通信履歴変換部304は、抽出したレコードから、当該発信者番号に関する通話時間(料金)、通話相手、パケット通信量などの通信料金の算出に使用される所定のデータ項目を算出し、外部インタフェース500による推奨プランの導出に必要とされるデータ形式の通信履歴データに変換し、通信履歴送出部308に提供する。なお、本発明は、これらのデータ項目に限定されるものでなく、外部インタフェース500の推奨プラン導出処理に必要とされる何れか適切なデータ項目を含むものであってもよい。
通信履歴格納部306は、通信履歴変換部304から提供された各レコードを格納すると共に、通信履歴変換部304から要求に応じて、要求された発信者番号に係るレコードを通信履歴変換部304に提供する。通信履歴格納部304は、発信者番号を検索キーとしてレコードを容易に抽出できるように、各発信者番号に関連付けて上述されるようなデータ形式により各レコードを保持するようにしてもよい。
通信履歴送出部308は、(1)通信履歴変換部304により生成された通信履歴データをデータ合成部312に提供すると共に、(2)関連付けされた発信者番号を契約内容取得部310に提供する。この発信者番号は、外部装置400に格納されている各ユーザの契約情報などの各種ユーザ情報を抽出するための検索キーとして利用される。
契約内容取得部310は、通信履歴送出部308から受信した発信者番号を外部装置400に送信し、外部装置400から当該発信者番号に係るユーザの契約情報を受信する。契約内容取得部310は、受信した契約情報をデータ合成部312に提供する。
データ合成部312は、通信履歴送出部308から受信した通信履歴データと契約内容取得部310から受信した契約情報とを合成し、外部インタフェース500に提供する。その後、外部インタフェース500は、合成されたデータに基づき当該ユーザの契約内容と使用態様とに適した料金プランを導出し、ユーザに提供する。
次に、図4を参照して、本発明の他の実施例によるサーバを説明する。図4は、本発明の他の実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
本実施例では、ユーザによる実際の利用に応じてオプションサービスを推奨するための変形例を説明する。オプションサービスには、例えば、特定の通信相手との通話が多い場合に好適なオプションサービスである相手先指定通話料割引サービスなどがあげられる。この相手先指定通話料割引サービスでは、指定した通信相手との通話に係る通話料を割り引くというものである。サーバが通話履歴から発信先番号毎の通話時間/料金を計算し、相手先指定通話料割引サービスを利用して場合にどの程度安くなるかを、推奨プランと共にユーザに提供するというものである。図4に示されるように、本実施例によるサーバは、図3に関して説明されたものと同じ構成要素を備える。以下の説明では、図3の実施例の説明と重複する記載は省略される。
図4において、通信履歴格納部306は、図3の実施例に関して上述したように、(1)通信履歴変換部304から提供された各レコードを格納すると共に、(2)通信履歴変換部304から要求に応じて、要求された発信者番号に係るレコードを通信履歴変換部304に提供するが、さらに本実施例では、通信履歴格納部306は、各発信者番号に係るレコードに基づき当該発信者番号からの通信相手毎の累積通話料金を算出及び格納する。本実施例では、通信履歴格納部306に格納される各レコードは、例えば、発信者番号に関連付けて、上述されたデータ形式にさらに算出した累積通話料金を加えた「接続日時1;接続種別1;接続相手1;通話時間(通信量)1;累積通話料金1」,「接続日時2;接続種別2;接続相手2;通話時間(通信量)2;累積通話料金2」,...,「接続日時n;接続種別n;接続相手n;通話時間(通信量)n;累積通話料金n」などの形式により格納される。
さらに、通信履歴格納部306は、(3)通信履歴変換部304から発信者番号に関するレコードが要求されると、要求された発信者番号を契約内容取得部310に送信し、契約内容取得部310を介し外部装置400から当該発信者番号のユーザに関する契約情報の無料通話対象番号情報を取得する。その後、通信履歴格納部306は、要求された発信者番号に係る累積通話料金を含むレコードと共に、取得した無料通話対象番号情報を通信履歴変換部304に返す。
通信履歴変換部304は、受信した無料通話対象番号情報を参照して、通信履歴格納部306から提供されたレコードから無料通話対象番号に係るレコードを除外し、有料通話対象番号の通信相手の累積通話料金に、相手先指定通話料割引サービスなどの特定の通信相手を対象とする通話料割引サービスを適用した場合の総利用料金を計算する。
その後、通信履歴変換部304は、図3の実施例に関して上述したように、抽出したレコードから、当該発信者番号に関する通話時間(料金)、通話相手、パケット通信量などの各データ項目を算出し、外部インタフェース500による推奨プランの導出に必要とされるデータ形式の通信履歴データに変換し、通信履歴送出部308に提供すると共に、算出した通話料割引サービスを適用した場合の総利用料金を通信履歴送出部308に送信する。
データ合成部312は、図3の実施例に関して上述したように、通信履歴送出部308から受信した通信履歴データと契約内容取得部310から受信した契約情報とを合成して、外部インタフェース500に提供すると共に、通話料割引サービスを適用した場合の総利用料金を外部インタフェース500に提供する。その後、外部インタフェース500は、合成されたデータに基づき当該ユーザに適した料金プランを導出して、ユーザに提供すると共に、通話料割引サービスを適用した場合の総利用料金をもユーザに提供する。
本実施例によると、オプションサービスをつけない最適プランと共に、通話料割引サービスを適用した場合の総利用料金をもユーザに提供することが可能となり、より多くのプラン選択のための情報をユーザに提供することが可能となる。
次に、図5を参照して、本発明の他の実施例によるサーバを説明する。図5は、本発明の他の実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
本実施例では、上限ストップサービスの迅速化を図るための変形例を説明する。上限ストップサービスとは、通話・通信料金が予め設定した上限額を超えた場合、発信をストップするサービスである。現在の上限ストップサービスでは、通話・通信終了後数時間以内には発信をストップすることができるが、リアルタイムで制限することはできず、上限額を超えてしまう場合がある。本変形例では、通信履歴情報をリアルタイムにより取得するため、上限額の超過が即座に把握でき、より迅速に発信をストップさせることができる。図5に示されるように、本実施例によるサーバは、図3に関して説明されたものと同じ構成要素を備える。以下の説明では、図3の実施例の説明と重複する記載は省略される。
図5において、通信履歴変換部304は、通信履歴取得部302から通話及び通信が終了したことを通知される毎に、当該発信者番号に関する月毎の累積料金が予め設定されている1ヶ月の料金上限額を超えていないか判断する。
通信履歴格納部306は、図3の実施例に関して上述したように、(1)通信履歴変換部304から提供された各レコードを格納すると共に、(2)通信履歴変換部304から要求に応じて、要求された発信者番号に係るレコードを通信履歴変換部304に提供するが、さらに本実施例では、通信履歴格納部306は、各発信者番号に係るレコードに基づき、当該発信者番号からの通信相手毎の累積通話料金を算出及び格納する。本実施例では、通信履歴格納部306に格納される各レコードは、図4に示された実施例と同様に、発信者番号に関連付けて「接続日時1;接続種別1;接続相手1;通話時間(通信量)1;累積通話料金1」,「接続日時2;接続種別2;接続相手2;通話時間(通信量)2;累積通話料金2」,...,「接続日時n;接続種別n;接続相手n;通話時間(通信量)n;累積通話料金n」などの形式により格納される。
通信履歴格納部306は、(3)通信履歴変換部304から発信者番号に関するレコードが要求されると、要求された発信者番号を契約内容取得部310に送信し、契約内容取得部310を介し外部装置400から当該発信者番号のユーザに対して設定されている1ヶ月間の料金上限額に関する情報を取得する。通信履歴格納部306は、要求された発信者番号に係る累積通話料金を含むレコードと共に、取得した1ヶ月間の料金上限額に関する情報を通信履歴変換部304に返す。
通信履歴変換部304は、通信履歴格納部306から受信したレコードと料金上限額とに基づき、当該発信者番号に関する月毎の累積料金が1ヶ月の料金上限額を超えていないか判断する。累積料金が1ヶ月の料金上限額を超えた場合、通信履歴変換部304は、その旨を通信履歴送出部308に通知する。
通信履歴送出部306は、通信履歴変換部304から当該ユーザの累積料金が1ヶ月の料金上限額を超えたことを示す通知を受信すると、外部装置400に当該ユーザの累積料金が1ヶ月の料金上限額を超えたことをリアルタイムで通知する。この通知を受信すると、外部装置400は、端末100がさらに通信・通話を発信しようとした場合、端末100による通信をストップする。
本実施例によると、通信履歴をリアルタイムで取得するため、通話・通信料金が設定された上限を超過したことが即座に把握され、より迅速に発信をストップさせることが可能となり、上限ストップサービスの迅速化を図ることが可能となる。
次に、図6を参照して、本発明の他の実施例によるサーバを説明する。図6は、本発明の他の実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
本実施例では、自動的にプラン変更を案内するための変形例を説明する。この自動料金プラン変更設定は、最適な料金プランが見つかった場合に、ユーザによる変更の選択などの操作を必要とすることなく、自動的に最適プランへの変更を実行させるものである。ユーザは、予めこの自動料金プラン変更設定を有効にしておく必要がある。図6に示されるように、本実施例によるサーバは、図3に関して説明されたものと同じ構成要素を備える。以下の説明では、図3の実施例の説明と重複する記載は省略される。
本実施例では、外部装置400には、各ユーザの契約情報に自動料金プラン変更設定がされているか否かを示す情報が登録される。図3の実施例に関して説明されたように、外部インタフェース500が、通信履歴送出部308から受信した通信履歴データと契約内容取得部310から受信した契約情報とを合成したデータに基づきユーザに最適なプランを導出すると、外部インタフェース500は、サーバ300に当該プランを通知する。外部インタフェース500から最適プランが通知されると、サーバ300は、外部装置400にアクセスして、当該ユーザについて自動料金プラン変更設定がされているか判断する。当該ユーザについて自動料金プラン変更設定がされている場合、サーバ300は、外部インタフェース500から受信した最適プランを外部装置400に送信し、当該最適プランへの変更を通知する。サーバ300からプラン変更通知を受信すると、外部装置400は、当該ユーザの契約情報を通知されたプランに書き換える。この後、外部インタフェース500は、ユーザにプラン変更がされたことを通知する。
本実施例によると、ユーザの契約情報に自動料金プラン変更設定がされている場合、ユーザは、外部インタフェース500から料金プランの変更を選択するか否か指示することなく、導出された最適プランに自動変更することができる。
次に、図7を参照して、本発明の他の実施例によるサーバを説明する。図7は、本発明の他の実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
本実施例では、品質監視による割引を行うための変形例を説明する。サーバ300は、通信履歴情報を取得する際に、通話・通信品質に関する情報も併せて取得する。これにより、発信者番号(ユーザ)毎に通信・通話品質がどの程度の割合で不良であったか把握することができ、最適プランを通知する際に品質劣化の割合に応じて設定した通話料・通信量の割引を加味することが可能となる。図7に示されるように、本実施例によるサーバは、図3に関して説明されたものと同じ構成要素を備える。以下の説明では、図3の実施例の説明と重複する記載は省略される。
図7において、通信履歴取得部302は、ネットワーク200上で行われる通信及び通話をモニタし、これらに関する情報を通信履歴情報として取得すると共に、当該通話及び通信の品質に関する情報を取得する。この通話及び通信品質の指標として、インターネット接続のページングに要する時間などが利用可能である。しかしながら、本実施例の通話及び通信品質の指標はこれに限定されるものでなく、他の何れか適切な通話及び通信品質を示す指標が利用されてもよい。通信履歴取得部302は、取得した通信履歴情報と通話及び通信品質に関する情報とを通信履歴変換部304に提供する。
通信履歴変換部304は、通信履歴取得部302から受信した通信履歴情報と通話及び通信品質に関する情報とを、発信者番号に関連付けて「接続日時1;接続種別1;接続相手1;通話時間(通信量)1;通話通信品質1」,「接続日時2;接続種別2;接続相手2;通話時間(通信量)2;通話通信品質2」,...,「接続日時n;接続種別n;接続相手n;通話時間(通信量)n;通話通信品質n」などの形式による各レコードに変換する。その後、通信履歴変換部304は、(1)変換した各レコードを通信履歴格納部306に提供する。
また、通信履歴変換部304は、(2)通信履歴格納部306にアクセスして、発信者番号毎に1ヶ月分などの所定期間のレコードを抽出する。その後、通信履歴変換部304は、抽出したレコードから、当該発信者番号に関する通話時間(料金)、通話相手、パケット通信量、品質劣化の割合などの各データ項目を算出し、外部インタフェース500による推奨プランの導出に必要とされるデータ形式の通信履歴データに変換し、通信履歴送出部308に提供する。
通信履歴送出部308は、品質劣化の割合を含む通信履歴データをデータ合成部312に提供する。データ合成部312は、契約内容取得部310から受信した契約情報と通信履歴送出部308から受信した品質劣化の割合を含む通信履歴データとを合成し、外部インタフェース500に提供する。
外部インタフェース500は、導出した最適プランに対して通知された品質劣化の割合によって定められた割引率を付加して、ユーザに割引率が適用された最適プランを提供する。なお、この割引率では、例えば、1ヶ月間の累積通話のうちx%が品質劣化が生じた通話である場合には、通話料をf(x)%割り引くなどされてもよい。
本実施例によると、サーバ300が、通信履歴と共に当該通信の品質をモニタすることによって、通信品質に応じて通話料が割り引かれた最適プランを提供することが可能となる。
次に、図8を参照して、本発明の他の実施例によるサーバを説明する。図8は、本発明の他の実施例によるサーバの一例となる構成を示す。
本実施例では、最適プランの通知タイミングを変更するための変形例を説明する。上述した実施例では、サーバは毎月など定期的に最適プランを導出して通知するが、通知タイミングは任意に設定されてもよい。図8に示されるように、本実施例によるサーバは、図3に関して説明されたものと同じ構成要素を備える。以下の説明では、図3の実施例の説明と重複する記載は省略される。
本実施例では、外部装置400は、各ユーザの契約情報に最適プランの通知タイミングを示す情報を登録する。例えば、現在の料金プランより最適プランに変更した方が所定の金額以上安くなる場合にのみ、最適プランが通知されるように通知タイミングが設定されてもよい。また、ユーザの利用パターンの急激な変化が検出された場合にのみ、最適プランが通知されるように通知タイミングが設定されてもよい。
図3の実施例に関して説明されたように、外部インタフェース500は、通信履歴送出部308から受信した通信履歴データと契約内容取得部310から受信した契約情報とを合成したデータに基づきユーザに最適なプランを導出する。外部インタフェース500は、設定されている通知タイミングを充足する場合にのみ、この導出した最適プランをユーザに提供する。
本実施例によると、ユーザが最適プランに変更することによりある程度のメリットを得られる場合に限って、最適プランが提供されるようになる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 端末
200 ネットワーク
300 サーバ
302 通信履歴取得部
304 通信履歴変換部
306 通信履歴格納部
308 通信履歴送出部
310 契約内容取得部
312 データ合成部
400 外部装置
500 外部インタフェース

Claims (5)

  1. ネットワーク上でユーザ装置により行われた1以上の通信をモニタし、前記1以上の通信に係る情報を取得する通信履歴取得部と、
    前記取得した情報を、通信料金の算出に使用される所定のデータ項目を含む通信履歴データに変換する通信履歴変換部と、
    前記ユーザ装置に係るユーザ情報を外部装置から取得し、前記通信履歴データと前記取得したユーザ情報とを合成するデータ合成部と、を有する装置。
  2. 前記通信履歴取得部により取得された情報を、前記ユーザ装置と関連付けて格納する通信履歴格納部をさらに有し、
    前記格納される情報は、前記ユーザ装置と通信した通信相手を特定する情報を含み、
    前記通信履歴格納部は、指定されたユーザ装置に係るユーザ情報を前記外部装置から取得し、前記ユーザ情報に設定された通信相手を特定し、前記指定されたユーザ装置に係る格納されている情報と前記特定された通信相手の情報とを返し、
    前記通信履歴変換部は、前記受信した前記指定されたユーザ装置に係る情報から前記設定された通信相手に該当しない通信相手に係る情報を抽出し、該抽出した情報に所定のサービスを適用した結果を前記データ合成部に提供する、請求項1記載の装置。
  3. 前記通信履歴取得部により取得された情報を、前記ユーザ装置と関連付けて格納する通信履歴格納部をさらに有し、
    前記格納される情報は、前記ユーザ装置により行われた1以上の通信に係る累積通信料金を含み、
    前記通信履歴格納部は、前記通信履歴変換部から指定されたユーザ装置に係る情報を要求されると、前記指定されたユーザ装置に係るユーザ情報を前記外部装置から取得し、前記ユーザ情報に設定された通信料金上限額を特定し、前記指定されたユーザ装置に係る格納されている情報と前記特定された通信料金上限額とを返し、
    前記通信履歴変換部は、前記受信した前記指定されたユーザ装置に係る情報から前記累積通信料金を抽出し、該抽出した累積通信料金が前記通信料金上限額を超過しているか判断する、請求項1記載の装置。
  4. 前記データ合成部は、前記合成されたデータを外部インタフェース装置に送信し、
    前記外部インタフェース装置は、前記合成されたデータに含まれる通信履歴データとユーザ情報とに基づき、前記ユーザ装置に適した料金プランを算出する、請求項1記載の装置。
  5. ユーザ装置により1以上の通信が行われるネットワークと、
    前記ユーザ装置に係るユーザ情報を格納する外部装置と、
    前記ネットワークで行われた前記ユーザ装置による1以上の通信をモニタすることによって、通信料金の算出に使用される所定のデータ項目を含む通信履歴データを生成し、前記ユーザ装置に係るユーザ情報を前記外部装置から取得するサーバと、
    前記サーバから受信した前記通信履歴データと前記ユーザ情報とに基づき、前記ユーザ装置に適した料金プランを算出する外部インタフェース装置と、を有するシステム。
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