JPH0926021A - 車両用無段変速機の制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機の制御装置

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JPH0926021A
JPH0926021A JP7175166A JP17516695A JPH0926021A JP H0926021 A JPH0926021 A JP H0926021A JP 7175166 A JP7175166 A JP 7175166A JP 17516695 A JP17516695 A JP 17516695A JP H0926021 A JPH0926021 A JP H0926021A
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continuously variable
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浩一 舩津
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英夫 小山
Taihei Tejima
大平 手嶋
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無段変速機の作動油の油温の異常上昇を油温
センサー等の特別のセンサーを用いずに防止できるよう
にする。 【解決手段】 無段変速機CVTの各プーリ30,31
のシリンダ室30c,31cに供給する油圧を切換える
変速制御バルブ13を制御するコントローラ15によ
り、エンジン回転数Neが走行状態に応じて設定される
目標回転数になるように変速比を制御する。Neが所定
の第1設定回転数以上になる高速回転の累積時間が所定
の第1設定時間以上になったとき、Neの上限値又は目
標回転数を減少補正する。また、Neが第1設定回転数
より低い第2設定回転数以下の低速回転の継続時間が第
2設定時間以上になったとき、Neの上限値を増加補正
するか目標回転数の減少補正を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行状態に
応じて変速比を無段階に変化させる車両用無段変速機の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プーリ幅を可変とした1対のプー
リと、両プーリ間に巻掛けした金属Vベルトとから成る
ベルト機構を用いた車両用無段変速機は知られている。
そして、このような無段変速機では、車速とエンジン負
荷とに基いてエンジンの目標回転数を設定し、エンジン
回転数が目標回転数になるように変速比を可変制御して
いる。
【0003】ところで、エンジンを高出力で長時間運転
すると、変速機の作動油の温度が上昇し、作動油の劣化
を早めたり、潤滑性能の低下、動力伝達容量の低下を招
く。かかる不具合を解消するため、従来、特開昭62-286
847号公報に見られるように、変速機の油温を検出し、
油温が所定の設定温度を上回ったときには、変速比をよ
り小さい側(高速側)に変更し、エンジン回転数を低下
させて発熱量を減らすようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、油温センサーが必要となってコストアップを招き、
また、油温センサーの故障を生じた場合、油温が上昇し
ても変速比が小さい側に変更されなくなり、油温の異常
上昇を生ずるおそれがある。本発明は、以上の点に鑑
み、特別のセンサーを用いずに油温の異常上昇を防止で
きるようにした安価な制御装置を提供することをその目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の第1の態様によれば、車両の走行状態に応じて
変速比を無段階に変化させる車両用無段変速機の制御装
置であって、車速とエンジン負荷とに基いてエンジンの
目標回転数を設定する手段と、エンジン回転数が前記目
標回転数になるように変速比を可変制御する手段とを備
えるものにおいて、前記目標回転数が上限値以上になる
ときに目標回転数を上限値に設定し直す上限設定手段
と、エンジン回転数が上限値より低い第1の設定回転数
以上になった累積時間を計測する第1の時間計測手段
と、前記累積時間が第1の設定時間以上になったときに
前記上限値を減少補正する第1の補正手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0006】エンジン回転数を第1の設定回転数以上と
する高速回転の時間が第1の設定時間以上になると、変
速機の油温が上昇気味になり、この状態でエンジン回転
数が通常の上限値まで引上げられると、油温が過度に上
昇する。然し、上記構成によれば、高速回転時間が第1
の設定時間以上になると上限値が減少補正されるため、
エンジン回転数は通常の上限値まで引上げられなくな
り、油温の異常上昇が防止される。また、エンジン回転
数が第1の設定回転数の近傍で上下した場合、第1の設
定回転数以上での高速回転の継続時間が短くても、油温
が上昇気味になる。そこで、本発明では、高速回転の累
積時間が第1の設定時間以上になったときに上限値を減
少補正し、油温の異常上昇を確実に防止できるようにし
ている。
【0007】ところで、上限値を減少補正した値に保持
したままでは、油温が充分に低下したときでも、エンジ
ン回転数の上昇が不必要に規制されることになり、ドラ
イバビリティが悪化する。そのため、エンジン回転数が
前記第1の設定回転数より低い第2の設定回転数を下回
ってから再び該第2の設定回転数以上になるまでの時間
を計測する第2の時間計測手段と、該第2の時間計測手
段で計測された時間が第2の設定時間以上になったとき
に前記上限値を増加補正する第2の補正手段とを設ける
ことが望ましい。即ち、エンジン回転数が第2の設定回
転数を下回る低速回転の時間が第2の設定時間以上にな
れば、油温は充分に低下し、減少補正された上限値を増
加補正しても何ら問題はない。尚、エンジン回転数が第
2の設定回転数を上下した場合、第2の設定回転数以下
の低速回転の累積時間が長くなっても低速回転の継続時
間が短いと、油温が充分に低下しない場合があるため、
エンジン回転数が第2の設定回転数を下回ってから再び
第2の設定回転数以上になるまでの時間、即ち、低速回
転の継続時間が第2の設定時間以上になったときにの
み、上限値を増加補正するようにした。
【0008】また、高速回転の累積時間が第1の設定時
間以上になると、高速回転時に上限値が連続的に減少さ
れるが、上限値が過度に低下するとドライバビリティが
悪化するため、上限値の最低値を設定する必要がある。
この場合、外気温が高いと熱負荷が大きくなって油温が
上昇し易いため、最低値を外気温に応じて可変設定する
ことが望ましい。
【0009】上記した本発明の第1の態様ではエンジン
回転数の上限値を補正するようにしたが、車速とエンジ
ン負荷とに基いて設定されるエンジンの目標回転数を補
正しても油温の異常上昇を防止することができる。そこ
で、本発明の第2の態様によれば、エンジン回転数が第
1の設定回転数以上になった累積時間を計測する第1の
時間計測手段と、前記累積時間が第1の設定時間以上に
なったときに前記目標回転数を減少補正する補正手段と
を設けた。
【0010】この場合、エンジン回転数が第2の設定回
転数を下回る低速回転の継続時間が第2の設定時間以上
になったとき、前記補正手段による補正を中止すること
が望ましく、また、前記補正手段による補正量を目標回
転数に応じて可変設定し、目標回転数が大きくなったと
きはこれをより大きく減少補正することが望ましい。更
に、上記第1の態様と第2の態様の何れにおいても、前
記第1の設定時間、前記第2の設定時間、前記第1の設
定回転数、前記第2の設定回転数のうち少なくとも1つ
を外気温に応じて可変設定し、高外気温下での油温上昇
を確実に防止できるようにすることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、エンジンの駆動力を車両
の駆動輪に伝達する動力伝達装置としてのベルト式無段
変速機CVTを示している。該変速機は、エンジンEN
Gにカップリング機構CPを介して連結される入力軸1
と出力軸2との間に配置したVベルト機構3と、Vベル
ト機構3の入力側に配置した前後進切換機構4と、Vベ
ルト機構3の出力側に配置した発進クラッチ5とを備え
ている。
【0012】Vベルト機構3は、入力軸1上に配置され
たドライブプーリ30と、出力軸2上に配置されたドリ
ブンプーリ31と、両プーリ30,31間に巻掛けした
金属Vベルト32とで構成される。各プーリ30,31
は、固定シーブ30a,31aと、固定シーブ30a,
31aに対し軸方向に相対移動可能な可動シーブ30
b,31bと、可動シーブ30b,31bを固定シーブ
30a,31a側に押圧するシリンダ室30c,31c
とで構成され、両プーリ30,31のシリンダ室30
c,31cへの供給油圧(プーリ制御油圧)を適宜制御
することにより、ベルト32の滑りを生じない適切なプ
ーリ側圧を発生させると共に両プーリ30,31のプー
リ幅を変化させ、ベルト32の巻掛け径を変化させて無
段変速を行う。
【0013】前後進切換機構4は、入力軸1に結合した
サンギア40と、リングギア41と、ドライブプーリ3
0に結合したキャリア42と、キャリア42に軸支し
た、サンギア40とリングギア41とに咬合する遊星ギ
ア43と、入力軸1とキャリア42とを連結可能な前進
クラッチ44と、リングギア41を固定可能な後進ブレ
ーキ45とを備える、遊星ギア機構で構成されている。
前進クラッチ44が係合されると、キャリア42が入力
軸1と一体に回転し、ドライブプーリ30は入力軸1と
同方向(前進方向)に駆動される。また、後進ブレーキ
45が係合されると、キャリア42がサンギア40とは
逆の方向に回転され、ドライブプーリ30は入力軸1と
は逆方向(後進方向)に駆動される。前進クラッチ44
と後進ブレーキ45とが共に解放されると、前後進切換
機構4を介しての動力伝達が断たれる。
【0014】発進クラッチ5は出力軸2に連結されてお
り、該クラッチ5が係合すると、Vベルト機構3で変速
されたエンジン出力が発進クラッチ5の出力側のギア列
6を介して差動機構7に伝達され、差動機構7から車両
の左右の駆動輪(図示せず)に駆動力が伝達される。発
進クラッチ5が解放されたときには動力伝達が行えず、
変速装置CVTは中立状態になる。
【0015】変速装置CVTの油圧制御回路には、エン
ジンENGで駆動される油圧ポンプ10と、図外のシフ
トレバーに連動して切換操作される、前進クラッチ44
と後進ブレーキ45とへの給排油を制御するマニュアル
バルブ11と、ドライブプーリ30とドリブンプーリ3
1のシリンダ室30c,31cに供給するプーリ制御油
圧を作り出すプーリ側圧制御バルブ12と、プーリ制御
油圧の各シリンダ室30c,31cへの供給制御を行う
変速制御バルブ13と、発進クラッチ5に供給する作動
油圧の制御を行うクラッチ制御バルブ14とが設けられ
ている。
【0016】プーリ側圧制御バルブ12と変速制御バル
ブ13とクラッチ制御バルブ14は、コントローラ15
により制御される。コントローラ15には、エンジンコ
ントロールユニットECUからエンジンENGの回転数
Neや吸気負圧PBを示す信号が入力されると共に、第
1乃至第3回転センサ161,162,163から夫々ド
ライブプーリ30の回転数、ドリブンプーリ31の回転
数、発進クラッチ5の出力側の回転数を示す信号が入力
され、更に、エアーコンディショナーACの作動を検出
するエアコン作動検出器17からの信号と、シフトレバ
ーやマニュアルバルブ11の位置に基いてシフトレンジ
位置を検出するシフトレンジ検出器18からの信号と、
外気温TAを検出する温度センサー19からの信号とが
入力される。
【0017】プーリ側圧制御バルブ12と変速制御バル
ブ13の詳細は図2に示す通りであり、高圧レギュレー
タバルブ120と、低圧レギュレータバルブ121と、
リニアソレノイドバルブから成る第1調圧バルブ122
とでプーリ側圧制御バルブ12が構成され、シフトバル
ブ130と、リニアソレノイドバルブから成る第2調圧
バルブ131とで変速制御バルブ13が構成されてい
る。図中X印の部分はドレンポートである。
【0018】油圧ポンプ10から吐出される油は、油路
L1を介して高圧レギュレータバルブ120に供給され
ると共に、油路L2を介してレデューシングバルブ12
3に供給される。レデューシングバルブ123は油圧ポ
ンプ10の吐出圧より低い一定の油圧を出力するもの
で、該バルブ123から出力される一定圧の作動油を各
油路L3,L4を介して各調圧バルブ122,131に
供給する。各調圧バルブ122,131は夫々のソレノ
イド122a,131aへの通電電流値に応じた油圧を
出力するように構成されており、各ソレノイド122
a,131aへの通電電流値をコントローラ15により
制御して、各調圧バルブ122,131の出力油圧を可
変制御する。
【0019】前記高圧レギュレータバルブ120は、そ
の右端の油室120aに油路L5を介して入力される第
1調圧バルブ122の出力油圧PC1に比例した比較的
高圧のプーリ制御油圧PHを出力するように構成されて
おり、このプーリ制御油圧PHは油路L6を介してシフ
トバルブ130に供給されると共に、油路L7を介して
低圧レギュレータバルブ121に供給される。低圧レギ
ュレータバルブ121は、その右端の油室121aに油
路L5を介して入力される第1調圧バルブ122の出力
油圧PC1に比例した比較的低圧のプーリ制御油圧PL
を出力するように構成されており、このプーリ制御油圧
PLは油路L8を介してシフトバルブ130に供給され
る。第1調圧バルブ122の出力油圧PC1と高低2つ
のプーリ制御油圧PH,PLとの関係は図3に示す通り
になる。
【0020】シフトバルブ130は、高圧のプーリ制御
油圧PHをドライブプーリ30のシリンダ室30c、低
圧のプーリ制御油圧PLをドリブンプーリ31のシリン
ダ室31cに供給して、Vベルト機構10の変速比(入
力/出力)を小さくする側(高速側)に変更する左方位
置と、高圧のプーリ制御油圧PHをドリブンプーリ31
のシリンダ室31c、低圧のプーリ制御油圧PLをドラ
イブプーリ30のシリンダ室30cに供給して、Vベル
ト機構10の変速比を大きくする側(低速側)に変更す
る右方位置とに移動自在である。そして、シフトバルブ
130を右端のばね130aで左方に付勢すると共に、
左端の油室130bに油路L9を介して入力される第2
調圧バルブ131の出力油圧PC2により右方に押圧
し、この出力油圧PC2に応じて両プーリ30,31の
シリンダ室30c,31cの油圧が図4に示す如く制御
され、Vベルト機構10の変速比が制御される。
【0021】この出力油圧PC2は、上記の如く、第2
調圧バルブ131のソレノイド131aへの通電電流値
に応じて可変されるから、結局、コントローラ15によ
る通電電流値の制御でVベルト機構10の変速比が制御
されることになり、以下、この変速制御について説明す
る。
【0022】変速比の制御は、基本的には、車速Vとエ
ンジン負荷(例えばエンジンのスロットル開度)とに基
いてエンジンENGの目標回転数NSを設定し、エンジ
ン回転数NeがNSになるように変速比を変更すること
で行う。車速Vとエンジン負荷とに対する目標回転数N
Sの相関関係はマップ化してコントローラ15に記憶さ
れているが、シフトレンジとして自動変速レンジ(D)
を選択したときに要求される相関関係と、低速保持レン
ジ(L)を選択したときに要求される相関関係とは異な
るため、図6(A)に示すD用のNSマップと図6
(B)に示すL用のNSマップとを用意する。尚、図6
(A)(B)のa線とb線は夫々変速比が最大のときと
最小のときの車速Vとエンジン回転数Neとの関係を示
し、a線とb線との間の斜線示の領域においてエンジン
負荷の増加に伴って増加するようにNSが設定されてい
る。
【0023】また、NSが上限値Nmax以上になったと
きは、NSをNmaxに設定し直すようにしており、更
に、Nmaxの最大値NmaxH(例えば6800rpm)と最
小値NmaxLを設定し、Nmaxの後記する増減補正に際し
ての補正範囲をNmaxHとNmaxLとの間に制限してい
る。
【0024】また、変速機の油温の上昇判断の基準とな
る第1の設定回転数NHと第1の設定時間TMHとを設
定すると共に、油温の下降判断の基準となる第2の設定
回転数NLと第2の設定時間TMLとを設定している
が、これら第1と第2の設定回転数NH,NLや第1と
第2の設定時間TMH,TMLは、図7(A)(B)や
図8(A)(B)に示すテーブルに従い、外気温TAに
応じて可変設定する。下表に、NH,NL,TMH,T
MLの具体的な値を例示する。
【0025】 変速制御のプログラムは図5に示す通りであり、先ず、
現在のシフトレンジが中立レンジ(N)やパーキングレ
ンジ(P)であるか否かを判別し(S1)、N,Pでな
いときは低速保持レンジ(L)であるか否かを判別し
(S2)、Lであれば図6(B)に示すL用のNSマッ
プを選択し(S3)、N,Pであるときや、Lでないと
き、即ち、自動変速レンジ(D)であるときは図6
(A)に示すD用のNSマップを選択し(S4)、次
に、選択したNSマップから現在の車速Vとエンジン負
荷とに対応する目標回転数NSを検索する(S5)。
【0026】次に、NH,NLを図7(A)(B)のテ
ーブルを検索して外気温TAに応じた値に設定すると共
に、TMH用の減算式の第1タイマーTM1のリセット
値と、TML用の減算式の第2タイマーTM2のリセッ
ト値とを、図8(A)(B)のテーブルを検索して、夫
々外気温TAに応じたTMH,TMLの値に設定する
(S6)。
【0027】次に、第2タイマーの残り時間TM2が零
になったか否かを判別し(S7)、TM2 = 0であれ
ば第1タイマーの残り時間TM1をTMHにリセットし
(S8)、TM≠0でなければTM1をリセットせずに
S9のステップに進み、エンジン回転数NeがNH以上
か否かを判別する(S9)。Ne≧NHであれば第1タ
イマーの残り時間TM1を減算し(S10)、Ne<N
HであればTM1を減算せずにS11のステップに進
み、エンジン回転数NeがNL以上か否かを判別する
(S11)。Ne≧NLであれば第2タイマーの残り時
間TM2をTMLにリセットし(S12)、Ne<NL
であればTM2を減算して(S13)、S14のステッ
プに進む。
【0028】S14のステップでは、外気温TAが所定
値TAs(例えば30℃)を上回っているか否かの判別
が行われ、TA>TAsであれば、外気温フラグFTA
を1にセットし(S15)、また、TA≦TAsであれ
ば、スロットル開度θが全閉か否かの判別と、変速比が
小(高速側)か否かの判別とを行い(S16,S1
7)、θ = 0で、且つ、変速比が小のとき外気温フラ
グFTAを零にリセットし(S18)、θ≠0であると
きや変速比が小でないときは外気温フラグFTAをリセ
ットせずにS19のステップに進み、外気温フラグFT
Aが零か否かを判別する。そして、FTA = 0であれ
ば上限値Nmaxの最低値NmaxLを比較的高い所定値Nma
xL1(例えば6500rpm)に設定し(S20)、FT
A≠0であればNmaxLを比較的低い所定値NmaxL2
(例えば4500rpm)に設定する(S21)。尚、T
A≦TAsのときに外気温フラグFTAを零にリセット
することも考えられるが、高負荷運転時や、変速比が小
でエンジン回転数Neが増加する状態では熱負荷が大き
くなって油温が上昇し易いため、上記の如くTA≦TA
s、θ = 0、変速比が小、という3条件が成立したと
きにのみ外気温フラグFTAを零にリセットし、Nmax
Lを高く設定するようにした。
【0029】NmaxLを設定すると、次に、第1タイマ
ーの残り時間TM1が零になったか否かを判別する(S
22)。TM1 = 0になるのは、Ne≧NHとなる高
速運転の累積時間がTMH以上になったときであり、こ
のときは上限値Nmaxを前回の上限値Nmaxから所定量△
N1だけ減少補正する(S23)。そして、高速運転の
累積時間の増加に伴って上限値Nmaxは段階的に減少す
る。尚、△N1はNmaxの減少速度が例えば25rpm/秒
になるように設定される。
【0030】次に、S24のステップに進んで第2タイ
マーの残り時間TM2が零になったか否かを判別する
が、TM1≠0のときはNmaxを減少補正せずにS24
のステップに進む。TM2はNe≧NLになるとS12
のステップでTMLにリセットされるため、TM2 =
0になるのは、Ne<NLの低速運転の継続時間がTM
L以上になったときであり、このときは上限値Nmaxを
前回の上限値Nmaxより所定量△N2だけ増加補正する
(S25)。そして、低速運転の継続時間の増加に伴っ
て上限値Nmaxは段階的に増加する。尚、△N2はNmax
の増加速度が例えば300rpm/秒になるように設定さ
れ、Nmaxは減少補正による減少速度よりも速い速度で
増加補正される。
【0031】次に、S26のステップに進んで上限値N
maxがNmaxHを下回っているか否かを判別するが、TM
2≠0のときはNmaxを増加補正せずにS26のステッ
プに進む。Nmax≧NmaxHであればNmaxをNmaxHに設
定し直す(S27)。また、Nmax<NmaxHであれば、
NmaxがNmaxLを下回っているか否かを判別し(S2
8)、Nmax<NmaxLであればNmaxをNmaxLに設定し
直し(S29)、Nmax≧NmaxLであればNmaxを設定
し直さずにS30のステップに進む。
【0032】S30のステップでは、S5のステップで
設定した目標回転数NSがNmax以下であるか否かを判
別し、NS>NmaxであればNSをNmaxに設定し直し
(S31)、NS≦NmaxであればNSを設定し直さず
にS32のステップに進み、NSと現在のエンジン回転
数Ne(ドライブプーリ30の回転数でも良い)との差
DNを求める。
【0033】次に、エンジン回転数Neが目標回転数N
Sに合致するように、変速比を変化させるのに必要なフ
ィードバック制御式の比例項の修正値PEをDNの関数
として演算し(S33)、次いで、フィードバック制御
式の積分項の修正値SEをDNの関数として演算し(S
34)、第2調圧バルブ131のソレノイド131aへ
の通電電流の指令値ICMDを、PE,SEと基準電流
値ICとを加算して求め(S35)、ICMDの電流値
でソレノイド131aに通電して変速比を制御し、Ne
= NSにする。
【0034】上記の制御によれば、Ne≧NHの高速運
転の累積時間がTMH以上になって、変速機の油温が上
昇気味になると、Nmaxが減少補正されるため、NSが
Nmaxに設定されてNeがNmaxに増加しても、油温が異
常に上昇することはない。また、Ne<NLの低速運転
の継続時間がTML以上になって、油温が充分に低下す
ると、Nmaxが増加補正されるため、ドライバビリティ
の悪化も生じない。尚、低速運転の継続時間がTML以
上になると、第1タイマーの残り時間TM1がTMHに
リセットされるから、高速運転の累積時間が再度TMH
以上になるまでNmaxは減少補正されない。
【0035】また、外気温TAが高く熱負荷が大きくな
る状態では、NHが低く設定されると共にTMHが短く
設定されて、Nmaxが早期に減少補正され、更に、NL
が低く設定されると共にTMLが長く設定されて、Nma
xの増加補正の頻度が少なくなるから、高外気温下での
油温の異常上昇を確実に防止できる。また、外気温TA
が高いとNmaxの最低値NmaxLが低く設定されるため、
高外気温下では高速運転時間の増加によってNmaxがか
なり低い値まで減少されることになり、高外気温下での
油温上昇を有効に防止できる。
【0036】以上、上限値Nmaxを補正する実施形態に
ついて説明したが、目標回転数NSを補正して油温上昇
を防止することも可能であり、以下にかかる実施形態を
図9を参照して説明する。図9においてQ1〜Q18の
ステップは図5のS1〜S18のステップと同一であ
り、その説明は省略する。図5に示すものではS18の
ステップの次のS19のステップでFTA = 0か否か
を判別しているが、図9に示すものではQ18のステッ
プの次のQ19のステップでTM1 = 0か否かを判別
している。
【0037】TM1 = 0であれば補正フラグFNを1
にセットし(Q20)、TM1≠0であればFNを1に
セットせずにQ21のステップに進み、TM2 = 0か
否かを判別する。TM2 = 0であれば補正フラグFN
を零にリセットし(Q22)、TM2≠0であればFN
を零にリセットせずにQ23のステップに進み、FN=
1か否かを判別する。
【0038】FN = 1となるのはNH以上の高速回転
の累積時間がTMH以上となって油温が上昇気味になる
ときであり、このときはQ24のステップに進んで目標
回転数NSを減少補正して、Q25のステップに進む。
ところで、Q24のステップでの減少補正量△NはNS
に応じて可変設定されるようになっており、△NとNS
との相関関係が図10に示すようにテーブル化してコン
トローラ15に記憶されている。この相関関係は外気温
フラグFTAが1になる高温時とFTAが零になる低温
時とで異なっており、Q15とQ18のステップで設定
されるFTAの値に対応する相関関係に従って△Nを求
め、NSをこれから△Nを減算した値に設定し直す。
尚、△NはNSが所定値以上になったときにNSの増加
に応じて増加するように設定されている。FN = 0で
あればNSを補正せずにQ25のステップに進む。
【0039】Q25以後のステップは図5のS32以後
のステップと同じであり、NeがNSに合致するように
変速比が制御される。かくて、油温が上昇気味になった
ときのNeの増加がNSの減少補正によって抑制され、
油温の異常上昇が防止される。また、Ne<NLの低速
回転の継続時間がTML以上になれば、NSの減少補正
が中止され、ドライバビリティの悪化は生じない。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、油温センサーを用いずに油温の異常上昇を防
止でき、コストダウンを図れると共に、センサー故障に
よる油温の異常上昇といった不具合を生ずることがな
く、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を適用する無段変速機の機械的構
成と制御系を模式的に示す図
【図2】 プーリ側圧制御バルブと変速制御バルブの具
体的構成を示す図
【図3】 プーリ制御油圧PH,PLの変化特性を示す
グラフ
【図4】 変速制御に対応した各プーリのシリンダ室の
油圧変化を示すグラフ
【図5】 本発明による変速制御の一例を示すフローチ
ャート
【図6】 (A)(B)目標回転数NSの設定マップを
示す図
【図7】 (A)(B)第1と第2の設定回転数NH,
NLの設定テーブルを示す図
【図8】 (A)(B)第1と第2の設定時間TMH,
TMLの設定テーブルを示す図
【図9】 本発明による変速制御の他の例を示すフロー
チャート
【図10】補正量△Nの設定テーブルを示す図
【符号の説明】
ENG エンジン CVT 無段変速
機 15 コントローラ 13 変速制御バ
ルブ Ne エンジン回転数 Nmax 上限値 NmaxL 最低値 NH 第1の
設定回転数 NL 第2の設定回転数 TMH 第1の設定
時間 TML 第2の設定時間 TA 外気温 △N 補正量

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行状態に応じて変速比を無段階
    に変化させる車両用無段変速機の制御装置であって、 車速とエンジン負荷とに基いてエンジンの目標回転数を
    設定する手段と、 エンジン回転数が前記目標回転数になるように変速比を
    可変制御する手段とを備えるものにおいて、 前記目標回転数が上限値以上になるときに目標回転数を
    上限値に設定し直す上限設定手段と、 エンジン回転数が上限値より低い第1の設定回転数以上
    になった累積時間を計測する第1の時間計測手段と、 前記累積時間が第1の設定時間以上になったときに前記
    上限値を減少補正する第1の補正手段と、 を備えることを特徴とする車両用無段変速機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 エンジン回転数が前記第1の設定回転数
    より低い第2の設定回転数を下回ってから再び該第2の
    設定回転数以上になるまでの時間を計測する第2の時間
    計測手段と、 該第2の時間計測手段で計測された時間が第2の設定時
    間以上になったときに前記上限値を増加補正する第2の
    補正手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用無段
    変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の補正手段により補正される前
    記上限値の最低値を外気温に応じて可変設定することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の車両用無段変速機の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 車両の走行状態に応じて変速比を無段階
    に変化させる車両用無段変速機の制御装置であって、 車速とエンジン負荷とに基いてエンジンの目標回転数を
    設定する手段と、 エンジン回転数が前記目標回転数になるように変速比を
    可変制御する手段とを備えるものにおいて、 エンジン回転数が第1の設定回転数以上になった累積時
    間を計測する第1の時間計測手段と、 前記累積時間が第1の設定時間以上になったときに前記
    目標回転数を減少補正する補正手段と、 を備えることを特徴とする車両用無段変速機の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 エンジン回転数が前記第1の設定回転数
    より低い第2の設定回転数を下回ってから再び該第2の
    設定回転数以上になるまでの時間を計測する第2の時間
    計測手段と、 該第2の時間計測手段で計測された時間が第2の設定時
    間以上になったときに前記補正手段による補正を中止す
    る中止手段と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の車両用無段
    変速機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段による補正量は前記目標回
    転数に応じて可変設定されることを特徴とする請求項4
    又は5に記載の車両用無段変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の設定時間、前記第2の設定時
    間、前記第1の設定回転数、前記第2の設定回転数のう
    ち少なくとも1つを外気温に応じて可変設定することを
    特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用
    無段変速機の制御装置。
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