JPH09258516A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09258516A
JPH09258516A JP8088960A JP8896096A JPH09258516A JP H09258516 A JPH09258516 A JP H09258516A JP 8088960 A JP8088960 A JP 8088960A JP 8896096 A JP8896096 A JP 8896096A JP H09258516 A JPH09258516 A JP H09258516A
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JP
Japan
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recording paper
tray
recording
paper
remaining
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Application number
JP8088960A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Sunaga
信明 須永
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム発生時に搬送路に残った記録紙の有効
利用を計るとともに、排紙順序の整合をとる。 【解決手段】 ジャム発生時に、ジャム原因紙を取り除
いた後、搬送路に残っている記録紙を当初の給紙の順で
中間トレイ4に退避させる。また、ジャム原因紙に先行
していて、かつ印刷済みの記録紙は先に排出トレイ3に
出力させる。こうしておいて、再起動時には、取り除か
れたジャム原因紙分の記録紙は給紙トレイ1または2か
ら引出し、中間トレイ4に退避させた記録紙とともに、
前記当初の給紙の順に従って転写装置6に案内する。転
写装置6では、未印刷分の記録紙にのみ印刷を行い、他
の記録紙は空運転で通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、異常発生時に該画像形成装置内に残存した記
録紙を効率的に処理するのに好適な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置において記録紙詰ま
り(以下、「ジャム」という)等の異常が発生して緊急
に動作停止をした場合、該画像形成装置内の記録紙搬送
路上には記録紙が残存することがある。特に、大型の画
像形成装置では搬送路が長く、多数枚の記録紙に連続的
に画像形成していることがあるために、該搬送路上には
多数枚の記録紙が残存する場合がある。
【0003】通常、画像形成装置の異常がジャムである
場合には、ジャムの原因となった記録紙(以下、「ジャ
ム紙」という)をオペレータが手で除去した後、印刷再
開時には搬送路に残存する記録紙のすべてを自動的にパ
ージトレイに排出している。パージトレイに排出された
記録紙は定期的に除却されるが、これらの記録紙の中に
はまだ画像が転写されていないものや、片面だけ画像が
転写されたものがあり、未転写面があるものは再利用が
可能である。
【0004】しかし、パージトレイには、両面白紙のも
のや、片面のみ白紙のもの、ならびに両面とも転写済み
であるが定着は済んでいないもの等、種々の記録紙が混
在している。したがって、この中から再利用可能なもの
を選別し、少なくとも片面が白紙のものを給紙トレイま
たは記録紙カセットに収容するのは手間がかかるため、
実際にはこれらの記録紙が再利用されることが少なく、
捨てられてしまっていることが多い。
【0005】近年、資源保護の見地からも、これらの記
録紙の再利用を図る必要性が高まっていて、そのための
種々の提案がなされている。例えば、特開平2−134
652公報に記載された複写機では、ジャムが発生した
場合に、その時点で転写装置を通過していない白紙のみ
を再利用用のトレイに排出し、再利用できるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
複写機では、次のような問題点があった。すなわち、前
記従来の複写機では、緊急停止時に搬送路上にあったも
のは白紙でない限り捨てられていたため、十分な再利用
が行われていない。
【0007】また、異常発生時点で搬送路に複数の記録
紙が残っていて、この中には正常に印刷が終了したもの
が含まれていることがあり、このような正常に印刷が終
了したものは正常の印刷済みのトレイに出力するのが好
ましい。しかし、ジャムの発生位置によっては、前記正
常に印刷が終了しているものをそのまま出力すると、そ
の後に再度印刷をしたジャム紙相当分の記録紙との順序
が変更されることがある。そうすると、排出トレイに積
載される記録紙がページ順に並ばないことになって、ペ
ージ揃えの手間が後処理として必要になるという問題点
がある。
【0008】特開昭58−105248号公報に記載さ
れた複写機では、ジャム発生時に、ジャム分の印刷は後
回しにし、それ以外の、ジャム分以降の分について両面
印刷を先に済ませて中間トレイに蓄積する。その後、ジ
ャム分の両面印刷を行って排出トレイに出力し、続い
て、中間トレイに蓄積してある記録紙を排出トレイに出
力する。
【0009】また、特開昭58−105249号公報に
記載された複写機では、両面印刷時に表面に印刷が終了
した記録紙は第1中間トレイに搬送して蓄積され、その
後、裏面の印刷を行うように構成されている。この裏面
の印刷時にジャムが発生した場合、新たに給送したジャ
ム分に相当する記録紙の表面に印刷を行い、その記録紙
を第2中間トレイに収容する。さらに、前記ジャム分に
相当する記録紙を第2中間トレイから引出して裏面に印
刷して排出トレイに出力し、続けて、第1中間トレイに
蓄積されているジャム紙以降の記録紙の裏面に印刷を行
い、排出トレイに出力するようにしている。
【0010】前記複写機では、排出トレイに出力される
記録紙がページ分に揃うという利点はある。しかし、ジ
ャム分の記録紙とそれ以外の記録紙の印刷を別けて行う
ので、そのつど印刷ボタンを押してオペレータが指示を
する必要があり、操作が繁雑である。
【0011】また、前記複写機では、複数の記録紙を同
時並行的に搬送路上に給送して印刷処理をしている場合
の問題点が解決されていない。すなわち、記録紙が複写
機の用紙搬送路上に複数枚存在して同時に処理をしてい
る場合には、片面印刷時にジャムが発生してもページの
不揃いの問題点があるが、この点は解決できていない
し、片面印刷や両面印刷で手順を変更することは操作を
繁雑にする。
【0012】本発明は、上記の問題点を解消し、緊急停
止後の運転再開時に、装置内に残存していた記録紙を有
効に再利用することができ、かつ、ページの不揃いをな
くすることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、記録紙の搬送路上に配置
されて該搬送路上の記録紙の位置を検出する複数のセン
サ手段と、前記搬送路上に配置されて記録紙の搬送先を
変更するためのゲート手段と、前記センサ手段の出力信
号および前記ゲート手段のゲート切換え信号に基づい
て、前記記録紙の現在位置および印刷経過状況を示す情
報を含む記録紙管理テーブルを作成するテーブル作成手
段と、異常停止後の再起動時に、前記記録紙管理テーブ
ルを参照して搬送路上に残存している記録紙および除去
された異常原因記録紙を検出する残存記録紙検出手段
と、異常停止後の再起動時に、前記記録紙管理テーブル
を参照して記録紙の印刷経過状況を判断し、前記搬送路
上に残存している各記録紙について該記録紙の各面に画
像が印刷済みか否かを判断する印刷状況判別手段と、前
記搬送路上に残存している記録紙のうち、前記異常原因
記録紙よりも下流にあって、かつ、印刷が完了した記録
紙を正常排出トレイに出力し、印刷が完了していない記
録紙を、前記給紙トレイからの引出し順に中間トレイに
搬送する第1搬送制御手段と、前記中間トレイへ収容し
た順に、該中間トレイから記録紙を順番に引出すととも
に、前記異常原因記録紙が除去される前に位置していた
順番では該異常原因記録紙に代えて前記給紙トレイから
引出した記録紙を前記画像転写装置へ引出す第2搬送制
御手段と、前記第2搬送制御手段で制御されて引出され
た記録紙の未印刷面に、前記異常停止時点で印刷未終了
であった画像を印刷する印刷手段とを具備した点に第1
の特徴がある。
【0014】また、前記第1搬送制御手段が、前記搬送
路上に残存している記録紙のうち、印刷が完了した記録
紙を正常排出トレイに出力し、両面に印刷がされていな
い記録紙をパージトレイに出力し、片面にのみ印刷がさ
れている記録紙を前記給紙トレイからの引出し順に中間
トレイに搬送するように構成された点に第2の特徴があ
る。
【0015】この第1および第2の特徴によれば、記録
紙の状態が記録紙管理テーブルで管理されていて、緊急
停止時にこの記録紙管理テーブルから認識できる記録紙
の状態に基づいて記録紙を各トレイに搬送できる。そし
て、緊急停止時の印刷時には、中間トレイに退避した記
録紙と新たに給紙トレイから引出す記録紙を、中断前の
給紙順序で画像転写装置に搬送し、該記録紙の未印刷面
に印刷を行って排出トレイに出力することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図1は、画像形成装置の構成を示す断
面図である。図1において、印刷に供される記録紙は給
紙トレイ1および給紙トレイ2に収容されている。該記
録紙は図中矢印で示す搬送方向に従って搬送され、途中
で画像転写装置6で画像が印刷された後、排出トレイ3
に排出される。但し、矢印A1は、異常が発生した後の
処理(以下、「パージ処理」という)において、再利用
のためのトレイ(以下、「中間トレイ」という)4に記
録紙を搬送する場合の搬送方向を示す。また、矢印A2
は、両面印刷時に表面の印刷が終了した記録紙を、その
裏面に印刷をするための搬送路に還流させる方向、つま
りトレイ(以下、「両面トレイ」という)5方向への搬
送方向を示す。
【0017】搬送路上には記録紙の通過によって該記録
紙の位置を認識するためのセンサs1−1,s1−2〜
s16が設けられる。以下の説明では、センサs1−
1,s1−2を統合して説明する場合は便宜上符号s1
で統一して説明する。センサs5とs6との間には転写
される画像が形成されたベルト状の画像担持体および転
写器(図示せず)からなる転写装置6が設けられる。さ
らに、該転写装置6の搬送方向下流にはトナー画像を記
録紙に定着させる定着ローラ7が設けられる。
【0018】上述のトレイのほか、異常時等に記録紙を
排出させるパージトレイ8が設けられる。前記排出トレ
イ3および中間トレイ4の一方に記録紙を案内するため
の切換えゲート(以下、単に「ゲート」という)G1が
設けられ、前記パージトレイ8および両面トレイ5へ記
録紙を案内させるため、該パージトレイ8および両面ト
レイ5の入口にはそれぞれゲートG3およびゲートG4
が設けられる。さらに、正常に印刷が終了した記録紙を
出力する排出トレイ3に対して記録紙がフェースダウン
で出力されるように、すなわち印刷面を下に向けて出力
されるように該記録紙を反転させるゲートG2が設けら
れる。なお、両面印刷の場合は最初の印刷面が下に向く
ように出力する。
【0019】なお、記録紙の搬送路は搬送ローラや搬送
ベルト装置ならびに案内板等周知の手段で構成される
が、これらの構造や配置は本発明の要部ではないので、
図面の繁雑を避けるため、簡略化した図示のみにとど
め、符号による特定や詳細な説明は省略する。
【0020】上記構成により、印刷時の記録紙の流れを
説明する。まず、片面印刷時の場合から説明する。例え
ば、ホストコンピュータ等の上位装置から入力される印
刷指示情報に含まれる印刷サイズに応じて給紙トレイ
1,2のいずれか一方から引出された記録紙には、転写
装置6で画像が転写された後、定着ローラ7で該画像が
定着される。そして、センサs10まで到達した記録紙
はゲートG2で搬送路C1方向に一旦案内される。その
結果、該記録紙は印刷面が下向きになるように反転さ
れ、フェースダウンの状態で排出トレイ3に出力され
る。
【0021】両面印刷においては、給紙トレイ1,2の
いずれか一方から引出された記録紙には、転写装置6で
その表面に画像が転写される。そして、定着ローラ7で
該画像が定着された後、センサs9まで到達した記録紙
はゲートG3で搬送方向A2に案内されてフェースダウ
ンの状態で両面トレイ5に収容される。両面トレイ5に
収容された記録紙は、再び転写装置6および定着ローラ
7を経て、その裏面に画像が印刷された後、排出トレイ
3に出力される。
【0022】該画像形成装置では複数枚の記録紙が連続
して給紙トレイ1または2から引出されて印刷されるた
め、該画像形成装置内には同時に複数枚の記録紙が滞留
していることがある。図示の例では、符号a〜gでその
位置を示すように7枚の記録紙が並行処理されている。
両面印刷の場合には片面に印刷された記録紙が両面トレ
イ5を経由して再び元の搬送路に還流されるため、先頭
の記録紙が給紙トレイ1または2から引出される最後尾
の記録紙と重なることがないように並行処理をする記録
紙の枚数を決定しなければならない。図示の例では同時
に並行して処理できる記録紙の枚数は7枚に限られる。
したがって、この7枚のうち、先頭の1枚が排出トレイ
に出力されれば、次の7枚のうちの先頭から給紙を開始
することができる。搬送路上の記録紙の位置を含む該記
録紙の状態は後で詳述する記録紙管理テーブル(以下、
単に「管理テーブル」という)で管理され、この管理テ
ーブルを参照しつつ記録紙の搬送が制御される。
【0023】上記画像形成装置の制御部は次のように構
成される。図14において、バス9にはPIO(パラレ
ルインタフェース)100、CPU110、ROM12
0、RAM130が接続され、前記PIO100には画
像形成制御回路140、搬送制御回路150、記録紙検
出制御回路160が接続されている。
【0024】前記RAM130には、搬送路上の記録紙
の状態を管理する管理テーブルが設定される。図2は管
理テーブルの一例を示す図である。図2は片面印刷モー
ドの場合の管理テーブルであるが、両面印刷モードの場
合も同様に作成される。該管理テーブルは搬送路上に存
在し得る最大枚数の記録紙の状態を同時に管理できるよ
うに少なくとも該最大枚数に対応する数だけのメモリ領
域が確保されている。メモリ領域はテーブル番号で特定
される。
【0025】給紙部1から引出される記録紙には「記録
紙番号」が割り振られる。該「記録紙番号」は一連の印
刷ジョブにおいて供給される記録紙に連番で割り振られ
る。例えば、20枚の記録紙に画像が印刷される場合
は、「記録紙番号」は「1」から「20」までである。
【0026】なお、この管理テーブルに登録された各記
録紙の情報は、該記録紙が排出トレイ3に排出された時
点で抹消される。また、管理テーブルはリングバッファ
で構成するため、正常に印刷が終了して記録紙が順番に
排出トレイ3に排出されていくと、その記録紙に対応す
るテーブル番号は後続の記録紙番号の記録紙に割り当て
られる。例えば、図2において「記録紙番号」が「1」
の記録紙が排出されると、その後は、「記録紙番号」
「8」の記録紙に、テーブル番号「1」が割り振られ
る。したがって、小さいテーブル番号に必ずしも小さい
「記録紙番号」が対応するとは限らない。
【0027】前記「記録紙番号」によって搬送路上に存
在する記録紙が特定される。管理テーブル上の「記録紙
位置」は搬送路上の記録紙位置を示す情報であり、当該
「記録紙番号」の記録紙が最新に通過したセンサに対応
して「記録紙位置」が記述される。図2の例では、「記
録紙番号」「1」〜「7」は図1に示す位置a〜gにあ
る記録紙に対応している。例えば、位置gにある記録紙
はセンサs2を通過しているが、まだセンサs3に達し
ていないので、この場合の「記録紙位置」は「2」であ
る。また、位置fにある記録紙はセンサs4に達してい
るが、まだセンサs5には達していないので「記録紙位
置」は「4」である。以下、同様に、すべての記録紙の
位置は該記録紙がセンサs1−1,s1−2〜s16の
どれをオンにしたかによって認識され、管理テーブルに
登録される。
【0028】給紙トレイ1および2に収容されている記
録紙のサイズは予め分かっているので、選択された給紙
トレイによって、記録紙のサイズが認識され、このサイ
ズが、管理テーブル上の「サイズ」欄に記述される。
「モード」は両面印刷か片面印刷かの印刷モードの区別
を表わしている。この「モード」は当該画像形成装置に
接続される上位装置から供給される印刷指示情報に含ま
れる指示によって決定することができる。
【0029】「面の使用状態」は転写装置6で画像が転
写されたか否かによって判断される。画像が転写された
か否かはセンサs5の出力によって判断され、該センサ
s5がオフからオンに変化したときに「面の使用状態」
の値が更新される。すなわち、「面の使用状態」の初期
値は「0」であり、記録紙が検出されてセンサs5がオ
ンになると、該初期値「0」は記録紙の表面に印刷され
たことを示す値「1」で更新される。両面印刷モードの
場合に記録紙がセンサs5を2回通過すると「面の使用
状態」は記録紙の両面に印刷されたことを示す値「2」
で更新される。この「面の使用状態」の値は、印刷状態
のときにセンサs5がオンに変化すると更新されるが、
緊急停止後の再起動時に記録紙を排出する動作モードで
は更新されない。緊急停止時の搬送路上に残留している
記録紙(以下、「残存記録紙」という)の状態に従い、
該残存記録紙の搬送先を決定するためである。
【0030】「反転経歴」は当該記録紙がゲートG2ま
たはG3で反転されたか否かを示す。ゲートG2では排
出トレイ3に、ゲートG3は両面トレイ5に記録紙をフ
ェースダウンにしてそれぞれ排出するときに動作するも
のである。
【0031】「残存情報」と「搬送先トレイ」とは、画
像形成装置を緊急停止させた後、再起動される前に設定
される情報である。図2(b)に、管理テーブルの要部
として、緊急停止後の再起動前に設定された「残存情
報」と「搬送先トレイ」とを示す。図2(a)および図
2(b)に示すように、「残存情報」と「搬送先トレ
イ」とは正常に動作しているときは「0」である。そし
て、緊急停止後、再起動される前に、その時の状態によ
って値が更新される。
【0032】「残存情報」は再起動前に搬送路上に残っ
ている記録紙を特定する情報であり、緊急停止の原因と
なった記録紙(ジャム紙)は取り除かれるので「残存情
報」は「0」であり、該ジャム紙以外の記録紙は搬送路
上に残っているので「残存情報」は「1」で更新され
る。
【0033】「搬送先トレイ」は、記録紙を排出トレイ
3、中間トレイ4、パージトレイ8のいずれに搬送する
かを示す情報である。正常に運転されているときは、記
録紙の搬送先は排出トレイ3であるから、該「搬送先ト
レイ」の初期値は「0」である。一方、残存記録紙は、
該残存記録紙を再利用するため、再起動時に排出トレイ
または中間トレイ4に搬送する。
【0034】したがって、緊急停止後の再起動時には残
存記録紙の「搬送先トレイ」は排出トレイ3または中間
トレイ4を示す値「0」または「1」に設定する。図2
(b)の例では、センサs10の地点にある記録紙つま
り記録紙番号「1」の記録紙をジャム紙と想定している
ため、ジャム紙を先頭にして排出トレイ3に出力させる
都合上、該ジャム紙に後続する記録紙はすべて「搬送先
トレイ」を「1」としている。「記録紙番号」が「2」
の記録紙がジャム紙であれば、該ジャム紙に先行する記
録紙はジャム紙に先行して排出トレイ3に出力してもよ
いので、「記録紙番号」が「1」の記録紙の「搬送先ト
レイ」は「0」となる。なお、ジャム紙の「搬送先」は
仮にパージトレイ8を示す値「2」に設定する。
【0035】ジャムが発生したことは、次のようにして
検出される。すなわち、各センサ間を移動する記録紙の
移動時間を、各センサの「オフ」から「オン」または
「オン」から「オフ」へ変化するまでの時間に従って監
視していて、予定時間内に状態が変化しないセンサを検
出することによってジヤムの発生および発生位置を特定
することができる。ジャム紙を管理するテーブル番号は
変数「JAM」として記憶する。
【0036】また、ジャム紙がオペレータや保守員等に
よって取り除かれ、ジャム解除動作がされたときに自動
的に前記「残存情報」は更新される。ジャム解除は、予
定のジャム解除スイッチがオペレータによって操作され
るとか、扉の閉鎖によって該ジャム解除スイッチが操作
される動作によって認識できる。
【0037】次に、上記構成の画像形成装置の記録紙搬
送制御について、フローチャートを参照して説明する。
本実施形態では、ジャム発生後の印刷では、すでに印刷
が終了している記録紙はそのまま正常なものとして扱
う。そして、ジャム紙および印刷がまだ終了していない
記録紙に印刷されるべきであった画像は改めて記録紙に
印刷を行い、前記正常な記録紙とともに記録紙番号の順
番が変わらないようにして排出トレイ3に出力する。
【0038】但し、記録紙をその記録紙番号順に排出ト
レイ3に出力するためには、ジャム紙に先行する記録紙
のうち、正常に印刷を終了したものは排出トレイ3に先
に出力する。一方、ジャム紙に後続する記録紙は、正常
に印刷が終了している記録紙をも含めてすべてを中間ト
レイ4に退避させる。この場合、中間トレイ4に退避さ
れる残存記録紙は、記録紙番号順にフェースダウンで中
間トレイ4に積み上げられる。
【0039】そして、ジャム紙に印刷されるべきであっ
た画像が新たな記録紙に改めて印刷された後、この記録
紙の後に続いて前記退避させた残存記録紙の搬送を開始
する。このとき、予定の印刷が終了していない記録紙に
は転写装置6で画像を転写させた後、排出トレイ3に搬
送するが、すでに予定の印刷が終了している残存記録紙
については、転写装置6では画像を転写せず、単に通過
させるだけであるし、定着ローラ7の通過時にも、該定
着ローラ7の押圧力を解除して通過させる。
【0040】なお、管理テーブルの「記録紙位置」の更
新は、搬送路上のすべてのセンサを記録紙が通過した場
合に行われるが、ここでは、緊急停止後の再起動時に記
録紙をどのように搬送するかの判断に直接必要となるゲ
ートG1〜G4の直前にあるセンサs13、s10、s
9、s8に到達した記録紙に関する処理のみを説明す
る。以下のフローチャートは一定の割り込みタイミング
で実行される。
【0041】図3〜図11は、残存記録紙の「搬送先ト
レイ」を管理テーブルに登録する処理を示すフローチャ
ートである。まず、図3において、ステップS1では、
テーブル番号を代表する変数Xをクリアし、中間トレイ
4に搬送される残存記録紙の枚数を代表する変数MTN
をクリアする。ステップS2では、ジャム紙を管理する
テーブル番号を代表する変数JAMと変数Xとが同一
か、つまり変数Xで代表されるテーブル番号の記録紙
(以下、「記録紙X」という)がジャム紙か否かを判断
する。記録紙Xがジャム紙ならばステップS7で「搬送
先トレイ」にパージトレイ8を示す値「2」を設定す
る。
【0042】記録紙Xがジャム紙でない場合はステップ
S3に進み、変数Xより変数JAMの方が大きいか否か
により、記録紙Xがジャム紙よりも下流にあったか、つ
まりジャム紙よりも先行していたか否かを判断する。記
録紙Xがジャム紙よりも後続であったと判断されれば図
5のステップS19に移行する。また、記録紙Xがジャ
ム紙よりも先行していたと判断されると、ステップS4
に進んで記録紙Xが片面印刷モードで印刷中であったか
否かが判断される。片面印刷モードでないと判断されれ
ば図4のステップS13に進む。片面印刷モードなら
ば、ステップS5に進み、記録紙Xの「面の使用状態」
を管理テーブルから判別する。
【0043】「面の使用状態」に従い、両面未使用つま
り白紙と判断されたならば、ステップS6に進み、白紙
排出モードか否かを判断する。白紙排出モードとは、白
紙をパージトレイ8に排出するモードをいい、予め設定
されている。白紙排出モードが設定されていれば、ステ
ップS7で管理テーブルの「搬送先トレイ」を「2」に
設定し、パージトレイ8を指定する。白紙モードが設定
されていなければ、ステップS8で「搬送先トレイ」を
「1」に設定し、中間トレイ4を指定する。中間トレイ
4を指定したならばステップS9で変数MTNをインク
リメント(+1)して、中間トレイ4へ搬送する残存記
録紙の枚数を計数する。また、「面の使用状態」によ
り、表面使用と判断されたならば、正常に印刷済みであ
るので、ステップS10に進んで「搬送先トレイ」を
「0」に設定し、排出トレイ3を指定する。
【0044】ステップS11では、管理テーブルで管理
されている記録紙枚数nから「1」を差し引いた値と変
数Xとを比較してすべての残存記録紙の「搬送先トレ
イ」の設定が終了したか否かを判断する。まだ、設定が
終了していない場合はステップS12で変数Xをインク
リメントしてステップS2に進む。
【0045】次に、記録紙Xが前記ステップS4で両面
印刷モードと判断された場合の処理を図4を参照して説
明する。ステップS13では、記録紙Xの「面の使用状
態」を管理テーブルから判別する。「面の使用状態」に
より、白紙と判断されたならば、ステップS14に進ん
で白紙排出モードか否かを判断する。白紙排出モードが
設定されていれば、ステップS15で管理テーブルの
「搬送先トレイ」を「2」に設定し、パージトレイ8を
指定する。白紙モードが設定されていなければ、ステッ
プS16で「搬送先トレイ」を「1」に設定し、中間ト
レイ4を指定する。中間トレイ4を指定したならばステ
ップS17で変数MTNをインクリメントする。また、
「面の使用状態」により、表面使用と判断された場合も
ステップS16に進む。「面の使用状態」により、両面
と判断された場合は、印刷済みであるので、ステップS
18に進んで「搬送先トレイ」を「0」に設定し、排出
トレイ3を指定する。
【0046】次に、記録紙Xがジャム紙よりも上流にあ
る場合つまりジャム紙よりも後続である場合の処理を図
5を参照して説明する。ジャム紙よりも後続の記録紙X
は、白紙排出モードである場合を除いて上述のように中
間トレイ4に退避させるので、「搬送先トレイ」には中
間トレイ4を示す値「1」を設定する。
【0047】図5において、ステップS19では、記録
紙Xの「面の使用状態」を管理テーブルから判別する。
「面の使用状態」により、白紙と判断されたならば、ス
テップS20に進み、白紙排出モードか否かを判断す
る。白紙排出モードが設定されていれば、ステップS2
1で管理テーブルの「搬送先トレイ」を「2」に設定
し、パージトレイ8を指定する。白紙モードが設定され
ていなければ、ステップS22で「搬送先トレイ」を
「1」に設定し、中間トレイ4を指定する。中間トレイ
4を指定したならばステップS23で変数MTNをイン
クリメントする。また、「面の使用状態」により、表面
使用または両面使用と判断された場合もステップS22
に進み、「搬送先トレイ」を「1」に設定し、中間トレ
イ4を指定する。 次に、ジャム紙から後続の残存記録
紙を中間トレイ4に搬送するために「搬送先トレイ」が
決定された後に必要となる処理について説明する。両面
印刷モードにおいては同一搬送路を記録紙が2回通過す
ることになるので、「記録紙番号」が小さいものが必ず
しも搬送路の下流にあるとは限らない。したがって、
「記録紙番号」の小さい残存記録紙から順に中間トレイ
4に搬送するためには、最も小さい値の「記録紙位置」
を有している残存記録紙(以下、「先頭記録紙」とい
う)を検出して記憶しておく。緊急停止後に再起動され
ると、該先頭記録紙がセンサs9に到達するまでは、該
センサs9に到達した他の残存記録紙を両面トレイ5側
に搬送するようにゲートG3を切換える。そして、セン
サs9に前記先頭記録紙が到達すると、ゲートG3は該
先頭記録紙をセンサs10側に案内するように切換えら
れ、それ以後は、すべての残存記録紙がセンサs10を
通過するまでゲートG3の切換え方向を固定する。
【0048】両面印刷時に搬送路上の先頭記録紙を検出
する処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
同図において、ステップS30では変数Xをクリアす
る。ステップS31では変数RTに最大値FFHを設定
する。ステップS32では記録紙Xの印刷モードが両面
印刷モードか否かを判断する。両面印刷モードならばス
テップS33に進み、両面印刷でない場合は記録紙の順
番が変動することはないので先頭記録紙を探す必要がな
いため、ステップS37にジャンプする。
【0049】記録紙Xの「残存情報」が「1」か否かを
判断し、「残存情報」が「1」ならば、ステップS34
に進む。「残存情報」が「1」でない場合は、該記録紙
Xは管理テーブル上に残っているだけで実際には搬送路
上にないので、ステップS37にジャンプする。
【0050】ステップS34では、記録紙Xの「記録紙
位置」が両面印刷時の循環搬送路内であるか、すなわち
「記録紙位置」が「1」から「9」または「11」であ
るか否かを判断する。記録紙Xの「記録紙位置」が前記
循環搬送路内であれば、ステップS35に進み、記録紙
Xの「記録紙番号」が前記変数RTより小さいか否かを
判断する。この判断が肯定ならばステップS36に進
み、前記変数RTに該記録紙Xの「記録紙番号」を設定
する。
【0051】ステップS37では、変数Xが管理テーブ
ルで管理されている記録紙枚数nから「1」を差し引い
た値と変数Xとを比較してすべての残存記録紙に関して
判断が終了したか否かを判断する。まだ、判断が終了し
ていない場合はステップS38で変数Xをインクリメン
トしてステップS32に進む。
【0052】以上の処理が終了したならば、緊急停止後
に残存記録紙を搬送する動作を開始する。該搬送動作は
排出トレイ3、中間トレイ4、パージトレイ8、両面ト
レイ5に搬送するためのゲートG1、ゲートG3、ゲー
トG4、および記録紙を反転させるゲートG2の処理に
関して説明する。なお、記録紙を中間トレイ4に搬送す
る際、記録紙がフェースダウンで収容されるようにゲー
トG2を制御する。これは、中間トレイ4に退避した記
録紙と新たに給紙トレイ1または2から給送する記録紙
とを混合して印刷する後述の処理を容易にするためであ
る。
【0053】各ゲートの処理は、各ゲートの直前のセン
サが「オフ」から「オン」に変化したときに開始され
る。該センサの変化は一定の割り込みタイミングによっ
て検出される。前記センサの「オン」「オフ」状態の判
断は、該センサの「オン」「オフ」の変化をみて行う。
すなわち、各センサの「オン」または「オフ」の状態は
メモリに記憶され、前記割り込みタイミングでこのメモ
リを参照し、状態が「オフ」から「オン」に変化してい
れば、センサ「オン」と判断する。
【0054】まず、図7のフローチャートを参照してゲ
ートG4の処理を説明する。ステップS40ではセンサ
s8が「オン」か否かを判断し、該判断が肯定ならばス
テップS41に進み、変数Xをクリアする。ステップS
42〜S44では管理テーブルから「記録紙位置」が
「7」の記録紙を検索する。すなわち、正常な動作なら
ば、「記録紙位置」が「7」の記録紙がセンサs8に到
達したためにセンサs8が「オン」に変化したと判断さ
れるからである。
【0055】そして、「記録紙位置」が「7」である記
録紙が検出されると、ステップS45に進み、該「記録
紙位置」を「8」で更新する。ステップS46では記録
紙Xの「搬送トレイ」が「2」否か、つまりパージトレ
イ8に搬送されるべきものか否かを判断する。この判断
が肯定ならばステップS47に進んで該記録紙Xをパー
ジトレイ8へ搬送するようにゲートG4を切換える(オ
ンにする)。また、ステップS46の判断が否定なら
ば、ステップS48に進んで記録紙Xをセンサs9方向
へ搬送するようにゲートG4を切換える(オフにす
る)。
【0056】次に、図8のフローチャートを参照してゲ
ートG3の処理を説明する。ステップS50ではセンサ
s9が「オン」か否かを判断し、該判断が肯定ならばス
テップS51に進み、変数Xに「1」を設定する。ステ
ップS52〜S54では前記ステップS42〜S44と
同様の処理をして、管理テーブルから「記録紙位置」が
「8」の記録紙を検索する。そして、「記録紙位置」が
「8」である記録紙が検出されると、ステップS55に
進み、該「記録紙位置」を「9」で更新する。ゲートG
3の制御は緊急停止後の直後の画像印刷時(プリントモ
ード)と残存記録紙の搬送時とでは異なるので、処理を
分岐すためステップS56ではプリントモードか否かを
判断する。プリントモードならばステップS57に進
み、図9に関して説明するプリントモード時のゲートG
3の処理を行う。
【0057】印刷モードでない場合はステップS58に
進み、変数G3OFFが「1」か否かを判断する。変数
G3OFFが「1」であるのは、両面トレイ5側に記録
紙を案内しないようにゲートG3が固定されている状態
に移行した場合である。したがって、この判断が肯定な
らばゲートG3は切換えないので、このフローチャート
の処理は終了する。
【0058】一方、変数G3OFFが「0]ならば、ゲ
ートG3の切換えの判断をするためステップS59に進
み、記録紙Xの印刷モードが両面か否かを判断する。片
面印刷モードならば両面トレイ5に記録紙を案内する必
要はないのでステップS60に進み、記録紙Xをセンサ
s10方向へ案内するためゲートG3を「オフ」にす
る。ステップS61ではゲートG3を「オフ」に固定す
るため変数G3OFFに「1」を設定する。
【0059】また、印刷モードが両面印刷ならばステッ
プS62に進み、変数Xが変数RTと同一か否かによっ
て記録紙Xが先頭記録紙か否かを判断する。記録紙Xが
先頭記録紙ならばステップS63に進み、該記録紙Xを
センサs10方向へ案内するためゲートG3を「オフ」
にする。ステップS64では変数G3OFFに「1」を
設定する。記録紙Xが先頭記録紙でないならばステップ
S65に進み、該記録紙Xを両面トレイ5へ案内するた
めゲートG3を「オン」にする。ステップS66では、
該記録紙Xの「反転経歴」を「1」に設定する。
【0060】次に、前記プリントモードにおける処理を
説明する。図9のフローチャートにおいて、ステップS
570では記録紙Xの印刷モードが両面印刷か否かを判
断する。両面印刷でないならばステップS571に進
み、記録紙Xを排出トレイ3に搬送するためゲート3を
「オフ」に切換える。両面印刷の場合はステップS57
2に進み、「面の使用状態」が「1」か否かにより、表
面使用か否かを判断する。表面使用ならば、ステップS
573に進み、裏面に印刷をするためゲート3を「オ
ン」に切換える。ステップS574では記録紙Xの「面
の使用状態」を「1」で更新し、ステップS575では
記録紙Xの「反転経歴」を「1」で更新する。
【0061】次に、図10のフローチャートを参照して
ゲートG2の処理を説明する。ステップS70ではセン
サs10が「オン」か否かを判断し、該判断が肯定なら
ばステップS71に進み、変数Xをクリアする。ステッ
プS72〜S74では前記ステップS42〜S44と同
様の処理をして、管理テーブルから「記録紙位置」が
「9」の記録紙を検索する。そして、「記録紙位置」が
「9」である記録紙が検出されると、ステップS75に
進み、該「記録紙位置」を「10」で更新する。ステッ
プS76ではプリントモードか否かを判断する。
【0062】プリントモードでない場合は、ステップS
77に進んで記録紙Xの印刷モードが片面印刷か両面印
刷かを判断する。片面印刷ならばそのまま中間トレイ4
に記録紙を搬送すれば、中間トレイ4にフェースダウン
で収容されるので、ここではゲートG2は切換えず、処
理を終了する。両面印刷ならば、反転の必要性を判断す
るためステップS78に進む。ステップS78では、記
録紙Xの「反転経歴」が「1」か否かを判断する。「反
転経歴」が「1」ならば片面の印刷は終了していて両面
トレイ5を経由したものであると判断される。この記録
紙Xをそのまま中間トレイ4に収容するとフェースアッ
プになるのでステップS79に進んで該記録紙Xを反転
するためゲート2を「オン」に切換える。「反転経歴」
が「1」でないならばそのまま中間トレイ4に搬送して
もフェースダウンで収容されるので、ゲートG2は切換
えず、処理を終了する。
【0063】一方、プリントモードならばステップS8
0に進み、記録紙Xの印刷モードが片面印刷か両面印刷
かを判断する。両面印刷ならばゲートG2で反転しなく
ても排出トレイ3にフェースダウンで排出できるので、
このフローチャートの処理は終了する。片面印刷ならば
ステップS81に進み、記録紙Xの「反転経歴」が
「0」か否かを判断する。この判断は、ジャム紙から後
続する記録紙がセンサs10を通過中に緊急停止された
場合の処置である。この場合、該記録紙は反転されてお
り、かつ印刷も終了した状態で中間トレイ4に収容され
ている。したがって、緊急停止後のプリントモードで
は、該記録紙には印刷をしないで、かつゲートG2で反
転もさせないで、そのまま排出トレイ4に出力すればよ
い。
【0064】ステップS81で「反転経歴」により未反
転と判断されたならば、ステップS82に進み、「反転
経歴」に「1」を設定し、ステップS79に進む。ステ
ップS81で「反転経歴」から反転の経歴があると判断
されたならば、そのまま排出トレイ3に出力すればよい
ので、このフローチャートの処理は終了する。
【0065】次に、図11のフローチャートを参照して
ゲートG1の処理を説明する。ステップS90ではセン
サs13が「オン」か否かを判断し、該判断が肯定なら
ばステップS91に進んで変数Xに「1」を設定する。
ステップS92〜S94では前記ステップS42〜S4
4と同様の処理をして、管理テーブルから「記録紙位
置」が「10」の記録紙を検索する。そして、「記録紙
位置」が「10」である記録紙が検出されると、ステッ
プS95に進み、該「記録紙位置」を「13」で更新す
る。
【0066】ステップS96ではプリントモードか否か
を判断する。プリントモードならば、ステップS98に
進み、記録紙Xを排出トレイ3に排出するようにゲート
G1を切換える(オフにする)。プリントモードでない
場合はステップS97に進み、記録紙Xの「搬送先トレ
イ」を判断する。「搬送先トレイ」が「0」ならばステ
ップS98に進み、記録紙を排出トレイ3に案内するよ
うにゲートG1を切換える(オフにする)。「搬送先ト
レイ」が「1」ならばステップS99に進み、記録紙を
中間トレイ4に案内するようにゲートG1を切換える
(オンにする)。
【0067】こうしてゲートの切換えによって中間トレ
イ4に残存記録紙のうち予定の印刷が終了していないも
のが搬送され、該中間トレイ4に搬送された記録紙の枚
数が変数MTNつまり「搬送先トレイ」として値「1」
が設定された記録紙の枚数になればプリントモードに移
行することになる。中間トレイ4に搬送された記録紙の
枚数はセンサs15が「オン」から「オフ」に変化した
回数を計数することによって行うことができる。
【0068】また、センサs15が「オフ」から「オ
ン」に変化したときに、該センサs15に記録紙が到達
したと判断して、そのときに「記録紙位置」が「13」
である「記録紙番号」を検出し、該「記録紙位置」の値
「13」を値「15」で更新する。「記録紙位置」の更
新についての処理は、図7等でセンサs8等に関して説
明したのと同様の処理で行うことができるので詳細な説
明は省略する。
【0069】続いて、中間トレイ4へ残存記録紙を退避
させた後のプリントモードの動作を説明する。該プリン
トモードでは、まず、管理テーブルに登録されている記
録紙のうち、最小の「記録紙番号」を検出する。つまり
最初に転写装置6に給送する記録紙の「記録紙番号」を
特定する。図12において、ステップS100では、変
数Xをクリアする。ステップS101では、「記録紙番
号」の最小のものを代表する変数SNMINに最大値F
FHを設定する。
【0070】ステップS102では、記録紙Xの「記録
紙番号」が「0」でなく、かつ「FFH」よりも小さい
か否かを判断する。例えば、図2の例で、テーブル番号
「0」の記録紙が排出トレイ3に排出されていれば、テ
ーブル番号「0」はクリアされるので、テーブル番号
「0」の「記録紙番号」は「0」であり、ここでの判断
結果は否定となる。また、図2の例で、テーブル番号
「1」の記録紙が排出トレイ3に排出されていなけれ
ば、その「記録紙番号」は「2」であり、ここでの判断
結果は肯定となる。
【0071】こうして、ステップS102の判断が肯定
ならばステップS103で、記録紙Xの「記録紙番号」
で変数SNMINを更新する。ステップS102の判断
が否定ならばステップS104にジャンプする。ステッ
プS104では、管理テーブルに登録されているすべて
の記録紙について処理が終了したか否かを判断し、まだ
すべての処理が終了していない場合は、ステップS10
5に進み、変数XをインクリメントしてステップS10
2に進む。すべての処理が終了したならばステップS1
05に進む。
【0072】ステップS106では変数Xをクリアす
る。ステップS107では、前記変数SNMINと等し
い「記録紙番号」の記録紙Xを検出する。この判断が肯
定となるまで、ステップS107〜S109の処理を実
行する。ステップS106の判断が肯定となれば、ステ
ップS110(図13)に進む。
【0073】ステップS110では、記録紙Xの「残存
情報」が「1」か否かで記録紙Xが中間トレイ4にある
か否かを判断する。記録紙Xがジャム紙であれば、ステ
ップS110の判断は否定となり、ステップS111に
進む。ステップS111では、給紙トレイ1または2の
うち、一方から記録紙を引出す。
【0074】また、「残存情報」が「1」であって記録
紙Xが中間トレイ4にあると判断されれば、ステップS
112に進み、中間トレイ4から記録紙を引出す。ステ
ップS111またはステップS112の処理が済めば、
ステップS113で、記録紙Xの「残存情報」をクリア
し、ステップS114では記録紙Xの「搬送先トレイ」
をクリアする。ステップS115では変数SMINをイ
ンクリメントする。
【0075】ステップS116では記録紙Xの印刷モー
ドが両面印刷か否かを判断すし、両面印刷ならば、ゲー
ト3での反転動作を実行させるため、ステップS117
で「反転経歴」に「0」を設定してステップS106に
進む。片面印刷ならば「反転経歴」は変更しないでステ
ップS106に進む。
【0076】こうして、中間トレイ4に退避させた記録
紙は該中間トレイ4から引出し、中間トレイ4に退避さ
れていない記録紙つまりジャム紙については、該ジャム
紙に代えて新しい記録紙を給紙トレイ1または2から引
出して搬送路に給送する。
【0077】なお、プリントモードでは、転写装置6の
直前のセンサs5に記録紙が到達したときに、該記録紙
の印刷の「モード」および「面の使用状態」に基づい
て、転写装置6を付勢するか否かを判断する。
【0078】次に、本実施形態に係る画像形成装置の要
部機能をブロック図を参照して説明する。図15におい
て、テーブル作成部9はホストコンピュータ等の上位装
置10から入力される印刷指示情報に基づいてテーブル
番号に記録紙番号を割振り、かつ、印刷のモードを設定
した管理テーブルを作成する。管理テーブルはテーブル
記憶部11に登録される。テーブル作成部9には、セン
サs1−1,s1−2〜s16(SE)の出力信号なら
びにゲートG1〜G4(G)の切換えを検出する切換検
出部12の出力信号が入力される。さらに、テーブル作
成部9には、ジャム紙検出部13から検出信号が入力さ
れ、検出されたジャム紙は、緊急停止後の起動時には搬
送路から取り除かれたとして扱われる。テーブル作成部
9は、これら各出力信号や検出信号に基づいて搬送路上
の記録紙に関する記録紙位置、面の使用状態、反転経
歴、および残存情報等、管理テーブルの内容を更新す
る。
【0079】搬送先決定部14は、異常時に緊急停止し
た後、管理テーブルの内容に基づいて残留記録紙の搬送
先を決定し、テーブル作成部9に出力し、テーブル作成
部9は搬送先つまり搬送先トレイを示す情報を管理テー
ブルに記述する。
【0080】給紙指示部15はパージ指示部16から緊
急停止後の残留記録紙の搬送指令が入力されると、テー
ブル記憶部11に記述されている管理テーブルの内容に
従い、残留記録紙を「搬送先トレイ」で指示されたトレ
イに搬送するように、ゲート切換部17およびモータド
ライバ18に指示を与える。この指示に従って、ゲート
切換部17およびモータドライバ18は搬送路上のロー
ラ等の駆動モータMやゲートGを駆動する。残留記録紙
搬送時も管理テーブルの「記録紙位置」や「反転経歴」
は更新される。なお、給紙指示部15の詳細なアルゴリ
ズムはフローチャートを参照して一例を示した通りであ
る。
【0081】さらに、給紙指示部15は、残留記録紙が
所定の搬送先に搬送された後、印刷指示部19から印刷
指示が入力されると、プリントモード時の指示をゲート
切換部17およびモータドライバ18に与える。この指
示に従って、前記中間トレイ4および給紙トレイ1また
は2から記録紙番号の小さい順に記録紙が転写装置6に
給送され、画像が印刷される。なお、実際に画像を印刷
するため転写装置6を付勢するのは残留記録紙の未印刷
面や新しい記録紙が給送された場合であり、すでに予定
の画像が印刷された記録紙には画像が転写されることが
ないように該転写装置6は制御される。すなわち、転写
装置6は管理テーブルの「記録紙番号」、「面の使用状
態」、「モード」を参照して印刷の必要の有無を判断す
る。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1および請求項2記載の発明は、記録紙の状態を管理テ
ーブルで管理することができ、緊急停止時にこの管理テ
ーブルから認識できる記録紙の状態に基づいて残留記録
紙のうち、印刷が済んでいないものおよびジャム紙に後
続する記録紙を中間トレイに退避させることができる。
そして、緊急停止時の印刷時には、中間トレイに退避し
た記録紙と新たに給紙トレイから引出す記録紙を、中断
前の給紙順序で画像転写装置に搬送し、該記録紙の未印
刷面に印刷を行って排出トレイに出力することができ
る。
【0083】したがって、ジャム発生時の緊急停止後の
印刷では、ジャム発生により新たに必要となった記録紙
のみを新たに給紙トレイから給紙すればよいので、記録
紙の無駄を排除できる。また、緊急停止前に給紙トレイ
から引出されていた順番で排出トレイに記録紙を順序よ
く排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構
成を示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る管理テーブルを示
す図である。
【図3】 記録紙搬送動作(その1)を示すフローチャ
ートである。
【図4】 記録紙搬送動作(その2)を示すフローチャ
ートである。
【図5】 記録紙搬送動作(その3)を示すフローチャ
ートである。
【図6】 先頭記録紙を検出する動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】 ゲートG4の切換え動作を示すフローチャー
トである。
【図8】 ゲートG3の切換え動作を示すフローチャー
トである。
【図9】 プリントモード時のゲートG3の切換え動作
を示すフローチャートである。
【図10】 ゲートG2の切換え動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】 ゲートG1の切換え動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】 プリントモード時の動作(その1)示すフ
ローチャートである。
【図13】 プリントモード時の動作(その2)示すフ
ローチャートである。
【図14】 画像形成装置の制御部のハード構成の要部
を示すブロック図である。
【図15】 画像形成装置の制御部の要部機能構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1,2…給紙トレイ、 3…排出トレイ、 4…中間ト
レイ、 5…両面トレイ、 6…転写装置、 7…定着
ローラ、 8…パージトレイ、 9…テーブル作成部、
11…テーブル記憶部、 14…搬送先決定部、 1
5…給紙指示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイから連続的に引出された記録
    紙を、画像転写装置に案内し、該記録紙に画像を印刷し
    て出力する画像形成装置において、 記録紙の搬送路上に配置されて該搬送路上の記録紙の位
    置を検出する複数のセンサ手段と、 前記搬送路上に配置されて記録紙の搬送先を変更するた
    めのゲート手段と、 前記センサ手段の出力信号および前記ゲート手段のゲー
    ト切換え信号に基づいて、前記記録紙の現在位置および
    印刷経過状況を示す情報を含む記録紙管理テーブルを作
    成するテーブル作成手段と、 異常停止後の再起動時に、前記記録紙管理テーブルを参
    照して搬送路上に残存している記録紙および除去された
    異常原因記録紙を検出する残存記録紙検出手段と、 異常停止後の再起動時に、前記記録紙管理テーブルを参
    照して記録紙の印刷経過状況を判断し、前記搬送路上に
    残存している各記録紙について該記録紙の各面に画像が
    印刷済みか否かを判断する印刷状況判別手段と、 前記残存記録紙検出手段および印刷状況判別手段の検出
    結果および判別結果に基づき、前記搬送路上に残存して
    いる記録紙のうち、前記異常原因記録紙よりも下流にあ
    って、かつ、印刷が完了した記録紙を正常排出トレイに
    出力し、印刷が完了していない記録紙を、前記給紙トレ
    イからの引出し順に中間トレイに搬送する第1搬送制御
    手段と、 前記中間トレイへ収容した順に、該中間トレイから記録
    紙を順番に引出すとともに、残存記録紙検出手段によっ
    て検出された前記異常原因記録紙が、除去される前に位
    置していた順番では該異常原因記録紙に代えて前記給紙
    トレイから引出した記録紙を前記画像転写装置へ引出す
    第2搬送制御手段と、 前記第2搬送制御手段で制御されて引出された記録紙の
    未印刷面に、前記異常停止時点で印刷未終了であった画
    像を印刷する印刷手段とを具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1搬送制御手段が、前記搬送路上
    に残存している記録紙のうち、印刷が完了した記録紙を
    正常排出トレイに出力し、両面に印刷がされていない記
    録紙をパージトレイに出力し、片面にのみ印刷がされて
    いる記録紙を前記給紙トレイからの引出し順に中間トレ
    イに搬送するように構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
JP8088960A 1996-03-19 1996-03-19 画像形成装置 Pending JPH09258516A (ja)

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