JPH0797096A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH0797096A
JPH0797096A JP5239409A JP23940993A JPH0797096A JP H0797096 A JPH0797096 A JP H0797096A JP 5239409 A JP5239409 A JP 5239409A JP 23940993 A JP23940993 A JP 23940993A JP H0797096 A JPH0797096 A JP H0797096A
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auto
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jam
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JP5239409A
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English (en)
Inventor
Daisuke Nagasaka
大輔 長坂
Nobuyuki Katagiri
陳行 片桐
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙詰まりを除去した後に複写機等に残留紙が
存在する場合でも次のプリント開始までの時間をできる
だけ短縮することができるようにする。 【構成】 用紙にプリントを行うための給紙から排出ま
での各搬送路34、39、41、44に加えて、紙詰ま
りを除去した後に複写機等に残存する残留紙を排出する
ための専用のオートパージ用搬送路48を備えており、
第1〜第3の切替ゲート49〜51によって残留紙をオ
ートパージ用搬送路48に移動させることができるよう
になっている。第4の切替ゲート62も残留紙をオート
パージ用排出トレイ18に排出させるゲートである。残
留紙をオートパージ用搬送路48に移動させれば、コピ
ー作業を開始することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機あるいはプリン
タのように裁断紙を搬送して最終的に排出トレイ等の排
出口に排出する用紙搬送装置に係わり、詳細には搬送路
上の不要な用紙を排出するための用紙搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置の高速化に伴っ
て、1つの装置内の搬送路で複数の裁断紙(以下単に用
紙という。)が同時に搬送される場合が多くなってい
る。例えばある用紙に対して画像に対応したトナー像の
転写が行われている段階で、給紙口では次の用紙の送り
出しが行われており、定着装置内ではすでに転写された
用紙が定着されているといったような場合である。特
に、用紙の両面に画像の複写または記録を行うような画
像形成装置では、搬送路の構造が複雑化しており、複数
の用紙がこれらの搬送路を同時に搬送されるのが通常で
ある。
【0003】このような画像形成装置では、搬送中の用
紙にジャム(紙詰まり)が発生すると、この用紙の除去
を行わせると共に、搬送路に存在する他の用紙を自動的
に強制排出させてこれらについて再度画像の形成を行う
ようにしているものが多い。用紙搬送装置における搬送
路上の残留紙を自動的に、また強制的に排出させるこの
ような機能は、オートパージと呼ばれている。例えば特
開昭60−172050号公報には、オートパージを採
用した用紙搬送装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように用紙搬送装
置にオートパージを採用すると、装置が自動的に残留紙
を搬送路に搬送させ排出トレイへ排出させるので、機械
に不慣れな者であってもこれらの用紙を一々取り除く必
要がない。しかしながら、前記したように用紙の両面に
画像の記録を行う画像形成装置のような場合には、用紙
搬送装置の構造が複雑となっており、搬送路が幾つもの
系統に分かれていることが多い。そこで、残留紙の搬送
に当たっては、これらの系統同士で残留紙が衝突を生じ
ないように系統別に搬送制御が行われる必要があり、搬
送路の長さが相対的に長くなることとの関係ですべての
残留紙が排出トレイに排出されるまでの時間が長くなる
といった問題があった。
【0005】特に、搬送路上でジャムを起こした用紙を
除去した後にオペレータがプリントボタンを押してプリ
ントの開始を指示した段階でオートパージが行われるよ
うな画像形成装置では、オートパージに時間を要すると
プリントの開始の指示から最初のプリントが完成して排
出されるまでの所要時間が長くなり、オペレータに苛立
ちや不安を与えるといった問題があった。
【0006】また、決められた順序でそれぞれの搬送路
を経由させて残留紙を排出トレイまで導くのは、排出だ
けを目的とするオートパージの段階では、余計な搬送路
を通過する場合もあり、この分だけジャムの発生の危険
性が増大するといった問題もあった。
【0007】そこで本発明の目的は、残留紙が存在する
場合でも次のプリント開始までの時間をできるだけ短縮
することができるようにした用紙搬送装置を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の他の目的は、新たなジャムの生じ
る危険性をできるだけ少なくしてオートパージを行うこ
とのできる用紙搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)裁断紙を搬送する搬送路と、(ロ)この搬送
路で発生する裁断紙についてのジャムを検出するジャム
検出手段と、(ハ)ジャムの発生した裁断紙が搬送路か
らすべて除去された状態でこの搬送路上にジャム以外の
ものとして残存する裁断紙を自動的に排出するためのオ
ートパージモードに設定するオートパージモード設定手
段と、(ニ)このオートパージモードに設定された状態
で搬送路に残存する裁断紙をこの搬送路とは別のオート
パージ用搬送路に導く搬送路移行手段と、(ホ)オート
パージ用搬送路に存在する裁断紙を搬送して排出するオ
ートパージ裁断紙排出手段とを用紙搬送装置に具備させ
る。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、オート
パージモードに設定された状態で搬送路とは別に設けた
オートパージ用搬送路に残留紙を導き、ここから残留紙
を排出させるようにして、通常の搬送路から通常の経路
で残留紙が排出されるのを待つことなくプリント開始を
可能にしている。また、通常の搬送路からオートパージ
用搬送路に残留紙の搬送を切り替えることにして、新た
なジャムの生じる危険性をできるだけ少なくしている。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)裁断紙を
搬送する搬送路と、(ロ)この搬送路で発生する裁断紙
についてのジャムを検出するジャム検出手段と、(ハ)
ジャムの発生した裁断紙が搬送路からすべて除去された
状態でプリントの開始が指示されたとき、この搬送路上
にジャム以外のものとして残存する裁断紙を自動的に排
出するためのオートパージモードに設定するオートパー
ジモード設定手段と、(ニ)このオートパージモードに
設定された状態で搬送路に残存する裁断紙をこの搬送路
とは別のオートパージ用搬送路に導く搬送路移行手段
と、(ホ)残留紙がすべてオートパージ用搬送路に移動
したかどうかを判別する移動完了有無判別手段と、
(ヘ)残留紙がすべてオートパージ用搬送路に移動した
と判別されたときプリント動作を開始させるプリント動
作開始手段とを用紙搬送装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、オート
パージモードに設定された状態で搬送路とは別に設けた
オートパージ用搬送路に残留紙を導き、ここから残留紙
を排出させるようにしている。そして、残留紙がすべて
オートパージ用搬送路に移動したかどうかを判別する移
動完了有無判別手段を設け、移動が完了した時点でプリ
ント動作を開始するようにして、早期のプリント開始を
実現している。
【0013】請求項3記載の発明では、(イ)裁断紙を
搬送する搬送路と、(ロ)この搬送路で発生する裁断紙
についてのジャムを検出するジャム検出手段と、(ハ)
ジャムの発生した裁断紙が搬送路からすべて除去された
状態でプリントの開始が指示されたとき、この搬送路上
にジャム以外のものとして残存する裁断紙を自動的に排
出するためのオートパージモードに設定するオートパー
ジモード設定手段と、(ニ)このオートパージモードに
設定された状態で搬送路に残存する裁断紙を搬送路の複
数箇所のうち搬送に際して最も近い箇所からこの搬送路
とは別のオートパージ用搬送路に導く搬送路移行手段
と、(ホ)複数箇所のうち裁断紙の供給側に最も近い第
1箇所までの裁断紙がすべてオートパージ用搬送路に移
動したかどうかを判別する第1箇所移動完了有無判別手
段と、(ヘ)この第1箇所移動完了有無判別手段が第1
箇所において移動を完了したと判別したときプリント動
作を開始させるプリント動作開始手段とを用紙搬送装置
に具備させる。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、通常の
搬送路からオートパージ用搬送路に残留紙を導く経路を
複数設け、最も近い経路を通ってオートパージ用搬送路
に残留紙を導くことによってオートパージのための時間
の短縮を図っている。また、裁断紙の供給側に最も近い
第1箇所の経路の担当する残留紙がすべてオートパージ
用搬送路に排出された時点でプリント動作を開始させる
ことにしている。これは、裁断紙の供給側からプリント
動作の開始に伴って裁断紙の搬送が開始されても、これ
が搬送路を順に通過する以前に他の経路でも残留紙がオ
ートパージ用搬送路に送られると見なせる場合が多いこ
とに基づくものである。これにより、プリント動作を開
始させるタイミングを更に早めることができる。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図2は本発明の一実施例における用紙搬送
装置を適用したプリンタの概要を表わしたものである。
このプリンタ11は、印字情報をプリントするプリンタ
本体12を備えており、図でその右側には印字用紙を給
紙するための給紙部13が、また左側には印字の終了し
た印字用紙を排出するための排出部14が配置されてい
る。本実施例で給紙部13は、第1〜第3の3種類の給
紙トレイ151 〜15 3 を備えており、排出部14は第
1および第2の排出トレイ161 、162 を備えてい
る。
【0017】プリンタ本体12には、その上部に操作パ
ネル17が配置されている。操作パネル17には、図示
しないが操作のための各種キーと液晶ディスプレイが配
置されており、異常発生時等の所定の場合にはこの液晶
ディスプレイに操作者に対する指示が表示されるように
なっている。また、本実施例の用紙搬送装置にはオート
パージモードで搬送路上に残留した印字用紙を排出する
ためのオートパージ用排出トレイ18を備えている。
【0018】図3は、プリンタの構成の概要を表わした
ものである。プリンタ本体12は、画像に対応したトナ
ー像を形成するための感光体ドラム21を備えている。
感光体ドラム21の周囲には、ドラム表面に電荷を付与
するためのチャージコロトロン22と、レーザビーム2
3をドラム表面に照射するための露光装置24と、レー
ザビーム23の露光によって形成された静電潜像を現像
するための現像装置25と、現像によって得られたトナ
ー像を印字用紙に転写するためのトランスファコロトロ
ン26と、転写後にドラム表面に残ったトナーを回収す
るためのクリーニング装置27が、これらの順に配置さ
れている。
【0019】印字用紙は、第1〜第3の3種類の給紙ト
レイ151 〜153 のいずれか指定されたものから送り
出される。そして、搬送ロール対31〜33を備えた給
紙用搬送路34を経た後、搬送路対35〜37および定
着装置38を備えた上側搬送路39に送り込まれる。そ
して、搬送ロール36を経て感光体ドラム21とトラン
スファコロトロン26の間を通過し、このとき印字用紙
に対してトナー像の転写が行われることになる。トナー
像の転写された印字用紙は、ヒートロール(加熱ロー
ル)とプレッシャロールから構成される定着装置38を
通過し、このとき印字用紙にトナーが融着され、定着が
行われる。
【0020】定着の終了した印字用紙は、搬送ロール対
37を経て排出・両面切替用搬送路41に送られ、プリ
ンタ本体12の出口近傍に配置された搬送ロール対42
を経て排出部14に送り込まれることになる。ただし、
印字用紙の両面に印字を行う場合には、印字用紙の後端
が排出・両面切替用搬送路41に搬入された時点で搬送
ロール対42を逆転させ、この後端から下側搬送路44
に搬入させるようにしている。この場合、印字用紙は下
側搬送路44の各搬送ロール対45〜47を順に通過し
て表裏が反転した状態で上側搬送路32に送り込まれ、
再度、感光体ドラム21とトランスファコロトロン26
の間を通過して、今度は印字用紙の裏側にトナー像が転
写されることになる。このトナー像は定着装置38で定
着され、排出・両面切替用搬送路41を経て第1または
第2の排出トレイ161 、162のうちのいずれか指定
されたトレイに排出されることになる。
【0021】一方、オートパージモードで残留紙を排出
するためのオートパージ用排出トレイ18は、排出・両
面切替用搬送路41の排出側の端部近傍に配置されてい
る。これは、従来の用紙搬送装置においても同様であ
る。本実施例の用紙搬送装置では、このオートパージ用
排出トレイ18にオートパージ用搬送路48の終端が接
続されている。オートパージ用搬送路48は、オートパ
ージのための専用搬送路である。オートパージ用搬送路
48は、下側搬送路44における2組の搬送ロール対4
5、46の間に配置された第1の切替ゲート49と、下
側搬送路44における搬送ロール対47よりも下流側に
配置された第2の切替ゲート50と、給紙用搬送路34
の下部に設けられた第3の切替ゲート51のそれぞれの
切替状態で排出される印字用紙をオートパージ用排出ト
レイ18に排出するようになっている。また、排出・両
面切替用搬送路41に送られてきた印字用紙をオートパ
ージのためにオートパージ用排出トレイ18に排出する
ゲートとして、第4の切替ゲート62が設けられてい
る。
【0022】このようにプリンタ11には、通常の用紙
搬送用に4つの搬送路34、39、41、44が配置さ
れているが、これらには印字用紙の搬送タイミングを検
知して印字用紙のジャムの有無を判別するための用紙セ
ンサ52〜61が適宜配置されている。また、オートパ
ージ用搬送路48には、オートパージのための印字用紙
を搬送する搬送ロール対63〜65が配置されている。
【0023】図1は、この用紙搬送装置の制御を行うた
めの回路部分の要部を示したものである。この用紙搬送
装置はプリンタ本体12(図2)の他の部分と兼用でC
PU(中央処理装置)71を使用している。CPU71
はデータバス等のバス72を介して用紙搬送装置の各部
と接続されている。このうち、ROM73は後に説明す
る印字用紙の搬送や排出制御のためのプログラムを格納
したリード・オンリ・メモリである。RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)74は、このような制御の際に必
要となるデータを一時的に格納するために用いられてい
る。タイマ75は、時間の計測を行うもので、ジャムの
発生の検知や印字用紙の排出制御に用いられる。入力コ
ントローラ76は図3にそれらの配置を示した各用紙セ
ンサ52〜61から印字用紙の検出の有無を示すセンサ
出力信号や、操作パネル17からキーの押下情報を入力
するようになっている。
【0024】出力コントローラ77は、給紙用搬送路駆
動回路81と、上側搬送路駆動回路82と、下側搬送路
駆動回路83と、排出・両面切替用搬送路駆動回路84
および切替ゲート駆動回路85の他に、オートパージ用
搬送路駆動回路86を接続している。このうち給紙用搬
送路駆動回路81は、図3に示した給紙用搬送路34に
配置された搬送ロール対31〜33の駆動制御を行うた
めに第1のモータ87 1 と接続されている。また上側搬
送路駆動回路82は、図3に示した上側搬送路39に配
置された搬送ロール対35〜37および定着装置38の
駆動制御を行うために第2のモータ872 と接続されて
いる。
【0025】更に、下側搬送路駆動回路83は、図3に
示した下側搬送路44に配置された搬送ロール対45〜
47の駆動制御を行うために第3のモータ873 と接続
されている。また排出・両面切替用搬送路駆動回路84
は、図3に示した排出・両面切替用搬送路41に配置さ
れた搬送路対42、91、92の駆動制御を行うために
第4のモータ873 と接続されている。更に、オートパ
ージ用搬送路駆動回路86は、図3に示したオートパー
ジ用搬送路48に配置された搬送ロール対63〜65の
駆動制御を行うために第5のモータ875 と接続されて
いる。
【0026】切替ゲート駆動回路85は、第1〜第4の
ソレノイド881 〜884 の励磁および解磁の制御を行
うようになっている。ここで第1のソレノイド88
1 は、第1の切替ゲート49の開閉制御を行うようにな
っている。第2〜第4のソレノイド882 〜884 は、
それぞれ対応する第2〜第4の切替ゲート50、51、
62の開閉制御を行うようになっている。なお、本実施
例で切替ゲート駆動回路85は、第1〜第4のソレノイ
ド881 〜884 を一斉に開閉する単純な制御を行うよ
うになっている。
【0027】図4は、この用紙搬送装置でプリント開始
が指示された場合の制御の様子を表わしたものである。
オペレータが操作パネル17の図示しないプリントスタ
ートボタンを押下すると(ステップS101;Y)、C
PU71はRAM74の所定の領域をチェックして、例
えばその領域に信号“1”がセットされているかどうか
によって、プリンタ11がオートパージモードに設定さ
れているかどうかの判別を行う(ステップS102)。
ジャムが発生し、それを除去した後にプリントを開始さ
せようとすると、プリンタ11は装置内部に残留した印
字用紙を排出するためのオートパージモードに自動的に
設定されることになる。
【0028】オートパージモードに設定されていること
が判別された場合、CPU71は切替ゲート駆動回路8
5を制御して第1〜第4のソレノイド881 〜884
励磁させ、第1〜第4の切替ゲート49、50、51、
62をすべて残留紙の排出側に切り替える(ステップS
103)。CPU71はこの切り替えが完了すると各搬
送路駆動回路81〜84、86に制御信号を送って、こ
れらの搬送路すべてを駆動させる(ステップS10
4)。この駆動は、分割された各搬送路34、39、4
1、44、48で印字用紙が完全に排出されるのに必要
な時間t1 が経過するまで行われる(ステップS10
5)。
【0029】この時間t1 が経過すると(Y)、第1〜
第4の切替ゲート49、50、51、62がすべて通常
の搬送側に切り替えられる(ステップS106)。そし
て、オートパージ用搬送路駆動回路86がこの時点で第
5のモータ875 の駆動を停止させ、オートパージ用搬
送路48の駆動が停止される(ステップS107)。こ
れ以前の段階で、オートパージ用搬送路48に送り込ま
れた印字用紙(残留紙)は、すべてオートパージ用排出
トレイ18に排出されている。もちろん、排出・両面切
替用搬送路41に残留していた印字用紙は、第4の切替
ゲート62によって搬送路対92の方向に送り出され、
オートパージ用排出トレイ18に排出されるようになっ
ている。
【0030】このようにして残留紙がすべてオートパー
ジ用排出トレイ18に排出されたら、オートパージモー
ドの設定状態を解除し(ステップS108)、通常のプ
リント動作が行われることになる(ステップS10
9)。ステップS102でプリンタ11がオートパージ
モードに設定されていない状態のときには、残留紙の排
出の必要がないので、直ちにステップS109のプリン
ト動作が開始されることになる。
【0031】第1の変形例
【0032】図5は本発明の第1の変形例における用紙
搬送装置でプリント開始が指示された場合の制御の様子
を表わしたものである。ここでステップS201からス
テップS203までの制御は、図4に示した実施例のス
テップS101からステップS103までの制御と同様
である。第1〜第4の切替ゲート49、50、51、6
2がすべて残留紙の排出側に切り替えられたら(ステッ
プS203)、CPU71はまず正常な印字用紙が搬送
される4つの搬送路34、39、41、44を駆動させ
(ステップS204)、続いてオートパージ用搬送路4
8の搬送を開始させる(ステップS205)。オートパ
ージ用搬送路48の方が印字用紙を後で搬送することに
なるので、この変形例ではこれを後で駆動するようにし
ている。
【0033】この状態で、CPU71は残留紙がすべて
オートパージ用排出トレイ18に排出されたかどうかの
監視を行う(ステップS206)。このためには、各用
紙センサ52〜61の検出結果とオートパージ用搬送路
48が残留紙を搬送するのに必要な時間との関係から残
留紙がすべて排出された時点を判別するようにしてもよ
いし、オートパージ用搬送路48に用紙センサを設け、
その検出結果を監視するようにしてもよい。残留紙がオ
ートパージ用排出トレイ18にすべて排出されたら
(Y)、第1〜第4の切替ゲート49、50、51、6
2をすべて通常の搬送側に切り替える(ステップS20
7)。これ以後の各制御(ステップS208〜S21
0)は、前記した実施例における制御(ステップS10
7〜S109)と同様である。
【0034】第2の変形例
【0035】図6は、本発明の第2の変形例における用
紙搬送装置でプリント開始が指示された場合の制御の様
子を表わしたものである。この第2の変形例でステップ
S301〜S305は、第2の変形例におけるステップ
S201〜S205と同一なので、ここまでの説明は省
略する。この第3の変形例で、オートパージ用搬送路4
8の駆動が開始されたら、CPU71は残留紙がすべて
このオートパージ用搬送路48に排出されたかどうかを
チェックする(ステップS306)。これについては、
すでに説明したように各用紙センサ52〜61の検出結
果を監視するようにすればよい。
【0036】残留紙がすべてオートパージ用搬送路48
に送り込まれたら(Y)、第1〜第4の切替ゲート4
9、50、51、62をすべて残留紙の排出側に切り替
える(ステップS307)。この切り替えが行われた後
は、通常の印字用紙の搬送に特に障害となることはな
い。そこで、通常のプリント動作がこの時点で開始され
る(ステップS308)。これにより、第1〜第3の3
種類の給紙トレイ151 〜153 のうちのいずれかから
印字用紙の送り出しが開始され、感光体ドラム21への
静電潜像の形成も開始される。
【0037】CPU71はこのようにしてプリント動作
が開始されたらこれと並行して残留紙がすべてオートパ
ージ用排出トレイ18に排出されたかどうかを監視する
(ステップS309)。この監視は、例えばオートパー
ジ用搬送路48に図示しない用紙センサを配置してその
検出結果をチェックすることで達成される。残留紙がす
べてオートパージ用排出トレイ18に排出されたら
(Y)、オートパージ用搬送路48の駆動を停止する
(ステップS310)。そして、オートパージモードを
解除し(ステップS311)、以後、プリント動作が完
了した時点で(ステップS312;Y)、すべての制御
を終了させることになる(エンド)。
【0038】ステップS302でオートパージモードで
はないと判別された場合CPUには(N)、正常紙搬送
路としての4つの搬送路34、39、41、44の駆動
が開始された後、直ちに通常のプリント動作が開始され
(ステップS313)、この後、ステップS312に進
むことになる。
【0039】この第2の変形例では、残留紙がオートパ
ージ用搬送路48に送り込まれれば、通常のプリント動
作が開始されるので、プリントを指示してからプリント
動作が開始されるまでの時間を十分短縮することができ
る。
【0040】第3の変形例
【0041】図7は、本発明の第3の変形例における用
紙搬送装置でプリント開始が指示された場合の制御の様
子を表わしたものである。この第3の変形例でステップ
S401〜S403は、第2の変形例におけるステップ
S301〜S305と同一なので、ここまでの説明は省
略する。この第3の変形例で、オートパージ用搬送路4
8の駆動が開始されたら、CPU71はタイマ75(図
1)を起動し、時間t 2 が経過したら(ステップS40
4;Y)、残留紙がすべてオートパージ用搬送路48に
送り込まれたと擬制する。したがって、時間t2 はこの
ために十分な時間に設定されている。この後は、第2の
変形例におけるステップS307およびステップS30
8の制御が行われ、通常の搬送路形態で通常のプリント
動作が開始される(ステップS405)。
【0042】CPU71はこのプリント作業と並行して
再びタイマ75で時間t3 の測定を行う(ステップS4
06)。この時間t3 は、オートパージ用搬送路48に
送り込まれた残留紙がオートパージ用排出トレイ18に
排出されるまでの時間である。これにより、すべての残
留紙がオートパージ用排出トレイ18に排出されたもの
と擬制し、以後はオートパージ用搬送路48の駆動停止
とオートパージモードの解除が行われる(ステップS4
07)。この後、プリント動作が終了するのを待って
(ステップS408;Y)、すべての制御が終了する。
ステップS402でオートパージモードでないと判別さ
れた場合には、先の変形例のステップS313とステッ
プS314と同様である(ステップS409、S41
0)。
【0043】この第3の変形例では、第2の変形例と同
様にプリントを指示してからプリント動作が開始される
までの時間を十分短縮することができ、しかもタイマ7
5を用いてそれぞれの搬送制御の完了時点を予測してい
るので、印字用紙の搬送状態を現実にチェックする前者
と比較してCPU71の負担が軽減されるという利点が
ある。
【0044】第4の変形例
【0045】図8は本発明の第4の変形例における用紙
搬送装置でプリント開始が指示されオートパージが開始
された後、プリント動作が開始するまでの制御の流れを
表わしたものである。すなわち、この図8では先の図6
のステップS302以降でステップS308までに対応
する制御動作が表わされている。この第4の変形例にお
けるオートパージの制御では、ステップS303〜ステ
ップS305で説明したように、第1〜第4の切替ゲー
ト49、50、51、62をすべて残留紙の排出側に切
り替え(ステップS501)、次に正常な印字用紙が搬
送される4つの搬送路34、39、41、44を駆動さ
せる(ステップS502)。この後、オートパージ用搬
送路48の搬送を開始させる(ステップS503)。こ
の状態で、CPU71は第3の切替ゲート51よりも給
紙部13側、すなわち給紙用搬送路34に残留紙が存在
しているかどうかをチェックする(ステップS50
4)。このチェックは、用紙センサ52および53の検
出出力を用いることによって行い、必要な場合には給紙
用搬送路34を所定長だけ搬送すればよい。
【0046】このチェックの結果、給紙用搬送路34に
残留紙が存在すると判別された場合には(Y)、第3の
切替ゲート51を経て残留紙がすべてオートパージ用搬
送路48側に送り込まれるまで待機し(ステップS50
5;Y)、この時点で第3の切替ゲート51を上側搬送
路39側に切り替える(ステップS506)。そして、
通常のプリント動作が開始されることになる(ステップ
S507)。ステップS504で給紙用搬送路34に残
留紙が存在していないと判別された場合には(N)、直
ちにステップS506で第3の切替ゲート51の切り替
えが行われ、通常のプリント動作が開始される(ステッ
プS507)。
【0047】図9は、この第4の変形例における通常の
プリント動作開始以後の制御の様子を表わしたものであ
る。通常のプリント動作開始によりCPU71(図1)
は給紙用搬送路駆動回路81を適宜制御して給紙部13
からの印字用紙の供給を開始させるが、これと並行して
CPU71は第2の切替ゲート50は通常のプリントを
行うために下側搬送路44側(正常方向)に設定されて
いるかどうかのチェックを行う(ステップS508)。
もし、ステップS501で制御した残留紙排出側に設定
されているままであれば(N)、この第2の切替ゲート
50を通過すべき残留紙が存在するかどうかのチェック
が行われる(ステップS509)。すなわち、第1の切
替ゲート49から第2の切替ゲート50までの下側搬送
路44に残留紙が存在するかどうかをチェックして、存
在しなければ(Y)、第2の切替ゲート50を下側搬送
路44側(正常方向)に切り替える(ステップS51
0)。残留紙が存在すれば(ステップS509;N)、
これをオートパージ用搬送路48側に送り込む必要があ
るので、第2の切替ゲート50を現在の状態のままにし
て次のステップS511に進むことになる。
【0048】ステップS511では、第1の切替ゲート
49が通常のプリントを行うために下側搬送路44側
(正常方向)に設定されているかどうかのチェックを行
う。もし、ステップS501で制御した残留紙排出側に
設定されているままであれば(N)、この第1の切替ゲ
ート49を通過すべき残留紙が存在するかどうかのチェ
ックが行われる(ステップS512)。すなわち、排出
・両面切替用搬送路41に存在する搬送ロール対42か
ら下側搬送路44を通って第1の切替ゲート49に到達
するまでの搬送路上に残留紙が存在するかどうかをチェ
ックして、存在しなければ(Y)、第1の切替ゲート4
9を下側搬送路44側(正常方向)に切り替える(ステ
ップS513)。残留紙が存在すれば(ステップS51
2;N)、これをオートパージ用搬送路48側に送り込
む必要があるので、第1の切替ゲート49を現在の状態
のままにして次のステップS514に進むことになる。
【0049】ステップS514では、第4の切替ゲート
62が通常のプリントに対する排出動作を行うために第
2の排出トレイ162 側(正常方向)に設定されている
かどうかのチェックを行う。もし、ステップS501で
制御した残留紙排出側に設定されているままであれば
(N)、この第4の切替ゲート62を通過すべき残留紙
が存在するかどうかのチェックが行われる(ステップS
515)。すなわち、給紙用搬送路34の第3の切替ゲ
ート51から、上側搬送路39を経て、排出・両面切替
用搬送路41の第4の切替ゲート62までの道のりに残
留紙が存在しているかどうかのチェックが行われる。こ
のチェックは、これらの搬送路に存在する用紙センサ5
3〜58の検出出力を用いて行われるが、このチェック
が行われる段階でも各搬送路34、39、41は絶え間
無く動いている。したがって、残留紙の検出は時間の経
過している分だけ用紙の搬送が行われていることにな
り、より簡単に行なえることになる。
【0050】第4の切替ゲート62までの道のりに残留
紙が存在しないと判別された場合には(ステップS51
5;Y)、この第4の切替ゲート62を通常のプリント
に対する排出動作を行う側、すなわち第2の排出トレイ
162 側に切り替える(ステップS516)。残留紙が
存在すれば(ステップS515;N)、第4の切替ゲー
ト62を現在の状態のままにして次のステップS517
に進むことになる。
【0051】ステップS517では、第1〜第4の切替
ゲート51、51、49、62がすべて通常のプリント
動作側に切り替わったかどうかのチェックが行われ、一
部でも切り替わりが完了していなければ(N)、ステッ
プS508に戻って完全な切替が行われるまでの間、こ
のような制御を繰り返す(ステップS508〜S51
7)。
【0052】第1〜第4の切替ゲート51、51、4
9、62がすべて通常のプリント動作側に切り替わった
ら(Y)、残留紙がオートパージ用排出トレイ18にす
べて排出されるまで待機し(ステップS518)、排出
が完了したらステップS503から駆動していたオート
パージ用搬送路48による残留紙の排出動作を終了させ
て(ステップS519)、すべての作業を終了させるこ
とになる(エンド)。
【0053】第5の変形例
【0054】図10は本発明の第5の変形例における用
紙搬送装置でプリント開始が指示されオートパージが開
始された後、プリント動作が開始するまでの制御の流れ
を表わしたものである。この図10では先の図6のステ
ップS302以降でステップS308までに対応する制
御動作が表わされている。この第5の変形例におけるオ
ートパージの制御では、図8および図9に示した第4の
変形例における残留紙の検出の代わりにタイマ75(図
1)を使用してこの検出に代わる制御を行っている。
【0055】すなわち、ステップS601〜ステップS
604は、図8におけるステップS501〜S504と
同一の制御であり、ステップS604で第3の切替ゲー
ト51よりも給紙部13側、すなわち給紙用搬送路34
に残留紙が存在していると判別したときにはタイマ75
の計時を開始させるようにしている(ステップS60
5)。そして、第3の切替ゲート51を経て残留紙がす
べてオートパージ用搬送路48側に送り込まれるまで待
機する代わりに、これに等しいと見なせる時間t 4 の経
過するまで待機するようにして(ステップS606;
Y)、ステップS607(ステップS506と同一)の
制御に移るようにしている。ステップS608の制御は
ステップS507制御と同一である。ステップS608
で通常のプリント動作が開始されたら、タイマ75の計
時動作を再び開始させる(ステップS609)。
【0056】図11は、この第5の変形例における通常
のプリント動作開始以後の制御の様子を表わしたもので
ある。この図は先の図9に対応している。すなわちステ
ップS610はステップS508と同一の制御であり、
ステップS611では第2の切替ゲート50を通過する
残留紙が無くなるのに相当する時間t5 の経過を待機す
るようにしている。ステップS612およびS613は
ステップS510およびS511と同一の制御であり、
ステップS614では第1の切替ゲート49を通過する
残留紙が無くなるのに相当する時間t6 の経過を待機す
るようにしている。
【0057】ステップS615およびS616はステッ
プS513およびS514と同一の制御であり、ステッ
プS617では第4の切替ゲート62を通過残留紙が無
くなるのに相当する時間t7 の経過を待機するようにし
ている。この次のステップS618とS619はステッ
プS516およびS517と同一の制御である。
【0058】このようにして第1〜第4の切替ゲート5
1、51、49、62がすべて通常のプリント動作側に
切り替わったら(ステップS619;Y)、タイマ75
の計時動作が再びスタートになる(ステップS62
0)。そして、残留紙がオートパージ用排出トレイ18
にすべて排出されるのに相当する時間t8 が経過したら
(ステップS621;Y)、ステップS603から駆動
していたオートパージ用搬送路48による残留紙の排出
動作を終了させて(ステップS622)、すべての作業
を終了させることになる(エンド)。
【0059】この第5の変形例では、第4の変形例に比
べてセンサの検出出力の解析の代わりにタイマ75を使
用しているので、オートパージ用搬送路48の停止まで
に要する時間が画一的となり多少長くなるものの、CP
U71の負担が軽減するという利点がある。
【0060】なお、実施例および変形例では各切替ゲー
ト49〜51、62を一斉に切り替えるように制御した
が、残留紙の搬送状態に合わせてタイミングを異にして
切り替えを行うようにしてもよいことは当然である。ま
た、本発明は両面プリンタあるいは両面複写機以外のあ
らゆる形態の用紙搬送装置に適用可能であることはもち
ろんである。
【0061】更に、実施例および変形例では第1〜第3
の切替ゲート49〜51を介してオートパージ用搬送路
48に送られた残留紙を、第4の切替ゲート62を介し
て排出されるオートパージ用排出トレイ18に排出する
ことにしたが、それぞれ独立した排出トレイに排出する
ようにしてもよい。オートパージ用に排出トレイを複数
設けると、それらに排出されるまでの時間やオートパー
ジ用搬送路を搬送される残留紙の道のりが相対的に短く
なり、残留紙についてのジャムの発生を減少させること
ができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、紙詰まりを行った裁断紙を除去した後に装置
内に残留した残留紙を通信システムの搬送路とは別のオ
ートパージ用搬送路に導くことにしたので、これらの残
留紙が搬送路内で紙詰まりを起こす危険性を減少させる
ことができるばかりでなく、通常の搬送路がその経路が
複雑で長いような場合であってもオートパージ用搬送路
を排出専用の短い搬送路として構成することができるた
め、排出までの時間を短縮させ、プリント開始までの時
間を短縮させることができる。
【0063】また、請求項2記載の発明によれば、残留
紙を通常の搬送路からオートパージ用搬送路にすべて移
送を完了させた時点でプリント開始を行うようにしたの
で、プリント開始までのタイミングを早めることができ
る。また、オートパージ用搬送路で紙詰まりが発生して
も、これとは独立してプリントを行うことができるとい
う利点もある。
【0064】更に、請求項3記載の発明によれば、通常
の搬送路からオートパージ用搬送路に残留紙を導く経路
を複数設けたので、最も近い経路を通ってオートパージ
用搬送路に残留紙を導くことができ、これによりオート
パージのための時間の短縮を図ることができる。また、
裁断紙の供給側に最も近い第1箇所の経路の担当する残
留紙がすべてオートパージ用搬送路に排出された時点で
プリント動作を開始させることにしたので、プリント動
作開始のタイミングを更に早めることができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における用紙搬送装置の制
御を行うための回路部分の要部を示したブロック図であ
る。
【図2】 本実施例の用紙搬送装置を適用したプリンタ
の外観を示した斜視図である。
【図3】 図1に示したプリンタの搬送経路の概要を表
わした搬送路配置図である。
【図4】 本実施例の用紙搬送装置でプリント開始が指
示された場合の制御の様子を表わした流れ図である。
【図5】 本発明の第1の変形例における用紙搬送装置
でプリント開始が指示された場合の制御の様子を表わし
た流れ図である。
【図6】 本発明の第2の変形例における用紙搬送装置
でプリント開始が指示された場合の制御の様子を表わし
た流れ図である。
【図7】 本発明の第3の変形例における用紙搬送装置
でプリント開始が指示された場合の制御の様子を表わし
た流れ図である。
【図8】 本発明の第4の変形例における用紙搬送装置
でプリント開始が指示されオートパージが開始された
後、プリント動作が開始するまでの制御の流れを表わし
た流れ図である。
【図9】 第4の変形例における通常のプリント動作開
始以後の制御の様子を表わした流れ図である。
【図10】 本発明の第5の変形例における用紙搬送装
置でプリント開始が指示されオートパージが開始された
後、プリント動作が開始するまでの制御の流れを表わし
た流れ図である。
【図11】 第5の変形例における通常のプリント動作
開始以後の制御の様子を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11…プリンタ、12…プリンタ本体、13…給紙部、
15…給紙トレイ、17…操作パネル、18…オートパ
ージ用排出トレイ、34…給紙用搬送路、39…上側搬
送路、41…排出・両面切替用搬送路、44…下側搬送
路、48…オートパージ用搬送路、49…第1の切替ゲ
ート、50…第2の切替ゲート、51…第3の切替ゲー
ト、52〜61…用紙センサ、62…第4の切替ゲー
ト、71…CPU、73…ROM、74…RAM、75
…タイマ、81…給紙用搬送路駆動回路、82…上側搬
送路駆動回路、83…下側搬送路駆動回路、84…排出
・両面切替用搬送路駆動回路、85…切替ゲート駆動回
路、86…オートパージ用搬送路駆動回路、87…モー
タ、88…ソレノイド、t1 〜t8 …(タイマの計測す
る)時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁断紙を搬送する搬送路と、 この搬送路で発生する裁断紙についてのジャムを検出す
    るジャム検出手段と、 ジャムの発生した裁断紙が前記搬送路からすべて除去さ
    れた状態でこの搬送路上にジャム以外のものとして残存
    する裁断紙を自動的に排出するためのオートパージモー
    ドに設定するオートパージモード設定手段と、 このオートパージモードに設定された状態で前記搬送路
    に残存する裁断紙をこの搬送路とは別のオートパージ用
    搬送路に導く搬送路移行手段と、 オートパージ用搬送路に存在する裁断紙を搬送して排出
    するオートパージ裁断紙排出手段とを具備することを特
    徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 裁断紙を搬送する搬送路と、 この搬送路で発生する裁断紙についてのジャムを検出す
    るジャム検出手段と、 ジャムの発生した裁断紙が前記搬送路からすべて除去さ
    れた状態でプリントの開始が指示されたとき、この搬送
    路上にジャム以外のものとして残存する裁断紙を自動的
    に排出するためのオートパージモードに設定するオート
    パージモード設定手段と、 このオートパージモードに設定された状態で前記搬送路
    に残存する裁断紙をこの搬送路とは別のオートパージ用
    搬送路に導く搬送路移行手段と、 残留紙がすべてオートパージ用搬送路に移動したかどう
    かを判別する移動完了有無判別手段と、 残留紙がすべてオートパージ用搬送路に移動したと判別
    されたときプリント動作を開始させるプリント動作開始
    手段とを具備することを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 裁断紙を搬送する搬送路と、 この搬送路で発生する裁断紙についてのジャムを検出す
    るジャム検出手段と、 ジャムの発生した裁断紙が前記搬送路からすべて除去さ
    れた状態でプリントの開始が指示されたとき、この搬送
    路上にジャム以外のものとして残存する裁断紙を自動的
    に排出するためのオートパージモードに設定するオート
    パージモード設定手段と、 このオートパージモードに設定された状態で前記搬送路
    に残存する裁断紙を搬送路の複数箇所のうち搬送に際し
    て最も近い箇所からこの搬送路とは別のオートパージ用
    搬送路に導く搬送路移行手段と、 前記複数箇所のうち裁断紙の供給側に最も近い第1箇所
    までの裁断紙がすべてオートパージ用搬送路に移動した
    かどうかを判別する第1箇所移動完了有無判別手段と、 この第1箇所移動完了有無判別手段が前記第1箇所にお
    いて移動を完了したと判別したときプリント動作を開始
    させるプリント動作開始手段とを具備することを特徴と
    する用紙搬送装置。
JP5239409A 1993-09-27 1993-09-27 用紙搬送装置 Pending JPH0797096A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162745A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Canon Inc シート搬送装置と画像形成装置
JP2009042402A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014181084A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Toshiba Corp 紙葉類処理装置

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