JP7400395B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理後のシートを排出するシート排出部を備える画像処理装置に関する。
画像形成装置から排出されるシートに対してステープル処理や穿孔処理(パンチ処理ともいう。)などの後処理を行うシート処理装置が知られている。このシート処理装置は、画像形成装置と連結して使用される。前記シート処理装置は、画像形成後のシートに対して前記後処理を行うように設定されている場合に、画像形成装置からシート処理装置内に搬送された画像形成後のシートに対して前記後処理を行い、所定のシートトレイにシートを排出する。
また、従来、排紙トレイを備える画像形成装置において、シートの排紙処理中に排紙トレイから排紙済みのシートを取り除き易くするために、装置本体に設けられたキーが押下された場合に、用紙搬送速度を落とす処理、或いは、用紙の搬送間隔を広げる処理を行う構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2012-48012号公報
ところで、画像形成装置の側面に前記後処理を行うシート処理装置が連結されている場合、画像形成装置によって画像が形成されたシートは、画像形成装置から前記シート処理装置に搬送され、前記シート処理装置の内部の搬送路を通って、前記シート処理装置が備えるシートトレイに排出される。この構成の場合、画像形成装置の操作パネルとシート処理装置のシートトレイとの間隔が広いため、ユーザーは、シートトレイにおけるシートの排出状況やシートの排出スピードを前記画像形成装置側から目視で確認することが困難である。したがって、前記シートトレイへのシートの排出間隔を変更させるための操作キーが前記画像形成装置の操作パネルに設けられている場合、ユーザーは、前記排出状況等を確認するためにシート処理装置のシートトレイ側へ移動し、シートの排出間隔を変更させる必要がある場合は、シートトレイから画像形成装置の操作パネルまでわざわざ移動しなければならない。
本発明の目的は、シートの排出中に、シートトレイに排出されたシートの排出状況を目視で確認しつつ、面倒な移動を伴うことなくシートの排出間隔を長くすることが可能な画像処理装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、シートに対して画像処理を行う画像処理部と、前記画像処理部に連結され、前記画像処理部による画像処理後のシートに対して所定の後処理を行うシート処理部と、前記画像処理部及び前記シート処理部の動作を制御する制御部と、を備える。前記シート処理部は、画像処理後のシートを搬送して所定の排出口から所定のシートトレイに排出するシート排出部と、前記シート処理部に対して所定の実行指示を入力するための操作入力部と、を有する。前記画像処理部は、画像処理後のシートを前記シート処理部に搬送するシート搬送部を有する。前記制御部は、前記シート搬送部及び前記シート排出部それぞれによるシートの搬送を制御し、前記シート排出部によるシートの搬送中に前記操作入力部が操作された場合に、前記シート搬送部及び前記シート排出部によって連続して搬送される各シートの搬送間隔を長くする処理を行う。
本発明によれば、シートの排出中に、シートトレイに排出されたシートの排出状況を目視で確認しつつ、面倒な移動を伴うことなくシートの排出間隔を長くすることが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るシート処理装置、及びこのシート処理装置が連結された画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、図1の画像形成装置の内部構成を示す断面図である。 図3は、図1のシート処理装置の内部構成を示す断面図である。 図4は、図1のシート処理装置が備える操作表示部を示す図である。 図5は、図1のシート処理装置及び画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図6は、図5の制御部が実行するシート搬送制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る複合機1(本発明の画像処理装置の一例)は、シート処理装置30(本発明のシート処理部の一例)と画像形成装置10(本発明の画像処理部の一例)とを備えており、画像形成装置10からシート処理装置30に印刷用紙(本発明のシートの一例)が搬送可能なようにシート処理装置30が画像形成装置10に連結されている。
[画像形成装置10]
画像形成装置10は、プリンターや複写機、ファクシミリなどの各機能を備える。図1に示すように、画像形成装置10の左側面14Aにシート処理装置30が連結されている。画像形成装置10は、入力された画像データに基づく画像をトナーなどの印刷材料を用いて、印刷用紙に印刷する。なお、画像形成装置10は複数の機能を有するものに限られず、プリンターやファクシミリ、複写機などのように単機能を有するものであってもよい。
画像形成装置10は、不図示のネットワーク通信部を介して外部から入力された画像データや、画像形成装置10の上部に配置されたスキャナー11によって読み取られた画像データに基づいて、印刷用紙に画像を印刷する。図2に示すように、画像形成装置10は、主として、スキャナー11と、操作表示パネル12と、電子写真方式の画像形成部18と、定着部19と、排出シート保持部21と、シート搬送部15と、記憶部17と、を備える。また、シート搬送部15は、給紙部151と、複数の搬送ローラー対152と、排出ローラー対153と、を含む。また、画像形成装置10は、シート処理装置30を含む複合機1を統括的に制御する制御部100(本発明の搬送制御部の一例、図5参照)を備える。これらの要素は、画像形成装置10の外枠のカバーや内部フレームを構成する筐体14の内部に設けられている。
なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成部18を備える画像形成装置10を例示するが、画像形成装置10は、例えば、インクジェット記録方式に基づいて印刷用紙に画像を形成するものであってもよい。
図2に示すように、複数の給紙トレイ16に対応して、筐体14の内部に4つの給紙部151が設けられている。給紙部151は、上下方向に4つ配置されている。給紙部151は、複数枚の印刷用紙に対して画像形成が行われる場合、給紙トレイ16に収容された印刷用紙を一枚ずつ所定の基準間隔でピックアップして、画像形成部18へ順次給送する。給紙部151によって画像形成部18に給送された印刷用紙は、画像形成部18によってトナー像が表面に転写された後に、定着部19へ搬送される。なお、画像形成部18は、LSUや感光体ドラム、現像部、帯電部、転写部などを有する周知の機構であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
定着部19は、IHヒーターなどの加熱部を有しており、印刷用紙に転写されたトナー像を熱によってその印刷用紙に定着させる。印刷用紙が定着部19を通過する過程において、定着部19から熱が供給されることによりトナーが溶融される。これにより、トナー像が印刷用紙に定着して、印刷用紙に画像が定着する。定着部19によって画像が定着された印刷用紙は、定着部19よりも印刷用紙の搬送方向の下流側に形成された搬送路28へ送り出される。搬送路28に送り出された印刷用紙は、搬送路28に沿って設けられた複数の搬送ローラー対152によって更に印刷用紙の搬送方向の下流側へ搬送される。
搬送路28は、定着部19までは筐体14内を水平方向へ延出され、定着部19の下流側から上方へ湾曲されて、鉛直上方へまっすぐに延びている。定着部19よりも下流側において、搬送路28は2つに分岐している。搬送路28の一方の分岐路28Aは用紙排出口22に至っており、もう一方の分岐路28Bは筐体14の左側面14Aに形成された搬送中継口27に至っている。また、分岐路28Aと分岐路28Bとの分岐点には、モーターやソレノイドなどの不図示の駆動部によって揺動されるフラップ25が設けられている。
フラップ25は、印刷用紙が画像形成装置10の上部に設けられた排出シート保持部21へ排出される場合に、分岐路28Bを塞いで分岐路28Aに印刷用紙を案内可能な排紙位置に配置される。フラップ25が前記排紙位置にある場合、画像形成後の印刷用紙は搬送ローラー対152によって排出シート保持部21に排出される。また、フラップ25は、印刷用紙がシート処理装置30へ搬送される場合に、分岐路28Aを塞いで分岐路28Bに印刷用紙を案内可能な中継位置(図2に示す位置)に配置される。図2に示すように、分岐路28Bには、画像形成後の印刷用紙をシート処理装置30へ搬送する排出ローラー対153が設けられている。排出ローラー対153は、モーターなどによって回転駆動される駆動ローラーと、この駆動ローラーに圧接された状態で従動する従動ローラーとによって構成されている。したがって、フラップ25が前記中継位置にある場合、画像形成後の印刷用紙は排出ローラー対153によってシート処理装置30へ搬送される。
なお、操作表示パネル12は、画像形成装置10の正面の右側上方の部分に設けられている。操作表示パネル12は、タッチパネル式の液晶表示部や、テンキー、機能選択キー、及びスタートキーなどのハードキーを有している。また、前記液晶表示部は、印刷に用いられる印刷用紙のサイズや、画像の拡大縮小、印刷濃度などの設定に用いられる設定用のキーやボタンなどを表示する。また、前記液晶表示部は、ステープル処理の実行の有無や、印刷済みの印刷用紙の排出先(上段トレイ36Aまたは下段トレイ36B)の選択など、各種印刷条件の設定に用いられる設定用のキーやボタンを表示する。
[シート処理装置30]
シート処理装置30は、画像形成装置10から搬送された印刷用紙に対してステープル処理や穿孔処理(パンチ処理)などの後処理を行う装置である。図1に示すように、シート処理装置30は、画像形成装置10に連結されて用いられる。なお、シート処理装置30は、画像形成装置10から搬送された印刷用紙に前記後処理を行うものに限られない。例えば、シート処理装置30が不図示の外部トレイにセットされた印刷用紙を前記後処理が行われる位置まで搬送可能な搬送装置を備える場合は、シート処理装置30は、前記搬送装置によって搬送された用紙に対して前記後処理を行うものであってもよい。
図3に示すように、シート処理装置30は、シート処理装置30の筐体の上側を構成する上部本体31と、前記筐体の下側を構成する下部本体32とを備える。本実施形態では、上部本体31に後処理を行う各ユニットなどが備えられている。
シート処理装置30は、穿孔ユニット33と、収容容器110と、ステープルユニット35と、シート排出部70(本発明のシート排出部の一例)と、上段トレイ36A(本発明のシートトレイの一例)と、下段トレイ36B(本発明のシートトレイの一例)と、スタックトレイ57と、シート整合部60(図5参照)と、操作表示部34と、を備える。また、シート排出部70は、搬送ローラー対37と、排出ローラー対38,39と、搬送ローラー対40と、を含む。これらの要素は、上部本体31の内部に設けられている。
上部本体31は、画像形成装置10との連結面44(図3において右側面)に、搬入口46を有する。搬入口46は、画像形成装置10から搬送された画像形成後の印刷用紙を受け入れる入り口である。上部本体31の上部には、シート処理装置30から印刷用紙を外部に排出するための排出口47が設けられている。排出口47に連続するように上段トレイ36Aが設けられている。また、上部本体31の側面45(図3において左側面)には、シート処理装置30から印刷用紙を外部に排出するための排出口48が設けられている。排出口48に連続するように下段トレイ36Bが設けられている。上段トレイ36A及び下段トレイ36Bは、シート処理装置30から排出された複数枚の印刷用紙を上下に重ねた状態(積層状態)で保持する。
上部本体31の内部に、搬送路50が設けられている。搬送路50は、上部本体31の内部において、搬入口46から内部側へ延びている。搬入口46から搬送路50に搬入した印刷用紙は、搬送路50を通ることによって、上部本体31の内部側へ向かう搬送方向へ案内される。
印刷用紙の搬送経路は、搬送路50の終端から上部本体31の上面へ向かう搬送路51と、側面45へ向かう搬送路52とに分岐している。搬送路51は、排出口47に至っており、搬送路52は、ステープルユニット35を経て排出口48に至っている。
シート排出部70は、画像形成装置10から搬入口46に搬送された画像処理後の印刷用紙を搬送して、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bのいずれかに排出する。
搬送ローラー対37は、搬送路50の搬送方向下流側の端部に設けられている。搬送ローラー対37は、駆動ローラー及び従動ローラーとから構成されており、画像形成装置10から搬送された印刷用紙を更に下流側へ搬送する。
排出ローラー対39は、搬送路51の終端の排出口47の近傍に設けられている。排出ローラー対39は、駆動ローラー39Aと、従動ローラー39Bとから構成されており、搬送路51に搬送された印刷用紙を排出口47から排出する。駆動ローラー39Aは、図示しないモーターなどの駆動源から回転駆動力が伝達されることにより回転する。従動ローラー39Bが駆動ローラー39Aに接触した状態で駆動ローラー39Aが回転されることにより、排出ローラー対39による印刷用紙の排出が可能となる。
排出ローラー対38は、搬送路52の終端の排出口48の近傍に設けられている。排出ローラー対38は、駆動ローラー38Aと、従動ローラー38Bとから構成されており、搬送路52に搬送された印刷用紙を排出口48から排出する。駆動ローラー38Aは、図示しないモーターなどの駆動源から回転駆動力が伝達されることにより回転する。従動ローラー38Bは、駆動ローラー38Aの上側に配置されており、駆動ローラー38Aに接触している。そのため、駆動ローラー38Aが回転されることによって従動ローラー38Bが回転する。従動ローラー38Bが駆動ローラー38Aに接触した状態で駆動ローラー38Aが回転されることにより、排出ローラー対38による印刷用紙の排出が可能となる。
従動ローラー38Bは、駆動ローラー38Aに対して接離する方向へ移動可能に支持されている。従動ローラー38Bは、ソレノイドなどの駆動機構(不図示)によって駆動ローラー38Aに接触した位置から上方へ離間できるように構成されている。
穿孔ユニット33は、搬入口46の近傍に設けられている。穿孔ユニット33は、画像形成装置10から搬送路50に搬入された印刷用紙に対して所定の後処理を行う。具体的には、穿孔ユニット33は、搬送路50に搬送された印刷用紙に対して穿孔処理を行う。搬送路50における所定位置に印刷用紙が搬送されると、一旦搬送が停止され、穿孔ユニット33によって印刷用紙の先端部(搬送方向下流側の端部)に孔が形成される。穿孔ユニット33による穿孔処理によって生じた穿孔カスは、穿孔ユニット33の下方に設けられた収容容器110に収容される。
複合機1において穿孔処理を実行しないように設定されている場合は、印刷用紙は穿孔処理が行われないまま穿孔ユニット33を通過する。一方、前記穿孔処理を実行するように設定されている場合は、印刷用紙は穿孔ユニット33によって穿孔処理がなされた後に、下流側へ搬送される。
搬送路51と搬送路52の分岐点には、フラップ55が設けられている。モーターやソレノイドなどの不図示の駆動手段によってフラップ55が揺動されることによって、印刷用紙の排出経路が決定される。フラップ55が適宜の位置に揺動されることによって、印刷用紙が予め定められた到達位置へ搬送される。
搬送路51,52それぞれには搬送ローラー対40が設けられている。搬送路51,52における印刷用紙は、搬送ローラー対40によって印刷用紙の搬送方向の下流側へ搬送される。
図3に示すように、スタックトレイ57は、穿孔ユニット33よりも印刷用紙の搬送方向の下流側に設けられている。スタックトレイ57は、搬送路52の下方に設けられている。スタックトレイ57は、一方端(図3の左端)が排出口48に位置している。また、スタックトレイ57は、排出口48から見て斜め下方に傾斜する方向へ延出されている。そして、その延出方向の先にステープルユニット35が設けられている。このため、スタックトレイ57の支持面58は、ステープルユニット35へ向けて斜め下方へ傾斜している。
スタックトレイ57は、ステープル処理が行われない場合は、搬送ローラー対40の下流側における搬送路52の下側ガイド面を構成する。一方、ステープル処理が行われる場合は、スタックトレイ57は、ステープル処理の対象となる複数の印刷用紙を支持する役割を担う。この場合、スタックトレイ57は、搬送路52を通って搬送されてきた印刷用紙を順次支持するものであり、複数の印刷用紙を束状に積載して支持可能である。
ステープルユニット35は、印刷用紙に対してステープル処理を行う。より詳細には、ステープルユニット35は、印刷用紙に対して、オートステープル処理とマニュアルステープル処理とを行う。ここで、オートステープル処理は、画像形成装置10から搬送されてスタックトレイ57に積載された印刷用紙に対してステープルユニット35が自動でステープルを行う処理のことである。また、マニュアルステープル処理は、ユーザーによって排出口48から搬送路52に逆挿入されてスタックトレイ57に手動で載置された複数の印刷用紙に対して手動でステープルユニット35を動作させてステープルを行う処理のことである。以下、オートステープル処理が実行可能な動作モード(動作状態)をオートステープルモードと称し、マニュアルステープル処理が実行可能な動作モード(動作状態)をマニュアルステープルモードと称する。
複合機1においてステープル処理を実行しないように設定されている場合、搬送ローラー対40によって搬送された印刷用紙はスタックトレイ57の支持面58に接触して案内されながら排出口48へ向けて移動する。その後、印刷用紙は、排出口48の近傍に設けられた排出ローラー対38によって下段トレイ36Bに排出される。
一方、複合機1において前記ステープル処理を実行するように設定されている場合は、駆動ローラー38Aと従動ローラー38Bとが離間される。この状態で、搬送ローラー対40によって印刷用紙が排出口48へ向けて搬送されると、印刷用紙はスタックトレイ57の支持面58に沿って排出口48側へ移動する。駆動ローラー38Aと従動ローラー38Bとが離間しているため、印刷用紙が排出ローラー対38に到達しても、印刷用紙は排出ローラー対38によって搬送されることはない。そして、印刷用紙の後端部(搬送方向の上流側の端部)が搬送ローラー対40を通過すると、印刷用紙がスタックトレイ57側へ降下して支持面58に支持される。上述したように、支持面58は傾斜しているため、スタックトレイ57に印刷用紙が支持されると、支持された印刷用紙は、ステープルユニット35側へ移動する。具体的には、印刷用紙は、その自重によって支持面58に沿って斜め下方へ滑るようにして移動する。そして、印刷用紙の後端がスタックトレイ57の最下端のストッパー(不図示)に到達すると、印刷用紙は前記ストッパーに当接した位置(停止位置)で停止する。この動作が繰り返されることによって、複数枚の印刷用紙がスタックトレイ57における前記停止位置で支持される。
ステープルユニット35にオートステープル処理を実行させるか、或いはマニュアルステープル処理を実行させるかの設定は、以下のようにして行われる。すなわち、操作表示パネル12からユーザーがステープル処理を実行する設定を入力した場合に、オートステープル処理(オートステープルモード)が設定される。一方、シート処理装置30が備える後述の操作表示部34からユーザーがステープルスイッチ86(本発明の操作入力部の一例、図4参照)を押し操作した場合に、マニュアルステープル処理(マニュアルステープルモード)が設定される。
操作表示部34は、シート処理装置30の上部本体31の上面に設けられている(図1参照)。図4に示すように、操作表示部34は、4つの表示灯81~84、切替スイッチ85、ステープルスイッチ86などを有している。
切替スイッチ85は、現在の動作モードを前記マニュアルステープル処理が可能なマニュアルステープルモードに移行させるための移行指示を入力するものである。具体的には、接点信号などの入力信号を出力する押しボタンスイッチなどである。切替スイッチ85は、制御部100に接続されている。切替スイッチ85がユーザーによって操作されると、その入力信号が制御部100に出力される。本実施形態では、切替スイッチ85の操作が繰り返されることによって、制御部100は、以下のように認識する。具体的には、マニュアルステープルモードでは無い状態で切替スイッチ85が操作されると、制御部100はその入力信号をマニュアルステープルモードに移行させる信号と認識する。次に切替スイッチ85が操作されると、制御部100はその入力信号を片側一方の隅部にステープル位置を設定するための信号と認識する。次に切替スイッチ85が操作されると、制御部100はその入力信号を片側他方の隅部にステープル位置を設定するための信号と認識する。次に切替スイッチ85が操作されると、制御部100はその入力信号を片側2カ所にステープル位置を設定するための信号と認識する。そして、更に切替スイッチ85が操作されると、制御部100はその入力信号を前記マニュアルステープルモードを解除するための信号と認識する。
ステープルスイッチ86は、前記マニュアルステープル処理の実行指示を入力するためのものである。具体的には、切替スイッチ85と同様に、接点信号などの入力信号を出力する押しボタンスイッチなどである。ステープルスイッチ86がユーザーによって操作されると、その入力信号が制御部100に出力される。そして、制御部100は、前記入力信号を受けると、ステープルユニット35を駆動させて、切替スイッチ85によって設定されたステープル位置でステープル処理を実行する。
表示灯81~84は、例えばLEDなどで構成されている。図4に示すように、表示灯81は、ステープルスイッチ86の上側に配置されている。また、表示灯82~84は、操作表示部34の下部に横一列に配置されている。表示灯82~84それぞれの上側には、ステープル位置を表すイメージ画像が記されている。本実施形態では、操作表示部34は、切替スイッチ85によってステープル位置が切り替えられた場合に、切替後のステープル位置に対応する表示等が点灯されるように構成されている。また、切替スイッチ85が操作されて、マニュアルステープルモードに移行した場合に、マニュアルステープル処理が可能であることを示すために、表示灯81が点灯されるように構成されている。なお、表示灯81~84の点灯制御は、制御部100により実行されてもよく、或いは、操作表示部34に搭載された点灯制御用の他の制御部により実行されてもよい。
シート整合部60(図5参照)は、排出口47及び排出口48から排出される印刷用紙に対して整合処理を行う。具体的には、シート整合部60は、排出口47及び排出口48から排出されるシートの排出方向を規制したり、上段トレイ36A及び下段トレイ36Bに積載された印刷用紙の後端部を整合させて、各トレイに積載された印刷用紙の束を揃える整合動作を行う。
シート整合部60は、排出口47の近傍に設けられた整合部材61と、排出口48の近傍に設けられた整合部材62とを有する。整合部材61,62は、モーターなどの駆動源から回転駆動力を受けて回転するパドル状の部材(回転パドル部材)である。整合部材61は、排出口47及び排出ローラー対39の下方に設けられており、整合部材62は、排出口48及び排出ローラー対38の下方に設けられている。整合部材61,62は、いずれも、回転することによって、対応する各トレイ36A,36Bのシート載置面に積載された印刷用紙の後端部を上から押さえて整合させて、各トレイ36A,36Bに積載された印刷用紙の束を揃える。これらの整合部材61,62は、回転駆動されることによって、各トレイ36A,36Bに積載された印刷用紙の最上位面に当接して、最上位の印刷用紙を手前に引き寄せる役割を担っている。
整合部材61,62は、制御部100によって駆動制御されることにより、印刷用紙が排出されるごとに上部本体31の内部に定められた初期位置に退避し、その初期位置で待機する。そして、排出口47,48からの印刷用紙が排出されると整合部材61,62は回転駆動されて、前記初期位置から各トレイ36A,36B側へ向けて回動し、印刷用紙の後端部に当接して印刷用紙を整合させる。
なお、シート整合部60は、排出口47,48から排出される印刷用紙の幅方向の両端部それぞれに当接して印刷用紙の幅方向での排出位置を規制する一対のサイドガイドを有していてもよい。前記サイドガイドは、幅方向へ移動可能に支持されており、モーターなどの駆動源から駆動力を受けることにより前記幅方向へ移動可能である。この構成において、制御部100は、印刷用紙が排出されるごとに前記サイドガイドの間隔を印刷用紙の幅サイズよりも大きくなる位置に前記サイドガイドを移動させ、排出口47,48から印刷用紙が排出されると、その印刷用紙を整合可能な位置に前記サイドガイドを移動させる。
[制御部100の構成]
図5を参照して、制御部100の構成、及び制御部100により実行される処理について説明する。図5に示すように、制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103などによって構成されるマイクロコンピューターである。制御部100は、例えば、ASICなどのICによって実現されてもよい。制御部100は、複合機1を統括的に制御する。
制御部100は、画像形成装置10が備える記憶部17、操作表示パネル12、スキャナー11、画像形成部18(本発明の画像処理部の一例)、シート搬送部15それぞれと通信可能且つ制御可能に接続されており、また、シート処理装置30が画像形成装置10に連結された状態で、シート処理装置30が備えるシート排出部70、穿孔ユニット33、ステープルユニット35、操作表示部34、シート整合部60それぞれと通信可能且つ制御可能に接続されている。
記憶部17は、各種の情報を記憶するHDD、SSD、又はフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体又は記憶装置である。記憶部17には、後述のシート搬送制御処理や各種演算処理を制御部100に実行させるための制御プログラムや、前記シート搬送制御処理や各種演算処理に用いられるデータなどが記憶される。
ところで、画像形成装置の側面に前記後処理を行うシート処理装置が連結されている場合、画像形成装置によって画像が形成されたシートは、画像形成装置から前記シート処理装置に搬送され、前記シート処理装置の内部の搬送路を通って、前記シート処理装置が備えるシートトレイに排出される。この構成の場合、画像形成装置の操作パネルとシート処理装置のシートトレイとの間隔が広いため、ユーザーは、シートトレイにおけるシートの排出状況やシートの排出スピードを前記画像形成装置側から目視で確認することが困難である。したがって、シートの排出間隔を長くするための操作キーが前記画像形成装置の操作パネルに設けられている場合、ユーザーは、前記排出状況等を確認するためにシート処理装置のシートトレイ側へ移動し、シートの排出間隔を低下させる必要がある場合は、シートトレイから画像形成装置の操作パネルまでわざわざ移動しなければならない。
本実施形態では、複合機1において、印刷用紙の排出中に、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに排出された印刷用紙の排出状況を目視で確認しつつ、面倒な移動を伴うことなく印刷用紙の排出間隔を長くすることが可能にするために、制御部100は、後述するシート搬送制御処理を実行する。
具体的には、制御部100は、画像形成装置10のシート搬送部15、及びシート処理装置30のシート排出部70それぞれを駆動制御して、シート搬送部15及びシート排出部70による印刷用紙の搬送を制御する。これにより、印刷用紙が各搬送路を搬送される。そして、制御部100は、シート排出部70による印刷用紙の搬送中にステープルスイッチ86(図4参照)が押し操作された場合に、シート搬送部15及びシート排出部70によって連続して搬送される印刷用紙の搬送間隔を現状の間隔よりも長くする。例えば、制御部100は、印刷用紙の搬送速度を低下させるか、或いは、給紙部151による印刷用紙のピックアップタイミング(給送タイミング)を遅らせることにより、印刷用紙の搬送間隔を現状の間隔よりも長くする処理を行う。
また、制御部100は、予め定められた設定時間だけ印刷用紙の搬送間隔を長くし、前記設定時間の経過後に前記搬送間隔を元に戻す処理を行う。
また、制御部100は、印刷用紙の搬送間隔が長くされた場合に、シート整合部60の整合部材61,62による前記整合動作を停止する処理を行う。
また、制御部100は、シート排出部70によって予め定められた設定数の印刷用紙が上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに排出され、且つ、ステープルスイッチ86が押し操作された場合に、印刷用紙の搬送間隔を長くする処理を行う。
更に、制御部100は、画像処理前にステープル処理の実行指示が予め入力されたことにより前記オートステープルモードに設定され、このオートステープルモードに基づいてシート処理装置30においてステープル処理が実行されている最中にステープルスイッチ86が押し操作された場合に、印刷用紙の搬送間隔を長くする処理を行う。
[シート搬送制御処理]
以下、図6を参照して、制御部100によって実行されるシート搬送制御処理の手順の一例について説明する。図6のフローチャートにおいて、ステップS11、S12、・・・は処理手順(ステップ)番号を表している。なお、このシート搬送制御処理は、複合機1に対して複数枚の印刷出力を伴う印刷処理(連続印刷処理)が実行される場合に行われるものとして説明する。
制御部100は、複合機1に対して印刷指示が入力されると、当該印刷指示が、複数枚の印刷出力を行うための連続印刷指示であるか否かを判定する(ステップS11)。例えば、制御部100は、ネットワーク接続された外部装置から印刷対象のドキュメントデータを含む印刷ジョブデータが入力された場合に、印刷指示が入力されたと判定し、当該印刷ジョブデータに複数頁の印刷データが含まれている場合、或いは、印刷部数が複数であることを示す情報が含まれている場合に、連続印刷指示が入力されたと判定する。その後、制御部100は、ステップS12の処理を行う。
ステップS12では、制御部100は、マニュアルステープル処理を無効にする処理を行う。具体的には、制御部100は、印刷出力を行っている最中は、切替スイッチ85の押し操作による入力信号を受信しても、前記マニュアルステープルモードに移行せず、また、ステープルスイッチ86の押し操作による入力信号を受信しても、マニュアルステープル処理を実行しない。なお、マニュアルステープル処理が無効にされた場合は、表示灯81~84の点灯制御も実行されない。
次のステップS13では、制御部100は、シート処理装置30に設けられたステープルスイッチ86(図4参照)が押下されたか否か、つまり、ステープルスイッチ86がオンにされたか否かを判定する。制御部100は、ステープルスイッチ86が押し操作されたときに出力される入力信号を受信した場合に、ステープルスイッチ86がオンにされたと判定する。なお、制御部100は、連続印刷が終了するまでの間、ステープルスイッチ86が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合に、ステップS14に進む。
ステップS14では、制御部100は、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに排出された印刷用紙の枚数(出力枚数)が予め定められた設定値(設定数)以上になったか否かを判定する。例えば、制御部100は、排出口47,48の近傍に設けられたシートセンサー、或いは、画像形成装置10の搬送路28やシート処理装置30の各搬送路50,51,52に設けられたシートセンサーの出力信号に基づくカウント値に基づいてステップS14の判定を行うことが可能である。ステップS14において出力枚数が設定値未満と判定された場合は、ステップS13に戻り、出力枚数が設定値以上と判定された場合は、ステップS15に進む。なお、前記設定値は、印刷出力中にユーザーによって取り出される可能性が高いとされる設定数に定められている。
ステップS15では、制御部100は、連続して搬送される印刷用紙の搬送間隔を現状の間隔よりも長くする。つまり、制御部100は、前記搬送間隔が現状の間隔よりも長くなるように、画像形成装置10のシート搬送部15、及びシート処理装置30のシート排出部70それぞれによる印刷用紙の搬送を制御する。例えば、制御部100は、複数の搬送ローラー対152、排出ローラー対153、シート排出部70の搬送速度を現状の搬送速度に維持しつつ、給紙部151による印刷用紙のピックアップのタイミングを前記基準間隔よりも長くする。これにより、複数の搬送ローラー対152、排出ローラー対153、シート排出部70により連続して搬送される各印刷用紙の搬送間隔(つまり、距離間隔)を長くすることができる。また、制御部100は、給紙部151による印刷用紙のピックアップのタイミングを現状の前記基準間隔に維持しつつ、複数の搬送ローラー対152、排出ローラー対153、シート排出部70の搬送速度を現状の搬送速度よりも速くしてもよい。この場合も、搬送される各印刷用紙の搬送間隔(つまり、距離間隔)を長くすることができる。
また、制御部100は、次のステップS16において、シート整合部60による整合動作を停止する。この場合、制御部100は、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bへの印刷用紙の排出の邪魔にならないように、整合部材61,62を上部本体31の内部に定められた前記初期位置に移動させて、当該初期位置に配置させたままにする。
次のステップS17では、制御部100は、予め定められた設定時間が経過したか否かを判定する。前記設定時間は、例えば、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに排出された印刷用紙をユーザーが取り出すのに必要な時間に設定されており、例えば、数秒又は十数秒に設定されている。
ステップS17において前記設定時間が経過したと判定されると、制御部100は、前記搬送間隔を元に戻す処理を行い(ステップS18)、更に、シート整合部60による前記整合動作を再開させる(ステップS19)。
以上説明したように、本実施形態の複合機1では、制御部100は、印刷出力中にステープルスイッチ86が押し操作された場合に、連続して搬送される印刷用紙の搬送間隔を現状の間隔よりも長くなるように、画像形成装置10のシート搬送部15、及びシート処理装置30のシート排出部70それぞれによる印刷用紙の搬送を制御する。これにより、ユーザーは、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに印刷用紙が排出されている最中に印刷用紙を取り出す場合、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bに排出されたシートの排出状況を目視で確認しつつ、シート処理装置30側からステープルスイッチ86を操作することで、印刷用紙が連続してトレイに排出される排出間隔を長くすることができる。
また、本実施形態では、ステープルスイッチ86が押し操作された場合に、そのときの上段トレイ36A又は下段トレイ36Bへの出力枚数が設定値以上である場合に前記搬送間隔が長くされる。このため、例えば、出力枚数が設定値未満の場合に誤ってステープルスイッチ86が押し操作されても、前記排出間隔が長くならず、印刷出力速度が無駄に低下することを防止できる。
また、本実施形態では、前記搬送間隔が長くされた後に、前記設定時間が経過すると前記搬送間隔が元に戻されるので、前記搬送間隔を元に戻す操作を行うことなく、印刷出力速度が自動的に元に戻される。
また、本実施形態では、前記搬送間隔が長くされた後に、前記整合動作が停止されるので、ユーザーは、整合部材61,62によって邪魔されることなく、上段トレイ36A又は下段トレイ36Bからスムーズに印刷用紙を取り出すことができる。
なお、上述の実施形態では、本発明の操作入力部の一例としてステープルスイッチ86を例示したが、前記操作入力部はステープルスイッチ86に限られない。本発明の操作入力部は、シート処理装置30に対してマニュアルステープル処理以外のシート処理(例えば穿孔処理等)の実行指示を入力する操作部材であれば、如何なるものであっても適用可能である。
1 :複合機
10 :画像形成装置
12 :操作表示パネル
14 :筐体
14A :左側面
15 :シート搬送部
16 :給紙トレイ
17 :記憶部
18 :画像形成部
28 :搬送路
30 :シート処理装置
31 :上部本体
32 :下部本体
33 :穿孔ユニット
34 :操作表示部
35 :ステープルユニット
36A :上段トレイ
36B :下段トレイ
37 :搬送ローラー対
38 :排出ローラー対
38A :駆動ローラー
38B :従動ローラー
39 :排出ローラー対
39A :駆動ローラー
39B :従動ローラー
40 :搬送ローラー対
47 :排出口
48 :排出口
50,51,52:搬送路
57 :スタックトレイ
60 :シート整合部
61,62:整合部材
70 :シート排出部
85 :切替スイッチ
86 :ステープルスイッチ
100 :制御部
151 :給紙部
152 :搬送ローラー対
153 :排出ローラー対

Claims (5)

  1. シートに対して画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部に連結され、前記画像処理部による画像処理後のシートに対して所定の後処理を行うシート処理部と、
    前記画像処理部及び前記シート処理部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記シート処理部は、
    画像処理後のシートを搬送して所定の排出口から所定のシートトレイに排出するシート排出部と、
    前記シート処理部に対して所定の実行指示を入力するための操作入力部と、を有し、
    前記画像処理部は、
    画像処理後のシートを前記シート処理部に搬送するシート搬送部を有し、
    前記制御部は、
    前記シート搬送部及び前記シート排出部それぞれによるシートの搬送を制御し、前記シート排出部によるシートの搬送中に前記操作入力部が操作された場合に、前記シート搬送部及び前記シート排出部によって連続して搬送される各シートの搬送間隔を長くし、
    前記シート処理部は、
    前記シート排出部によってシートが排出される前記排出口の近傍に設けられ、駆動源からの駆動力を受けることにより前記排出口から排出されるシート又は前記シートトレイ上のシートを整合する整合動作を行う整合部材を更に有し、
    前記制御部は、前記搬送間隔が長くされた場合に前記整合部材による前記整合動作を停止する、画像処理装置。
  2. 前記制御部は、予め定められた設定時間だけ前記搬送間隔を長くし、前記設定時間の経過後に前記搬送間隔を元に戻す、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記シート排出部によって予め定められた設定数のシートが排出され、且つ、前記操作入力部が操作された場合に、前記搬送間隔を長くする、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記シート排出部によるシートの搬送中における前記操作入力部の操作に基づく前記所定の実行指示を無効にする、請求項1からのいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記シート処理部は、前記排出口から内部に挿入されたシートに対してマニュアルによる前記後処理を実行可能に構成されており、
    前記操作入力部は、前記マニュアルによる前記後処理の実行指示を入力するものである、請求項1からのいずれか一つに記載の画像処理装置。
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