JP2017227929A - 画像形成装置及びシート処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】挿入されたシート束に綴じ処理を行う際に、ユーザからの実行指示に応じた綴じ処理と、シート束が挿入されてからの時間の経過に応じた綴じ処理の両方を好適に実行できるようにする仕組みを提供する【解決手段】本発明は、印刷装置による印刷を行わずに後処理装置によってシートにシート処理を実行させる際に、ユーザが認証されていなければユーザにログイン操作を要求し、取得したユーザ情報に従ってユーザを認証し、認証が成功すると、後処理装置によってシートにシート処理を実行させ、認証されたユーザの実行履歴として記憶することを特徴とする。【選択図】 図9
Description
本発明は、画像形成装置及びシート処理装置に関するものである。
従来、ステープル等の後処理装置(以下、フィニッシャと称する。)を備える画像形成装置においては、画像形成装置が画像形成したシートをフィニッシャへ1枚ずつ搬送し、そのトレイに積載してから綴じ処理する形態が一般的である。一方で、特許文献1には、ユーザがフィニッシャの排出口に印刷済みのシートの束を挿入し、フィニッシャの排出口に挿入された紙束に対して、シート処理を行う画像形成装置が提案されている。この機能をオフラインシート処理と称する。
本発明は、挿入されたシート束に綴じ処理を行う際に、ユーザからの実行指示に応じた綴じ処理と、シート束が挿入されてからの時間の経過に応じた綴じ処理の両方を好適に実行できるようにする仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置であって、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から供給されたシート束、及び、ユーザのマニュアル操作によって挿入されたシート束のいずれに対しても綴じ処理を実行可能な綴じ手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を検知する検知手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を綴じるためのユーザ指示を入力する操作手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されてから制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記制限時間の経過前に前記操作手段から前記ユーザ指示が入力されたときは、前記制限時間の経過前に前記ユーザ指示に応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御することを特徴とする。
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に装着されるシート処理装置であって、前記画像形成装置から供給されたシート束、及び、ユーザのマニュアル操作によって挿入されたシート束のいずれに対しても綴じ処理を実行可能な綴じ手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を検知する検知手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を綴じるためのユーザ指示を入力する操作手段と、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されてから制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記制限時間の経過前に前記操作手段から前記ユーザ指示が入力されたときは、前記制限時間の経過前に前記ユーザ指示に応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御することを特徴とする。
本発明は、挿入されたシート束に綴じ処理を行う際に、ユーザからの実行指示に応じた綴じ処理と、シート束が挿入されてからの時間の経過に応じた綴じ処理の両方を好適に実行できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<印刷装置の構成>
以下、では、図1乃至図8、及び図11を参照して、本発明に係る第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の構成例について説明する。本実施形態では、画像形成装置(印刷装置)の一例として、MFP(Multi-functional peripheral)を例に説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、画像形成後に後処理装置(シート処理装置)を接続可能な、若しくは、後処理(シート処理)を実行する機能を有する画像形成装置であれば適用可能である。
<印刷装置の構成>
以下、では、図1乃至図8、及び図11を参照して、本発明に係る第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の構成例について説明する。本実施形態では、画像形成装置(印刷装置)の一例として、MFP(Multi-functional peripheral)を例に説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、画像形成後に後処理装置(シート処理装置)を接続可能な、若しくは、後処理(シート処理)を実行する機能を有する画像形成装置であれば適用可能である。
画像形成装置100は、コントローラ部110、リーダ部200、及びプリンタ部300を備える。リーダ部200は、画像入力装置であり、原稿から画像を光学的に読み取り、画像データに変換して出力する。リーダ部200は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)250とで構成される。
プリンタ部300は、画像出力装置であり、シートを搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類のシートカセットを持つ給紙ユニット310と、画像データをシートに転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320から構成されている。さらに印字されたシートを機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット330、ステープル処理、ソート処理を行うフィニッシャ部(フィニッシャユニット)500とで構成される。なお、ここでは、画像形成装置100が後処理装置であるフィニッシャ部500を備える構成として説明するが、フィニッシャ部500は画像形成装置100とは独立した後処理装置であって、当該画像形成装置100に対して脱着可能に構成されてもよい。この場合、印刷システムとして構成され、後処理装置には、後述する画像形成装置100のコントローラ部110に相当する構成が設けられることが望ましい。
フィニッシャ部500は紙束(シート束)に対して、コーナー綴じ、ダブル綴じ、針なし綴じなどの仕上げ処理(後処理、シート処理)を行うステープル部506を備えている。本実施形態では、後処理の一例としてステープルを例に説明するが、本発明はこれに限定されず、画像形成装置100の処理とは独立して動作可能な後処理であれば適用することができる。独立して動作可能な処理とは、画像形成装置100によって画像形成されたシートに対して後処理を行うのではなく、ユーザがフィニッシャ部500に対して紙束を挿入し、当該紙束に対して実行することが可能な後処理であればよい。
コントローラ部110は、CPU120、画像メモリ130、HDD140、RAM150、ROM160、及び操作部170から構成されている。コントローラ部110は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続されている。そして、コントローラ部110内のCPU120はリーダ部200を制御して、原稿の画像データを画像メモリ130に読込み、プリンタ部300を制御して画像メモリ130内の画像データをシートに出力してコピー機能を提供する。更にHDD140には各種調整値が格納され、RAM150はCPU120のワーク領域として使用され、ROM160はCPU120の制御プログラムが格納されている。操作部170は液晶表示部と液晶表示部上に貼り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーとを有する。タッチパネル又はハードキーにより入力された信号はCPU120に伝えられ、液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
<リーダ部及びプリンタ部の構成>
次に、図2を参照して、図1に示したリーダ部200及びプリンタ部300の構成例について説明する。まず、リーダ部200について説明する。リーダ部200において、原稿給紙ユニット(フィーダ)250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するものである。
次に、図2を参照して、図1に示したリーダ部200及びプリンタ部300の構成例について説明する。まず、リーダ部200について説明する。リーダ部200において、原稿給紙ユニット(フィーダ)250は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出トレイ219に排出するものである。
原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212が点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下、CCDと称する。)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、所定の処理が施された後、コントローラ部110へ転送される。
次に、プリンタ部300について説明する。プリンタ部300において、321はレーザドライバで、レーザ発光部322を駆動するものであり、コントローラ部110から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に照射され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤(トナー)が付着される。
また、プリンタ部300は、給紙ユニット310として、それぞれ引き出し状の形状をしたカセット311、312、313、314を有している。それぞれ給紙カセットを引き出し、そのカセットに用紙を補給し、カセットを閉めることによって、用紙補給を行うことができる。プリンタ部300は、カセット311、312、313、314のいずれかからシートを給紙し、転写部325へ搬送路331を通じて搬送する。また、プリンタ部300は、フィニッシャ部500にシートを搬送可能である。
転写部325では感光ドラム323に付着された現像剤をシートに転写する。現像剤が転写されたシートは搬送ベルト326によって、定着部327に搬送され、定着部327の熱と圧力により現像剤はシートに定着される。その後、定着部327を通過したシートは搬送路335、搬送路334を通り、排出される。或いは、印字面を反転して排出する場合には、搬送路336、搬送路338まで導かれ、そこからシートを逆方向に搬送し、搬送路337、搬送路334を通り、排出される。
また、両面記録が設定されている場合は、シートは、定着部327を通過したあと、搬送路336からフラッパ329によって、搬送路333に導かれ、その後逆方向に搬送し、フラッパ329によって、搬送路338、再給紙搬送路332へ導かれる。再給紙搬送路332へ導かれたシートは、上述したタイミングで搬送路331を通り、転写部325へ給紙される。片面、両面記録にかかわらず、搬送路334より排出されたシートはフィニッシャ部500へ搬送される。
フィニッシャ部500に搬送されたシートは、まずバッファユニット501へ送られる。ここでは、場合に応じて搬送されてきたシートをバッファローラに巻きつけてバッファリングする。例えば、この下流で行われるステープル等処理に時間がかかる場合は、このバッファユニットを利用することによって本体から搬送されてくるシートの搬送速度を一定に保つことができ、スループットの向上に役立たせることが可能である。そして、シートは、この後上流排出ローラ対502、下流排出ローラ対503で搬送路を経由し排出トレイ507に排出される。
また、ステープルモードの場合は、上流排出ローラ対502で搬送されシート後端がこれを抜けた直後、ローレットベルト504によって引き戻され、スタックトレイ505に排出される。そして、所定の枚数分シートが積載されたあと、ステープル部506によってステープル処理が行われた後に、下流排出ローラ対503により排出トレイ507に排出される。
通常のステープルは搬送路334より排出されたシートをスタックトレイ505に積載した後ステープルする。それとは別にユーザが紙束を排出口510に挿入し、ステープル部506が紙束を検知すると、スタックトレイ505の紙束に対してステープル部506でステープルするマニュアルステープル機能がある。マニュアルステープル機能の詳細については後述する。
<操作部の構成>
次に、図3及び図4を参照して、図1に示した操作部170の構成及び画面例について説明する。図3において、601はLCDタッチパネルで、ユーザが行いたい主なモード設定、状況表示はここで行われる。また、LCDタッチパネル601には、ユーザ入力を行うためのソフトウェアキーが表示される。操作部170は、ユーザが画像形成装置100にログインしておらず、ユーザのログイン待ちの状態において、図3のようにログイン待ち画面を表示する。180は非接触型のカード読み取り機能を備えた、ユーザ認証部である。ユーザは画像形成装置100の利用に先だって、まず180のユーザ認証装置に各自のIDカードをかざしてログイン操作を行う。ここでは、IDカードからの情報を認証する方法を示すが、本発明はこれに限定されず、ユーザが自身のID情報を操作部170を介して入力した情報を認証してもよい。
次に、図3及び図4を参照して、図1に示した操作部170の構成及び画面例について説明する。図3において、601はLCDタッチパネルで、ユーザが行いたい主なモード設定、状況表示はここで行われる。また、LCDタッチパネル601には、ユーザ入力を行うためのソフトウェアキーが表示される。操作部170は、ユーザが画像形成装置100にログインしておらず、ユーザのログイン待ちの状態において、図3のようにログイン待ち画面を表示する。180は非接触型のカード読み取り機能を備えた、ユーザ認証部である。ユーザは画像形成装置100の利用に先だって、まず180のユーザ認証装置に各自のIDカードをかざしてログイン操作を行う。ここでは、IDカードからの情報を認証する方法を示すが、本発明はこれに限定されず、ユーザが自身のID情報を操作部170を介して入力した情報を認証してもよい。
620はユーザが数値を入力するためのテンキー及びジョブスタートキー621を含むハードウェアキー部である。610はジョブの実行中、画像メモリへの画像蓄積中を示すLED、611が紙詰まり、ドアオープン等、画像形成装置100がエラー状態にあることを示すエラーランプである。また、操作部170は、図示しないビープ音発生部を備えており、エラー発生などユーザに注意を促すべき場合に警告音を発生する。
図4の650は、ログイン操作成功後のLCDタッチパネル601の画面表示例である。画面650は、画像形成装置100の基本操作画面であり、当該画面を介してユーザは画像形成装置100の各種機能を使用することができる。各種機能として、リーダ部200によって読み取った原稿をプリンタ部300で印刷するコピー機能や、リーダ部200によって読み取った原稿を不図示のネットワーク部を介して外部装置に送信するデータ送信機能がある。
<マニュアルステープル>
次に、図5及び図6を参照して、マニュアルステープルの手順について説明する。図5は、図1に示したフィニッシャ部500の外観を示す。
次に、図5及び図6を参照して、マニュアルステープルの手順について説明する。図5は、図1に示したフィニッシャ部500の外観を示す。
まず、ユーザがフィニッシャ部500の操作部520に設けられたマニュアルステープルモードボタンを押下する。もし画像形成装置100がプリント中の場合にはマニュアルステープルモードボタンの押下は無視される。これはプリント中の場合には、フィニッシャ部の排出口からプリントされた紙が出力され、マニュアルステープルの紙束と衝突するためである。
一方、画像形成装置100がプリント中でない場合には、画像形成装置100の動作モードがマニュアルステープルモードに遷移し、ユーザはマニュアルステープルのためにフィニッシャ部500を占有することができる。マニュアルステープルモードに遷移したフィニッシャ部500に対して、ユーザはステープルしたい紙束を排出口510へ挿入する。フィニッシャ部500は、紙束検知センサ526によって、スタックトレイ505上に紙束が挿入されたことを検知し、スタックトレイ505上の紙束に対してステープル部506でステープルを実行する。
図6はフィニッシャ部500の操作部520を示す。本実施形態のステープル部506は、例えば、図6の操作部520に表示された三種類の仕上げ機能を具備している。521は紙束をステープル針一本でのステープルするコーナー綴じ仕上げを選択、実行するためのボタンである。522は紙束の二か所をステープルするダブル綴じ仕上げを選択、実行するためのボタンである。523はステープル針を使わず、機械的に紙束に穿孔、穿孔した部分を折り込んで紙束を綴じる針なしステープル機能を選択、実行するためのボタンである。ユーザは、紙束を排出口510へ挿入し、操作部520に表示された何れかのボタンを押下することで選択したステープル動作を実行させることができる。
<処理手順>
次に、図7を参照して、マニュアルステープル時のログイン処理の手順について説明する。以下で説明する処理は、ROM160に格納されたプログラムをCPU120が実行し、コントローラ部110、プリンタ部300を制御することによって実現されるものである。
次に、図7を参照して、マニュアルステープル時のログイン処理の手順について説明する。以下で説明する処理は、ROM160に格納されたプログラムをCPU120が実行し、コントローラ部110、プリンタ部300を制御することによって実現されるものである。
S701において、CPU120は、ユーザが紙束を排出口510に挿入すると、検知センサ526によって紙束を検知する。続いて、S702において、フィニッシャ部500は、検知センサ526が紙束を検知すると、プリンタ部300を経由してコントローラ部110に通知する。つまり、ここでは、フィニッシャ部500が、コントローラ部110に対してユーザの認証処理を行うように依頼している。通知を受けたコントローラ部110は、フィニッシャ部500をマニュアルステープルモードに遷移させる。その後、S703において、紙束検知通知を受信したコントローラ部110は、ユーザがマニュアルステープルを実行しようとしていると判定し、ユーザにログイン操作を要求する。具体的には、コントローラ部110は、操作部170に図3の601に示す表示、即ち、ログインを促す表示を行う。なお、操作部520にもログインを実行しなければ後処理を実行できない旨が表示されてもよい。またユーザにログイン操作が必要なことを知らしめるため、同時にエラー表示ランプ611を点灯させるとともに、図示しないビープ音発生部でビープ音を発生させ、ユーザにログインを促す。
なお、ここでは、マニュアルステープルモードに遷移させる際に操作部170にログイン画面を表示させる例について説明する。しかし、既に何れかのユーザがログインしている状態であれば、ログイン画面を表示させる必要はなく、後述するS710の処理以降を実行するようにしてもよい。この場合、S720のログアウト処理は行われなくてもよい。
次に、S704において、ログイン操作を要求されたユーザが、要求に対する応答として、認証部180に自分の非接触型のIDカードをかざすと、コントローラ部110は、IDカードから取得したユーザID(ユーザ情報)を用いてユーザ認証を実行する。例えば、利用権限を持つユーザの情報を予めHDD140に登録しておき、コントローラ部110が、登録された情報と、IDカードから取得したユーザIDを比較することによってユーザ認証を実行する。利用権限を持つユーザとして予め登録されている情報が見つかれば、コントローラ部110は、ユーザのログインを許可し、見つからなければユーザのログインを禁止する。なお、ここでは、コントローラ部110が自身でユーザ認証を行う例を説明したが、認証の方法はこれに限られない。例えば、コントローラ部110は、IDカードから取得したユーザIDを外部の認証サーバに送信し、認証サーバが認証サーバに予め登録されたユーザIDと比較し、その比較結果を認証サーバがコントローラ部110に送信しても良い。コントローラ部は、その比較の結果、認証サーバに予めユーザIDが登録されていれば、ログインを許可し、登録されていなければ、ログインを禁止する。続いて、S705において、コントローラ部110は、認証結果を判定し、ログインが成功したか否かを判定する。ログイン失敗の場合はS750に進み、操作部170にログインできなかった旨を表示して処理を終了する。
一方、ログイン成功の場合はS706に進み、コントローラ部110は、操作部170にマニュアルステープル可能になった旨を表示し、エラー表示ランプ611を消灯する。ここで、操作部520には、図6に示す画面が表示される。S710において、図5及び図6を用いて上述したように、マニュアルステープルが実行される。
マニュアルステープルを終了すると、S720において、コントローラ部110は、ユーザ入力に従って画像形成装置100からのログアウト操作を行う。具体的には、ユーザにより操作部170に表示されたログアウトボタンが押下されたことを検知すると、コントローラ部110は、当該ユーザのログアウト処理を実行する。ログアウト処理に続いて、S721において、コントローラ部110は、フィニッシャ部500にマニュアルステープルモードの解除を指示し、S722でHDD140にマニュアルステープル動作履歴を記録する。具体的には、フィニッシャ部500が、当該ユーザがログインしていた間に実行された後処理の実行履歴をコントローラ部110に通知し、コントローラ部110においてHDD140に実行履歴として記憶する。なお、ここで記録される実行履歴(履歴情報)の詳細は、図11を用いて後述する。S722でコントローラ部110によるマニュアルステープル動作履歴の記録が完了すると、マニュアルステープルとそれに伴う一連の処理が終了する。
次に、図8を参照して、S710のマニュアルステープルの詳細処理について説明する。以下で説明する処理は、ROM160に格納されたコントローラファームをCPU120が実行し、コントローラ部110、プリンタ部300を制御することによって実現されるものである。
S801において、CPU120は、ユーザが紙束を排出口510に挿入すると、当該排出口510の近傍に設けられた検知センサ526によって紙束を検知する。なお、ここで、S701で挿入された紙束がそのまま載置されている場合には、S710の処理を開始された段階で、既に検知センサ526は紙束を検知している。検知センサ526が紙束検出すると、S802において、自動ステープルが実行されるまでのタイマを設定し、開始させる。続いて、S803において、ユーザがフィニッシャ操作部520から所望の仕上げ処理に対応するステープルボタンを押下すると、フィニッシャ部500は選択されたボタンに対応する仕上げ処理を判定し、ステープル準備を行う。
S804において、CPU120は、ステープル実行期限のタイマをチェックし、満了していた場合はS806に進み、マニュアルステープルを実行する。一方、タイマが満了していない場合はS805に進み、CPU120は、仕上げボタンが押下されたか否かを判定する。仕上げボタンが押下されていればS806でマニュアルステープルを実行する。一方、仕上げボタンが押下されていなければ、S803に戻り再び仕上げ処理を判定する。
マニュアルステープルを実行すると、S807において、CPU120は、ユーザが続けて別の紙束のマニュアルステープルを行うか否かを判定し、行うのであればS801に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。一方、すべての紙束のマニュアルステープルが完了すると710の処理を終了する。なお、ここで、ユーザが続けて別の紙束のステープルを行うか否かの判定は、関連するユーザ入力に基づいて判定してもよいし、S806のステープルが完了してから所定時間が経過するまでに、次の紙束が挿入されたか否かに基づいて判定してもよい。
<実行履歴>
次に、図11を参照して、S722で記録されるマニュアルステープル動作履歴(実行履歴)1101のデータ内容について説明する。マニュアルステープル動作履歴1101には、レコード番号1110、開始日時1111、終了日時1112、ユーザID1113、仕上げ種類1115、及び実行回数1116が含まれる。
次に、図11を参照して、S722で記録されるマニュアルステープル動作履歴(実行履歴)1101のデータ内容について説明する。マニュアルステープル動作履歴1101には、レコード番号1110、開始日時1111、終了日時1112、ユーザID1113、仕上げ種類1115、及び実行回数1116が含まれる。
レコード番号1110は、実行履歴ごとに固有に割り当てられた番号を示す。開始日時1111は、ユーザがマニュアルステープルのためにログインした日時を示す。終了日時1112は、当該ユーザがログアウトした日時を示す。ユーザID1113は、認証したユーザIDを示す。仕上げ種類1115は、実行された仕上げ種類を示す。ここでは、マニュアルステープルにおける仕上げ種類が記録されているが、他の後処理を示す情報が記録されてもよい。実行回数1116は、実行された仕上げ動作(例えば、ステープル動作)の回数である。認証部180が認証したユーザIDとともにマニュアルステープル履歴がHDD140に記録されるため、この履歴データに基づいてユーザ別のステープル針消費数が集計可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成動作(印刷動作)が行われることなく、フィニッシャ部500において単独で後処理が実行される場合にユーザに対してログイン処理を促す。そして、画像形成装置100は、認証処理を実行し、認証が成功すると、後処理を実行して、動作履歴を記録する。これにより、フィニッシャ部500が単独で使用された場合であっても動作履歴を残すことができる。また、本実施形態では、後処理装置としてステープル動作が行われた場合には、動作履歴として実行回数を記録するため、ユーザ別にステープル針消費数を集計することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、画像形成装置100が後処理の実行を制御していたが、後処理装置であるフィニッシャ部500が独立して制御するようにしてもよい。その場合、フィニッシャ部500は、画像形成装置100に認証を依頼し、認証が成功すると後処理を実行する。さらに、後処理装置は、実行した後処理の実行履歴を画像形成装置100に通知して、画像形成装置100のHDD140に当該実行履歴を記憶させる。また、画像形成装置100の操作部170及び認証部180を介してユーザ認証を行う代わりに、フィニッシャ部500のフィニッシャ操作部520を用いて行うようにしてもよい。その場合、フィニッシャ操作部520はユーザが認証情報を入力するためのインタフェースを備えることが望ましい。
<第2の実施形態>
以下では、図9を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ユーザが選択した仕上げ処理の機能(種類)に応じて、集計管理(例えば、消費した針の集計管理)が必要であるか否かの管理判定を行い、必要であればログイン処理を実行させて実行履歴を記録する。例えば、針を使用するステープルは針を消耗するのでユーザに認証を促し、後処理の履歴を、認証したユーザの実行履歴として記憶する。一方、針を使用しないステープルは針が消耗されないので、ユーザに認証を促すことなく、針を使用しないステープルを実行する。それによって、針を使用するステープルの場合、ステープルの実行履歴を管理することができ、針を使用しないステープルを実行する場合、ユーザが認証のための操作をする手間を省くことができる。ここでは、上記第1の実施形態との差分について主に説明する。以下で説明する処理は、ROM160に格納されたコントローラファームをCPU120が実行し、コントローラ部110、プリンタ部300を制御することによって実現されるものである。
以下では、図9を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ユーザが選択した仕上げ処理の機能(種類)に応じて、集計管理(例えば、消費した針の集計管理)が必要であるか否かの管理判定を行い、必要であればログイン処理を実行させて実行履歴を記録する。例えば、針を使用するステープルは針を消耗するのでユーザに認証を促し、後処理の履歴を、認証したユーザの実行履歴として記憶する。一方、針を使用しないステープルは針が消耗されないので、ユーザに認証を促すことなく、針を使用しないステープルを実行する。それによって、針を使用するステープルの場合、ステープルの実行履歴を管理することができ、針を使用しないステープルを実行する場合、ユーザが認証のための操作をする手間を省くことができる。ここでは、上記第1の実施形態との差分について主に説明する。以下で説明する処理は、ROM160に格納されたコントローラファームをCPU120が実行し、コントローラ部110、プリンタ部300を制御することによって実現されるものである。
S901及びS902において、ユーザが紙束を挿入すると、フィニッシャ部500はマニュアルステープルモードに遷移する。続いて、S903において、CPU120は、ユーザがフィニッシャ操作部520から所望の仕上げ処理に対応するステープルボタンを押下したことを検知する。続いて、S904において、コントローラ部110は、選択された仕上げ機能の種類がフィニッシャ部500からコントローラ部110に通知され、集計管理が必要な機能であるか否かを判定する。
判定の結果、集計管理しない針なし綴じであった場合はS960に進み、コントローラ部110は、操作部170にマニュアルステープル可能である旨の表示を行い、ログイン処理を実行させることなくマニュアルステープル可能な状態に遷移する。続いて、S961において、CPU120は、ユーザ入力に従って仕上げ動作を実行し、S962でマニュアルステープルモードを解除して処理を終了する。
一方、S904の判定の結果、集計管理が必要な仕上げであった場合はS905に進み、コントローラ部110は、ユーザが既にログイン済みか否かを判定し、ログイン済みであった場合はS909でマニュアルステープル可能である旨を通知する。なお、S909に続くS910乃至S913の一連のマニュアルステープルの処理ステップは、上記第1の実施形態で説明したS706、S710、S720、S721、S722と同一の処理であるため説明は省略する。一方、S905でユーザがログインしていなかった場合に続く処理ステップS906乃至S908、及びS950の処理手順も上記第1の実施形態におけるS703乃至S705、及びS750と同一であるため説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成動作(印刷動作)が行われることなく、フィニッシャ部500で単独で後処理が実行される場合に、ユーザが選択した仕上げ処理の種類に応じて、集権管理を行う必要があるか否かを判断する。そして、画像形成装置100は、必要であればログイン処理を促して認証処理を実行し、認証が成功すると、後処理を実行して、動作履歴を記録する。これにより、フィニッシャ部500が単独で使用された場合であっても動作履歴を残すことができる。また、本実施形態では、集権管理が必要な仕上げ処理のみの実行履歴を記録するため、メモリの使用効率を向上させることができる。なお、本実施形態では、後処理の例として、針を使用するステープルが選択されているか、針を使用しないステープルが選択されているかを基準とする例を説明した。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、画像形成装置100が、ステープル以外にも、画像の印刷を行うことなく実行可能な後処理機能を有しているとする。具体的には、インサータや給紙カセットから給紙したシートに対して画像を印刷することなく、シートをフィニッシャユニット500に搬送し、パンチ処理や中綴じ製本処理、中折り製本処理を実行できるとする。この場合、パンチ処理は、消耗材を使用しないため、ユーザの認証を必要としない後処理とする。中綴じ製本は、消耗材として針を使用するため、ユーザの認証を必要とする後処理とし、中折り製本は、消耗材を使用しないため、ユーザの認証を必要としない後処理とする。また、ユーザの認証を必要とするか否かを、シート処理の種類ごとにユーザまたは管理者が設定できるようにしてもよい。
<第3の実施形態>
以下では、図10を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。上記実施形態の制御に加えて、さらにユーザに仕上げ処理を実行する権限があるか否かの制限判定を行う。ここでは、上記第2の実施形態で説明した図9のフローチャートに対して追加した処理についてのみ説明する。図10においては、図9のフローチャートと同一の処理については、同一のステップ番号を付す。即ち、以下では、S1001及びS1002についてのみ説明する。
以下では、図10を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。上記実施形態の制御に加えて、さらにユーザに仕上げ処理を実行する権限があるか否かの制限判定を行う。ここでは、上記第2の実施形態で説明した図9のフローチャートに対して追加した処理についてのみ説明する。図10においては、図9のフローチャートと同一の処理については、同一のステップ番号を付す。即ち、以下では、S1001及びS1002についてのみ説明する。
S1001において、コントローラ部110は、選択された仕上げ処理の種類と、認証したユーザIDを用いて、HDD140に記録されているユーザ権限データへの照会処理を行う。ここで、ユーザ権限データは予め管理者により設定され、ユーザID毎に使用が許可された画像形成装置100の各種機能が登録されているデータである。S1001の権限照会で、ログインユーザに選択されたマニュアルステープルの仕上げ機能が許可されている場合、S909以下の上記第2の実施形態と同じマニュアルステープル動作を行う。一方、S1001で許可されていなと判定した場合はS1002に進み、コントローラ部110は、操作部170にユーザに対して実行権限がなく実行できない旨を表示して通知し、S912に進みログアウト処理を実行し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成動作(印刷動作)が行われることなく、フィニッシャ部500において単独で後処理が実行される場合に、次のように制御する。画像形成装置100は、ユーザが選択した仕上げ処理の種類と、ログイン処理の際のユーザIDとから、選択された仕上げ処理の実行が当該ユーザに対して許可されているか否かを判定する。そして、許可されていれば、画像形成装置100は、後処理を実行させて、動作履歴を記録する。これにより、フィニッシャ部500が単独で使用された場合であっても動作履歴を残すことができる。また、本実施形態では、集権管理により記録した実行履歴を用いて、ユーザごとに仕上げ処理の実行を制限することができる。例えば、所定のユーザの消費したステープル針の数が所定値を超えると、当該ユーザの対応する仕上げ処理の実行を制限することができる。
<その他の実施形態>
なお、上述の実施形態では、紙束が排出口510に挿入されたことが検知センサ526によって検知されたことを条件にユーザ認証が必要であれば、ユーザ認証を促す例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、操作部520に設けられたボタン521〜523のいずれかが押された場合に、図7のS702以降の処理や、図9のS902以降の処理、図10のS1002以降の処理を実行しても良い。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、上述の実施形態では、紙束が排出口510に挿入されたことが検知センサ526によって検知されたことを条件にユーザ認証が必要であれば、ユーザ認証を促す例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、操作部520に設けられたボタン521〜523のいずれかが押された場合に、図7のS702以降の処理や、図9のS902以降の処理、図10のS1002以降の処理を実行しても良い。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100、画像形成装置、110:コントローラ部、120:CPU、130:画像メモリ、140:HDD、150:RAM、160:ROM、170:操作部、180:認証部、200:リーダ部、210:スキャナユニット、250:原稿給紙ユニット、300:プリンタ部、310:給紙ユニット、320:マーキングユニット、330:排紙ユニット、500:フィニッシャユニット、506:ステープル部
Claims (15)
- 画像形成装置であって、
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段から供給されたシート束、及び、ユーザのマニュアル操作によって挿入されたシート束のいずれに対しても綴じ処理を実行可能な綴じ手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を検知する検知手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を綴じるためのユーザ指示を入力する操作手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されてから制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記制限時間の経過前に前記操作手段から前記ユーザ指示が入力されたときは、前記制限時間の経過前に前記ユーザ指示に応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記綴じ手段は、針を用いてシート束を綴じる綴じ手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記綴じ手段は、針を使わずにシート束を綴じる綴じ手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記綴じ手段は、前記画像形成手段が画像形成動作を実行中は、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束に対して綴じ処理を実行しないことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記操作手段に設けられたボタンの押下に応じて前記ユーザ指示が前記制御手段に入力されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記操作手段は、画像形成条件を設定するための操作手段とは異なる操作手段であり、前記綴じ手段に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されたことに基づき時間の計測を開始し、時間の計測を開始してから前記制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記シート束を綴じた後、所定時間内に、新たなシート束が前記ユーザのマニュアル操作によって挿入されたことが前記検知手段により検知された場合、再び時間の計測を開始することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- シートに画像を形成する画像形成装置に装着されるシート処理装置であって、
前記画像形成装置から供給されたシート束、及び、ユーザのマニュアル操作によって挿入されたシート束のいずれに対しても綴じ処理を実行可能な綴じ手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を検知する検知手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束を綴じるためのユーザ指示を入力する操作手段と、
前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されてから制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、前記制限時間の経過前に前記操作手段から前記ユーザ指示が入力されたときは、前記制限時間の経過前に前記ユーザ指示に応じて前記シート束を綴じるよう前記綴じ手段を制御することを特徴とするシート処理装置。 - 前記綴じ手段は、針を用いてシート束を綴じる綴じ手段であることを特徴とする請求項9に記載のシート処理装置。
- 前記綴じ手段は、針を使わずにシート束を綴じる綴じ手段であることを特徴とする請求項9に記載のシート処理装置。
- 前記綴じ手段は、前記画像形成装置が画像形成動作を実行中は、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束に対して綴じ処理を実行しないことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載のシート処理装置。
- 前記操作手段に設けられたボタンの押下に応じて前記ユーザ指示が前記制御手段に入力されることを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載のシート処理装置。
- 前記制御手段は、前記ユーザのマニュアル操作によって挿入された前記シート束が前記検知手段により検知されたことに基づき時間の計測を開始し、時間の計測を開始してから前記制限時間が経過したことに応じて前記シート束を綴じることを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載のシート処理装置。
- 前記制御手段は、前記シート束を綴じた後、所定時間内に、新たなシート束が前記ユーザのマニュアル操作によって挿入されたことが前記検知手段により検知された場合、再び時間の計測を開始することを特徴とする請求項14に記載のシート処理装置。
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