JP2009285848A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排紙トレイにセンサを備えたり、リセット時間を設定することなく、排紙の管理のために必要となるメモリの容量を低減させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷用紙を出力する複数の排紙部10,11,60,61,62,63と、装置へのログインの可否を判断するユーザ認証部と、認証されたユーザ毎に印刷ジョブを許容し、当該印刷ジョブを管理するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部による管理情報に基づいてユーザに印刷ジョブが出力された排紙部を案内表示する報知部70a〜70hとを備えている画像形成装置であって、前記報知部は、前記ユーザ認証部によりログインが許可されたユーザに対して、直前のログアウト以降に終了した印刷ジョブ毎に対応する排紙部を案内表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、印刷用紙を出力する複数の排紙部と、装置へのログインの可否を判断するユーザ認証部と、認証されたユーザ毎に印刷ジョブを許容し、当該印刷ジョブを管理するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部による管理情報に基づいてユーザに印刷ジョブが出力された排紙部を案内表示する報知部とを備えている画像形成装置に関する。
複写機能に加えて、ネットワークに接続可能なプリンタ、ファクシミリ等の機能を備えた複合機が普及している。また、これらの複合機は、ユーザの多様な要望を実現するため、使用目的に合わせたステープル/パンチ処理、冊子処理等の機能を有する後処理ユニットを備える画像形成装置が知られている。
このような後処理ユニットは、複数の排紙トレイを備え、ネットワークに接続されたPCで印刷ジョブを生成し、同印刷ジョブを送出するにあたり、ユーザが出力先の排紙トレイを指定でき、また、各種機能に応じて処理された印刷物を処理種別毎に予め設定または指定された排紙トレイに出力されるように構成されている。
このような複合機は印刷ジョブを検出すると、印刷処理を実行し、予め設定または指定された排紙トレイに印刷物を排紙する。従って、ユーザは印刷ジョブを送出する際に指定した排紙トレイから印刷物を迷うことなく取得することができる。
しかし、各印刷ジョブに対応する印刷物が出力される排紙トレイは、複合機の各排紙トレイの利用状況に柔軟に応じて、印刷ジョブを適宜利用可能な排紙トレイや当該印刷ジョブの処理態様に適した排紙トレイに割り振られることがある。
このような場合は、ユーザの指定した排紙トレイとは違う排紙トレイに自動的に出力され、また、ユーザが複数の印刷ジョブを指示し、前記印刷ジョブ毎に異なる排紙トレイに出力されるような場合は、いずれの排紙トレイに印刷ジョブが出力されたかが不明になるという課題があった。
複数のユーザで同じ複合機を利用する場合も、ユーザは自己の印刷ジョブによる印刷物が、いずれの排紙トレイに印刷ジョブが出力されたか不明で、複数の排紙トレイの中から前記自己の印刷物を探さなければならなかった。
そこで、特許文献1(特開2001−265561号公報)には、ネットワーク上に接続された少なくとも1つ以上の複数の排紙トレイを有する画像形成装置にて所定の印刷ジョブが出力される排紙トレイを判別する判別手段と、前記判別手段の判別に従い前記印刷ジョブと当該排紙トレイとを同印刷ジョブに付加されている所定の識別データと対応させて管理する管理テーブルを生成する管理手段と、前記印刷ジョブの出力された排紙トレイを特定するための前記識別データの入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段にて入力された識別データに基づいて前記管理テーブルを検索し、同入力された識別データの付加された印刷ジョブが出力された排紙トレイを特定する特定手段と、前記特定手段にて特定された排紙トレイを表示する表示手段とを具備する構成が開示されている。
特許文献2(特開2005−055868号公報)には、複数の排紙トレイが設けられる後処理ユニットから記録媒体を排出させる場合に、記録媒体が排出される排出トレイの近傍に設けられる表示手段を点灯表示することで、ユーザは、用紙が排出される排紙トレイを的確に認識することができ、速やかに排出された記録媒体を回収することができる構成が開示されている。
特開2001−265561号公報 特開2005−055868号公報
しかし、管理手段が、印刷ジョブに対応して排出された印刷用紙が取り除かれるまでの間、その状態を管理すると、管理すべきデータ容量が膨大になりそのためだけに容量の大きなメモリが必要となる。
そこで、特許文献1に開示された構成では、施錠された排紙トレイを強制的に解錠する解放時間を設定して、前記解放時間が経過すると出力先の表示がリセットされるように構成されている。
特許文献2に開示された構成では、用紙が排紙トレイから取り除かれたことを検出するためのセンサを備え、用紙が排紙トレイから取り除かれると表示がリセットされるように構成されている。
このような構成によりメモリ容量を低減させることができるが、出力先の表示を時間経過でリセットする場合に、その時間をどの程度に設定すべきか、合理的な時間設定ができず、長時間に設定するとメモリ容量を低減できなくなる。
また、排紙トレイにセンサを備える場合には、センサの数が増加してコストが嵩むという問題があり、第三者が間違えて用紙を取り出すと最早表示できなくなるという問題があった。
本発明は上述の問題に鑑み、排紙トレイにセンサを備えたり、リセット時間を設定することなく、排紙の管理のために必要となるメモリの容量を低減させることができる画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、印刷用紙を出力する複数の排紙部と、装置へのログインの可否を判断するユーザ認証部と、認証されたユーザ毎に印刷ジョブを許容し、当該印刷ジョブを管理するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部による管理情報に基づいてユーザに印刷ジョブが出力された排紙部を案内表示する報知部とを備えている画像形成装置であって、前記報知部は、前記ユーザ認証部によりログインが許可されたユーザに対して、直前のログアウト以降に終了した印刷ジョブ毎に対応する排紙部を案内表示する点にある。
上述の構成によれば、ログアウト処理の時点で印刷ジョブが終了していない場合は、次回ログイン時に印刷ジョブの出力先を案内表示することで、ログインしたユーザは印刷物の出力先が確認できるので、複数ある排紙部から自己の印刷ジョブによる印刷物を探す手間が省け、さらに複数の印刷ジョブによって複数の排紙部に出力された場合も取り忘れることなく確実に印刷物の回収ができる。このとき、ジョブ管理部は前回のログアウト以降から今回のログアウトまでの間の排紙を管理すればよいので、メモリ容量を低減させることができる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記報知部は、前記印刷ジョブに対応する排紙部が、各印刷ジョブで指定された排紙部以外の排紙部に出力された場合に、当該排紙部を案内表示する点にある。
上述の構成によれば、前記報知部は、前記印刷ジョブに対応する排紙部が、各印刷ジョブで指定された排紙部以外の排紙部に出力された場合に、出力先を案内表示することができるので、ユーザは指定した排紙部以外に印刷物が出力されたことが確認でき、自己の印刷物を探す手間が省け、さらに複数の印刷ジョブによって複数の排紙部に出力された場合も取り忘れることなく確実に印刷物の回収ができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記ジョブ管理部は、ログアウト時に、当該ユーザに関して既に終了している管理情報を消去する点にある。
上述の構成によれば、排紙部に印刷物を検出するセンサ等を備えなくても、ログアウト時に既に終了している印刷ジョブの管理情報が消去されるので、次回のログイン時に既に一度ユーザが確認した印刷ジョブが再表示されるようなことがなく、ユーザの混乱を回避できる。
以上説明した通り、本発明によれば、排紙トレイにセンサを備えたり、リセット時間を設定することなく、排紙の管理のために必要となるメモリの容量を低減させることができる画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明の画像形成装置の一例であるデジタル複合機1について説明する。
図1に示すように、デジタル複合機1は画像形成ユニット100とフィニッシャユニット200がシリアル通信によりデータの送受信が可能なように構成されている。
画像形成ユニット100は、複数のPCとネットワーク接続されており、ユーザはPC90のプリンタドライバで印刷ジョブを指示することで、画像形成ユニット100及びフィニッシャユニット200に所望の印刷ジョブを実行させることができる。
以下に、画像形成ユニット100及びフィニッシャユニット200が備える各機能ブロックを詳述する。
図2に示すように、画像形成ユニット100は、原稿載置部2と、載置された原稿の画像を読み取る画像読取部3と、読み取られた画像データから出力画像データを生成する画像処理部4と、生成された出力画像データに基づいて感光体にトナー像を形成する画像形成部5と、感光体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部6と、転写されたトナー像を用紙に定着する定着部7と、用紙収容部8(8a〜8d)と、搬送部9と、排紙部としての排紙トレイ10,11と、操作部12等の機能ブロックを備え、各機能ブロックを制御して所定の画像形成プロセスを実行する制御部20を備えている。
画像読取部3は、原稿載置部2に載置された原稿を読み取る光源、CCD(Charge Coupled Device)等を備えて構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取る。
画像処理部4は、画像読取部3で読み取られた画像データから出力画像データを生成し、画像形成部5に出力する。尚、画像データとは図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も意味する。
画像形成部5は、感光ドラム、トナー等を備え、制御部20からの印刷指示に従って、画像処理部4から入力された画像の静電潜像を感光ドラム表面に形成し、感光ドラム表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ用紙収容部8から搬送される所定のサイズ、向きの用紙にトナーを転写して定着させる。
定着部7は、一対のローラで用紙を加熱、加圧することで、画像形成部5で転写されたトナーを用紙に定着させる。その後、前記用紙は搬送部9により、排紙トレイ10,11、またはフィニッシャユニット200へ出力される。
用紙収容部8は、複数の収容トレイ8a〜8dで構成され、図示しない用紙の有無検知部や、収容されている用紙サイズを検知する用紙サイズ検知部を備え、検知信号を制御部20に出力する。
搬送部9は、制御部20からの指示に従って、モータ等からなる駆動部分を含むローラを用いて、原稿載置部2に載置された原稿を画像読取部3へ搬送したり、用紙収容部8に収容されている用紙を画像形成部5等の各部へ搬送するため搬送路で構成されている。
操作部12は、操作入力部12aと操作表示部12bで構成されている。操作入力部12aは、LCD(Liquid Crystal Display)の表示画面上に透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルにより構成されている。また、操作入力部12aは、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ボタン操作による操作信号を制御部20に出力する。操作表示部12bは、LCD等により構成され、制御部20から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
制御部20は、図3に示すように、CPU(Central Pro Unit)22が組み込まれたマイクロコンピュータ21と、CPU22により実行される制御プログラムや制御用のテーブルデータが格納されたROM(Read Only Memory)23と、バスにより接続された上述の各機能ブロックを制御するための演算データや制御データが格納されたRAM(Random Access Memory)24と、画像読取部3で読み取った画像データ等を記憶する図示しない半導体メモリ(DRAM)や磁気ディスク(HDD)と、各機能ブロックに制御信号を出力し、各種のセンサの検出値を入力する入出力インタフェース回路と、操作部12を制御する操作制御部と、後述するフィニッシャユニット制御部50とデータ通信するための双方向のシリアル通信ライン25等を備え、操作部12での入力操作及びネットワーク上のPC90からの入力操作により、ROMに記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従ってデジタル複合機1を統括制御して所定の印刷ジョブを実行する。
マイクロコンピュータ21は、ユーザ管理部30、ユーザ認証部31、ジョブ管理部32、報知部33を備えている。
ユーザ管理部30は、予めユーザのID及びパスワードを登録することで、デジタル複合機1を使用できるユーザを特定し、管理する。ユーザ認証方法として、操作入力部12aで入力されたユーザのIDとパスワードがユーザ管理部30で予め登録されたものと一致すればユーザが認証され、デジタル複合機1へのログインを許可するローカル認証と、認証サーバを使用してユーザ認証し、デジタル複合機1へのログインを許可するネットワーク認証を備える。
ユーザ認証部31は、図4に示すようなログイン画面にて、操作部12で入力されたユーザのIDとパスワードがユーザ管理部30で予め登録されたものと一致すればユーザをローカル認証しデジタル複合機1へのログインを許可し、または、認証サーバを使用してユーザをネットワーク認証し、デジタル複合機1へのログインを許可する。尚、ログイン後、操作部12に備えたログアウトキーを押圧操作するか、所定の時間経過で自動的にログアウト処理が行われるように構成されている。
図5に示すように、ユーザがネットワーク上のPC90からデジタル複合機1に送信する印刷ジョブには、プリンタドライバによりジョブ番号、枚数や後処理等の条件、印字データに加え、印刷ジョブを指示したユーザのID及びパスワード等のユーザ情報が付加されている。
ジョブ管理部32は、印刷ジョブに付加されたID及びパスワードのユーザ情報により前記ユーザ認証部31がネットワーク認証を許可すると、当該印刷ジョブをRAMに保存し管理する。さらに、ジョブ管理部32は、印刷ジョブに付加されたジョブ条件により後処理方法を判断し、結果を制御部20に出力する。尚、ネットワーク認証しない場合は、該印刷ジョブを処理するか処理しないかを設定できる。本実施例では、ネットワーク認証されないときは当該印刷ジョブは処理されない構成について説明する。
ジョブ管理部32は、ユーザ毎に印刷ジョブに付加されたジョブ条件により用紙の出力先を、ユーザ情報と共に管理する。これによりネットワーク上のPC90から送信した印刷ジョブが自動的にフィニッシャユニット200を含むいずれかの排紙トレイから出力されても、当該印刷ジョブに付加したユーザのID及びパスワード等のユーザ情報から、当該ログインしたユーザに関する印刷ジョブの出力先等情報をログイン時に表示することができる。
報知部33は、図6(a)に示すように、ユーザ認証部31によりログインが許可されたユーザに対して、当該ユーザの印刷ジョブによる出力先を前記操作表示部12bに表示する。ログイン中は、案内表示キー13により案内表示を消去及び再表示できるように構成されている。同図では、ユーザがログイン時には印刷ジョブ番号1,2,3が既に終了しており、ジョブ番号4を実行中であること、印刷ジョブ番号2にかかる排紙トレイの案内表示は、ユーザが印刷ジョブ番号2の印刷物をサブトレイから回収済みなので、案内表示キー13bを押圧操作することで排紙トレイの案内表示を消去していることを示してる。
ログアウト処理がされる前に、印刷ジョブが終了した場合は、ジョブ管理部32は当該印刷ジョブ情報を消去し、次回のログイン時に表示しないように構成されている。
印刷ジョブ番号4を実行中に、一旦ログアウト処理がなされ、その後ログインした場合は、図6(b)に示すように、直前のログアウト処理前に既に終了した印刷ジョブ番号1,2,3情報は表示されず、ログアウト以降に終了した印刷ジョブ毎に対応する出力先を案内表示するように構成されている。同図では、前回ログアウト処理以後に終了した印刷ジョブ番号4にかかる出力先が案内表示されていることを示している。
次に、フィニッシャユニット200ついて説明する。図2に示すように、フィニッシャユニット200は、フィニッシャ制御部50、用紙を整合する整合部51、ステープル/パンチ処理部52、中折りや冊子折りをする折り処理部53、画像形成ユニット100から搬送された用紙を排紙部へと搬送する搬送部54、用紙のジャム等を検知する検知部55、排紙部としてのステープル/パンチ処理がなされた用紙を排紙するメイントレイ60、フェースアップ出力可能なサブトレイ61、複数のメールボックス62、折り処理や冊子処理がなされた用紙を排紙する中折りトレイ63等により構成され、各部はバスにより接続されている。
フィニッシャ制御部50は、図3に示すように、CPU、ROM、RAM等により構成され、CPUは、ROMに記憶されているシステムプログラムや各後処理機能ブロックの処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、フィニッシャユニット200各部の動作を集中制御する。フィニッシャ制御部50は、画像形成ユニット100の制御部20との間で、シリアル通信ライン25を介して、コピー動作時データ送受信シーケンスに従い、画像形成ユニット100の動作に基づいてフィニッシャユニット200へコピースタート信号、紙排出信号等の制御信号を送信し、フィニッシャユニット200内でのジャム検知等を受信する等の各種制御信号の送受信を行っている。
整合部51は、傾斜をもって配設されており、搬送路54により整合部51上部に搬送された用紙は、自重により整合部51に滑り落ちて停止する。これにより、複数の用紙を搬送方向及び搬送方向と直行する幅方向に整合する。また、図示しない軽打機構により用紙を軽打することにより、搬送方向と直交する用紙面の幅揃えを行う。
ステープル/パンチ処理部52は、画像形成ユニット100から排出され、整合部51で整合された用紙に所定にステープル処理またはパンチ処理を行う。
折り処理部53は、用紙突き出し突起及び折りローラ等から構成され、折り処理開始信号により、突き出し突起が斜め上方に直進して、突き出し突起の先端部は、用紙束の所定の位置を押し上げ、用紙束を介して折りローラのニップ部を押し広げて揺動、離間させ、突き出し突起の先端部が前記ニップ部を通過後、突き出し突起が後退して、用紙束の所定の位置に、折りローラにより挟圧されて、折り目を形成する。冊子処理を行う場合は、折り処理の行われた用紙束に綴じ針を打ち、断裁処理を行う。
搬送部54は、モータ等からなる駆動部分を含むローラを用いて、画像形成ユニット100から搬送された用紙及び、ステープル/パンチ処理、折り処理等の各種後処理がなされた用紙を、所定のメイントレイ60、サブトレイ61、複数のメールボックス62、中折りトレイ63へと搬送する。
検知部55は、入口検知センサ、バイパスセンサ、通過検知センサ、排紙センサ等からなり、用紙の位置を検知することによりジャムの発生、ジャム位置、ジャム解除を検知し、この検知情報を制御部50へ出力する。
以下、上述の構成を備えたデジタル複合機1の印刷ジョブの実行処理と出力先表示処理について説明する。
図7(a)に示すように、ユーザがネットワークで接続されたPC90から印刷ジョブJを送信し、画像形成ユニット100は印刷ジョブJを受信する(ステップSA1)。制御部20に備えられたジョブ管理部32は、受信した印刷ジョブに付加されたユーザID等のユーザ情報を分析し(ステップSA2)、ユーザ認証部31は、認証サーバを使用して受信した印刷ジョブJがネットワークに正規に許可されたPC90からの送信であればネットワーク認証する(ステップSA3でOK)。
ネットワーク認証がなされると、ジョブ管理部32は印刷ジョブJを保存し(ステップSA4)、印刷ジョブJに付加されたジョブ条件により印刷枚数や後処理方法を判断し、結果を制御部20に出力する。
制御部20は、ジョブ管理部32で管理する印刷ジョブJに付加されたジョブ条件に基づいて、画像形成ユニット100及びフィニッシャユニット200の各機能ブロックに制御信号を送信し、所定の印刷ジョブJを実行する(ステップSA5)。
尚、受信した印刷ジョブJがネットワーク認証されない場合は(ステップSA3でNG)、印刷ジョブJは拒絶され(ステップSA6)、デジタル複合機1で実行されない。
次に、図7(b)に基づいて、印刷ジョブJの出力先表示処理について説明する。
ユーザはPC90から印刷ジョブJを送信した後、操作部12に表示されたログイン画面でユーザのID及びパスワードを入力する(ステップSB1)。前記入力されたユーザのIDとパスワードがユーザ管理部30で予め登録されたものと一致すればユーザがローカル認証され(ステップSB2でOK)、デジタル複合機1へログインすることとなる。印刷ジョブJは正規の印刷ジョブであり、デジタル複合機1で実行されている(ステップSB3)。
印刷ジョブJによる出力先が、操作表示部12bに表示される(ステップSB4)。この表示を参照することで、ユーザが印刷ジョブJのジョブ条件として冊子処理を指示し、メイントレイ60に排紙するように指示しても、冊子処理が行われるのは折り処理部53であり、その出力先は中折りトレイ63であるような場合に、つまり、ユーザが指示した出力先とは異なる排紙トレイに出力された場合に、ユーザは印刷ジョブJによる印刷物を容易に回収することできる。
または、ユーザが出力先を指示しなかった場合、他の印刷ジョブとの関係で、必ずしもデフォルト設定の排紙トレイに出力されるとは限らず、ユーザはどの排紙トレイに自己の指示した印刷ジョブJによる印刷物が出力されているかわからない。このような場合も、表示された出力先を参照することで、ユーザは印刷ジョブJによる印刷物を容易に回収することできる。
ログアウトは操作入力部12aに備えたログアウトキーを押圧操作するか、所定の時間経過で自動的にログアウト処理が行われ、出力先の表示が終了する。
ログアウト処理の時点で印刷ジョブJが終了していると(ステップSB5でYES)、ジョブ管理部32に保存された印刷ジョブJに関するジョブ情報は消去される(ステップSB6)。よって次回のログイン時には、印刷ジョブJによる排紙トレイの表示は行われない(ステップSB4でNO)。
尚、ログアウト処理の時点で印刷ジョブJが終了していないと(ステップSB5でNO)、ジョブ管理部32に保存された印刷ジョブJに関するジョブ情報は消去されず(ステップSB6)、次回のログイン時にも表示されることとなる。
上述のように、デジタル複合機1にログインしたユーザは、自己の印刷ジョブに関して表示された出力先を参照しながら、印刷物を回収することができるようになり、複数の排紙トレイから容易に探し出すことができ、さらに、複数のトレイに印刷出力した場合であっても、取り忘れを防止することができる。
上述の実施形態では、ネットワーク認証がなされた印刷ジョブは、ユーザのローカル認証の許否に関らず実行される構成について説明したが、ネットワーク認証がされた印刷ジョブをすぐには実行せずに、ユーザがログイン認証されたときに実行されるようにしてもよい。
上述の実施形態では、ローカル認証によるログインは、ユーザ認証部が操作入力部12aで入力されたユーザID及びパスワードとユーザ管理部11に登録されたユーザ情報に基づく構成について説明したが、ログイン方法はICカードによって行う構成であってよい。ユーザID及びパスワード入力の手間が省ける。
上述の実施形態では、印刷ジョブによる出力先がデフォルトに設定された排出部であるか否かに関らず、ログイン時にはユーザに報知する構成について説明したが、デフォルトに設定された排出部に出力された印刷ジョブに関しては報知をせず、ユーザの意図しない排出部に出力された場合のみ報知する構成であってもよい。
上述の実施形態では、ユーザが案内表示キー13を操作することで印刷ジョブに対する排紙トレイの案内表示を表示または非表示する構成について説明したが、排紙トレイに印刷物検知センサを備え、ログイン中に印刷ジョブが終了し、出力された印刷物を排紙トレイから回収と表示を終了する構成であってもよい。
上述した実施形態では、排紙トレイの表示は、ログインしたユーザに当該ユーザの印刷ジョブによる出力先を報知できればアイコン表示、テキスト表示等のどのような表示態様でも良く、図8に示すように、さらに排紙トレイの近傍に表示ランプ70(70a〜70j)を備え点灯、点滅、発光色の変更等により、ユーザに報知する構成であっても良い。当該表示ランプ70に基づきユーザは印刷物を複数の排紙トレイから容易に探し出すことができ、さらに複数のトレイに印刷出力した場合であっても、印刷物の取り忘れを防止することができる。同図では表示ランプ70f及び70hが点灯していることを示しており、ユーザは印刷物がサブトレイ61及び中折りトレイ62に出力されていることが確認できる。
尚、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることは言うまでもない。
デジタル複合機の斜視図 デジタル複合機の概略図 主要な機能ブロックの説明図 ログイン画面の説明図 印刷ジョブに付加されたジョブ情報の説明図 状況確認画面の説明図 (a)はジョブの管理処理プロセスのフローチャート、(b)は出力先表示処理のフローチャート 別実施形態を示すデジタル複合機の斜視図
符号の説明
1:デジタル複合機
2:原稿載置部
3:画像読取部
4:画像処理部
5:画像形成部
6:転写部
7:定着部
8:用紙収容部
9:搬送部
10:排紙トレイ
11:排紙トレイ
12:操作部
12a:操作入力部
12b:操作表示部
13:案内表示キー
20:制御部
21:マイクロコンピュータ
22:CPU
23:ROM
24:RAM
25:シリアル通信ライン
30:ユーザ管理部
31:ユーザ認証部
32:ジョブ管理部
33:報知部
50:フィニッシャ制御部
55:検知部
51:整合部
52:ステープル/パンチ処理部
53:折り処理部
54:搬送部
60:メイントレイ
61:サブトレイ
62:複数のメールボックス
63:中折りトレイ
90:PC
100:画像形成ユニット
200:フィニッシャユニット

Claims (3)

  1. 印刷用紙を出力する複数の排紙部と、装置へのログインの可否を判断するユーザ認証部と、認証されたユーザ毎に印刷ジョブを許容し、当該印刷ジョブを管理するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部による管理情報に基づいてユーザに印刷ジョブが出力された排紙部を案内表示する報知部とを備えている画像形成装置であって、
    前記報知部は、前記ユーザ認証部によりログインが許可されたユーザに対して、直前のログアウト以降に終了した印刷ジョブ毎に対応する排紙部を案内表示する画像形成装置。
  2. 前記報知部は、前記印刷ジョブに対応する排紙部が、各印刷ジョブで指定された排紙部以外の排紙部に出力された場合に、当該排紙部を案内表示する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ管理部は、ログアウト時に、当該ユーザに関して既に終了している管理情報を消去する請求項1または2記載の画像形成装置。
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