JPH09258309A - フイルム巻上装置 - Google Patents

フイルム巻上装置

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JPH09258309A
JPH09258309A JP9763996A JP9763996A JPH09258309A JP H09258309 A JPH09258309 A JP H09258309A JP 9763996 A JP9763996 A JP 9763996A JP 9763996 A JP9763996 A JP 9763996A JP H09258309 A JPH09258309 A JP H09258309A
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JP
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film
spool
film winding
winding
winding spool
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JP9763996A
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Inventor
Shiro Hashimoto
史朗 橋本
Hiroshi Fukuda
弘 福田
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウンタローラとフイルム巻上スプールとの
間に、フイルム供給側から引き出されたフイルムの先端
をフイルム巻上スプールのフイルム先端挿入孔に案内す
るガイド部を設けることにより、該先端がカウンタロー
ラとフイルム巻上スプールとの間の隙間に潜り込むこと
を防止し、ブローニフイルムのフイルム巻上スプールへ
の巻付操作を容易なものとする。 【構成】 フイルム巻上スプール7とカウンタローラ8
の間に、フイルム30の先端を案内してこの先端をフイ
ルム巻上スプール7のフイルム先端挿入孔9に容易に挿
入させ得る可動ガイド部材10を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのフイルム
巻上装置に関し、詳しくは、パーフォレーションを備え
ていないブローニフイルムをフイルム巻上スプールに巻
き付けるためのフイルム巻上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラのフイルム巻上装置で
は、フイルム装填時にフイルムのパーフォレーションを
スプロケットに嵌合させ、このスプロケットをモータに
より回転させてフイルムが円滑に送られるようにし、フ
イルムが巻上スプールに到達すると、巻上スプールに向
けて付勢されたガイドによってフイルムが巻上スプール
に押し付けられ、パーフォレーションが巻上スプールに
形成された爪と係合し、フイルムが巻上スプールに巻付
けられる。この後、各フイルム駒の撮影が終了する度
に、スプロケットとフイルム巻上スプールが回転し、そ
の回転によりフイルムがフイルム巻上スプールに巻き上
げられることとなる。
【0003】ところで、このようなフイルム巻上装置
は、例えば35mmフイルムのようにパーフォレーション
を備えたフイルムを用いるカメラに搭載されるもので、
パーフォレーションを備えていないブローニフイルムを
用いるブローニカメラでは、フイルム先端をフイルム巻
上スプールに巻き付ける操作をモータ駆動によって行う
上述した如き装置を用いることが困難となっている。こ
のため、従来のブローニカメラでは、フイルムの装填時
において、フイルム供給スプール側から一方の手でフイ
ルムの先端を引き出しつつ、他方の手でフイルム巻上ス
プールを回転させてフイルム軸部のフイルム先端挿入孔
を所定位置にセットし、この状態でフイルムの先端をフ
イルム先端挿入孔に挿入することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなブローニカメラにおけるフイルムの装填操作は面倒
で、ややもすると、フイルムの先端がフイルム先端挿入
孔に挿入されないで、フイルム巻上スプールの手前にあ
る、カウンタローラとの間の隙間に潜り込んでしまうた
め、その操作にかなりの熟練を要するものとされてい
た。このような操作性の問題は、この種のカメラの普及
促進を阻む原因ともなっていた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、ブローニフイルムの先端をフイルム巻上スプール
に巻き付ける際の操作が容易で、初心者でもブローニカ
メラのフイルム装填を容易に行い得るフイルム巻上装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフイルム巻上装
置は、フイルムを巻き上げるフイルム巻上スプールのフ
イルム供給側に隣接してカウンタローラを配設してなる
ブローニカメラにおいて、前記フイルム巻上スプールと
前記カウンタローラの間にフイルム供給側より送出され
たフイルムの先端を前記フイルム巻上スプールのフイル
ム先端挿入孔に案内する板状のガイド部を設けたことを
特徴とするものである。また、前記ガイド部は、前記フ
イルム巻き上げスプールによるフイルムの巻き上げ操作
がなされる際に、該操作を許容し得る位置に退避するよ
う構成され留ことが好ましい。
【0007】また、前記ガイド部の退避動作が、カメラ
の裏蓋の閉鎖動作に基づいて行われるように構成するこ
とが好ましい。さらに、前記ガイド部が、カメラの裏蓋
の閉鎖動作に基づいて中間退避位置まで退避する第1の
退避動作と、前記フイルム巻き上げスプールのフイルム
巻径の拡大に応じて巻回フイルムの外側に押し出される
第の退避動作により退避するよう構成することが好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。図2は、本発明の一実施形態
に係るフイルム巻上装置を搭載したブローニカメラの背
面内部を示す概略構成図である。すなわち、このブロー
ニカメラのカメラボディ1の背面に開口されたアパーチ
ャ2の上下各位置に、フイルム(ブローニフイルム;以
下同じ)面を接触させつつ走行せしめる内ガイドレール
3が延設され、さらに、その外側各位置にはフイルムの
両側端面が案内される外ガイドレール4が延設されてい
る。
【0009】上記外ガイドレール4には、カメラ裏蓋2
0の閉鎖時に、このカメラ裏蓋20の内壁部に設けた圧
板22が当設され、この圧板22と上記内ガイドレール
3との間にフイルムを走行させる隙間(トンネル)が形
成される。
【0010】カメラボディ1の一方の側端部の上下壁部
には未露光のフイルムが巻回されたフイルム供給スプー
ルが装填されるスプール保持用突起6が各々設けられて
いる。また、カメラボディ1の他方の端部には、フイル
ムを巻き上げるフイルム巻上スプール7が設けられてお
り、このフイルム巻上スプール7のアパーチャ2側に
は、このフイルム巻上スプール7と互いに軸を平行とさ
れたカウンタローラ8が軸転可能に設けられている。
【0011】上記フイルム巻上スプール7にはフイルム
の先端(フイルムリーダペーパの先端)がさし込まれる
フイルム先端挿入孔9が穿設されている。なお、このフ
イルム巻上スプール7は、モータ(図示せず)を駆動源
とし、歯車列(図示せず)を動力伝達機構とする巻上ス
プール回転手段により回転せしめられる。
【0012】また、上記カウンタローラ8の回転軸に
は、複数個の透孔を周方向に穿設してなるマスク円板
(図示せず)が軸支されており、このマスク円板を挟ん
で対向せしめられたLEDとフォトダイオードによりこ
のカウンタローラ8の回転、ひいてはフイルムの撮影済
駒が計数されるようになっている。
【0013】ところで、このようなブローニカメラにお
いて使用されるブローニフイルムはパーフォレーション
を備えておらず、また、カメラ側にもこのパーフォレー
ションと嵌合するスプロケットが配されていない。した
がって、35mmフイルムのようにパーフォレーションを
スプロケットに嵌合させ、その回転でフイルムを自動送
りすることができず、撮影者は、一方の手で、フイルム
供給スプールに巻回されたフイルムの先端部をフイルム
巻上側に引き出しながら、他方の手でフイルム巻上スプ
ール7を回転させてこのフイルム先端挿入孔9がフイル
ム先端を差し込みやすい方向に向くようにセットし、こ
の状態でフイルム先端をこのフイルム先端挿入孔9に差
し込む操作を行う必要がある。
【0014】しかしながら、このようなフイルム先端の
差込操作はかなりの熟練を要し、その先端がフイルム巻
上スプール7とカウンタローラ8の隙間に入り込んでし
まうことも多かった。そこで、本発明の実施例装置で
は、図1に示す如く、フイルム巻上スプール7とカウン
タローラ8の間に、フイルム30の先端を案内してこの
先端がフイルム巻上スプール7のフイルム先端挿入孔9
に容易に挿入され得るようにした可動ガイド部材10を
設けている。
【0015】この可動ガイド部材10は、平板状のガイ
ド板部41と、カウンタローラ8の両側端部においてそ
の回転軸に軸支された両袖部42a,bを備えている。
このガイド板部41の先端部には長細のフイルム当接ロ
ーラ43が軸転可能に支持されている。フイルム供給ス
プールから引き出されたフイルムの先端30はカウンタ
ローラ8上を通過し、ガイド板部41に沿って案内さ
れ、フイルム巻上スプール7のフイルム先端挿入孔9に
差し込まれる。
【0016】この可動ガイド部材10はそのガイド板部
41がカウンタローラ8とフイルム巻上スプール7の間
に位置するように設定されることで、フイルム30の先
端部が、カウンタローラ8とフイルム巻上スプール7の
間の隙間に潜り込むのを防止してフイルム巻上スプール
7のフイルム先端挿入孔9にスムーズに挿入されるよう
にする。
【0017】ところで、この可動ガイド部材10は、フ
イルム30の先端をフイルム先端挿入孔9に挿入する際
には、図1に示す如く、カウンタローラ8とフイルム巻
上スプール7を橋渡しするように設定されるが、フイル
ム30の先端がフイルム先端挿入孔9に挿入され、この
スプール7の回転に応じてこのスプールの回りにフイル
ム30が巻き付けられた後にカメラの裏蓋20が閉じら
れると、この裏蓋20の閉鎖動作に応じて、カウンタロ
ーラ8とフイルム巻上スプール7の間に空間部が形成さ
れるように可動ガイド部材10のガイド板部41が下方
に押し下げられる。
【0018】すなわち、フイルム巻上スプール7による
フイルム30の巻上操作時には可動ガイド部材10がそ
の巻上操作を許容する退避位置まで退避することとな
る。これにより、フイルム巻上スプール7による、この
後のフイルム巻上操作が可動ガイド部材10により邪魔
されることなく、スムーズに行われることとなる。な
お、上記可動ガイド部材10の退避動作は、このガイド
部材10が、上記裏蓋20の閉鎖動作により中間退避位
置まで押し下げられる第1の退避動作と、フイルム巻上
スプール7のフイルム巻姿の大径化に応じて巻回フイル
ムの外方、すなわちフイルム室壁部1a側に押し出され
る第2の退避動作とにより構成される。
【0019】以下、図3を用いて上記可動ガイド部材1
0の構成を説明し、図3〜5を用いてこの可動ガイド部
材10の退避動作について説明する。図3は、カメラの
裏蓋20が閉鎖されたときの可動ガイド部材10の状態
をカウンタローラ8およびフイルム巻上スプール7と共
に示す、中心断面図である。すなわち、可動ガイド部材
10の袖部42a,42bは、ガイド板部41の板面に
対して直交する面内において薄板状に形成され、カウン
タローラ8の両端部において各々その回転軸に軸支され
ている。
【0020】カメラの裏蓋20の内壁面には概略台形状
の扁平な突起23が突設されており、裏蓋20の閉鎖動
作に伴い、この突起23の先端が上記袖部42a,42
bのフランジ部42c、42dに当接し、これを押圧す
ることにより可動ガイド部材10がカウンタローラ8の
回転軸を中心として回動し、可動ガイド部材10の退避
動作が行われることとなる。
【0021】また、このカウンタローラ8の両端面と両
袖部42a、42bの間には各々つるまきばね44a,
44bが巻設されており、その一端はガイド板部41
a、41bのフイルム巻上スプール7側の折曲部41
a、41bに係止されるようになっており、このつるま
きばね44a,44bにより、退避位置まで退避してい
る可動ガイド部材10のガイド板部41に背面方向への
付勢力が与えられる。
【0022】さらに、ガイド板部41の中央先端部分に
は、長細のフイルム当接ローラ43が軸転可能に支持さ
れており、可動ガイド部材10が中間退避位置(図3に
おいて実線で示される位置)まで退避した後に、フイル
ム巻上スプール7のフイルム巻姿の大径化に伴って巻回
フイルムの外周面によりこのフイルム当接ローラ43が
巻回フイルムの外側に押し出されることとなり、可動ガ
イド部材10は、さらにフイルム室壁部1a側に退避す
ることとなる。なお、この場合において、この巻回フイ
ルムの外周面がフイルム当接ローラ43を押圧しても、
このフイルム当接ローラ43は該外周面上をころがるこ
ととなり巻回フイルムの表面が傷付くのを防止できる。
【0023】また、図3には、先端部分がフイルム巻上
スプール7のフイルム先端挿入孔9に挿入され、さらに
このスプール7に巻き付けられたフイルム30がガイド
ローラ24により張力を付与される様子が示されてい
る。なお、図中、可動ガイド部材10の可動範囲の両端
位置が破線で示されており、その間における可動ガイド
部材10の回転角度αは例えば45度とされている。
【0024】ところで、カメラの裏蓋20が開けられた
フイルム装填時において、可動ガイド部材10は図4に
示す如き状態に設定されることとなる。そして、フイル
ム供給スプール側から引き出されたフイルム30の先端
部はカウンタローラ8上を通過し、可動ガイド部材10
のガイド板部41とガイドローラ24の間を通過し、こ
のガイド板部41に案内され、このガイド板部41の先
端に対向する位置に配された、フイルム巻上スプール7
のフイルム先端挿入孔9に挿入される。図4におけるフ
イルム巻上スプール7の回転位置は、フイルム先端挿入
時の位置に対し、略180度回転した状態であり、この
回転に応じてフイルム30がフイルム巻上スプール7の
回りに略半周に亘り巻き付けられる。
【0025】なお、上記つるまきばね44a、44bの
付勢力により、ガイド板部41が図4に示す状態よりも
さらにカメラ背面側に移動しないように、可動ガイド部
材10を支持する図示されないストッパが配されてい
る。この後、フイルム巻上スプール7が回転されて該ス
プール7にフイルム30がさらに巻き付けられ、フイル
ム装填操作が終了すると、カメラの裏蓋20が閉じられ
る。
【0026】カメラの裏蓋20が閉じられると、前述し
たように、裏蓋20の内壁部に突設された突起23によ
り袖部42a、42bのフランジ部42c、42dが内
部側に押圧され、可動ガイド部材10はカウンタローラ
8の回転軸を中心として回転し、図3に示す実線位置
(中間退避位置)まで退避する。これにより、この後、
撮影終了毎にフイルム巻上スプール7にフイルム30を
巻き上げていくことが可能となる。
【0027】この後、フイルム巻上スプール7の巻姿が
大径化すると、その巻回フイルムの外周面はガイド板部
41の先端に軸支されたフイルム当接ローラ43に当接
し、しだいにこのローラ43をスプール外周方向に押圧
し、フイルム30の最終駒の撮影終了時には、可動ガイ
ド部材30は図5に示す如き位置まで退避することとな
る。
【0028】この後、供給側のスプールからすべてのフ
イルムが巻上スプール7側に巻とられると撮影が終了す
る。この後撮影者は、裏蓋を開け、巻上スプール7を取
り出し、供給側の空スプールを巻き取り側にセットす
る。これにより、次のフイルム装填時の操作に対する準
備が完了する。
【0029】図6は、上記実施形態とは異なる実施形態
を示す概略斜視図である。なお、図6において、図1に
示す実施形態の各部材と同一機能を有するものについて
は、図1の各部材に付した番号に100を加えた番号に
よって表すようにし、その詳しい説明は省略する。
【0030】この実施形態では、カメラのアパーチャ2
の隣接部分151に、フイルム30を可動ガイド部材1
10に案内するための平板状の固定ガイド部材150が
設けられている。この固定ガイド部材150は、その先
端部中央部分が前方に突出するような形状をなしてい
る。また、可動ガイド部材110のガイド板部141
は、その後端部中央部分145が後方に突出するような
形状とされ、この空出部分の先端が上記固定ガイド部材
150の突出部分の先端と互いに当接するように構成さ
れている。
【0031】これにより、フイルム30の先端部分がさ
らにスムーズにフイルム巻上スプール107のフイルム
先端挿入孔109に案内されることとなる。本発明のフ
イルム巻上装置としては上記実施形態のものに限られも
のではなく、種々の態様の変更が可能である。例えば、
上記実施形態のものではカメラの裏蓋20、120の閉
鎖動作に応じて可動ガイド部材10、110の退避動作
が開始される様になっているが、可動ガイド部材10、
110は、フイルム巻上スプール7の巻径が所定の大き
さとなるまでに退避位置まで移動していればよいので、
その退避動作はカメラの種々の動作に連動させることが
可能であり、例えば、フイルムの巻上操作に連動して行
われるようにしてもよい。
【0032】また、上記実施形態のものでは、可動ガイ
ド部材10、110の両方の袖部42a、42b、14
2a、142bに、カメラ裏蓋20の突起23に押圧さ
れるフランジ部42c、42d、142a、142bを
設けるようにしているが、いずれか一方の袖部42a、
42b、142a、142bに1つのフランジ部42
c、42d、142c、142dを設けるようにしても
よい。また、つるまきばね44a、44b、144a、
144bも一方のみ付設するようにしてもよい。さら
に、可動ガイド部材10、110の退避位置としても、
上記裏蓋20の閉鎖動作のみによって図5に示す位置ま
で退避するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフイルム
巻上装置によれば、カウンタローラとフィルム巻上スプ
ールとの間にフイルムを案内するガイド部を設けてお
り、フイルム装填操作にある程度の熟練を要するブロー
ニカメラにおいても、本発明装置を適用すれば、そのフ
イルム装填時においてフイルムの先端がカウンタローラ
とフイルム巻上スプールとの間の隙間に潜り込む事態を
防止でき、フイルムの先端をフイルム巻上スプールのフ
イルム先端挿入孔にスムーズに挿入することが可能とな
る。これによりブローニカメラの初心者でもブローニフ
イルムの装填を容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフイルム巻上装置を
示す概略斜視図
【図2】図1に示すフイルム巻上装置を搭載したカメラ
の内部を示す背面斜視図
【図3】図1に示すフイルム巻上装置を詳細に説明する
ための中心断面図(フイルム巻上開始時)
【図4】図1に示すフイルム巻上装置を詳細に説明する
ための中心断面図(フイルム装填時)
【図5】図1に示すフイルム巻上装置を詳細に説明する
ための中心断面図(フイルム巻上終了時)
【図6】図1に示す実施形態とは別の実施形態に係るフ
イルム巻上装置を示す概略斜視図
【符号の説明】
1 カメラボディ 1a フイルム室壁部 2 アパーチャ 7、107 フイルム巻上スプール 8、108 カウンタローラ 9、109 フイルム先端挿入孔 10、110 可動ガイド部材 20 裏蓋 23 突起 24 ガイドローラ 30 フイルム 41、141 ガイド板部 41a、41b、141a、141b 折曲部 42a、42b、142a、142b 袖部 42c、42d、142c、142d フランジ部 43、143 フイルム当接ローラ 44a、44b、144a、144b つるまきばね 150 固定ガイド部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムを巻き上げるフイルム巻上スプ
    ールのフイルム供給側に隣接してカウンタローラを配設
    してなるブローニカメラにおいて、 前記フイルム巻上スプールと前記カウンタローラの間に
    フイルム供給側より送出されたフイルムの先端を前記フ
    イルム巻上スプールのフイルム先端挿入孔に案内する板
    状のガイド部を設けたことを特徴とするフイルム巻上装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部は、前記フイルム巻上スプ
    ールによるフイルムの巻上操作がなされる際に、該操作
    を許容し得る位置に退避するよう構成されてなることを
    特徴とする請求項1記載のフイルム巻上装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部の退避動作が、カメラの裏
    蓋の閉鎖動作に基づいて行われることを特徴とする請求
    項2記載のフイルム巻上装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部が、カメラの裏蓋の閉鎖動
    作に基づいて中間退避位置まで退避する第1の退避動作
    と、前記フイルム巻き上げスプールに巻回されるフイル
    ム巻姿の大径化に応じて巻回フイルムの外側に押し出さ
    れる第2の退避動作とにより退避するよう構成されてな
    ることを特徴とする請求項2記載のフイルム巻上装置。
JP9763996A 1996-03-01 1996-03-26 フイルム巻上装置 Withdrawn JPH09258309A (ja)

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