JPS5831136Y2 - ロ−ルフイルム用スライド投影器 - Google Patents

ロ−ルフイルム用スライド投影器

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JPS5831136Y2
JPS5831136Y2 JP12111178U JP12111178U JPS5831136Y2 JP S5831136 Y2 JPS5831136 Y2 JP S5831136Y2 JP 12111178 U JP12111178 U JP 12111178U JP 12111178 U JP12111178 U JP 12111178U JP S5831136 Y2 JPS5831136 Y2 JP S5831136Y2
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JP
Japan
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film
cylindrical body
hollow cylindrical
arm
slide projector
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JP12111178U
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JPS5538369U (ja
Inventor
正雄 小林
Original Assignee
株式会社エルモ社
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【考案の詳細な説明】 本案は、ロール状に巻回された透明陽画フィルムの画像
を順次投影するロールフィルム用スライド投影器、特に
、フィルム導端の巻取軸への係止及びフィルムの巻返し
を不要としたロールフィルム用スライド投影器の改良に
関するものである。
この種のスライド投影器に関し、本願出願人は、先に昭
和51年実用新案登録願第178222号(昭和53年
実用新案出願公開第94628号)により、映写ゲート
前方に設けられたフィルム載置台に載置されたロール状
のフィルムを一対のスプロケットにより映写ゲートへ輸
動し、また映写ゲートで投影されたフィルムをフィルム
ガイドに沿って回転可能に支承された中空円筒体内へ導
き、この中空円筒体内でフィルムを外周から内周に向か
って巻込むことにより、フィルムの投影に先立ち、フィ
ルムの導端を巻取軸へ係止する操作及び投影終了後フィ
ルムを巻返す操作を不要にしたロールフィルム用スライ
ド投影器を出願した。
更に、本願出願人は、この種のスライド投影器において
、昭和52年実用新案登録願第78182号(昭和54
年実用新案出願公開第6946号)により映写ゲートで
投影されたフィルムを巻込むための中空円筒体を、フィ
ルム巻取位置とフィルム取出位置の間で移動可能に支持
し、この中空円筒体をフィルム巻取位置においてラッチ
保持してフィルムの巻込みを可能とするとともに、投影
終了時には、イジェクトボタンの操作によりラッチを解
除して中空円筒体をスライド投影器の機体外のフィルム
取出位置へ移動させてフィルムの取出しを容易に行うこ
とができるスライド投影器を出願した。
これら先の出願によるスライド投影器に対し、本願考案
によるスライド投影器によれば、投影器のハウジングの
一部を回動可能な開閉蓋として形成し、投影器の使用の
ための準備操作において、前記の開閉蓋を開くことによ
りミ投影レンズの光路を開放するとともに、投影終了後
、イジェクトボタンの操作により、フィルム巻取位置か
らフィルム取出位置へ移動させた中空円筒体を投影器の
格納のため、前記の開閉蓋を閉じる操作に連動して、再
びフィルム巻取位置へ移動させることができる。
このため、本案投影器によれば、開閉蓋を閉じることに
より投影器がただちに格納状態にセットされ、投影器内
の投影レンズを初めとする装置、部材が保護されるとと
もに、その際中空円筒体のフィルム取出位置からフィル
ム巻取位置への移動を独立の操作に依らずして行なうこ
とができ、また投影器の投影準備状態は開閉蓋を開く簡
単な操作によってセットされる。
以下、本案装置の一実施例を図面に従って詳細に説明す
る。
第1図において、複数の透明陽画が順次記録された帯状
のフィルム1は、それ自身のカーリング習性によりロー
ル状に巻回され、フィルムの送り方向において、投影レ
ンズ2の前方に配設されたフィルム載置台3上に載置さ
れている。
フィルム1の導端1bは、これを予め定められたフィル
ム通路に沿って案内するフィルムガイド4のフィルム挿
入口5に挿入される。
フィルム挿入口5の前方には、フィルム1の両側縁のパ
ーフォレーション1aに係合し、図示してない駆動モー
タによって駆動され、フィルム1を映写ゲート6を通し
てフィルム通路に沿い駆動する一対のスプロケット7.
8が設けられている。
映写ゲート6には、投影レンズ2及び図示されていない
投影ランプと整合させた映写開口9が形成されている。
フィルムガイド4は、フィルム1を内側に巻込む中空円
筒体10の近傍に至っており、映写ゲート6とフィルム
排出口11の間において、フィルム面方向に湾曲し、か
つ下方に傾斜している。
中空円筒体10は、フィルムを送るための解放端面12
を有し、更に、内面には軸方向に設けられた多数の平行
突条(図示せず)が設けられていて、この平行突条にフ
ィルムの導端1bがあたった後、更にフィルム1が送り
込まれるとき自由に回転しうるようL字形のアーム13
の軸14により回転可能に支承されている。
アーム13は、スライド投影器の機体の壁15に回動可
能に支持された軸16に取り付けられ、この軸16のま
わりに巻かれ、一端をアーム13に他端を機体に固定ピ
ン17にかけたバネ18によって時計方向に付勢されて
いる。
アーム13が取付けられた軸16には、更に、フィルム
ガイド4のフィルム排出口11に相対して内方に湾曲し
、先端を中空円筒体10の解放端面の近くに有し、かつ
またフィルム排出口11から出たフィルムを中空円筒体
10の解放端面に向けるよう捩れた案内面を有するガイ
ドアーム19が取付けられている。
支軸20に可回動に支持され、バネ21により時計方向
に付勢されたラッチ部材22は、ラッチ部23により、
中空円筒体10の軸14に係合し、中空円筒体10を、
その解放端面12がガイドアーム19の案内面によって
案内されたフィルムを導き入れるに適したフィルム巻取
位置にラッチする。
スライド投影器の壁24に取付けられたガイド筒25は
、一端にラッチ解除ツマミ26を有し、他端をラッチ部
材22の折曲部27に接し、可動範囲を固定のリング2
8によって定められたロッド29を案内する。
中空円筒体10が第1図および第2図の実線で示した巻
取位置にあるときは、ラッチ解除ツマミ26は、ラッチ
部材22の新曲部27を介して加えられるバネ21の付
勢により、スライド投影機外方に向かう方向に付勢され
ているが、このラッチ解除ツマミ26をバネ21の付勢
に抗して押すとラッチ部材22が反時計方向に回動し、
ラッチ部23は軸14からはずれ、中空円筒体10は、
アーム13の軸16を中心として第2図に鎖線で示すフ
ィルム取出位置へ回動する。
アーム13には、軸30により、可回動にレバー31が
取付けられ、その折曲部32は、レバー31の自重によ
り、スライド投影器のハウジングを投影レンズに相対す
る面において軸33にまり回動開閉可能にした開閉蓋3
4に接している。
レバー31の取付けられた軸30は、中空円筒体10の
軸14とアーム13の回動する軸16の間に設けられて
おり、開閉蓋34を閉める操作に伴ないレバー31の先
端が回動すると、レバー31の中間部が中空円筒体10
の軸14を係合し、結局開閉蓋34、レバー31および
中空円筒体10は同じ回動を行ない、中空円筒体10の
軸14は再びラッチ部材22によりラッチされる。
その際開閉蓋34も、ハウジング上壁又は側壁に設けら
れた突起35により閉じた位置に係止される。
本案装置の構成は以上説明した通りであるが、以下その
作動を説明する。
フィルム映写の際には、第3図の状態より、開閉蓋34
をツマミにより、突起35による係止から解除するため
に引張るとこれに伴ないレバー31は自重により、その
新曲部32を開閉蓋34の内面に接したよ・軸30のま
わりに時計方向に回動し、第1図に示した状態に将来た
される。
次に、ロール状に巻かれているフィルム1をフィルム載
置台3上に載置し、このフィルム1の始端1bをフィル
ムガイド4のフィルム挿入口5へ挿入する。
その後図示されていないスライド投影器の駆動モータを
スタートさせることにより、この駆動モータと駆動連結
された一対のスプロケット7.8を駆動する。
これによりスプロケット7,8はフィルム1のパーフォ
レーション1aと係合し、フィルム1を映写ゲー1−6
へ輸動せしぬ、フィルム1上の各透明陽画は、図示され
ていない投影ランプにより照射され、映写開口9及び投
影レンズ2を通じて観視用スクリーン上に拡大投影され
る。
順次投影されたフィルム1は、映写ゲート6の後方のフ
ィルムガイド4に沿って案内され、フィルムガイド4の
一端のフィルム排出口11から送り出される。
送り出されたフィルム1の始端1bはフィルム自身のカ
ーリング習性、並び゛にガイドアーム19の案内により
中空円筒体10の解放端面12へ向けて送り込まれる。
中空円筒体10内へ送り込まれたフィルム1の始端1b
は、中空円筒体10の内周面に形成された図示しない複
数の平行突条の一つに係合し、その後フィルム1か゛フ
ィルム排出口11から順次送り出されることにより、中
空円筒体10は軸14のまわりに反時計方向に回転する
従って、フィルム1は中空円筒体10内においてフィル
ム始端1bを最外周にして外周から内周に向かって巻込
まれる。
フィルム1の映写が終了し、フィルム1がすべて中空円
筒体10内へ巻込まれたら、第1図において、ラッチ解
除ツマミ26ヲ押す。
この操作により、ロッド29の先端は、ラッチ部材22
の折曲部27をバネ21の付勢に抗して支軸20のまわ
りに反時計方向へ回動させる。
このラッチ部材22の回動によ)ノ、ラッチ部23と、
中空円筒体10を支承する軸14との係合が解かれるた
め、軸16と一体のアーム13か゛バネ18により時計
方向へ回動され、中空円筒体10も第2図に示すように
投影器の前面のフィルム取出位置へ回動移動される。
この時、アーム13が固定された軸16も同時に回動す
るので、16上のガイドアーム19もフィルム案内位置
から退避した位置へ回動する。
これにより中空円筒本10内に巻込まれたフィルム1は
その解放端面12より容易に取り出すことが゛できる。
取り出したフィルム1、或いは他のロール状フィルムを
再び投影する際は、中空円筒体10及びガイドアーム1
9を、バネ18の付勢に抗してフィルム巻取位置まで回
動復帰させれば、第1図に示すようにラッチ部材22の
ラッチ部23により中空円筒体10の軸14が再びラッ
チされる。
前述した如く中空円筒体10内に巻込まれたフィルム1
は、その導端を最外周にして、順次内側に巻込まれてい
るので、中空円筒体10から取出した後巻返しを行なう
必要はなく、直ちに再映写することができる。
又、フィルム1を取り出した後、引き続いて投影を行な
わないとき、即ち、予定のフィルム投影が全て完了した
場合につき説明する。
フィルム取出し後、レバー31を、その折曲部32を開
閉蓋34の内面に当接させたま・開閉蓋34を反時計方
向に回動させ閉成すると、レバー31も軸30のまわり
に反時計方向に回動し、レバー31が軸14に係合して
これを押上げることにより、中空円筒体10、更にほこ
の中空円筒体とアーム13および軸16により連結され
たガイドアーム19も回動し、開閉蓋34が投影器の土
壁の突起35によって係止される閉成状態においては、
第3図に示す如く、中空円筒体10はラッチ部材22に
よりフィルム巻取位置にラッチされ、又、このときガイ
ドアーム19もフィルムを中空円筒体10に案内する位
置に将来された状態で投影器内部に収納される。
以上のように、本案のロールフィルム用スライド投影器
は、予定のフィルム投影が全て完了した時、投影レンズ
を含む内部装置を保護するために投影器前面に設けられ
た開閉蓋を閉成操作するだけで、フィルム取出しのため
一旦機体外に取り出された中空円筒体及びガイドアーム
を次の投影のための準備が完了した状態で゛投影器内部
に収納することができるため、この種装置における操作
の簡便を計る上で極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案スライド投影器の要部を示す斜視図であり
、又第2図及び゛第3図は、それぞれフィルム取出し時
及び開閉蓋の閉成時の各部材の作動態様を示す一部省略
せる断面図である。 1:フィルム、2:投影レンズ、3:フイルム載置亡、
4:フィルムガイド、6:映写ゲー1−.7.8 :
(フィルム輸動部材たる)スプロケツ)、10:中空円
筒体、13:アーム、14:(中空円筒体10の)軸、
15:機体の壁、16:(アーム13の)軸、19ニガ
イドアーム、20:軸、22:ラッチ部材、26:ラッ
チ解除ツマミ、29:(ラッチ解除ツマミ26と一体の
)ロッド、31:(軸30によりアーム13に取付けら
れた)レバー34:開閉蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映写ゲートにおいて投影されたフィルムを、その導端を
    最外周にして順次内側に巻込む中空円筒体を、回動可能
    なアーム上に回転可能に支承し、このアームの回動によ
    り前記中空円筒体を、フィルム巻取位置とフィルム取出
    位置の三位置間に移動しうるようにするとともに、前記
    アームをバネにより前記中空円筒体が前記フィルム取出
    位置へ向かう方向に付勢し、更に前記バネの付勢に抗し
    て前記中空円筒体を前記フィルム巻取装置にラッチする
    ラッチ装置とこのラッチ装置によるラッチを解除する解
    除装置を設け、この解除装置の操作により前記バネの付
    勢力で前記中空円筒体を前記フィルム取出位置へ移動さ
    せるようにしてなるロールフィルム用スライド投影器に
    おいて、該スライド投影器のハウジングを投影レンズに
    相対する部分において回動可能に支承してなる開閉蓋と
    して形成し、前記中空円筒体を支承するアームに一端を
    回動可能に取付けてなるレバーの他端を前記開閉蓋に当
    接せしめてなる前記ロールフィルム用スライド投影器。
JP12111178U 1978-09-01 1978-09-01 ロ−ルフイルム用スライド投影器 Expired JPS5831136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12111178U JPS5831136Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 ロ−ルフイルム用スライド投影器

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JP12111178U JPS5831136Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 ロ−ルフイルム用スライド投影器

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Publication Number Publication Date
JPS5538369U JPS5538369U (ja) 1980-03-12
JPS5831136Y2 true JPS5831136Y2 (ja) 1983-07-09

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ID=29077944

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JP12111178U Expired JPS5831136Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 ロ−ルフイルム用スライド投影器

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59143732U (ja) * 1983-03-16 1984-09-26 みかど化工株式会社 マルチングフイルム
JPS59175357U (ja) * 1983-05-11 1984-11-22 株式会社 みかど育種農場 水耕栽培装置
JPH0445497Y2 (ja) * 1985-06-07 1992-10-26

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JPS5538369U (ja) 1980-03-12

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