JP2002341492A - 写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装填する方法及び装置 - Google Patents

写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装填する方法及び装置

Info

Publication number
JP2002341492A
JP2002341492A JP2002136998A JP2002136998A JP2002341492A JP 2002341492 A JP2002341492 A JP 2002341492A JP 2002136998 A JP2002136998 A JP 2002136998A JP 2002136998 A JP2002136998 A JP 2002136998A JP 2002341492 A JP2002341492 A JP 2002341492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cartridge
housing
core subassembly
film cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002136998A
Other languages
English (en)
Inventor
Rolf Schroeder
ロルフ・シユレダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JP2002341492A publication Critical patent/JP2002341492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/28Locating light-sensitive material within camera
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53096Means to assemble or disassemble including means to provide a controlled environment

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実及び効率的にフィルムを装填し得る使い
捨てカメラを提供する。 【解決手段】 フィルム巻戻し/フィルム挿入装置は、
フィルム・カートリッジからフィルムを巻き戻すための
装置、およびフィルム供給ロールをつくるための装置を
含むお互いに対して移動可能な二つの構成機素を具備
し、さらに構成機素に対して移動することができ且つ装
填ステーションに対して移動することができる第3の構
成機素を含み、第3の構成機素はフィルムをフィルム・
カートリッジおよびフィルム供給ロールと共にカメラ製
作ユニットの中に挿入する装置を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使い捨てカメラに写
真用ロールフィルムを装填する方法および装置、並びに
写真用ロールフィルムを装填された使い捨てカメラに関
する。
【0002】
【従来技術及びその課題】使い捨てカメラは、カメラの
最終使用者ではなくカメラの製造業者がその組み立ての
途中で最初にフィルムを挿入するカメラである。この型
の使い捨てカメラを入手した最終使用者は仕様書に従っ
て使用した後、即ち何枚かの写真を撮影した後、このカ
メラを各画像に対して露光したフィルムと一緒に、写真
の現像およびプリントを行う機関に送り、ここでカメラ
を開いてその中に含まれた露光したフィルムを取り出
し、仕様に従ってこれを現像しプリントを行う。フィル
ムを取り出した後、開かれたカメラおよびその部品は現
像およびプリント機関から再利用またはリサイクルする
ために送り出される。
【0003】この型の使い捨てカメラには種々の設計が
知られている。
【0004】例えばヨーロッパ特許0 632 314
B1号には、フィルム・カートリッジと135小画像
フィルムシステムの写真フィルムのための使い捨てカメ
ラが記載されている。この使い捨てカメラは中核サブア
センブリー、ハウジング背面部分およびハウジング前面
部分から成り、中央のハウジングの底部が直角に突き出
し、ハウジングの背面部分には底部に2個のフラップが
固定されている。中核サブアセンブリーはフィルム・カ
ートリッジを受けるためのフィルム・カートリッジ室、
およびゆるいフィルム供給ロールを受けるフィルム供給
室から成っている。
【0005】APSフィルムの仕様に好適につくられ、
中核サブアセンブリー、ハウジング背面部分およびハウ
ジング前面部分から成っている使い捨てカメラは例えば
ドイツ特許196 00 270 A1号から公知であ
る。
【0006】また例えばヨーロッパ特許0 551 8
97 A1号および米国特許5 608 486号に記
載されているように、使い捨てカメラには組込み型のフ
ラッシュ装置を取り付け得ることも知られている。
【0007】上記ヨーロッパ特許0 632 314
B1号には、通常の135フィルム・カートリッジから
突き出したフィルム先導区域が把手類似の器具によって
把持されフォーク状の巻取りスピンドルの溝孔の中に引
っ掛けられている使い捨てカメラにフィルムを装填する
方法および装置が既に記載されている。巻取りスピンド
ルをその軸の周りに回転させることにより、予め定めら
れた長さに至るまでフィルムはフィルム・カートリッジ
から連続的に引き出され、巻取りスピンドルの周囲表面
に巻取られ、この場合フィルム・カートリッジおよび巻
取りスピンドルは共通の回り継ぎ手に取りつけられた支
持部材上に配置されている。予め定められた長さのフィ
ルムが巻取りスピンドルに巻取られると、フィルム・カ
ートリッジおよび巻取りスピンドルの上につくられたフ
ィルムロールは、共通の支持部材を回転させることによ
り使い捨てカメラのカートリッジ室の中またはフィルム
供給室の中に挿入される。ここでフィルム・カートリッ
ジを共通の支持部材から離し、同時に巻取りスピンドル
の溝孔の中に配置されたフィルム先導区域を軸方向にず
らすことによって巻取りスピンドルを取り外しフィルム
供給ロールから引き出す。従ってフィルム供給ロールの
フィルムの一端はフィルム供給室の内面にある半径方向
に内側に突き出した鎌状のカラーに突き当たり、巻取り
スピンドルを軸方向に引き抜いてもフィルムの端は引き
抜かれない。中核サブアセンブリーのフィルム・カート
リッジ室およびフィルム供給室は、ハウジングの背面部
分に蝶番え状に固定された底部のフラップを中核サブア
センブリーの下側へと折り曲げることによって下方から
遮光できる方法で閉じられる。
【0008】APSフィルムシステムのフィルム・カー
トリッジおよびフィルムを使用するためのフィルム装填
装置はヨーロッパ特許0 965 877 A2号にお
いて公知であり、この場合無端の可撓性のベルトによっ
てフィルムをフィルム・カートリッジからフィルムロー
ルをつくる空間へと前進させる。該可撓性のベルトはフ
ィルムの縁に突き当たり摩擦により連結され、駆動装置
によって循環して駆動され、フィルムは循環ベルトによ
って捕捉されて引きずられる。
【0009】本発明の基本となる目的は、フィルム・カ
ートリッジの中に含まれる写真フィルムからフィルム供
給ロールをつくり、次いで使い捨てカメラの中核サブア
センブリーの中にフィルム・カートリッジおよびフィル
ム供給ロールを挿入し、しかる後中核サブアセンブリー
を完成して完全な使い捨てカメラをつくることが特に簡
単且つ信頼性をもった方法で可能にする使い捨てカメラ
に写真フィルムを装填する方法およびそれを行う装置を
提供することである。
【0010】本発明の他の基本的な目的は、構造が簡単
であり、大量生産操作により確実且つ効率的に写真フィ
ルムを装填し得る使い捨てカメラを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によればこれらの
目的はそれぞれ特許請求の範囲請求項1〜3の特徴によ
って達成することができる。
【0012】本発明の他の態様は本明細書末尾の実施態
様の項に与えられている。
【0013】
【実施例】次に添付図面を参照し本発明の好適な具体化
例およびその変形に関して詳細な説明を行う。
【0014】本発明の装填装置によってフィルムを装填
し得る使い捨てカメラの好適な具体化例を先ず図1〜1
0aを参照して下記に説明する。図1〜10aにおいて
は、フィルム・ユニットが既に装填された状態でこのカ
メラを例示する。
【0015】次に、図11〜33を参照して図1〜10
aに示した構成の型の使い捨てカメラの装填を行うため
の本発明のフィルム装填装置の好適な具体化例の構造お
よび操作モードを、フィルム装填装置のフィルム巻戻し
/フィルム挿入装置の好適具体化例の構造および操作モ
ードを含めて説明する。
【0016】使い捨てカメラの構造図1〜10aに示し
た使い捨てカメラの好適具体化例は − 下記に詳細に説明するように、フィルムを案内し、
フィルムを前進させ、フィルムの計量を行う装置、およ
び撮影レンズ、ファインダーおよび撮影用シャッターを
含む中核サブアセンブリー、 − 背面から中核サブアセンブリー1に挿入できる写真
フィルム・ユニット2、 − 背面から中核サブアセンブリー1にはめ込み得るハ
ウジングの背面部分3、 − 下方から中核サブアセンブリー1にはめ込み得るハ
ウジングの底面部分4、および − 前面から中核サブアセンブリー1にはめ込み得るハ
ウジングの前面部分5から成っている。
【0017】下記に上記サブアセンブリー1〜5を詳細
に説明する。個々のサブアセンブリーの構成機素は3桁
の数字で表され、その第1位の数字は構成機素がその一
部をなすサブアセンブリーの数字を表す。
【0018】フィルム・ユニット 使い捨てカメラ自身を詳細に説明する前に、先ずフィル
ム・ユニット2の説明を行う。これは直ぐ使用できる状
態で使い捨てカメラの中に含まれており、下記に詳細に
説明する方法でカメラの中に挿入されるようになってい
る。
【0019】フィルム・ユニット2は中核サブアセンブ
リー1と一緒に図2に分解図として示されており、また
それを中核サブアセンブリー1の中に挿入した後の図と
して図1および4に示されている。フィルム・ユニット
2は写真用のフィルムロール201を含んでいる。図2
から分かるように、フィルム201の一端はゆるいフィ
ルム供給ロール202をつくり、他方その他端は当業界
に公知の構造の型のフィルム・カートリッジ203の口
204を通ってフィルムの巻取り器に固定されている。
この巻取り器は図示されていないが、フィルム・カート
リッジ203の内部に回転し得るように取り付けられ、
カメラのフィルム前進装置によってフィルムの巻取り器
を駆動できる外側へ突き出した連結部材205を含んで
いる。
【0020】添付図面に示されたフィルム・ユニット2
において、フィルム201およびフィルム・カートリッ
ジ203は図示されていないフィルム巻取り器およびそ
れに取り付けられた連結部材205と共に、35mmの
ロールフィルム用の公知の”135”小画像システムの
様式にに従っている。
【0021】中核サブアセンブリー 次に中核サブアセンブリー1を説明する。これは遮光性
のプラスティックス材料から一体となって射出成形され
た本体101から成っている。この本体は、フィルム・
ユニット2のフィルム供給ロール202を収納するため
に背面が開いたフィルム供給室102、フィルム・ユニ
ット2のフィルム・カートリッジ203を収納するため
に背面が開いたフィルム・カートリッジ室104、およ
びこの二つの室102、104の間にありフィルムの進
行方向に背面へと向かって僅かに凸になった曲率をもつ
窓状のフィルム露光枠106から成るライトウエル(、
light well、光井)105をつくっている。
フィルム露光枠は上部および底部のフィルム案内走路1
06a、106bを有し、その各々に向かいフィルム2
01の一部の前側の部分がフィルム供給ロール202と
フィルム・カートリッジ203の間に位置している(図
8)。その下方の半径方向に内側に向いた壁要素103
の上で、フィルム供給室102はU字形の孔103aを
つくり、この孔は背面に開いており、一方フィルム・カ
ートリッジ室104は底部が完全に開いている。
【0022】さらに、中核サブアセンブリー1の中にフ
ィルム前進装置を挿入する。このフィルム前進装置は原
理的には当業界に公知であり、中核サブアセンブリー1
の中に挿入されるフィルム・ユニット2のフィルム・カ
ートリッジ203の連結部材205と係合している。こ
の前進装置の中でカメラの使用者によって手で操作でき
るギザギザの付いたフィルムを前進させる回転盤の一部
だけが図面に示されている。このフィルム前進装置を用
い、フィルム201をフィルム供給ロール202から引
き出し、フィルム露光枠106を経て順次フィルム・カ
ートリッジ203へ前進させることができる。フィルム
前進装置および付属した移動ロック装置は以前のドイツ
特許願199 01 578.3号(ドイツ特許公開明
細書199 01 578 A1号)に従って構成する
ことが好ましい。
【0023】さらに。中核サブアセンブリー1にフィル
ム計量装置を取り付ける。これは原理的には当業界に公
知の各回毎に前進したフィルムの長さを測定する装置で
ある。図2では、このフィルム計量装置の中でフィルム
201の上部のフィルム穿孔部の孔に係合するスプロケ
ット108の部分だけ見ることができる。スプロケット
108およびそれと一緒に動作する機械的な移送要素は
以前のドイツ特許願199 01 579.1号(ドイ
ツ特許公開明細書199 01 579 A1号)に従
って構成することが好ましい。
【0024】さらに、ライトウエル105の中心線と同
軸になるように中核サブアセンブリー1の前側に撮影レ
ンズ109が固定され、露光枠106の中にある写真フ
ィルムのフィルム区画に撮影すべき被写体の光像を撮影
する役目をする。露光枠106は後方へ曲がっているか
ら、画像の視野の曲率に関する限りレンズ106の結像
の誤差を補正する必要は減少する。
【0025】中核サブアセンブリー1に取り付けられた
ファインダーは、それぞれの場合フィルムの露光枠10
6の区域にあるフィルム201の撮影区画の上に描かれ
る撮影すべき被写体の光像を認定する役目をする。ファ
インダーは公知方法よりファインダーのレンズ110お
よびファインダーの接眼レンズ111から成り、その両
方とも中核サブアセンブリー1に固定されている。
【0026】レリーズ装置によって作動させ得る公知原
理の写真用のシャッターは、中核サブアセンブリー1の
中の撮影レンズ109の後方で光のビームの経路の中に
配置されている。レリーズ装置の中に旋回し得るように
取り付けられたレリーズのレバー112、レリーズのレ
バー112の自由端で作動し後で詳述するハウジングの
前面部分5に固定された可撓性をもつレリーズの隔膜5
12だけが図示されている。写真用のシャッターおよび
そのレリーズ装置は、以前のドイツ特許願199 01
577.5号(ドイツ特許公開明細書199 01
577 A1号)に従って構成することが好ましい。
【0027】さらに、原理的には公知のフィルムカウン
ター(齣数計測装置)が中核サブアセンブリー1の本体
101に挿入されている。図ではフィルムカウンターの
回転できるように取り付けられた回転盤113だけが示
されている。これはフィルムを一齣分だけ前進させた時
に一計数分だけ移動する。フィルムカウンター装置は以
前のドイツ特許願199 01 576.7号(ドイツ
特許公開明細書19901 576 A1号)に従って
構成することが好ましい。
【0028】前方に突き出るように取り付けられた合い
釘115、およびその機能に関して後で詳述する同様に
前方へ向かっている細い取り付け用のピン116は、中
核サブアセンブリー1の本体101の前方に配置された
フィルム供給室102の彎曲した壁の上に射出成形され
ている。
【0029】また、ライトウエル105の下方の中核サ
ブアセンブリー1の上には細長いキャビティー117が
つくられている。このキャビティーは撮影レンズ109
の光軸に対し垂直に且つフィルムの前進方向に平行に延
び、後で詳述するようにフラッシュ装置が組込まれた場
合蓄電器を収納することができるような大きさをしてい
る。このキャビティー117の一部は図8に見ることが
できる。
【0030】ハウジングの背面部分次にハウジングの背
面部分3について説明する。この部分も遮光性プラステ
ィックス材料から一体となった形で射出成形され、背面
から中核サブアセンブリー1の背面にはめ込まれるよう
な形につくられている。この部分は外側が平らな後壁3
01をもち、この後壁はその面から垂直に突き出し中核
サブアセンブリー1の後部の縁の部分を取り囲んでいる
側方の壁要素および上方の壁要素302、303、およ
び305によってそれぞれ横および上部の縁に沿って取
り付けられている。後壁301の底部の縁には垂直に突
き出した壁要素はなく小さい突起305が存在するだけ
であり、これは後壁301に対して垂直に突き出した半
円型の凹み306をなしており、中核サブアセンブリー
1のフィルム供給室102の壁要素103の孔103a
と一緒になってほぼ円形の孔Bをつくっている。その機
能については後で詳述する。
【0031】後壁301には溝形の孔307および矩形
の孔311があり、これらはそれぞれ、ハウジングの背
面部分3が中核サブアセンブリー1にはめ込まれた際フ
ィルム前進用の回転盤107の部分を中核サブアセンブ
リー1を通して後方へ通過させ、中核サブアセンブリー
のファインダーの接眼レンズ111の後方から覗くこと
ができるようになっている。後壁301の内面にはフィ
ルムと接触してこれを圧えるための凹んだ曲率をもった
多数のリブ308が備えられ、これらのリブはフィルム
の前進方向に向かって互いに平行に延びている。
【0032】ハウジングの背面部分3が中核サブアセン
ブリー1にはめ込まれると、後壁301の内面は中核サ
ブアセンブリー1の露光枠106およびそのフィルム案
内走路106a、106bと一緒になって図8の断面図
に見られるフィルム案内通路Aをつくり、この場合フィ
ルム201の背面はハウジングの背面部分3のフィルム
案内通路Aの中でフィルムと接触してこれを圧えるリブ
308の上に支えられる。
【0033】ハウジングの背面部分3はフィルム供給室
102およびフィルム・カートリッジ室204、並びに
フィルム案内通路Aを背面で閉じる。
【0034】ハウジングの底面部分 次にハウジングの底面部分4の説明を行う。この部分も
遮光性プラスティックス材料で一体となるように射出成
形され、中核サブアセンブリー1の下側に対し下方から
はめ込むことができるような形をしている。このはめ込
み操作はハウジングの背面部分3を中核サブアセンブリ
ーにはめ込む操作とは別に行われる。ハウジングの底面
部分4は外側が平らな滑らかな底壁401から成り、底
壁はその内面に中核サブアセンブリー1のフィルム供給
室の下側およびフィルム供給ロール202の下側を覆う
ためのフィルム供給室を覆う区域402を含み、また中
核サブアセンブリー1のフィルム・カートリッジ室10
4の下側およびその中に挿入されるフィルム・カートリ
ッジ203を覆うためのフィルム・カートリッジ室を覆
う区域404を含んでいる。フィルム供給室を覆う区域
402とフィルム・カートリッジ室を覆う区域404の
間にある底壁401の中間区域405には樋406が備
えられ、中核サブアセンブリー1の中のキャビティー1
17を下方に向かって或る程度拡大する役目をしてい
る。
【0035】フィルム・カートリッジ室を覆う区域40
4を底壁401の面から曲げるための折曲げ線407が
フィルム・カートリッジ室を覆う区域404の近所で中
間区域405の中に延びているが、これは底壁401の
外側の面の上では見ることはできない。後でもっと詳細
に説明するように、この操作はフィルム・カートリッジ
室を覆う区域404の近傍で底壁401の縁の区域40
8に配置された小さい孔409の中に器具を差し込んで
行うことができる。
【0036】この折曲げ線407の代わりに、底壁40
1の材料からつくられた蝶番えを備えることもできる。
【0037】ハウジングの前面部分 次にハウジングの前面部分5について説明する。この部
分も遮光性プラスティックス材料で一体となるように射
出成形され、機能ユニットFUの外側の寸法に合うよう
な形をしており、機能ユニットFUの前方に、もっと正
確に言えば中核サブアセンブリーの前方に前側からはめ
込むことができ、ハウジングの背面部分3およびハウジ
ングの底面部分4と直に隣接している。ハウジングの前
面部分5は外側に僅かに段差がつけられた前方の壁50
1から成り、この壁はその横方向の縁および上方の縁に
沿って該前方の壁501に対し垂直に突き出した側方の
壁要素および上方の壁要素502、503および504
に隣接している。その前方の縁の部分は中核サブアセン
ブリー1を取り囲み、ハウジングの背面部分3の対応す
る壁要素302、303または304と隣接しじかに接
触している。前方の壁501は、ハウジングの前面部分
5が中核サブアセンブリー1に取り付けられた場合、撮
影レンズ109またはファインダーのレンズ110と同
軸をなすように配置された孔505および506を有し
ている。さらに上方の壁要素504の上には、シャッタ
ーのレリーズの隔壁512を受けるための孔507、お
よび下方に配置された中核サブアセンブリー1のフィル
ムカウンターの回転盤113の数を読み取るための覗き
窓513が備えられている。前方の壁501の内面に
は、ハウジングの前面部分5が中核サブアセンブリー1
に取り付けられた場合、中核サブアセンブリー1の取付
用の合い釘115がはめ込まれる取付用の小穴515が
射出成形によってつくられている。
【0038】機能ユニットおよび製作ユニット 組み立てられた状態において、中にフィルム・ユニット
2を挿入された中核サブアセンブリー1、中核サブアセ
ンブリーに取付け得るハウジングの背面部分3および中
核サブアセンブリー1に取付け得るハウジングの底面部
分4は一緒になって機能ユニットFUをつくる。これを
図3に別に図示する。
【0039】後でさらに詳細に説明するように、機能ユ
ニットFUはその中に含まれる写真フィルムに対し遮光
された区画室をつくり、フラッシュを用いないでフィル
ム201に予め定められた数の被写体を写真によって記
録するのに必要なすべての技術的な操作を行う装置を含
んでいる。機能ユニットFUの上に配置されていないの
は、中核サブアセンブリー1のシャッターのレリーズ・
レバー112を作動させるシャッターのレリーズの隔壁
512、およびフィルムカウンターの回転盤113を読
み取るための覗き窓513だけであり、これらはハウジ
ングの前面部分5に配置されている。
【0040】これとは対照的に使い捨てカメラの製作ユ
ニットKUはフィルムと共に後で詳述する装填装置の中
に装填されるが、これは中核サブアセンブリー1および
これに取付けられたハウジングの前面部分5から成って
いることが好ましい。
【0041】サブアセンブリーの間の遮光性をもった連
結および類似した連結 中核サブアセンブリー1、ハウジングの背面部分3およ
び機能ユニットFUのハウジングの底面部分4の間に固
定用の連結部材が取付けられている。これらの固定用の
連結部材は予め定められた接触線に沿って接触し、主と
してラビリンス(labyrinth)連結材としてつ
くられ、中核サブアセンブリー1のフィルム供給室10
2とフィルム・カートリッジ室104、および機能ユニ
ットFUの内部の中核サブアセンブリー1とハウジング
の背面部分3との間に走っているフィルム案内通路A
を、外側から入る望ましくない余分な光から遮断してい
る。これとは対照的に、ハウジングの前面部分5と機能
ユニットFUのサブアセンブリー1、3および4との間
には遮光性の密封材は必要ない。
【0042】中核サブアセンブリー1、ハウジングの背
面部分3およびハウジングの底面部分4の間にある主と
して遮光性の連結材としてつくられた固定用の連結材
は、それぞれ連結要素によってつくられ、また主として
目違い継ぎの原理(tongue−and−groov
e principle)に基づいて作用するラビリン
ス要素によってつくられている。
【0043】中核サブアセンブリーとハウジングの背面
部分3との間に遮光性をもった連結を行うためには下記
の要素を用いる。
【0044】図1および2から分かるように、連続的な
上方のラビリンスの溝121が本体101の長さ全体に
亙って中核サブアセンブリー1の本体101の背面に延
びており、二つの水平に延びた部分およびその間にある
一つの垂直に延びた部分からなっている。これはハウジ
ングの背面部分3のハウジングの後方の壁301の内面
に対応してつくられた上方のラビリンスの凸縁部321
に対応している。下方のラビリンスの溝122は、フィ
ルム供給室102とフィルム・カートリッジ室104と
の間において中核サブアセンブリー1の本体101の背
面に水平に延び、その横方向の端は底部の方へと下方に
垂直に延びた端の区域122a、122bをもってい
る。この下方のラビリンスの溝122はハウジングの後
方の壁301の内面にある対応してつくられた下方のラ
ビリンスの凸縁部322に対応し、この後方の壁301
は底部の方へ垂直に延びた対応する端の区域322a、
322bをもっている。
【0045】ハウジングの背面部分3の横方向の縁にあ
る対応してそれぞれつくられたラビリンスの溝323ま
たは324に対応するラビリンスの凸縁部123、12
4は、本体101の横方向の全長に亙って延びている。
対応するラビリンスの要素121と321、122と3
22、および123、124と323、324は、中核
サブアセンブリー1の撮影レンズ109の光軸に平行な
関係で互いに動かした時、互いに連結されるような関係
で並んでいる。ハウジングの背面部分3が背後から、即
ち撮影レンズ109の光軸の平行な方向にはめ込まれた
場合、対応する連結用のラビリンス要素はそれぞれ中核
サブアセンブリー1とハウジングの背面部分3との間で
遮光性のを行う。
【0046】中核サブアセンブリー1と一方ではハウジ
ングの背面部分3との間に、他方では底面部分4との間
に遮光性の連結を行うためには下記の要素を用いる。
【0047】図1および図2から分かるように、下方に
向かったラビリンスの凸縁部126、127は横方向の
垂直なラビリンスの凸縁部123、124の各々と水平
な下方のラビリンスの溝122との間において本体10
1の底部の縁の上で中核サブアセンブリー1の上に延び
ている。これらのラビリンスの凸縁部はフィルム供給室
102およびフィルム・カートリッジ室104の断面の
形に対応し、これらの区域のアーチ状の底部の縁に従っ
ている。底の方へ下方に向って水平に直線状に延びた他
の水平な固定用の凸縁部325は、中核サブアセンブリ
ー1の方へと前方へ向かうラビリンスの凸縁部322の
下方においてハウジングの背面部分3の上に位置してい
る。その端の各々において、このラビリンスの凸縁部は
隣接した端の区域をなすラビリンスの凸縁部328、3
29へと続き、この区域は直角に曲がり、それぞれ垂直
の横方向のラビリンスの溝323および324まで直線
状に延び、中央の固定用の凸縁部325と並び、同様に
下方に向かってている。
【0048】ハウジングの底面部分4の底部の壁401
の内面には、それぞれ上方に向って高くなった次のよう
なラビリンスの溝、即ち中核サブアセンブリー1の上の
ラビリンスの凸縁部126、127に対応するアーチ形
のラビリンスの溝426、427、並びにハウジングの
背面部分3の上にある固定用の凸縁部325に対応した
直線状の中央の固定用の溝425、および直線状ではな
くて個々の端の所で直角に曲がりハウジングの背面部分
3の上のラビリンスの凸縁部328、329に対応する
横方向に隣接したラビリンスの溝428、429がつく
られている。固定用の溝425およびラビリンスの溝4
28および429は全体的として一つになった溝をつく
っており、この溝は連続的に直線をなして延びており、
その端の所だけが曲がっている。さらにラビリンスの溝
426および428は底部の壁401のフィルム供給室
を覆う区域402の周りを巡る閉じた溝の回路をつくっ
ており、他方ラビリンスの溝427および429は底部
の壁401のフィルム・カートリッジ室を覆う区域40
4の周りを巡る溝の回路をつくっている。それぞれの対
応する固定用の要素即ちラビリンス要素325と42
5、126と426、127と427、328と42
8、および329と429は、それらが互いに中核サブ
アセンブリー1の撮影レンズ109の光軸に垂直に動か
された場合、互いに連結されるような配置をしている。
【0049】ラビリンスの凸縁部126、127がラビ
リンスの溝426、427に係合すると、中核サブアセ
ンブリー1のラビリンスの溝122の曲がった端の区域
122a、122bとハウジングの背面部分3のラビリ
ンスの凸縁部322の曲がった端の区域322a、32
2bとの間にも、ハウジングの底面部分4のラビリンス
の溝426、427の幾分広がった区域426a、42
7aにおいて係合が起こる。また、中核サブアセンブリ
ー1のラビリンスの凸縁部126は、ハウジングの背面
部分3のラビリンスの凸縁部328および端面がラビリ
ンスの溝426にはめ込まれる中核サブアセンブリー1
のラビリンスの溝122の端の区域122aおよびハウ
ジングの背面部分3のラビリンスの凸縁部322の端の
区域322aと一緒になって、ハウジングの底面部分4
のラビリンスの溝426およびラビリンスの溝428に
よってつくられる内側の底壁401のフィルム供給室を
覆う区域402の周りを巡る閉じた溝孔の通路の中で閉
じた通路をつくっている。同様に、中核サブアセンブリ
ー1のラビリンスの凸縁部127は、ハウジングの背面
部分3のラビリンスの凸縁部329および端面がラビリ
ンスの溝427にはめ込まれる中核サブアセンブリー1
のラビリンスの溝122の端の区域122bおよびハウ
ジングの背面部分3のラビリンスの凸縁部322の端の
区域322bと一緒になって、ハウジングの底面部分4
のラビリンスの溝427およびラビリンスの溝429に
よってつくられる内側の底の壁401のフィルム供給室
を覆う区域404の周りを巡る閉じた溝孔の通路の中で
閉じた通路をつくっている。これらの固定用の連結部の
ために、中核サブアセンブリーのフィルム供給室102
およびフィルム・カートリッジ室104、並びにその間
を走っているフィルム案内通路Aはハウジングの底面部
分4の面の底において下方から入ってくる余分な光から
完全に遮断される。
【0050】中核サブアセンブリー1のフィルム供給室
102およびフィルム・カートリッジ室104の下側を
取り囲む上記の環状の遮光密封部材の他に、中核サブア
センブリー1の下方に曲がった端の区域122a、12
2bを有するラビリンスの溝122、およびハウジング
の背面部分3の下方に曲がった端の区域322a、32
2bを有するラビリンスの凸縁部322も、フィルム通
路Aがあるフィルム区画室に対し下から入ってくる光を
遮断する役目をする。
【0051】下から入ってくる余分な光からフィルム案
内通路Aをもったフィルム区画室を遮断するためだけな
ら、ハウジングの底面部分4の固定用の溝425の中に
ハウジングの背面部分3の固定用の凸縁部325をさら
に係合させる必要はない。しかし固定用の要素325と
425との間でこのような固定用の連結を行うことは、
図8に示される位置においてハウジングの背面部分3を
機械的に安定化させる役目があり、従ってカメラの使用
者がハウジングの背面部分3に外側から意図せずに余分
な力をかけた時でも、撮影レンズ109の光軸に平行な
方向におけるフィルム案内通路Aの内部の幅が保持され
る。
【0052】図6に簡単に図示されているハウジングの
底面部分4の底の壁401の内面にある区域405およ
び408、およびその上方において中核サブアセンブリ
ー1につくられたキャビティー117は、外側から偶発
的に入ってくる光に対し保護されていない。しかし、カ
メラの上記のフィルム区画室は上記の遮光性をもった連
結部材によって余分な光を妨げるように密封されている
からこのことは問題にならない。従って図7だけに示さ
れているハウジングの底面部分4のフィルム・カートリ
ッジ室を覆う区域404に開けるための孔409を底板
410の区域408に配置することもできる。何故なら
孔409を通って外側から入る余分な光は機能ユニット
FUのフィルム区画室に入ることはできない。
【0053】上記具体化例の変形としては、上記のロッ
ク用のラビリンスの連結部材の中に相互に対応した連結
用の凸縁部と溝を互いに交換できる関係で取付ける。
【0054】上記のフィルム区画室を密封する結果、ハ
ウジングの前面部分5は遮光性の材料から成っている必
要はなく、またハウジングの前面部分5と機能ユニット
FUとの間の連結は遮光性をもっている必要はない。
【0055】サブアセンブリーの間の固定用およびクラ
ンプ用の連結部材 ハウジングの背面部分3を中核サブアセンブリー1に固
定するために、固定用のタブ130、131が中核サブ
アセンブリー1の本体101の各側面に備えられてお
り、同時に固定用の孔330または331がそれぞれハ
ウジングの背面部分3の横方向の幾分弾力性をもった壁
要素302、303の上につくられている。ハウジング
の背面部分3が中核サブアセンブリー1に固定される場
合、中核サブアセンブリー1の固定用のタブ130、1
31はハウジングの背面部分3の固定用の孔330また
は331と係合し、その結果中核サブアセンブリー1と
ハウジングの背面部分3との間に安定な機械的な連結が
行われる。
【0056】ハウジングの底面部分4を中核サブアセン
ブリー131およびハウジングの背面部分3に固定する
ために、中核サブアセンブリー1の本体101の下側に
固定用の孔133、134および135が備えられ、固
定用の孔332がハウジングの背面部分に取付けられ、
他方対応する上方に突き出した固定用の凸縁部432、
433;434、435がハウジングの底面部分4の底
部の壁401の内面につくられている。さらに、固定用
のタブ137がフィルム・カートリッジ室104の側方
において中核サブアセンブリー1に取付けられ、同時に
ハウジングの底面部分4の上において対応する固定用の
孔437が横方向のタブ436の上につくられている。
ハウジングの底面部分4を中核サブアセンブリー1にま
たハウジングの背面部分にはめ込んだ場合、ハウジング
の底面部分4の固定用の凸縁部432はハウジングの背
面部分3の固定用の孔332と係合し、一方ハウジング
の底面部分4の固定用の凸縁部433、434および4
35は中核サブアセンブリー1の固定用の孔133、1
34または135と係合する。中核サブアセンブリー1
上の固定用のタブ137はハウジングの底面部分4の固
定用の孔437と係合する。これによって中核サブアセ
ンブリー1と一方ではハウジングの背面部分との間が、
他方ではハウジングの底面部分4との間が安定に機械的
に接合される。
【0057】さらに安定化を行うために、底部の壁40
1から上方に突き出し横方向のクランプ用の突起43
9、440を含んでいるクランプ用のリブ438がフィ
ルム案内通路の近傍においてハウジングの底面部分4に
備えられている。ハウジングの底面部分4を中核サブア
センブリー1に取付ける場合、中核サブアセンブリーの
上に位置した2個の角度の付いた案内用の突起139、
140の間にこれらのクランプ用の突起を押し込み、ハ
ウジングの背面部分3と中核サブアセンブリー1との間
にさらにクランプによる連結を行う。
【0058】ハウジングの前面部分5を中核サブアセン
ブリー1に固定するために、一対の固定用のタブ14
1、142および143、144がそれぞれ中核サブア
センブリー1の両側に備えられ、他方対応する一対の固
定用の孔541、542または543、544がハウジ
ングの前面部分5の各側壁に取付けられている。さら
に、ハウジングの背面部分3には固定用のタブ345が
つくられ、対応する固定用の孔345が前面部分5につ
くられている。ハウジングの前面部分5を機能ユニット
FUに取付けると、対応する固定用の要素345、54
5が連結される。
【0059】上記の具体化例の変形として、上記の固定
用の連結部材における互いに対応する連結固定用のタブ
と固定用の孔は互いに交換できるような配置で取付ける
ことできる。
【0060】使い捨てカメラの組み立て 上記の説明から機能ユニットFUの組み立ては次の段階
で行われる。
【0061】− 中核サブアセンブリー1をつくり、 − 中核サブアセンブリー1の中に後方からフィルム・
ユニット2を挿入し、フィルム供給ロール202がフィ
ルム供給室102の中に収納し、フィルム・カートリッ
ジ203がフィルム・カートリッジ室104に収納し、
このようにしてフィルム供給ロール202とフィルム・
カートリッジ203の間にあるフィルム201の部分が
露光枠106のフィルム案内走路106a、106bに
突き当たって配置されるようにし、 − ハウジングの背面部分3を中核サブアセンブリー1
の撮影レンズ109の光軸の方向に後方から中核サブア
センブリー1にはめ込み、 − ハウジングの底面部分4を撮影レンズ109のレン
ズの軸に垂直な方向に下方から中核サブアセンブリー1
にはめ込む。
【0062】この工程において、中核サブアセンブリー
1の本体101、ハウジングの背面部分3およびハウジ
ングの底面部分4はそれぞれ一体となっており、ハウジ
ングの底面部分4は中核サブアセンブリー1の本体10
1に別にはめ込む。
【0063】上記のように、ハウジングの背面部分3を
中核サブアセンブリー1にはめ込む場合、ハウジングの
背面部分3の突起305の中にある凹み306は、中核
サブアセンブリー1のフィルム供給室102の突起10
3の後方に開いたU字形の半円型の凹み103を補い、
図5に示すようなほぼ円型の孔Bをつくっている。この
ようにしてつくられた孔Bはフィルム供給室102の中
心線とほぼ同軸をなし、また中に挿入されたフィルム・
ユニット2のフィルム供給ロール202の中心線とも同
軸をなしており、その直径はフィルム供給室102の直
径よりも著しく小さい。図示されていない巻取りスピン
ドルは、カメラを組み立てる前のフィルム供給ロール2
02をつくるための補助器具として使用され、この場合
中核サブアセンブリー1のフィルム供給室202の中に
孔Bがつくられている結果、フィルム供給室202を中
核サブアセンブリー1に挿入する際、またその後でハウ
ジングの背面部分3を中核サブアセンブリー1にはめ込
む際に、該スピンドルがフィルム供給ロール202に留
まることができ、それによってハウジングの背面部分3
を取付けることによりフィルム供給室102が後方で閉
じられるまで、フィルム供給ロール202は望ましくな
い「走行(run out)」を行うことはない。ハウ
ジングの背面部分3を中核サブアセンブリー1にはめ込
んだ後、次に巻取りスピンドルを孔Bを通して引き出す
ことができる。ハウジングの背面部分3によって後方で
フィルム供給室102を閉じるために、フィルム供給ロ
ール202は限られた程度しかゆるめることができない
ので、問題を生じることは全くない。フィルム供給ロー
ル202の巻取りスピンドルを引き出す際、該ロールの
一つの縁は突起103および305に圧しつけられ、従
ってスピンドルを引き出した時、巻取りスピンドルとフ
ィルム供給ロール202の最も内側の巻取り部分との間
になお摩擦的な係合が存在したとしても、ロールの一端
が巻取りスピンドルによって引きずられることはない。
【0064】上記のサブアセンブリー1、3および4を
組み立てる際、上記に詳細に説明した遮光性をもつフィ
ルム区画室は機能ユニットFUの中につくられ、中核サ
ブアセンブリー1のフィルム供給室102およびフィル
ム・カートリッジ室104、並びにこれらの二つの室の
間および中核サブアセンブリー1とカメラの背面部分3
との間につくられるフィルム案内室Aから成っている。
【0065】図3に示した機能ユニットFUは、カメラ
の遮光性および操作に必要なすべての構成機素を含んで
いるが、ハウジングの前面部分5に配置されたシャッタ
ーのレリーズの隔壁512およびフィルムカウンターの
孔513は示されていない。従って機能ユニットFUは
フラッシュ装置をもたない完全なカメラと実際に同じ方
法で撮影により画像を記録するすべての技術的な機能を
遂行する。
【0066】図9に示されているように、外側のハウジ
ングのすべての周囲を閉じて機能ユニットFUを仕上
げ、カメラを完成する。この場合、ハウジングの前面部
分5のシャッターのレリーズの隔壁512によって機能
ユニットFUのシャッターのレリーズ・レバー112を
作動させる可能性、およびハウジングの前面部分5の覗
き窓513を通して中核サブアセンブリー1のフィルム
カウンターの回転盤113で数を読み取ることができる
ことを除き、ハウジングの前面部分5を取付けることに
よって技術的な機能が付加されることはない。従って、
ハウジングの前面部分5は、ハウジングの背面部分3、
ハウジングの底面部分4およびハウジングの前面部分5
からつくられるカメラのハウジング全体を完成させるた
めだけに実質的に使用され、カメラの遮光性および操作
性にこれ以上の寄与を与えることはない(シャッターの
レリーズの隔壁およびフィルムカウンターの窓は除
く)。
【0067】ハウジングの背面部分3および/またはハ
ウジングの底面部分4を前方から機能ユニット1に取付
ける前または後でハウジングの前面部分5を随時機能ユ
ニットFUに取付けることができる。
【0068】フィルム装填装置 フィルムの巻戻し/フィルム挿入装置8を含むフィルム
装置装置7(以後簡単に「装填装置」と呼ぶ)を図11
〜33を参照して説明する。フィルム装填装置7は図2
に示された型のフィルム・ユニットを製造するように設
計されており、これを用い図1〜10aに示された構造
をもつ型の使い捨てカメラは、まだ完全には組み立てら
れない状態で、装填操作のため、それ以後にカメラ製作
ユニットの中につくられたフィルムを挿入するため、お
よび他のカメラ・サブアセンブリーを供給することによ
りフィルムを装填した各カメラ製作ユニットを閉じるた
め、および完全な使い捨てカメラを作るために、カメラ
製作ユニットKUとしてフィルムが装填される。
【0069】この工程中、一つのバッチ工程でつくられ
るフィルムを充填されたカメラを、ハウジングの前面部
分5が好ましくは前以て既に取付けられている中核サブ
アセンブリー1の形のフィルム装填装置7に供給する。
これらの中核サブアセンブリー1の各々は、それに取付
けられたハウジングの前面部分5と一緒になり、「機能
ユニットおよび製作ユニット」の項で既に説明したカメ
ラ製作ユニットKUをつくる。
【0070】装填装置に供給されるフィルム・ユニット
2は好ましくは135小画面システムに対応しており、
フィルム製造業者から市販して供給される状態で、即ち
例えば図11に示されているようなフィルム・カートリ
ッジ203から突き出したフィルム先導区域201aを
取付けて使用される。
【0071】フィルム装填装置の構成 図11およびそれ以降の図に示されているフィルム装填
装置7は、立方体形の装填用ハウジング701を有し、
これは遮光性をもった閉鎖を行うためにすべての側辺に
おいて閉じることができる作業空間を取り囲んでいる。
図11およびそれ以後の図において、装填用ハウジング
701の一つの側壁の大部分は、装填用ハウジング70
1の内部を見ることができるように取り去られている。
装填用ハウジング701の覆い板に対しても同じことが
言え、図11および以後の図においては取り去られてい
る。
【0072】カメラ製作ユニットKUは供給器のトラッ
クFKUの上で装填用ハウジング701に供給され、同
時にフィルム・ユニット2は供給器のトラックF2の上
で装填用ハウジング701に供給される。個々のカメラ
のハウジングの背面部分3およびハウジングの底面部分
4はそれぞれ別々の供給器のトラックF3およびF4の
上で装填用ハウジング701に供給される。
【0073】それぞれのフィルム・ユニットを挿入し、
それぞれのカメラの組み立てを完成した後、取り出しト
ラックRの上でフィルムのハウジング701からカメラ
を取り出す。供給器のトラックFKU、F2,F3およ
びF4はそれぞれ図示されていないモーターで駆動され
る移送装置をもっており、この移送装置によってそれぞ
れその上に載せられたこれらの製品は順次自動的に装填
用ハウジング701の方へ運ばれ、装填用ハウジング7
01へと運ばれる。同様に、取り出し用のトラックRは
図示されていないモーターで駆動される装置を有し、こ
れによってカメラは自動的に装填用ハウジング701か
ら順次取り出される。
【0074】それぞれの供給器のトラック上を順次供給
されるカメラ製作ユニット、フィルム・ユニット、ハウ
ジングの背面部分およびハウジングの底面部分に、それ
ぞれKU、KU’、KU”等、2、2’、2”等、3、
3’3”等、および4、4’、4”等の記号を付ける。
【0075】フィルム装填装置7によって取り囲まれた
作業空間は、図の中では一部が取り去られて示された仕
切り壁702によって第1の室703と第2の室704
とに分割されている。仕切り壁702は、仕切り壁70
2の上に移動し得るように配置されたロック用ゲート7
06を用いて遮光性をもった閉鎖を行うために取付けら
れた孔705をもっている。
【0076】第1の室703は後で詳述するフィルム巻
戻し/フィルム挿入装置8を含み、一方第2の室704
はやはり後で詳述するフィルム装填ステーションL(以
後単に「装填ステーション」と呼ぶ)を含んでいる。
【0077】フィルム・ユニット2に対する供給器のト
ラックF2は外側から装填用ハウジング701の側壁に
ある孔707を通って室703に至り、供給器のトラッ
クFKUに対し垂直に走っている。カメラ製作ユニット
KU、カメラ製作ユニットのハウジングの背面部分3、
およびハウジングの底面部分4に対する供給器のトラッ
クFKU、F3およびF4はは互いに平行に或いは反対
方向に走り、装填用ハウジング701の他の反対向きの
側壁の中に配置された孔708、709を通って室70
4へ至っている。孔709はハウジングの背面部分3お
よびハウジングの底面部分4を同時に通す役目をしてい
る。取り出しトラックRは上記供給器のトラックに垂直
に室704から装填用ハウジング701の他の側壁に配
置された他の孔710を通って走っている。
【0078】上記の孔707、708、709および7
10はそれぞれそれに付属して挿入装置701のそれぞ
れの側壁に移動し得るように取付けられたロック用ゲー
ト711、712、713および714によって遮光を
行う方法で閉じることができる。ロック用ゲートを移動
し得るように取付ける代わりに回り継手による取付けを
行うこともできる。
【0079】上記のロック用ゲート711〜714、お
よび装填用ハウジング701の仕切り壁702の上にあ
るロック用ゲート716は、図示されていない電動モー
ターまたはソレノイドによって自動的に開閉することが
できる。
【0080】フィルム巻戻し/フィルム挿入装置の構造 フィルム装填装置7の室703に中に配置されているフ
ィルム巻戻し/挿入装置8はフィルム装填装置7の主要
部分である。フィルム装填装置7の室704に対し供給
器のトラックFKUに順次供給されるカメラ製作ユニッ
トKU、KU’等を装填するためには、フィルム・ユニ
ット2、2’等は順次供給器のトラックF2の上でフィ
ルム装填装置7の室703に供給され、後で詳述するよ
うにフィルム巻戻し/フィルム挿入装置8へ供給され
る。
【0081】フィルムの装填装置7のフィルム巻戻し/
フィルム挿入装置8は、図12および以後の図に部分的
には透視図としてまた部分的には断面図として別々にま
た拡大図として図示されており、以後の図においてフィ
ルム巻戻し/フィルム挿入装置8の図は順次行われる操
作状態に対応した装填装置7の操作サイクルの次々に行
われる段階を示している。フィルム巻戻し/フィルム挿
入装置8を別々に示す図においては理解を良くするため
に、フィルム・ユニット2の部分、カメラ製作ユニット
KU、ハウジングの背面部分3およびハウジングの底面
部分4も図示されており、一部では装填装置7のそれぞ
れの供給器のトラックを取付け、位置部では取付けず
に、また図11に示した装填装置7の他の付属部分を取
付けないで図示した。
【0082】図12にその初期状態において示されてい
るフィルム巻戻し/フィルム挿入装置8は底板801を
含み、図12およびそれ以降の図には破線によって単に
模式的に示されている移動経路802に沿い、下記に詳
述する方法により室704の装填ステーションLに関し
最初の位置、中間の位置および最後の位置の間を装填装
置7の室703の内部で往復することができる。この運
動は図示されていない電動モーターで行われる。上記の
位置は移動経路802の上に印を付けられた線803、
804および805によってそれぞれ模式的に図示され
ている。
【0083】側板809が二つの軸受けブロック80
6、807の間で底板801の上にあるピボット・ピン
808上に配置されている。図12に示した初期状態に
おいては、この側板は底板801から上方に直角に突き
出しており、その軸808の周りを約180°の角度だ
け下方に回転することができる。この回転運動は図示さ
れていない他の電動モーターで行われる。ピボット・ピ
ン808は底板801の移動経路802に対して直角
に、且つ装填ステーションLの中にあるカメラ製作ユニ
ットKUの中核サブアセンブリー1の後方に面した背面
によって決定される面に平行に延びている。
【0084】フィルム・カートリッジを押込むスピンド
ル810(以後簡単に押込みスピンドルと言う)は側板
809に固定して配置され、他方フィルムを取り出すス
ピンドル811(以後簡単に巻取りスピンドルと省略す
る)は側板809の上に移動し得るように配置され、こ
のスピンドルは自分自身の軸の周りに回転し、また押込
みスピンドル810の軸の周りで旋回することができ
る。この目的にはエルボ・レバー(elbow lev
er)812が使用され、その一つのアームは押込みス
ピンドル810の軸上に旋回し得るように取付けられ、
他のアームの上には巻取りスピンドル811に対するピ
ボット軸受けを有している。押込みスピンドル810の
底板は枝分かれ軸受け(forked bearin
g)813の上に載っており、この軸受けは底板801
に固定されて配置され、供給器のトラックF2の上を供
給されてきた図2に示した型のフィルム・ユニット2の
フィルム・カートリッジ203の上に押込むのに用いら
れる。巻取りスピンドル811は、フィルム・カートリ
ッジ203から引き出されたフィルム・ユニット2の写
真フィルム201の長い方の部分から図2に示されたよ
うなフィルム供給ロール202をつくるのに用いられ
る。
【0085】押込みスピンドル810および巻取りスピ
ンドル811は互いに平行になっている。図12に示す
操作状態では、側板809は上方に垂直に突き出してお
り、エルボ・レバー812は旋回していない初期位置に
あり、そのアームは底板801の面に平行に巻取りスピ
ンドル811を支えている。この場合押込みスピンドル
および巻取りスピンドルの両方によって決定される面は
底板801の面に対し約30°傾いており、従って巻取
りスピンドル811は押込みスピンドル810に比べ、
ピボット・ピン808によって決定され底板811の面
に平行な面からの距離が短い。これとは対照的に、押込
みスピンドル810および巻取りスピンドル811によ
って決定される面は、エルボ・レバー612が押込みス
ピンドル810の軸の周りに旋回した場合、底板801
の面とほぼ平行である。
【0086】押込みスピンドル810に押込まれたフィ
ルム・カートリッジ203からフィルムを引き出すた
め、および巻取りスピンドル811上にフィルム供給ロ
ール202を作るためには、後で詳述するフィルム前進
装置を使用する。
【0087】フィルム前進装置は底板801に固定され
たフィルム案内板814から成っている。この案内板8
14は押込みスピンドル810と巻取りスピンドル81
1の間に延びたフィルム案内面815を含み、従って底
板801に対してやはり約30°の角度傾いている。フ
ィルム・カートリッジ203の中に含まれフィルム・カ
ートリッジ203から突き出しているフィルム・ユニッ
ト2の写真フィルム201の前進端区域201aは、フ
ィルムの製造業者によって通常供給される供給状態にお
いて個々のフィルム・ユニット2がフィルム・カートリ
ッジ203と共に押込みスピンドル810に押込まれた
場合、フィルム案内面の上に載せられている。
【0088】フィルム案内板814の傾いたフィルム案
内面815はその下端の所でフィルムロール生成面81
6まで延びており、この面は断面がほぼ半月状で、特に
図16から分かるように中空のほぼ円筒形をした半分に
分割された胴体部分(以後半分割胴部と呼ぶ)をつくっ
ている凹んだ曲率を示す面である。
【0089】フィルム前進装置はまた位置決め用の板8
17を具備し、これは底板801に固定された軸818
に回転し得るように取付けられており、図11、12お
よび14に示されている開いた位置と図17、17およ
び19に示されている閉じた位置との間を、図示されて
いない駆動用のモーターで旋回することができる。断面
がほぼ半月形で中空のほぼ円筒形をした半分割胴部をな
している位置決め用の板817の凹んだ第1の部分表面
819は、閉じた位置においては押込みスピンドル81
0に押込まれたフィルム・カートリッジ203の彎曲し
た表面の丸まった部分に合い、この場所で所望の角度位
置でこれを固定する。さらに位置決め用の板817は第
2の凹んだ部分表面820を有し、この面も断面がほぼ
半月形で中空のほぼ円筒形をした半分割胴部をなしてい
る。位置決め用の板817の半分割胴部820はフィル
ム案内板814の半分割胴部816と補い合い、位置決
め用の板817が閉じた位置にある時、これらの二つの
半分割胴部は中空の円筒形をしたフィルム巻取り空間W
をつくる。この空間は断面がほぼ円形であり、フィルム
供給ロール202をつくるために完全な円の3/4以上
をなしている。
【0090】位置決め用の板817の上で半分割胴部8
19と820の間にスピンドル621が取付けられてい
る。このスピンドルには歯車822および一対のスプロ
ケット823、824が固定されている。スプロケット
823、824の歯は、フィルム案内面815の上にあ
るフィルム201の横方向の縁の孔を通して、フィルム
案内板814の上の溝825、826(図12参照)に
係合させることができる。さらにフィルムを接触させて
圧し付ける二つの要素828、829を、半分割胴部8
20の上方のいてピボット・ピン827の上で位置決め
用の板に取付けることが好ましい。これらのフィルム接
触圧し付け要素は明瞭に示しすために図12には図示さ
れていないが、図16、17および19には明瞭に見る
ことができる。これらの要素は接触加圧バネとしてつく
られるか、または図示されていない接触加圧バネを作用
させてつくられ、巻取りスピンドル811の外周部に、
或いは図19に示されるように巻取りスピンドル811
の上につくられたフィルム供給ロール202の最も外側
の巻取り部分に弾力的に押し付けられて配置されてい
る。
【0091】また、フィルム前進装置は電動モーター8
30を具備しており、これは側板809に固定され、ス
イッチが入れられると中間歯車831および巻取りスピ
ンドル811のスピンドル上に固定して配置された歯車
832を介して巻取りスピンドル811を連続的に駆動
する。スプロケット823、824もまた、巻取りスピ
ンドルの歯車832と噛み合った連結用の歯車833を
介し、またスプロケット・スピンドル821の歯車82
2が連結用の歯車833と噛み合っている閉じた位置に
位置決め用の板817がある場合はスプロケット・スピ
ンドル821に固定された歯車822を介して、駆動モ
ーター830によって駆動される。側板809の個々の
歯車の変速比は、駆動モーター830が回転する際スプ
ロケット823、824に比べて巻取りスピンドル81
1がかなり高い周辺速度をもつような値である。
【0092】押込みスピンドル810はフィルム・カー
トリッジ203に対する保持装置を形成し、この機能は
位置決め用の板817の半分割胴部819によって補わ
れる。側板809は、押込みスピンドル810、巻取り
スピンドル811およびフィルム前進装置に対する支持
部材となり、駆動モーター830、中間歯車831、巻
取りスピンドル811の歯車832および連結用の歯車
833、並びに歯車822およびスプロケット823、
824を備えたスプロケット・スピンドル821を含ん
でいる。
【0093】フィルム巻戻し/フィルム挿入装置を含む
装填装置の操作モード供給される使い捨てカメラのサブ
アセンブリーを用いて操作を行う際、フィルム巻戻し/
フィルム挿入装置を含む装填装置7は、個々のフィルム
・ユニット2;2’等のフィルム・カートリッジから写
真フィルム201の巻戻しを行い、フィルム供給ロール
202をつくり、次いで個々のカメラ製作ユニットKU
の中にフィルム・カートリッジ203およびフィルム供
給ロール202を含む該フィルム・ユニット2を挿入
し、次いで該カメラ製作ユニットを閉じ、個々のハウジ
ングの背面部分3およびハウジングの底面部分4を工程
1〜12で取付けることによって完全な使い捨てカメラ
を完成させる、この工程に関してはフィルム装填装置7
の操作サイクルと共に後で詳細に説明する。
【0094】装填装置7の操作を行う前、従って該装填
装置の第1の操作サイクルを開始する前ではこの装置は
図11に示す状態にあるが、供給器のトラックに載せら
れたサブアセンブリーは存在しない。この初期状態にお
いてすべての外部のロック用ゲート710〜714、並
びに装填装置7の内部のロック用ゲート706は閉じら
れている。図11、12および16に示される初期状態
において、装填装置7の室703の中に含まれるフィル
ム巻戻し/フィルム挿入装置8は、その底板801が初
期位置803および初期位置817にある場合、開いた
位置にある。
【0095】工程0 フィルム装填装置7が動作する場合、予備段階の第1の
操作サイクルが起こり(工程0)、ここで供給器のトラ
ックF2、FKU、F3およびF4は個々のサブアセン
ブリー2、2’等、KU、KU’等、3、3’等、およ
び4,4’等から成るバッチが装填されるが、この場合
個々のバッチの最も前方のサブアセンブリーは依然とし
て装填装置701の外側にあるが、図11にまた部分的
には図12にも示されているように、個々の閉じたロッ
ク用ゲート711、712;713の直前にある。各フ
ィルム・ユニット2は135小型画像システムによりつ
くられ、従ってフィルムの製造業者によって通常供給さ
れる条件下においてフィルム・カートリッジ203から
突き出したフィルム先導区域201を含んでいる。図1
1は供給器のトラックF2、FKU、F3およびF4の
上にあるサブアセンブリー2、2’等、KU、KU’
等、3、3’等、および4,4’等の各々の場合におけ
る最も前方のユニットを示す。
【0096】工程1 図11および12に示した準備状態から出発して、供給
器のトラックF2の上にある一連のフィルム・ユニット
2、2’等の最も前方のフィルム・ユニット2をロック
用ゲート711の前方の位置から取り出して室703の
内部の押込み位置に入れる。この目的のためにロック用
ゲート711を一時的に開く。フィルム・ユニット2
を、公知のように部分的に中空のフィルム・スプールを
含むフィルム・カートリッジ203と共に、フィルム巻
戻し/フィルム挿入装置8の押込みスピンドル810に
押込みここに保持する。このようにして図13、14お
よび15に示されるように、フィルム・カートリッジ2
03から突き出したフィルムの先導区域はフィルム案内
板814のフィルム案内面815の上に来る。
【0097】工程2 図16に図示した次の工程2においては、供給器のトラ
ックFKU、F3およびF4の上にある一連のサブアセ
ンブリー、KU、KU’等、3、3’等、および4,
4’等の中の最も前方のユニットKU、3および4を装
填用ハウジング701の室704の中に運び込み、同時
にロック用ゲート712および713を一時的に開く。
室704の中に運び込まれたカメラ製作ユニットKUは
室704の内部で装填ステーションLの中の或る位置を
取り、同時にハウジングの背面部分3およびハウジング
の底面部分4は図16に示した室704の内部の待機位
置をとる。この位置は装填ステーションLから幾分遠い
位置にある。
【0098】工程1および工程2においては、供給器の
トラックF2、FKU、F3およびF4の上にある他の
サブアセンブリーは移送工程で自動的に前進し、サブア
センブリー2’、KU’、3’および4’はそれぞれ付
属した供給器のトラックのロック用ゲート711、71
2、713の前方の位置に来る。ロック用ゲート71
1、712、713は工程1および2の後で再び閉じ
る。
【0099】工程3 図17に示す次の工程においては、フィルム巻戻し/フ
ィルム挿入装置8を、移動経路802に沿って最初の位
置803から装填装置7の室703の中間位置804に
移動させ、装填ステーションLの中にあるカメラ製作ユ
ニットKUに対して移動させる。さらに図17および1
8に示されているように、位置決め用の板817をその
開いた位置から閉じた位置へ動かし、位置決め用の板8
17の第1の半分割胴部819が押込みスピンドル81
0の上に押込まれたフィルム・カートリッジ203の彎
曲した表面に部分的に周囲が合致し、位置決め用の板8
17の第2の半分割胴部820がフィルム案内板814
のフィルムロール生成面816と一緒に中空のほぼ円筒
形をしたフィルム巻取り空間Wをつくるようにする。さ
らに、位置決め用の板817が閉じた位置へと旋回する
と、スプロケット・スピンドル821の上の歯車822
は側板809の上の連結用歯車833と噛み合い、スプ
ロケット・スピンドル821が中間歯車831を介して
駆動モーター830に連結される。従ってスプロケット
823、824上の歯は、フィルム案内面815の上に
あってフィルム案内板814のフィルム案内面815の
上の溝825、826の中に突き出しているフィルム・
ユニット2のフィルム先導区域201aの中にある穿孔
部の孔を通じて係合する。これは特に図12に示されて
いる。
【0100】工程4 次の工程4においては、駆動モーター830にスイッチ
を入れ、これによってスプロケット823、824に対
し連続的に一定の回転を行わせる。フィルム・ユニット
2のフィルム201のフィルム先導区域201aは一定
の移送速度でフィルム巻取り空間Wへ運ばれ、フィルム
201が固有の硬さをもっているために、中空円筒形の
フィルム巻取り空間Wの内面に沿い、また巻取りスピン
ドル811に対して弾力性をもって圧しつけられている
フィルム接触加圧要素828、829に沿って巻取りス
ピンドル811の上の方へと押される。駆動モーター8
30にスイッチが入れられると巻取りスピンドル811
はスプロケット823、824の周辺速度よりかなり速
い周辺速度で、従ってスプロケット823、824の回
転速度で決定されるフィルム201の輸送速度よりも速
い速度で回転するから、巻取りスピンドル811はフィ
ルムの先導区域201aを把持する。従って巻取りスピ
ンドルとフィルムとの間の摩擦による係合は、遅くとも
巻取りスピンドル811が数回転した後、また巻取りス
ピンドル811の上のフィルムロールの最初の巻取り部
分がつくられた後に起こるから、フィルムは回転してい
る巻取りスピンドル811によって把持され、その周囲
表面に巻き上げられる。このようにして多数のフィルム
巻取り部分が巻取りスピンドルの上につくられる。
【0101】中空円筒形のフィルム巻取り空間Wの内壁
および該巻取り空間Wの中の弾力性をもった接触加圧要
素828、829は、巻取りスピンドル811がフィル
ム先導区域201aを把持し保持できるようにするため
のフィルム供給装置をつくる。従って巻取りスピンドル
811は、巻取り空間Wの中空円筒の形および弾力性を
もったフィルム接触加圧要素828、829と組み合わ
されて、フィルム捕捉装置をつくる。
【0102】巻取りスピンドル811の周囲表面に小さ
い突起(図示せず)が備えられ、これが巻取りスピンド
ル811上のフィルム先導部を供給した直ぐ後にフィル
ム201の穿孔部の孔に係合し、従って巻取りスピンド
ルとフィルムとの間で極めて迅速に駆動的な連結を行う
ようにすることができれば、巻取りスピンドル811上
におけるフィルム先導部の捕捉をさらに速くすることが
できる。しかしこれらの突起は狭く、従ってそれ以後完
全につくられたフィルム供給ロール204から巻取りス
ピンドル811を引き出すことができる。
【0103】この巻取り操作の際に巻取りスピンドル8
11とフィルム201のフィルムの先導区域201aと
の間に十分な摩擦的な係合または満足な駆動的な連結が
起こると直ぐ、スプロケット823、824によってそ
れ以上フィルムはもはや前進しなくなるが、もっと速く
回転する巻取りスピンドル811を用いるとフィルムを
前進させることができる。この時点から、フィルム20
1の縁の孔になお係合しているフィルムのスプロケット
823、824は、しだいに速度が速くなって巻取りス
ピンドル811により前進させられるフィルム201に
捕捉され、この場合フィルムの前進速度はそれぞれの場
合巻取りスピンドル811の巻取り数が増加するにつれ
最も外側の巻取り部分の周辺速度の増加によって決定さ
れる。
【0104】フィルムの前進速度の増加とスプロケット
823、824が駆動モーター830によって駆動され
る一定の周辺速度との差は、等化装置(equalis
ing device)により、好ましくはオーバーラ
ンニングクラッチをフィルム前進装置とスプロケット・
スピンドル821との間に配置することによって除去さ
れる。このようなオーバーランニングクラッチは図示さ
れていないが、当業界においては公知である。この代わ
りに、フィルムの駆動が巻取りスピンドル811によっ
て引き継がれると直ぐ、位置決め用の板817の上にあ
るスプロケット821が横方向に移動することによって
フィルムの前進経路からスプロケット823、824を
持ち上げるように配置することにより等化装置を取付け
ることができる。また同様な結果を与える等化装置は、
上記の速度の差を無くすために位置決め用の板817を
全体として幾分持ち上げ、これによってスプロケット8
23、824をフィルム201から外すようにに配置し
てつくることができる。
【0105】いずれの場合にも、フィルムの駆動がスプ
ロケット823、824から巻取りスピンドル811へ
移された際スプロケット823、824の所で起こるブ
レーキ効果はこれらの等化装置のために避けられ、ゆっ
くりと回転するスプロケット823、824によっては
最早フィルムの前進力が生成されないが、もっと速く回
転する巻取りスピンドル811およびその上につくられ
るフィルムロールを用いれば前進速度が生じる場合、フ
ィルム201の穿孔された孔の望ましくない過剰装填お
よび損傷が防がれる。等化装置に対して上記の態様の一
つを使用するこの配置の他の利点は、フィルムの供給ロ
ール202の生成が上記のフィルムの移送速度の増加に
よって促進されることである。
【0106】予め定められた数の写真を撮影するフィル
ム201の能力に対応してフィルム・カートリッジ20
3から引き出される予め定められたフィルムの長さを巻
取りスピンドル811に巻取った後、また巻取りスピン
ドル811の上にほぼ対応する数の巻取り部分をもった
フィルム供給ロール202をつくった後、駆動モーター
830のスイッチを切り、図19に示した操作状態に到
達する。
【0107】フィルム・カートリッジ203から引き出
されるフィルムの長さは当業界に公知の方法により、例
えば図示されていない計数ステーションを通過するフィ
ルム201の穿孔部の孔の数を数えることによって決定
される。どのような方法でもフィルム・カートリッジ2
03からフィルム201を引き出すことはできない。フ
ィルムの端はフィルム・カートリッジ203の図示され
ていないフィルム・スプールに固定されているからであ
る。フィルムの端が偶然にまた力を加えられてフィルム
・カートリッジ203の中に含まれるフィルムのスプー
ルから引き裂けるのを防ぐために、図示されていない滑
りクラッチをフィルム前進装置に取付けることができ
る。
【0108】工程5 次の工程5においては、位置決め用の板817を図17
〜19に示す閉じた位置から逆向きに図20に示す開い
た位置に旋回させる。この運動の過程において、スプロ
ケット823、824のスプロケット・スピンドル82
1は、既にスイッチが切られている駆動モーター830
から再び外される。
【0109】工程6 次の工程6において、装填ハウジング701の仕切り壁
702上のロック用ゲート706を開く。
【0110】しかる後、側板809を押込みスピンドル
810および押込まれたフィルム・カートリッジ203
と共に、また巻取りスピンドル811およびその上につ
くられるフィルム・ユニット2のフィルム供給ロール2
02と一緒にして、反時計方向に下方に約180°だけ
ピボット・ピン808の周りを図20に示す位置から図
21に示す位置へと旋回させ、この旋回運動中フィルム
・カートリッジ203が付いた押込みスピンドル810
およびフィルム供給ロール202が付いた巻取りスピン
ドル811は、ロック用ゲート706によって開かれた
孔705を通って室704の中へ動く。この運動の過程
中フィルム・カートリッジ203は室704の装填ステ
ーションLの中にあるカメラ製作ユニットKUの中核サ
ブアセンブリー1のフィルム・カートリッジ室104の
中に挿入される。同時に、フィルム・カートリッジ20
3の旋回経路に比べて旋回経路が短いために、巻取りス
ピンドル811はフィルム・カートリッジ203の上に
つくられるフィルム供給ロール202と共に、フィルム
供給ロール202がまだ中核サブアセンブリー1のフィ
ルム供給室102の中に入らず図21に示すような該フ
ィルム供給室の上方にある中間的な位置までしか達して
いない。フィルム供給ロール202の旋回経路が短いの
は、特に図12に示すその最初の位置において巻取りス
ピンドル711がピボット・ピン808によって決定さ
れる面から延びており、上記の説明に従って押込みスピ
ンドル810よりも短い旋回経路をもっているという事
実によるものである。
【0111】図21に示す位置において、フィルム・カ
ートリッジ203は依然として軸の方向から見て中核サ
ブアセンブリー1のフィルム・カートリッジ室104の
底の縁を越えて幾分突き出しており、図21に示された
フィルム・カートリッジ203の左側の端の面は、フィ
ルム・カートリッジ室104の中に下ろされた場合、フ
ィルム・カートリッジ室104の中に突き出している中
核サブアセンブリー1のフィルム前進装置のフィルムス
プール駆動装置206と衝突しない。
【0112】工程7 次の工程7においては、フィルム巻戻し/フィルム挿入
装置8を移動経路802に沿って中間の位置804から
図22に示す最終的な位置805へ動かし、これによっ
てフィルム・カートリッジ203およびフィルム供給ロ
ール202を装填ステーションLの中にあるカメラ製作
ユニットKUの中核サブアセンブリー1に関し対応する
軸方向に移動させる。これによってフィルム・カートリ
ッジ203の図示されていないフィルムスプールの図2
だけに示されている連結要素202は、中核サブアセン
ブリー1のフィルム前進装置のフィルム・スプール駆動
装置206に連結される。フィルム・カートリッジ20
3の上記の軸方向の運動は、次いでカートリッジを中核
サブアセンブリー1のフィルム・カートリッジ室104
の中へと軸方向に完全に導入させる効果がある。
【0113】工程8 次の工程8においては、フィルム巻戻し/フィルム挿入
装置8のエルボ・レバー812は図22に示される位置
から押込みスピンドル810の軸の周りに図23に示す
位置へと旋回し、これによって押込みスピンドル811
はその上につくられたフィルム供給ロール202と共
に、中核サブアセンブリー1のフィルム供給室102の
中へ降下する。同時に、フィルム供給ロール202とフ
ィルム・カートリッジ203の間のフィルムの部分は図
2に示されている中核サブアセンブリー1のフィルム案
内走路106a、106bの上に載る。
【0114】巻取りスピンドル811がフィルム供給ロ
ール202と共に中核サブアセンブリー1のフィルム供
給室102の中に旋回しては入った場合、巻取りスピン
ドル811は、中核サブアセンブリー1のカメラ製作ユ
ニットKUの中核サブアセンブリー1のU字形の凹み1
03aの中に挿入される。この凹みは図2に示されてい
るように中核サブアセンブリー1のフィルム供給室10
2の中へと半径方向に内側に突き出したカラー103の
上に配置されている。
【0115】中核サブアセンブリー1のカートリッジを
収納する室104の中にフィルム・カートリッジ203
が完全に挿入されるまでは、中核サブアセンブリー1の
フィルム供給室102の中にフィルム供給ロール202
を挿入しないことにより、工程7で起こるフィルム・ユ
ニット2の横方向の移動中フィルム供給ロール202と
フィルム・カートリッジ203との間で露出されるフィ
ルム201の部分はまだ中核サブアセンブリー1のフィ
ルム案内走路106a、106bの上には載っていない
ためにフィルム・ユニット2が横方向に移動するのを妨
げることができる。
【0116】工程9 次の工程9においては、ハウジングの背面部分3は吸引
アームによって図16に示される待機位置から把持さ
れ、図24および25から分かるように、該吸引アーム
によって装填ステーションLの中にあるカメラ製作ユニ
ットKUの上方に来る。このアームは図示されていない
が室704の中にあり、電動モーターによって旋回させ
ることができる。
【0117】工程10 次の工程10においては、図26および27に示されて
いるように上記の吸引アームによって中核サブアセンブ
リー1の上へハウジングの背面部分3を降ろす。ハウジ
ングの背面部分3はこの位置において図1から分かるよ
うに後で詳述する方法で中核サブアセンブリー1に固定
される。
【0118】この方法でフィルムハウジングの背面部分
3を取付けることによってを装填したカメラ製作ユニッ
トKUを背後の所で閉じる。
【0119】この工程の過程において、ハウジングの背
面部分3の内面に存在する突起305のU字形の凹み3
06(図4参照)は、中核サブアセンブリー1のフィル
ム供給室102の中へ降ろされた巻取りスピンドル81
1の周りに上方から配置され、中核サブアセンブリー1
の上にある上記のカラー103と一緒になって図5に示
された孔Bをつくる。この孔Bは下記に説明するように
図28にも示されており、この孔Bを通って巻取りスピ
ンドル811は、それが依然として図26および27に
示す位置にある限り、中核サブアセンブリーのフィルム
供給室102から外側へ半径方向に突き出している。
【0120】工程11 次の工程11においては、フィルム巻戻し/フィルム挿
入装置8は最終位置805から後方へ最初の位置へと動
かされる。
【0121】フィルム巻戻し/フィルム挿入装置8の最
初の位置803と最終の位置805との間の間隔は、最
終の位置805から最初の位置803へ戻ることにより
押込みスピンドル810が軸方向に移動することによっ
てカメラ製作ユニットKUの中に挿入されるように設計
されている。同時に、フィルム巻戻し/フィルム挿入装
置8が最初の位置に戻ることによって巻取りスピンドル
811はカメラ製作ユニットKUの中に挿入されたフィ
ルム供給ロール202から上記の孔Bを通って引き出さ
れる。このようにして図28に示される操作状態に到達
する。巻取りスピンドル811をフィルム供給ロール2
02の内部から容易に引き出すようにするために、巻取
りスピンドル811を引き出し操作の前の工程11にお
いて巻取り方向に対して反対の方向にモーターにより数
回転だけ逆回転させる。これによって巻取りスピンドル
811の上につくられたフィルム供給ロール202にか
かる応力が解放され、フィルム供給ロール202の最も
外側の巻取り部分は、ハウジングの背面部分3によって
背面で閉じられた中核サブアセンブリー1のフィルム供
給室102の空間の内部で「跳ね出す(spring
off)」ことによって巻取りスピンドル811の周囲
表面から外れる状態になる。
【0122】巻取りスピンドル811が孔B(図5およ
び28参照)を通ってフィルム供給ロール202から引
き出される際、巻取りスピンドル811とフィルム供給
ロール202の最も外側の巻取り部分との間に摩擦的な
係合、または最初につくられた駆動的な連結が依然とし
て存在する場合、巻取りスピンドル811は軸方向にお
いて戻る運動を行う際フィルム供給ロール202の最も
内側の巻取り部分および隣接した巻取り部分を軸方向に
外側へと引きずることはできない。何故ならば孔Bに面
したフィルム供給ロール202の縁はカラー103およ
びフィルム供給室102の内部で孔Bをつくっている突
起305に突き当たっており、従って上記の摩擦的な係
合または駆動的な連結が依然として存在するにもかかわ
らず、巻取りスピンドル811が軸方向に戻る運動に関
与するのが防がれるからである。従ってこのような摩擦
的な係合または駆動的な連結は巻取りスピンドル811
を引き出す場合克服され除去される。
【0123】工程12 次の工程12においては、ハウジングの底面部分4を、
図16に示される室704の中の待機位置から、図示さ
れてはいないが室704の中に存在する他の旋回する吸
引アームによって動かし、図29および30に示される
ような装填ステーションLのなかにあるカメラ製作ユニ
ットKUの底部の前方に位置させる。
【0124】さらに、今は空になっている押込みスピン
ドル811およびやはり空の巻取りスピンドル811
を、約180°だけ後方に旋回させて図29および30
に示された最初の位置に戻す。
【0125】さらに仕切り壁702の孔705は図30
に示されるロック用ゲート706によって再び閉じて遮
光される。
【0126】工程13 次の工程13においては、上記の他の吸引アームにより
中核サブアセンブリー1の底の上にハウジングの底面部
分4を圧し付け、これによって図31および32に示す
ように中核サブアセンブリーを閉じ、図1から分かるよ
うな後で詳述する方法でハウジングの底面部分4を中核
サブアセンブリー1に固定する。
【0127】このようにしてカメラ製作ユニットKUは
ハウジングの底面部分4を取付けることによって底の所
で閉じられ、カメラは完全に組み立てられてフィルム・
ユニット2をその中に挿入するための遮光したフィルム
室がつくられる。
【0128】カメラ製作ユニットKUにフィルム・ユニ
ット2を装填する操作、およびカメラ製作ユニットKU
を閉じて完成した使い捨てカメラを作る操作はこれで完
了する。
【0129】しかし、工程13では装填装置7のための
新しい操作サイクルが既に作動してており、このサイク
ルではロック用ゲート711を一時的に開いた後供給器
のトラックF2上の次のフィルム・ユニット2’が装填
ハウジング701の室703の中に挿入され、側板80
9の押込みスピンドル810の上に圧し付けられ、元の
位置へ旋回して戻され、他方次のカメラ製作ユニット
2”が図31および32に示されるように装填装置7の
ロック用ゲート706の前方へ進んでくる。
【0130】従って現在の操作サイクルがまだ完全には
終わっておらず次の工程14が続いているにも拘わら
ず、図13および14に示した現在の操作サイクルで起
こったのと全く同様に新しいサイクルの工程1が始ま
る。
【0131】工程14 図33に示されているように、第1の操作サイクルを完
了するには、フィルム・ユニット2を装填して完全に組
み立てられ、且つカメラ製作ユニットKU、その中に含
まれるフィルム・ユニット2、ハウジングの背面部分3
およびハウジングの底面部分4から組み立てられたカメ
ラを、装填ステーションLおよび装填ハウジング701
の室704からロック用ゲート714を一時的に開いて
取り出しトラックRの上に導き出し、装填装置7から取
り出す。
【0132】カメラ製作ユニットKUにフィルム・ユニ
ット2を装填し、カメラ製作ユニットKUを完成し、ハ
ウジングの背面部分3およびハウジングの底面部分4を
取付けることにより完全な使い捨てカメラをつくる第1
の操作サイクルはこれで完了する。
【0133】しかし工程14においては、新しい操作サ
イクルの新しい工程2に対応して工程13において新し
い操作サイクルが動き出しており、次のカメラ製作ユニ
ットKU’が室704の装填ステーションLに運ばれ、
次のハウジングの背面部分3’および次のハウジングの
底面部分3’は図33に示されるように室704の中の
それぞれの待機位置に動かされる。このようにして第1
の操作サイクルの工程2で説明した操作が繰り返され
る。
【0134】新しい操作サイクルの継続:次いで、装填
装置7の新しい操作サイクルは完了した第1のサイクル
の工程3〜14に対応する工程3〜14へと続けられて
行く。
【0135】さらに他の製作ユニットに写真フィルム・
ユニットを装填し、製作ユニットを完成させて完全な使
い捨てカメラをつくる次のサイクルを同様に行うことが
できる。
【0136】制御システム 工程1〜14で行われるそれぞれ電動モーターによって
操作される一連の運動は、工程1〜14の順序に対応し
それぞれの操作サイクルにおいて、図示されていない中
央制御装置によって制御される。この中央制御装置は例
えば対応するプログラミングされたマイクロプロセッサ
ーまたは当業界に公知の構成をもった型のコンピュータ
によってつくることができる。
【0137】その他の機能としては、中央制御装置は順
次行われる操作サイクルを制御し、全操作時間を短縮す
るように相互に重複した制御を行い、また好ましくは1
4の継続した工程を含む現在の操作サイクルの工程13
で、即ち工程14の終了の前に次の操作サイクルの新し
い工程1を開始させるが、現在の操作サイクルは工程1
3と14が継続し、従って現在の工程が未完のまま終わ
らないように制御を行う。
【0138】技術的な原理および変形 上記の具体化例の中で本発明の基礎をなす技術的原理、
および該具体化例の変形に関し説明を行わなかったの
で、それを下記に説明する。
【0139】上記に説明した装填装置7のフィルム巻戻
し/フィルム挿入装置8は本発明の一般的な原理の好適
な具体化例をなし、本発明によれは該フィルム巻戻し/
フィルム挿入装置8は3個の構成機素814、817、
809、およびそれぞれに付属した部材から成り、第1
および第2の構成機素814および817はそれぞれ付
属した構成部材によって相互に対し移動することがで
き、第3の構成機素809は第1および第2の構成機素
814、817に対し、またフィルム装填装置7の装填
ステーションの中にあるカメラ製作ユニットKU、K
U’等に対し付属した構成部材によって移動することが
できる。特に、上記の具体化例においてはフィルム巻戻
し/フィルム挿入装置8のフィルムを巻き戻す部分は、
フィルム案内板814、フィルム案内面815および中
空円筒形の半分割胴部816を含む第1の構成機素と、
位置決め用の板817、スプロケット・スピンドル82
1、歯車822、スプロケット823、824、中空円
筒形の半分割胴部819、820、および弾力性をもっ
たフィルム接触加圧要素828、829を含む第2の構
成機素とから成っている。これに対し、該フィルム巻戻
し/フィルム挿入装置8のフィルム挿入部分は、側板8
09、押込みスピンドル810、巻取りスピンドル81
1、駆動モーター830および中間歯車831を含む第
3の構成機素から成っている。
【0140】上記具体化例の変形として、上記の第1お
よび第2の構成機素は両方ともお互いに対し移動するよ
うにすることができる。同様に上記第3の構成機素だけ
が、即ち第1および第2の構成機素なしに、フィルム装
填装置7の装填ステーションLの方へまた方から移動す
るようにすることができる。
【0141】位置決め用の板817を旋回するように取
付ける代わりに移動し得るように取り付け、それによっ
て位置決め用の板を上方の最初の位置から下方の開いた
位置へ下降させ再びこれを持ち上げるようにすることも
できる。この具体化例においては、その下方の操作位置
においては移動し得るように取付けられた位置決め用の
板は、図17〜19に示すような位置決め用の板817
の効果に対応するような効果をもつ位置を占める。
【0142】上記の具体化例においては、スプロケット
823、824は、フィルム巻戻し/フィルム挿入装置
8のフィルム前進装置の駆動スピンドル822と共に、
位置決め用の板817の上にある。その代わり、スプロ
ケットをその駆動スピンドルと共にフィルム案内板81
4の上に配置することもできる。
【0143】また上記の装填装置7のフィルム巻戻し/
フィルム挿入装置8は他の一般的な原理の好適具体化例
である。この具体化例においては、本発明に従い好まし
くは押込みスピンドル810としてつくられたフィルム
・カートリッジ203のための保持装置と巻取りスピン
ドル811とは、好ましくはその移動運動を考慮して上
記の側板809の形につくられた共通の支持部材の上で
ずらされて(offset)おり、従ってこの保持装置
810によって保持されたフィルム・カートリッジ20
3が支持部材809の対応する移動によって装填ステー
ションLの中にあるカメラ製作ユニットKU、KU’等
の中核サブアセンブリー1のカートリッジ収納室104
の中に挿入される際、巻取りスピンドル811の上にあ
るフィルム供給ロール202は、該フィルム供給室10
2の中に既に挿入されているのではなく、先ず最初は中
核サブアセンブリー1のフィルム供給室102の近傍に
ある中間ステーションに到達するだけである。フィルム
・カートリッジ203が好ましくは押込みスピンドル8
10の軸方向の移動により中核サブアセンブリー1のフ
ィルム・スプール駆動装置206に連結された後、次に
巻取りスピンドル811を移動させることにより、好ま
しくはエルボ・レバー812を移動させることにより、
始めてフィルム供給ロール202は中間ステーションか
らフィルム供給室102の中に移送される。
【0144】フィルム巻戻し/フィルム挿入装置を、室
704の装填ステーションLの中にあるカメラ製作ユニ
ットKU;KU’に関し803と804の間または80
4と805の間で上記の好適具体化例に関して説明した
ように二段階で横方向に移動させる代わりに、装填ステ
ーションLの中にあるカメラ製作ユニットKU;KU’
の移動をフィルム巻戻し/フィルム挿入装置8に関しそ
れぞれ横方向に移動させる二つの段階に分けて行うこと
もできる。
【0145】同様に、中核サブアセンブリー1のフィル
ム供給室102の中の巻取りスピンドル811の上につ
くられたフィルム供給ロール202を完全に挿入するた
めの支持物809の上にある旋回するエルボ・レバー8
12の代わりに、案内トラックFKUの上に装填ステー
ションLの中にあるカメラ製作ユニットKU;KU’を
対応して傾ける運動を行わせる機構を取り付け、中核サ
ブアセンブリー1のフィルム供給室102が巻取りスピ
ンドル811の上に合って上記の中間の位置にあるフィ
ルム供給ロール202を受けるようにすることもでき
る。
【0146】上記のカメラ製作ユニットKU;KU’等
の具体化例においては、後者は中核サブアセンブリー1
およびそれに取付けられたハウジングの前面部分5から
成っている。しかしまた、フィルム・ユニット2;2’
等を挿入した後、またハウジングの背面部分3;3’等
およびハウジングの底面部分4;4’等を取付けた後、
これによってつくられたサブアセンブリーが装填装置7
から出るまで、中核サブアセンブリー1;1’等だけか
らカメラ製作ユニットをつくるようにすることもでき
る。
【0147】上記具体化例においては、使い捨てカメラ
はフラッシュ装置を含んでいない。しかし組込み式のフ
ラッシュ装置を含み上記方法に従ってこれにフィルムを
装填することもできる。
【0148】上記具体化例においては、中核サブアセン
ブリー1およびハウジングの背面部分3の両方に突起1
03または305が備えられ、これらの突起は一緒にな
って孔Bをつくっている。この最適な設計を簡単化し、
中核サブアセンブリー1だけまたはハウジングの背面部
分3だけに突起103または305を取り付けるように
することができる。何故ならこのようにすれば、巻取り
スピンドル811が軸方向に引き出された時、フィルム
供給ロール202の内側の巻取り部分が引きずられる望
ましくない状態が防がれるからである。またそれぞれ閉
じた半円形の孔Bをつくる突起としてではなく、中核サ
ブアセンブリー3のフィルム供給室102の内部の中へ
と半径方向に突き出した不完全なリブとして突起をつく
ることもできる。
【0149】35mmの具体化例のロールフィルムの
「135」小型画像フィルム・システムに従う上記具体
化例に使用されたフィルム・ユニット2;2’の代わり
に、他の公知のロールフィルム・カートリッジ・システ
ム、例えば公知のAPSフィルム・システムに従ってつ
くられたフィルム・ユニットを備えることもできる。
【0150】スプロケット823、824の代わりに、
スピンドル821、および好ましくはゴムまたは他の摩
擦被膜を被覆された反対方向に自由に回転するカウンタ
ー・ローラによって駆動される歯のないコンベヤ・ロー
ラをフィルム案内面815の上に取り付け、これらのロ
ーラが摩擦によってその間にフィルム202を通して前
進させるようにすることもできる。穿孔部の孔がないフ
ィルムまたはAPSシステムに準拠したフィルムを使い
捨てカメラに挿入する場合、この方法は特に有利であ
る。
【0151】上記に説明した等化装置の変形の代わり
に、フィルム前進装置と巻取りスピンドル811との間
に作用する滑りクラッチの形の等化装置を巻取りスピン
ドル811とフィルム前進装置の間に取付けることがで
きる。この滑りクラッチは、フィルム供給ロール202
の最も外側の巻取り部分の周辺速度を駆動モーター83
0によって駆動されるスプロケット823、824の周
辺速度の大きさまで減少させる。しかしこれによってフ
ィルム201の穿孔部の孔に機械的な応力がかかり、巻
取りスピンドル811の上につくられるフィルム供給ロ
ール202は著しく締め付けられ、フィルムの前進が加
速されることはない。
【0152】上記具体化例の一つの変形として、各操作
サイクルの工程1〜14が互いに重なり合うように装填
装置の制御システムを設計することができる。特に、現
在の先行する操作サイクルの過程において一連の個々の
サブアセンブリーの先行する要素が装填装置7の内部に
おいてその対応する位置を出る場合、一連のサブアセン
ブリーKU、KU’等、2、2’等、3、3’等、また
は4、4’等の後続の要素が、常に装置ハウジング70
1の中に供給されるような型の制御システムをつくるこ
とができる。但しこの場合条件として、付属のロック用
ゲートが一時的に開きその結果光が装填ハウジング70
1の室703および704の中に入る間、その中にある
個々のフィルム・ユニット2;2’のフィルムが余分の
光りにより望ましくない露光を受けないことが保証され
る必要がある。
【0153】省略記号 A フィルム案内通路 B フィルム供給通路の孔 FU 機能ユニット KU 製作ユニット FKU 製作ユニットの案内トラック F2 フィルム・ユニットの案内トラック F3 ハウジングの背面部分の案内トラック F4 ハウジングの底面部分の案内トラック L 装填ステーション W 取り出しトラック 本明細書に開示して特徴的構成は、次の通りである。
【0154】1.写真用のロールフィルムを使い捨てカ
メラに装填して或る長さのフィルムからフィルム供給ロ
ール(202)をつくる方法であり、該フィルムの先導
区域(201a)はフィルム・カートリッジ(203)
から突き出していてそれから引き出すことができ、該フ
ィルム・カートリッジおよびフィルム供給ロールを該使
い捨てカメラの中核サブアセンブリー(1)に挿入する
方法において、該方法は − 連続的に回転するフィルム前進装置(823、82
4)により保持装置の上に配置されたフィルム・カート
リッジから該長さのフィルムを前進させ、 − 該フィルム前進装置によって決定されるフィルム移
送速度で、フィルム(201)のフィルム先導区域(2
01a)を中空のほぼ円筒形をしたフィルム巻取り空間
(W)へ運び、該フィルム巻取り空間に配置された回転
する巻取りスピンドル(811)の周囲表面へ運び、こ
の際該巻取りスピンドルの周辺速度はフィルム前進装置
によって決定されるフィルム移送速度よりも速い速度に
し、 − フィルムの先導区域が巻取りスピンドルによって把
持された後、フィルム移送速度を巻取りスピンドル上で
つくられるフィルムロールの最も外側の巻取り部分の周
辺速度に合わせるか、或いはフィルム前進装置によって
決定される速度に合わせ、 − フィルム供給ロールを予め定められたフィルムの長
さで巻取りスピンドル上につくった後、中核サブアセン
ブリーのフィルム・カートリッジ室(104)の中にフ
ィルム・カートリッジを挿入し、中核サブアセンブリー
のフィルム供給室(104)の中にそれぞれの場合背後
からフィルム供給ロールを挿入し、 − フィルム・カートリッジ室の背面および中核サブア
センブリーのフィルム供給室を覆う一体となったハウジ
ングの背面部分(3)を、背後から使い捨てカメラの中
核サブアセンブリーにはめ込んでハウジングの背面部分
をはめ込む方向に中核サブアセンブリーとハウジングの
背面部分との間に遮光性の連結部をつくり、ハウジング
の背面部分を中核サブアセンブリーに固定し、 − 次いで別の操作として、フィルム・カートリッジ室
の底と中核サブアセンブリーのフィルムロール室とを覆
う一体となったハウジングの底面部分(4)を、下側か
ら中核サブアセンブリーにはめ込み、ハウジングの底面
部分をはめ込む方向にハウジングの底面部分と中核サブ
アセンブリーとの間およびハウジングの底面部分とハウ
ジングの背面部分との間に遮光性の連結部をつくり、ハ
ウジングの底面部分を中核サブアセンブリーに固定する
工程から成る方法。
【0155】2.フィルムの先導区域が巻取りスピンド
ルによって把持された後、フィルムの前進速度をそれぞ
れの場合巻取りスピンドル上につくられるフィルムロー
ルの最も外側の巻取り部分の周辺速度に合わせ、フィル
ム前進装置の効果をを無くすようにする上記第1項記載
の方法。
【0156】3.フィルム先導区域が巻取りスピンドル
によって把持された後、フィルムの前進速度をフィルム
前進装置によって決定される速度に合わせ、フィルム前
進装置と巻取りスピンドルとの間で滑りクラッチを有効
にする上記第1項記載の方法。
【0157】4.フィルム巻戻し/フィルム挿入装置
(8)の二つの中空円筒形の半分に分割された胴体部分
(816、829)を一緒に合わせることによりフィル
ム作業空間(W)をつくる上記第1〜3項記載の方法。
【0158】5.フィルム・カートリッジが中核サブア
センブリーのフィルム・カートリッジ室の中に挿入され
た後、フィルム供給ロールだけを中核サブアセンブリー
のフィルム供給室の近傍にある中間ステーションへ運
び、フィルム供給ロールを中間ステーションから中核サ
ブアセンブリーのフィルム供給室に挿入する前にその軸
に沿ってフィルム・カートリッジを相対的に移動させる
上記第1〜4項記載の方法。
【0159】6.一つのバッチの多数のカメラ製作ユニ
ット(KU、KU’等)に次に行われる多数の操作工程
をそれぞれ含む互いに同一の操作サイクルでフィルムを
装填し、それぞれの場合現在行われている操作サイクル
の最後の工程の前に次に行われる操作サイクルの第1の
工程を開始させる上記第1〜5項記載の方法。
【0160】7.フィルム・ユニット(2、2’等)の
フィルム・カートリッジ(203)から予め定められた
長さのフィルムを巻戻してフィルム供給ロール(20
2)をつくり且つフィルム・カートリッジおよびフィル
ム供給ロールを装置の装填ステーション(L)の中に配
置されている使い捨てカメラのカメラ製作ユニット(K
U、KU’等)のフィルム供給室(102)またはフィ
ルム・カートリッジ室(104)に挿入するためのフィ
ルム巻戻し/フィルム挿入装置(8)を具備し、ここで
該フィルム巻戻し/フィルム挿入装置(8)はお互いに
対して移動することができてフィルム・カートリッジ
(203)からフィルムを巻戻しフィルム供給ロール
(202)をつくるための二つの構成機素(814、8
17)を備え、また該構成機素(814、817)に対
し且つ装填ステーション(L)に対して移動することが
できてフィルムをフィルム・カートリッジおよびフィル
ム供給ロールと共にカメラ製作ユニットの中に挿入する
装置を備えた第3の構成機素(809)を具備している
使い捨てカメラに写真フィルムを装填する装置。
【0161】8.該第3の構成機素はフィルム・カート
リッジ(203)を保持する保持装置(810)と、フ
ィルム供給ロール(202)をつくる役目をする巻取り
スピンドル(811)とのための支持部材(809)を
含んでいる上記第1項記載の装置。
【0162】9.フィルム・カートリッジ(203)の
保持装置は支持部材(809)の上に配置された押込み
スピンドル(810)を含んでいる上記第8項記載の装
置。
【0163】10.該支持部材(809)は、フィルム
・カートリッジ(203)からフィルム(201)を巻
戻してフィルム供給ロール(202)をつくるための位
置とカメラ製作ユニットの中のフィルムを挿入するため
の位置との間で軸(808)の周りを180°旋回し得
る板によってつくられている上記第7〜9項記載の装
置。
【0164】11.巻取りスピンドル(811)および
フィルム・カートリッジ(203)の保持装置(81
0)は、装置の装填ステーション(L)に対する支持部
材(809)の移動運動の距離を考慮して互いにずらさ
れて支持部材(809)の上に配置され、保持装置(8
10)によって保持されたフィルム・カートリッジ(2
03)が装置の装填ステーション(L)の中に配置され
たカメラ製作ユニット(KU、KU’等)のフィルム・
カートリッジ室(104)の中に挿入される際、巻取り
スピンドル(811)上にあるフィルム供給ロール(2
02)はカメラ製作ユニットのフィルム供給室(10
2)の近傍にある中間ステーションに到達する上記第7
〜10項記載の装置。
【0165】12.フィルム供給ロール(202)を該
中間ステーションからカメラ製作ユニットのフィルム供
給室(102)に挿入するために、巻取りスピンドル
(811)が支持部材(809)に旋回し得る用に取付
けられている上記第11項記載の装置。
【0166】13.巻取りスピンドル(811)は、押
込みスピンドル(810)の軸の周りに旋回し得るレバ
ー(812)の上で支持部材(809)に回転し得るよ
うに取付けられている上記第12項記載の装置。
【0167】14.カメラ製作ユニットのフィルム・カ
ートリッジを収納する室(104)の中に挿入した後、
保持装置(810)によって保持されるフィルム・カー
トリッジ(203)をフィルム・カートリッジの軸に平
行に移動させることができる上記第7〜13項記載の装
置。
【0168】15.フィルム・カートリッジ(203)
をカメラ製作ユニットのフィルム・カートリッジ室(1
04)に挿入した後、支持部材(809)を保持装置
(810)によって保持されたフィルム・カートリッジ
(203)および巻取りスピンドル(811)と一緒に
フィルム・カートリッジの軸に平行に移動させることが
できる上記第14項記載の装置。
【0169】16.フィルム・カートリッジ(203)
をカメラ製作ユニットのフィルム・カートリッジ室(1
04)に挿入した後、フィルム巻戻し/フィルム挿入装
置(8)をフィルム・カートリッジの軸に平行に移動さ
せることができる上記第15項記載の装置。
【0170】17. − フィルム・カートリッジ(2
03)の保持装置(810)、 − 駆動モーター(830)によって駆動することがで
き、フィルム・カートリッジ(203)から突き出した
フィルム先導区域(201a)を把持しこれをフィルム
巻取り空間(W)へ供給するフィルム前進装置(82
3、824)、 − フィルム巻取り空間(W)に取付けられて駆動モー
ター(830)によって駆動できる巻取りスピンドル
(811)およびフィルム先導区域(201a)を巻取
りスピンドル(811)の周囲表面へ供給するフィルム
供給装置(828、829)を含み、有効な位置と無効
な位置との間に移動させることができるフィルムロール
生成装置、 − フィルム・カートリッジ保持装置(810)および
巻取りスピンドル(811)に対するずらし得るように
取付けられた支持部材(809)を具備し、 − ここで支持部材(809)を移動させることによっ
てフィルム供給装置(828、829)を無効な位置に
移動させた後、フィルム・カートリッジ(203)およ
び巻取りスピンドル(811)をフィルム・カートリッ
ジ室(104)またはその上につくられたフィルム供給
ロール室(102)のフィルム供給ロール(202)と
共に使い捨てカメラに供給することができる上記第7〜
16項記載の装置。
【0171】18.フィルム・カートリッジ(203)
の保持装置(810)は押込みスピンドルを具備してい
る上記第17項記載の装置。
【0172】19.フィルム接触加圧要素(828、8
29)が有効な位置と無効な位置との間を移動させ得る
位置決め用の板(817)の上に配置されている上記第
7〜18項記載の装置。
【0173】20.フィルム前進装置(823、82
4)は駆動装置によって駆動できるスピンドル(82
1)上に配置され、フィルムの縁の穿孔部と係合してい
るスプロケットを具備している上記7〜20項記載の装
置。
【0174】21.フィルム(201)はフィルム前進
装置(823、824)の区域においてフィルム案内面
(815)によって支えられている上記第7〜20項記
載の装置。
【0175】22.フィルム前進装置(823、82
4)は位置決め用の板(817)の上に配置され、それ
が移動すると駆動モーター(830)によって駆動でき
る歯車装置(831)上のスピンドル(821)に連結
できまたそれから切り離すことができる上記第7〜21
項記載の装置。
【0176】23.位置決め用の板(817)は片側に
中空のほぼ円筒形をした面(820)を含み、この面は
フィルム巻取り空間(W)の生成に寄与する上記第7〜
22項記載の装置。
【0177】24.位置決め用の板(817)の片側に
ある中空のほぼ円筒形の面(820)、およびフィルム
案内板(814)の片側にある相補的な中空のほぼ円筒
形の面(816)は中空のほぼ円筒形のフィルム巻取り
空間(W)をつくっている上記第23項記載の装置。
【0178】25.位置決め用の板(817)は補助的
にフィルム・カートリッジ(203)を保持する面(8
19)を備えている上記第7〜24項記載の装置。
【0179】26.巻取りスピンドル(811)は支持
部材(809)の上に旋回し得るように取付けられてい
る上記第7〜25項記載の装置。
【0180】27.巻取りスピンドル(811)は支持
部材(809)上に旋回し得るように取付けられたレバ
ー(812)上に回転し得るように取付けられている上
記第26項記載の装置。
【0181】28.レバー(812)は押込みスピンド
ル(810)の周りを旋回することができる上記第27
項記載の装置。
【0182】29.フィルム巻戻し/フィルム挿入装置
(8)、および個々のカメラ製作ユニット(KU、K
U’等)を受ける装填ステーション(L)は装填ハウジ
ング(701)の二つの異なった室(703、704)
の中に配置され、この二つの室の間にロック用のゲート
(706)の付いた孔(705)を含む仕切り壁(70
2)が備えられている上記第7〜28項記載の装置。
【0183】30.フィルム・カートリッジ保持装置
(810)および巻取りスピンドル(811)の支持部
材(809)は仕切り壁(702)の中の孔(705)
を通って装填ステーション(L)の方へ移動することが
できる上記第29項記載の装置。
【0184】31.フィルム巻戻し/フィルム挿入装置
(8)は装填ハウジング(701)の中で横方向に仕切
り壁(702)の中の孔(705)の方へ移動すること
ができる上記第30項記載の装置。
【0185】32.装置の一連の運動を遂行するために
中央制御装置によって制御される電動モーター駆動装置
が備えられている上記第7〜31項記載の装置。
【0186】33.一つのバッチの多数のカメラ製作ユ
ニット(KU、KU’等)は多数の逐次行われる操作工
程を含む互いに同一の操作サイクルにおいてそれぞれフ
ィルムが装填され、この際逐次行われる操作サイクル
は、それぞれの場合現在行われている操作サイクルの最
後の工程の前に次に行われる操作サイクルの第1の工程
が始まるように中央制御装置によって制御される上記第
32項記載の装置。
【0187】34.ロールフィルムをフィルム・カート
リッジおよびフィルム供給ロールと共に、好ましくは上
記第1〜5項記載の方法および/または上記6〜29項
記載の装置を用いて挿入する使い捨てカメラにおいて、
− フィルム供給ロール(202)を収納するためのフ
ィルム供給室(102)、フィルム・カートリッジ(2
03)を収納するためのフィルム・カートリッジ室(1
04)、フィルム供給室とフィルム・カートリッジ室と
の間にあるフィルム露光枠(106)、写真フィルムを
フィルム供給室(102)からフィルム露光枠(10
6)を経てフィルム・カートリッジ室(104)の中に
入れられたフィルム・カートリッジ(203)へと前進
させるフィルム前進装置(107)、およびフィルム露
光枠(106)の区域において撮影すべき被写体を撮影
する撮影レンズ(109)を備えた中核サブアセンブリ
ー(1)、 − 撮影レンズ(109)の光軸の方向に背面から中核
サブアセンブリー(1)にはめ込むことができるハウジ
ングの背面部分(3)、 − 撮影レンズ(109)の光軸に対して垂直な方向に
下方から中核サブアセンブリー(1)にはめ込むことが
できるハウジングの底面部分(4)、 − 撮影レンズ(109)の光軸の方向に前方から中核
サブアセンブリー(1)にはめ込むことができるハウジ
ングの前面部分(5)を具備し、 − ここで中核サブアセンブリー(1)および/または
ハウジングの背面部分(3)は半径方向に中核サブアセ
ンブリー(1)のフィルム供給室(102)の中に突き
出してフィルム供給ロール(202)を構成するフィル
ム(201)のハウジングの底面部分(4)の方へ向い
た縁に対する止めとして作用する突起(103、10
5)を有しており、 − 中核サブアセンブリー(1)はハウジングの背面部
分(3)およびハウジングの底面部分(4)と共に遮光
性をもったフィルム区画室をつくっている使い捨てカメ
ラ。
【0188】35.中核サブアセンブリー(1)および
/またはハウジングの背面部分(3)の上に配置された
突起(103、305)は、フィルム供給ロール(20
2)が中核サブアセンブリー(1)のフィルム供給室
(102)の中に挿入された場合、それが配置されてい
る巻取りスピンドル(811)を取り囲む凹み(103
a、306)を有している上記第34項記載の使い捨て
カメラ。
【0189】36.中核サブアセンブリー(1)のフィ
ルム供給室(102)において中核サブアセンブリー
(1)の上およびハウジングの背面部分(3)の上に配
置された突起(103、105)の凹み(103a、3
06)は一緒になってほぼ丸くなった孔(B)をつく
り、この孔を通して巻取りスピンドル(811)が突き
出し、ハウジングの底面部分(4)が中核サブアセンブ
リー(1)にはめ込まれた後、該孔(B)を通して巻取
りスピンドルをフィルム供給ロール(202)から軸方
向に引き出すことができる上記第35項記載の使い捨て
カメラ。
【0190】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
【0191】1.最初の状態において回転可能なフィル
ム・リールを含むフィルム・カートリッジ(203)の
中に収納され且つ先導区域(201a)が該フィルム・
カートリッジから突き出している写真用のロールフィル
ム(201)を一回使用のカメラに装填する方法であ
り、フィルム・カートリッジから対応する長さのフィル
ムを引き出すことによってフィルム・カートリッジの外
側にフィルムロールをつくり、フィルム・カートリッジ
およびフィルムロールをカメラの中核サブアセンブリー
(1)の中に挿入した後、次々に像をフィルムに露出さ
せてゆく間、フィルムロールをつくっている該長さのフ
ィルムを段階的にフィルム・カートリッジの中に戻して
ゆく方法において、中核サブアセンブリー(1)のフィ
ルム・カートリッジ室(104)に対するフィルム・カ
ートリッジ(203)の運動は或る第1の方向に行われ
た後該第1の方向に垂直は方向に行われ、該第1の方向
の運動の間においてフィルム・カートリッジ(203)
は中核サブアセンブリー(1)のフィルム・カートリッ
ジ室(104)によって該フィルム・カートリッジ(2
03)が部分的に収納されるような中間位置に到達し、
該第2の方向の運動の間にはフィルム・カートリッジ
(203)は該中間位置から中核サブアセンブリー
(1)のフィルム・カートリッジ室(104)によって
該フィルム・カートリッジ(203)全体が収納される
ような最終的な位置へと動くようにする方法。
【0192】2.該中間位置においてフィルム・カート
リッジ(203)は、中核サブアセンブリー(1)のフ
ィルム・カートリッジ室(104)の区域の中に配置さ
れた、中核サブアセンブリー(1)のフィルム前進装置
(205)の連結部分(206)に対して軸方向に移動
し、該最終位置においては、フィルム・カートリッジ
(203)のフィルム・リールの連結部分は中核サブア
センブリー(1)のフィルム前進装置(205)の連結
部分(206)と係合している上記第1項記載の方法。
【0193】3.下記の過程、即ち − フィルム・カートリッジ(203)と支持材(80
9)の上に配置されたカートリッジ保持装置(810)
とを組み合わせ、フィルム・カートリッジから突き出し
たフィルム先導区域(201a)と支持材(810)の
上に回転し得るように配置された巻取りスピンドル(8
11)とを一緒にしてカートリッジ保持装置(810)
と巻取りスピンドル(811)とが支持材(809)の
上で予め定められた相互間隔をもつようにし、 − 支持材(809)の上に回転し得るように配置され
た巻取りスピンドル(811)を回転させることによっ
てフィルムロール(202)をつくり、フィルムの先導
区域(201a)に隣接し且つフィルムロール(20
2)をつくるフィルムの長さに対応した長さのフィルム
を支持材(809)のカートリッジ保持装置(810)
の上に配置されたフィルム・カートリッジ(203)か
ら引き出し、 − 支持材(809)のカートリッジ保持装置(81
0)上に配置されたフィルム・カートリッジ(203)
を、中核サブアセンブリー(1)に対し支持材(80
9)を移動させることにより、装填ステーション(L)
に配置されたカメラの中核サブアセンブリー(1)のフ
ィルム・カートリッジ室(104)の中に導入し、この
ようにしてフィルム・カートリッジ(203)がフィル
ム・カートリッジのフィルムリールの回転軸に対し横方
向に延びた運動経路に沿って中核サブアセンブリー
(1)のフィルム・カートリッジ室(104)の中に入
り、そこで、中核サブアセンブリー(1)のフィルム・
カートリッジ室(104)の区域に配置された、中核サ
ブアセンブリー(1)の前進装置(205)の連結部分
(206)に対し軸方向に移動させられている中間位置
をとるようにし、 − 該支持材(809)および中核サブアセンブリー
(1)を相互に動かし、カートリッジ保持装置(81
0)の上に配置されフィルム・カートリッジ室(10
4)へ供給されるフィルム・カートリッジ(203)を
フィルム・カートリッジのフィルム・リールに平行にそ
の中間位置から、フィルム・カートリッジ(203)の
フィルム・リールの連結部分と中核サブアセンブリー
(1)の該フィルム前進装置(205)の連結部分(2
06)とが相互に係合している最終位置へと移動させる
過程から成る上記第1または2項記載の方法。
【0194】4.フィルム(201)のフィルム先導区
域(201a)は、フィルムロール(202)をつくる
ために該フィルム先導区域を巻取りスピンドル(81
1)の上に巻き取る位置にクランプされている上記第1
〜3項記載の方法。
【0195】5.巻取りスピンドル(811)の上にフ
ィルムロール(202)をつくるために、巻取りスピン
ドルの周辺面とフィルムとの間の摩擦的な係合により巻
取りスピンドル(811)の周辺面の所でフィルム先導
区域(201a)を把持する上記第3または4項記載の
方法。
【0196】6.巻取りスピンドル(811)の上にフ
ィルムロール(202)をつくるために、巻取りスピン
ドル(811)の周辺面の上にある少なくとも一つの突
起によりフィルム先導区域(201a)をフィルムの穿
孔の中に把持する上記第3または4項記載の方法。
【0197】7.フィルムロール(202)をつくった
後、フィルムをフィルム・カートリッジ(203)およ
びフィルムロール(202)と共に旋回させてフィルム
・カートリッジ(203)のフィルムリールの軸に対し
て垂直な軸の周りで中核サブアセンブリー(1)の中に
挿入し、該軸に対して平行に移動させる上記第1〜6項
記載の方法。
【0198】8.さらに − 中核サブアセンブリー(1)のフィルム・カートリ
ッジ室(104)の中にあるフィルム・カートリッジ
(203)のフィルムロールに平行な軸の周りで支持材
(809)の上に配置された巻取りスピンドル(81
1)を中核サブアセンブリー(1)に対して旋回させ、
巻取りスピンドル(811)の上にあるフィルムロール
(202)が中核サブアセンブリー(1)のフィルムロ
ール室(102)の中に入るようにする過程を含んでい
る上記第3〜7項記載の方法。
【0199】9.フィルムロール(202)をカメラの
中核サブアセンブリー(1)のフィルムロール室(10
2)の中に挿入した後、巻取りスピンドル(811)を
フィルムロール(202)から軸方向に引き出す上記第
3〜8項記載の方法。
【0200】10.フィルムロール(202)から引き
出す前に、フィルムロールの巻取り方向とは反対の方向
に巻取りスピンドル(811)を回転させ、フィルムロ
ールを巻取りスピンドルから取り外す上記第9項記載の
方法。
【0201】11.巻取りスピンドル(811)をフィ
ルムロール(202)から引き出す際、フィルムロール
の巻取りは引き出し方向にあるその縁によって支えられ
る上記第9または10項記載の方法。
【0202】12.さらに − 中核サブアセンブリー(1)の中にフィルム・カー
トリッジ(203)およびフィルムロール(202)を
挿入した後、中核サブアセンブリー(1)に対してハウ
ジングの後方部分(3)をはめ込んでハウジングの後方
部分(3)と中核サブアセンブリー(1)との間で遮光
性の連結部をつくることによってフィルム・カートリッ
ジ室(104)の背後および中核サブアセンブリー
(1)のフィルムロール室(104)を覆い、ハウジン
グの後方部分(3)を中核サブアセンブリー(1)に固
定し、 − カートリッジ保持装置(810))を引いて中核サ
ブアセンブリー(1)のフィルム・カートリッジ室(1
04)の中にあるフィルム・カートリッジ(203)を
はずし、中核サブアセンブリー(1)に対し支持材(8
09)を移動させて中核サブアセンブリー(1)のフィ
ルムロール室(102)の中にあるフィルムロール(2
02)から巻取りスピンドル(102)を引き出し、 − ハウジングの底部(4)を中核サブアセンブリーに
はめ込んでハウジングの底部(4)と中核サブアセンブ
リー(1)の間に遮光性の連結部をつくることによって
フィルム・カートリッジ室(104)の端面およびフィ
ルムロール室(102)を覆い、ハウジングの底部
(4)を中核サブアセンブリー(1)に固定し、 − 装填ステーション(L)から中核サブアセンブリー
(1)を取り出す過程を含んでいる上記第3〜11記載
の方法。
【0203】13.上記第1〜12項記載の方法により
それぞれ多数の過程から成る逐次的なサイクルで中核サ
ブアセンブリー(1)をそれぞれ具備した多数の同じ型
の一回使用カメラの各々に一度に写真ロールフィルムを
装填する方法において、一連の該サイクルの中でそれぞ
れ前のカメラの装填サイクルの最後の段階の前に次のカ
メラの装填サイクルの最初の段階が始まるような方法で
各カメラの装填が行われる方法。
【0204】14.最初の状態において回転可能なフィ
ルム・リールを含むフィルム・カートリッジ(203)
の中に収納され且つ先導区域(201a)が該フィルム
・カートリッジから突き出している写真用のロールフィ
ルム(201)を一回使用カメラに装填する装置であ
り、フィルム・カートリッジから対応する長さのフィル
ムを引き出すことによってフィルム・カートリッジの外
側にフィルムロールをつくり、フィルム・カートリッジ
およびフィルムロールをカメラの中核サブアセンブリー
(1)の中に挿入した後、次々に像をフィルムに露出さ
せてゆく間、フィルムロールをつくっている該長さのフ
ィルムを段階的にフィルム・カートリッジの中に戻して
ゆく装置において、該装置はカメラの中核サブアセンブ
リー(1)のフィルム・カートリッジ室(104)に対
してフィルム・カートリッジ(203)を或る第1の方
向に移動させた後該第1の方向に垂直は方向に移動させ
ることができ、該第1の方向の運動の間においてフィル
ム・カートリッジ(203)は中核サブアセンブリー
(1)のフィルム・カートリッジ室(104)によって
該フィルム・カートリッジ(203)が部分的に収納さ
れるような中間位置に到達し、該第2の方向の運動の際
にはフィルム・カートリッジ(203)は該中間位置か
ら中核サブアセンブリー(1)のフィルム・カートリッ
ジ室(104)によって該フィルム・カートリッジ(2
03)全体が収納されるような最終的な位置へと動く移
動装置を具備している装置。
【0205】15.該中間位置においてフィルム・カー
トリッジ(203)は、中核サブアセンブリー(1)の
フィルム・カートリッジ室(104)の区域の中に配置
された、中核サブアセンブリー(1)のフィルム前進装
置(205)の連結部分(206)に対して軸方向に移
動し、該最終位置においては、フィルム・カートリッジ
(203)のフィルム・リールの連結部分は中核サブア
センブリー(1)のフィルム前進装置(205)の連結
部分(206)と係合している上記第13項記載の装
置。
【0206】16.カメラの中核サブアセンブリー
(1)のフィルム・カートリッジ室(104)の中に挿
入される際、フィルム・カートリッジ(203)は支持
材(809)の上に配置され、該移動装置は − 中核サブアセンブリー(1)に対して支持材(80
9)を移動させ、支持材(809)の上に配置されたフ
ィルム・カートリッジ(203)がフィルム・カートリ
ッジのフィルムリールの回転軸に対して横方向に延びた
運動経路に沿って中核サブアセンブリー(1)のフィル
ム・カートリッジ室(104)に入り、ここで中核サブ
アセンブリー(1)のフィルム・カートリッジ室(10
4)の区域に配置された、中核サブアセンブリー(1)
のフィルム前進装置(205)の連結部分(206)に
対して軸方向に移動させられた中間位置をとるようにす
る第1の移動装置(808)、 − 支持材(809)をその上に配置されたフィルム・
カートリッジ(203)と共に中核サブアセンブリー
(1)に関して移動させ、フィルム・カートリッジ室
(104)に供給されるフィルム・カートリッジ(20
3)をフィルム・カートリッジのフィルムリールに平行
なその中間位置からフィルム・カートリッジ(203)
のフィルム・リールの連結部分および中核サブアセンブ
リーのフィルム前進装置(205)の連結部分(20
6)が相互に係合する最終位置に移動させることができ
る第2の移動装置(804、805)を具備している上
記第14または15項記載の装置。
【0207】17. − フィルム・カートリッジ(2
03)を保持するためのカートリッジ保持装置(81
0)およびフィルムロール(202)をつくるための巻
取りスピンドル(810)を備えた支持材であって、該
カートリッジ保持装置(810)および巻取りスピンド
ル(811)は互いに予め定められた間隔で該支持材の
上に配置されている支持材(809)、 − 該巻取りスピンドル(811)をその回転軸の周り
に回転させ、該フィルム・カートリッジ(203)から
フィルムロールをつくるフィルムの長さに対応した長さ
を引き出すことによってフィルムロール(202)を該
巻取りスピンドルの上につくる駆動装置(830)、 − カメラの中核サブアセンブリー(1)を位置させる
装填ステーション(L)、 − 中核サブアセンブリー(1)に対して支持材(80
9)を移動させ、支持材(809)の上に配置されたフ
ィルム・カートリッジ(203)がフィルム・カートリ
ッジのフィルムリールの回転軸に対して横方向に延びた
運動経路に沿って中核サブアセンブリー(1)のフィル
ム・カートリッジ室(104)に入り、ここで中核サブ
アセンブリー(1)のフィルム・カートリッジ室(10
4)の区域に配置された、中核サブアセンブリー(1)
のフィルム前進装置(205)の連結部分(206)に
対して軸方向にずらされた中間位置をとるようにする第
1の移動装置(808)、 − 支持材(809)をカートリッジ保持装置(80
9)によりその上に配置されたフィルム・カートリッジ
(203)および巻取りスピンドル(811)の上につ
くられるフィルムロール(202)と共に中核サブアセ
ンブリー(1)に関して移動させ、カートリッジ保持装
置(810)上に配置されフィルム・カートリッジ室
(104)に供給されるフィルム・カートリッジ(20
3)をフィルム・カートリッジのフィルムリールに平行
なその中間位置からフィルム・カートリッジ(203)
のフィルム・リールの連結部分および中核サブアセンブ
リーのフィルム前進装置(205)の連結部分(20
6)が相互に係合する最終位置に移動させることができ
る第2の移動装置(804、805)、および − 中核サブアセンブリー(1)のフィルム・カートリ
ッジ室(104)の中にあるフィルム・カートリッジ
(203)のフィルムロールに平行な軸の周りに中核サ
ブアセンブリー(1)に対して支持材(809)の上に
配置された巻取りスピンドル(811)を旋回させ、巻
取りスピンドル(811)上にあるフィルムロール(2
02)が中核サブアセンブリー(1)のフィルムロール
室(102)の中に入るようにする旋回装置(812)
を備え、 − ここで該第2の移動装置(804、805)はまた
該サブアセンブリー(1)に対し該支持材(809)を
後方に移動させるためにも備えられ、中核サブアセンブ
リー(1)のカートリッジ収納室(104)の中にある
フィルム・カートリッジ(203)のカートリッジ保持
装置(810)および巻取りスピンドル(811)が中
核サブアセンブリー(1)のフィルムロール室(10
2)の中にあるフィルムロール(202)から取り外さ
れ得るようになっている上記第16項記載の装置。
【0208】18.巻取りスピンドル(811)は該支
持材(809)の上に回転し得るように取り付けられた
レバー(812)の上に取り付けられている上記第17
項記載の装置。
【0209】19.巻取りスピンドル(811)が取り
付けられているレバー(812)は支持材(809)の
上に配置されたフィルム・カートリッジ(203)のフ
ィルムリールに平行な軸の周りに旋回することができる
上記第18項記載の装置。
【0210】20.巻取りスピンドル(811)のため
の駆動装置(830)が支持材(809)の上に配置さ
れている上記第17〜19項記載の装置。
【0211】21.巻取りスピンドル(811)はクラ
ッチを含む一組の歯車(831)を介して該駆動装置
(830)に連結されている上記第17〜20項記載の
装置。
【0212】22.巻取りスピンドル(811)は摩擦
クラッチを介して該駆動装置(830)に連結されてい
る上記第17〜21項記載の装置。
【0213】23.フィルムロール(202)をつくる
ために、フィルムの先導区域を巻取りスピンドルの上に
巻き付け始めることができる位置においてフィルム(2
01)の先導区域(201a)を固定するクランプ装置
(828、829)が備えられている上記第14〜22
項記載の装置。
【0214】24.巻取りスピンドル(811)の周辺
にフィルムを供給するためのフィルム供給装置(81
6、820、828、829)が備えられている上記第
14〜23項記載の装置。
【0215】25.該クランプ装置(828、829)
は該フィルム供給装置(816、820、828、82
9)の一機素であり、巻取りスピンドル(811)の周
辺に対し、或いは巻取りが開始され後のフィルムロール
の最も外側の巻取り部分に対しバネで取り付けられてい
る上記第23および24項記載の装置。
【0216】26.フィルム供給装置(816、82
0、828、829)は巻取りスピンドル(811)を
部分的に取り囲んでいる凹んだフィルム案内面を備えて
いる上記第24または25項記載の装置。
【0217】27.凹んだフィルム案内面は二つの半外
殻部材(816、820)によってつくられ、これらの
部材は互いに移動させることができ、中空のほぼ円筒形
の巻取り空間(W)をつくっている上記第26項記載の
装置。
【0218】28.巻取りスピンドル(811)はその
周囲において巻取りスピンドル上にフィルムロール(2
02)をつくるフィルムの縁にある穿孔と係合する突起
を少なくとも一つもっている上記第17〜27項記載の
装置。
【0219】29.支持材(809)は装填ステーショ
ン(L)に対し互いに垂直な二つの方向に移動できる板
によってつくられている上記第17〜28項記載の装
置。
【0220】30.支持材(809)はフィルム・カー
トリッジ保持装置(810)によって保持されているフ
ィルム・カートリッジのフィルムリールの軸に垂直な軸
(808)の周りに旋回することができ、また該軸に平
行に移動できる上記第17〜19項記載の方法。
【0221】31.支持材(809)は、フィルム供給
ロール(202)をつくる位置と、フィルム・カートリ
ッジ(203)およびフィルムロール(811)を装填
ステーション(L)の中に配置された中核サブアセンブ
リー(1)のフィルム・カートリッジ室(104)また
は巻取り室(102)の中に挿入する他の位置との間で
一つの軸(808)の周りで旋回することができる上記
第17〜29項記載の装置。
【0222】32.フィルムを巻取りスピンドル(81
1)の方へ前進させるフィルム前進装置(823、82
4)が備えられている上記第14〜31項記載の装置。
【0223】33.該フィルム前進装置(823、82
4)は巻取りスピンドル(811)の駆動装置(83
0)により駆動することができる上記第32項記載の装
置。
【0224】34.フィルム前進装置(823、82
4)はフィルム(201)の先導区域(201a)を巻
取りスピンドル(811)へ供給するためにフィルム供
給装置(816、820、828、829)の前方のフ
ィルム前進経路の上に配置されている上記第32または
33項記載の装置。
【0225】35.フィルム前進装置(823、82
4)はフィルムロール(202)をつくるために巻取り
スピンドル(811)が回転する際その周辺速度よりも
遅い前進速度でフィルムを前進させる上記第32〜34
項記載の装置。
【0226】36.支持材(809)およびフィルム前
進装置(823、824)は主支持材(801)の上に
配置され、該主支持材(801)は装填ステーション
(L)に対して移動させることができ、該主支持材の上
において支持材(809)はフィルム前進装置(82
3、824)に対して移動することができる上記第32
〜35項記載の装置。
【0227】37. − フィルム・カートリッジ(2
03)を保持するフィルム・カートリッジ保持装置(8
10)、 − 相互に移動することができ、また互いにはめ合うこ
とができ、凹んだ面の所ではめ合わされた場合中空の実
質的な円筒形の内部空間をつくる外殻部材(815、8
20)によってつくられているフィルムロール空間
(W)、 − 一組の歯車(833)を介して駆動装置(830)
によって駆動できるフィルム前進装置(823、82
4)であって、該フィルム前進装置はフィルム・カート
リッジ保持装置(810)のための位置とフィルムロー
ル空間(W)のための位置との間に配置され、フィルム
・カートリッジ(203)から突き出したフィルム先導
区域(201a)をフィルムロール空間(W)に供給す
るフィルム前進装置(823、824)、 − フィルムロール空間(W)の中に備えられ、駆動装
置(830)によって駆動できる巻取りスピンドル(8
11)およびフィルムの先導区域(201a)を巻取り
スピンドル(811)の周辺面へ供給するフィルム供給
装置(816、820)を備え、且つ有効および無効な
位置の間を移動させることができる供給ロール作成装
置、および − フィルム・カートリッジ保持装置(810)および
巻取りスピンドル(811)に対する移動させ得るよう
に取り付けられた支持材(809)を具備し、 − 支持材(809)を移動させることによってフィル
ム供給装置(816、820、828、829)を無効
な位置へと移動させた後、フィルム・カートリッジ(2
03)および巻取りスピンドル(811)をその上につ
くられるフィルム供給ロール(202)と共に、一回使
用カメラの中核サブアセンブリー(1)のフィルム・カ
ートリッジ室(104)またはフィルム供給ロール室
(102)の中へ供給することができる上記第14〜3
7項記載の装置。
【0228】38.フィルム・カートリッジ(203)
の保持装置(810)は押し込みスピンドルを具備して
いる上記第37項記載の装置。
【0229】39.フィルム供給装置(816、82
0、828、829)は有効および無効な位置の間を移
動させ得る位置決め用の板(817)の上に配置されて
いる上記第37または38項記載の装置。
【0230】40.フィルム前進装置(823、82
4)はスピンドル(821)の上にあるフィルムの孔用
の車を備え、これは駆動装置(830)によって駆動で
き、フィルム(201)の縁の孔に係合している上記第
32〜39項記載の装置。
【0231】41.フィルム(201)はフィルム前進
装置(823、824)の区域においてフィルム案内面
(815)によって支えられている上記第32〜40項
記載の装置。
【0232】42.フィルム前進装置(823、82
4)は位置決め用の板(817)の上に配置され、移動
させられた場合駆動装置(830)によって駆動できる
一組の歯車(831)上のスピンドル(821)と連結
しまたそれから切り離すことができる上記第32〜41
項記載の装置。
【0233】43.位置決め用の板(817)は外殻部
材(819)から成り、これはフィルムロール空間
(W)の中空のほぼ円筒形の面をつくるのに寄与してい
る上記第32〜42項記載の装置。
【0234】44.位置決め用の板(817)の外殻部
材(819)およびフィルム案内板(814)のそれと
相補的な外殻部材(816)は中空のほぼ円筒形のフィ
ルムロール空間(W)をつくっている上記第43項記載
の装置。
【0235】45.位置決め用の板(817)は補助的
にフィルム・カートリッジ(203)を保持する面(8
19a)を備えている上記第32〜44項記載の装置。
【0236】46.フィルム供給およびフィルム挿入装
置(8)、および個々の中核サブアセンブリー(1)を
受ける装填ステーション(L)は装填用のハウジング
(701)の二つの異なった室(703、704)の中
に配置され、この二つの室の間にロック用のゲート(7
06)の付いた孔(705)を含む仕切り用の壁(70
2)が備えられている上記第32〜45項記載の装置。
【0237】47.フィルム・カートリッジ保持装置
(810)および巻取りスピンドル(811)の支持部
材(809)は仕切り壁(702)の中の孔(705)
を通って装填ステーション(L)の方へ移動することが
できる上記第46項記載の装置。
【0238】48.フィルム供給およびフィルム挿入装
置(8)は装填ハウジング(701)の中で横方向に仕
切り壁(702)の中の孔(705)の方へ移動するこ
とができる上記第47項記載の装置。
【0239】49.装置の中における一連の運動を遂行
するために中央制御装置によって制御し得る電気モータ
ーで操作される駆動装置が備えられている上記第14〜
48項記載の装置。
【0240】50.多数の一回使用カメラの中核サブア
センブリー(1)は、それぞれ多数の逐次的な操作段階
から成る同一の操作サイクルにおいてそれぞれ一度で装
填され、該逐次的な操作サイクルは、現在行われている
操作サイクルの最後の段階の前に、それぞれの後続の操
作サイクルの最初の段階が始まるように中央制御装置に
よって制御される上記第49項記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真フィルムを挿入した使い捨てカメラの一具
体化例の斜め後方から見た分解透視図。
【図2】写真フィルムを挿入した図1に示すカメラの中
核サブアセンブリーの斜め後方から見た分解透視図。
【図3】ハウジングの背面部分およびハウジングの底面
部分を取付けて図2の本体からつくられた写真機能ユニ
ットの、上方および前方から斜めに見た分解透視図。
【図4】背面から見た中核サブアセンブリーおよび内部
から見た下方に折曲げたハウジングの底面部分の透視
図。
【図5】中核サブアセンブリーにハウジングの背面部分
およびハウジングの底面部分がはめ込まれた図1に示し
たカメラの背後および下側から斜めに見た透視図であ
り、ハウジングの底面部分は下方に折曲げられた位置で
別に示されている。
【図6】図5と同じハウジングの底面部分の透視図であ
るが、明瞭に示すために一部の構造要素が取り除かれて
いる。
【図7】図5に示したハウジングの底面部分の上方右側
から見た一部断面図を含む拡大図。
【図8】組み立てた状態における図1のカメラの一部の
長手方向の断面図。
【図9】完全に組み立てた状態における図1のカメラの
上方斜めから見た透視図。
【図10】完全に組み立てた状態における図1のカメラ
の下方斜めから見た透視図、及びフィルム・カートリッ
ジを取り出すためにハウジングの底面部分のフィルム・
カートリッジ室を覆う区域が下方に折曲げられている図
10に示したカメラの一部(図10a)。
【図11】図1〜10aに示した型の構造をもつ使い捨
てカメラの装填装置の透視図であり、写真フィルム・ユ
ニットは操作する前の状態にある。
【図12】図11に示した装填装置のフィルム巻戻し/
フィルム挿入装置の拡大透視図。
【図13】装填装置のフィルム巻戻し/フィルム挿入装
置の中にフィルム・ユニットを供給した後の図11に示
した装填装置。
【図14】図13に示した操作状態における装填装置の
フィルム巻戻し/フィルム挿入装置の透視図。
【図15】図14に示した操作状態における装填装置の
フィルム巻戻し/フィルム挿入装置の断面図。
【図16】カメラ製作ユニットを装填装置の装填ステー
ションに供給し、カメラのハウジングの背面部分および
ハウジングの底面部分をそれぞれ装填装置の待機位置へ
供給した後の図13に示した装填装置。
【図17】横方向に移動させ位置決め用の板を閉じた後
の、図16に示した操作状態における装填装置のフィル
ム巻戻し/フィルム挿入装置。
【図18】図17の主題部材の断面図。
【図19】フィルム供給ロールの形成を完了した後の図
18の主題部材の断面図。
【図20】仕切り用の板を開いた後の、図19に示した
操作状態における装填装置のフィルム巻戻し/フィルム
挿入装置。
【図21】フィルム・カートリッジおよびフィルム供給
ロールを装填装置の装填ステーションの中にあるカメラ
製作ユニットの方へ旋回させた後の図20に示したフィ
ルム巻戻し/フィルム挿入装置。
【図22】装填装置の中をさらに横方向に移動させた後
の図21に示したフィルム巻戻し/フィルム挿入装置。
【図23】フィルム供給ロールをカメラ製作ユニットの
中に挿入した後の図22に示したフィルム巻戻し/フィ
ルム挿入装置。
【図24】ハウジングの背面部分をカメラ製作ユニット
の上方に位置させた後の図23の主題部材の図。
【図25】図24に示した操作状態におけるフィルム巻
戻し/フィルム挿入装置を取付けた装填装置。
【図26】ハウジングの背面部分をカメラ製作ユニット
に取付けた後の図24の主題部材の図。
【図27】図26に示した操作状態におけるフィルム巻
戻し/フィルム挿入装置を取付けた装填装置。
【図28】押込みスピンドルおよび巻取りスピンドルを
それぞれフィルム・カートリッジおよびフィルム供給ロ
ールから引き出した後のフィルム巻戻し/フィルム挿入
装置。
【図29】ハウジングの底面部分を供給し、支持部材を
押込みスピンドルおよび巻取りスピンドルからその最初
の位置へ折曲げ、フィルム巻戻し/フィルム挿入装置を
その最初の位置へ動かして戻した後の操作状態における
フィルム巻戻し/フィルム挿入装置。
【図30】図29の操作状態におけるフィルム巻戻し/
フィルム挿入装置を取付けた装填装置。
【図31】ハウジングの底面部分をカメラ製作ユニット
にはめ込んだ後のフィルム巻戻し/フィルム挿入装置。
【図32】図31の操作状態におけるフィルム巻戻し/
フィルム挿入装置を取付けた装填装置。
【図33】装填を行い仕上げられたカメラを装填装置の
装填ステーションから取り出した後の図16に示した操
作状態に類似した状態におけるフィルム巻戻し/フィル
ム挿入装置。
【符号の説明】
1 中核サブアセンブリー 101 本体 102 フィルム供給室 103 フィルム供給室の底部の壁要素 103a 底部の壁要素の凹み 104 フィルム・カートリッジ室 105 ライトウエル 106 フィルム露光枠 106a 上部のフィルム案内走路 106b 底部のフィルム案内走路 107 フィルム前進用回転盤 108 スプロケット 109 撮影レンズ 110 ファインダーレンズ 111 ファインダー接眼レンズ 112 シャッターのレリーズ・レバー 113 フィルム・カウンター回転盤 114 フィルム供給室の壁 115 取付け用合い釘 116 ピン 117 キャビティー 121 上部のラビリンスの溝 122 ハウジングの背面部分に対する下部のラビリ
ンスの溝 122a ラビリンスの溝の左側の曲がった部分 122b ラビリンスの溝の右側の部分 123、124 横方向のラビリンスの 126、127 下方のアーチ状のラビリンスの凸縁
部 130 横方向の固定用のタブ 130a 背面の横方向の固定用のタブ 131 横方向の固定用のタブ 133 固定用の孔 134、135 一対の固定用の孔 137 横方向の固定用のタブ 139、140 案内突起 141、142 一対の横方向の固定用のタブ 143、144 一対の横方向の固定用のタブ 2 フィルム・ユニット 201 フィルム 201a フィルム先導区域 202 フィルム供給ロール 203 フィルム・カートリッジ 204 カートリッジの口 205 フィルムスプールの連結部分 206 フィルムスプールの駆動装置 3 ハウジングの背面部分 301 背面の壁 302、303 側壁要素 304 上方の壁要素 305 底部の壁要素 306 底部の壁の突起の半円形の縁 307 溝形の前進用円盤の孔 308 フィルム接触加圧リブ 311 ファインダーの接眼レンズの孔 321 上部のラビリンスの凸縁部 322 下部のラビリンスの凸縁部 322a ラビリンスの凸縁部の左側の曲がった部分 322b ラビリンスの凸縁部の左側の曲がった部分 323、324 横方向のラビリンスの溝 325 下部中央のラビリンス凸縁部 328、329 下部横方向のラビリンスの凸縁部 330、331 横方向の固定用の孔 332 固定用の孔 345 固定用のタブ 360 ハウジングの背面部分の補足部分 361 止め 361a 止めの背面 364、365 止め 4 ハウジングの底面部分 401 底板 402 フィルム供給室を覆う区域 404 フィルム・カートリッジを覆う区域 405 底板の中間区域 406 樋 407 折曲げ線 408 底板の縁の区域 409 通した開口部に対する工具の孔 425 中央の直線状のラビリンスの溝 426、427 アーチ状のラビリンスの溝 426a ラビリンスの溝426の拡大された区域 427a ラビリンスの溝427の拡大された区域 428、429 横方向のラビリンスの溝 432、433 一対の固定用の凸縁部 434、435 一対の固定用の凸縁部 436 横方向のタブ 437 横方向の固定用の孔 438 クランプ用のリブ 439、440 クランプ用の突起の対 5 ハウジングの前面部分 501 前面の壁 502、503 横方向の壁要素 504 上部の壁要素 505 撮影レンズ用の孔 506 ファインダーレンズ用の孔 507 レリーズ用の隔壁の孔 512 シャッターのレリーズ用の隔壁 513 フィルム・カウンター読み取り用の覗き窓 515 取付け用の小孔 541、542 一対の横方向の固定用の孔 543、544 一対の横方向の固定用の孔 545 固定用の孔 7 装填装置 701 装填装置のハウジング 702 仕切り用の壁 703 第1の室 704 第2の室 705 仕切り用の壁の孔 706 孔705のロック用ゲート 707 ハウジングの壁の孔 708 ハウジングの壁の孔 709 ハウジングの壁の孔 710 ハウジングの壁の孔 711 孔707のロック用ゲート 712 孔708のロック用ゲート 713 孔709のロック用ゲート 714 孔710のロック用ゲート 8 フィルム巻戻し/フィルム挿入装置 801 底板 802 移動経路 803 最初の位置 804 中間位置 805 最終位置 806、807 軸受けブロック 808 側板の軸 809 側板 810 フィルム・カートリッジ押込みスピンドル 811 フィルム巻取りスピンドル 812 エルボ・レバー 813 枝分かれ軸受け 814 フィルム案内板 815 フィルム案内面 816 フィルムロールをつくる面 817 位置決め用の板 818 位置決め用の板の軸 819 第1の位置決め用の板の部分的な面 820 第2の位置決め用の板の部分的な面 821 スプロケット・スピンドル 822 スプロケット・スピンドルの歯車 823、824 スプロケット 825、826 フィルム案内面の溝 827 フィルム保持下降装置のピボット 828、829 フィルム接触加圧要素 830 駆動モーター 831 中間歯車 832 巻取りスピンドルの歯車 833 中間歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/28 G03B 17/28 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最初の状態において回転可能なフィルム
    ・リールを含むフィルム・カートリッジの中に収納され
    且つ先導区域が該フィルム・カートリッジから突き出し
    ている写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装
    填する方法であり、フィルム・カートリッジから対応す
    る長さのフィルムを引き出すことによってフィルム・カ
    ートリッジの外側にフィルムロールをつくり、フィルム
    ・カートリッジおよびフィルムロールをカメラの中核サ
    ブアセンブリーの中に挿入した後、次々に像をフィルム
    に露出させてゆく間、フィルムロールをつくっている該
    長さのフィルムを段階的にフィルム・カートリッジの中
    に戻してゆく方法において、中核サブアセンブリーのフ
    ィルム・カートリッジ室に対するフィルム・カートリッ
    ジの運動は或る第1の方向に行われた後該第1の方向に
    垂直は方向に行われ、該第1の方向の運動の間において
    フィルム・カートリッジは中核サブアセンブリーのフィ
    ルム・カートリッジ室によって該フィルム・カートリッ
    ジが部分的に収納されるような中間位置に到達し、該第
    2の方向の運動の間にはフィルム・カートリッジは該中
    間位置から中核サブアセンブリーのフィルム・カートリ
    ッジ室によって該フィルム・カートリッジ全体が収納さ
    れるような最終的な位置へと動くようにする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法によりそれぞれ多数の過
    程から成る逐次的なサイクルで中核サブアセンブリーを
    それぞれ具備した多数の同じ型の一回使用カメラの各々
    に一度に写真ロールフィルムを装填する方法において、
    一連の該サイクルの中でそれぞれ前のカメラの装填サイ
    クルの最後の段階の前に次のカメラの装填サイクルの最
    初の段階が始まるような方法で各カメラの装填が行われ
    る方法。
  3. 【請求項3】 最初の状態において回転可能なフィルム
    ・リールを含むフィルム・カートリッジの中に収納され
    且つ先導区域が該フィルム・カートリッジから突き出し
    ている写真用のロールフィルムを一回使用カメラに装填
    する装置であり、フィルム・カートリッジから対応する
    長さのフィルムを引き出すことによってフィルム・カー
    トリッジの外側にフィルムロールをつくり、フィルム・
    カートリッジおよびフィルムロールをカメラの中核サブ
    アセンブリーの中に挿入した後、次々に像をフィルムに
    露出させてゆく間、フィルムロールをつくっている該長
    さのフィルムを段階的にフィルム・カートリッジの中に
    戻してゆく装置において、該装置はカメラの中核サブア
    センブリーのフィルム・カートリッジ室に対してフィル
    ム・カートリッジを或る第1の方向に移動させた後該第
    1の方向に垂直は方向に移動させることができ、該第1
    の方向の運動の間においてフィルム・カートリッジは中
    核サブアセンブリーのフィルム・カートリッジ室によっ
    て該フィルム・カートリッジが部分的に収納されるよう
    な中間位置に到達し、該第2の方向の運動の際にはフィ
    ルム・カートリッジは該中間位置から中核サブアセンブ
    リーのフィルム・カートリッジ室によって該フィルム・
    カートリッジ全体が収納されるような最終的な位置へと
    動く移動装置を具備している装置。
JP2002136998A 2000-05-09 2002-05-13 写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装填する方法及び装置 Pending JP2002341492A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10022495A DE10022495C2 (de) 2000-05-09 2000-05-09 Einwegkamera für Rollfilm sowie Verfahren und Vorrichtung zum Einsetzen von Rollfilm in eine Einwegkamera
DE10022495.4 2000-05-09

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001134244A Division JP2002014441A (ja) 2000-05-09 2001-05-01 写真用ロールフィルムを装填する方法および装置並びに使い捨てカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002341492A true JP2002341492A (ja) 2002-11-27

Family

ID=7641264

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001134244A Pending JP2002014441A (ja) 2000-05-09 2001-05-01 写真用ロールフィルムを装填する方法および装置並びに使い捨てカメラ
JP2002136998A Pending JP2002341492A (ja) 2000-05-09 2002-05-13 写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装填する方法及び装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001134244A Pending JP2002014441A (ja) 2000-05-09 2001-05-01 写真用ロールフィルムを装填する方法および装置並びに使い捨てカメラ

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6510281B2 (ja)
JP (2) JP2002014441A (ja)
CN (2) CN1492276A (ja)
DE (2) DE10066081B4 (ja)
HK (1) HK1044823A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190092498A (ko) * 2016-12-09 2019-08-07 보아 테크놀러지, 인크. 릴 기반의 폐쇄 시스템

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775567B2 (en) * 2000-02-25 2004-08-10 Xenogen Corporation Imaging apparatus
US7474399B2 (en) * 2002-02-22 2009-01-06 Xenogen Corporation Dual illumination system for an imaging apparatus and method
US7474398B2 (en) * 2002-02-22 2009-01-06 Xenogen Corporation Illumination system for an imaging apparatus with low profile output device
US6922246B2 (en) * 2002-02-22 2005-07-26 Xenogen Corporation Bottom fluorescence illumination assembly for an imaging apparatus

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3727813C2 (de) * 1986-08-20 1998-12-03 Fuji Photo Film Co Ltd Einwegkamera und Verfahren zu ihrer Montage
JP3130174B2 (ja) * 1993-05-21 2001-01-31 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニットのフイルム装填装置
US5758198A (en) * 1997-04-22 1998-05-26 Eastman Kodak Company Apparatus and methods for loading a single-use camera and single-use camera loadable thereby
US5805935A (en) * 1997-05-30 1998-09-08 Eastman Kodak Company Two roller film scroller and method
US6094533A (en) * 1998-06-12 2000-07-25 Eastman Kodak Company Film edge driving film loader, film loading method and camera frame assembly

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190092498A (ko) * 2016-12-09 2019-08-07 보아 테크놀러지, 인크. 릴 기반의 폐쇄 시스템
JP2019536581A (ja) * 2016-12-09 2019-12-19 ボア テクノロジー,インコーポレイテッド リール式クロージャシステム
JP7069165B2 (ja) 2016-12-09 2022-05-17 ボア テクノロジー,インコーポレイテッド リール式クロージャシステム
KR102494446B1 (ko) 2016-12-09 2023-02-01 보아 테크놀러지, 인크. 릴 기반의 폐쇄 시스템
US11903451B2 (en) 2016-12-09 2024-02-20 Boa Technology, Inc. Reel based closure system

Also Published As

Publication number Publication date
DE10066081B4 (de) 2004-06-09
US6597864B2 (en) 2003-07-22
CN1339717A (zh) 2002-03-13
HK1044823A1 (zh) 2002-11-01
US20020131778A1 (en) 2002-09-19
CN1492276A (zh) 2004-04-28
DE10022495C2 (de) 2003-06-05
DE10022495A1 (de) 2001-11-22
JP2002014441A (ja) 2002-01-18
US6510281B2 (en) 2003-01-21
US20010055479A1 (en) 2001-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4884087A (en) Photographic film package and method of making the same
US4972649A (en) Photographic film package and method of making the same
US5142316A (en) Photographic camera
JPH08262562A (ja) カメラ
JPH0232615B2 (ja)
JP3132737B2 (ja) レンズ付きフイルムユニットの製造方法
GB2138581A (en) Automatic slot positioning device for camera take-up spool
GB2228798A (en) Disposable camera
JP2002341492A (ja) 写真用のロールフィルムを一回使用のカメラに装填する方法及び装置
US2548549A (en) Roll holding camera with movable spool section
USRE35936E (en) Visual exposure indicating system
US4564279A (en) Photographic camera
US6522835B2 (en) Photographic film package with detachable cartridge
JPH05100356A (ja) 写真フイルム
JPH07261266A (ja) カメラ用フィルムカートリッジ装填装置
US5727244A (en) Motor-driven camera
US4600285A (en) Overextended leader positioning mechanism
JP2882565B2 (ja) フィルム巻替装置
JP2002014442A (ja) 写真用機能ユニットおよび写真用カメラ並びにその組み立て方法
JPH0269732A (ja) パトローネ簡易装填カメラ
JP2598155B2 (ja) カメラ
EP0704747A2 (en) Automatic camera loading chamber
JPH10282534A (ja) カメラ用フィルム送り機構
US20060115263A1 (en) Device and method for unloading film
JPH09114073A (ja) フィルム巻替装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080319