JPH09256652A - 集合住宅における住戸の配置構造 - Google Patents

集合住宅における住戸の配置構造

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JPH09256652A
JPH09256652A JP9319996A JP9319996A JPH09256652A JP H09256652 A JPH09256652 A JP H09256652A JP 9319996 A JP9319996 A JP 9319996A JP 9319996 A JP9319996 A JP 9319996A JP H09256652 A JPH09256652 A JP H09256652A
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JP
Japan
Prior art keywords
dwelling unit
dwelling
entrance
unit
direction wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP9319996A
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English (en)
Inventor
Kazunari Kobayashi
一成 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Konoike Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Konoike Construction Co Ltd filed Critical Konoike Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常、北側に設ける2つの居室を、当初施工
時の設計仕様の変更又はリフォーム等により、容易に1
つの居室として使用できるようにした、集合住宅におけ
る住戸の配置構造を提供すること。 【解決手段】 共に平面方形に区画した第1の住戸1と
第2の住戸2とを、梁間方向壁11bを介して隣接配置
し、第1の住戸1の玄関13を第2の住戸2が隣接する
側と反対側の梁間方向壁11aの途中に設け、第2の住
戸2の玄関23を第2の住戸2の桁行方向壁22の第1
の住戸1よりの端部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層マンション等
の集合住宅における住戸の配置構造に関し、特に、居住
空間の設計の自由度が大きい住戸の配置構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、高層マンション等の集合住宅にお
いては、図3に示すように、平面方形に区画した複数の
住戸101,102,103を、梁間方向壁111a,
111bを介して、隣接配置するとともに、通常、その
北側に共用廊下105を設け、住戸の玄関113を桁行
方向壁112の略中間に設け、玄関113から延びる室
内廊下124の両側にそれぞれ北側の居室115a,1
15bを設けるようにしていた。
【0003】ところで、近年のライフスタイルの多様
化、住宅購入者の家族構成等によるニーズの多様化等に
伴い、集合住宅等においても、居住空間の設計の自由度
が大きい物件が要望されている。
【0004】しかしながら、上記従来の集合住宅(キの
字型プラン)の場合、住戸の玄関113を桁行方向壁1
12の略中間に設けるようにしているため、北側の居室
115a,115bは、玄関113から延びる室内廊下
124によって分断されることとなり、このため、これ
ら北側の2つの居室115a,115bはを、当初施工
時の設計仕様の変更又はリフォーム等により、1つの居
室として使用できるようにすることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
集合住宅(キの字型プラン)の有する問題点を解決し、
通常、北側に設ける2つの居室を、当初施工時の設計仕
様の変更又はリフォーム等により、容易に1つの居室と
して使用できるようにした、集合住宅における住戸の配
置構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の集合住宅における住戸の配置構造は、共に
平面方形に区画された第1の住戸と第2の住戸を有する
集合住宅における住戸の配置構造において、第1の住戸
の玄関を梁間方向壁の途中に設け、この第1の住戸の玄
関を設けた梁間方向壁と反対側の梁間方向壁を介して、
玄関を第2の住戸の桁行方向壁の第1の住戸よりの端部
に設けた第2の住戸を隣接配置したこと特徴とする。
【0007】これにより、平面方形に区画した第1の住
戸と第2の住戸の北側の居室は、玄関から延びる室内廊
下によって分断されることがなく、このため、北側の居
室を、1つ又は複数に区画して使用できる。そして、特
に、第1の住戸の玄関を梁間方向壁の途中に設けるよう
にしているため、第1の住戸の室内廊下の面積を、従来
の集合住宅(キの字型プラン)と同程度にすることがで
き、居住空間の設計の自由度を大きくすることによる集
合住宅の建築コストの上昇を低減することができる。
【0008】この場合において、第1の住戸の玄関を設
けた梁間方向壁を介して、玄関を第1の住戸の桁行方向
壁とずらせて形成した桁行方向壁に設けた第3の住戸を
隣接配置することができる。
【0009】これにより、第1の住戸の桁行方向壁とず
らせて第3の住戸の桁行方向壁を形成することにより、
第3の住戸の桁行方向壁の前面に階段やエレベータ等を
設置する共用空間を設けることができ、これにより、集
合住宅の全体空間を有効に利用することができ、集合住
宅の建築コストを低廉化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集合住宅における
住戸の配置構造の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1に本発明の集合住宅における住戸の配
置構造の第1実施例を示す。図1は、高層マンション等
の集合住宅におけるある階の住戸の配置構造を平面図と
して示したものであり、この図からも明らかなように、
エレベータ7を除いて、住戸等を略左右対称に配置する
ようにしているため、その一方(図1において右半分)
について、住戸の配置構造等を説明する。
【0012】共に平面方形(長方形)に区画した第1の
住戸1と第2の住戸2とを、梁間方向壁11bを介して
隣接配置し、第1の住戸1の玄関13を第2の住戸2が
隣接する側と反対側の梁間方向壁11aの途中に設け、
第2の住戸2の玄関23を第2の住戸2の桁行方向壁2
2の第1の住戸1よりの端部に設ける。なお、本実施例
においては、第1の住戸1の桁行方向壁12と第1の住
戸1の桁行方向壁22は、略同一直線上に位置するよう
に設けるようにしている。
【0013】この場合において、第1の住戸1の北側の
居室15a,15bと第2の住戸2の北側の居室25
a,25bは、それぞれの玄関13,23から延びる室
内廊下14,24によって分断されないように、第1の
住戸1の室内廊下14は、梁間方向壁11aに対して直
角に、第2の住戸2の室内廊下24は、梁間方向壁11
bに沿って平行に設けるようにする。これにより、第1
の住戸1の北側の居室15a,15b及び第2の住戸2
の北側の居室25a,25bは、本実施例のように壁1
5c,25cにより区画して使用することも、あるい
は、当初施工時の設計仕様の変更又はリフォーム等によ
り、1つの居室として使用することもできる。
【0014】また、第1の住戸1の玄関13を設けた梁
間方向壁11aを介して、玄関33を第1の住戸1の桁
行方向壁12とずらせて形成した桁行方向壁32に設け
た第3の住戸3を、第1の住戸1に隣接配置し、第3の
住戸3の桁行方向壁32の前面に階段6やエレベータ7
等を設置する共用空間を設ける。
【0015】この場合も、第3の住戸3の北側の居室3
5a,35bは、玄関33から延びる室内廊下34によ
って分断されないように、室内廊下34は、梁間方向壁
11aと平行に設けるようにする。これにより、第3の
住戸3の北側の居室35a,35bは、本実施例のよう
に壁35cにより区画して使用することも、あるいは、
当初施工時の設計仕様の変更又はリフォーム等により、
1つの居室として使用することもできる。また、第3の
住戸3の玄関33は、本実施例に示すように、第3の住
戸3の桁行方向壁32に対して、平行に入室する方向に
設けるようにする。これにより、玄関33が共用空間に
直接面しないことから、居住者のプライバシーの保護を
厚くすることができる。
【0016】第1の住戸1、第2の住戸2及び第3の住
戸3の玄関13,23,33が面する位置に共用廊下5
を設けるようにする。本実施例の場合、従来の集合住宅
(キの字型プラン)と比較して、住戸の玄関の前を通過
する人の数を少なくすることができる(第1の住戸1及
び第2の住戸2の場合、住戸の玄関の前を通過する人を
なくすことができる)ことから、居住者のプライバシー
の保護を厚くすることができる。また、第2の住戸2に
対する共用廊下5は、第2の住戸2の玄関23の位置ま
で延設すれば足り、これにより、集合住宅の建築コスト
を低廉化することができる。
【0017】図2に本発明の集合住宅における住戸の配
置構造の第2実施例を示す。図2は、図1と同様、高層
マンション等の集合住宅におけるある階の住戸の配置構
造を平面図として示したものであり、この図からも明ら
かなように、エレベータ7を除いて、住戸等を屈曲部を
境にして略対称に配置するようにしているため、その一
方(図2において下半分)について、住戸の配置構造等
を説明する。
【0018】本実施例において、共に平面方形に区画し
た第1の住戸1と第2の住戸2とを、梁間方向壁11b
を介して隣接配置し、第1の住戸1の玄関13を第2の
住戸2が隣接する側と反対側の梁間方向壁11aの途中
に設け、第2の住戸2の玄関23を第2の住戸2の桁行
方向壁22の第1の住戸1よりの端部に設けるととも
に、第1の住戸1の玄関13を設けた梁間方向壁11a
を介して、玄関33を第1の住戸1の桁行方向壁12と
ずらせて形成した桁行方向壁32に設けた第3の住戸3
を、第1の住戸1に隣接配置し、第3の住戸3の桁行方
向壁32の前面に階段6やエレベータ7等を設置する共
用空間を設けるように構成しているが、この配置構成
は、上記第1実施例と同様である。
【0019】そして、本実施例においては、梁間方向壁
11aと反対側の梁間方向壁31を介して、第4の住戸
4を隣接配置するようにしている。
【0020】この場合も、第4の住戸4の玄関43は、
共用廊下5に面する第4の住戸4の辺42に直接設けず
に、本実施例に示すように、第4の住戸4の辺42に対
して直角に設けるようにする。この場合も、第4の住戸
4の玄関43は、本実施例に示すように、第4の住戸4
の桁行方向壁42に対して、平行に入室する方向に設け
るようにする。これにより、玄関43が共用廊下5に直
接面しないことから、居住者のプライバシーの保護を厚
くすることができる。
【0021】以上、本発明の集合住宅における住戸の配
置構造を、上記第1及び第2実施例に基づいて説明した
が、本発明は、上記の実施例のものに限定されず、例え
ば、第1の住戸1及び第2の住戸2の組み合わせ、第1
の住戸1、第2の住戸2及び第3の住戸3の組み合わ
せ、第1の住戸1、第2の住戸2、第3の住戸3及び第
4の住戸4の組み合わせをそれぞれ1単位として、これ
を適宜組み合わせて直線状又は屈曲させて配置すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、玄関から
延びる室内廊下によって分断されることなく、平面方形
に区画した第1の住戸と第2の住戸の北側の居室を設け
ることができるため、北側の居室を、当初施工時の設計
仕様の変更又はリフォーム等により、1つ又は複数に区
画して使用することができる。これにより、居住空間の
設計の自由度を大きくすることができ、価格等の面にお
いて有利な条件で集合住宅を販売することができる。ま
た、第1の住戸の玄関を梁間方向壁の途中に設けるよう
にしているため、第1の住戸の室内廊下の面積を、従来
の集合住宅(キの字型プラン)と同程度にすることがで
き、居住空間の設計の自由度を大きくすることによる集
合住宅の建築コストの上昇を低減することができる。さ
らに、住戸の玄関の前を通過する人の数を少なくするこ
とができるため、居住者のプライバシーの保護を厚くす
ることができる。
【0023】また、請求項2記載の発明によれば、第1
の住戸の桁行方向壁とずらせて第3の住戸の桁行方向壁
を形成することにより、第3の住戸の桁行方向壁の前面
に階段やエレベータ等を設置する共用空間を設けること
ができ、これにより、集合住宅の全体空間を有効に利用
することができ、集合住宅の建築コストを低廉化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅における住戸の配置構造の第
1実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の集合住宅における住戸の配置構造の第
2実施例を示す平面図である。
【図3】従来の集合住宅における住戸の配置構造を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 第1の住戸 2 第2の住戸 3 第3の住戸 4 第4の住戸 5 共用廊下 6 階段 7 エレベータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共に平面方形に区画された第1の住戸と
    第2の住戸を有する集合住宅における住戸の配置構造に
    おいて、第1の住戸の玄関を梁間方向壁の途中に設け、
    この第1の住戸の玄関を設けた梁間方向壁と反対側の梁
    間方向壁を介して、玄関を第2の住戸の桁行方向壁の第
    1の住戸よりの端部に設けた第2の住戸を隣接配置した
    ことを特徴とする集合住宅における住戸の配置構造。
  2. 【請求項2】 第1の住戸の玄関を設けた梁間方向壁を
    介して、玄関を第1の住戸の桁行方向壁とずらせて形成
    した桁行方向壁に設けた第3の住戸を隣接配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の集合住宅における住戸の配
    置構造。
JP9319996A 1996-03-22 1996-03-22 集合住宅における住戸の配置構造 Pending JPH09256652A (ja)

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