JP2000002006A - 高層住宅 - Google Patents

高層住宅

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JP2000002006A
JP2000002006A JP16740798A JP16740798A JP2000002006A JP 2000002006 A JP2000002006 A JP 2000002006A JP 16740798 A JP16740798 A JP 16740798A JP 16740798 A JP16740798 A JP 16740798A JP 2000002006 A JP2000002006 A JP 2000002006A
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JP
Japan
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unit
units
floor
space
common
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Pending
Application number
JP16740798A
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English (en)
Inventor
Shinji Anai
伸二 穴井
Norihiko Sakuraba
記彦 櫻庭
Yoshiaki Itaya
善晃 板谷
Yasushi Shibanuma
安 芝沼
Tomio Ibuki
富雄 伊吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採算がとれるようにしながら、共用廊下と住
戸空間の仕切壁部分のレイアウトを自由に計画できるよ
うにする。 【解決手段】 各階毎に住戸空間10と共用廊下11と
を備えると共に、各階を貫通するパイプ類7を備えた高
層住宅において、各階の住戸空間と共用廊下との間を、
統一されたモジュールサイズの複数のユニット21、2
2、23、24を連ねて構成した仕切体20で区画し、
前記ユニットとして、少なくとも前記パイプ類を収納す
るパイプスペースユニット23を用いて該ユニットを各
階の共通箇所に配置すると共に、残るユニットを選択的
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各階毎に住戸空間
と共用廊下とを備えると共に、各階を貫通するパイプ類
を備えた高層住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】高層住宅では、柱やコア部が建物の平面
に対し垂直に通っている関係で、各階の平面レイアウト
がどうしても似通ってしまう。例えば、建物平面の中央
にエレベータ等を通す空間を備えたコア部を設け、建物
平面の最外周部に柱を設け、柱とコア部の間の空間の外
周側に住戸空間を確保すると共に、その内周側に共用廊
下を確保するようなレイアウトをとった場合、共用廊下
と住戸空間の境界の仕切壁部分に、玄関やトランクルー
ムやパイプスペース等を確保することになるが、そのよ
うな仕切壁を設けるところまでは共通の作りになってし
まう。
【0003】従来の高層住宅は、そのような仕切壁部分
のレイアウト、つまり、玄関やトランクルーム等の配置
等も全て共通化しているのが主流であり、各住戸毎に配
置を適当に変更する等の要望には、簡単に応えられるも
のではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各住戸の表側
面となる前記仕切壁部分の作りや玄関等の並びも全部同
じにすると、住戸毎の内部レイアウトもそれに応じて似
通ってしまい、独自性がなくなる。そこで、最低でもこ
の各住戸の表となる部分のレイアウトに自由度を持た
せ、多様化する住宅プランに柔軟に対応させられるよう
にしたいという要望が出てきた。ところが、実際には、
その要望毎に仕切壁部分の設計を個別に行っていたので
は、採算に合わなかった。従って、より採算に見合った
自由度の高い構造が要求されていた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、採算がとれ
るようにしながら、共用廊下と住戸空間の仕切壁部分の
レイアウトを自由に計画できるようにした高層住宅を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各階
毎に住戸空間と共用廊下とを備えると共に、各階を貫通
するパイプ類を備えた高層住宅において、前記各階の住
戸空間と共用廊下との間を、統一されたモジュールサイ
ズの複数のユニットを連ねて構成した仕切体で区画し、
前記ユニットとして、少なくとも前記パイプ類を収納す
るパイプスペースユニットを用いて該ユニットを各階の
共通箇所に配置すると共に、残るユニットを選択的に配
置したことを特徴とする。
【0007】この構造の高層住宅では、同じモジュール
サイズのユニットを組み合わせることで、共用廊下と住
戸空間を区画する仕切体を構成しているので、ユニット
の並べ替えにより、容易に仕切壁部分のレイアウトを変
更することができる。即ち、パイプスペースユニットの
位置は、パイプ類が上下に貫通している関係上、上下階
で共通にせざるを得ないが、他のユニットは並べ替え自
由であり、並べ替えを行うことで、居住者の住戸プラン
に簡単に対応させることができる。
【0008】その場合のユニットとしては、前記パイプ
スペースユニットの他に、玄関ユニットとトランクルー
ムユニットがある(請求項2)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は実施形態の高層住宅の平面レ
イアウトを示し、(a)と(b)は異なる階の同じ場所
のレイアウトを示す平面図である。また、図2は同高層
住宅で用いるユニットの配置例(a)、(b)を示す斜
視図である。
【0010】図1に示すように、この高層住宅では、建
物平面の最外周に柱1が設けられ、建物平面の中央にエ
レベータ3等を通す空間を備えたコア部2が設けられ、
柱1とコア部2の間の空間の外周側に住戸空間10が確
保されると共に、その内周側に共用廊下11が確保され
ている。そして、共用廊下11と住戸空間10の境界を
区画する仕切壁として、複数のユニット21、22、2
3、24を連ねて構成した仕切体20が設けられてい
る。また、全階にわたってパイプ類7が貫通している。
【0011】これらユニットとしては、図2にも示すよ
うに、玄関ユニット21、トランクルームユニット2
2、パイプスペースユニット23、電気ケーブルスペー
スユニット24が用意されており、全ユニットが同じモ
ジュールサイズ(幅)Hに形成されている。ここで、各
ユニットは、背面壁31と両側壁32とを共通に持って
おり、玄関ユニット21の場合は、更に玄関ドア35及
び玄関照明36を有している。また、トランクルームユ
ニット22やパイプスペースユニット23の場合は前面
扉37、38を有している。また、各ユニットには、必
要に応じて照明ユニット30が付設されている。
【0012】前記仕切体20を構成するユニット21、
22、23、24の配置は、パイプスペースユニット2
3と電気ケーブルスペースユニット24を各階の共通箇
所に配置する以外は、自由に選択することができる。例
えば、住戸毎に玄関ユニット21の位置を替えたり、異
なる階の住戸について、玄関ユニット21とトランクル
ームユニット22の位置を逆にしたりすることが自由に
できる。
【0013】このように、玄関ユニット21やトランク
ルームユニット22の位置を適当に動かすことができる
ので、居住者の要望に応じた住宅プランを実現すること
ができる。しかも、プランに応じてユニットの配置の組
み合わせを替えるだけでよいので、個別に設計するのと
違って、採算性が十分にとれる。
【0014】なお、ユニットの種類は、上記に例示した
もの(玄関ユニット21、トランクルームユニット2
2、パイプスペースユニット23、電気ケーブルスペー
スユニット24)以外に、任意に設定してよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同じモジュールサイズのユニットを組み合わせること
で、共用廊下と住戸空間を区画する仕切体を構成したの
で、ユニットの並べ替えにより、仕切壁部分のレイアウ
トを、居住者のプランに従って自由に変更することがで
きる。特に、同じサイズのユニットの並べ替えで、多様
なプランに対応できるので、採算性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の平面レイアウトを示し、
(a)と(b)は異なる階の同じ場所のレイアウトを示
す平面図である。
【図2】 同実施形態におけるユニットの配置例
(a)、(b)を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 パイプ類 10 住戸空間 11 共用廊下 20 仕切体 21 玄関ユニット 22 トランクルームユニット 23 パイプスペースユニット 24電気ケーブルスペースユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 善晃 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 芝沼 安 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 伊吹 富雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各階毎に住戸空間と共用廊下とを備える
    と共に、各階を貫通するパイプ類を備えた高層住宅にお
    いて、 前記各階の住戸空間と共用廊下との間を、統一されたモ
    ジュールサイズの複数のユニットを連ねて構成した仕切
    体で区画し、前記ユニットとして、少なくとも前記パイ
    プ類を収納するパイプスペースユニットを用いて該ユニ
    ットを各階の共通箇所に配置すると共に、残るユニット
    を選択的に配置したことを特徴とする高層住宅。
  2. 【請求項2】 前記ユニットとして、前記パイプスペー
    スユニットの他に、玄関ユニットとトランクルームユニ
    ットが用いられていることを特徴とする請求項1記載の
    高層住宅。
JP16740798A 1998-06-15 1998-06-15 高層住宅 Pending JP2000002006A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002174042A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Arai Gumi Ltd スケルトン・インフィル集合住宅
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JP2010001648A (ja) 2008-06-20 2010-01-07 Yasuhiro Aoyama 集合住宅

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