JP2001323668A - 室内階段を備えた住宅 - Google Patents
室内階段を備えた住宅Info
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- JP2001323668A JP2001323668A JP2000146175A JP2000146175A JP2001323668A JP 2001323668 A JP2001323668 A JP 2001323668A JP 2000146175 A JP2000146175 A JP 2000146175A JP 2000146175 A JP2000146175 A JP 2000146175A JP 2001323668 A JP2001323668 A JP 2001323668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】室内階段の配置に工夫をすることによって、二
階以上の住宅のプラン設計を標準化し得て、上階部分の
居住用空間の開放感を高めることができ、また、動線構
造を良好にできるとともに、部屋どうしの独立性も付与
できる室内階段を備えた住宅を提供すること。 【解決手段】複数階ある建物1内にその下階と上階とを
連絡する室内階段Kを設けた住宅において、前記建物上
階であって上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備え
た階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方
を寝室Mとし、他方を書斎Sとした。
階以上の住宅のプラン設計を標準化し得て、上階部分の
居住用空間の開放感を高めることができ、また、動線構
造を良好にできるとともに、部屋どうしの独立性も付与
できる室内階段を備えた住宅を提供すること。 【解決手段】複数階ある建物1内にその下階と上階とを
連絡する室内階段Kを設けた住宅において、前記建物上
階であって上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備え
た階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方
を寝室Mとし、他方を書斎Sとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数階ある建物内
にその下階と上階とを連絡する室内階段を設けた住宅に
関する。
にその下階と上階とを連絡する室内階段を設けた住宅に
関する。
【0002】近年の住宅は、高品質化に加えて高級化が
進み、それに対応して、外観のみならず、建物内部の重
厚感や開放感などを持たせることも重要な要素となって
いる。
進み、それに対応して、外観のみならず、建物内部の重
厚感や開放感などを持たせることも重要な要素となって
いる。
【0003】また一方では、建物内部の開放感を持たせ
ることは勿論ではあるが、長年生活する上での居室内で
の動線を配慮し、生活する上での居室の使い勝手や利便
性、さらには、居室の独立性への配慮も行うことが望ま
れている。
ることは勿論ではあるが、長年生活する上での居室内で
の動線を配慮し、生活する上での居室の使い勝手や利便
性、さらには、居室の独立性への配慮も行うことが望ま
れている。
【0004】建物内部の開放感を持たせるためには、従
来から、居住空間を小さく区画せずに大空間としたり、
大きな窓を設けたり、あるいは家具の配置に工夫を凝ら
すことなどが行われている。
来から、居住空間を小さく区画せずに大空間としたり、
大きな窓を設けたり、あるいは家具の配置に工夫を凝ら
すことなどが行われている。
【0005】また、居室の独立性を高めるためには、居
室毎に室内ドアを設けたり、あるいは大型の可動式家具
などを室内に配置したりするなどの手段がとられてい
る。
室毎に室内ドアを設けたり、あるいは大型の可動式家具
などを室内に配置したりするなどの手段がとられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開放感
を持たせるために、単に室内を大空間としたり、大きな
窓を設ける方法では、部屋どうしが連続するために独立
性を付与することができないという問題がある。
を持たせるために、単に室内を大空間としたり、大きな
窓を設ける方法では、部屋どうしが連続するために独立
性を付与することができないという問題がある。
【0007】また、平屋以外の二階建て以上の建物で
は、室内階段を配置する間取りとなることから、立地条
件によっては、階段と居室とのスペースの問題や、階段
踊り場や廊下、居室間の動線構造をプランすることが難
しく、特に、限られた上階空間では、その設計に大変な
気を使わなければならないという問題もある。
は、室内階段を配置する間取りとなることから、立地条
件によっては、階段と居室とのスペースの問題や、階段
踊り場や廊下、居室間の動線構造をプランすることが難
しく、特に、限られた上階空間では、その設計に大変な
気を使わなければならないという問題もある。
【0008】本発明の目的は、室内階段の配置に工夫を
することによって、二階以上の住宅のプラン設計を標準
化し得て、上階部分の居住用空間の開放感を高めること
ができ、また、動線構造を良好にできるとともに、部屋
どうしの独立性も付与できる室内階段を備えた住宅を提
供することにある。
することによって、二階以上の住宅のプラン設計を標準
化し得て、上階部分の居住用空間の開放感を高めること
ができ、また、動線構造を良好にできるとともに、部屋
どうしの独立性も付与できる室内階段を備えた住宅を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る住宅を図面
を参照して説明すると、複数階ある建物1内にその下階
と上階とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、
前記建物上階であって上階の居住用空間Lの中央に室内
階段Kを備えた階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用
空間Lの一方を寝室Mとし、他方を書斎Sとした。
を参照して説明すると、複数階ある建物1内にその下階
と上階とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、
前記建物上階であって上階の居住用空間Lの中央に室内
階段Kを備えた階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用
空間Lの一方を寝室Mとし、他方を書斎Sとした。
【0010】このような発明によれば、建物上階であっ
て上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備えた階段室
Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方を寝室Mと
し、他方を書斎Sとしたので、室内階段Kを備えた階段
室Rによって居住用空間Lが仕切られることとなり、部屋
どうしの独立性を付与することができるとともに、居住
用空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な配置構造
を取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を標準化し
得、また、居住者の動線もきわめて良好にした住宅を提
供することができる。
て上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備えた階段室
Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方を寝室Mと
し、他方を書斎Sとしたので、室内階段Kを備えた階段
室Rによって居住用空間Lが仕切られることとなり、部屋
どうしの独立性を付与することができるとともに、居住
用空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な配置構造
を取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を標準化し
得、また、居住者の動線もきわめて良好にした住宅を提
供することができる。
【0011】また居住用空間Lの中央に階段室Rを設ける
ことによって、階段室Rによるプラン上の制限を受ける
ことなく、前後の居室の開放感を高めることが可能にな
る。
ことによって、階段室Rによるプラン上の制限を受ける
ことなく、前後の居室の開放感を高めることが可能にな
る。
【0012】上記構成の住宅において、階段室Rの周囲
に、居住用空間Lの一部を周回通路Tとして利用可能な
スペースを確保することが望ましい。
に、居住用空間Lの一部を周回通路Tとして利用可能な
スペースを確保することが望ましい。
【0013】このように、階段室Rの周囲に周回通路T
を配置するよう工夫することによって、階段室Rの周囲
の動線を良好にすることができる。
を配置するよう工夫することによって、階段室Rの周囲
の動線を良好にすることができる。
【0014】また、階段室R周囲の周回通路Tに、居住
用空間を仕切る室内ドアDを配置することが好ましい。
用空間を仕切る室内ドアDを配置することが好ましい。
【0015】このようにすれば、室内ドアDによって寝
室Mと書斎Sとの独立性をより高めることができる。
室Mと書斎Sとの独立性をより高めることができる。
【0016】また、複数階ある建物1にその下階と上階
とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、前記建
物上階であって室内階段Kを階段室Rとし、この階段室R
の周囲に、居住用空間Lの一部を周回通路Tとして利用
可能なスペースを確保する構成とすることもできる。
とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、前記建
物上階であって室内階段Kを階段室Rとし、この階段室R
の周囲に、居住用空間Lの一部を周回通路Tとして利用
可能なスペースを確保する構成とすることもできる。
【0017】このように構成すれば、階段室Rの周囲に
周回通路Tを配置する構成となることから、階段室Rの
周囲の動線を良好にすることができる。
周回通路Tを配置する構成となることから、階段室Rの
周囲の動線を良好にすることができる。
【0018】また、周回通路Tとして利用可能なスペー
スを構成する居住用空間Lと室内階段Kの上階踊り場10
との間には、踊り場10と居住用空間Lとを仕切る室内
ドアDを設けるようにすることもできる。
スを構成する居住用空間Lと室内階段Kの上階踊り場10
との間には、踊り場10と居住用空間Lとを仕切る室内
ドアDを設けるようにすることもできる。
【0019】このようにすれば、室内ドアDによって階
段室Rの周囲の居住空間の独立性をより高めることがで
きる。
段室Rの周囲の居住空間の独立性をより高めることがで
きる。
【0020】また、複数階ある建物1内にその下階と上
階とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、建物
上階を略長方形の居住用空間Lとするとともに、この居
住用空間Lを、室内階段Kを備えた階段室Rによって、居
住用空間Lが長さ方向に沿って2つの居室M、Sに分かれ
るように仕切り、さらに、階段室Rの周囲に、居住用空
間の一部を周回通路Tとして利用可能なスペースを確保
した配置とすることもできる。
階とを連絡する室内階段Kを設けた住宅において、建物
上階を略長方形の居住用空間Lとするとともに、この居
住用空間Lを、室内階段Kを備えた階段室Rによって、居
住用空間Lが長さ方向に沿って2つの居室M、Sに分かれ
るように仕切り、さらに、階段室Rの周囲に、居住用空
間の一部を周回通路Tとして利用可能なスペースを確保
した配置とすることもできる。
【0021】この場合には、略長方形の居住用空間Lと
するとともに、この居住用空間Lを、室内階段Kを備えた
階段室Rによって、居住用空間Lが長さ方向に沿って2つ
の居室M、Sに分かれるように仕切られるので、部屋ど
うしの独立性を付与することができるとともに、居住用
空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な配置構造を
取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を標準化し
得、また、居住者の動線もきわめて良好にした住宅を提
供することができる。
するとともに、この居住用空間Lを、室内階段Kを備えた
階段室Rによって、居住用空間Lが長さ方向に沿って2つ
の居室M、Sに分かれるように仕切られるので、部屋ど
うしの独立性を付与することができるとともに、居住用
空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な配置構造を
取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を標準化し
得、また、居住者の動線もきわめて良好にした住宅を提
供することができる。
【0022】また居住用空間Lには、階段室Rを設ける単
純構造とすることによって、階段室Rによるプラン上の
制限を受けることなく、前後の居室の開放感を高めるこ
とが可能になる。
純構造とすることによって、階段室Rによるプラン上の
制限を受けることなく、前後の居室の開放感を高めるこ
とが可能になる。
【0023】また、室内階段Kを直階段とすれば、階段
室Rを大きくする必要がなくなり、限られた大きさの立
地条件の建物への適用性を高めることができる。
室Rを大きくする必要がなくなり、限られた大きさの立
地条件の建物への適用性を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明を大型バルコニー付きの二
階建て住宅に適用した実施の形態を示すもので、図1は
その平面間取り図である。
階建て住宅に適用した実施の形態を示すもので、図1は
その平面間取り図である。
【0026】これらの図において、符号1は建物を示
す。この建物1は、図面では2階部分しか図示されてい
ないが、1階部分の間取りは立地条件等に応じて、種々
の間取りとすることができ、本発明においては、1階部
分の間取り自身は発明の要旨ではないため、その説明を
省略する。
す。この建物1は、図面では2階部分しか図示されてい
ないが、1階部分の間取りは立地条件等に応じて、種々
の間取りとすることができ、本発明においては、1階部
分の間取り自身は発明の要旨ではないため、その説明を
省略する。
【0027】本実施例では、建物1内にその下階と上階
とを連絡する室内階段Kを設けた住宅構造が適用され、
建物上階は、略長方形の居住用空間Lとされている。こ
の居住空間の間取りは、グリッドプランニングにより設
計され、基本モジュールの中で壁、階段室等が収められ
るようになっている。
とを連絡する室内階段Kを設けた住宅構造が適用され、
建物上階は、略長方形の居住用空間Lとされている。こ
の居住空間の間取りは、グリッドプランニングにより設
計され、基本モジュールの中で壁、階段室等が収められ
るようになっている。
【0028】そして、この居住用空間Lは、室内階段Kを
備えた階段室Rによって、自身の長さ方向に沿って2つ
の居室M、Sに分かれるように仕切られ、さらに、階段
室Rの周囲には、居住用空間の一部を周回通路Tとして
利用可能なスペースが確保された配置となっている。
備えた階段室Rによって、自身の長さ方向に沿って2つ
の居室M、Sに分かれるように仕切られ、さらに、階段
室Rの周囲には、居住用空間の一部を周回通路Tとして
利用可能なスペースが確保された配置となっている。
【0029】階段室Rの階段Kは直階段とされ、直階段の
長さ方向に沿う前後2つの内壁11によって、階段室R
が構成されるようになっている。また、階段室Rは、居
住用空間Lの略中央部に配置され、階段踊り場10と各
居室M、Sとの間には、居室M、Sに通じる室内ドアDが
設けられている。
長さ方向に沿う前後2つの内壁11によって、階段室R
が構成されるようになっている。また、階段室Rは、居
住用空間Lの略中央部に配置され、階段踊り場10と各
居室M、Sとの間には、居室M、Sに通じる室内ドアDが
設けられている。
【0030】一方、この建物1には大型のバルコニーB
が設けられ、各居室M、SからバルコニーBに抜けること
ができるようにサッシ12が設けられている。
が設けられ、各居室M、SからバルコニーBに抜けること
ができるようにサッシ12が設けられている。
【0031】また、階段室Rの踊り場10と反対位置に
は周回通路Tの一部を構成する廊下13が設けられ、こ
の廊下には、各居室M、Sに通じる室内ドアDが設けられ
ている。
は周回通路Tの一部を構成する廊下13が設けられ、こ
の廊下には、各居室M、Sに通じる室内ドアDが設けられ
ている。
【0032】実施例では、前記サッシ12は、この室内
ドアDの近傍に配置されている。そして、居室Mは寝室と
され、この寝室Mの北側(図1上側)には出窓15が設
けられ、この出窓15に面して2つのベッド16が配置
されている。
ドアDの近傍に配置されている。そして、居室Mは寝室と
され、この寝室Mの北側(図1上側)には出窓15が設
けられ、この出窓15に面して2つのベッド16が配置
されている。
【0033】また、出窓15と反対の位置であって、階
段室Rの内壁11には、収納家具17が設けられてい
る。
段室Rの内壁11には、収納家具17が設けられてい
る。
【0034】また、居室Sは、実施例では書斎とされ、
居室Sの南側(図1下側)には窓18が設けられ、この
窓18に面して居室Sの南側全面に作りつけの机19が
設けられ、さらにこの机19には椅子20が据え付けら
れている。
居室Sの南側(図1下側)には窓18が設けられ、この
窓18に面して居室Sの南側全面に作りつけの机19が
設けられ、さらにこの机19には椅子20が据え付けら
れている。
【0035】一方、居室Sの南側の窓18の反対側であ
って、階段室Rの内壁11には、3つに仕切られた収納
家具21が設けられている。
って、階段室Rの内壁11には、3つに仕切られた収納
家具21が設けられている。
【0036】なお、室内階段Kは、一階から2階に至る
までの途中に踊り場のない直線状の階段が適用されてい
る。
までの途中に踊り場のない直線状の階段が適用されてい
る。
【0037】また、各居室M、Sの西側壁には窓22が
それぞれ取り付けられた構成となっている。
それぞれ取り付けられた構成となっている。
【0038】本実施の形態に係る住宅によれば、建物上
階であって上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備え
た階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方
を寝室Mとし、他方を書斎Sとしたので、室内階段Kを備
えた階段室Rによって居住用空間Lが仕切られることとな
り、部屋どうしの独立性を付与することができるととも
に、居住用空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な
配置構造を取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を
標準化し得、また、居住者の動線もきわめて良好にした
住宅を提供することができる。
階であって上階の居住用空間Lの中央に室内階段Kを備え
た階段室Rを配置し、階段室Rを挟む居住用空間Lの一方
を寝室Mとし、他方を書斎Sとしたので、室内階段Kを備
えた階段室Rによって居住用空間Lが仕切られることとな
り、部屋どうしの独立性を付与することができるととも
に、居住用空間Lには階段室Rを備える構成とする単純な
配置構造を取れるので、二階以上の住宅のプラン設計を
標準化し得、また、居住者の動線もきわめて良好にした
住宅を提供することができる。
【0039】また居住用空間Lの中央に階段室Rを設ける
ことによって、階段室Rによるプラン上の制限を受ける
ことなく、前後の居室の開放感を高めることが可能にな
る。
ことによって、階段室Rによるプラン上の制限を受ける
ことなく、前後の居室の開放感を高めることが可能にな
る。
【0040】また、階段室Rの周囲に周回通路Tを配置
するよう工夫することによって、階段室Rの周囲の動線
を良好にすることができる。
するよう工夫することによって、階段室Rの周囲の動線
を良好にすることができる。
【0041】さらに、室内ドアDによって寝室Bと書斎S
との独立性をより高めることができる。
との独立性をより高めることができる。
【0042】また居住用空間Lには、階段室Rを設ける単
純構造とすることによって、階段室Rによるプラン上の
制限を受けることがないので、前後の居室の開放感を高
めることが可能になる。
純構造とすることによって、階段室Rによるプラン上の
制限を受けることがないので、前後の居室の開放感を高
めることが可能になる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、室内階
段の配置に工夫をすることによって、二階以上の住宅の
プラン設計を標準化し得て、上階部分の居住用空間の開
放感を高めることができ、また、動線構造を良好にでき
るとともに、部屋どうしの独立性も付与できる室内階段
を備えた住宅を提供することができる。
段の配置に工夫をすることによって、二階以上の住宅の
プラン設計を標準化し得て、上階部分の居住用空間の開
放感を高めることができ、また、動線構造を良好にでき
るとともに、部屋どうしの独立性も付与できる室内階段
を備えた住宅を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る住宅の間取り図であ
る。
る。
1 建物(住宅) M 居室(寝室) S 居室(書斎) T 周回通路 K 室内階段 R 階段室 L 居住用空間 D 室内ドア B バルコニー 11 内壁 12 サッシ 15 出窓
Claims (7)
- 【請求項1】 複数階ある建物内にその下階と上階とを
連絡する室内階段を設けた住宅において、前記建物上階
であって上階の居住用空間の中央に室内階段を備えた階
段室を配置し、階段室を挟む居住用空間の一方を寝室と
し、他方を書斎としたことを特徴とする室内階段を備え
た住宅。 - 【請求項2】 請求項1記載の室内階段を備えた住宅に
おいて、階段室の周囲に、居住用空間の一部を周回通路
として利用可能なスペースを確保したことを特徴とする
室内階段を備えた住宅。 - 【請求項3】 請求項2記載の室内階段を備えた住宅に
おいて、階段室周囲の周回通路に、居住用空間を仕切る
室内ドアを配置したことを特徴とする室内階段を備えた
住宅。 - 【請求項4】 複数階ある建物内にその下階と上階とを
連絡する室内階段を設けた住宅において、前記建物上階
であって室内階段を階段室とし、この階段室の周囲に、
居住用空間の一部を周回通路として利用可能なスペース
を確保したことを特徴とする室内階段を備えた住宅。 - 【請求項5】 請求項4記載の室内階段を備えた住宅に
おいて、周回通路として利用可能なスペースを構成する
居住用空間と室内階段の上階踊り場との間には、踊り場
と居住用空間とを仕切る室内ドアを設けたことを特徴と
する室内階段を備えた住宅。 - 【請求項6】 複数階ある建物内にその下階と上階とを
連絡する室内階段を設けた住宅において、建物上階を略
長方形の居住用空間とするとともに、この居住用空間
を、室内階段を備えた階段室によって、居住用空間が長
さ方向に沿って2つの居室に分かれるように仕切り、さ
らに、室内階段の周囲に、居住用空間の一部を周回通路
として利用可能なスペースを確保したことを特徴とする
室内階段を備えた住宅。 - 【請求項7】 請求項6記載の室内階段を備えた住宅に
おいて、室内階段を直階段としたことを特徴とする室内
階段を備えた住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000146175A JP2001323668A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 室内階段を備えた住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000146175A JP2001323668A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 室内階段を備えた住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001323668A true JP2001323668A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18652570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000146175A Pending JP2001323668A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 室内階段を備えた住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001323668A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052496A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2019120030A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | トヨタホーム株式会社 | 狭小建物 |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000146175A patent/JP2001323668A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052496A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Misawa Homes Co Ltd | 建物 |
JP2019120030A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | トヨタホーム株式会社 | 狭小建物 |
JP7040720B2 (ja) | 2017-12-28 | 2022-03-23 | トヨタホーム株式会社 | 狭小建物 |
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