JPH09255787A - ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用 - Google Patents

ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用

Info

Publication number
JPH09255787A
JPH09255787A JP8096054A JP9605496A JPH09255787A JP H09255787 A JPH09255787 A JP H09255787A JP 8096054 A JP8096054 A JP 8096054A JP 9605496 A JP9605496 A JP 9605496A JP H09255787 A JPH09255787 A JP H09255787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
hydrogen halide
polyphosphoric acid
halogen
acid compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8096054A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Iwata
満寿夫 岩田
Hiroteru Watabe
大輝 渡部
Takashi Takebayashi
貴史 竹林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP8096054A priority Critical patent/JPH09255787A/ja
Publication of JPH09255787A publication Critical patent/JPH09255787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特定のポリリン酸化合物をハロゲン化水素の補
足剤として使用する方法を提供すること。 【解決手段】下記化1で表されるポリリン酸化合物のハ
ロゲン化水素捕捉剤としての使用方法。 【化1】 (式中、n+m≧3,n≧1である。また、R1はNH4
である。R2はNH4、CONH2または下記化2で表さ
れるトリアジン化合物の1種もしくは2種以上の混合物
である) 【化2】 (式中、R3はNH3であり、R4,R5は同一または相異
なっていてもよく、NH2基、NHCONH2基、NHC
2OH基、アルキル基およびフェニル基のなかから選
ばれた基である)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリリン酸化合物の
ハロゲン化水素捕捉剤としての使用方法に関する。更に
詳しくは、ポリリン酸化合物がハロゲン含有樹脂組成物
もしくはハロゲン系難燃剤含有樹脂組成物の燃焼時に発
生するハロゲン化水素ガスを低減しうるハロゲン捕捉剤
としての使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デカブロモジフェニルオキサ
イド、ヘキサブロモシクロドデカン、オクタブロモジフ
ェニルエーテル等のハロゲン系難燃剤を配合した熱硬化
性樹脂や熱可塑性樹脂は難燃性、機械強度に優れた材料
として自動車部品材料、電気電子部品材料、建築材料、
建築関連材料等の幅広い分野で好適に使用されている。
しかしながら、近年かかるハロゲン系難燃剤を配合した
樹脂組成物は燃焼時に腐食性のハロゲン化水素ガスを発
生することから、腐食性のガスを発生させない方策や腐
食性のガスの発生を削減させる方策が要求されている。
これらの要求に応えるために、最近、特定の水酸化マグ
ネシウムのような金属水和物を無機難燃化剤として熱硬
化性樹脂や熱可塑性樹脂に配合する方策や、ポリリン酸
アンモニウムを単独で、もしくはトリアジン化合物と組
み合わせて該樹脂に配合する方策が提案されている。
【0003】しかしながら、上記のいずれの方策も腐食
性のハロゲン化水素ガスは発生しないが、難燃性を得る
にはかなり多量の難燃化剤を配合することが必要である
ため、かかる樹脂組成物は物性が低下するという問題点
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは前述の問
題点を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、特定の
ポリリン酸化合物をハロゲン含有樹脂組成物もしくはハ
ロゲン系難燃剤を含有する樹脂組成物に配合することに
より、該ポリリン酸化合物がハロゲン化水素を捕捉し、
ハロゲン化水素ガスの大気中への拡散を抑え、しかも難
燃性能を低下させないことを見いだし、この知見に基づ
き、本発明を完成した。以上の記述から明らかなよう
に、本発明の目的はハロゲン含有樹脂組成物またはハロ
ゲン系難燃剤を含有する熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性
樹脂の成形時や燃焼時のハロゲン化水素ガスの発生を抑
制するために該樹脂組成物にポリリン酸化合物を配合し
てハロゲン化水素の捕捉剤として該ポリリン酸化合物を
使用する方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は以下の構成を有する。 1)下記化3で表される縮合リン酸化合物のハロゲン化
水素の捕捉剤としての使用方法。
【化3】 (式中、n+m≧3,n≧1である。また、R1はNH4
である。R2はNH4、CONH2または下記化4で表さ
れるトリアジン化合物1種もしくは2種以上の混合物で
ある)
【化4】 (式中、R3はNH3であり、R4,R5は同一または相異
なっていてもよく、NH2基、NHCONH2基、NHC
2OH基、アルキル基およびフェニル基のなかから選
ばれる基である) (2)ハロゲン含有樹脂組成物もしくはハロゲン系難燃
剤含有樹脂組成物の成形時もしくは燃焼時に発生するハ
ロゲン化水素を捕捉するためのポリリン酸化合物の使
用。
【0006】ハロゲン化水素捕捉剤として使用するポリ
リン酸化合物は上記化3示される構造を持った化合物で
あり、具体的には、ポリリン酸アンモニウムおよび変成
ポリリン酸アンモニウム等を挙げることができる。該ポ
リリン酸アンモニウムの市販品としては例えば、スミセ
ーフP(商品名、住友化学社製)、エクソリット(Ex
olit)−422(商品名、ヘキスト社製)、エクソ
リット(Exolit)−462(商品名、ヘキスト社
製)、テラージュ(TERRAJU)(商品名、チッソ社製)な
どを挙げることができる。
【0007】変成ポリリン酸アンモニウムはポリリン酸
アンモニウムに尿素もしくはトリアジン化合物の1種も
しくは2種以上の混合物を反応させて得ることができ
る。該トリアジン化合物としてはアセトグアナミン、ベ
ンゾグアナミン、メラミン、メチロールメラミン、尿素
付加メラミン等を挙げることができる。また、市販品と
しては例えば、スミセーフPM(商品名、住友化学社
製)を挙げることができる。
【0008】該ポリリン酸化合物の粒径は特に限定され
ないが、50μm以下が好ましい。粒径が50μmより大
きくなると各種材料に練り込んだ際、分散性が悪くなり
樹脂物性の低下を引き起こすことがある。
【0009】該ポリリン酸化合物の使用量は限定される
ものではなく、ポリリン酸化合物中のアンモニアが、燃
焼時に発生するハロゲン化水素を捕捉し、中和すること
によりハロゲン化アンモニウムを生成することができれ
る量を用いればよい。生成したハロゲン化アンモニウム
は固体となって系外にでる。しかし、使用量が少ない場
合にはハロゲン化水素の捕捉効果は小さく大気中にハロ
ゲン化水素が拡散することになる。一方使用量が多い場
合には、残余のポリリン酸化合物が樹脂組成物の強度低
下を引き起こすことがある。
【0010】ハロゲン含有樹脂としては例えば、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、臭素化ポリス
チレン、臭素化エポキシ樹脂等を挙げることができ、ハ
ロゲン系難燃剤としては、デカブロモジフェニルオキサ
イド、ヘキサブロモシクロドデカン、オクタブロモジフ
ェニルエーテル、ポリジブロモフェニレンオキサイド、
ビス(トリブロモフェノキシ)エタン、エチレンビステ
トラブロモフタルイミド、TBAポリカーボネートオリ
ゴマー、TBAエポキシオリゴマー、ヘキサブロモベン
ゼン、、テトラブロモビスフェノールS、トリス(2,
3−ジブロモプロピル−1)イソシアヌレート、トリス
クロロエチルホスフェート、トリスジクロロプロピルホ
スフェート、トリス−3−クロロプロピルホスフェー
ト、トリス(トリブロモフェニル)ホスフェート、塩素
化パラフィン、塩素化ポリエチレン、パークロロシクロ
ペンタデカノン等を挙げることができるが、用途もしく
は要求物性に応じて任意に使用すればよく、特に限定さ
れるものではない。
【0011】ハロゲン化水素捕捉剤としてポリリン酸化
合物を熱可塑性樹脂に添加する場合、該熱可塑性樹脂と
しては、通常知られている熱可塑性樹脂を用いることが
できる。例えば、1−オレフィン(α−オレフィン)系
樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、ナイロン類(ポ
リアミド樹脂)、熱可塑性ポリエステル樹脂、芳香族化
合物類の単独重合体樹脂または共重合体樹脂、熱可塑性
エラストマー等を挙げることができる。
【0012】1−オレフィン(α−オレフィン)系樹脂
としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
リ−1−ブテン樹脂、ポリ−4−メチル−1−ペンテン
樹脂、ポリ−1−ヘキセン樹脂、ポリ−1−オクテン樹
脂及びポリ−1−デセン樹脂から選ばれる1種の樹脂並
びに2種以上の樹脂混合物(樹脂ブレンド)を挙げるこ
とができる。
【0013】スチレン系樹脂としては、ポリスチレン樹
脂(PS)、耐衝撃性ポリスチレン樹脂(HIPS)、
耐熱性ポリスチレン樹脂(スチレン−α−メチルスチレ
ン共重合樹脂を包含)、アクリロニトリル−スチレン共
重合樹脂(AS)及びアクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合樹脂(ABS)を挙げることができる。
【0014】ビニル系樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹
脂(PVC)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、
ポリメチルアクリレート樹脂(PMA)、ポリメチルメ
タアクリレート樹脂(PMMA)等を挙げることができ
る。
【0015】ナイロン類(ポリアミド樹脂類)として
は、6−ナイロン、7−ナイロン、11−ナイロン、1
2−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロ
ン、6,12−ナイロン、全芳香族ナイロン類例えばテ
レフタル酸単位とp−フェニレンジアミン単位との縮合
物およびm−キシリレン−アジピン酸縮合ナイロン類
(MXD6)並びに6−/6,6−共縮合ナイロンおよ
び6−/12−共縮合ナイロン等を挙げることができ
る。
【0016】熱可塑性ポリエステル樹脂としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
および全芳香族ポリエステル、例えばポリフェニレンテ
レフタレート(ハイドロキノン単位とテレフタル酸単位
との結合体)等を挙げることができる。
【0017】芳香族化合物類の単独重合体樹脂もしくは
共重合体(共縮合体も包含)樹脂としては、ポリカーボ
ネート樹脂(PC)、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂(PPE)、アクリロニトリル−スチレ
ン−ブタジエン共重合樹脂(ABS)及びポリウレタン
樹脂(PU)を挙げることができる。
【0018】熱可塑性エラストマーとしては、エチレン
−プロピレン共重合エラストマ(EPM)、エチレン−
プロピレン−非共役ジエン共重合エラストマー(EPD
M)、エチレン−プロピレン−2−エチリデン−5−ノ
ルボルネン共重合エラストマー(EPDM)、プロピレ
ン−1−ブテン共重合エラストマー(PBM)、ポリ−
1,3−ブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム
(IR)、アクリロニトリル−1,3−ブタジエン共重
合ゴム類(NBR)、クロロプレンゴム類、イソブテン
−イソプレンゴム類(IIR:通称「ブチルゴム」)、
天然ゴム(NR)およびポリウレタンエラストマー等を
挙げることができる。
【0019】熱硬化性樹脂としては、通常知られている
熱硬化性樹脂を用いることができる。例えば、エポキシ
樹脂、硬質ウレタン樹脂、軟質ウレタン樹脂、フェノー
ル樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、キシレン樹
脂、ユリア樹脂、不飽和ポリエステル樹脂及びジアリル
フタレート樹脂等を挙げることができる。
【0020】
【実施例】本発明を具体的に説明するために、以下に実
施例および比較例を示すが、本発明はこれによって限定
されるものではない。燃焼性(酸素指数)および燃焼ガ
ス中のハロゲン化水素の濃度分析は以下の方法により測
定した。 (1)ハロゲン化水素濃度の測定:D型キャンドル燃焼
試験機((株)東洋精機製作所製)にて試験材料が3分
以上継続して燃焼することができる酸素濃度にて該試験
片を燃焼させ、そのときに発生するハロゲン化水素ガス
をガス検知管にて測定し、ポリリンン酸化合物を配合し
ない試験材料が発生するハロゲン化水素ガス濃度に対す
る減少率で示した。 (2)燃焼性(酸素指数):JISK7201に準拠。
【0021】実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂エピコート828(商
品名、油化シェルエポキシ(株)製)50重量部、臭素
含有量46%のダウエポキシ樹脂D.E.R.542(商品
名、ダウケミカル社製)50重量部、三酸化アンチモン
5重量部、ポリリン酸化合物としてポリリン酸アンモニ
ウム(テラージュ(TERRAJU)C60、商品名、チッソ
社製)8重量部を十分混合したのち、硬化剤としてジエ
チレントリアミン12.3重量部を加えさらに混合す
る。脱気後、該混合物を110℃で60分間熱プレス成
形をおこない、横6mm、縦100mm、厚さ3mmの
試験片を作成した。その試験片を用いて、上記した測定
方法で酸素指数および燃焼ガス中のハロゲン化水素濃度
の測定をおこなった。その結果を表1に示す。
【0022】実施例2 ポリリン酸化合物としてポリリン酸アンモニウム(テラ
ージュ(TERRAJU)C60、商品名、チッソ社製)5重
量部を用いる以外は実施例1に準拠して試験片を作成し
た。その試験片を用いて、上記した測定方法で酸素指数
およびハロゲン化水素濃度の測定をおこなった。その結
果を表1に示す。
【0023】実施例3 塩化ビニル樹脂100重量部と、可塑剤としてジオクチ
ルフタレート100重量部、三酸化アンチモン10重量
部、ポリリン酸化合物としてポリリン酸アンモニウム
(テラージュ(TERRAJU)C60、商品名、チッソ社製)
20重量部を十分混合し、ロ−ル温度150℃でカレン
ダー成形により厚み1mmのシートを作成し、横6m
m、縦100mmに切り出し試験片を作成した。その試
験片を用いて、上記した測定方法で酸素指数およびハロ
ゲン化水素濃度の測定をおこなった。その結果を表1に
示す。
【0024】実施例4 ポリリン酸化合物として、ポリリン酸アンモニウム(テ
ラージュ(TERRAJU)C60、商品名、チッソ社製)15
重量部を用いる以外は実施例3に準拠して試験片を作成
し、その試験片を用いて、上記した測定方法で酸素指数
およびハロゲン化水素濃度の測定をおこなった。その結
果を表1に示す。
【0025】実施例5 熱可塑性樹脂として、結晶性プロピレン−エチレンブロ
ック共重合体(エチレン成分含有量8.5重量%、MF
R(230℃;2.16Kgf)20g/10min)100重量
部、臭素系難燃剤としてオクタブロモジフェニルエーテ
ル15重量部、三酸化アンチモン10重量部、ポリリン
酸化合物としてポリリン酸アンモニウム(テラージュ(T
ERRAJU)C60、商品名、チッソ(株)製)10重量部
をヘンシェルミキサー(商品名)に入れて3分間攪拌混
合した。得られた混合物を押出機(口径30mm)を用いて
溶融混練(温度200℃)、押し出して難燃性重合体組
成物のペレットを得た。得られたペレットを用いて横6
mm、縦100mm、厚さ3mmの試験片を作成した。
その試験片を用いて、上記した測定方法で酸素指数およ
びハロゲン化水素濃度の測定をおこなった。その結果を
表1に示す。
【0026】実施例6 熱可塑性樹脂として、ABS(アクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン共重合体)樹脂(MI(190℃;2.16Kg
f)11g/10min;軟化点107℃;密度1.05
g/cc;商品名:スタイラック200(旭化成工業
(株)製))を100重量部、臭素系難燃剤としてテト
ラブロモビスフェノールA10重量部、三酸化アンチモ
ン4重量部、ポリリン酸化合物としてポリリン酸アンモ
ニウム(テラージュ(TERRAJU)C60、商品名、チッソ
社製)を10重量部用いる以外は実施例5に準拠して試
験片を作成し、該試験片を用いて、上記した測定方法で
酸素指数およびハロゲン化水素濃度の測定をおこなっ
た。その結果を表1に示す。
【0027】比較例1 ハロゲン化水素捕捉剤としてのポリリン酸化合物を添加
しない以外は実施例1に準拠して試験片を作成し、該試
験片を用いて、上記した測定方法で酸素指数およびハロ
ゲン化水素濃度の測定をおこなった。その結果を表1に
示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】ポリリン酸化合物をハロゲン化水素捕捉
剤として使用するとハロゲン含有樹脂組成物またはハロ
ゲン系難燃剤含有樹脂組成物が燃焼したときに発生する
ハロゲン化水素ガスを捕捉してハロゲン化アンモニウム
の結晶を生成させるため放出される腐食性ガスを抑制す
ることができ、ハロゲン含有熱可塑性樹脂、ハロゲン系
難燃剤を配合した熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂に該ポリ
リン酸化合物を配合して、自動車部品、電気電子材料、
建築材料および建築関連材料等の難燃化材料に好適に使
用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記化1で表されるポリリン酸化合物のハ
    ロゲン化水素捕捉剤としての使用。 【化1】 (式中、n+m≧3,n≧1であり、R1はNH4であ
    る。R2はNH4、CONH2または下記化2で表される
    トリアジン化合物の1種もしくは2種以上の混合物であ
    る) 【化2】 (式中、R3はNH3を示し、R4,R5は同一もしくは相
    異なっていてもよく、NH2基、NHCONH2基、NH
    CH2OH基、アルキル基およびフェニル基のなかから
    選ばれる基である)
  2. 【請求項2】ハロゲン含有樹脂組成物もしくはハロゲン
    系難燃剤含有樹脂組成物の成形時もしくは燃焼時に発生
    するハロゲン化水素を捕捉するためのポリリン酸化合物
    の使用。
JP8096054A 1996-03-26 1996-03-26 ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用 Pending JPH09255787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8096054A JPH09255787A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8096054A JPH09255787A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09255787A true JPH09255787A (ja) 1997-09-30

Family

ID=14154747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8096054A Pending JPH09255787A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09255787A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527357A (ja) * 2000-03-15 2003-09-16 サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ 水素ゲッター組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527357A (ja) * 2000-03-15 2003-09-16 サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ 水素ゲッター組成物
JP4704654B2 (ja) * 2000-03-15 2011-06-15 サエス ゲッターズ ソチエタ ペル アツィオニ 水素ゲッター組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3427898B2 (ja) 難燃性付与剤としてメラミン−またはメレムーリン酸反応生成物を含有する難燃性ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物
US5942561A (en) Fire-retardant polymer composition
JP4475811B2 (ja) 架橋フェノキシホスファゼン化合物、その製造法、難燃剤、難燃性樹脂組成物及び難燃性樹脂成形体
WO2004085537A1 (ja) 難燃性合成樹脂組成物
KR20140105814A (ko) 난연제와 알루미늄 포스파이트를 함유하는 난연성 혼합물, 이의 제조방법 및 용도
JPH10204212A (ja) 難燃剤およびそれを含有した熱可塑性樹脂組成物
JP3122818B1 (ja) 難燃性芳香族ポリアミド樹脂組成物
JPH06157880A (ja) ポリアルキレンテレフタレート系難燃性樹脂組成物
JPH08302202A (ja) 難燃性ポリマー組成物
JPH111574A (ja) 難燃剤およびそれを含有した熱可塑性樹脂組成物
JPH09255787A (ja) ポリリン酸化合物のハロゲン化水素捕捉剤としての使用
JP2000119512A (ja) 難燃性強化ポリアミド樹脂組成物
JPH08302209A (ja) 難燃性ポリマー組成物
JPH09302237A (ja) 難燃性熱可塑性重合体組成物
JP3993467B2 (ja) 難燃性ポリオレフィン系樹脂組成物
JP3452090B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
JP3495757B2 (ja) 難燃性スチレン系樹脂組成物
CN115003756A (zh) 树脂组合物
JPH1143602A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JPH0848812A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH11302512A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH1135833A (ja) 難燃性熱可塑性樹脂組成物
JPH11217508A (ja) 難燃性熱可塑性樹脂組成物
JP4030301B2 (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物
WO2004048459A1 (en) Fire retarded styrene polymer compositions