JPH09255038A - 段ボール製クッション - Google Patents

段ボール製クッション

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Publication number
JPH09255038A
JPH09255038A JP8089951A JP8995196A JPH09255038A JP H09255038 A JPH09255038 A JP H09255038A JP 8089951 A JP8089951 A JP 8089951A JP 8995196 A JP8995196 A JP 8995196A JP H09255038 A JPH09255038 A JP H09255038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated board
board material
tip
cushion
outer peripheral
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8089951A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sato
真紀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09255038A publication Critical patent/JPH09255038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボール材で簡単に作ることができること。 【解決手段】 段ボール材中央12の4辺12aの外周
辺13を角筒型に折り返し、これら外周辺13の先端1
3aを段ボール材中央12の差込み穴19を貫通して他
方の側面12c側に垂直状に突出させ、これらの先端1
3aに連接したロック片18でロックするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包装置等に適用
するのに最適な段ボール製クッションの技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図17に示すように、一般的
な梱包装置1は、対称形状に成形された上下一対の発泡
スチロール製クッション2を用い、これらの発泡スチロ
ール製クッション2を凹部3によって被梱包物品4の上
下に嵌合させた状態で、これらをカートン5内に収納し
て梱包している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発泡スチロー
ル製クッション2は、梱包時や開梱時に、コーナー等が
簡単に欠けて、破片が散乱し易く、取扱いに注意を要す
る。また、発泡スチロール製クッション2は焼却、廃棄
しようとすると、有害ガスを発生し、公害問題となる等
の不都合があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、段ボール材で簡単に作ることがで
きる段ボール製クッションを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の段ボール製クッションは、1枚の段ボール
材の複数の外周辺をその段ボール材の一方の面側にそれ
ぞれ筒型に折り返して、これら複数の外周辺の先端を段
ボール材の外周に沿って形成された複数の差込み穴を通
してその段ボール材の他方の面側に貫通し、これら複数
の外周辺の先端をその段ボール材の他方の面側に垂直状
に突出させたものである。
【0006】上記のように構成された本発明の段ボール
製クッションは、段ボール材の一方の面側にそれぞれ筒
型に折り返された複数の外周辺と、段ボール材の他方の
面側に垂直状に突出された複数の外周辺の先端とによっ
て被梱包物品の位置決め手段と、緩衝手段とを構成する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を梱包装置に適用し
た段ボール製クッションの実施の形態を図1〜図14を
参照して説明する。
【0008】まず、図7〜図12によって、本発明の段
ボール製クッション11の作り方を説明する。即ち、図
7に示すように、段ボール材の原反を抜き加工して、方
形状の段ボール材中央12の4辺12aに4つの外周辺
13を連接した1枚の段ボール材14を作る。この際、
各外周辺13には4辺12aと平行で等間隔の3本の折
曲げ線15を形成し、これら各外周辺13の先端13a
の中央に切欠き16を形成して、各先端13aを二股形
状に構成する。そして、各先端13aの両側には折曲げ
線15に対して直角な折曲げ線17を介して連接された
一対のロック片を形成し、段ボール材中央12には4辺
の内側に沿って各一対、合計8つの差込み穴19を形成
する。但し、各差込み穴19の長さL1 を各先端13a
の幅W1 とほぼ等しく構成し、図9に示すように、各差
込み穴19には各先端13aのみが差し込まれる小幅部
2 と各先端13aと各ロック片18が2重に折り重ね
られて差し込まれる大幅部W3 とが形成されている。
【0009】次に、段ボール製クッションの組立て方法
を説明する。まず、図8及び図9に示すように、4つの
外周辺13の各一対のロック片18をそれぞれ折曲げ線
17によって各先端13a上に180°折り重ねた後、
図8及び図10に示すように、4つの外周辺13をそれ
ぞれ3本の折曲げ線15によって段ボール材中央12の
一方の面12b側に角筒型に折り返す。そして、図11
に示すように、各ロック片18を各先端13a上に折り
重ねたままの状態で、これら各先端13a及びロック片
18を各差込み穴19に完全に差し込んで、これら各先
端13a及びロック片18を段ボール材中央12の他方
の側面12c側に貫通して、垂直状に突出させる。
【0010】そして、最後に、図12に示すように、段
ボール材中央12の他方の面12c側に貫通された各ロ
ック片18を折曲げ線15によって180°元に戻して
各差込み穴19に対する各ロック片18の角度を変化さ
せると、各ロック片18が段ボール材中央12の他方の
面12c側に引っかかり、各先端13aが各差込み穴1
9内にロックされ、各先端13aが各差込み穴19から
段ボール材中央12の一方の側面12bへ引き抜くこと
ができないようになる。
【0011】以上により、段ボール製クッション11の
組立てが完了し、図5及び図6に示すように、この段ボ
ール製クッション11には、段ボール材中央12の一方
の側面12b側の周囲に角筒型の外周辺13が方形状に
組立てられ、他方の側面12c側の周囲に先端13aが
垂直状に突出されて、方形状に枠組みされ、これら外周
辺13及び先端13aの内側には一対の凹部21、22
が形成された構造体を得ることができる。そして、これ
ら各筒型の外周辺13と、垂直状の先端13aとによっ
て被梱包物品の位置決め手段と、緩衝手段とを構成する
ことができる。
【0012】即ち、図1及び図2に示す梱包装置1は、
段ボール製クッション11の外周辺13を位置決め手段
として使用し、垂直状の先端13aを緩衝手段として使
用する梱包方法を示したものである。従って、上下一対
の段ボール製クッション11を、これらの一方の凹部2
1によって被梱包物品4の上下に嵌合させた状態で、こ
れらをカートン5内に収納して梱包するものであり、外
周辺13によって被梱包物品がカートン5内に位置決め
され、垂直状の先端13aがいわゆる垂直状リブとして
働いて、これらの先端13aによって落下衝撃等を有効
に緩衝することができる。
【0013】また、図3及び図4に示す梱包装置1は、
垂直状の先端13aを位置決め手段として使用し、角筒
型の外周辺13を緩衝手段として使用する梱包方法を示
したものである。従って、上下一対の段ボール製クッシ
ョン11を、これらの他方の凹部22によって被梱包物
品4の上下に嵌合させた状態で、これらをカートン6内
に収納して梱包するものであり、垂直状の先端13aに
よって被梱包物品4がカートン5内で位置決めされ、角
筒型の外周辺13によって落下衝撃等を有効に緩衝する
ことができる。
【0014】次に、図13に示した変形例は、差込み穴
19をL型に構成して、ロック片18を先端13aに対
して90°折り曲げた状態で、これら先端13a及びロ
ック片18を32を差込み穴19に完全に差し込み、ロ
ック片18を90°元に戻してロックするようにしたも
のである。また、図14に示した変形例は、ロック片1
8を先端13aの内側に180°折り重ねた状態で、こ
れら先端13a及びロック片18を差込み穴19に完全
に差し込み、ロック片18を90°元に戻してロックす
るようにしたものである。
【0015】また、図15に示した変形例は、ロック片
18を先端13aの内側に180°折り重ねた状態で、
これら先端13a及びロック片18を差込み穴19に完
全に差し込み、ロック片18を90°元に戻した位置
で、そのロック片18に連接した位置決め手段である小
さい係止片23を段ボール材中央12に形成した位置決
め手段である小さい係止穴24に係止して、ロック片1
8を位置決めするように構成したものである。また、図
16に示す変形例は、先端13a及びロック片18を1
80°の姿勢のまま差込み穴19に完全に差し込み、ロ
ック片18を90°折り曲げて、そのロック片18に連
接された小さい係止片23を段ボール材中央12に形成
した係止穴24に係止して、ロック片18を位置決めす
るように構成したものである。
【0016】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、段ボール製ク
ッションを方形状に構成したが、六角や八角等の多角形
状、或いはコーナー用のL型形状等に構成しても良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の段ボー
ル製クッションは、次のような効果を奏する。
【0018】請求項1は、段ボール材の一方の面側にそ
れぞれ筒型に折り返された複数の外周辺と、段ボール材
の他方の面側に垂直状に突出された複数の外周辺の先端
とによって被梱包物品の位置決め手段と、緩衝手段とを
構成することができるようにしたので、梱包装置等に用
いて、被梱包物品の位置決めと緩衝とを効果的に行え
る。それでいて、この段ボール製クッションは、段ボー
ル材を用いて、周辺部を筒型に折り曲げ、その先端を段
ボール材の一方の側面から他方の側面に差し込んで、垂
直状に突出するだけであり、段ボール材で極めて簡単に
作ることができ、非常に低コストなものが得られる。ま
た、この段ボール製クッションは、焼却時に有害ガスを
全く発生しないので、安心して焼却、廃棄することがで
き、また、再生も容易である。
【0019】請求項2は、複数の外周辺の先端にロック
片を連接し、これら外周辺の先端及びロック片を差込み
穴を通して段ボール材の一方から他方に垂直状に貫通
し、その貫通されたロック片の角度を変えて、外周辺の
先端を段ボール材にロックするようにしたので、組立て
られた外周辺及び先端の形状を安定して保つことがで
き、梱包作業等を容易に行える。しかも、ロック手段を
段ボール材自体に形成したロック片で構成しているの
で、接着や係止金具等の特別なロック手段が不要であ
り、組立ての作業性の向上や低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を梱包装置の段ボール製クッションに適
用した実施の形態における段ボール製クッションの第1
の使い方を説明する梱包装置全体の斜視図である。
【図2】図1の梱包装置の断面側面図である。
【図3】段ボール製クッションの第2の使い方を説明す
る梱包装置全体の斜視図である。
【図4】図3の梱包装置の断面側面図である。
【図5】組立てられた段ボール製クッションの上面側の
斜視図である。
【図6】組立てられた段ボール製クッションの下面側の
斜視図である。
【図7】段ボール製クッションを組立てる段ボール材の
斜視図である。
【図8】図7の段ボール材の組立て方法を説明する斜視
図である。
【図9】段ボール材の組立て開始を説明する要部の斜視
図である。
【図10】段ボール材の組立て次工程を説明する要部の
斜視図である。
【図11】段ボール材の組立て次工程を説明する要部の
斜視図である。
【図12】段ボール材の組立て完了を説明する要部の斜
視図である。
【図13】ロック方法の変形例を示した斜視図である。
【図14】ロック方法の変形例を示した斜視図である。
【図15】ロック方法の変形例を示した斜視図である。
【図16】ロック方法の変形例を示した斜視図である。
【図17】従来の梱包装置を説明する斜視図である。
【符号の説明】
11は段ボール製クッション、12は段ボール材中央、
12aは段ボール材中央の4辺、12bは段ボール材中
央の一方の側面、12cは段ボール材中央の他方の側
面、13は外周辺、13aは外周辺の先端、14は段ボ
ール材、15、17は折曲げ線、18はロック片、19
は差込み穴、21、22は凹部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の段ボール材の複数の外周辺をその段
    ボール材の一方の面側にそれぞれ筒型に折り返し、 上記複数の外周辺の先端を上記段ボール材の外周に沿っ
    て形成された複数の差込み穴を通して、その段ボール材
    の他方の面側に貫通して、これら複数の外周辺の先端を
    その段ボール材の他方の面側に垂直状に突出させたこと
    を特徴とする段ボール製クッション。
  2. 【請求項2】上記筒型に折り返した複数の外周辺の先端
    に、これらの外周辺の折曲げ線に対して直角な折曲げ線
    を介して連接されたロック片を設け、 上記複数の外周辺の先端とロック片とを上記差込み穴を
    通して上記段ボール材の他方の面側に垂直状に貫通し、 その貫通されたロック片の角度を変えて、上記複数の外
    周の先端を上記段ボール材にロックしたことを特徴とす
    る請求項1記載の段ボール製クッション。
JP8089951A 1996-03-21 1996-03-21 段ボール製クッション Withdrawn JPH09255038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8089951A JPH09255038A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 段ボール製クッション

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JP8089951A JPH09255038A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 段ボール製クッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09255038A true JPH09255038A (ja) 1997-09-30

Family

ID=13985017

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JP8089951A Withdrawn JPH09255038A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 段ボール製クッション

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JP (1) JPH09255038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105480575A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 泸州共泽包装有限公司 防震包装盒
JP2020132266A (ja) * 2019-02-26 2020-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 緩衝部材、梱包体

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20030603