JPH09254498A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH09254498A
JPH09254498A JP8090207A JP9020796A JPH09254498A JP H09254498 A JPH09254498 A JP H09254498A JP 8090207 A JP8090207 A JP 8090207A JP 9020796 A JP9020796 A JP 9020796A JP H09254498 A JPH09254498 A JP H09254498A
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JP
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JP8090207A
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Takeshi Sakuma
剛 佐久間
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント時にユーザエラーが発生した場合、
ユーザがエラーの対処に多くの時間を費やすという事態
を回避し得るプリンタ装置を提供する。 【解決手段】 印刷時にユーザエラーが発生すると、C
PU1は、エラーコード、エラー原因コード、エラー対
処コードおよび付帯情報、さらに必要に応じてエラーペ
ージ番号をRAM3のエラー情報格納エリアに順次格納
する。エラー発生ページの印刷終了後、CPU1はエラ
ー情報格納エリアにエラーコードが存在するか否かを調
べ、エラーコードが存在すればエラーコード、エラー原
因コードおよびエラー対処コードを基にエラー内容、エ
ラー原因およびエラー対処方法を表す印刷メッセージを
作成し、プリンタエンジン7によって印刷する。このと
き、必要に応じてエラー発生ページ番号も一緒に印刷す
る。エラー情報を印刷した後は、エラー情報格納エリア
をクリアする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理に関連し
て生ずるエラーに係わる情報をユーザに伝達する機能を
備えたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上位装置からの印字指令(制御
コード)によって印字を行うプリンタにおいては次のよ
うな3つのタイプのエラーが生じる。まず、第1のタイ
プは、用紙ジャム(紙詰まり)、用紙なしあるいはトナ
ーエンド等のように、印刷動作は中断するものの、一般
ユーザが原因を取り除けばエラーを回復することができ
るエラーである。次に、第2のタイプは、定着ユニット
温度異常、モータ異常あるいは操作パネル故障等のよう
に、印刷動作を中断して専門のサービスマンによるメン
テナンスを必要とするエラーである。第3のタイプは、
上位装置あるいは上位装置上で稼働しているアプリケー
ションソフトからの操作ミスや設定ミス等によって送信
される制御コードにおいて発生し、操作パネルにエラー
表示を行うものの印刷動作は中断させないエラーであ
る。これは、ユーザの使用方法を改善すれば正常に印刷
可能となるエラーである。
【0003】このようなプリンタ装置に発生するエラー
のうち、第2のタイプのエラー、すなわち専門のサービ
スマンによるメンテナンスを必要とするエラーについて
は、例えば特開平2ー308151号公報、あるいは特
開平2ー184483号公報にその対処方法が開示され
ている。これらで提案された方法では、プリンタ稼働中
に発生したエラーの内容を蓄積しておき、メンテナンス
時にサービスマン等の所定の操作によってエラー内容を
表示させ、確認することができるようになっている。
【0004】しかしながら、上記した第3のタイプのエ
ラー、すなわち上位装置あるいは上位装置上で稼働して
いるアプリケーションソフトからの操作ミスや設定ミス
等によって送信される制御コードに発生し操作パネルに
エラー表示を行うものの印刷動作は中断させないタイプ
のエラーであって、ユーザの使用方法を改善すれば正常
に印刷できるエラー(以下、ユーザエラーという。)に
ついては、エラー発生時点でエラー内容のみが表示され
るだけであった。このようなユーザエラーは、例えば用
紙サイズや給紙トレイの選択が適正でない場合や作業メ
モリ領域が十分でない場合、あるいは文字コードや印刷
部数が適正でない場合に生ずるものであるが、そのよう
なエラーが発生した場合には、例えば図9に示したよう
に、プリンタ装置の表示部にエラーコードとともに、
「用紙サイズ選択エラー」、「給紙トレイ選択エラ
ー」、「メモリ領域不足エラー」、「文字コードエラ
ー」、「印刷部数接点エラー」等々のエラー表示がなさ
れる。
【0005】ところが、上記したように、これらのユー
ザエラー表示はエラー発生時に表示されるだけのもので
あって、印字動作はそのまま実行されてしまうので、ユ
ーザが常に表示部に注意していなければエラー発生に気
づかないことが多い。このため、例えば、A4サイズの
用紙に印字すべきところをB5サイズの用紙に印字して
しまうというように、印刷された結果がユーザの期待し
た結果と異なる事態が生じ、使用上の問題となる場合も
ある。また、仮にユーザが表示部のエラー表示によって
ユーザエラー発生を発見することができたとしても、多
くのプリンタ装置では省略スペースの関係上あまり大き
な表示パネルを設けることは困難である。そのため、表
示部には簡単な表示しかできないことから、必ずしも十
分なエラー情報をユーザに伝えることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このようなユ
ーザエラーについてもそのエラー内容を印刷できるよう
にしたプリンタ装置も考えられる。しかし、その場合
は、単に、エラーを発生させた印刷動作とは関係なくエ
ラー内容を印刷するようにすると、印刷されたエラー情
報の内容がどのユーザからの印字操作によって生じたも
のなのか(すなわち、その印刷されたエラー情報を見た
ユーザにとっては、そのエラーを発生させたのが自分で
あるのか否か)を判断することができない。
【0007】また、エラー情報の内容を印刷するにして
も、例えば図9に示したように、表示部に表示されるエ
ラー内容をやや詳しく説明したような内容を印刷するの
みでは、ユーザエラーが発生した原因や対処方法がすぐ
には分からず、作業効率が低下するという問題もあっ
た。
【0008】そこで、本発明の目的は、プリント時にユ
ーザエラーが発生した場合に、ユーザがエラーの対処に
多くの時間を費やすことがなく、印刷作業効率を向上さ
せることができるプリンタ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプリンタ
装置は、上位装置からの印字指令に応じて印刷処理を行
うプリンタ装置であって、印刷処理に際して上位装置か
らの印刷条件の設定方法に起因するユーザエラーが発生
したとき、そのエラーの内容と原因と対処方法と所定の
付帯情報とを含むエラー情報を格納するエラー情報格納
手段と、前記ユーザエラーが発生したページを印刷した
後、前記エラー情報格納手段に格納されたエラー情報を
読みだし、その内容を印刷するエラー情報印刷手段とを
備えて前記目的を達成する。
【0010】このプリンタ装置では、ユーザエラーが発
生すると、そのエラーの内容、原因、その対処方法およ
び所定の付帯情報等からなるエラー情報がメモリ(エラ
ー情報格納手段)に順次格納されるとともに、エラーが
発生したページの印刷終了後に、格納されたエラー情報
がメモリから読み出されて印刷されるので、ユーザは各
ページの印刷終了ごとに詳細なエラー情報を知ることが
できる。
【0011】請求項2記載のプリンタ装置は、上位装置
からの印字指令に応じて印刷処理を行うプリンタ装置で
あって、印刷処理に際して上位装置からの印刷条件の設
定方法に起因するユーザエラーが発生したとき、そのエ
ラーの内容と原因と対処方法とエラーが発生したページ
番号と所定の付帯情報とを含むエラー情報を格納するエ
ラー情報格納手段と、前記ユーザエラーが発生したペー
ジを含む1文書分のすべてのページを印刷した後、前記
エラー情報格納手段に格納されたエラー情報を読みだ
し、その内容を印刷するエラー情報印刷手段とを備えて
いる。
【0012】このプリンタ装置では、ユーザエラーが発
生すると、そのエラーの内容、原因、その対処方法およ
び所定の付帯情報等からなるエラー情報がメモリ(エラ
ー情報格納手段)に順次格納されるとともに、エラーが
発生したページを含む文書全体の印刷終了後に、格納さ
れたエラー情報がメモリから読み出されて印刷されるの
で、ユーザは必要な文書がすべて印刷された時点で詳細
なエラー情報を知ることができる。
【0013】請求項3記載のプリンタ装置は、上位装置
からの印字指令に応じて印刷処理を行うプリンタ装置で
あって、印刷処理に際して前記上位装置からの印刷条件
の設定方法に起因するユーザエラーが発生したとき、そ
のエラーの内容と原因と対処方法と所定の付帯情報とを
含むエラー情報、またはこれらの他にエラーが発生した
ページ番号をも含むエラー情報を格納するエラー情報格
納手段と、前記エラー情報格納手段に格納されたエラー
情報を読みだし、その内容を印刷するエラー情報印刷手
段と、前記上位装置からの指令またはプリンタ本体の操
作パネルからの指示に応じ、ユーザエラーが発生したペ
ージを印刷した後にエラー情報の印刷を行うモードと、
ユーザエラーが発生したページを含む1文書分のすべて
のページを印刷した後にエラー発生ページ番号をも含む
エラー情報の印刷を行うモードと、格納されたエラー情
報を印刷しないモードのうち、いずれかを選択するエラ
ー情報印刷モード選択手段とを備えている。
【0014】このプリンタ装置では、印刷の終了したペ
ージ単位でエラー情報印刷を行うモードと、印刷の終了
した文書単位でエラー情報印刷を行うモードと、エラー
情報を印刷しないモードの3モードのいずれかを適宜選
択可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
係るプリンタ装置の概略構成を表す図である。このプリ
ンタ装置は、接続された入出力装置(図示せず)の制御
やプログラムおよびメモリの管理等を行うCPU(中央
処理装置)1と、プログラム、フォントデータおよびそ
の他の固定データが格納されているROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2と、受信データ用のバッファ、実印字
データ用のビットマップメモリおよびプログラム処理に
必要な作業領域(ワークエリア)として用いられるとと
もに、エラー情報を格納するための領域(エラー情報格
納エリアという。)としても用いられるRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)3と、電源オフ時でも印刷環境
設定デ−タを保持可能なNV−RAM(不揮発性メモ
リ)4と、ホストコンピュ−タ(図示しない上位装置)
との間で相互通信を行うホスト(I/F)(ホストイン
タ−フェース)5と、表示機能を有しユ−ザが操作可能
な操作パネル6と、実際の印刷出力を行うプリンタエン
ジン7とを備えている。これらの各部間はバス8によっ
て共通に接続されている。
【0016】図2は、RAM3におけるエラー情報格納
エリアの内容の一例を表す図である。この図に示したよ
うに、エラー情報格納エリアには、エラーコードと、エ
ラーコードに対するエラー原因コードと、エラー対処コ
ードと、その他の付帯情報とが格納されている。さら
に、必要に応じ、エラーが発生したページ番号(以下、
エラー発生ページ番号という。)も格納されるようにな
っている。
【0017】図2で、エラーコードは、例えば図3に示
したようなエラー内容を意味しており、その内容自体は
従来例(図9)に示したものと同様である。エラー原因
コードは、例えば図4に示したような内容を意味してお
り、それぞれのエラーコードに対応して設定されてい
る。エラー対処コードは、例えば図5に示したような内
容を意味しており、それぞれのエラーコードに対応して
設定されている。このように、発生し得るすべてのエラ
ーコードに対してそれぞれエラー原因コードとエラー対
処コードとが対応付けられ、各コードの意味内容が詳細
に定義付けられている。例えば、エラーコード「01」
について見ると、エラー原因コードは「C0100」、
エラー対処コードは「D0100」である。
【0018】また、エラーコード「02」について見る
と、エラー原因コードは「C0200」、エラー対処コ
ードは「D0200」である。本実施の形態では、1つ
のエラーコードに対して複数個の原因が存在する場合も
あることから、それを判別できるようにエラー原因コー
ドを定義している。例えば、エラーコード03に対し
て、エラー原因コード「C0300」および「CO30
1」という2つの原因コードが存在する。
【0019】図2における付帯情報とは、図4および図
5に示した定義文中に登場するパラメータz1、z2、
…z13等を意味し、可変の値または文字列(名称)が
入る部分である。例えば、z1は用紙サイズの名称(A
3、A4、B4、…等)、z2は給紙トレイの番号、z
3は実行した処理の名称(イメージ処理、文字拡大処
理、…等)、z4およびz5はメモリサイズの値、z6
は登録されるものの名称(外字、ダウンロードフォン
ト、フォーム、…等)、z7は文字コードの値、z8は
印刷部数の値、z9およびz10は給紙トレイの最小値
および最大値、z12およびz13は印刷可能部数の最
小値および最大値を示すものである。これらのパラメー
タには、エラー発生時点において該当する数値や文字列
等の情報が設定されるようになっている。
【0020】次に、図6〜図8を参照して、以上のよう
な構成のプリンタ装置の動作を説明する。まず、図示し
ないホストコンピュータからホスト(I/F)5を介し
て与えられた指令によって印刷処理を行うに際してユー
ザエラーが発生すると、CPU1は、エラーコード、エ
ラー原因コード、エラー対処コードおよび付帯情報、さ
らに必要に応じてエラーページ番号をRAM3のエラー
情報格納エリアに順次格納していく。この場合、付帯情
報のエリアには、値や文字列(名称等)をそのまま格納
するようにしてもよいが、他の方法として、付帯情報を
格納している場所のアドレス値を格納するようにしても
よい。
【0021】エラーの発生したページの印刷が終了する
と、上記のようにしてエラ−情報格納エリアに格納され
たエラー情報が図6に示したような手順で印刷される。
まず、CPU1は、エラー情報格納エリアにエラーコー
ドが存在するか否かをチェックし(図6ステップ10
1)、エラーコードが存在すれば(ステップ102;
Y)、格納されているエラーコード、エラー原因コード
およびエラー対処コードを基に、それぞれに対応するエ
ラー内容、エラー原因およびエラー対処方法を表す印刷
メッセージを作成し(ステップ103)、これをプリン
タエンジン7によって印刷する(ステップ104)。こ
れらのメッセージの作成は、メッセージ中の付帯情報変
数部分(Z1,Z2,…等)に、図2に示したような個
別の値や文字列等の付帯情報を入れることで行われる。
なお、このとき、必要に応じてエラー発生ページ番号を
一緒に印刷するようにしてもよい。エラー情報を印刷し
た後は、エラー情報格納エリアをクリアする(ステップ
105)。
【0022】このように、本実施の形態では、エラーの
発生したページの印刷終了後、そのエラー内容ととも
に、エラー原因を表す詳細なメッセージおよびそのエラ
ーに対する具体的な対処方法を表すメッセージが印刷さ
れるので、そのメッセージがどのユーザに対するものか
ということが明確になるとともに、そのエラーを発生さ
せたユーザは、いかなる措置を採ればよいかを直ちに知
ることができ、エラー発生時の作業効率を向上させるこ
とができる。
【0023】なお、本実施の形態では、エラー発生の有
無はエラ−情報格納エリアのエラーコードの有無をチェ
ックすることで行うこととしたが、他の方法として、エ
ラーフラグによって判断するようにしてもよい。この場
合、エラーフラグはソフトウエア変数としてRAM3上
に用意し、エラーの発生によってエラー情報格納エリア
にエラーコード等を格納したときにエラーフラグをセッ
トするとともに、エラー情報印刷後にエラー情報格納エ
リアとともにクリアする。図7はこの場合の具体的処理
内容を表すものである。以下、その処理内容を説明す
る。
【0024】図7に示したように、エラーの発生したペ
ージの印刷が終了すると、まず、エラーフラグをチェッ
クする(図7ステップ201)。エラーコードがオンし
ていれば(ステップ202;Y)、格納されているエラ
ーコード、エラー原因コードおよびエラー対処コードを
基に、それぞれに対応するエラー内容、エラー原因およ
びエラー対処方法を表す印刷メッセージを作成し(ステ
ップ203)、これをプリンタエンジン7によって印刷
する(ステップ204)。これらのメッセージの作成
は、メッセージ中の付帯情報変数部分(Z1,Z2,…
等)に、図2に示したような個別の値や文字列等の付帯
情報を入れることで行われる。なお、このとき、必要に
応じてエラー発生ページ番号を一緒に印刷するようにし
てもよい。エラー情報を印刷した後は、エラー情報格納
エリアをクリアする(ステップ205)とともに、エラ
ーフラグをクリアする(ステップ206)。
【0025】以上の各実施の形態では、1ページ単位で
エラー情報格納エリアにエラー情報を格納していき、1
ページの印刷終了後に図6または図7に示した処理を行
ってエラー情報を印刷するようにしたが、その他の方法
として、1文書単位でエラー情報格納エリアにエラー情
報およびエラー発生ページ番号を格納していき、最終ペ
ージ印刷後にエラー情報をまとめて印刷するようにして
もよい。
【0026】さらに、1ページ単位でエラー情報を格納
するとともに1ページの印刷終了ごとにエラー情報を印
刷する処理モード(以下、モード1という。)と、1文
書単位でエラー情報およびエラー発生ページ番号を格納
するとともに最終ページ印刷後にエラー情報をまとめて
印刷する処理モード(以下、モード2という。)と、エ
ラー情報を印刷しないモ−ド(以下、モード0とい
う。)という3つのエラー情報印刷モ−ドを設け、これ
らのモードのいずれかを表すモード変数をソフトウエア
としてRAM3上に用意し、このモード変数の設定によ
りエラー情報印刷モードを適宜選択して切り換えること
ができるように構成してもよい。この場合、エラー情報
印刷モ−ドの指定は、上位装置からの制御コードによる
指定または操作パネル6上からの選択にて行う。図8は
この場合の具体的処理内容を表すものである。以下、そ
の処理内容を説明する。
【0027】図8において、まず、CPU1は、RAM
3上のモード変数をチェックする(ステップ301)。
その結果、モード0の場合は(ステップ302;mod
e0)、エラー情報を印刷せずにそのまま処理を終了す
る。また、モード1の場合は(ステップ302;mod
e1)、1ページの印刷が終了するごとに(ステップ3
03;Y)、図6に示した印刷処理を行う(ステップ3
04)。この処理を最小ページの印刷および最小ページ
のエラー情報印刷が終了するまで(ステップ305;
Y)繰り返し行う。また、モード2の場合は(ステップ
302;mode2)、1文書分の印刷が終了した時点
で(ステップ306;Y)、図6に示した印刷処理を行
い(ステップ307)、すべての処理を終了する。以
上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、その均等の範囲で種々変形可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項3のいずれか1に記載のプリンタ装置によれば、ユ
ーザエラーが発生すると、そのエラーの内容、原因、そ
の対処方法および所定の付帯情報等からなるエラー情報
を格納しておき、印刷終了後にエラー情報を印刷するよ
うにしたので、ユーザは、エラー内容以外にエラー原因
やエラー対処方法等の詳細なエラー情報を得ることがで
きる。このため、一般ユーザはエラーの対処に多くの時
間を費やすことがなくなり、エラー発生時における作業
効率を向上させることができる。
【0029】特に、請求項1記載のプリンタ装置によれ
ば、エラーの発生した各ページの印刷終了ごとに詳細な
エラー情報が印刷されるので、印刷開始後の早い時点で
エラー情報を取得することができる。
【0030】また、請求項2記載のプリンタ装置によれ
ば、エラー発生ページを含む文書全体の印刷終了後にエ
ラー情報を印刷するようにしたので、各ページの印刷終
了ごとにエラーの有無をチェックする必要がない場合に
は、より便宜である。
【0031】また、請求項3記載のプリンタ装置によれ
ば、印刷の終了したページ単位でエラー情報印刷を行う
モードと、印刷の終了した文書単位でエラー情報印刷を
行うモードと、エラー情報を印刷しないモードの3モー
ドのいずれかを適宜選択可能にしたので、一般ユーザは
所望のエラー情報印刷モ−ドによってエラー情報を取得
することができ、より自由度の高いシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプリンタ装置の概
略構成を表すブロック図である。
【図2】図1におけるRAMに格納されたエラー情報の
内容を表す図である。
【図3】エラーコードとエラー内容メッセージとの対応
関係を示す図である。
【図4】エラー原因コードとエラー原因メッセージとの
対応関係を示す図である。
【図5】エラー対処コードとエラー対処方法メッセージ
との対応関係を示す図である。
【図6】図1のプリンタ装置におけるエラー情報印刷に
関する処理例を表すフローチャートである。
【図7】図1のプリンタ装置におけるエラー情報印刷に
関する他の処理例を表すフローチャートである。
【図8】図1のプリンタ装置におけるエラー情報印刷に
関するさらに他の処理例を表すフローチャートである。
【図9】従来のプリンタ装置におけるエラー情報を表す
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 ホストI/F 6 操作パネル 7 プリンタエンジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの印字指令に応じて印刷処
    理を行うプリンタ装置であって、 印刷処理に際し、上位装置からの印刷条件の設定方法に
    起因するユーザエラーが発生したとき、そのエラーの内
    容と原因と対処方法と所定の付帯情報とを含むエラー情
    報を格納するエラー情報格納手段と、 前記ユーザエラーが発生したページを印刷した後、前記
    エラー情報格納手段に格納されたエラー情報を読みだ
    し、その内容を印刷するエラー情報印刷手段とを備えた
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 上位装置からの印字指令に応じて印刷処
    理を行うプリンタ装置であって、 印刷処理に際し、上位装置からの印刷条件の設定方法に
    起因するユーザエラーが発生したとき、そのエラーの内
    容と原因と対処方法とエラーが発生したページ番号と所
    定の付帯情報とを含むエラー情報を格納するエラー情報
    格納手段と、 前記ユーザエラーが発生したページを含む1文書分のす
    べてのページを印刷した後、前記エラー情報格納手段に
    格納されたエラー情報を読みだし、その内容を印刷する
    エラー情報印刷手段とを備えたことを特徴とするプリン
    タ装置。
  3. 【請求項3】 上位装置からの印字指令に応じて印刷処
    理を行うプリンタ装置であって、 印刷処理に際し、前記上位装置からの印刷条件の設定方
    法に起因するユーザエラーが発生したとき、そのエラー
    の内容と原因と対処方法と所定の付帯情報とを含むエラ
    ー情報、またはこれらの他にエラーが発生したページ番
    号をも含むエラー情報を格納するエラー情報格納手段
    と、 前記エラー情報格納手段に格納されたエラー情報を読み
    だし、その内容を印刷するエラー情報印刷手段と、 前記上位装置からの指令またはプリンタ本体の操作パネ
    ルからの指示に応じ、ユーザエラーが発生したページを
    印刷した後にエラー情報の印刷を行うモードと、ユーザ
    エラーが発生したページを含む1文書分のすべてのペー
    ジを印刷した後にエラー発生ページ番号をも含むエラー
    情報の印刷を行うモードと、格納されたエラー情報を印
    刷しないモードのうち、いずれかを選択するエラー情報
    印刷モード選択手段とを備えたことを特徴とするプリン
    タ装置。 【0001】
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