JPH09254446A - 配達物のバーコード印刷方法 - Google Patents
配達物のバーコード印刷方法Info
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- JPH09254446A JPH09254446A JP6486396A JP6486396A JPH09254446A JP H09254446 A JPH09254446 A JP H09254446A JP 6486396 A JP6486396 A JP 6486396A JP 6486396 A JP6486396 A JP 6486396A JP H09254446 A JPH09254446 A JP H09254446A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 29
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 claims description 124
- 239000000976 ink Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】宛先不明の配達物を差出人へ返送する業務にお
いて返送のための仕分け作業を自動化できる配達物のバ
ーコード印刷方法を提供する。 【解決手段】配達物の宛先情報を読み取って配達物上に
宛先情報に関するバーコードを印刷する配達物のバーコ
ード印刷方法において、宛先不明の配達物10上に差出
人の情報に関するバーコード21,22を印刷する。
いて返送のための仕分け作業を自動化できる配達物のバ
ーコード印刷方法を提供する。 【解決手段】配達物の宛先情報を読み取って配達物上に
宛先情報に関するバーコードを印刷する配達物のバーコ
ード印刷方法において、宛先不明の配達物10上に差出
人の情報に関するバーコード21,22を印刷する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物などの配達
物を区分して配達業務を効率化するための配達物のバー
コード印刷方法に関する。
物を区分して配達業務を効率化するための配達物のバー
コード印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、郵便番号制度の改善が検討されて
いる。具体的には、中央局で葉書や封書等の郵便物上の
新郵便番号(宛先地名情報等)および住所表示番号(宛
先地番情報)等の宛先情報をOCRで読み取り、郵便物
の宛先表示面にこれらの情報を専用のバーコード体系を
用いて印字し、地方局や配達局ではこれらのバーコード
を読み取って郵便物の宛先別の仕分け等を自動化するこ
とにより、業務の効率化を図ることが検討されている。
いる。具体的には、中央局で葉書や封書等の郵便物上の
新郵便番号(宛先地名情報等)および住所表示番号(宛
先地番情報)等の宛先情報をOCRで読み取り、郵便物
の宛先表示面にこれらの情報を専用のバーコード体系を
用いて印字し、地方局や配達局ではこれらのバーコード
を読み取って郵便物の宛先別の仕分け等を自動化するこ
とにより、業務の効率化を図ることが検討されている。
【0003】また、OCRで郵便物上の郵便番号および
住所表示番号が読み取れなかった場合は、処理日やバー
コードを印刷した機械の番号、処理の通し番号などのI
D番号を郵便物に印刷して、郵便物の画像データをオペ
レータに提示し、オペレータのキー入力により郵便番号
および住所表示番号を入力するVCS(Video CodingSys
tem) と呼ばれるシステムにより、配達業務を効率化を
図ることも検討されている。
住所表示番号が読み取れなかった場合は、処理日やバー
コードを印刷した機械の番号、処理の通し番号などのI
D番号を郵便物に印刷して、郵便物の画像データをオペ
レータに提示し、オペレータのキー入力により郵便番号
および住所表示番号を入力するVCS(Video CodingSys
tem) と呼ばれるシステムにより、配達業務を効率化を
図ることも検討されている。
【0004】ここで、郵便物表面の汚れなどの原因で、
VCSによりオペレータが宛先の郵便番号や住所表示番
号を読み取れない場合は、宛先不明の郵便物として差出
人に返送される。このような場合、従来では差出人への
返送を手作業による仕分け作業によって行っているた
め、返送業務の効率化は依然として改善されていないこ
とになる。
VCSによりオペレータが宛先の郵便番号や住所表示番
号を読み取れない場合は、宛先不明の郵便物として差出
人に返送される。このような場合、従来では差出人への
返送を手作業による仕分け作業によって行っているた
め、返送業務の効率化は依然として改善されていないこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では郵便物などの配達物上に郵便番号や住所表示番号な
どの宛先情報をバーコードとして印刷することにより配
達業務の効率化は図られているが、宛先不明の配達物が
発生した場合の差出人への返送は、手作業による仕分け
作業によって行われているため、返送業務の効率化がな
されないという問題があった。
では郵便物などの配達物上に郵便番号や住所表示番号な
どの宛先情報をバーコードとして印刷することにより配
達業務の効率化は図られているが、宛先不明の配達物が
発生した場合の差出人への返送は、手作業による仕分け
作業によって行われているため、返送業務の効率化がな
されないという問題があった。
【0006】本発明は、宛先不明の配達物を差出人へ返
送する業務において返送のための仕分け作業を自動化で
きる配達物のバーコード印刷方法を提供することを目的
とする。
送する業務において返送のための仕分け作業を自動化で
きる配達物のバーコード印刷方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
に宛先情報に関するバーコードを印刷する配達物のバー
コード印刷方法において、宛先不明の配達物上に差出人
の情報に関するバーコードを印刷することを基本的な特
徴とする。
め、本発明は配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
に宛先情報に関するバーコードを印刷する配達物のバー
コード印刷方法において、宛先不明の配達物上に差出人
の情報に関するバーコードを印刷することを基本的な特
徴とする。
【0008】また、配達物上の宛先情報を読み取って配
達物上の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印
刷し、配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合に
は、配達物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に
配達物を特定するためのID番号に関するバーコードを
印刷する配達物のバーコード印刷方法において、宛先不
明の配達物上の第1の領域および第3の領域の少なくと
も一方の領域に差出人の情報に関するバーコードを印刷
することを特徴とする。この場合、宛先不明の配達物上
の第1の領域に差出人の情報の一部に関するバーコード
を印刷し、該配達物上の第3の領域に差出人の情報の他
の一部に関するバーコードを印刷してもよい。
達物上の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印
刷し、配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合に
は、配達物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に
配達物を特定するためのID番号に関するバーコードを
印刷する配達物のバーコード印刷方法において、宛先不
明の配達物上の第1の領域および第3の領域の少なくと
も一方の領域に差出人の情報に関するバーコードを印刷
することを特徴とする。この場合、宛先不明の配達物上
の第1の領域に差出人の情報の一部に関するバーコード
を印刷し、該配達物上の第3の領域に差出人の情報の他
の一部に関するバーコードを印刷してもよい。
【0009】ここで、宛先不明の配達物上の少なくとも
第1の領域に差出人の情報に関するバーコードを印刷す
る場合には、第1の領域に印刷されるバーコードが差出
人の情報に関するバーコードであることを示す情報、例
えば宛先不明スタンプを該配達物上の所定の領域に印刷
することが好ましい。
第1の領域に差出人の情報に関するバーコードを印刷す
る場合には、第1の領域に印刷されるバーコードが差出
人の情報に関するバーコードであることを示す情報、例
えば宛先不明スタンプを該配達物上の所定の領域に印刷
することが好ましい。
【0010】また、第1の領域に宛先情報に関するバー
コードを印刷した後に宛先不明となった配達物上の少な
くとも第1の領域に、差出人の情報に関するバーコード
を印刷する場合には、両バーコードを区別して読み取る
ことができるように、差出人の情報に関するバーコード
を第1の領域に既に印刷された宛先情報に関するバーコ
ードのインクと色の異なるインクで印刷することが好ま
しい。
コードを印刷した後に宛先不明となった配達物上の少な
くとも第1の領域に、差出人の情報に関するバーコード
を印刷する場合には、両バーコードを区別して読み取る
ことができるように、差出人の情報に関するバーコード
を第1の領域に既に印刷された宛先情報に関するバーコ
ードのインクと色の異なるインクで印刷することが好ま
しい。
【0011】さらに、本発明は宛先の郵便番号および住
所表示番号が記載された郵便物のような配達物上の宛先
の郵便番号および住所表示番号を読み取り、バーコード
に変換して配達物上の第1の領域に宛先の郵便番号およ
び住所表示番号に関するバーコードを印刷し、配達物上
の宛先の郵便番号および住所表示番号が読み取れなかっ
た場合には、配達物上の第2の領域にID番号に関する
バーコードを印刷する配達物のバーコード印刷方法にお
いて、宛先不明の配達物上に差出人の郵便番号および住
所表示番号に関するバーコードを印刷することを特徴と
する。
所表示番号が記載された郵便物のような配達物上の宛先
の郵便番号および住所表示番号を読み取り、バーコード
に変換して配達物上の第1の領域に宛先の郵便番号およ
び住所表示番号に関するバーコードを印刷し、配達物上
の宛先の郵便番号および住所表示番号が読み取れなかっ
た場合には、配達物上の第2の領域にID番号に関する
バーコードを印刷する配達物のバーコード印刷方法にお
いて、宛先不明の配達物上に差出人の郵便番号および住
所表示番号に関するバーコードを印刷することを特徴と
する。
【0012】この場合、宛先不明の配達物上の第1の領
域および第3の領域の少なくとも一方の領域に、差出人
の郵便番号および住所表示番号に関するバーコードを印
刷すればよい。また、宛先不明の配達物上の第1の領域
に差出人の郵便番号および住所表示番号の一方に関する
バーコードを印刷し、該配達物上の第3の領域に差出人
の郵便番号および住所表示番号の情報の他方に関するバ
ーコードを印刷してもよい。
域および第3の領域の少なくとも一方の領域に、差出人
の郵便番号および住所表示番号に関するバーコードを印
刷すればよい。また、宛先不明の配達物上の第1の領域
に差出人の郵便番号および住所表示番号の一方に関する
バーコードを印刷し、該配達物上の第3の領域に差出人
の郵便番号および住所表示番号の情報の他方に関するバ
ーコードを印刷してもよい。
【0013】ここで、宛先不明の配達物上の少なくとも
第1の領域に差出人の郵便番号および住所表示番号に関
するバーコードを印刷する場合には、第1の領域に印刷
されるバーコードが差出人の郵便番号および住所表示番
号情報に関するバーコードであることを示す情報を該配
達物上の所定の領域に印刷することが好ましい。
第1の領域に差出人の郵便番号および住所表示番号に関
するバーコードを印刷する場合には、第1の領域に印刷
されるバーコードが差出人の郵便番号および住所表示番
号情報に関するバーコードであることを示す情報を該配
達物上の所定の領域に印刷することが好ましい。
【0014】また、第1の領域に宛先の郵便番号および
住所表示番号に関するバーコードを印刷した後に宛先不
明となった配達物上の少なくとも第1の領域に、差出人
の郵便番号および住所表示番号情報に関するバーコード
を宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバーコー
ドのインクと色の異なるインクで印刷することが好まし
い。
住所表示番号に関するバーコードを印刷した後に宛先不
明となった配達物上の少なくとも第1の領域に、差出人
の郵便番号および住所表示番号情報に関するバーコード
を宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバーコー
ドのインクと色の異なるインクで印刷することが好まし
い。
【0015】このように本発明では、宛先不明の郵便物
などの配達物上に、差出人の郵便番号や住所表示番号な
どの情報に関するバーコードを印刷することにより、配
達物の返送業務において、この差出人の情報に関するバ
ーコードを用いて仕分け作業を自動的に行うことが可能
となるため、業務効率が飛躍的に向上する。
などの配達物上に、差出人の郵便番号や住所表示番号な
どの情報に関するバーコードを印刷することにより、配
達物の返送業務において、この差出人の情報に関するバ
ーコードを用いて仕分け作業を自動的に行うことが可能
となるため、業務効率が飛躍的に向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態が対象とする将
来の新郵便番号制度下の郵便物の例を示す図である。同
図において、葉書、封書などの郵便物10の郵便番号/
住所表示番号記入欄11には差出人により宛先地名情報
を表わす郵便番号および住所表示番号が記入される。こ
れらの郵便番号および住所表示番号は、東京などの大都
市を例にとると、宛先の地名を現行郵便番号の区単位よ
りさらに細分化した町単位までを識別する番号であり、
例えば7桁の文字(数字)によって表現される。
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態が対象とする将
来の新郵便番号制度下の郵便物の例を示す図である。同
図において、葉書、封書などの郵便物10の郵便番号/
住所表示番号記入欄11には差出人により宛先地名情報
を表わす郵便番号および住所表示番号が記入される。こ
れらの郵便番号および住所表示番号は、東京などの大都
市を例にとると、宛先の地名を現行郵便番号の区単位よ
りさらに細分化した町単位までを識別する番号であり、
例えば7桁の文字(数字)によって表現される。
【0017】一方、宛先記入欄12には差出人によって
宛先住所および宛名が記入されるとともに、宛先記入欄
12の右寄りの位置に郵便番号を表わす郵便番号バーコ
ード部13aおよび郵便番号バーコードパリティ部13
b(以下、これらを総称して郵便番号印字領域13とい
う)と、宛先地番(丁目、番、号)を表わす住所表示番
号バーコード部14aおよび住所表示番号バーコードパ
リティ部14b(以下、これらを総称して住所表示番号
印字領域14という)が設けられている。
宛先住所および宛名が記入されるとともに、宛先記入欄
12の右寄りの位置に郵便番号を表わす郵便番号バーコ
ード部13aおよび郵便番号バーコードパリティ部13
b(以下、これらを総称して郵便番号印字領域13とい
う)と、宛先地番(丁目、番、号)を表わす住所表示番
号バーコード部14aおよび住所表示番号バーコードパ
リティ部14b(以下、これらを総称して住所表示番号
印字領域14という)が設けられている。
【0018】また、郵便番号印字領域13の前後にはス
タートバー15とストップバー16が設けられ、住所表
示番号印字領域14の前後にもスタートバー17とスト
ップバー18が設けられている。
タートバー15とストップバー16が設けられ、住所表
示番号印字領域14の前後にもスタートバー17とスト
ップバー18が設けられている。
【0019】さらに、郵便物10の宛先記入欄12の郵
便番号印字領域13および住所表示番号印字領域14よ
り内側に、ID番号バーコード部19(ID番号印字領
域)が設けられている。
便番号印字領域13および住所表示番号印字領域14よ
り内側に、ID番号バーコード部19(ID番号印字領
域)が設けられている。
【0020】図2は、郵便物10上に差出人バーコード
を印刷した状態を示す図である。すなわち、この例はV
CSによるオペレータの入力が不可能であった場合を示
している。従って、局内バーコードは印字されておら
ず、差出人郵便番号バーコード21が局内バーコードの
印字領域(第1の領域)に印刷され、またこれと反対側
の領域(第3の領域)に差出人住所表示番号バーコード
22が印刷されている。さらに、宛先不明スタンプ20
が印刷され、後述する差出人区分コード23も印刷され
ている。宛先不明スタンプ20は、郵便物10が宛先不
明であること、言い換えれば局内バーコードの印字領域
に差出人の情報に関するバーコード(この例では差出人
郵便番号バーコード21)が印刷されていることを示
す。
を印刷した状態を示す図である。すなわち、この例はV
CSによるオペレータの入力が不可能であった場合を示
している。従って、局内バーコードは印字されておら
ず、差出人郵便番号バーコード21が局内バーコードの
印字領域(第1の領域)に印刷され、またこれと反対側
の領域(第3の領域)に差出人住所表示番号バーコード
22が印刷されている。さらに、宛先不明スタンプ20
が印刷され、後述する差出人区分コード23も印刷され
ている。宛先不明スタンプ20は、郵便物10が宛先不
明であること、言い換えれば局内バーコードの印字領域
に差出人の情報に関するバーコード(この例では差出人
郵便番号バーコード21)が印刷されていることを示
す。
【0021】図3は、本発明を中央局で使用される郵便
業務システムに適用した本実施形態に係るバーコード印
刷システムの構成を示すブロック図である。図2におい
て、OCR部(光学的文字読取装置)100は画像読取
部101と文字認識部102からなる。画像読取部10
1は、郵便物10上の郵便番号/住所表示番号記入欄1
1に記入された郵便番号および住所表示番号と、宛先記
入欄12に記入された宛先住所および宛名をスキャナで
読み取って、画像データとして出力する。この画像デー
タは文字認識部102に入力され、周知の手書き文字認
識処理により文字情報(文字コード)として取り出され
る。
業務システムに適用した本実施形態に係るバーコード印
刷システムの構成を示すブロック図である。図2におい
て、OCR部(光学的文字読取装置)100は画像読取
部101と文字認識部102からなる。画像読取部10
1は、郵便物10上の郵便番号/住所表示番号記入欄1
1に記入された郵便番号および住所表示番号と、宛先記
入欄12に記入された宛先住所および宛名をスキャナで
読み取って、画像データとして出力する。この画像デー
タは文字認識部102に入力され、周知の手書き文字認
識処理により文字情報(文字コード)として取り出され
る。
【0022】ID番号生成部103は、OCR部100
において郵便物10上の郵便番号および住所表示番号が
読み取れなかった場合に、読み取れなかった郵便物の処
理日やバーコードを印刷した機械の番号、処理の通し番
号などのID番号を生成して出力する。
において郵便物10上の郵便番号および住所表示番号が
読み取れなかった場合に、読み取れなかった郵便物の処
理日やバーコードを印刷した機械の番号、処理の通し番
号などのID番号を生成して出力する。
【0023】入力部104は、オペレータが同様のID
番号を手動で入力したり、後述するようにオペレータが
表示部110上に画像として表示された宛先の住所を見
て郵便番号と住所表示番号をキー入力したり、さらには
宛先不明の郵便物上に印字する差出人の情報(差出人の
郵便番号や住所表示番号)を入力するためのものであ
る。
番号を手動で入力したり、後述するようにオペレータが
表示部110上に画像として表示された宛先の住所を見
て郵便番号と住所表示番号をキー入力したり、さらには
宛先不明の郵便物上に印字する差出人の情報(差出人の
郵便番号や住所表示番号)を入力するためのものであ
る。
【0024】OCR部100で得られた郵便番号および
住所表示番号の文字コード、ID番号発生部103で発
生されたID番号または入力部104によって入力され
たID番号は、バーコード符号化部105によって誤り
訂正符号化された後、バーコード情報に変換される。バ
ーコード符号化部105から出力される郵便番号のバー
コード情報、住所表示番号のバーコード情報およびID
番号のバーコード情報は、印字出力部106によって郵
便物100上の郵便番号バーコード部13、住所表示番
号バーコード部14およびID番号バーコード部19
に、例えば蛍光インクまたは透明インクによりバーコー
ドとして印刷される。
住所表示番号の文字コード、ID番号発生部103で発
生されたID番号または入力部104によって入力され
たID番号は、バーコード符号化部105によって誤り
訂正符号化された後、バーコード情報に変換される。バ
ーコード符号化部105から出力される郵便番号のバー
コード情報、住所表示番号のバーコード情報およびID
番号のバーコード情報は、印字出力部106によって郵
便物100上の郵便番号バーコード部13、住所表示番
号バーコード部14およびID番号バーコード部19
に、例えば蛍光インクまたは透明インクによりバーコー
ドとして印刷される。
【0025】一方、ID番号バーコード読取部107は
ID番号バーコード部19に印刷されたID番号のバー
コードを読み取るものであり、画像読取部101と同様
にスキャナによって構成される。このID番号バーコー
ド読取部107により読み取られたID番号のバーコー
ド情報はID番号復号部108に入力され、ID番号が
復号される。バッファ109は、画像読取部101で読
み取られた画像データを一時記憶するものである。ID
番号復号部108でID番号が復号されると、このバッ
ファ109に記憶された画像データが表示部110に転
送され、宛先記入欄12に記入された住所が画像表示さ
れる。
ID番号バーコード部19に印刷されたID番号のバー
コードを読み取るものであり、画像読取部101と同様
にスキャナによって構成される。このID番号バーコー
ド読取部107により読み取られたID番号のバーコー
ド情報はID番号復号部108に入力され、ID番号が
復号される。バッファ109は、画像読取部101で読
み取られた画像データを一時記憶するものである。ID
番号復号部108でID番号が復号されると、このバッ
ファ109に記憶された画像データが表示部110に転
送され、宛先記入欄12に記入された住所が画像表示さ
れる。
【0026】図4は、図3のバーコード印刷システムに
対応するバーコード読み取りシステムの構成を示す図で
ある。図4において、バーコード読取部121は図3の
バーコード印刷システムで郵便物100上に印刷された
バーコードをスキャナで読み取って出力する。このバー
コード読取部121で読み取られたバーコードの情報は
バーコード復号化部122に入力され、元の文字情報が
復号される。
対応するバーコード読み取りシステムの構成を示す図で
ある。図4において、バーコード読取部121は図3の
バーコード印刷システムで郵便物100上に印刷された
バーコードをスキャナで読み取って出力する。このバー
コード読取部121で読み取られたバーコードの情報は
バーコード復号化部122に入力され、元の文字情報が
復号される。
【0027】図5に、図3中のバーコード符号化部10
5の構成を示す。このバーコード符号化部105は文字
/シンボル変換部201、リードソロモン符号化部20
2、シンボル/バーコード変換部203およびスタート
/ストップコード付加部204からなる。文字/シンボ
ル変換部201は、図1中のOCR部100から入力さ
れた文字コードを文字単位に所定の規則に従って、複数
の情報シンボルの組み合わせにより表現して出力するも
のである。この文字/シンボル変換部201から出力さ
れる情報シンボルはリードソロモン符号化部202に入
力され、誤り訂正符号化の一種であるリードソロモン符
号化が行われることにより、パリティシンボルが付加さ
れたシンボル系列として出力される。リードソロモン符
号の符号化および復号化については、電子情報通信学会
編、「符号理論」、今井秀樹著に詳しい。
5の構成を示す。このバーコード符号化部105は文字
/シンボル変換部201、リードソロモン符号化部20
2、シンボル/バーコード変換部203およびスタート
/ストップコード付加部204からなる。文字/シンボ
ル変換部201は、図1中のOCR部100から入力さ
れた文字コードを文字単位に所定の規則に従って、複数
の情報シンボルの組み合わせにより表現して出力するも
のである。この文字/シンボル変換部201から出力さ
れる情報シンボルはリードソロモン符号化部202に入
力され、誤り訂正符号化の一種であるリードソロモン符
号化が行われることにより、パリティシンボルが付加さ
れたシンボル系列として出力される。リードソロモン符
号の符号化および復号化については、電子情報通信学会
編、「符号理論」、今井秀樹著に詳しい。
【0028】リードソロモン符号化されたシンボルは、
シンボル/バーコード変換部203に入力され、所定の
規則に従って郵便物上に印字されるバーコードのパター
ンに変換される。このバーコードのパターンはスタート
/ストップコード付加部204に入力され、バーコード
の始まりと終わりを示す特定パターンのスタートバーと
ストップバーの情報が付加され、印字用の最終的なバー
コードパターンとされた後、図3中の印字出力部106
に送出される。
シンボル/バーコード変換部203に入力され、所定の
規則に従って郵便物上に印字されるバーコードのパター
ンに変換される。このバーコードのパターンはスタート
/ストップコード付加部204に入力され、バーコード
の始まりと終わりを示す特定パターンのスタートバーと
ストップバーの情報が付加され、印字用の最終的なバー
コードパターンとされた後、図3中の印字出力部106
に送出される。
【0029】図6に、本実施形態で用いるバーコード体
系を示す。図6において、バーコードは最大4本のバー
で16個の状態を表現するものとする。すなわち、各々
のバーの有無によって2個の状態を表すことができるの
で、バーコード全体としては2×2×2×2=16個の
状態を表すことができる。
系を示す。図6において、バーコードは最大4本のバー
で16個の状態を表現するものとする。すなわち、各々
のバーの有無によって2個の状態を表すことができるの
で、バーコード全体としては2×2×2×2=16個の
状態を表すことができる。
【0030】図5中のリードソロモン符号化部202
は、本実施形態ではGF(24 )上のガロア体を用いて
符号化を行う。この符号化によって得られるリードソロ
モン符号の1シンボルは、図6の場合、4ビットで表現
される。従って、2本のバーで1シンボルを表現するこ
とができる。4ビットのビットパターンは、“000
0”から”1111”まで16通りあるが、これらのう
ち“0000”を除いた15通りについてバーコードを
割り付ける。図6の場合には、郵便番号は符号長13、
最小ハミング距離7の(13,7,7)リードソロモン
符号化を行い、住所表示番号は符号長21、最小ハミン
グ距離9の(21,13,9)リードソロモン符号化を
行い、またID番号は符号長15、最小ハミング距離5
の(15,11,5)リードソロモン符号化を行うもの
とする。以後、郵便番号、住所表示番号のバーコードを
局内バーコード、ID番号のバーコードをIDコードと
呼ぶ。また、図6のバーコードを4S2Bと呼ぶ。な
お、本実施形態では印字されるバーの最大本数は80本
であるとする。また、ID番号では数字のみを扱う。従
って、“0”〜“9”までが情報シンボルとして扱われ
る。
は、本実施形態ではGF(24 )上のガロア体を用いて
符号化を行う。この符号化によって得られるリードソロ
モン符号の1シンボルは、図6の場合、4ビットで表現
される。従って、2本のバーで1シンボルを表現するこ
とができる。4ビットのビットパターンは、“000
0”から”1111”まで16通りあるが、これらのう
ち“0000”を除いた15通りについてバーコードを
割り付ける。図6の場合には、郵便番号は符号長13、
最小ハミング距離7の(13,7,7)リードソロモン
符号化を行い、住所表示番号は符号長21、最小ハミン
グ距離9の(21,13,9)リードソロモン符号化を
行い、またID番号は符号長15、最小ハミング距離5
の(15,11,5)リードソロモン符号化を行うもの
とする。以後、郵便番号、住所表示番号のバーコードを
局内バーコード、ID番号のバーコードをIDコードと
呼ぶ。また、図6のバーコードを4S2Bと呼ぶ。な
お、本実施形態では印字されるバーの最大本数は80本
であるとする。また、ID番号では数字のみを扱う。従
って、“0”〜“9”までが情報シンボルとして扱われ
る。
【0031】次に、図7に示すフローチャートを用いて
本実施形態におけるバーコード印刷手順を説明する。ま
ず、郵便物10上の情報(郵便番号、住所表示番号、宛
先、宛名)を画像読取部101により画像として読み取
り、さらに宛先情報(郵便番号および住所表示番号)に
ついて文字認識部102で文字認識を行う(ステップS
101〜S102)。ステップS101において宛先情
報である郵便番号および住所表示番号が正しく読み取れ
られたか否かをステップ102の文字認識結果に基づい
て判定し(ステップS103)、正しく読み取られた場
合はステップS104に進んでバーコード符号化部10
5でバーコード符号化、すなわちバーコード情報への変
換を行い、印字出力部106で局内バーコード(郵便番
号バーコードおよび住所表示番号バーコード)を郵便番
号印字領域13および住所表示番号印字領域14上に印
字出力する(ステップS105)。
本実施形態におけるバーコード印刷手順を説明する。ま
ず、郵便物10上の情報(郵便番号、住所表示番号、宛
先、宛名)を画像読取部101により画像として読み取
り、さらに宛先情報(郵便番号および住所表示番号)に
ついて文字認識部102で文字認識を行う(ステップS
101〜S102)。ステップS101において宛先情
報である郵便番号および住所表示番号が正しく読み取れ
られたか否かをステップ102の文字認識結果に基づい
て判定し(ステップS103)、正しく読み取られた場
合はステップS104に進んでバーコード符号化部10
5でバーコード符号化、すなわちバーコード情報への変
換を行い、印字出力部106で局内バーコード(郵便番
号バーコードおよび住所表示番号バーコード)を郵便番
号印字領域13および住所表示番号印字領域14上に印
字出力する(ステップS105)。
【0032】一方、宛先情報である郵便番号および住所
表示番号が正しく読み取れなかった場合には、ID番号
生成部103でID番号を生成し(ステップS10
6)、バーコード符号化部105でバーコード符号化を
行って、印字出力部106でID番号バーコードをID
番号印字領域19上に印字する(ステップS107〜S
108)。そして、この印字されたID番号バーコード
をバーコード読取部107で読み取り、ID番号復号部
107で復号する(ステップS109〜S110)。
表示番号が正しく読み取れなかった場合には、ID番号
生成部103でID番号を生成し(ステップS10
6)、バーコード符号化部105でバーコード符号化を
行って、印字出力部106でID番号バーコードをID
番号印字領域19上に印字する(ステップS107〜S
108)。そして、この印字されたID番号バーコード
をバーコード読取部107で読み取り、ID番号復号部
107で復号する(ステップS109〜S110)。
【0033】ステップS110でID番号が復号される
と、ステップS101で画像読取部101により読み取
った画像を表示部110で表示する(ステップS11
1)。そして、この画像中の宛先住所をオペレータが読
み取れた場合(ステップS112でYESの場合)は、
宛先情報である郵便番号および住所表示番号が入力部1
04を介してキー入力される(ステップS112〜S1
13)。このようにしてオペレータにより入力された郵
便番号および住所表示番号の文字コードをバーコード符
号化部105で先と同様にバーコード符号化し、印字出
力部106で局内バーコードを郵便番号印字領域13お
よび住所表示番号印字領域14上に印字出力する(ステ
ップS104〜S105)。
と、ステップS101で画像読取部101により読み取
った画像を表示部110で表示する(ステップS11
1)。そして、この画像中の宛先住所をオペレータが読
み取れた場合(ステップS112でYESの場合)は、
宛先情報である郵便番号および住所表示番号が入力部1
04を介してキー入力される(ステップS112〜S1
13)。このようにしてオペレータにより入力された郵
便番号および住所表示番号の文字コードをバーコード符
号化部105で先と同様にバーコード符号化し、印字出
力部106で局内バーコードを郵便番号印字領域13お
よび住所表示番号印字領域14上に印字出力する(ステ
ップS104〜S105)。
【0034】一方、ステップS111で表示された画像
中の宛先住所をオペレータが読み取れなかった場合(ス
テップS112でYESの場合)には、その郵便物は宛
先不明であるとして、差出人情報、すなわち差出人の郵
便番号および住所表示番号が入力され、これがバーコー
ド符号化される。具体的には、画像読取部101で読み
取られてメモリ上に蓄えられている差出人の郵便番号お
よび住所表示番号のデータが呼び出され、これらがバー
コード符号化部105で誤り訂正符号化された後バーコ
ードに変換されて、図2に示したように郵便物10上に
差出人郵便番号バーコード21および住所表示番号バー
コード22が印字される。
中の宛先住所をオペレータが読み取れなかった場合(ス
テップS112でYESの場合)には、その郵便物は宛
先不明であるとして、差出人情報、すなわち差出人の郵
便番号および住所表示番号が入力され、これがバーコー
ド符号化される。具体的には、画像読取部101で読み
取られてメモリ上に蓄えられている差出人の郵便番号お
よび住所表示番号のデータが呼び出され、これらがバー
コード符号化部105で誤り訂正符号化された後バーコ
ードに変換されて、図2に示したように郵便物10上に
差出人郵便番号バーコード21および住所表示番号バー
コード22が印字される。
【0035】次に、図8に示すフローチャートを用いて
宛先不明の郵便物を差出人に返送する処理の流れをさら
に詳しく説明する。なお、図8は図7中のステップS1
12,S113,S114,S104,S105のうち
の宛先不明の郵便物に関する処理を示している。
宛先不明の郵便物を差出人に返送する処理の流れをさら
に詳しく説明する。なお、図8は図7中のステップS1
12,S113,S114,S104,S105のうち
の宛先不明の郵便物に関する処理を示している。
【0036】VCSに基づいてオペレータにより郵便物
10上の宛先が読み取られ、オペレータが宛先を読み取
れたか否かを判定した結果、オペレータが宛先を読み取
れた場合(ステップS202でYESの場合)には、宛
先の郵便番号および住所表示番号バーコード(局内バー
コード)を郵便物10に印刷し(ステップS202)、
配達区分機にかける。
10上の宛先が読み取られ、オペレータが宛先を読み取
れたか否かを判定した結果、オペレータが宛先を読み取
れた場合(ステップS202でYESの場合)には、宛
先の郵便番号および住所表示番号バーコード(局内バー
コード)を郵便物10に印刷し(ステップS202)、
配達区分機にかける。
【0037】一方、オペレータが郵便物10上の宛先を
読み取れなかった場合(ステップS201でNO)に
は、その郵便物10の所定位置、例えば図2の切手貼り
付け位置近傍に宛先不明であることを示す宛先スタンプ
20を押印する(ステップS203)。そして、先にO
CRで読み取られた差出人の郵便番号/住所表示番号な
どの情報をメモりから引き出し、差出人郵便番号をバー
コードに変換して、図2に示すように差出人バーコード
21を印刷する(ステップS204)。
読み取れなかった場合(ステップS201でNO)に
は、その郵便物10の所定位置、例えば図2の切手貼り
付け位置近傍に宛先不明であることを示す宛先スタンプ
20を押印する(ステップS203)。そして、先にO
CRで読み取られた差出人の郵便番号/住所表示番号な
どの情報をメモりから引き出し、差出人郵便番号をバー
コードに変換して、図2に示すように差出人バーコード
21を印刷する(ステップS204)。
【0038】配達区分機では、宛先不明スタンプ20を
検知し、局内バーコード(宛先の郵便番号)ではなく、
差出人郵便番号バーコードを読み取り、差出局の区分へ
仕分けし、差出局へ返送する。
検知し、局内バーコード(宛先の郵便番号)ではなく、
差出人郵便番号バーコードを読み取り、差出局の区分へ
仕分けし、差出局へ返送する。
【0039】差出局では、宛先不明スタンプ20を検知
し、さらにOCRで差出人住所表示番号を読み取り(ス
テップS205)、それをバーコード情報に変換する。
そして、図2に示したように郵便物10上に差出人住所
表示番号バーコード22の先頭に位置して例えば図6の
CC4のようなバーコードを返送用区分コード23とし
て付加して印刷し(ステップS206)、次いで差出人
住所表示番号バーコード22を印刷する(ステップS2
07)。そして、配達区分機により差出人住所表示番号
バーコード22を読み取って、区分作業を自動処理で行
う。
し、さらにOCRで差出人住所表示番号を読み取り(ス
テップS205)、それをバーコード情報に変換する。
そして、図2に示したように郵便物10上に差出人住所
表示番号バーコード22の先頭に位置して例えば図6の
CC4のようなバーコードを返送用区分コード23とし
て付加して印刷し(ステップS206)、次いで差出人
住所表示番号バーコード22を印刷する(ステップS2
07)。そして、配達区分機により差出人住所表示番号
バーコード22を読み取って、区分作業を自動処理で行
う。
【0040】以上本発明の一実施形態を説明したが、本
発明は種々変形して実施が可能である。例えば、上記実
施形態では宛先不明の郵便物が発生した場合に、差出人
の郵便番号バーコードと住所表示番号バーコードを別々
の領域に印刷したが、同じ領域、例えば局内バーコード
の印刷領域に印刷してもよい。
発明は種々変形して実施が可能である。例えば、上記実
施形態では宛先不明の郵便物が発生した場合に、差出人
の郵便番号バーコードと住所表示番号バーコードを別々
の領域に印刷したが、同じ領域、例えば局内バーコード
の印刷領域に印刷してもよい。
【0041】図9は、局内バーコードの印字領域に差出
人バーコードを印刷した例を示している。すなわち、差
出人バーコードとして、局内バーコードの郵便番号バー
コード部に相当する位置に差出人郵便番号バーコード3
1aと差出人郵便番号パリティバーコード31bを印刷
し、局内住所表示番号バーコード部に相当する位置に差
出人住所表示番号バーコード32aと差出人住所表示番
号パリティバーコード32bを印刷している。この場
合、宛先不明スタンプ20と、例えばCC4を用いた返
送用区分コード33を検知し、差出人への配達区分を自
動的に行うことも可能である。
人バーコードを印刷した例を示している。すなわち、差
出人バーコードとして、局内バーコードの郵便番号バー
コード部に相当する位置に差出人郵便番号バーコード3
1aと差出人郵便番号パリティバーコード31bを印刷
し、局内住所表示番号バーコード部に相当する位置に差
出人住所表示番号バーコード32aと差出人住所表示番
号パリティバーコード32bを印刷している。この場
合、宛先不明スタンプ20と、例えばCC4を用いた返
送用区分コード33を検知し、差出人への配達区分を自
動的に行うことも可能である。
【0042】また、宛先の局内バーコードが印刷された
後に宛先不明となった郵便物は、25や図9の位置に差
出人バーコードを印刷することができない。このような
場合には、例えば宛先の局内バーコードと差出人バーコ
ードをそれぞれ色の異なるインクで、つまり反射光の波
長の異なるインクで印刷することにより、局内バーコー
ドと同じ領域に差出人バーコードを印刷することも可能
である。
後に宛先不明となった郵便物は、25や図9の位置に差
出人バーコードを印刷することができない。このような
場合には、例えば宛先の局内バーコードと差出人バーコ
ードをそれぞれ色の異なるインクで、つまり反射光の波
長の異なるインクで印刷することにより、局内バーコー
ドと同じ領域に差出人バーコードを印刷することも可能
である。
【0043】さらに、ワードプロセッサなどで住所録を
作成する場合、専用バーコードリーダーにより差出人バ
ーコードを読み取らせることにより、簡単に住所録を作
成することが可能となる。
作成する場合、専用バーコードリーダーにより差出人バ
ーコードを読み取らせることにより、簡単に住所録を作
成することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればオ
ペレータでも宛先が読み取れない宛先不明の配達物上
に、差出人の郵便番号や住所表示番号などの情報に関す
るバーコードを印刷するにより、宛先不明の配達物の返
送処理のための仕分け作業を配達区分機により自動的に
行うことが可能となり、業務効率を飛躍的に高めること
ができる。
ペレータでも宛先が読み取れない宛先不明の配達物上
に、差出人の郵便番号や住所表示番号などの情報に関す
るバーコードを印刷するにより、宛先不明の配達物の返
送処理のための仕分け作業を配達区分機により自動的に
行うことが可能となり、業務効率を飛躍的に高めること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る郵便物の例を示
す図
す図
【図2】同実施形態に係る宛先不明の郵便物上の印刷例
を示す図
を示す図
【図3】同実施形態におけるバーコード印刷システムの
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図4】同実施形態におけるバーコード読み取りシステ
ムの構成を示すブロック図
ムの構成を示すブロック図
【図5】図3におけるバーコード符号化部の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図6】同実施形態におけるバーコードの形状および割
り付けを示す図
り付けを示す図
【図7】同実施形態における処理手順を示すフローチャ
ート
ート
【図8】同実施形態における宛先不明の郵便物を差出人
に返送する処理の流れを示すフローチャート
に返送する処理の流れを示すフローチャート
【図9】本発明の第2の実施形態に係る宛先不明の郵便
物上の印刷例を示す図
物上の印刷例を示す図
10…郵便物 11…郵便番号/住所表示番号記入欄 12…宛先記入欄 13…郵便番号印字領域 14…住所表示番号印字領域 19…ID番号バーコード部 20…宛先不明スタンプ 21…差出人郵便番号バーコード 22…差出人住所表示番号バーコード 23…差出人区分コード 30…宛先不明スタンプ 31a…差出人郵便番号バーコード 31b…差出人郵便番号パリティバーコード 32a…差出人住所表示番号バーコード 32b…差出人住所表示番号パリティバーコード 100…OCR部 101…画像読取部 102…文字認識部 103…ID番号生成部 104…入力部 105…バーコード符号化部 106…印字出力部 107…ID番号バーコード読取部 108…ID番号復号部 109…バッファ部 110…表示部 121…バーコード読取部 122…バーコード復号化部
Claims (10)
- 【請求項1】配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
に宛先情報に関するバーコードを印刷する配達物のバー
コード印刷方法において、 宛先不明の配達物上に差出人の情報に関するバーコード
を印刷することを特徴とする配達物のバーコード印刷方
法。 - 【請求項2】配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印刷し、
配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合には、配達
物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に配達物を
特定するためのID番号に関するバーコードを印刷する
配達物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の第1の領域および第3の領域の少
なくとも一方の領域に差出人の情報に関するバーコード
を印刷することを特徴とする配達物のバーコード印刷方
法。 - 【請求項3】配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印刷し、
配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合には、配達
物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に配達物を
特定するためのID番号に関するバーコードを印刷する
配達物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の少なくとも第1の領域に差出人の
情報に関するバーコードを印刷するとともに、第1の領
域に印刷されるバーコードが差出人の情報に関するバー
コードであることを示す情報を該配達物上の所定の領域
に印刷することを特徴とする配達物のバーコード印刷方
法。 - 【請求項4】配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印刷し、
配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合には、配達
物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に配達物を
特定するためのID番号に関するバーコードを印刷する
配達物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の第1の領域に差出人の情報の一部
に関するバーコードを印刷し、該配達物上の第3の領域
に差出人の情報の他の一部に関するバーコードを印刷す
ることを特徴とする配達物のバーコード印刷方法。 - 【請求項5】配達物上の宛先情報を読み取って配達物上
の第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印刷し、
配達物上の宛先情報が読み取れなかった場合には、配達
物上の第2の領域に、宛先情報のキー入力時に配達物を
特定するためのID番号に関するバーコードを印刷する
配達物のバーコード印刷方法において、 前記第1の領域に宛先情報に関するバーコードを印刷し
た後に宛先不明となった配達物上の少なくとも第1の領
域に、差出人の情報に関するバーコードを宛先情報に関
するバーコードのインクと色の異なるインクで印刷する
ことを特徴とする配達物のバーコード印刷方法。 - 【請求項6】配達物上の宛先の郵便番号および住所表示
番号を読み取り、バーコードに変換して配達物上の第1
の領域に宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバ
ーコードを印刷し、配達物上の宛先の郵便番号および住
所表示番号が読み取れなかった場合には、配達物上の第
2の領域にID番号に関するバーコードを印刷する配達
物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上に差出人の郵便番号および住所表示
番号に関するバーコードを印刷することを特徴とする配
達物のバーコード印刷方法。 - 【請求項7】配達物上の宛先の郵便番号および住所表示
番号を読み取り、バーコードに変換して配達物上の第1
の領域に宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバ
ーコードを印刷し、配達物上の宛先の郵便番号および住
所表示番号が読み取れなかった場合には、配達物上の第
2の領域にID番号に関するバーコードを印刷する配達
物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の第1の領域および第3の領域の少
なくとも一方の領域に差出人の郵便番号および住所表示
番号に関するバーコードを印刷することを特徴とする配
達物のバーコード印刷方法。 - 【請求項8】配達物上の宛先の郵便番号および住所表示
番号を読み取り、バーコードに変換して配達物上の第1
の領域に宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバ
ーコードを印刷し、配達物上の宛先の郵便番号および住
所表示番号が読み取れなかった場合には、配達物上の第
2の領域にID番号に関するバーコードを印刷する配達
物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の少なくとも第1の領域に差出人の
郵便番号および住所表示番号に関するバーコードを印刷
するとともに、第1の領域に印刷されるバーコードが差
出人の郵便番号および住所表示番号情報に関するバーコ
ードであることを示す情報を該配達物上の所定の領域に
印刷することを特徴とする配達物のバーコード印刷方
法。 - 【請求項9】配達物上の宛先の郵便番号および住所表示
番号を読み取り、バーコードに変換して配達物上の第1
の領域に宛先の郵便番号および住所表示番号に関するバ
ーコードを印刷し、配達物上の宛先の郵便番号および住
所表示番号が読み取れなかった場合には、配達物上の第
2の領域にID番号に関するバーコードを印刷する配達
物のバーコード印刷方法において、 宛先不明の配達物上の第1の領域に差出人の郵便番号お
よび住所表示番号の一方に関するバーコードを印刷し、
該配達物上の第3の領域に差出人の郵便番号および住所
表示番号の情報の他方に関するバーコードを印刷するこ
とを特徴とする配達物のバーコード印刷方法。 - 【請求項10】配達物上の郵便番号および住所表示番号
を読み取り、バーコードに変換して配達物上の第1の領
域に郵便番号および住所表示番号に関するバーコードを
印刷し、配達物上の郵便番号および住所表示番号が読み
取れなかった場合には、配達物上の第2の領域にID番
号に関するバーコードを印刷する配達物のバーコード印
刷方法において、 前記第1の領域に宛先の郵便番号および住所表示番号に
関するバーコードを印刷した後に宛先不明となった配達
物上の少なくとも第1の領域に、差出人の郵便番号およ
び住所表示番号情報に関するバーコードを宛先の郵便番
号および住所表示番号に関するバーコードのインクと色
の異なるインクで印刷することを特徴とする配達物のバ
ーコード印刷方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6486396A JPH09254446A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 配達物のバーコード印刷方法 |
US08/733,640 US5984174A (en) | 1995-10-20 | 1996-10-17 | Method of printing bar codes on pieces to deliver, and method and system for encoding and decoding bar codes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6486396A JPH09254446A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 配達物のバーコード印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254446A true JPH09254446A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13270439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6486396A Pending JPH09254446A (ja) | 1995-10-20 | 1996-03-21 | 配達物のバーコード印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254446A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0917961A2 (en) | 1997-11-20 | 1999-05-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and print media handling system therefor |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP6486396A patent/JPH09254446A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0917961A2 (en) | 1997-11-20 | 1999-05-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and print media handling system therefor |
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